2022年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメ一覧 90

あにこれの全ユーザーが2022年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月18日の時点で一番の2022年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
遊☆戯☆王 ゴーラッシュ!!(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (3)
27人が棚に入れました
六葉町に住む双子の兄妹・王道遊飛と王道遊歩は、ちょっぴりアヤシイ宇宙人駆除業社・UTS(宇宙人トラブル相談所)を経営する小学生。 遊飛が作った謎の装置で宇宙人を探しては、ムダに苦労する毎日を送っていた......そう、あの日までは!! できたてほやほやのミステリーサークルで、ついにホンモノの宇宙船を見つけた遊飛と遊歩。おそるおそる宇宙船に足を踏み入れた2人は、その船の中ではるか彼方のベルギャー星団から来たという宇宙人・ユウディアスと遭遇!! 故郷の星団を追われた仲間を、新たな未来へ導くといわれる“ラッシュデュエル”を求めて地球までやってきたユウディアスだったが、それがどんなものかは知らない様子。そんな初心者のユウディアスにひと肌脱いでやろうとラッシュデュエルを挑む遊飛。 こうして小学生と宇宙人による初めての異星間交流は、ラッシュデュエルで行われることに......!! 今、遠い銀河の果てから来た1人の宇宙戦士が、ラッシュデュエルという新たな戦場を駆け抜ける! 行くぞ、ゴーラッシュ!!

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
シャドウバース F(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (6)
25人が棚に入れました
「シャドウバース」のプロプレイヤーを育成する施設、シャドバカレッジ。 転校生・天竜ライトは、7つあるシャドバ部の1つ「セブンスフレイム」に入部することを決意する。 しかし、セブンスフレイムは部員不足で廃部寸前! 廃部を避けるべく、ライトは新入部員を探すことにする。そんなライトを待ち受けていたのは、多種多様なカードを操る、強力なライバルたちだった――。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

意外と面白いホビーアニメ...。

{netabare}
主人公が変わっての第二期。
ヒイロくんは今作ではラスボスポジション...?
前作は話のスケールが急に大きくなったり、主人公の強さだったり、色々と微妙な点も多かったけど、2作目である今作はそういった点が改善されていた印象があった。

シャドウバースは名前はもちろん知ってるけど、ルールは良く知らない。
知ってる人を前提にカードバトルシーンは作られている気がするので、カードバトルシーンが始まると置いてけぼりを食らうけど、そこを除いた話や、バトル中のやり取りだけでも十分に楽しめた。
まあ、カードバトルがない回が一番面白いことは間違いないのだけれど、そこは仕方ない。
(比較Ageで申し訳ないけど、)遊戯王ゴーラッシュは1クール目で早々に切ったけど、こっちはあれに比べて楽しめたのは、ノリがそこまで子供向け感がないことと、ヒロインたちが可愛いこと、主人公に魅力があること等からかな。
女性キャラ(特にツバサ)の方が出番や掘り下げが多い気がするけど、ある程度どのキャラにも満遍なく出番があっていいと思う。
主人公もポジティブで向上心ある性格で応援したくなる感じ。

話の方も王道で面白い。
強いキャラを倒したら、さらに強いキャラが現れて、その度何回か負けて、その後更に強くなってリベンジと、王道の流れに沿っていて、長い間敵わなかったライバルを打倒した時はかなり痛快に感じる。
常に目標となるライバルキャラ(ハルマやミカド)がいるけれど、朝アニメの長尺だから、そこの打倒まで行きつくのに1クール以上かかるわけで、その分カタルシスも大きい。

微妙だった点は、展開が予定調和すぎること。
1回でも負けたら終わりの大会は全員勝つんだろうなって始まる前から分かってしまうし、7VS7で4勝した方が勝ちとかの方が話としては面白みがあった。
セブンシャドウズへの挑戦権をかけたメンバー選抜も、身内が全員勝利してなんか予定調和だなという感じはある。
あと、各キャラを順番に負けさせていく流れは普通に良くないと思うw

朝アニメにしては作画がかなり安定してるのはCygamesの力か。
2期は早速セブンシャドウズとの戦いと、いいところから。
でもそれが終わったら何をやるんだろう。
曲に関しては、NEWSのOPとEDのSTARは名曲だと思う。
ただ、曲を挿入曲として使いすぎるのは安っぽくなるから良くない。(多分尺的にOP流す余裕がないからだろうけど)
本来勢いに乗ってるときに流れるはずの挿入曲なのに、後半は負け確BGMと化しててちょっと笑った。

私的ベスト回:22話(百合回)、50話
私的評価:70点

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
腹から声出せ。親のコネか?w 記憶操作? 一話から設定多いな。
主人公決断速すぎw エンジョイ勢が一番。ホビー系あるあるキャラ。

2話 ☆4
主人公色々とぶっ飛んでんな。主人公のペットは喋るという。
他の部から引き抜きってw ルール解説。

3話 ☆4
カードバトル長いな。いや負けるんか? まあ仲良くていいな。
なんだこの変態!?

4話 ☆6
初対面だが既に君のことが嫌いだ。
しのぶに勝てないのに部長に勝てるわけ ホモ? 指示厨さん...w
このキャラじゃ友達できんでしょ。

5話 ☆7
こいつのイキリオタク感すごいw 引き抜き。来るフラグ立った。

6話 ☆8
生徒の苦労を自分も体験する教師の鏡。謎特撮すぎるw 驚きの白さ
あるある 草シャドバやれ。

7話 ☆8
相手熱くて好き。二回目だと対策されそう。ずっ友

8話 ☆7
お前主人公の友人だろw かわいい。アンチ多そうな名前してんな。
デジモンかな? 指示厨さん...。見たがりすぎだろ。
可愛いキャラ多くね。けど主人公のチームの子はあんまりよね。
また俺なんかやっちゃいました? 煽っていく。

9話 ☆8
OPカット? 冷めてんなすばる。
ルール知らんけど、相手全部に6ダメって強すぎね?
状況次第で誘わないの空気読めてる。ホモ?

10話 ☆9
エロい それな なぜ朝アニメの方が流行りの言葉の取り入れが早いのか。なんだこいつ。意味深。負けたら女子に絡んで貰えるとか。
この子マジで可愛いな。
いや、はるま強い奴とは戦わんって小物かよw モブは普通な髪色髪型。
ノルマ的にカードバトルを挟んだりせずに、今回みたいにキャラ1人に丁寧に寄り添った回をやってくれるのは好感。
ツバサがセブンフレイムの影響で1歩踏み出せたのが伝わってくる。
ツバサが心変わりするまでの過程を、キャラの振り返りと共に描く構成はうまい。

11話 ☆9
ED早いな。体感3分 セカンドブラッド?の強敵感。口の悪い主人公。
意味深。これ実質プロポーズだろ。まさかの朝アニメでEDカット。
前回と言い作りが深夜アニメと朝アニメの中間みてーだな。

12話 ☆8
かわいい。OPカット多くね? いかにもな朝アニメ主人公だ。
カードバトル中にカードバトル以外の会話を多量に取り入れてるから退屈しない。
可愛い。3回目なのに強すぎる。カードバトルで息切れ。可愛い。

13話 ☆8
別アニメかと思うわ。op映像変わった? デフォルメつばさかわいい。
つばさかわいい。このイキリはいらんわ。イッチ

14話 ☆7
中二病がよ。何やってるかわからないけど熱さは伝わってくる。
やっぱ負けイベなのか? カードバトルアニメ特有の誇張演出。
案外穏便にすましてくれるハルマくん。強さが足りない。

