退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
間の取り方が関東向け.....
ほのぼのとした日常系×シュールの笑い。
原作は、絶望先生と同じ人が書いているらしいです。
ゆるゆるとしたキャラクターが繰り広げるドタバタハイテンション日常物兼ねギャグ物。
現実世界の人物や会社名、店名などをネタにした笑いが多く、実名を出しすぎたり、それを放送するとクレームが来そうな自主規制がかかるレベルのネタが多いです。パロディの元になった会社名とかを知らないと楽しめないかもしれませんね。
突っ込みがあるシーンも多いのですが、あえて突っ込まず、場の空気をシュールにして、笑いを取ろうとしているシーンが多々あります。
いわゆる、関東の笑いというものだと思います。お笑い芸人で言うと、「オードリー」や「アンジャッシュ」の笑いの感覚に近いです。
例えば、関東ではコントが好まれやすいという傾向があるのですけど、「じょしらく」は、色々なところに出かけて、そこで起こる奇妙な出来事をネタにしていることが多いですから、これに当てはまりますよね。
また「じょしらく」は、悪乗り的な展開を突っ込まず、エスカレートさせることで、シュールな笑いを演出しています。これも関東の笑いですね。
ソフトバンクの犬が出てきたり、空中に浮いている相手に青いペンキをかけて、「はい、タケコプター」と言い放つ....。
そういうシュールなネタで、笑いを取ろうとしています。
もちろん、関西向けの笑いも入っているのですが、突っ込みがあまり面白くなかったり、間を取りすぎたりしていて、関西向けの笑いだとは思えません。
関西では、「NON STYLE」のようにテンポが良い笑いが好まれます。そういう考え方で、このアニメを観ると、テンポがだらだらしていて、それが出来ていないんですよね。
なので、関東向けなのです。関東では、「オードリー」のような間をズラしたような笑いが好まれます。「じょしらく」は、正しく関東向けのようなだらだらとした突っ込みが、多いのですよね。
■総評
笑い傾向は関東向け。
あとは、どこにでもある可愛い女の子が出てくるほのぼのとしたアニメです。