westkage。 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ココの笑い方が独特でお気に入り。1話視聴して判断して欲しい作品です。
本作は高橋慶太郎の漫画を原作とする作品です。
原作は少しだけ観たんですが、絵が少し苦手だったので途中で断念していた作品です。なのでアニメも食わず嫌いしていたんですが、最後まで視聴する事が出来ました。ということは原作越えしているのかもしれませんね。
本作は2人の主人公を据える事で、ストーリーを2人の視点から見つめる様な手法をとっています。主人公の1人は女性武器商人の「ココ・ヘクマティアル」もう一人の主人公は少年兵の「ジョナサン・マル(ヨナ)」彼ら2人と、ココに雇われている用心棒の仲間たちが旅をする物語です。
ブラックラグーンのようなリアル志向の作品になります。武器商人や傭兵がいることから、戦闘の描写も多く人がバタバタ死にます。にも関わらず、ややマッタリした雰囲気の流れる作品です。まるで人が死んでいくのは日常であるかのように描かれているので、スリリングさには少し欠けるのかもしれません。ただ地味ではあるものの各キャラクターの個性が良く描かれており、テンポよく視聴できます。このあたり結構ギャップを感じる方は多いのではないでしょうか?
余談ですが主人公のココは少し変わった笑い方をします。
「フ、フン↑フン↓♪」
外国の方の笑い方でしょうか。もしくはココの兄も同じ笑い方をするので、兄弟の癖なのかもしれませんね。私はコレが結構お気に入りで、自分でも口ずさんでしまいそうです。
絵柄は独特なので食わず嫌いされてる方は結構多いと思うんですが、一度騙されたと思って1話だけ視聴してもらいたい作品です。個人的には面白い作品でした。