15話 ☆7
戦ったらもっと脅されるんじゃなかったんかよw そこでバトルか。
朝アニメらしい大会。脅していく。硬い アリス可愛い。
最近負けてばっかじゃねーかw
OPEDカット多い気がするが、なんでそんな尺きつきつなんだw

16話 ☆7
宗教。くそかわいい。ホモとレズ? 今回はカードバトルか。
付き合えや。熱い(意味深) 本気のシャドバ()

17話 ☆7
めっちゃ冷めてるもんなこいつw 負けるんかいお前。

18話 ☆7
お前もお化けみたいなもんやんけ。百合か?
ジェントルマンの言ってること分かるわ、孤独だ。
常時イヤホンとか俺じゃん。中二病か? そこは着地失敗しろ。
デジフレいらんのは正論だな。
まあけど捨てるのもこいつの勝手じゃない?
このイキリ高校生感好き。最近二話で一バトルだな。
このミニコーナーイキってるキャラが少しギャップあって好き。

19話 ☆8
またOPカットかよw こいつここまでで最強格じゃない?
シャドバのルール全く知らんけど。
こういうの見ると手札決めて戦略決める監修の人すごいなと思う。
勝ち確BGM けどこの曲あんまり挿入曲向きではないよな。
負けるんかーい。やっぱこいつ強いよな。
ギター弾いてる絵面白すぎだろw

20話 ☆7
なんかエロいな。子供が見るやつだろw
いや子供見てるのかなこのアニメ。神業すぎるw
何そのかっこいい変身シーンみたいなw 一生曇ってんなw

21話 ☆6
最近本筋から逸れすぎてて少しあんまり? 百合アニメか?
EDカットで百合

22話 ☆10
百合回か? オシャレ 陰キャと陽キャの会話みたい()
朝から百合アニメw OP遅い。これは最高のコンテンツ。
百合が終わった。また百合。シャドバ要素消えて草。
味方かよ。特定対策。ジェントルマンを忘れてイチャイチャするアニメ。
もうシャドバ要らないのでは。女の子なんか。
ここまでのキャラで1番可愛いわ。戻して。バトルいる?
百合だけで終わったw プリマジも見習え。

23話 ☆7
面白いからいいけど、ハルマどこいったし。
てか今気づいたけどまたOPカットかよ...。
OPEDカット何でこんなに多いの?w
ジェントルマンよりかわいいからそっち名乗れ。

24話 ☆7
ハルマはよ。くっそ美味しそうなラーメン朝から見せるな。
このデフォルメかわいい。もう勘づかれてて草。
そしてなにより速さが足りない! この先生強そう。
何このミニコーナー 忘れすぎやろ。異世界転生?

25話 

26話 ☆7
OP良すぎんか?
無理やり他部対他部という盛り上がらない展開を回避させたw
怪しい勧誘。EDもめっちゃいいな。

27話 ☆7
目隠してるキャラが目を見せると強い法則。
大会中みんなが見てる前でこの言い争いしてるって考えたらちょっと面白いな。
他チーム連合とかにして、何点先取とかの方が良かったな。
1回負けで終わりってなると勝ち続けるのが分かりきってしまうから。
百合デートか?

28話 ☆7
ツバサ主人公よりも優遇されてる説。お得意のOPカット。
OP挿入曲化やりすぎると安っぽくなるから悪手では? OPあったわ。
カードバトルアニメってルール知らんと1部のカードが最強かのように見えるw この回復見せるための序盤はやられてたのか。
意外と1話で終わるツバサ戦。百合要因。

29話 ☆7
こいつ以外おらんやろw 可愛いメイドの子戦わせるな。
今回あっさりだな。
30話 ☆7
大会は1話でシャドバ終わらせるのね。カップル成立

31話 ☆7
負けた相手への再戦ってやっぱり盛り上がるな。
こいつそういやまだ改心してないんだった。こいつ好き。
ハルマくんよりも強キャラ感ある。
めっちゃ自分の体力削ってるけど大丈夫なんか。

32話 ☆7
総集編やめーや。あいつに負けたんかw
こいつこんなサイコパスキャラだったんか。

33話 ☆9
ハルマくん噛ませ臭出てきたw 作画無駄に良くね?
イキリキャラだったのにボロボロじゃん。偶然の割合の方がでかそう。
ルール知らんけど、ディフェンスモードなのに攻撃するのか。
顔崩されすぎじゃねw ルール分からんけど面白い。堕ちたな。
ハルマに潰されようがミカドに潰されようが一緒。
ミカドとライトの対比的な描かれ方がいい。

34話 ☆8
小倉唯 ハルマくん連れていけ 興味無いことの知識まで持ってるのか。
マジでハルマ呼ぶのかよw 水着購入回って響きが深夜アニメ感ある。
てかシオンは向こうで姿見せんの?
何アニメだよw これで機材なかったら草。
これもう勧誘じゃなくて煽りだろw
サバイバル始まりそうな雰囲気、日帰りだよな?
女キャラだけ作画凝ってて草。

35話 ☆9
シャドバは百合アニメだった…?
こいつそんな大食いキャラだったのw 意外と早かった正体バレ。
弟誰だ? マジで日帰りかよw てか前作の島だよねここ。
本筋の話動いたな。これもしかして2年目ある?

36話 ☆8
唐突な過去回。悪いのは普通にハルマだな。負けてることだけわかる。
反転する翼。わざと負けてあげるの優しすぎて草。
ハルマに負けても何もなかったからどうせセーフ。
カード紹介のコーナーだと仲いいの好き。

37話 ☆8
たまに作画がすごい。謎のタイミングでOPを挿入曲に使うな。
これ負けイベじゃないのか。あっ…。舐めプガイジ。強すぎて草。
こいつ出したいからさっき1ターン待っただろ。
スターリースターリー聞かせて。ダイジェスト負け。
曲に合わせてやられるの草生える。シャドバで倒れる。ヒイロさんw

38話 ☆8
シャドバで昏倒。そんな危険なゲームだったのか()
絶対覗き目的だろ。後ろでイチャついてて草。百合豚に媚びを売る。
変なサングラスかけてイキるなヒイロ。OPで見た決めポーズ。
これ毎回やるんかなw 謎のバクテンの宣伝。主人公に勝たせるためかw

39話 ☆7
相手二人可愛い。こんなんでも逆転できるんだな。
謎のラッキースケベ。草。

40話 ☆8
誰だよこいつらw ああ、前作にいた気がするわ。もう魔法だろこれ。
主人公がポジティブすぎる。オズの大魔女可愛い。
自分の手持ちカードの使える条件ぐらい覚えとけw ライトくん負けすぎw
嫌味のない敵キャラで安心する。ホモ同士の会話。

41話 ☆7
OPが無い。ちょっとミカドと仲良くなってて草。
これもしかして勝つ? 強すぎる。
セブンシャドウズよりは弱いんだよね? また負けるのかよw

42話 ☆7
これOPカットしないと尺に収まりきらないからか。
主人公負けすぎなんだよ。こいつの掘り下げ回存在したのか。
セブンシャドウズかよw 負け回だわこれ。OP流れたし勝ったな()
最近負けてばっかじゃねーか。

43話 ☆7
オンライン対戦が本来のシャドバだよね。またOPなしかよ。
また負けパターンだろこれ。なんか出てきたw
負け確BGMと化した神OP

44話 ☆5
こいつの負け回いる? 負け確BGMキタ━(゚∀゚)━! 残ってたら意味ない。

45話 ☆5
ホモ回。久々のOPだな。一期キャラだ! 変身シーン毎回草生える。
ヒイロさん。全員の負け回やらなくていいから…。
ぼろ負けしたぐらいで辞めるなら辞めてええやろ。

46話 ☆8
デレてきた。毎回雑になっていくOPの流し方。
こういう日常パート面白いのに。対立煽り厨。なぞの変身シーン。
確かに意志を貫くという点では悪もw めっちゃガチになってて草。
続くんかよw

47話 ☆7
珍しくOPあり。こいつほんとに作品ファンなのかw
何話ぶりの勝ちだ…? 挿入曲あったら負けてなかったら勝てるの草。
こいつセブンシャドウズなんか。
これ一期みたいなクソ展開にならないよね。
先生前より強くなった?

