Lovin さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態：観終わった
見た感じ
■概要{netabare}
原作：氏家卜全（週刊少年マガジン連載）
監督：金澤洪充
シリーズ構成：金澤洪充
キャラクタデザイン：吉田誠
制作：ＧｏＨａｎｄｓ
話数；１クール全１３話
ＯＰ：「花咲く☆最強レジェンドＤａｙｓ」
ｂｙ トリプルブッキング
ＥＤ：「ミライナイト」
ｂｙ 佐藤聡美
{/netabare}
■感想
原作漫画は未読でＴＶ放送を視聴。桜才学園生徒会役員共の活躍を描いた話。
女子高だった桜才学園は今年から共学になり、その１期生として入学するのが主人公。校門で生徒会からネクタイの結び方に注意を受けたことを切っ掛けに生徒会に入れられてしまう。いざ活動を開始してみると・・・と言うのが１期の話で、１学年進級してからを描いているのか本作品。
第１話ＡパートはＯＶＡを観ていないと理解し難いうえに、１期の雰囲気とは違っているのでかなり戸惑う。大方の新キャラの初登場シーンはＯＶＡにて描かれている。１－Ｂからは概ね１期の雰囲気に戻る。と言うことは必然的に下ネタが・・・
パワーやネタの下品さも１期と概ね変わりない。しかし第１話だけ、下手をすると１－Ａだけで力尽きたといえなくもないものがないわけではない。確認したわけではないが、おそらく第１話のスズヘッドのカラーリングとそれ以降とでは別物だと思う。
内容には関係ないが完全にパワーダウンしたと言えるのが、桜才学園生徒会会則を読み上げる際の笛の音だ。作品の印象には一切係わりがないとは言え、時折聞き取り辛いのが厄介なところ。キャラの立ち位置も毎回違うので、笛担当のキャラを見落とし易い。
登場人物の９割は女性キャラで、更にその内９割が下ネタを発する。考えてみれば下ネタを笠に着たハーレム。男性の登場キャラなど主人公の友人と体育教師くらいだが、女性キャラに比べれば至って普通。女性キャラはロボット研究会と称して大人の玩具を研究する有様。
キャストは豪華と言えるだろう。浅沼晋太郎、日笠陽子、佐藤聡美、矢作紗友里、下田麻美、小林ゆう画伯、新井里美、小見川千明、加藤英美里、田村睦心、椎名へきる、斎藤千和、白石稔、松来未祐。第１話には私が知っている方だけでもコレだけ出演している。
ある意味では非常に斬新なハーレム作品。特に最終話はまごうかたなきハーレム。続編があるのなら観てみたい欲求はあるが、是が非でもと言うわけでもない。それよりむしろ、本作品のＰ音なしバージョンを視聴したいかも。１期のことを考えると過度な期待は出来ないが。
■蛇足：{netabare}
本作品も斎藤千和の出演時間が増えている。
西尾維新作品のお陰で斎藤千和を出しておけば売れるジンクスでもあるのだろうか。
{/netabare}
