2018年度に放送されたおすすめアニメ一覧 503

あにこれの全ユーザーが2018年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月18日の時点で一番の2018年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
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年代別アニメ一覧

55.7 326 2018年度アニメランキング326位
覇穹 封神演義(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (113)
378人が棚に入れました
現在から三千年以上前の古代中国、殷王朝の時代。
時の皇帝・紂王(ちゅうおう)は、文武両道に長けた名君であった。

だが、絶世の美女・妲己(だっき)を皇后に迎えて以来、かつての名君は、
魂の抜殻のような状態に変わり果ててしまう。

邪心を持つ仙女・妲己の術によって、紂王は操り人形と化しているのだ。
妲己とその仲間は、王朝を支配し、民を食い物にしながら、
自分たちは贅沢三昧の日々を送っていた。

そんな人間界を救うために、悪しき仙人・道士たちを
神界に封じ込める“封神計画(ほうしんけいかく)”が実行に移された。

その実行者として、元始天尊(げんしてんそん)に選ばれたのが、
道士・太公望(たいこうぼう)であった――。

声優・キャラクター
小野賢章、櫻井孝宏、古川慎、中村悠一、KENN、細谷佳正、島﨑信長、日笠陽子、浪川大輔、前野智昭、岡本信彦、鳥海浩輔
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

少年ジャンプの名作を復活させた作品…物語を構成している人々と絵を制作している人々が乖離した作品

【視聴前】
このタイトルが再びアニメ化されるということを知ったとき、「なぜ今ごろ?」が正直なところ。ここのところ、懐かしい作品を蘇らせる風潮が強くなっている感じですが、10年に1回くらいこういう時期が来るように思います。その作品を見た人がある程度年を重ねて余裕が出たときに懐かしさを話題として取り上げてもらい、その年齢層を中心に購買層を増やしていくというビジネスモデルです。アニメに限ったことではないですが、成功するパターンと失敗パターンが極端なのもこの手法です。なんか、アニメと関係ない話を書き込んでしまいましたが、この作品の復活を知ったときの感想というか、思いです。

さて、「封神演義」ですが、ジャンプ歴うん十年(いまだに卒業していない超留年生)の自分にとって、とても思い入れの強い作品です。読んでいて面白い作品を挙げよ、と言われたら必ず入れるくらい好きな作品でした。原作も読み込んだくらい。アニメ化を知って、今年、読み返しました。やっぱり面白い。

ストーリーは大きく分けて3つ。太公望の登場から姫昌の死、周の成立までが1。仙界大戦を軸として殷の滅亡までを2。歴史の道標との最終決戦までを3。といったところ。始まりから最後までを滞りなく終わらせているのがこの作品の良いところです。ただ、途中で「マジか?」というところもないわけではありません。{netabare}例えば太公望と王天君の関わりとか、強い相手のためのパワーアップとか、チート過ぎる最初の人とか、けっこう無理矢理感があった。{/netabare}それを加味しても面白いんだけどね…。

あとはキャラが豊富。しかも、全員と言ってもいいくらい魅力的。太公望たちと敵対するキャラですら魅力的ですし。役割分担、立ち位置がとても上手です。
戦いの場面も、宝貝も、何もかもが点から線へと繋がって終結していく、自分好みの作品でした。

さて、前回のアニメ化、自分のなかには無かったことになっています。ジャンプ誌上で初めてキャラデザインを見たときに不安になり(というより、藤竜の線はアニメにしづらいと思う)、その悪寒が的中。アニメは頭の中から消しました。今回は仙界大戦を軸にするということで、とても楽しみです。でも、2クールで大丈夫だろうか、仙界大戦だけでも1クール使ってしまいそうなんですけど…。しかも、問題ある方が構成しているし…。楽しみは前回アニメに出てこなかったキャラの登場、大人スープー(桜井さんの声なら想像に難くない)。あと、もっとも好きな竜吉公主も声も合わせて楽しみ。

【1話見て】…不安
いきなりのクライマックスシーンから入りました。この場面、とても好きなので期待感が大きくなったのですが…。
太公望の登場から仲間作りを始めようとするまでの話。一応原作元にしているけど、ずいぶんとすっ飛ばしたなぁ…。申公豹との出会いまではいいさ、その後がいかん。{netabare}太公望が妲己にやられるまでの話の間はどうしたの?貴人はどこ行った? つーか、陳桐、貴人との話ないと繋がらないって。太公望が単に突っ込んでやられたアホにしかなっていない。{/netabare}普賢を初回に出してきたのもビックリ。あれはあのシーンでこそ生きる貴重なシーンなのに…。
作家陣、ちゃんと原作読み込んだのかな? 読み込んでいてのこの案ならどうしてこうしたのか意図を知りたいわ…。
思い入れの強いファンの勝手な意見だけど、展開がとても不安。
作画はまずまず、声はこれじゃない感あるけど、うまい人が多いので慣れると思う。だけどストーリーはどうか。まずは様子見(やっぱり不安だけど)。

【8話まで見て】…ある意味、色々考えさせられた
ここまで酷い作りになるとは思ってもいなかった…原作を読み込んでないよね、絶対に。原作をなぞっているのに、原作ファンから総すかんを喰らう作品て、なかなかない。いくら酷くとも、普通は擁護するファンもいるんだがこの作品には見られない。それだけ酷いということだろう。
作画は良いと思う。フジリューの絵をうまく動かしているし、色使いもなかなかのもの。そう、これは動くフジリューの絵を楽しむ作品なんだな。内容を楽しむものじゃない。
突っ込みどころが満載過ぎて、何を言っても仕方がない。例えば{netabare}趙公明、雷震子{/netabare}をはじめ、重要な人物がカット。{netabare}魔家四将戦、趙公明戦{/netabare}など、重要な戦いをカット。これカットしたら繋がらないんだよ…。あとでスープーが{netabare}変化するシーン、原作知ってないと何がなんだか分かんなくなるし、太公望のパワーアップもどうすんだろう{/netabare}。これはあくまでも例えであって、きりがないというのはそういうことなんだな。高橋ナツコという人が絡むとろくなことがないということがよく分かった。問題起こしているし、評判も良くないのに、なぜ使われんだろう…人材不足なのか?

【視聴を終えて】
物語を1.0にしました。原作はもちろん5.0ですが。
やっちまいやがったな…感が強い、残念極まりない作品になってしまいました。某ナツコは原作まともに読んでないよね。つーか、ナツコの趣味分かりやすいわ。普賢と楊ゼンを動かしたかっただけなのだろう。

本当に酷いとしか言いようがないまとめ方。歴史の道標、封神台の本当の目的、太公望と王天君の真実、スーパー貝宝、殷対周の決戦、かいつまんで出しては、見事に結末示さずに流した。ダイジェストにすらならなかったのは笑うしかない。最後にスルーしまくっていた雷震子がひょこっと出たときは吹くしかありませんでした。

これに対して、作画陣は頑張ったなと感心しています。フジリュー独特の線や背景をうまく再現していたなと思います。この絵のスタッフがなければ断念したろうと思います。あとは好きなキャラだった竜吉公主がはやみんだったのが救いかな。

これ以上は愚痴(すでにたっぷり愚痴っているが)じゃすまなくなるので、止めときます。

最後に一言…

ナツコは勘弁してくれ。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 25
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

詰め込んでいるが前作と比べたらマシ。ただ、ファンを逆なでするような改変に(泣)。

1~2話を観て、どんな作りにするのかが何となく見えてきました。

封神演義には主要人物が何人かいて、

まずは主人公の『太公望』
崑崙山の道士で、崑崙山を束ねる元始天尊の直弟子。敬称で弟子達からは「師叔(スース)」と呼ばれる。
昼行灯の切れ者。霊獣四不象(スープーシャン)に乗る。

そして殷の太師である『聞仲(ぶんちゅう)』
金鰲島の道士。金鰲島でも三強と呼ばれる内の一人。
300年以上も“殷”という国に仕え、軍師として教育係として殷を支えてきた人物。

今回はこの二人に視点を当てています。

冒頭で「仙界大戦」と言われる戦いを先に抜粋して見せているように、今回のゴールは仙界大戦までを描く構成になっています。先行情報で大戦までやるという事は分かっていましたが、どんな構成にするのかと心配でした。

尺を考えると仕方ないかと思うのは前作があまりに酷過ぎたからでしょう。

間でカットできる話はバッサリ。
ファン側からだと辛いですが初見だと違和感ないかと。

太公望は有力な仲間を集める旅に出るのですが、原作が終わっている為、逆算で予想がつきますね。仙界大戦で活躍する人物に焦点を当てた話を一話ずつ持ってきて、並行して聞仲ら殷側の話を進める構成になっています。

これは・・どうなのでしょう?
他の方のレビューを見ると非難轟々ですけど。
キャラデザ含め、リスペクトを感じる作画は中々です。
(原作派が無理だと思うのは・・まあ仕方ない)

とりあえず二話までの感想でした。

【放送前↓】
{netabare}
明日からだ~ PVスゴイ!血の流れ方まで「藤崎 竜」だ!

