2022年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVA一覧 5

あにこれの全ユーザーが2022年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番の2022年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

72.2 1 2022年冬(1月~3月)アニメランキング1位
地球外少年少女 後編「はじまりの物語」(Webアニメ)

2022年2月11日
★★★★☆ 3.8 (33)
237人が棚に入れました
AIの発達により、誰もが宇宙空間に行けるようになった2045年。日本製宇宙ステーション「あんしん」で、少年少女たちは大きな災禍に見舞われる。静止したネットワークの中、子供たちはAIと共に冒険をする。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

SFとしてもエンタメとしても最高です。3回目でも集中して見られます。

追記 改めて視聴。最高に気持ちがいいSFでした。

 22年の総括に合わせて見直し。簡単に流し見するつもりが見入ってしまいました。本作は22年ベスト3、そしてSFアニメのベスト10には確実に入れたい作品でした。
 少年少女が見ても楽しめると思います。その点で電脳コイルのリメイク的扱いを受けているみたいですが、厚みも深さもストーリーも段違いです。

{netabare} 本作の結末は、人間を知らないAIの暴走がメインテーマです。これは私の好きなSF小説・アニメ「ビートレス」に見られます。AIのシミュレートに人間の情報が加わることで、AIは人間に希望を見付ける。やっぱり「ウォーゲーム」という映画は「勝ち負け」の問題なので浅いですが似ています。

人間と人類の定義の差は、アシモフのSFに登場するAI「ダニールオリバー」の悩みでした。これをイライジャベイリという地球人との交流で達成しています。

 運命論とその否定はベースにありますが、一方でAIの振舞は最終的に因果関係を超越しているような話もありますので、全部わかっている風でもあります。
 ただ、そこは人間が不在でした。未来は意思=(人間の本質)によって変えて行ける?あるいは人間の次のパートナーたるAIが加わることで運命を越えられるのか?

 人間が因果関係に縛られていて、時間の枠=次元の枠にとらわれているという点では映画「メッセージ」に見られます。メッセージは運命を受け入れたときの達観と取る見方もできるので、必ずしもハッピーエンドではありませんでした。

 実存主義から構造主義に行った認識が間違ったのか、とも思えます。人間の本質はやはり進化なのでは?という感じもありました。冒険を忘れた人類は概念的にも物理的にも地球という檻に閉じ込められた。ただ、それは檻であると同時にゆりかごなのだ、と。

 小説「揺籃の星」では結果的に彗星は地球に衝突し、人類は外宇宙に向けて旅立ちます。本作はそれを回避し、それでも人間は外宇宙を目指さなければなりません。人間は未来に希望を持ちます。

 環境問題も相まって、ニュータイプや逆シャアに対する回答にも見えます。
 最後の6名目は誰か。それは本作がAIと共存する未来の話ですから多分そういう事でしょう。

 必ずしもSNSや企業が宇宙開発に絡むことを否定的にとらえていないのは、情報の制限はするべきではなく、広く人類が協力しあうと大きな成果が生まれるということかもしれません。{/netabare}


 やっぱり改めて非常に良いアニメだと思います。視点を沢山与えてくれますし、エンタメとしてもとても面白いです。SF設定、SFギミック、演出はもちろん、キャラデザや作画、様々な映像技術において、最高水準だと思います。 3回目を見て、初回より集中して見られるのですから、たいしたものです。

 主観的評価では95点/100点です。△5点は単に満点の作品はないという意味です。ほぼ満点だと思います。


以下 初回のレビューです。

SFが未来を救う?常に時代を作ってきたのは新しい発想でした。

 未来に夢を見るSFではなく、今の現実を考えるSF…に見せかけて、従来の形ではない未来をデザインしましょう、そういう話だと思います。かなりの名作だと思います。
 が、結果的にSF的な読解力がいらないと言った前半に比べて非常にSF的な読解力が求められる後半でした。

