yokumra さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
第8話観ました。
第1話
見える人の話。
幽霊を成仏させるんだけど、心温まるのは何故だろう。
猫に癖があって、おもしろい。また観よう。
第2話
露神。人の信仰心ででかくなる霊。
祠とか寺、参ってないなと思う。ご飯を食べながら友人帳を作成するレイコって一体・・・
セーラー服のころから参ってて、老齢で亡くなるまで、何年間の月日が経ったのか。同じものを長年信仰するのはたやすいことではない。
第3話
ひょうきん妖怪と和尚さん。
妖怪だって人と話してみたい。人にとって妖怪は恐れの対象だから簡単に話せるものではない。
最近、テレビ番組で黒い影が見える駅長さんの話を観た。よからぬことが起こる人に黒い霧がかかってるように見えるそうだ。死や病気を暗示しているらしい。
もし、他人に見えないものが見えるとしたら、さらに偶然、他にも見える人と会ったら・・・
でも、今回のようなひょうきん妖怪は見えなくてもいいかな。
第4話
汚らわし者、シグレ。
妖力が強く、人間を寄せ付けない一つ目妖怪。学校の怪談といってからかいに来た人間達を懲らしめていた。ササダはそんな妖怪の琴線に触れる何かを持っていたのだろう。親の形見のお守りを探しているところを見て、中身のある、ピュアな人間だと見抜いたのかも知れない。
ナツメの姉とか、干からびたカッパとかイマジネーションを掻き立てるキャラが続々登場。シグレが初めて登場した時、足だけだったが、一瞬、から傘小僧だと思った。ササダの前には、バケツをかぶって。再登場はから傘をかぶって登場。その辺もどこか人間くさくて、ユーモアがあって、シグレを身近に感じさせた。
第5話
サントが会いたい人、ミクリ。
サントってサドなのか?レイコはサントの願いを聞いて、「コイツは棚上げにしても大丈夫だ」とか思ったんじゃないか。で、孫にそれをさせるわけだ。ナツメはお人好しだから、それをしてくれる。
レイコの遺品の本を開くと切手がパラパラと落ちる。レイコが後回しにした妖怪の件はたくさんあるんだろうな。レイコの尻拭いをすることになるナツメ。名前はタカシというらしい。調べて、初めて知った。にゃんこ先生がナツメと呼ぶから名前を意識していなかった。ナツメは苗字です。彼はタカシだ。優柔不断な妖怪の要望でも叶えてあげる、優しい人間です。レイコはずぼらだったのかな。それとも・・・
第6話
毎回、毎回、このアニメには情が移ってしまいます。
人に助けられた燕の話し。鬼になったツバメに餌をやってたってことは、この人、鬼が見えたってことだけど。そこはスルーなのか。
私も見知らぬトリの最後をみとったことが何回かある。ツバメに意志があって恩返ししてくるなんて、またロマンのある話だ。私はどこかの場面で過去にみとったトリに恩返しされていたのかもしれない・・・ってありえないか
。
見えるナツメにすがってくる妖怪、どこか人間にすがっている感じがみんなに共通している気がする。レイコが彼らの名前を奪った目的って何だったのだろう。
第7話
あのときの子狐。やばい、この子狐可愛すぎる!
役に立つ、役に立たないではない。この子狐、年齢的には小学生だろう。子供にかぎって人の性格とか人となりを鋭く見抜く。子狐の視点からナツメが「ホントに笑っていない」などと描写されたのは何かの伏線だと思う。
子狐に会ったときのナツメは本当に笑っていた。ナツメの表情の使い分けに何かの秘密がありそうだ。
仮にナツメが無愛想だとして、人間に仮の姿をみせ、素直な姿を妖怪にみせることで、何を望んでいるのだろう。ナツメの隠されたメッセージな何だ?
第8話
ホタルのあやかし、キヨ。お面の字は何かと思っていたら、蛍の字だったんですね。キヨがお面を外さなかったのは、外すと蛍に戻ってしまうから。
人間と恋に落ちたが、人間の方が急に妖怪を見られなくなってしまった。人間をささやかながらも人間を見送るキヨの姿がいとおしい。ナツメはいつまでも妖怪が見えている訳ではない。妖怪が見えなくなっても思いでは消えないというメッセージだった。
遠くに行ってしまった人のことは日に日に忘れてしまうもの。でも、こちらが忘れたからって相手も忘れているとは限らない。ドラマとか小説ではそのことを「距離は離れてていても心はつながっている」なんていったりする。人との出会いを大切にしないとね。
第9話
倉庫に憑いた妖怪。のちに名をヒイラギという。
これはシューイチの亡くなった母かなと思っていたが、そうではないらしい。 それにしても人やら妖怪やらをを乱暴に扱う人だ。妖怪の粗暴さは持ち主に似ると思う。
ナツメがこのシューイチにつかぬとも離れず接触を試みる様子がとても賢いと感じた。ナツメは大人になっても妖怪に優しく接することができる人であって欲しい。