TOKYO MX
1月12日(金)から毎週金曜日22:00~

サンテレビ
2018年1月12日(金)から毎週金曜日24:00~

KBS京都
2018年1月12日(金)から毎週金曜日24:00~

BS11
2018年1月12日(金)から毎週金曜日25:30~

AT-X
2018年1月13日(土)から 毎週土曜日20:00~ ※リピート放送、毎週(火)12:00~ 毎週(木)28:00~


この「覇穹 封神演義」では原作コミックの13巻の副題。「仙界大戦」と言われるシリーズ屈指の人気キャラクター達が活躍するストーリー中心にやるとのことです。一番思惑や先の伏線や核心に、数多くのキャラクターたちが動く所なので今から楽しみですね。公式のキャラクターページにはそれ以前の主要キャラクターが並んでいることもあり、流石に何の説明もなくいきなり13巻から始めるようでは無いみたいです。

ファンからすると過去のアニメ化がほんとに悔しい出来だったので、今作の原作リスペクトは、時期を逃してるにもかかわらず挑戦してくれた事だけでも嬉しい事なのです。抜粋したぶつ切りでも構いません。仕方ないよ。大丈夫!

毎週の楽しみが出来ただけで僥倖。

待ってた皆さん一緒に楽しみましょう!
{/netabare}


【終盤、追記】
過去のテンションが上がっている自分が悲しいですね。

なんだろう・・・

原作の書き文字を間違えて脚本に起こしていて
普賢真人が寒さで「ハァッ・・」とはく白い息を
ため息の「ハァ・・」と間違える超弩級の構成・脚本。
なんで制作側は誰も気づかないんだろう?(笑)

全体的に声優の声が若すぎるのは、まあ仕方ないとして、
ディレクションの時点で腑に落ちない演技プラン。
ダイジェストなのはもういいや。諦めた。

この企画よく通ったなとそれだけです。

でも、ひとつだけ!ひとつだけ教えてくれ!


「なんで今アニメ化したの???」

投稿 : 2024/12/14
♥ : 20

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ダイジェスト 封神演義

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:ちょっと早すぎじゃないですか?序盤とは言え、すっ飛ばしすぎ。原作はすげー昔のジャンプ。これは大好きだった。頼むから俺の思い出を汚さないで!!(超願望)
期待度:★★★★

かなり駆け足。
途中まで原作読んで内容は記憶してたんだけど結局こんな話でしたっけ?

文仲はほんとイライラする。
で、ジョカはどうなっちゃったの?
なんで妲己はあんなんなっちゃったの?

まぁ、昔の中国のSFにそんなこと言ってもしょうがないかw

各キャラの個性がことごとく薄まってて残念だった。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

54.5 327 2018年度アニメランキング327位
剣王朝(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (24)
95人が棚に入れました
紀元前770年、中国の春秋戦国末期の頃、「秦」が六国統一をなし、「韓」をも併呑し、「趙」との戦いが終わったばかりであった。
だが秦の覇権を阻止すべく各国のレジスタンスが密かに集まる者たちがいた。
彼らは数々の選ばし人の能力を引き出す剣を作りだし対抗しようと画策していた。
そんな戦乱の中、1人の青年「丁寧」は平和な村で過ごしていたが、レジスタンスを一掃しようとする秦の軍勢に村を焼き尽くされる。
秦に怨念を抱くが自分の非力さを知り、立ち向かう決意を糧とし、修行の旅に出るのであった。

声優・キャラクター
下野紘、岩澤俊樹、うえだゆうじ、天﨑滉平、中原麻衣、小見川千明、斎賀みつき、原由実、渕崎ゆり子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

責任者、出て来い!

EPG(電子番組表)でタイトルに[終]マークが付いていることを確認したときに我が目を疑いました。これは『王様ゲーム』なんて目じゃない(笑)!

第12話が予定話数通りでこれマジで最終回なのであれば、シリーズ構成・脚本の担当者にはギャラを払わなくても良いんじゃないかなというレベルの、週刊少年ジャンプの連載打ち切りよりも酷い「俺たたエンド」ですらない超打ち切り状態で終了…。

……もう一回訊くけど、本当にこれが最終回なんでしょうか?
(ということで、これは続編がない限り観る価値はないと断じますので内容も紹介しません。)

※後で知りましたが分割2クールみたいです。でもまともなシリーズ構成ではないですね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 24

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

宿業ノ剣

この作品は、中国のWeb小説がアニメ化されたものです。
もちろん、事前情報も何もなく視聴を始めた作品でした。

色々と難しい作品でしたが、それでも完走できたのは1話で受けた衝撃が大きかったから…
その衝撃とは、オープニングを歌っているのが「いとうかなこ」さんだったということです。

オープニングテーマは「宿業ノ剣」という曲なのですが、これがいとうさんの魅力の引き出し方のツボを熟知している様な曲調で、痺れるほど格好良いんです。
毎回視聴を欠かせないオープニング…
これがあったから完走できたと言っても過言ではありません。

実は12話だけ未視聴のまま、1ヶ月が過ぎていました。
今期のアニメ放送数も相当ボリュームがあるので、今期のアニメを優先して視聴していましたが、いとうさんの曲が恋しくなって視聴したところ、続きが気になったのでTOKYO MXの作品紹介ページを覗いてみたんです。
そしたら「放送は終了いたしました。」との記載にビックリ…
まさか1クールで終わってしまうとは想像すらしていなかったので…

「宿業ノ剣」は冬アニメのアニソンBEST10に絶対入れたい楽曲だと思っていました。
1クールと知っていれば、もっと前に見てアニソンBEST10に入れたのに…
もう冬アニメのアニソンBEST10作っちゃいましたよ…

12話のラストで大きな扉が開いてまばゆい光があたり一面に広がって、物語的には誰もが新たな展開を期待するお約束の場面…というところで終わっちゃうんです。
ドラゴンボールで例えるなら、天下一武道会の開会式で物語が終わっちゃう感じ…
響け! ユーフォニアムで例えるなら、府大会を通過し関西大会の目前で終わっちゃう感じ…
「目が点になる」とは、きっとこういう事を言うのでしょう…

そんな物語の主人公は、下野紘さん演じる丁寧(テイネイ)
元々は平和な村で暮らしていましたが、戦乱に巻き込まれて村を焼かれ流浪の旅に出る。
その旅で様々な人との出会い、思惑や策略に翻弄されながらも、己を鍛える修行を欠かさず行いつつ、自分に眠っているであろう秘密の力に覚醒する…前に物語が終わってしまったので、覚醒が正しいかは分かりません。
ですが、中国の作品はとかく俺TUEEEE系が大好きなので、きっとこの作品もその系統なんだろうと思います。

そして残念だったのが一つ…
旅先で始めに知り合った仲間が、途端にいなくなってしまったことです。
意気投合していたのに、ある時を境にぱったり…
結構いい感じのキャラが揃っていただけに残念…というより、もっとキャラを大切に扱って欲しかったのが本音です。

こんな感じの作品ですが、声優陣は超豪華です。
中原麻衣さん、小見川千明さん、原由実さんに日笠陽子さん…
この布陣を見ると、尚更12話で終わってしまったのが残念です。

とりとめの無いレビューになってしまいました。
wikiで調べてみると、原作は完結しているようなので、アニメ化するのらどうして最後まで描かれなかったのかが普通に分からないです。

バクマン。を視聴済なので、作品がアニメ化される…それがどんなに凄い事で嬉しい事かは分かっているつもりです。
だからこそ一つの作品として世に送り出すなら、しっかりと終いまで制作して欲しいと思います。
まぁ、そう言いながら中途半端で終わっている販促作品は世の中に溢れ返っていますけどね^^;