48話 ☆7
グランドマスターそんなに強いのか。ヒイロさんも戦えよ。
7人ってことは誰か落ちるよね。ツバサとリョウガは残るだろうし。

49話 ☆7
バトル同時かよ。負け回は1人1話以上あったのに。
めっちゃ展開掛けてんな。唐突にハルマの話始まる。

50話 ☆10
こいつうぜえ。父を倒していい気になってそう。シャドバは対話。
それ要するにホモでは。使いこなせないような能力か?
チートカード 第2のターニングポイントを超えたのかな。
ここからミカド噛ませ化しそうw

曲評価(好み)
OP1「心眼」☆5.5
OP2「Tick-Tock」☆9.5
ED1「マイターン」☆6
ED2「STAR」☆8.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
インセクトランド(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (6)
19人が棚に入れました
ここは地球のどこかにある、小さな昆虫たちの国「インセクトランド」。ヒメボタル、ハナカマキリ、クワガタ、カブトムシ...たくさんの昆虫が暮らしています。大きさも、色も、形も、住んでいる場所もバラバラ! さらに、飛ぶ、泳ぐ、光る、力持ち...それぞれの昆虫が全く違う個性(生態)を持っています。 そんなインセクトランドに巻き起こる事件やできごとを、個性豊かな昆虫たちはどんな方法で解決していくのでしょうか。 さあ、昆虫の世界に飛び込もう! 昆虫たちが、たくさんのことを教えてくれるよ!!
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

第8話までとインタビュー動画の感想

2022年4月放送開始の幼児向け5分アニメ。
原作は香川照之著作の同名の絵本シリーズ。
監督はアンパンマンやルパン、ダイナミック作品に定期的に携わる川越淳。シリーズ構成はDr.STONEや映像研には手を出すな!の構成だった木戸雄一郎。
トムス・エンタテインメント制作、Eテレにて放送中です。

川越監督のファンなので…。基本的にトムスを軸足にお仕事されている監督なので、今回オファーが来たんでしょうね。
まずは第1話のみ感想を書き、次回以降は書きたくなったら加筆していきます。

【第1話感想】
{netabare}インセクトランド1話とても良かったです。
ヒメボタルのアダムは恥ずかしがりやで、ドキドキするとお腹が光ってしまうことが少しコンプレックス。移り住んだインセクトランドの仲間たちに馴染んでいけるか、というお話。

第1話なだけに監督が絵コンテ。作画もとても可愛らしく美しいですね。

宇宙に浮かぶ地球全体を見せてから地表へ降りて人間の目線になるのが良い。地球の大きさを表現してほしいという原作者の要望を満たして地球と自然を写す「マクロの目」→虫眼鏡からアダムを覗き込む「人間の子供の目」→昆虫の「ミクロの目」に移り替わるのがとてもスムーズ!
夕日が落ちて花が閉じるのが時間経過を表現していて、他の作品でもよくあるオーソドックスな手法。けれども自然を題材にしているこのアニメでその表現を選択してることが、さりげなくも丁寧に作ってあるのを感じる。

お話は王道で言葉も簡単なので未就学児向けと思うけど、アダムが新しい環境に不安と期待を持って入っていくの、保育園や小学校に入る子が感情移入しやすいと思う。自分では短所だと思っていたことが長所になりうるということも。
EDのダンス、ユニークな動きを簡単にできるような振り付けなのもいい。

4月放送開始に最大限合わせた内容になってるし5分アニメとしては盛りだくさんだったかと。お話の展開も詰め込んでいないのに一つのメッセージだけに留まらず、知育要素や体を動かす切欠となるEDも入れている。これは良い。(2022.4.4){/netabare}


【原作絵本第1巻読了】
{netabare}インセクトランド「ホタルのアダムとほしぞらパーティー」読了。思った以上に正統派。お話本編の中に知育要素を無理に入れたりしていないのが良いですね。

絵本からアニメの変更点はアダムは元々インセクトランドの住民で、パーティーは歓迎会ではない所。最後のページに昆虫のことと作者からのメッセージあり。昔の絵本にはよく作者メッセージがありましたね。少し懐かしい作りです。
川越監督の演出、絵本の口絵やタイトルページを上手くアニメとして消化してある。最初に宇宙から地球が見えるのはオリジナル。
5分アニメだからお話はどうしても短くなるけど、単独作品としても原作への入り口としても良い滑り出しと言えそう。
アニメでは絵本では出来ない演出を沢山やってる…。第1話は分解再構築のレベルが高い。
ラストの「ようこそインセクトランドへ!」もアダムと視聴者の視点を近くしていて良い。(2022・4・7){/netabare}


【第2話~第4話Twitter感想】
{netabare}第2話
昆虫の中では大きいガブリエルも土から出たシーンは森を大きく見せてるのが上手い。大きくて力があるから皆のために尽力するけど、自然に対しては一人だと打つ手がなくて、素直に皆に頼ることも出来る。力強さと安定した心がガブリエルというヒーローの在り方。
(2022.4.18)

第3話
アダムのお腹が光るのはミアに挨拶する時とかミアの言葉を聞いた時。ミアは少し特別なのかなとか、ミアの言葉にわくわくしたのかなとか。
キャラクターがいる地上の細々した感じと、見上げる空や木の上から見下ろす景色の広さがメリハリあって良い。
空にタッチ出来ないと視聴者は知ってるんだけど、それが挑戦したミアにとって無駄ではないこと。途中でミアが見た景色が新しい体験になる。理由のない本能や好奇心がもたらすものが血肉になること。
(2022.4.18)

第4話
蜂のテオは花粉を運び手紙や荷物を配達する。この発想は無かったなあ。蜂の本能を花や昆虫を繋ぐテオの使命と広げているのがとても良い。
アダムが色んな場所に連れていかれて、インセクトランドの様々なエリアが描かれる。アダムの目線を通して新しい世界が広がる。
カメラワークが自在。森の広さをすごく見せてくる。絵コンテ監督かな…?と思ったらそうだった(笑)
とにかくキャラが自由に動き回るのでハイペース。ミュージカルで終わったのがテオが歌い足りない!みたいに感じられて面白かった。
ミュージカルって自分で言っておいてなんだけど映画アンパンマンでもこういうのやってるもんね監督。そりゃノリノリですよね。わからんけど。
(2022.4.25){/netabare}

【第5話~第8話感想】
{netabare}第5話
オオクワガタのラファエルの話。
体が大きく力が強く、人間からするとどちらもヒーローのように扱われるカブトムシとクワガタがどう違うのかという点も上手く織り込んでいる。
キャラクターとして見てもガブリエルとラファエルの優しさのあり方は正反対で、身体的特徴で子供の性質や性格を判断しないでというメッセージでもあるのかも。
ラファエルが思いやった相手がアダムなのもいい。アダムはみんなと仲良くなっているとはいえインセクトランドを訪れてからまだ日が浅く、そういう子に寄り添っていけるのは意外と控えめな子だったりするよな~なんて思ったり。皆可愛いよね。