 さて、さきにオマージュ的な部分の目立ったところです。上げればキリがないです。

 アイザックアシモフのロボットシリーズに出てくるダニールは人類と人間の定義を統合することができました。一方ジスカルドはその両者を定義できずロボット3原則によって自壊してしまいます。
 ビートレスのAIヒギンズは人間が定義できず悩んでいました。その結果自律型のAI…娘であるレイシアを人間界に放ち人間と共に行動することで人間とAIがともに生きる未来を作り出しました。

 映画「メッセージ」に登場する宇宙人は因果関係を持たない言語によって未来も過去も現在も区別を持ちませんでした。
「巨人たちの星」シリーズで、惑星表面を覆うネットワークのスーパーコンピュータ。ヴィザーに対して宇宙船のコンピュータ、ゾラックがいました。セブンとトゥエルブの関係に似ています。
「たった一つの冴えたやり方」では、人間の脳に寄生する生物を滅ぼすために恒星への衝突コースを選択します。
 映画「ウォ―ゲーム」では核戦争に突入しようとするコンピュータに〇×(三目並べ)を教えることで戦争を回避します。

 新時代の「逆種のシャア」+「攻殻機動隊」がフレームではありましたが、肝心な部分でより大きなメッセージがありました。

 テーマです。一つはシンギュラリティーを恐れるな…AIは絶望ではなく人間を救う力になるということ。
 そして、科学はまだその先にパラダイムシフトがあるということ。11次元という言葉が出てきますが、まだまだ人類は宇宙を知り尽くしていないぞ、ということでしょう。あるいは次元を超えて拡張せよ、と。
 因果関係の問題と合わせて本当に今の人間が認識できる科学が正しいのか。「人間原理」的な認識認知を行っているのが今の人類で、本当はもっと広い視点の科学があるんだぞ…と。

 もう少し視点を落としたとして、AIはAIとかシンギュラリティ―という言葉に踊らされているだけで、本当に理解しようとしているのか。AIを恐れるのではなく人間をどう定義するか、させるか。AIが人間と共に発展して行くためにはどうやって学習させてやればいいのか。

 未来予測をしてわかった気になっていますが、限界を超えるために頭使っていますか?と問われました。

 そう頭を使えばAIシンギュラリティ―も環境も国際問題も解決できるんじゃないですか?人間の限界をなんで決めてるんですか?それは科学にせよ政治にせよAIにせよ枠組みにとらわれていませんか、ということだと思います。


 分類でいえばAIものですね。ネットの海の電脳空間、シンギュラリティ―の先にある恐怖、AIの人間性の獲得というのもあるのですが、AIとともに生きる未来はもっと人間に可能性を与えてくれるのではないですか?という話だと思います。

 テーマで近いのはビートレスだと思います。が、本作は現在のネットの状況や世界情勢などを踏まえてより突っ込んだ内容になっていると思います。
 AIものだけでなく環境やネット社会…というより今の閉塞感に対するマインドについてのメッセージだと思います。未来が見えない中で必死に頭を使っていますか?と。

 過去のSFがいっぱい出てきます。それはSFを読んで映画を見て、みんな未来を考えてどうなってゆくかを想像=創造してきたよね?今はなんで頭使って未来を考えないの?未来に夢を見て努力しないの?と叱られている気がします。

 相当な社会科学的なメッセージが込められたかなりハードなSFだと思います。大満足でした。そしてエンタメ性も相当なものでした。
 3時間なので前後半分けて視聴しました。いや後半の疲労感が半端ではないです。面白さに引きずり込まれながらも常に頭を使わされました。

 まあ、まだ1回見終えたばかりなので、もう2回くらい見ると思います。


 そうそう、ゆりかごから出る=JPホーガン「揺籃の星」彗星の設定などそのままですね。
 あるいはアーサーCクラーク「幼年期の終わり」…ですね。オーバーマインドの結末…物質ではない人間に…人類補完計画…
 本作の結末はこの2作とどう違うでしょうか?結末はご覧いただければ、と。