投稿 : 2024/12/14
♥ : 9
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

初見で理解できたら天才

2話までの感想{netabare}
話の展開はええ。
1話最後に颯爽と現れたちょっとイメチェンした王陸と聞宝がゾンビ撃退するシーンから始まると思ったら…丸っきりカット。
既に退治し終えて説教かました後、からの2話スタートで「あれ?なんか見逃した?」と思わずには居られない。
更には賭場荒らし登場→王陸モドキが剣を抜こうとしたことに人形が反応→返り討ちで人形破壊→賭場荒らし泣く→落とし前でロシアンルーレット提示→主人公威圧→賭場荒らしが主人公を投げ飛ばす→イカサマを暴露→落とし前の代わりにゾンビの呪い解除を教授。
この一連の流れがすっごい雑。
その後も、ゾンビ村へ向かう→王陸モドキが主人公に「お前は足手まといだから下がれ」と言ったのに、次のシーンでは普通について歩いてるし。
そもそも1話でのネクロマンサー登場シーン自体が、果たしてどこの勢力の者かサッパリ分からなくて困惑したし(襲おうとしてたの秦の軍勢だと思ったわ)。
で、ネクロマンサーとの戦闘も物凄くテンポ悪いし。
主人公と対峙してた時、他の連中はどうしてたのっと、クジラかよ。
ってか王陸と聞宝、キャラが全然立ってない(見せてない)状態で次の場面へ進んでるせいでスゲー弱っちく見えるし。
やろうとしてることは分かるのだけど、描写がとにかく雑で理解するのに1テンポ遅れる。
そうでなくとも1話で出た傘がどう見ても現代のコンビニ傘でイセスマ状態だったり、折れたダイケイケン(大敬剣?)と思われる柄部分を箱にしまったの誰だよ?とか突っ込みだしたらキリが無い。
久々に中華アニメの真骨頂を味わった気分…間の取り方がおかしいってのはいつものことだけど、霊剣山や時間の支配者はまだマシな方だったのねー(スピリットパクトはさすがに途中で切った)。
けどこれだけ展開早いのならブラッディヴォーレスみたいな終わり方にはならないんじゃないかな?という気休めはあったり。

それと幼女が賭場の元締め(イカサマやったら腕切り落とすのが掟、ってのを当たり前としてる)だったのはちょっと評価。
ヤクザやん…あの時代の村の名主なら普通なのかも知れんけど、なんかそういう設定久々に見た感じ。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
あれ?なんか面白くなってきた??
相変らず展開が雑なのは雑なんだけど…。

5話にしてようやく秦がダイケイケンを探してた理由が判明。
それ以前からも語られてたのかも知れないけど、なまじ漢字読みのせいで、難しい言葉なのか固有名詞なのか判別し辛くて分かりにくくてのう(※)。
秦の侵攻に耐えてる真っ最中の魏にはケンキ(※)っていうバリアーが張ってあって、ダイケイケンにはそれを破る力があるらしい。
またダイケイケンを使わずともケンキをぶち破る強力な術もあるらしいのだけど、それを習得するのはかなり困難な上に使うと術者もタダでは済まないらしい。
ナルホドできればそんな術は使いたくないし、ダイケイケンで済むならそれを欲しがるのは分かる。
結局秦はダイケイケンはもう手に入らないと諦めたのか、ケンキ破りのために強力な術を使うことに決定。

秦に国や村を滅ぼされた主人公や霊剣山ペアは魏を救うために協力するって流れで…ただ幼女はなんでついてきてるのかワカラン、ヤサクレイもメンヘラ元上司に抵抗できればいいって感じなのかな、テイネイに従うって感じではあるけど。
そうそう、↑ダイケイケンか?と思ってた1話序盤で倒された(ってよりメガンテ使った)オッサンの持ってた折れた稲妻剣はダイケイケンではありませんでした。
ってか折れた柄部分お前が持ってたのかよ、と。
ってか折れた状態でも“仕掛け”は発動すんのかよ、と。


それこそ自分、最初はダイケイケンはダイケイテンと聞き間違え、「ダイケイ典?経典か何かか?」と勘違いしたくらい。
ケンキって言葉自体も前から出てた気がするけど5話でようやく具体的なビジュアル登場で、それまでは何のことなんだかサッパリ分かりませんでした。
ってかケンキってバリアのことだけじゃなく、あの世界での魔法のことを指してる?
他にも分からん単語いくつかあったハズだけど、分からんせいで覚えてもいない。
せめて字面映してくれれば有難いんだが…。

とはいえ、今まで謎だった部分が次第に明かされ、なーんか面白いように思えて来てしまって…自分当てられて狂っちゃったかも?
5話最後の仏像突き刺しも「いくら剣に選ばれたとはいえ主人公はまだ剣術の腕は大したことない」が表現されてて良いじゃんと思ってしまったり…。
なんだかんだ言って脳内補完込みであらすじをまとめると「面白そう」って誤認できそうな気がする、王道展開で余計なテクに走ってないせいかな?

追記・幼女こと商のお嬢様はケンロゆかりの者でした、1話を2回見て気付きました。
{/netabare}

最終回見終わって・↑と被るのでこれだけ見れば良いかも{netabare}
初見で内容理解できたら天才。
それに挑戦してみるってのもアリ…かも?
「何が分からないのか分からない」ってのを味わえると思います。
大抵起きることが唐突で「え、なにやってるの?」って感じ。
でもって2回以上、更にメモ取りながら見ると「何が分からないのか分かる」…結局分からないんかーい!って感じだけど、まぁなんつーか…本当分かりにくい。
情報を明かす順番がおかしいというか、明かし方がおかしいというか…これは「中国人だったら理解できる」って範囲を超えてると思います。
重用キャラが登場しても名前明かすのが次の回以降とか、重要なワードを1回しか言わない(しかも別の場面で)とか、敬称と名前がゴッチャだったりとか(例・ソシンとシソンは別)。
酷いのでは言葉だけでしか出てこないバザンケンジョウとゴザンケンゾウは別モノらしい…これはメモ取っておきながらも気付けんかった。
他にはお殿様=リリョウクンって気付けないと、チョウヨンが何でチンボクリンと同行することになったのか理解できないかと。

というか…うん、まぁ、メモ取ったワケですよ。
折角なんで一番ボリュームのある1話のメモだけでも載せときます。{/netabare}

ネタバレありの1話あらすじ(長いので注意){netabare}
【】は2話以降明らかにされるもの、『』は個人的な推察

ゴトウの村の賭場でイカサマをやる主人公のテイネイ。
イカサマがバレて逃げる──ってところからスタート。

場面変わってゴトウの村内の裏路地。
秦に滅ぼされた趙はケンロのチョウザン、ダイケイケンの手がかりを追う秦の手先に襲われる。
それらを蹴散らすも、シュウスイケンを携えたヤサクレイに苦戦。
「商のお嬢様との約束を果たしてもないのに…」と無念がりながらも、ダイケイケンの秘密を守るために自爆技を発動。

その後、爆発現場を通りがかるテイネイ、倒れてるヤサクレイを発見、どこの誰かは知らないが美女が倒れてるので助けることに。
また、チョウザンの使ってた剣──自爆技で折れて柄しか残ってないがそれも見つけて拾っておく。
『どこの誰だか分からないからかな?』村人には知られないよう小屋でヤサクレイを看病する。

翌日、看病のための薬を買いに薬屋へ。
その途中、前日のイカサマを咎める兄貴分に見付かり、〆られそうになるが少年が屋根から小便を垂れて逃がす。
薬屋では懐に仕舞ってたチョウザンの剣を見て「あれは…」と反応する人アリ→この人はショウラ『すっごい気付きにくいです』
薬屋から帰る途中、村が秦の軍勢に襲われる。
また、小屋で看病されてたヤサクレイは保護される。

秦の軍による殺戮、次々と村人が殺され、少年もテイネイの目の前で後ろからグサリ【この時少年の首に仏像が下げられてるのだが、これが5話でシンカンシュにトドメを刺すものになる、すっごい気付きにくい】
怒り狂ったテイネイはチンカンシュ【名前が明かされるのは2話】へ突き進むが、その前をヤサクレイが立ちはだかる。
ヤサクレイに刺されるテイネイ、その場で倒れる。

一方、すっかり蹂躙されらゴトウの村、わずかに生き残った村民に追い打ちをかける不穏な影→【キオウ】

一方秦の王宮。
フウソウ【パっと見皇帝かと思うけど違って大王の息子、大王は健在でこの段階ではハチキョウの修行中で王宮を留守にしている、明確に分かるのは7話以降】に叱責されるシントカン『よく分からない言葉』のリョウレン将軍。
・フウソウ「剣を抜いたら人死に出る、無駄な諍いはヤメロ」
・リョウレン「乱世の世、剣を抜かずして支配できましょうか」
意見の対立『とはいえ即座に処罰が下るワケではないっぽい』
又、ヤサクレイにダイケイケンの探索を命じたのはフウソウ、それにリョウレンは不満げな顔。

場面は変わってゴトウの村の隣の村?【名前は出てこない】
そこの「商のお嬢様」の屋敷へ瀕死のテイネイが担ぎ込まれる、既にゴトウの村の生き残りはテイネイだけ。
またショウラは商のお嬢様の屋敷に仕えてた模様。
そこでテイネイの持つチョウザンの剣を見て「意思を継ぐ」と言い、その後裏庭で配下を集めて「あの2人を探せ」と言って忍者のように散開。
『この「あの2人」とはチンカンシュとヤサクレイのことではなく、後で出るチョウイチとチョウヨンのことかと※』