第6話
モンシロチョウのエデンの話。
マナー、おしゃれに詳しいエデンだけど全ての基礎は「笑顔」にあるのが良いなと思った。
マナーは誰もが気持ち良く過ごすためにあるものだし、一番のおしゃれは笑顔だと。エデンの魔法はエデン自身の笑顔で周りを安心させることであり、誰かを笑顔にすること。

5話と6話で彼らの生活や交流の一端が見えてくる。キャラクターのやり取りが可愛らしい。頻繁に飛び回る昆虫とそうでない昆虫とがいるので、空と地面が舞台として毎回切り替わるのもメリハリあって良い。

第7話
ギンヤンマのアクセルの話。
とてもあわてんぼう。子供の性格が長所でも短所でもあるというのはずっとやってきているけど、アクセルは一番そういう感じが強い(笑)。今日という日は一度しか訪れないから大切にっていうのは誰にも言えること。
アクセルの言うことがわからなくて?顔になってる皆がそれぞれ違う仕草してて可愛らしい。ミアの無邪気さが身も蓋もないけど真理だなあと。ちゃんと話を聞いていれば今頃ピクニックできたよね、っていう…で落ち込んだアクセルを混ぜっ返して笑いに変えるテオ。言いたいことは言いつつも、失敗も受け入れられる土壌がある。
アクセルがよく動くし空と大地のスケール感が良くて、明るくて元気なコンテ演出だった。CGディレクターのなべしげさん、ここまでの担当回は堅実な画面作りだと思っていたけど今回は躍動感の強いコンテ。対応力のある人なんだろうな。

第8話
ハキリアリのマキシームの話。
前回のアクセルの話とテーマ的な繋がりと対比性があり、エピソードの順序も効果的だと思う。生きる上での心の持ち方をコンパクトに丁寧にやっていて、マクロとミクロが綺麗に繋がっているのも良い。
冒頭で「受粉」という少し難しい言葉も入れているけど、テオのお話を思い出せば理解できるのが上手い。未就学児の視聴者が家族に言葉の意味を聞いたとして、既に何のことかをアニメで見ているわけだ。
今回のは地味になりやすいけど子供向けとして大事な内容。それを5分弱とはいえ、冒険譚に仕立てて躍動感と面白味を付加する映像作りをしてる。でも、アダムとミアの冒険の最終目的は、マキシームの物事に対する姿勢を知ること。地味な内容を視聴者に楽しく見てもらう工夫がよく嵌まっている。

絵コンテについて感じるのが、従来のアニメーションを基礎とする川越監督と、CGのプロであるなべしげさんの「コール&レスポンス」。常にお互いの作った物の上を行こうとしてない…?というのはただの想像なんだけれど、お二人とも対応力の高いクリエイターであることは間違い無いと思う。
(2022.5.23){/netabare}


【インセクトランド】メイキング・インタビュー動画 ~フルバージョン~
https://www.youtube.com/watch?v=uhRWdfifBMk
こちらの動画の監督インタビュー
自分の記録としてざっと書き出しましたが、抜けもあるので気になる人は動画を見てね!

【一部簡単に文字起こし・感想】
{netabare}・原作絵本の印象。
優しいお話でありテーマについて露骨に描いているわけではない、原作者の書いた巻末の内容を親子で読んでいくタイプ。
・アニメ化にあたり大切にしたこと。
皆すごく優しいキャラクター。その中で事件が起こっていく。派手にしないように、地味な表現だけど見た人に考えてもらえるように。
・制作の中で感じたこと
新しいソフトを使って試行錯誤しているのがちょっと大変、絵本のタッチを生かしており従来のアニメーションとは違うのでトライ&エラーを繰り返している。研究しながら作っている感じです。
・今回初めてのソフトを使用した理由。
絵本原作ということで通常のセルルックのアニメだと絵本のグラデーションなどタッチが出しにくいから。このソフトならいいのではないか、とテストを作ってもらったらそれが結構上手くいっていた。3Dソフトではなくハーモニーというソフトで、2Dのキャラクターを変形させたりフィルターをかけたりと疑似的に動かす。それでうまくいかない所は僕たちの従来の2Dの手法で補完して併せて描いている。今までやったことのないやり方なのでなかなか面白いです。
・視聴者へ一言。
親子で見ていただいて、皆さんで話してもらえるといいかなと思います。最後に今回のお話のまとめのようなものがあるので、こんなお話だったのかな?と考えてもらえると僕らも嬉しいです。

・感想・
動画を見た印象としては、従来のアニメーションと新しいソフトの良いところを組み合わせてスタッフ皆で奔走しているという感じかなと。原作側が方向性を決定し、川越監督は子供向けとしての表現を理解し、経験とコミュニケーションでスタッフとともに制作できているのかなと思います。
実際アニメを見てもとても良い作品になっていて楽しませていただいてます。他のスタッフのお話も聞いてみたいなあ。{/netabare}
(2022.5.23)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 8

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
キャップ革命 ボトルマンDX(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (2)
18人が棚に入れました
世界中で大人気となっているシューティングホビー、ボトルマン。主人公・甲賀コータは、謎の新型ボトルマン「コーラマルDX」を偶然、手に入れたことからボトルバトルの世界に飛び込み、次第に夢中になっていく。 一方、英才教育を受けつつも、あることをきっかけにボトルマンを憎んでいたもう一人の主人公・帆狩リョウもまた、とある目的のためにボトルバトルの世界へ戻ってくる。 時に対立し、時に協力しながら、ボトルバトルを戦っていくコータとリョウ。すべてのボトルバトラーの頂点・ボトルキングの座を狙うライバルや、一筋縄では行かない仲間たち。 コーラマルDXに備わった画期的な機能と、それを狙う謎の組織。ボトルキング失踪の謎……などなど、様々な出来事を経て、コータとリョウが目指すのはボトルキングか? はたまた、まったく別の未来か? 謎と爽快感に満ちた、まったく新しいボトルバトルが今、シュワッと開幕する――!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

なんで完走したんだろうw

{netabare}
ニチアサ枠だから特に面白くもないけどついでで見てた奴。
子供向けアニメだから脚本が―とか言っても仕方ないけど、もう少しボトルバトルを面白そうにできなかったものか。
まあ、ボトルキャップを打って遊ぶゲームで元々対人でやるようなゲームではないからかもしれないけど。
それでも、森の中のフィールドでのバトルはちょっと面白かったから、毎回ルールをコロコロ変えて戦うのではなく、確立したルールの下でずっと同じようにゲームをやってたら面白かったんじゃないかなと思う。
卓球台みたいなテーブルの上で標的を押し合うゲームも実際にはないらしいし、それなら作中で描かなくても。(遊び方の一例を提示している可能性はあるが)

話もまあ普通。
最初のモブ感満載かつダサイキャラデのの友人が実は最強でしたって言われてもあまり格を感じない。
けど、子供のころに見ていたら、身近な人が実は強かったオチはおーってなったと思うからあれでいいのかな。でも1、キャラデザはもうちょっとそれっぽくしてほしかったw

最後はAIがどうこう。
子供向けアニメでもAIが出てくる時代。
ただ、AIが実は敵と言われてもパッとしないし話も地味で子供はこの展開を見て面白いと思えるのかは疑問。
ずっとこの作品にはライバル的存在のカリスマ性あるキャラが不足していた気がするかな...。

子供が見て楽しめてるならいいと思うけど、子供のころにこれを見ていても楽しめた気はしないw

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆7
謎玩具。ガバガバ警備。何故生きてる。ロッカーに鍵ぐらいかけとけ
ゴーシュ―ト! そうはならんやろ

2話 ☆7
そうそう当たらなそうなトラップ。オリジンって初代ボトルマンかな?