 追記 最後のセカンドセブンがトゥエルブを通じて語っている場面をもう1度見てみました。彼らの問答はハイデッカー的な死や時間の概念をベースにしているみたいですね。 2人が手をつなぐ場面の「選択」という言葉からするとサルトル的な実存主義もあるんでしょうか。
 残念ながら哲学は苦手なのでなんともいえませんけど。しかし、ここで心葉の結末=予知せざる未来を見る限りは未来は決まっていないということで、セブンポエムも万能ではないということでしょう。

 七瀬心葉=セブンズポエムのような印象です。しかし「心葉」という名前は「言葉」の新しい概念…つまり心が口というデバイス以外でつながる新しいコミュニケーションという風にも見えます。

{netabare}  ただ、彗星の質量のくだり…で、実はこの結末自体がすべてセブンの計算通りとも見えます。最後の一人も多分セブンセカンド…いやセブンサードかもしれません。ちょっと蛇足だった気もします。{/netabare}







 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11
ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

パスワードで大文字と小文字を区別させるな!

 
{netabare}前編で不満だったのが、知能の所在がはっきりしていなかったこと。

話としては、社会問題を子供に丸投げというごくありうるべきもの。
これを近未来の科学の延長で見られればよかったのだが、人類を1/3間引きするという、そもそもが無理筋であった。

A~Zまで進めて、その先ということで、言語外の超越した知性を表すのはわりと好きなほうで、時間をかけただけあって、以降の展開はすんなりと見れた。

その前の、予知なのか、自作自演なのか、その人が欲する情報を与えているだけなのか、あらためて見ても判断がつかなかった。
予知という設定ならそれでもよいが、那沙の情報の出所がわからないのが原因で、彗星の目的を覆い隠した形になる。

私は、宇宙は人間の住む所ではないと思っているので、逆に、宇宙へ出るべきだという説得力を期待したが、インプラントなるものがその要となろうが、宇宙で産まれたからといって人体が宇宙に適応したわけではないという考えを覆すほどのものではなかった。
民間人が大金で宇宙へ行って、宇宙が近くなりましたねとか言ってる分にはいい話。


セブンズ・パターンについて、ふと思ったのだが。蟻のように単位の集団が知能様の働きをするものがある。セブンもそんな感じかと見ていたが。
終盤の地球の夜面に、都市の光が宇宙から見えているのが、セブンズ・パターンに似ているなと思ったところで、「電脳コイル」のヒゲの回を思い出した。見覚えのある模様が、実は、子セブンが集まった都市なのではないか。
人類と人間は同じものかという質問があるが、違うとしても人間と都市ほどではない。人間個人に都市の働きはできないが、人間は個人で人類のサンプルになる。都市は人間の英知の結晶であるが、人類は全体で知能を成すほど結束していない。
人類を脳とするなら、地球から出て自身を客観視することで自我に目覚める、というのは理に適っている。
もっとこっちのほうを押し出していってもよかったのでは。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

予言を受け入れるか?未来を選ぶか?

 前編であんしんに彗星衝突する事態を登矢達が、どう切り抜けるのか?のお話だったです。またその彗星において真相、思わぬ裏切り者などが、描かれていたです。絶体絶命になったとき、どうしていくのか?です。

{netabare} 非常事態に対して登矢がアレコレしているのに、SNSで目立とうとしている美衣奈が、勝手な行動をしてピンチをさらに招く姿を見て苛ついたです。
 ピンチを回避していっても、何やら陰謀まで出てきたり、思わぬ悪者が出てきたり事態が急変したりとややこしくなっていったです。

 悪者の最後の意外な行動でいなくなっても、危険を回避できないままになったとき、登矢の幼馴染、心葉がここで活躍することになるのです。また、別の危険に残っているので、登矢が行動起こしたりと更にややこしくなる感じです。