場面変わってゴトウの村、死人を相手にご飯を食べさせようとする狂人の影→【キオウ】

場面変わって商のお嬢様の屋敷。
ヤサクレイはワザと急所を外してたと判明、とはいえ瀕死は瀕死。
商のお嬢様がなにやら術を使ってテイネイの傷を治す【ヒール能力持ち、6話では「怪我人は商飲お嬢様の元へ」とまで言われる】
その時テイネイの内にカイコのイメージを見る→【伏線、カイコはキュウシサン(九死蚕)、転生の象徴?】

場面変わって秦の駐屯所?
チンカンシュの元へリョウレンからの指令が届く、内容は「ダイケイケンを手に入れヤサクレイを殺せ」
でもってヤサクレイは既に捕らえてあって鎖で繋いであるのであった。

場面変わってゴトウの村跡地、死体に手を合わせる謎の人影【キオウ】を取り囲む人達→『ショウラ達でした。数回見て気付いた』

場面変わって夜、商のお嬢様の屋敷。
まだ目の覚めぬテイネイの傍らで寝てた商のお嬢様がなにやら気配を感じて目覚める。
なんとゾンビたちが屋敷を囲んでいた→『ショウラ達でした。数回見て気付いた』
【ここまで何度も出てるキオウは死操術、要はゾンビ使いであることが2話で明かされる、つまりはショウラ達はキオウにやられたってこと】
テイネイも目覚めて抵抗するも、地から及ばず絶体絶命~ってところで突如降って湧いた2人【チョウイチとチョウヨン】が助けに現れて1話終了。



書いてて気付いたけど、ケンロゆかりの者(チョウザン、チョウイチ、チョウヨン、ショウラ、商のお嬢様)は、ダイケイケンへ繋がる「鍵」を探してた?
のちにチョウザンの持ってた剣が実際「鍵」になるんだけど、それまでずっと愛用してた剣だと思ってたけどダイケイケン探索で最近見付けたのかも?
で、それを見つけたらゴトウの村か商のお嬢様の屋敷に集合する予定だった、とか?{/netabare}

↑1話が一番文章量多いけど、他の回も大体こんな感じ。{netabare}
というより後になればなるほど固有名詞が増えてエラいことになります。
ひょっとしたら追加で乗せてくかも?
あ、そうそう、それと1話はアバンが無くて「時は春秋時代~」って明かされません。
そんな中で賭場の壺にプラスチックケース被せてあったりダイバースーツやゴーグル出たりで、時代いつなんだかすごい戸惑いました。
春秋時代って紀元前ね、一応…ついでに3話では打ち上げ花火が出るぞい。
ってかね…なにより辛いのがね…

7話以降、商のお嬢様が登場しない

つれぇ。
でもって最終回は“ブラッディヴォーレス”と同じ運命…つまりはブツ切り。
ミンザンケンカイの行方は?バザンケンジョウとは?テイネイはワンジンモンの記憶が戻った?ワンジンモンを仇と言うチョウソンはどうする?ダイフスイロウに囚われてたリンジュウジョウとは?チョウイチと商のお嬢様の消息は?シンゲンの企みとは?ソシンの復讐は?チョウヨンのリリョウクン護衛ミッションは?アビに飲み込まれて死んだと思われたヤサクレイが敵なのは一体何故?
等々…他にも沢山中途半端なものがあって、それらぜ~~~んぶ投げっ放し(ついでにリョウレンも空の彼方へ投げっ放しは吹いた)。

いやぁてっきりミンザンケンカイには秦王も来るので、テイネイの対戦相手がいきなり秦王に襲い掛かって、けど簡単にいなされて、テイネイはその瞬間秦王の後ろによからぬ影を一瞬見てて、その陰の正体を探るために一緒に逃亡図って、秦にはモグサが居て、S装備があって…。
なーんて終わり方だったら神アニメ認定するところだったんだけど、そうはなりませんでしたね。

とりあえずブツ切りについてはブラヴォの経験があるので「ああまたか」って程度。
けどあんまりこういうのばっかりやってたら信用無くしますぞ。
ブラヴォでもいいんで続きやってくれんかのう…面白い面白くない以前にモヤモヤするんで。{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 7

54.3 328 2018年度アニメランキング328位
妖怪ウォッチ シャドウサイド(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★☆☆ 2.6 (13)
38人が棚に入れました
現テレビシリーズの主人公ケータの時代から30年後の世界が舞台となり、2017年に公開された劇場版「映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」のその後が描かれる。
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

生まれ変わりってホントにあるの?自称ナイトとブギブババー

 『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王復活』の続きとなるお話で、アキノリの結成した妖怪探偵団で、主人公ナツメ、トウマとともに数々の怪奇案件を解決していくお話だったです。最初からナツメの弟、ケースケも絡んで、怖いながらも共に関わっていくです。

 妖怪と戦ったりして、ほとんどの妖怪と心を通わせていくパターンだったです。出てくる妖怪は、死んだ人、動物が妖怪になるだけでなく、物が魂をもって、個性的な妖怪になるケースがここではあるです。シャドウサイドとライトサイドのギャップも注目です。

 このお話は、映画と連動が濃く、なぜこのキャラが出てきたのか?、約一年分の放送を見ているうちに忘れるかもしれないです。
 1話から出てくる酒呑(さかみ)くん、島之内先生{netabare}の正体が、映画の最後の最後に出てきた妖怪で、このお話の主な重要局面で、活躍{/netabare}が見られるです。
{netabare} 映画で旅立ったエンマ、ぬらりひょんの帰還も、物語の最重要展開において欠かせないものになるからです。{/netabare}

 ナツメたちの活動と酒呑くんの目的が、妖怪探偵団の仲間になるアヤメの登場によりさらなる展開といざない、さらにその先にある真実へと徐々に進むところが、子供向けアニメにしては、凝っていたと思うです。

 さらに出てきた強大な敵、順調な先からの大どんでん返しな展開の連続、衝撃の因縁があったです。勝利の先の結末は、よく見るといつもの探偵団のパターンを違う視点で、描いているようだったです。
{netabare} あれほどの展開で最後の最後は、ナツメ達らしさを見ているようだったです。「これで、いいのだ!」なんですけどです。{/netabare} 


 アキノリの祖母おばばが、時々のアキノリとの突っ込みと、ナレーション面白いです。
 ジバニャンが、少し柄が悪くなっているけど、要所で活躍するです。マイペースなコマさん、後から出てくるコマじろうのシャドウサイドが何処か不気味に変で、「モンゲーロ」と面白いです。

 キャラとして、非常に面白かったのは、ミッチーです。ウィスパーも、執事妖怪として存在感が、ミッチー同様あるです。
 ミッチーは、ナツメのナイトを自称して、呼びもしなくても、すぐに出てきてやられてしまうところが見所です。ミッチーのノリのある会話も所々面白く、ハイパーミッチーになったとき、限られた時間で活躍なく殆ど会話だけで、終わってしまうのもミッチーらしさが出ているです。
 すぐやられるミッチーでも、役に立ちことがあったりしたです。{netabare}アヤメにとりついていた女郎蜘蛛が、なすすべなく逃げようとしたとき、いきなり登場ミッチービーム炸裂は、{/netabare}冴えていたです。
 一番の見どころは、最初のED「ファンキー・ブギブバー」です。カッコつけたミッチーがポーズをとって、歌詞に合わせてヒーロー気取りでうけるです。


{netabare} 後半近くで特番映画の再放送をして、見たことのない人にも良かったし、記憶を整理できたのは、良かったです。ただ、このころ初めて、トウマ、アヤメを見てかなり違和感、感じてたです。改めてTV放送のトウマ、アヤメの声優さんと比較にならない雲泥の差を痛感したです。{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

52.4 329 2018年度アニメランキング329位
レディスポ(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★☆☆ 2.5 (24)
69人が棚に入れました
全銀河を巻き込んだ宇宙戦争が勝利者なしで終わった世界を舞台に、プロスポーツの賞金稼ぎが、宇宙を股にかけて戦う姿が描かれる。

声優・キャラクター
島田紗希、上原あかり、木下鈴奈、青柳みさと、楠田亜衣奈

37111 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

動かない動画

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:すまん、全く記憶がない。ショート
期待度:★★

動きません。
紙芝居です。

で、話の内容はというと別にという。。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

「The IAM」とは…?

