たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
一途な想いと現実感
主人公、花菱薫は大学の3回生、昔未婚で生まれ、財閥の父が事故で死に花菱の当主が跡取りに無理やり引き取る、しかし母親はすぐに花菱を出てしまい死別してしまう。そんな花菱家を嫌い、高校卒業と同時に家を出て東京で1人暮らしをしていた。ある帰宅途中駅の改札で和服の少女と出会う。その子はある男性に逢いに行く為に上京したが、勝手が解からず、薫に助けてもらう、そして彼女の行先が自分のアパートの近くであったので、一緒に探すのだが、ついた場所は売り地に、、座り込み途方に暮れる少女に雨が、やむえず、自分のアパートに連れて行き、手がかりになる物は他にないか尋ねると一枚の写真を見せられた。そこには幼い自分とよく遊んだ葵が写っていた。
二人の再会から始まる物語ですが、この作品良い意味ではコメディーハーレムですが、二人の関係を秘密に、大家と下宿人の立場で他の人には紹介している。財閥のスキャンダルになると言う事が原因だが、
私はこのアニメは大好きでした。登場するヒロイン達はみんな個性が有り
魅力が有り、優しく、温かくテンポ的に良いアニメに思いました。
実際には色々なエピソードが有り、それぞれの想いがあり人間的な魅力も
すごく素敵な人が多く登場する。
原作の方は薫は、花菱を腹違いの兄弟に家督を譲り、自分は母方の姓の本条となり弁護士になり葵を妻にして最終回を終えています。
そこまで行くには、単行本で17巻までかかっています。
こんな風に作品を紹介するのは私的には珍しく、良い物です
普段であれば、ネタバレが多いのですが、このアニメの良さは見て欲しいと思うので、こういう紹介をさせていただきました。
アニメ、単行本どちらも良い作品です。少し一般人的な話とそうでない話が
混ざるので、違和感も有るかもしれませんが、
ぜひ、一見して下さい。本当の一途の想いって凄いと思います。
また、一人である事と他の人と触れ合いながら過ごす日々の差をこのアニメで表現しているので、見て下さい。人は絶対に一人じゃ生きていけない
生きていけても、意味を見いだせない事がよく解かるアニメです。