3話 ☆7
ガバガバ。どこからその変装持ってきたw ヒロインがかわいい。

4話 ☆6
何で渡したんだよ。ボトルキャップ買うんかよw 0%とは。
これ実際はこんなふうに遠くにボトル置いて遊ぶの?

5話 ☆6
ボーリングかよw 主人公下手すぎる

6話 ☆5
ごり押しがすぎるな。離婚したんか? 甘いな。
この金髪ナルシスト何がしたいの。

7話 ☆6
こいつらと組むのかよ、ライバルじゃなくて。死人が出そう。横によけろw
これ系のアニメって劣化ベイブレードだよね。

8話 ☆7
このアニメもラップ? チーム内の裏切りって意味あんの?心変わりはっや。
この女の子たち人狙ったふりしてボタンにあてるって上手くね?
結局失格になるの草。

9話 ☆6
圧縮圧縮 日本人の精神。

10話 ☆6
おもちゃで肩痛めるなw

11話 ☆6
茶番。卓球かな。かおり以外だいたい裏の顔があるという。

12話 ☆5
これ実質2クールにしてはキャラも設定も次々出してくるな。駆け足だな。

13話 ☆8
一話じゃん。振り返り回か? このアニメで大学数学要素あるの草。
外来種w

14話 ☆6
警告ガン無視。チーミングやめろ。なんかこのアニメ見せ方が下手だな。
緊張感がない。

15話 ☆6
摩擦でダメになりそう。なぜ助けたしw
ミュウミュウの宣伝今やる効果あるんか?

16話 ☆7
ダサい。強敵面の癖に死体確認すら怠るとか。
いや、逃げたら間に合ったやろww ホモ 闇落ちか?w

17話 ☆8
2v1は基本。謎覚醒。謎空間。ドーピングか? あっさりとやられていく。
1分ぐらいしか経ってないのに伏線回収面やめろ。これ漁夫できるよな。

18話 ☆5
計画ってなんだよw 迫真。ドリンクロス これは追加メンバー
ボトルバトルでボトルバトルを破壊?w

19話 ☆5
主人公ガキっぽすぎて嫌い。大会やれ。???

20話
ゲスト声優かな。又大会見せてくれや、ボトルの押し合いは地味すぎるわ。

21話 ☆5
芯よりも端狙った方が回転して飛んでいきそう。誰だよ。

22話 ☆5
試合以外での戦いつまらんわ。BL要素。

23話 ☆6
かっこつけてるけど、やってる事がやってる事だけに絵面がw
ギャグアニメが始まった。

24話 ☆5
レオvsツバサは見たかった戦い。変なやつとの戦いが始まった。

25話 ☆5
謎ラップ お前こそ知り尽くしてるやん。地味すぎて熱くないがw
闇堕ちさん。ドローン落とすなw 保護者とうじ

26話 ☆7
ボトルバトルじゃなくて環境を破壊してるやんけ。不正できるやん。痛そう。死ぬのかこいつ。このアニメにしては盛り上がり所作れてたな。
生きとるんか? ボンドでくっつけようぜ。正気に戻ったんか結局?

27話 ☆7
都合のいいタイミング。コーラマルって開発者とかいるの
謎の宇宙空間。

28話 ☆5
ポカリ明るくなったな。

29話 ☆5
これ総集編? プリマジ並に多い総集編。黒服頭いい説。

30話 ☆5
チーム戦かよ。主人公何やってんの?

31話 ☆5
主人公ちゃんと参加しろ。初登場キャラ?

32話 ☆6
3頭身全員かこれで。てかこのブルブル言ってる奴はよ倒せ。
普通にバトルしろや。岩を動かせるボトルキャップw
一撃がほんとにカスだと強キャラ感あまりでないっていう。
相手の言ってることは正論だけど。こいつ強くなるんかよw
見た目が弱そう。変わりすぎやろw
とりあえず奇を衒った展開やりたいだけだろ感あるけどまあ朝アニメだしこんなもんか。

33話 ☆5
だっさw 茶番展開やめろや。
今まで雑魚のふりしてたとかしょうもなすぎだろw
てか若すぎやろシトラス。ラスボス感無さすぎやこいつ。
争いのないボトルバトル(矛盾)
1回ぐらいシトラス戦わせろや。
いや、成り行きで2人で戦うならさっきのシトラスの確信はなんだったんだよ。

34話 ☆6
BMA誰もいなくて可哀想。

35話 ☆5
2回戦あんのかよ。あっさり負ける、そしてあっさり共闘w

36話 ☆4
ボトルマンやったら熊に勝てるようになるってマジですか。
こいつほんと最強キャラの風格ないな。

37話 ☆6
謎ラップ。やっとシトラスが戦ってくれる。ボトルマンとは。

38話 ☆6
強そうな攻撃なのにボタンを押すだけなのがなんともw 哀しき過去。
トリプルっていい線言ってるよな。ばばあ病んでて草。
ボトルキングざっこw

39話 ☆6
生きてるじゃん。シュールギャグかな? 唐突に発覚する悪事w
ボトルバトルが地味になった。棒読みキャラ。

40話 ☆6
新OP 前の方がいいな。いつの間に主人公と仲良くなったそんなにw
進化(ボトルマン)まさかのAIオチ。朝ホビーアニメ規模を大きくしがち。
乗っ取れてなくて草。ババア急に有能。
いや、あいつシトラス操ってるやつの仲間じゃないんか。

41話 ☆4
本筋そっちおきで変なバトル始めるな。何の練習だよ。
コータとポンタの関係性全然ここまでで見えてこなかったぞ。

42話 ☆5
つまんなそう。てか、ポカリは存在感あるけどスナイパーくん空気じゃない?
あっさりやられるモブたちw

43話 ☆5
いや、ポカリ悪くねえだろw 勝手にAI使っただけで。安っぽすぎて草。

44話 ☆3
シュワッとって何だよ。なんか草。謎空間やめろ。
このアニメ何がしたいんw

45話 ☆5
シュワッとって何だよ。こいつらこんなAI作り出して何がしたかったんww
いつの間にこいつそんな有力研究者になった。

46話 ☆6
容疑者1000人w マスゴミさぁ。ポカリはともかく金髪空気だよな。
何この最終回感。

47話 ☆5
これ今期で終わりか? コーラマルポカリじゃないんか。
ちゃんとAIに負ける最強ダサい。

48話 ☆5
正論だなw マジで何やってんだこいつらw
この2人最強格かと思ったら瞬殺で草。やっぱこの金髪の戦い方が最強だわ。
ここまでのキャラ全員登場は普通に熱いね。

49話 ☆5
複数人で戦ってるやつがアンフェアとか言うな。
観戦した方が分析できるしな。漁夫しよう。

50話 ☆6
クソエイム。案外あっさりした決着。顔だけなんで無事なんだ。
今期で終わるのか? 原点回帰のプッシュバトル。
ラスボスがポカリなのはええな。AIはもういらんわ。

51話 ☆5
AIの話になったw あのラスボスさんはなんだったんだw
3分ぐらいで死んだぞ。

曲評価(好み)
OP1「レディキャップ!」☆7
OP2「ResQ!!」☆6
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
FLEE フリー(アニメ映画)