タイトルコールで必ず「The IAM」と流れるので、何かと思ったら「イラストアニメーションムービー」の略称だったんですね。

IAMという記述の通り、この作品はアニメという感じではなかったですね。
画面一杯に物語の場面と登場人物が描かれていて、セリフのあるキャラの顔が小窓で出てきて口がパクパク…
wikiには、「動画を使用せず、原画のみで構成した作品」と記載されていました。

だから「アニメを見る」というスタンスで見ると肩すかしを食うことになります。
ですが、純粋に物語を楽しもうと思ったら、それなりに楽しめると思います。
それなりに…といっても5分枠の作品なので、内容の厚みも5分枠相当ですけれど…

物語の舞台は、白黒をつける必要が生じたらスポーツで決着をつけることになった世界…
ですが、登場する選手の能力は相当チート…というより、相当理解難易度の高い作品だと思います。
例えばサッカーの勝負に、炎や氷の魔法がバンバン飛び出してくるのですから…

それでも、一生懸命取り組む姿や勝ちたいと思う気持ち…
勝てない苦悩や乗り越えるための努力など、スポコンに必要な要素は全て揃っていると思います。
異能の力がなければ、もっと素直に面白いと思える作品だと思いました。

テーマ曲は、楠田亜衣奈さんの「ハッピーシンキング!」
作風に合ったノリの良い作品だと思います。

1クール12話の物語でした。
動画があった方が何倍も楽しめた作品だと思ってしまいました。
これも立派な挑戦だとは思いますし、その姿勢は評価すべきだとは思いますけれど…
でも、やっぱり私はアニメが好きなんだと改めて感じた次第です。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
陰陽師 平安物語(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (9)
82人が棚に入れました
 平安の都でもその名を知らない者はいない稀代の陰陽師、安倍清明。人だけでなく、色々な妖怪たちも訪れるが・・・

 中国のスマホゲームのアニメ化作品。日中共同制作によるショートアニメ。

声優・キャラクター
杉山紀彰、鈴木達央、釘宮理恵、沢城みゆき、大谷育江、ロア健治

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

ファン向け。中国スマホRPGをアニメ化…なんだが…

毎回全世界2億ダウンロードされた!って鬱陶しいくらいのアピール。そんなものどうにでもなるし、よく恥ずかしげも無く言えるなと思います。


原作(スマホゲーム)・未プレイ。
アニメ・全話視聴。(全12話・5分アニメ)


夜の平安京で暴れ、充実した楽しい毎日を送る事…って迷惑な奴らだな(笑)

絵柄は安定してたと思います。ただそれだけでしたね。脚本は…もっと勉強しておいでってレベル。
継続回もあったけど別に「つづく」にしなくて良い感じです。
これってファンの人が楽しむアニメ?なのでしょうか。最後まで観たけど全く面白くなかった。ストーリー性は無く、日常系としても笑いも無く、ゲームをやって無いとキャラが良く分からない。
予算が結構あったのかな?声優さんは豪華でした。

最終話で一応は陰陽師はこーゆー仕事だと説明がありましたが海外の人にはこんな風に思われてるのかな?ま、まだ忍者が居るって思われてるし聞かれたのでそうなんだろうなぁ…。

オススメは全くしないです。時間の無駄だと思いますので。ただ絵柄と声優さんは良いのでそこだけはアリ?かな。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ(アニメ映画)

2018年10月5日
★★★★☆ 3.3 (8)
51人が棚に入れました
「モンスト」の愛称で知られる人気ゲームアプリ「モンスターストライク」を、完全オリジナルストーリーで映画化した3DCG長編アニメ。ある日、正体不明の化け物たちに襲われたカナタは、青い髪をした謎の少女ソラに命を救われ、ソラから「世界を救えるのはあなたしかいない」と助けを求められる。それをきっかけにカナタは、闇の力で世界を意のままに操ろうとするセンジュから世界を守るため、ソラやバンパイアの兄弟トウヤとユウナ、モンスターの龍馬、神威、半蔵らとともに、戦いに身を投じていく。主人公カナタ役を人気俳優の窪田正孝が声優初挑戦で演じ、ソラ役を人気女優の広瀬アリスが担当。細谷佳正、悠木碧、山寺宏一ら人気実力派声優たちが脇を固める。アニメーション制作は、ゲーム「モンスト」を手がけるXLAGと、CGアニメーション制作スタジオのオレンジ。

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
テニスの王子様 BEST GAMES!! 手塚 vs 跡部(OVA)

2018年8月24日
★★★★☆ 3.9 (8)
46人が棚に入れました
数ある名試合の中から、人気の高い対戦カードを再びアニメ化。記念すべき第1戦目は、関東大会1回戦 青学対氷帝「手塚vs跡部」!

双真 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

★★★☆☆☆

あんまりおもしろくなかった・・・

原作は全巻既読スミ。

内容が薄く、こんなんだったっけ?と思った。

もっと熱い闘いを期待していたのに・・・

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
1日外出録ハンチョウ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (5)
43人が棚に入れました
地の獄‥! 底の底‥! 多額な借金を抱えた劣悪債務者を収容する、帝愛の地下労働施設‥! 一度入ると出ることが困難なこの監獄で、「1日外出券」を使い、 地上で贅の限りを尽くす男がいた‥! その名は大槻‥! E班班長にして、1日を楽しみ尽くす天才‥! 飲んで食って大満喫‥! 大槻班長、のたり1日外出録‥!

声優・キャラクター
チョー、佐藤拓也、松岡禎丞、増田俊樹、前野智昭、森川智之、川平慈英

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

個人的にずっと観ていられる癒しの作品

カイジ本編の方での大槻がどんなキャラなのか知らない(なんでも極悪非道な感じらしいが)のも自分が純粋に楽しめている大きな理由かもしれませんが、限られた時間や制約の中で焦らず飾らずそれでいて有意義に楽しむハンチョウ大槻の姿にある種の究極の癒しを見出してしまいます。

似たような作品でドラマですが孤独のグルメに通ずるものがあるかな。ただ、違いとしては大槻はコミュ力お化けであることと楽しむ為の術を知り尽くしていることでしょうか。

周りの登場人物も大槻を慕っていくのがなんか分かる気がするし、監視する側まで心を掴んでしまうのが凄いですね。

飯テロ要素もあるんだけど、単純に料理が美味そうなだけでなく、そのシチュエーションが良く出来ていて、真似したいと思わせるものがありました。

あとクセのあるナレーションも笑いを誘うものがあり、個人的に好きでしたね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
サクラノチカイ ~まろに☆え~る 東の飛鳥 下野市をえーる!~(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (9)
41人が棚に入れました
栃木県下野市(しもつけし)が、知名度向上、及び東京圏からの新たな人の流れを作ることを目的に、下野市を舞台としたご当地アニメーション「サクラノチカイ」を制作!

下野市観光大使であるアニャラクター「瓜田瑠梨(うりたるり)」と、歴史上の人物で、飛鳥時代に活躍した下野市出身の豪族「下野古麻呂(しもつけのこまろ)」をストーリーの中心とした、約12分間の短編アニメーション。

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
生きのびるために(アニメ映画)

2018年6月1日
★★★★★ 4.1 (9)
40人が棚に入れました
原題:The Breadwinner(ブレッドウィナー)「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」「ブレンダンとケルズの秘密」で知られるアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーン。同スタジオの長編最新作「The Breadwinner」が、「生きのびるために」の邦題で6月1日よりNetflixにて配信される。 2017年9月8日にトロント国際映画祭で初上映。2017年11月17日にアメリカで劇場公開。

lll1 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

必見。

 知名度が低い映画だと思うので、まずこの映画の説明から入ります。

 アイルランドの"カートゥーン・サルーン"という製作会社のアニメ映画になります。 アルランド、カナダ、ルクセンブルグ共同製作。

 デボラ・エリスの「生きのびるために(The The Breadwinner)」を原作としています。原作は日本語訳もされております。

 第90回アカデミー賞では、長編アニメ映画賞にノミネートされています。その他アニー賞であったり、多くの賞をノミネート・受賞しており、批評家・一般から共に評価の高い映画です。

 日本では、劇場公開はされずNETFLIXにて独占配信という形になりました。今後、劇場公開される可能性は低いと思います。
「タンジェリン」という映画はNETFLIXで日本に上陸し、その1年後ぐらいかな?に劇場公開されるという極めて珍しい例でしたが。

 "カトゥーン・サルーン"は「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」や「ブレンダンとケルズの秘密」等で有名なアニメ製作会社です。この2つは日本でも劇場公開されています。

 タリバン政権のアフガニスタンのカブールに住む少女を描いた映画です。


 まず、最初に思ったのが自分が以下に不勉強で無学であるかを痛感しました。
 もっと、アフガニスタンや紛争事情を知っていれば、この映画に対する感想は変わると思う。現在もニュースで良く耳にする"タリバン政権"等々。勉強すべきだなと思った。今度、図書館に行ってみようか。

 紛争、宗教、歴史、タリバン政権について知っている状態でもいいし、知らない状態でも良いと思う。この作品から学べることはたくさんある。少しでも学ぶべきだと思った。



 今年観た、新作のアニメ映画は「犬ヶ島」がめちゃくちゃ良かったけど、今作はそれを越えたかも知れない。

 

投稿 : 2024/12/14
♥ : 7

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ブレッドウィナーと同じ

https://www.anikore.jp/anime/12615/
「生きのびるために」はネットフリックスで使用されているタイトルだそうで、劇場版、DVD表記はブレッドウィナーになっています。

内容はたぶん同じです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
薄墨桜 -GARO-(アニメ映画)

