kwm さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ツンデレクイーン最終章
50話前後に及んだ物語を締めくくる最終章の四期です。
ストーリーの進行にハーレム要素が必要なものとして組み込まれていて三期より多少自然な流れになっています。
しかし少し角度を変えると、むしろ三期よりもこの展開まずいんじゃね?(国際情勢的な意味で)という点もあり、主人公の存在そのものが今後の災いや戦争の火種になるんじゃないか?(笑)と思えてしまうほどのハーレムは果たして良かったのか悪かったのか。
最終話補正もあって四期は三期よりも良かったですが、改めて物語全体を通してみると一期から評価が下がり続けてしまうのも頷けるストーリー展開でした。
途中で放り投げるほどひどくはなかったものの、しょうもない喧嘩から仲直りの繰り返しに対して惰性で見続けた感じは否めなかったです。
ともあれ、最後はゼロの使い魔らしい終わり方だったので良かったと思います。
完全に異世界に隔離され脱出がゴールになっている他の作品とは違った良さがありました。
最後まで見てふと思ったのですが、ハーレム展開がいらなかったというよりは主人公が簡単に相手を受け入れすぎなのがダメなんじゃないかと思いました。
一期二期とわりと王道を行くストーリー展開だったのが途中でこうなったので、余計にそう感じたんだと思います。
ハーレム作品の経験は限りなく少ないので基準どうなのかわかりませんが、ルイズという子がいながら、主人公の才人君はやたらと他の女の子とキスしすぎだと思うんですね。
良くある何かに躓いて不可抗力でキスしてしまうとかではなく、お互い見つめ合って良い感じになるとすぐにちゅっちゅしてしまうので明らかに相手を受け入れているのがわかってしまう。
しかもそれがルイズと喧嘩して仲直りするという定型化した進行の度に起こるので『またかこれか』と。
まぁつまり僕と変わって下さいって事ですね。