 セブンポエムの予言だかなんだかの通りになっているらしいけど、{/netabare}本当にそうなるのか?は見てのお楽しみになるのです。奇跡は起きるのかな?です。

 終盤少し感動みたいになるし、未来はどうなるのか?を描いていたです。ゆりかごという言葉を、登矢の環境に当てはめて考えていたように見えたです。
 終わり良ければ、全て良しですかねです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

71.6 2 2022年冬(1月~3月)アニメランキング2位
とつくにの少女(OAD)

2022年3月10日
★★★★☆ 3.9 (21)
123人が棚に入れました
昔々、遠く遥けき地に二つの国ありて――。
世界は「内」と「外」に分断、
呪いをもたらす異形が棲まう地は“外つ国”と呼ばれ、
人々から恐れられていた。

ある日、人住まう地“内つ国”との国境で
一体の異形が打ち捨てられた 死体の中から一人の少女を拾う。
少女は自らを「シーヴァ」と名乗り、
自身を拾った異形を「せんせ」と慕った。

相容れぬ者同士が出会ったのち紡がれる、
密やかな調べ――。




これは朝と夜、その宵に佇む、ふたりの為の物語。

声優・キャラクター
福山潤、高橋李依
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

n番煎じ

漫画原作でクラウドファンディングによって資金を募って制作されたアニメ。
制作はWIT STUDIO。

視聴した経緯は、書店で見かけた漫画の表紙の雰囲気がいいなと思って、気になっていたからなのだが、せんせやシーヴァのしゃべり方やネガティブな行動が鼻につくのが気になって、雰囲気以外のものはかなり薄いという印象を受けた。というか、設定の既視感がすごい。面白ければいいのだが、このアニメは分かりづらくて解決したのかどうかもわからない。何も物語が動いてないようにも思えてしまう。
結末に関しては{netabare}シーヴァが呪いにかかったとわかる前と呪いの解き方を教えてもらいに行った後でせんせのシーヴァに対する扱いが変わらなかったから、シーヴァの呪いは解けたのかな。
あ、でも呪いの解き方を教えてもらいに行く道中も扱い変わってなかったから、呪いは接触関係なくせんせが触られたくないだけなのかも。
それに原作でもぼかされている部分で、原作の意図通りにしてる説もある。{/netabare}

作画は鉛筆タッチや水彩筆のような絵作りを終始2枚ブレで動かせ続ける独特な作風で描かれている。
その手法が面白いなと思ったのは一瞬で、まあでも意外と見るし見づらいなと思ってしまった。
背景がきれいだったので、もう少し背景をみせるかっとがあると良かったかなと思う。

声優の評価に関しては正直よくわからない。
あえてぎこちなく抑揚を抑えたしゃべり方にしているのはわかるのだが、その必要があったのか。{netabare}演出としては、おそらく、呪いが人としての魂がなくなり木や植物に変わるものという意図でやられているのはわかるのだが、三人称視点での物語ではないし、呪いに抗う登場人物の心情描写の多い作品なので{/netabare}もう少し情感ある喋りでも良かったのでは?
とはいえ、既視感のすごい設定だったからこそ、違和感があるのは良かったとも思える。

総じて、よくわからない、良くも悪くもクラファンクオリティのアニメだったなと思った。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

ひとり さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

刺さる人には刺さる上品な作品

派手な作画、音楽、ストーリーの作品というわけでなく。
絵本のような芸術作品のような作画、引き込まれる会話のテンポや音楽で上品に、かつその世界に魅了されるような作品。
制作スタッフの愛を感じるような仕上がりになっていると思う。

お話が何処かで聞いたことがあるかもしれない内容になっているので、新鮮さを求めている人にはもしかしたら刺さらないのかもしれない。

漫画は完結したのでTVシリーズでのアニメ化に期待!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

原作を読んだ人向け

どちらかと言うと原作を読んでる人向けに作られているアニメでした。
私は原作を途中まで読んでいたので、記憶を頼りに観ていましたが結構ないシーンがちらほらありました。
結局、少女が受けた呪いはなんなのかとか、お母さんと呼ばれるモノはなんなのかとか、細々とした部分は語られないのでアニメだけではストーリーを理解できないです。

