takato さんの感想・評価
4.2
ますます進むキャラ愛と造形力。ただ、デスボイス少なめ?。
本作を見て改めてアニメにおけるキャラ造形力の重要さを感じた。単純じゃなく複層的キャラだからこそ愛着がより進み、ますます作品にのめり込めるようになる。嫌な奴も単なる嫌な奴という記号で終わらない、正に出落ちの薄っぺらさを超越している。どんどんキャラの奥行きが見えていく、これこそが創造したキャラに対する愛。キャラを甘やかすことは愛ではない。
それにしても、只野君の会社名がフリーライドなのには笑った。この名前からすると嫌な〜予感が。それにしても、考え方が如何にもヒッピー文化の影響下のクールさが最重要なシリコンバレーのテック最先端の人って感じで、実は類型的な感じやな。