2022年6月10日
★★★★☆ 3.9 (4)
15人が棚に入れました
故郷とは、ずっといてもいい場所

アフガニスタンで生まれ育ったアミンは、
幼い頃、父が当局に連行されたまま戻らず、
残った家族とともに命がけで祖国を脱出した。
やがて家族とも離れ離れになり、
数年後たった一人でデンマークへと亡命した彼は、
30代半ばとなり研究者として成功を収め、
恋人の男性と結婚を果たそうとしていた。
だが、彼には恋人にも話していない、
20年以上も抱え続けていた秘密があった。
あまりに壮絶で心を揺さぶられずにはいられない過酷な半生を、
親友である映画監督の前で、
彼は静かに語り始める…。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ドキュメンタリーをアニメ化する意義と可能性

【物語 4.0点】
事実を元にしたフィクションではなく、ドキュメンタリーのアニメ化。

題材は旧ソ連のアフガン侵攻~撤退後も続いた内戦の混乱からデンマークに逃れて来た
難民の青年・アミン(仮名)の半生。

が、これを実写でやるとなると、不安定なアフガン情勢等により、大きな問題が2つ生じる。

①取材対象者の身の安全が保証できないこと。
加えてアミンは同性愛者でもあり、イスラムの戒律、世間体の面でも実名顔出しは躊躇される。

②特にアフガニスタン国内ドキュメントが、
政情的にも、物理的にも、撮影、再現不可能であること。

本作はアニメという仮面により取材対象者の匿名性を確保。
考証に基づいた作画により、喪失しかけた記憶をも再構築し、
実際に撮影できた素材を元にした映像との間を自在に行き来し連続させるアニメーションの力。
これにより実写で制作困難なドキュメンタリーを再現するという難題と新境地に挑む。


物語というより取材成果として挙げたいのは、
難民を長期視点でドキュメントしたことで見えてくる側面。
短期的に野次馬的に難民を憐れむだけで、後は忘れ去ってしまうことの残酷さ。
よく象徴的だと言われるのが{netabare}恵まれた先進国の観光船から興味本位で撮影される難民船{/netabare}のシーンですが、
私は{netabare}ロシアにて北欧への密入国待ちで身動きが取れなくなり、
メキシコのドラマ観るくらいしかやることがなくなった{/netabare}
難民の待つ時間の長さ、人生が停止する絶望感を炙り出した点も秀逸だと思いました。

昔、難民キャンプに向かって、暇そうにしてないでチョットは働けば良いのに
と新聞コラムで毒づく作家がいて、私はソイツのことが大嫌いですが、
本作を見て、やはり実態を分かっていないんだなと再認識しました。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・Sun Creature Studio(デンマーク)

動画のクオリティ自体は低め。
枚数不足のせいか人物の動きもカクつき気味。

が、本作が重視するのは表情描写、美術、プロップデザイン、映像演出等によるリアリティ追求。
例えばアミン青年を取材したインタビュアーは、
対象に横たわらせ目を閉じて、じっくりと記憶を呼び起こしてもらうという手法を用いますが、
その"撮影過程”をもアニメーション化することでドキュメンタリー感を醸成。

その上で、記憶の再現シーンでは、当時のニュース映像など、
適宜、実写動画も挿入し、証言に迫真性をもたらす。

一方で、爆撃シーンなどトラウマとなる描写はモノクロタッチで抽象化。
これらはアミンの心象風景として活用される。
その有用性が発揮されたのが、{netabare}アミンが密入国したデンマークの空港で嘘を交えて難民申請するシーン。
これまでの体験の悲惨さもあって、嘘泣き演技が思いの外うまくできてしまった件。{/netabare}
トラウマのフラッシュバック映像が、その時の心情に説得力を持たせていたたまれなくなります。


【キャラ 4.5点】
主人公というより取材対象者のアミン青年。
難民かつ同性愛者。マイノリティの立場が重なり沈む一方かと思いきや、
同性愛者であることが時に個性として一服の清涼剤ともなり得る意外性。
{netabare}密入国トラックの荷台で同乗した男の子への恋。
親族に同性愛をカミングアウトした夜に、兄に放り込まれた初めてのゲイクラブ。{/netabare}
悲惨な状況下でも青春は確かにあります。

アミンの心を開いた親友など温かい人物との出会いもあるが、
人間を貨物と割り切る密入国業者など、人はここまで冷たくなれるのか?との衝撃が上回る。
ソ連崩壊直後、価値観がぶっ壊れた混乱期、ロシア警察も腐敗度合いが底なし。
{netabare}金があれば見逃す。無けりゃ身体で支払いな。{/netabare}
ここまで明確な悪党はフィクションでも中々いない。おそロシア。


【声優 3.5点】
字幕版を劇場鑑賞。

外国語演技の巧拙は判定できないので基準点と行きたいところですが、
インタビューシーンと回想シーンの連続性などの貢献度は確かに感じたので、そこは加点要素。


【音楽 4.5点】
劇伴担当・ウノ・ヘルマーソン
アミンの人生を反映して、全体的に哀しげな弦楽、ピアノが続く重苦しいムード。

それだけに作品内の時代を彩ったロック、エレクトロの挿入歌群が眩しい。
どんなに権威主義的な体制が民衆を抑圧しても、
難民が落ち着いて暮らせる地に一向に辿り着けない苦難の中でも、
音楽は国境を難なく飛び越え少年アミンの携帯カセットプレイヤーの中に入り込み青春の1ページを刻む。
またしても音楽の力を思い知らされました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 16
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

剃っても髭の濃い青年?身の上話

 これはイケメン上腕二頭筋美の若者の水泳を舞台にした「Free!」ではありませんです。

 これは「FLEE」、アミンという男性の1970年代を舞台にした、生まれたアフガニスタンから家族で密入国亡命をしてきたこと、自分がゲイと呼ばれる同性愛者であることを告白する身の上話をインタビュー形式で、ドキュメンタリーに度々当時の実写を織り交ぜながら進めていったお話だったです。
言葉がいろいろな言語で、よくわからない字幕アニメです。

 現代に想像つかないアミンの波乱万丈な人生を生々しく描いていて、面白いというよりこんな事があっていいのだろうかと思いたくなる内容に思えたです。
 やけに多い実写が、現実のものでアニメとかけ離れたように見えたです。多くの人に受け入れられる内容に思えないようにも見え、地味でつまらない退屈だと思う人もいるかもしれないです。

{netabare}  アミンが生まれた当時のアフガニスタン。父親も連行され、また戦争に若者を駆り出す環境です。アミンが母兄弟とロシアに亡命する過程も衝撃的だったと思うです。
 ロシアに着いたら着いたで、自由に生活することが困難で外に出れば警官に身分証の提示を強制的に求められ、お金を渡せば見逃すという環境だったです。
 数年後、密入国の協力者を通して単独デンマークに亡命するなど、幼い頃から過酷ともいうべき道のりがある意味すごきと思うです。

 更に数年、運命の人に会い共に生きることになり、アミンがようやく開放されたような気がするです。
 再開した肉親に対して自らゲイであることに対する告白は、当時今以上に受け入れづらいものであったはずでしたです。でも寛大にもそれを認め、アミンを受け入れる案内をしたところに人間味を感じられたです。{/netabare}
 でもやっぱり、面白いというのと違うと思えるです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
パシフィック・リム:暗黒の大陸 シーズン2(Webアニメ)

2022年4月19日
★★★★☆ 3.4 (4)
14人が棚に入れました
メイとぼうやを連れて、アトラス・デストロイヤーを操縦しながらシドニーを目指すヘイリーとテイラー。だが、その行く手には、血に飢えた集団が待ち構えていた。

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

地球外生命体はやって来た シーズン2

アニメ版パシフィック・リムのシーズン2です。
元々シーズン2構成だったようで、シーズン1の続きありきの終わり方ではなく、一応完結しています。
シーズン1が明らかに収まりの悪い中途半端な終わり方だったので、視聴するのであればシーズン1とシーズン2は続けて見たほうが良いと思います。