2018年10月6日
★★★★☆ 4.0 (5)
39人が棚に入れました
貴方に出会わなければ・・・

 平安の世、栄華を誇る美しき都「京」。守りし者たち、雷吼、星明、金時は人知れず火羅と呼ばれる異形のものから人々を守る使命を遂行していた。
或る日、彼らの前に現れる美しい女・明羅。そして闇の中で暗躍する時丸。
美しい桜が千年の時を経て咲き乱れる時、哀しくも儚い復讐劇が幕を開ける。

声優・キャラクター
中山麻聖、朴璐美、矢島晶子、堀内賢雄、浪川大輔、野村勝人、鵜殿麻由、中田譲治、田中敦子、関智一、東啓介

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
ようこそジャパリパーク(Webアニメ)

2018年8月12日
★★★★☆ 3.2 (4)
38人が棚に入れました
 この世界のどこかにつくられた超巨大総合動物園「ジャパリパーク」。そこでは神秘の物質「サンドスター」の力で、動物たちが次々とヒトの姿をした「アニマルガール」へと変身!訪れた人々は彼女たちのことを”フレンズ”と呼び、賑やかに夢のひと時を楽しむようになりました。
 そんなジャパリパークが無事に開園するまでには、実は大きな危機と、それを乗り越えたフレンズたちと「園長」の冒険の物語があったのです。
 パークのガイドを務めるミライさんと、かつての冒険に加わっていたサーバルたちは、その物語を記録に残すことにしました。
 ジャパリパークを危機から救ったたくさんのフレンズたちと「園長」によるドタバタな記録映像。あなたも、ちょっと覗いてみませんか?

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~七人の最強偉人篇~(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (3)
37人が棚に入れました
穂群原学園の三人娘(蒔寺楓・氷室鐘・三枝由紀香)を中心に描かれる“人理修復”とは全く関係の無い物語。

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
映画プリキュアスーパースターズ!(アニメ映画)

2018年3月17日
★★★★☆ 3.8 (4)
35人が棚に入れました
人気アニメ「プリキュア」シリーズの劇場版通算24作目で、2018年2月放送開始の「HUGっと!プリキュア」を中心に、前作「キラキラ☆プリキュアアラモード」、前々作「魔法つかいプリキュア!」の3世代のプリキュアが集結する。空から降ってきた不思議な赤ちゃん、はぐたんを守るためにプリキュア・キュアエールに変身する中学2年生の野乃はな。ある日、突然現れた怪物ウソバーッカが世界中を嘘だらけにするため大暴れし、仲間のさあやとほまれがさらわれてしまう。「プリキュアアラモード」と「魔法つかいプリキュア!」の世界も狙われていることを知り、戦いに身を投じていくはなだったが、その中で幼い頃に不思議な男の子クローバーとの果たせなかった約束があったことを思い出す。

声優・キャラクター
引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯、多田このみ、野田順子、美山加恋、福原遥、村中知、藤田咲、森なな子、水瀬いのり、かないみか、高橋李依、堀江由衣、早見沙織、齋藤彩夏、北村一輝、小野賢章

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

歴史修正、ダメ!ゼッタイ

なんかこの作品のためにハナの過去を急に作り出して、露骨に泣かせるためなゲストとの思い出なるものを中心にするのはねぇ…。あと、敵がショボイ。変身シーンを最後にとっておくのは子供向けとしては微妙。


そして、オールスターを手描きでやってると必ずついてくる問題で、みんなが揃ってる一番上がりそうなシーンが作画が大変過ぎて微妙になりがち。だから見事なCGで処理したオールスターズメモリーズは凄い。本作は3世代だからそこまで弊害ないが。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
有馬戦士ガンダム(Webアニメ)

2018年12月13日
★★★★☆ 3.4 (6)
34人が棚に入れました
日本中央競馬会が、平成30年12月23日(日)に中山競馬場で開催される第63回有馬記念に先立ち、「機動戦士ガンダム」とコラボレーションした特設サイト「有馬戦士ガンダム」を12月13日(木)より公開しました。
特設サイトでは、ガンダムの世界観と有馬記念が融合したオリジナル動画を視聴できる「NEW TYPE MOVIE」があり、アムロ役の古谷徹とシャア役の池田秀一が再び集結、新たな名セリフが収録された実況ムービー2本、ショートムービー20本を一挙公開しています。
実況ムービー「有馬戦士ガンダムMOVIE」では、2016年・2017年の有馬記念のレース映像にガンダムのキャラ達による名セリフが重なり合い、迫力のレース展開がお楽しみ頂けます。
また、ショートムービー「有馬戦士ガンダムSTORY」は、「ガンダム、有馬に立つ!」「赤い彗星の有馬」「ガルマ、散る」など、ガンダムの名場面と、過去の有馬記念の名シーンがクロスオーバーします。

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
チキンラーメンCM「アクマのキムラー 篇」(その他)

2018年4月6日
★★★★☆ 3.5 (7)
33人が棚に入れました
長年勤めてきた日清に辞表を提出したチキンラーメンマスコットキャラクター、ひよこちゃん。
心境の変化があったのか、
なんと悪魔崇拝者になってしまった。

悪魔のキムラー3分召喚(2分でも可)
月間ムーとのコラボ。

公式サイト
http://www.chickenramen.jp/akuma.html
(毎日0時から6時6分の間のみ表示可能)

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

逆に食欲が減退します

カップヌードルといい、チキンラーメンといい、日清さんのCMは凄いですね。
ちょっと悪乗りし過ぎの感もありますが、インパクトはあります。
でも日清さんには悪いですが、このCMを見てもチキンラーメンを食べたくはなりませんでした。むしろ食欲が無くなるような気が・・・。

日清チキンラーメンのホームページに解説が載っていますので、気になる方はそちらをどうぞ。
私は悪魔系に関する見識がないので、読んでもちんぷんかんぷんでしたが。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
毛虫のボロ(その他)

2018年3月21日
★★★★★ 5.0 (1)
33人が棚に入れました
宮崎駿監督による短編アニメーション。

CG作品に初挑戦し、長年あたためてきた“虫の目から見た世界”を描いたオリジナル作品。卵からかえったばかりの毛虫・ボロの冒険物語を、14分20秒間で紡ぐ。

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
プリンセス・プリンシパル Ⅳ ピクチャードラマ 「case17.5 Good sisterhood」(OVA)

2017年12月22日
★★★★☆ 3.5 (5)
32人が棚に入れました
コントロールから新たな指令について話しているドロシーとちせ。
王国軍の港湾急襲作戦をリークという今回の作戦、ちせは協力できないと言い出し…。

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
俺たちゃ妖怪人間G(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (8)
31人が棚に入れました
50周年記念プロジェクトの第2弾となる新シリーズ「俺たちゃ妖怪人間G」では、妖怪人間たちが細胞にまで戻って原点回帰し、流行や社会現象を研究しつつ、再び人間を目指していくという。

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
愛玩怪獣(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (8)
31人が棚に入れました
 東京に正体不明の怪獣が20体突如現れた。
 シュールな世界観の中で、”怖(こわ)カワイイ”愛玩怪獣たちが次々と登場し、縦横無尽に暴れまわる。玩具のような外見の彼らは、見た目も行動もそのすべてが人間の想定外。人類に未来はあるのか、ないのか?

声優・キャラクター
高野麻里佳、西田望見、井上雄貴

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
パズドラ(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (6)
31人が棚に入れました
スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」を原作とするアニメ。

現代を舞台に、プロゲーマーの世界でナンバーワンを目指す熱血小学生・明石タイガの成長を描く。

声優・キャラクター
泊明日菜、柿原徹也、井上ほの花、小林裕介、神代知衣
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる?