雰囲気はとてもよかったです。原作の童話感をよく出してくれたなと感激しました。
もし原作を知らずに観た方で、好きだと感じたなら是非漫画も読んでみてください。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

計測不能 3 2022年冬(1月~3月)アニメランキング3位
RWBY Volume 8(OVA)

2021年12月22日
★★★★★ 4.3 (4)
14人が棚に入れました
闇雲なプラス思考はよくない
でも前向きな気持ちがなきゃ 負けたもおなじだ
セイラムの軍勢がアトラス上空に現れる。
最悪の状況を打開するために行動しようとするチームRWBYだがルビーとヤンの間で意見が対立。
分かれて行動することになり――。
日本でも根強く支持される、米国Rooster Teeth Productions制作の大人気CGアクションアニメ、第8弾!
事態を好転させようと行動する彼女たちに待つ運命とは?

計測不能 3 2022年冬(1月~3月)アニメランキング3位
「あなたを一言で表してください」の質問が苦手だ。(Webアニメ)

2022年1月12日
★★★★☆ 3.1 (2)
11人が棚に入れました
20xx年、少し未来の物語。やりたいこと、なりたい自分が分からず就職活動に悩むユウキとは対照的に、ジャーナリストを目指すミチルは順調に選考が進んでいた。最終課題は地元の島での取材。ユウキはミチルのお願いを断れず、その課題の手伝いをすることに。穏やかな自然とテクノロジーが共存する島(スマートシティ)で働く人々に触れ、ミチルからの一言をきっかけに、ユウキの心境に変化が訪れる。

計測不能 3 2022年冬(1月~3月)アニメランキング3位
ヴォクス・マキナの伝説(Webアニメ)

2022年1月27日
★★★☆☆ 2.7 (2)
6人が棚に入れました
乱暴でみすぼらしく適任とは言えない連中が傭兵として雇われた。ヴォクス・マキナは王国を守ることより楽に稼ぐことや安いエールに興味がある。だが王国が悪に襲われると、この乱暴者たちは平和を取り戻せるのは自分たちだけだと気づく。金欲しさに始まった旅は今、エクサンドリアの新しい英雄の物語となる。

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

正統派アメリカ風ファンタジー

アマゾンプライム独占配信。
独占の中では比較的アクセスが良い方?
内容はなんというか、公式ページのあらすじにある、

「乱暴でみすぼらしく適任とは言えない連中が傭兵として雇われた。ヴォクス・マキナは王国を守ることより楽に稼ぐことや安いエールに興味がある。だが王国が悪に襲われると、この乱暴者たちは平和を取り戻せるのは自分たちだけだと気づく。金欲しさに始まった旅は今、エクサンドリアの新しい英雄の物語となる」

この紹介文が非常に優れている。
道徳的に劣っていて、尊敬されないクズが、運命的な状態に居合わせてしまう。
義務感や悲壮感あるマジメなキャラもいる。
「仲間たちが必ずしも同じ方向性を向いていない」というのは個人的には重要な条件。
方針の違いで殺しあわない程度には絆がある。

全体にいかにもアメリカっぽくて、幼少期をロボコップやターミネーターで送った私には、とても肌に馴染む。
筋肉があって体がデカいキャラが物理的に最強! そういう世界が気持ち良く感じる人にはとてもオススメ。

あと2023冬にシーズン2配信開始してますね!!!
S2は個別キャラの人格にまつわるドラマをやってて、なんか見せ方はちょっと日本アニメっぽいかも。
白塗りムキムキバーバリアンのグロックがクッッッソかわいくて好き。
長門有希くらい好き。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0
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