シーズン2も1同様全7話で、一話あたり20分ちょっと、つまり1クールあたり140分程度で、映画一本より少し長いくらいの尺です。
シーズン1から引き続いて英語音声の日本語字幕で観たため、声については慣れが勝った気がします。
ただ、フルCGのアニメで、ロボと怪獣のバトルはがんばっていると感じましたが、人間の動きは全編を通して不自然さを感じました。

前作に引き続いてトレーニング用のイェーガーに搭乗し、テイラー・トラビスとヘイリー・トラビスが両親を探す旅に出ています。
テイラーは、妹のヘイリーと旅の途中で出会ったロアの年頃の女性2人と旅を続けることになったのですが、この2人がデレる要素が皆無でした。
日本向けのアニメであれば、襲い来る怪獣を幸運が味方したウルトラプレイで退け、ロアがテイラーに少しずつ惹かれてヘイリーが兄にやきもちを焼くという王道展開を踏みそうなものですが、そういったお遊びは一切なし、ただストイックにストーリーが展開してゆきます。
なんのためキャラを美少女設定にしたのか。
逆に言えばアニメ的なお約束がないため、普段アニメを見ない方には良いのかなと思います。

一応、本作で、両親の行方や全編で出会った「ぼうや」について解決していて、完結はしていると思います。
ただ、怪獣と人類の戦い自体は続いていて、見終わってもスッキリと終わった気持ちになれないところがありました。
また、ぼうやを狙う"シズターズ"という謎の組織が現れるのですが、結局シスターズとは何なのか謎のまま終わったのも釈然としませんでした。
フルCGのロボ対怪獣のぶつかり合いシーンは、頑張って作っているとは思いましたが、迫力は薄いです。
怪獣バトルに迫力が感じられないパシフィック・リムとか正直、価値が激減してると思うんです。
予算の関係とかで映像に力が入れられないのであれば、主人公がやたらに叫ぶとか、勢いでカバーできそうなものですが、残念ながら淡白なバトルシーンだったと思います。
実写の方は怪獣にボコボコにされて、外部からコクピットむき出しになってまで戦ったのに、アニメではロボと怪獣のバトルで主人公が死ぬシーンを想像すらできないのは、ちょっとどうかと思います。

総評として結構残念なところが目につきましたが、毎話毎話、次回に続くうまい引きで終幕していて、次が見たくなる作りになっています。
テンポも悪くなく、パシフィック・リムとしてではなく、こういう雰囲気のアメリカ作成のアニメだと割り切れば、それほど悪くもなかったと思いました。
個人的にはおもしろくないわけではなかったです。
無いと思いますが、もしシーズン3が作られれば見てみたいですね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
怪盗クイーンはサーカスがお好き(OVA)

2022年6月17日
★★★★☆ 3.4 (4)
14人が棚に入れました
狙った獲物は必ず盗む怪盗クイーンが今回狙うのは呪われた宝石、『リンデンの薔薇』。しかし、謎の一団に宝石を横取りされてしまう。

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

タイトルなし

2000年から刊行しているはやみねかおる作の児童書怪盗クイーンシリーズの同タイトルのアニメ化作品。
原作を読んだことはありませんが、知人の好きなタイトルで機会があれば読んでみようかなと思っていたところのアニメ化でした。
クイーンを冠しますが、性別不明ということで、想像の駆り立てられるキャラクターになっています。
内容は意外性のある話という感じではありませんが、きれいにまとまって、キャラの個性も立ち、見やすいアニメでした。
TVシリーズでやってもそれなりに盛り上がりそうな作風ですがどうなんでしょう?私は続編も見てみたいなと思いました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ 第3シリーズ(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (1)
14人が棚に入れました
ゾロリ:山寺宏一
イシシ:愛河里花子
ノシシ:くまいもとこ
ビート:梶裕貴
ミラ:悠木碧

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
デュエル・マスターズ キングMAX(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (1)
14人が棚に入れました
主人公・切札勝(ジョー)は絵を描くこととデュエマが大好き。 クリーチャーを生み出す能力を持つ“しゃべるデッキケース”ことデッキーと 相棒「ジョーカーズ」を生み出し、ライバル達とのデュエルに挑む! 小学6年生になった切札ジョー。 少し大人になったジョーだが、変わらず仲間達とデュエマを楽しんでいた。 平和に暮らすジョー達の前に、 鬼に魅せられ鬼となった男・鬼札アバクが再び現れる!! 一体アバクの目的とは・・・?! ジョー編、いよいよクライマックスへ!

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
ミューン 月の守護者の伝説(アニメ映画)

2022年4月19日
★★★★☆ 3.8 (6)
12人が棚に入れました
ツキも自信もありません。

空想の世界に暮らす、青白くいたずら好きな森の子、ミューン。

ひょんなことから、夜を運び、夢の世界を守る『月の守護者』に選ばれたミューンだったが、何をするにも失敗ばかり。

そしてとうとう月は失われ、太陽は冥界の王に盗まれてしまった。世界に昼と夜を取り戻すため、ミューンはプライドの高い太陽の守護者ソホーンと、か弱い蝋人形の少女グリム(フランス語版では蝋を意味するシール)と共に旅に出る。

これは素晴らしい冒険を経て、ミューンが伝説の守護者となるまでの物語。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

文字通り月を掴み取る奇想天外なフランス映画

【物語 3.5点】
シナリオ自体は良くも悪くも王道。
臆病な森の子・ミューンが旅の中で、
月の守護者としての使命に目覚めて一皮むけていく、
典型的なファンタジー冒険譚。

海外ファンタジー映画でありがちな、
(※核心的ネタバレ){netabare} 死んだと思ったヒロインが生き返る{/netabare} クライマックスは、
私はあまり好きではないので0.5点の減点要因となりましたが。


見どころは圧倒的かつ独創的な世界観。

この惑星では、元々、真っ暗で何もなかったが、
力持ちが太陽を引っ張って来て、光に包まれた昼と生命を育み、
異次元の夢の世界から月が引っ張り込まれ、夜と夢を育む。

太陽と月は聖獣と呼ばれる超巨大生物の“神殿”がくくりつけて管理。
二体の巨大聖獣が、各々、星の対極でノッシノッシと闊歩して、太陽と月を“輸送”して、
昼と夜をバランス良く供給している。

天動説ともまた違う、天体アドバルーン説?が超展開。
太陽も月もバルーンサイズの光体である以上、
掴み取って入手することも可能。

月の守護者ミューンの自己肯定感の無さなど未熟さから月は夢の世界へと喪失し、
太陽が冥界の王に太陽が盗み出されることで物語は動き出します。
奪われた昼夜を取り戻すことが今回の冒険の主目的。

サムネにもある「ツキも自信もありません。」とのキャッチコピーがオヤジギャグな?
ポスターにて、主人公ミューンが青い月を抱きかかえているビジュアルがあって。
これ、よくできたイメージ画像だな~と思っていたら、
実際、本編にこういう構図のカットがあって度肝を抜かれます。


ヘボヤン、フィリポン両監督は、制作の際、
作品ごとに神話を創造する宮崎駿監督や、
主人公視点でキャラをスクリーン中に躍動させる細田守監督から、
大いにインスピレーションを得たとのことですが。

アドバルーンな太陽と月なんて発想は日本人にはまず浮かばないでしょう。
地動説が、天動説の上に立脚した神の教義を脅かすとの警戒と分断の歴史を抱えた、
欧米文化圏じゃないと出てこない神話だと思いました。
(余談ですが、秋アニメの『チ。―地球の運動について―』楽しみです。)