60話までの感想{netabare}
確かこのシリーズの前にも「パズドラ」のアニメがあった気がするのだけどそっちは見てません、ってかゲームも全く知りません。
前作との関連は全然無いっぽく、そこら辺は助かる。
何気なくダラーっと観てる(画面見てない時多し)だけなんだけど、しれっと2年目に突入したことだし感想書いてみることに。

架空の「花草商店街」が主な舞台だけどモデルはどう見ても浅草…というか「男はつらいよ」。
「それを言っちゃあおしめぇよ」等のネタもよくある。
主人公の名前が「明石タイガ」で家がタコ焼き屋で…ええい明石焼きなのかタコ焼きなのかどっちやねん!(※)
両方扱ってるのかな?とも思ったけど画面見る限り出てくるのはタコ焼きのみ。
元は家のタコ焼き屋を世界一にすることを目指してたけど、パズドラに出会ってプロゲーマー「も」目指すことに。

相棒兼マスコットキャラ?は「トラゴン」。
関西弁を喋り、その見た目からネコによく間違われ「ネコちゃう、トラゴンや」「まぁ虎なの?」「虎ちゃう、ドラゴンのトラゴンや」というやり取りが定番。
※と同様、ワザと紛らわしいネタをぶっ込んでる…のかな?
「オラゴン」(モンストのマスコットキャラ)と間違われるギャグがあったら個人的に爆笑できるんだけど、さすがに無理?
ヒロインは明石屋の隣のケーキ屋の「さくら」、まぁ寅さんですからね。

で、こっからは「ド根性ガエル」。
ポスト五郎に大金持ちの息子の徳沢諭吉(語尾は当然「~でやんす」)、ポスト梅さんに寿司屋ならぬ鉄板焼き屋の源さん、ヨシコ先生ポジにユキコ先生、南先生ポジに前山田先生が充てられる。
ユキコ先生を巡って源さんと前山田がいがみ合うネタはかなり多い。
一方でゴリライモ的なキャラも居るけどそっちの出番は少ない、教師生活25年も居ない。

タイガがプロゲーマーを目指してパズドラ部を設立し、さくらのケーキ屋とは反対側のお隣の源さんの店を部室…というより溜まり場にして活動するのが一年目前半。
後半はプロ資格目指してパズドラの大会するのが大まかな流れ。
2年目以降は後述。

「男はつらいよ」と「ど根性ガエル」をミックスした世界観やキャラ配置は悪くないと思うし、タイガのボケにトラゴンが関西弁でツッコむのも飽きない。
それと…かなり個人的な話になるけど諭吉の声が神代知衣で…うおおなんかスゲー久し振りに聞いた!
と思って調べたらコンスタントに仕事は続けてたみたい、たまたま自分が見てる作品に関わってなかっただけで。
超金持ちキャラで神代ボイスって、ねぇ?…しかも一度だけ(自分が気付いただけで他にもあるかも知れないが)一人称を「ぼっくん」言うてへけけーっしゅ、アドリブだったのかなぁ?
ってことで視聴継続理由の大半が神代声を聞くためだったり。
で、そんな個人的理由以外でも、作画が不思議なくらい乱れない。
いやこれホント不気味なくらいキャラの顔崩れないんだ、同じぴえろ製の“ブラッククローバー”に分けて欲しいくらい。
まぁこれにはウラがあるのかも知れません、後述。

これ系…ホビー系と言えば良いのかな?で問題となるのは「果たしてゲームのルールを全然知らなくても内容理解できるのか?」になると思うのだけど、そこら辺この作品は…ギリギリセーフかな?
スキルターンの順番が謎だったり、連鎖終わった段階でどっちがせめ勝つか分かるんじゃね?(キャラがダメージ計算を理解してないっぽい)とか思わなくもないけどそこはアニメの演出なんだろうってことで気にしない。
とりあえず連鎖多けりゃスゲーってことを踏まえていれば内容に付いていけると思います。

とはいえ…ここまで誉める感じだったけど以下からはツッコミになります。
ゲーム全然知らない自分ですら不満に思う部分がありまして、ってかこのアニメがイマイチぱっとしない最大の理由だと思う。
リーダー以外のモンスターはずっとカードに描かれたイラストのまんま、スキル発動してもイラストが光るだけという演出。
……?
どうなんだこれ?
ゲームでイラストだけだったキャラがアニメ用に立体に起こされて、動いてアクションして派手なバトルしてこその「アニメ化」じゃないの?と思わずにいられない。
具体的には主人公が頻繁に使う「メジェドラ」がビュンビュン動きまくって目からビーム撃ちまくるシーン見たいなぁと思ったのが「あれ?」と思った発端。
メジェドラで画像検索してみれば分かると思うけど、これ動かさないでなにがアニメ化だよと。
メジェドラに限らずゲームやってる側としたら「うおー、あのキャラが動いてる」ってのが一番の楽しみなんじゃないの?
どうなんだこれ?
というかアニメ用に立体に起こされるリーダーモンスターにしろ、殆ど動くことはない。
京都のタコ焼き屋が使うハクとか、もっと動かせば良いのに…画面に映る時間すらかなり短い。
戦闘も実は地味で、基本スライドで突進するかレーザーだか火球状のものをお互い撃って空中でぶつかってドカーンってのが殆ど。
これは企画の段階からそうなんだろうけど…むしろこの方式だからこそキャラの作画が安定していられるのかなー?とも思ったり。
作画乱れてもいいからアクション派手目にするか、キャラ数&アクション抑えて作画クオリティ維持するかの判断に迫られ、後者を選んだってことかなぁ、と。
(ここで言う作画ってのは止め絵のことね)
う~ん、いくら作画良くてもなぁ、さくらがあんまり可愛くないし…って書くと失礼か、さくらよりも可愛い(かも知れない)モンスターがハク以外にも色々居た気がしてのう。
それをアニメ用に起こせよと。
現在メインキャラで一番カワイイのは諭吉じゃねーか!へけっ。


と、以上が一年目までの内容&感想。
二年目からはプロ資格を手にしたタイガがプロの洗礼を受ける──ってのが現在60話までの流れ。
デッキの内容を殆ど変えてないタイガはプロ相手だと手の内を研究され対策されちゃってるゾって展開で、そこで玩具系のお約束、メインロボットのモデルチェンジ…ロボじゃないのでトラゴンのモデルチェンジ。
それまでドラえもん的に人間世界にしれっと馴染んでたトラゴンだけど、一旦モンスター界に帰って人間界での滞在許可を取り直さにゃならんそうな。
モンスター世界の描写にはちょっと期待したんだけど…うわああん、モンスター世界全然キャラ出ねぇ。
唯一案内役的にソニアってのが居ただけ…いやいや、もっとモンスター出そうよ。
でもってトラゴンは渡航審査をパスしてパワーアップして姿が変わったんだけど…これが…なんか「コレジャナイ」。
ドラゴン側じゃなくてトラ(ネコ)側に傾いたデザインで、見てないけどドラゴンボール超のビルスが近いか?
ドラゴン側に進んで欲しかったけどどうなんだろう、更にモデルチェンジする前段階だったりするのかな?
で、人間界に戻ってからはモンスター界と人間界がどうたらの話はもう終わりっぽい、や、やらんのか。

そうそう、それと60話になってOPが変更されました。
時期がエラく半端な気がするけど、EDの入れ替えとタイミングずらしたのかな?


おまけ
https://www.youtube.com/watch?v=xTPscInGAmw
1期2期EDのバンドのCM、ぴえろ作品の放送枠内でこれをやるかw{/netabare}

64話までの感想{netabare}
61話はメインストーリーのプロゲーマー合宿…のひと区切り付いた感じかな?
次の62・63と箸休め的な1話完結話が続くのだけど、ま~いわゆる定番中の定番。
62話は赤の他人を有名旅行ガイドブックの覆面記者とカン違いして商店街を挙げておもてなしする話。
接待バトルでワザと負けるという展開なんだけど、商店街の連中が下心丸出しのゲスの極みで深夜アニメだったら胸糞展開として叩かれそうな内容。
63話はAIロボットとの対決だけど、元々は鉄板焼き屋のために導入したロボットで、それを強引にたこ焼き屋に連れ込んだタイガのクズっぷりが光る。
どっちも浦沢じゃないんだけど浦沢っぽい。
で、64話もこれまた単発話なんだけど…

ア バ ン だ け で も 見  て

亀垣一と渡部圭祐が暴走するとこうなるのかw
「忍者と魔女っ子で戦ってきた」って、オイ!
敵対相手は何ざんしょ?ヤマトにしてはXEBECは…ねぇ?
同じぴえろ?
音響監督がピースしてるらしいので被ってるのだと思うけど、名前でググった程度では分からなかった。
そして働き方改革でCG班が帰っちゃったって…今そのネタ危なーーい!!!
そしてなにより、なんでこんなお遊びする余裕あるんだ、この作品。

本編は、まぁ、寅さん、本当に、寅さん。{/netabare}

73話までの感想{netabare}
ユキコ先生の裏話を挟みーの、それまで龍二が何か思い悩んでる描写がちょくちょく差し込まれてたけど、遂に単身アメリカへ武者修行へと旅立つことに。
闇落ちしそうな予感もあったけどそこまではなりませんでした…いや帰ってきたら変わってしまったって可能性はまだ残ってるかな?
というのを挟みーの、これは恒例になるのか?伝説のプロゲーマーに師事を乞いに山奥へ…まーた高尾山じゃないだろうな?
(書き忘れたけど前年パズドラ仙人へ師事を仰ぎに高尾山へ行く話がありました)
で、そこで修行して新必殺技「乱れナイアガラ」を修得。
で、その後は再び1話完結話が続いて…おおっと、大会を前に73話で総集編キター!
スケジュールに詰まって苦し紛れの総集編じゃなくて予定通りの総集編だと思う。
ぶっちゃけ73話見ればそれ以前の話を見てなくてもこの先付いて行けるんじゃないかな?そんな作り。
ってことで途中から視聴しようかなー?とお悩みの方は73話から見れば大丈夫。

