☆エトペン☆ さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
広野紘のcvは下野紘w
ある意味複雑な関係にある漫画家。
その彼を兄のように慕っている女の子。
漫画家の友人で写真家?志望の男。
授業のサボリ常習犯の女の子。
駅に座っているぼんやりとした女の子。
そしてその彼女に一目惚れした男の子。
女性陣は悩みを抱え、男性陣はそれに苦悩する。
そんな彼らを中心に描く複雑なラブストーリー。
3話まで見た時に何も感じず、中断したが、
「一週間フレンズ」のレビューではよく
この作品の名があがり、内容も好評だったようなので
もう一度挑戦してみることにした。
そして各々のキャラに感情移入したのか
すげー引き込まれた。
終わり方にもある程度納得のいく出来で
みて良かったと思ったアニメだった。
大雑把に区切ると2つのストーリーがあるのですが、
僕が好きだったのは駅の少女の方の話ですね。
もっとわかりやすい言い方もあるのですが
ネタバレになるかどうかわからないので伏せます。
もう一つの方は結末がちょっと気に入らなかったですね。
{netabare}あ、やっぱそっちなんだって感じで。{/netabare}
ちょっとある人物について酷評。
{netabare}
新藤景という人物。
終始「けいちゃん」と呼ばれているこの人なんですが、
最後までみて思い返すとひどい奴ですね。
双子の妹を出し抜き、一緒に「お兄ちゃん」と
遊んでいる時に、追いかけてきた妹が事故る。
事故ったにも関わらず、まだ「お兄ちゃん」のそばにいて
何もなかったような感じで「お兄ちゃん」にも
携帯で妹にも接している。
よくよく考えれば妹のそばにいるでしょう普通。
そして自分に負い目があると感じて
「お兄ちゃん」から手をひくか
せめて葛藤があってもいいはずなのに
そんな描写がなかった気がする。
{/netabare}
あと演出の方もすごかったですね。
シャフトとのことですが、
最初はええ?シャフト?的な反応だったんですが
演出だけをみればシャフトしかありえなさそうですね。
個人的にすごいと思ったのは
{netabare}
千尋がノートの紙を屋上でばらまくシーンですね。
思わず鳥肌が。
{/netabare}
余談ですが、
この作品のあらすじをみて「広野紘」が「下野紘」に見えて
あれ?下野紘さんの実話を元にしたアニメかな?
と馬鹿な勘違いをしていたことが
今ではちょっと恥ずかしいw