私が物語が案外フツーだなと感じたのは、
右脳がバグりそうになるくらいのイマジネーション溢れる世界観を浴びて、
左脳が物語を咀嚼するだけの余力が残っていなかったからかも?
それくらい受け手の想像力を消耗するアニメーションだったとの余韻が、
劇場鑑賞から2年経った今でも残っています。


【作画 4.5点】
上記の神話、世界観を描写する美術を背景に、
はつらつと動き回るミューンらのキャラクターは基本3DCG制作。
デフォルメや人物の動きは、リアクション、ジョークのツボも含めて如何にも欧米アニメで、
『ミニヨン』とか苦手な人はダメかもしれません。

が、一方で、日本アニメなどセルルックや、往年の手描き制作へのオマージュ精神も旺盛な本作は、
CGにも手描きタッチの主線を加えるなど、
新旧の良さを織り交ぜたアニメーションを追求。

神話を語るシーンや、夢の世界の描写では2Dセルルックの画面も展開され、
主線の荒々しいかすれ線が演出する躍動感には、
前世紀のバトルアニメのような懐かしさも感じます。


ヒロイン・グリムは蝋で出来ていて、昼の日光で溶けて、夜の寒風で固まる設定。
カロリー消費の激しいキャラ描写も丹念で、手間がかかっているな~と感心します。


【キャラ 4.0点】
ワンパクないたずら小僧だが、優しく小心物で、
なかなか勇気を持って使命を果たす冒険に向き合えない主人公の森の子・ミューン。

ヒロイン・グリムは好奇心旺盛で、結構図太いが、
何せ蝋の身体というハンデが重しに。
溶解、凝固のリスクを恐れる親父からは外出を止められて親子喧嘩しちゃいますし。
親父さん{netabare} 肝心な時にずっと凝固してましたねw{/netabare}

琥珀の頑強な肉体を持ち、自信過剰な太陽の守護者候補・ソホーンは、
もう少し柔らかくなることも覚えた方が良いプレイボーイ。


三者三様に欠点を抱えたメインキャラが、
凸凹と絡んで、補いながら使命を果たしていくことで、
多様性も意識させる性格設定は定番のキャラ構成。

が、人間が一人も出てこない生態系は刺激的かつ、
その生物的特徴は、性格を強調する上でも有用でした。


【声優 4.0点】
※日本語吹替版を鑑賞。

主演・ミューン役には『アイカツ』声優でもある大橋 彩香さんの少年ボイス。
太陽の守護者・ソホーン役には小野 友樹さんのナルシストボイス。
とメインを声優陣で固める吹替布陣で異国制作のキャラクターを伝達する上々の吹替。

ヒロイン・グリム役の武藤 志織さん。
モデルでも通用するルックスを誇り、
出てきそうで出てこない女性声優のまま最近見かけなくなった?
と気になってSNSで近況を探ってみた所、
現在は舞台脚本家・女優として劇団グループの主催もされているとのことで。
グリムのキャラクター以上に好奇心の赴くまま、
自由にマルチな才能を使っているなと羨ましく思います。

最近の武藤さんのSNS投稿「脳みそが5つ欲しいです」
入手のあかつきには、私にも1つくらい分けて下さいw


【音楽 4.5点】
劇伴担当はブリュノ・クレ氏。
『ウルフウォーカー』では繊細な民族音楽による世界観演出が目立っていましたが、
本作では壮大なオーケストラで、文字通り月と太陽を振り回すスケール感を下支え。

日本語吹替版の主題歌には中国のシンガーソングライターJulieに
「Resucue me 」を日本語歌唱させるインターナショナルな起用。

2015年の東京アニメアワードフェスティバル・長編アニメーション優秀賞受賞から、
日本劇場公開まで7年を費やしている本企画。
良作であっても、海洋を超えるプロジェクトはひと筋縄ではいかない。
主題歌アーティスト選定にも色々と苦労もあったのだろうかと穿ってみたり。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 11

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

フランス発ファンタジックアドベンチャー

公開:2022年4月19日
監督:アレクサンドル・ヘボヤン、ブノワ・フィリッポン
脚本:ブノワ・フィリッポン
原案:ブノワ・フィリッポン

製作は2014年フランス
東京アニメアワードフェスティバル2015コンペティション部門優秀賞受賞

漸くの公開となりました。


2D 3D自由自在の映像表現、素晴らしきアートアニメーション

壮大なファンタジックワールドに擽るラブロマンス、

日本語吹替えもバッチリ嵌まり

グリムがメッチャ可愛い!

投稿 : 2024/12/14
♥ : 7

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
雄獅少年 少年とそらに舞う獅子(アニメ映画)

2022年3月25日
★★★★☆ 3.4 (3)
9人が棚に入れました
両親が出稼ぎしていて広東の田舎に住む少年・阿娟が獅子を舞うことを夢見て、不思議な縁で師匠と出会い、仲間と獅子舞チームを結成し、貧弱な野良猫からライオンに成長する、奇跡を起こす熱血の物語を描いている。

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

雄獅少年/ライオン少年

2022年電影祭にて一部劇場にて特別公開された「雄獅少年 少年とそらに舞う獅子」

2023年5月26日題名新たに「雄獅少年/ライオン少年」として全国公開されました。

切り開け!運命。

中国の伝統芸能である獅子舞の演者を志す少年達の物語、

まるでジャッキーチェンの映画を緻密なストップモーションで再現したかの如き質感とスピード感素晴らしき3DCGアニメーションムービー

ハラハラワクワクホロッとジンワリ青春群像活劇動画
面白かった( ^ω^)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
「LINEMAN -ラインマン- HERO’S MISSION」篇(その他)

2022年6月10日
★★★☆☆ 3.0 (2)
5人が棚に入れました
「ラインマン」とは、電気を安定供給する鉄塔や電線の建設・点検に携わる職業のこと。男子高校生を対象に、仕事自体の認知度向上を目指すことが目的だ。過去に2019年、2020年にも同様の目的でアニメーション動画を手がけ、好評だったことから今回は「ラインマン」をヒーローとして描くアニメーション動画を制作した。

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
メカアマト(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (1)
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マレーシア発のヒーローアニメ。
少年アマトはメカボットの新たなマスターに選ばれる。メカボットは身の回りの物をハイテク機器に変える能力を持つロボットだ。アマトとメカボットは合体してスーパーヒーロー「メカアマト」に変身し、バッドロボたちと戦う。

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
南国白くま「方言すぎるおとぎ話」TVCMシリーズ(その他)

2022年5月16日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
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日本のおとぎ話に、南国白くまを加えて、それを鹿児島弁(薩摩弁)で表現したアニメーションです。字幕がなければ本当に何を言っているかわかりませんが、アニメーションのテンポの速さに振り落とされないように自然と集中してしまう、不思議な魅力を持った動画です。

計測不能 72 2022年春(4月~6月)アニメランキング72位
トミカヒーローズ ジョブレイバー 特装合体ロボ(Webアニメ)

2022年4月22日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
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「ジョブロイド」と呼ばれる高性能アンドロイドが、安全なネットワーク「SOFIAシステム」に接続され、人間の仕事を手伝っていた。
そんな中、ジョブロイドによる事件・事故が起こるようになった。
ブレイバーシステムを搭載した警察・消防・救急のジョブロイド達が事件解決にあたるようになる。
ある日、都市部にてジョブロイドの事件が同時刻に連続して発生!
ジョブレイバーたちが事件を解決すると共に、その原因を探っていく…
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