ラスコーリニコフ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
そんなに変態じゃないよ
リアル姉と妹いるんで、姉妹系は敬遠してるんだけど「変態」ってタグある
からずっと気になっててようやく見た。で、期待してただけに残念だった。
面白くなかった訳ではないけど、残念な出来。もっと変態で良かったなー・
その昔変態成分を凝縮してあるニコMAD作品見過ぎたり、つい昨日完成度高い
変態キャラ作品を見たせいか、なんか物足りない感じだった。
作中にもあるけど「エロのフロンティアに足を~」な段階
ってか思春期の何も知らない時、ちょっと知った位の時に考える程度の内容
一応変態ネタはあるけど、目新しいネタも出てこないし描写は極めてソフト
いちいち寒い解説入ってるのも多いしね。
あ、でもBL系ネタだけは耐性も知識も無いから結構笑えたかな
・・てか、あっち系だけ気合入れて作ってねーか製作側ww
変態の方向性にもよるけど、本当の変態ネタは常人が見ると
「気づかず見逃す」「不快感や嫌悪感を持つ」「ただのエロとして認識する」
「くだらない面白くない意味が分からないで終了」「・・病院行け」になる
その手の人が見ると「同調する」「センスを褒め称える」「笑い転げる」
「発想の凄まじさに驚愕する」、あとは「完成度の高さを吟味する」とか、
0コンマ単位で停止して「確かに変態的であったかを確認する」とか。
そして、賛美としての「病院行け」になる
自分はまだ初心者だからよく見逃すし、ド変態友人1「今の気づいたか?」
ド変態友人2「お前見逃しそうだな」俺「???」になる事が多いんだけど、
つまりは変態の幅広さと奥深さを甘く見るなって事です。
自分は嫌いなジャンルなんですけど魔法少女物アニメが、製作側とこの手の
ド変態共が、凌ぎを削る聖地であるらしくて、自分には変態ランクが高すぎて
よく理解できないんだけど、凄いらしい。よ
この作品にも少し説明あるけど基本的には恋愛とか動物的な衝動とは別方向を
向いてる。同方向を向いてるので、変態性飛びぬけてるのはツンデレールガン
の黒子(厳密には百合だけど)。あれは原作&変態脚本家と声優の仕事のせい
なんだけど、ジャッチメント黒子は色々と桁が違う。多分アンチがほぼいない
変態で、あの水準の仕上がりのキャラは今後しばらく出てこない気がする。
まあこれ変態タグで1位だから、もっと変態でカオスな作品を想像しちまってた
結論は「そんなに変態じゃないよ」って事で。あまり期待しない方が良い