みのるし さんの感想・評価
4.3
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
通な人ならたしかに一押しな作品かもです
・・・とゆうか、その筋モノも納得の深く掘り下げて、掘りまくって反対側にでてしまうチャイナシンドロームみたいな実に完成度の高いハナシでしたねー。
この作品に触れるまではジョンタイタ―もCERNも知らなかったんですが、作品を見進めていくにつれ、うーんやっぱなんのこっちゃわからんやんけ!となって色々調べることになり、ああそおゆうことかとなるとがぜん面白くなる的な。
まま、普通だとなのこっちゃわからん!となるとそれ以上は見なくなるモンですが、やっぱりこう、ツボを押さえた作品づくりをしてるとゆうことなんでしょうなぁ、『お!これは今後どうなるのん見ないかんでしょう!』とゆうシーンが必ず出てきます。
ボク的にはゼリーバナナがもとのバナナの房にくっついたとこらへんかなー。
なんしかこの作品。実際にあったハナシと虚構とをうまいことあわせもって妙な真実味があり、ハナシのツボにはまったとたん一心不乱に最終話まで一気に見てしまい、気がつけばボトルが空に・・・。ってそれぐらいハナシはおもしろいです。
でもなぁ。
ボクはやっぱりあのラボメンの主要メンバーのなんかこうはっきりしない立ち振る舞いがどうもイマイチすとんと落ちてないんですよねぇ。
未来ガジェット研究所は電気屋の上を間借りしてんじゃんくて、ちゃんと金払って借りてんですよねぇ。だけど誰もバイトとかしてないっぽいし。オカリンはここに住んでるのかなぁ。そおゆう雰囲気でもないっぽいしなぁ。それからあんな可愛い娘らと寝食を共にしててヘンな気がおきなかったのかなぁ。だってまだハタチかそこいらなんだよなぁ。それくらいの年頃で恋愛感情もなしに命がけでその子らを救おうとするかなぁ。。。。
ダルは別に家から通ってたな。あれは親と同居っぽいな。まゆしーもそうだったな。だけど親は亡くなってるんだっけか?
たしかオカリンとお墓の前でなんかするハナシあったしな。そもそもトゥットゥルー♪ってなんなのよ。なんであんなしゃべり方なんだよう。。。。
・・・といいだしたらキリがないのですが、実はあえてはっきりさせてなくて、そこんところの設定は見てる側がいかようにもとれるとゆう例のアレだったりして。
とゆうことで、ボクはあの未来ガジェット研究所は実はある種の障害者施設であると仮定しました。
身体的あるいは知能的な障害ももちろん含めますが、ここではどちらかとゆうと精神疾患などが主で社会不適合者のレッテルを貼られた(もしくは貼られそう)な人がいます。そこの運営責任者はオカリン。大学生であるため正規雇用ではないがバイト代がでる。また施設自体には市からの運営費の補助もあり、家賃や水道光熱費などはそれで賄う。
マユシーなどの幼少時のトラウマから成長のスピードが遅くなってしまっていたり、ダルみたく(多分かつて)ひきこもりが原因で肥満になり高脂血症がアレで心臓病とかなりそうな。そこで幼馴染でもあり医療系の大学に通う(科学者の証は白衣だ的なことをほざいていたが、実はアレは大学で使う小保方かっぽうぎ的なやつ)、ものすごく性格がよく、人にめちゃくちゃ優しいオカリンがそういった人たちと同じ立ち位置で接することができるように自称マッドサイエンティストを演じていると。
ああ。
真偽のほどはさておき、これで納得できるなー。
はてさて。これからご覧になる皆さんも、すでにご覧になった皆さんもそんなところはどうでもええので、オカリンの壮絶な連発タイムリープで仲間を救えるか!ハラハラドキドキのストーリーに興じようではあ~りませんか!!