seannyboy さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作を読んでから見てくださいね、これ!
実は原作では、黄金期(3~14巻)はガッツの悲惨な過去をイラストレートするための回想なんです。ガッツの回想だけで丸々別の漫画が作れそうに長い回想でしたが、この回想は本編で「どうしてガッツが旅をしているのだろうか?」と言う問いに答えるものでした。また、本編はガッツが使徒達と戦うことを醍醐味にしているので、アクション、グロさ、超展開差などが黄金期の100年戦争を超えています。
ベルセルクの原作は現在37巻ぐらい出ていますが「自分は漫画が見つからない!」と言う方はアニメの二話、あるいは映画版を観てください。
このアニメでは、1話でしか本編の欠片が見れず、これもまた漫画での最初の戦いであって世界観を読者達に伝え、使徒を紹介するものでした。しかし、2話から25話までいきなりずっと回想になってしまい、「何をきっかけで回想しているんだ?」って感じになってしまいます。さらに、1話で使徒を紹介していますが、ゼト戦を除けば最終話でしか出てきません。回想までにいたるところ(パック)は自分的に重要だと感じたんですがアニメでの1話は漫画での最初の戦いで、全然アニメの流れに光景していません!
僕は見始めた時、黒い騎士編からの本編をアニメ化したのかと思い結構はりきっていました。なんかだまされたって感じがメッチャあります。w
このアニメは昔のもので、最近出てきた映画版と内容がほとんど同じです。違うとしたら、キャラの台詞が微妙に違ったり、映画版では重要でないシーンが少し抜けていたり原作と少々違う部分があったりしますが、映画版のほうが画像がよくて、迫力も断然あります。しかも映画では回想から始まります。
僕は暇がもてあそぶ位あるので全話と全映画を見比べました。ww
その結果、僕はこのアニメより映画をお勧めしますが、映画を三本みる暇がない人は是非アニメを2話から!ww