というかね…自分も総集編見るまで神崎シンの存在忘れてたwww
そっかコイツの問題未解決だったわ、ずっと行方知れずなんだったっけ?
それまで飛び飛びの登場で幾つあるのか把握してなかった全プロチームの紹介もあって…こいつら全員大会に参加するんかのう?
一方で、とうとうメジェドラが戦力外通知されてしまったのだけど総集編では触れませんでした、ちょっと寂しい。{/netabare}

74話感想{netabare}
諭吉メイン回。
30分前にやってた“爆丸”と似た内容──仲間が自分より先に前に行って焦りを覚えてからのふっ切れる話──で吹いたw
こんなネタ被りもあるんだねぇ。
「お、お前一体何者だ…」に「ただの人間さ」と答えるのがお決まりパターンのところを「ただの大金持ちでやんす」と返したのはなかなかニクい演出。
それにしても久々の諭吉バトル回でリーダーモンスターが誰だったか忘れかけてた、ああダイヤゴンか、そうだったそうだった。
あれ、じゃあサクラのリーダーって何だっけ?確かイーブイの進化系みたいな…こっちはもう登場することは無いのだろうか。{/netabare}

76話までの感想{netabare}
75話から大会編に入った…と思ったのだけど、展開はええw
バトル自体はパパっと済ませて人間同士の絡みをメインにしてく?もしくは準決勝か準々決勝くらいまでダイジェストで進めるのかな?
まぁ実際、今回の大会は参加者がプロって設定で、そのせいか出てくるリーダーモンスターも線が多く(ソシャゲによくある強いキャラほど巨大でゴテゴテと装飾が多くなる)「こりゃ動かすの大変すぎるだろ」と思ったのも事実。
リュウジ戦でドラゴン2匹がひとつのフレームに入ってるカットは圧がすごくて吹いたw
↑で「モンスターの登場数が少ない」みたいなことを書いてしまったが、これだけリーダーがゴテゴテしてるとそれ言うのも酷だわ、と考えるように。
線の少ないデザインのポケモンでも丁度アローラリーグ(大会)をやってる真っ最中で、そっちは結構長めに話数跨いでるのを考えると描くのにどれだけ手間かかるかは重要な気がしてきた。

でもって76話、やっぱり息切れか今後に力を溜めてるのか、作画は相変わらず崩れないけど画面になるべくモンスターを映さない方向で調整してるっぽい。
とはいえ…ん?
ヨグソトース使いの場に居たモンスターの…水アテネじゃなくてサレーネっていうのか、あらカワイイ。
ぐぬぬ、見てるとやっぱり「それアニメ用に起こして動かしてくれよ」とついつい思ってしまう。
ってか今回の大会、京都タコ焼き屋(ハク使い)は出場してない?
アイツ居ないとほんとモンスターがゴテゴテしたのばかりになってイマイチ華が無い気が…ほのかのパイモンは性別よくワカランし。{/netabare}

78話までの感想{netabare}
77話、大会3回戦がこの回で終了、出場者がやっと8人まで絞られる。
それまで出場者の数だけ出場者とモンスターも出さないといけないという、無駄に手間のかかるパートが続いたけどこれでかなりスリム化したんじゃないかな?
そして78話、の前に。
以前リュウジの両親を掘り下げる回があったのだけど、しまった、感想書いておけば良かったなぁ。
何話だったかも覚えてないけど内容としては、リュウジの父親は有名な書道家で厳格な性格、母も似たような感じ。
そんな家に生まれたリュウジもお堅い性格で、いわゆる「手のかからない子」。
将来は父の後を継いで書道家になるのが両親に迷惑をかけないこととして「そうあるべき」と思ってたが、パズドラに目覚めて「そっちの道をやってもいいですか」と初めて(リュウジの想像してる)親の意向に背く決心をする、って話で。
それに対しての両親の反応が印象的なんだけど──
リュウジが生まれた時、将来この子がやんちゃに育って人様に迷惑をかけて、自分達が菓子折りを持って謝罪に回る…「なーんてことになっても良いかもねフフフ」みたいなことを語り合ったと話して。
要は親の理想通りに振舞わなくてもいい、それで愛想尽かすこともなければ許容した上で生んだんだぞと伝えられた話──ってのが以前ありまして。
元ネタは他にあるのかも知れないけど普通に「良い話だなー」と軽く感動したのだけど、78話で再びリュウジの両親(というかマツハラ家全体)をメインにした話が展開。

両親は常時厳格な振る舞いを当然としてたのだけど、そうはいいつつ心のどこかに「たまにはハメを外してみたい」って願望が燻ってたみたいw
花草商店街でタイガとリュウジの3回戦勝利の祝勝会に呼ばれて出席、けど花草商店街の連中は江戸っ子気質の大雑把な性格で今までお付き合いのあった人達とはぜんぜんタイプが違った模様、「今夜は無礼講」の言葉にウキウキ。
あっはっは、子供絡みで付き合いが広がるのは当然あるものだけど、それにより両親自身も新たな体験・境地を得たみたい、って話で。
あれー、普通に良い話じゃないか。

更に同じ回、リュージは敗退してそれでも心は折れない姿を見せて「立派だなぁ」という声に、兄貴のマツハラプロは「アイツは…いや、ボクはあいつの兄貴なんです」と答えて。
あっはっは、兄貴は兄貴でトッププロとして常に毅然としてないといけない(自分を一番だと振舞わなければいけない)立場で、めっちゃ弟を自慢したいけど直接自慢する訳にもいかない複雑なトコロを上手く表現できてるんじゃないかな?
あれー、普通に良い話じゃないか。

失礼だけど…なんでパズドラでこんな良い話やってるのさ、他に元ネタあるのかも知れないけどさ。
と思ってテロップ注目して見てみたら脚本:川崎ヒロユキでした。
ああ、代表作みたいなのはピンと来ないけど名前はよく見る人だ、自分にとって。
この回はこの人の力ってことで良いのかな?一方で監督やシリ構に係わる部分はまた別として。

というのも監督・シリ構に係わると思われる部分、話数を跨いだ全体の流れだけど、こっちは…えっ、次回もうタイガと神埼シンが対決するらしい。
てっきり後半に引っ張って…決勝か準決勝くらいになると思ってたのだが、はええ。
一度負けて敗者復活とかやる展開なのかな?{/netabare}

断念、でも再開するかも{netabare}
2年目途中まで見てたけど…断念。
「ああこりゃダメだ」とスパンと視聴を切るのではなく、段々と億劫になって録画が溜まって消化が面倒になって…そしてもういいやとなったパターン。
神代知衣の声目当てで最後まで耐えられると思ったけど無理だった。

ダメな理由は2つ。
1つは作画。
作画クオリティ自体は高い、メインアニメーターの渡部圭祐がスゲー頑張ってて同ピエロ作のブラクロの砂川&赤坂には見習って欲しいとさえ思ったり。
但し手間のかかる絵は避けてて…元はゲームで色々なモンスターが居るハズなのに、アニメではそれらは「イラストのまんま」で動くことが無い。
アニメ用にデザイン起こして動画として動かすキャラはごく一部で、それの作画を頑張ってるに過ぎない。
そうだなぁ、フィギュアスケートに例えると、3回転捻りや4回転などの高難易度技には挑戦せず、低難易度の技をひたすら丁寧に続けてる感じ。
一瞬の中割りをキャプって「作画崩壊w作画崩壊ww」と茶化す阿呆(アニメファンの癌)相手なら確かに作画崩壊の無い素晴らしい出来栄えなのかも知れないが、アニメとしての面白さとしてはどうなのかな?
というか原作ファンはこれで納得なんだろうか、「お気に入りのあのキャラが動く」というのがアニメ化の一番のウリだと思うのだが…。

2つ目は主人公の明石タイガの性格。
タコ焼きとパズドラで頭がいっぱいのお馬鹿キャラ…と思わせといて、ちょくちょく「意図的にバカを演じている」って描写が入りまして。
正直これは製作者の意図がワカラン、普通にお馬鹿キャラじゃダメだったのか?間が持たなかった?
計算してバカを演じてるとなると、それまで笑って許せた行動に疑問が沸いてしまう。
実は最終回だけは見てみたのだけど、そこでも「超強敵を前にして素に戻って(バカの演技を忘れて)ヤバイヤバイ」って話をしてて…えええ、この調子じゃ見てない回も同じようなことしてたのかな?

といいつつ最終回(103話)で久々に本編見てみたらやっぱ面白いところはあるんだよねぇ、トラゴンは非常に良いキャラだと思う。
「OPが流れてる時に負ける主人公はおらへん」は笑った、欲を言えば1年目のOP流して欲しかったけど。
そして意味の無いキャラクターと中の人テロップw、普通に実写映画のパロだと思うけど…すっかり忘れてた「ベースは寅さん」ということを思い出せたり。

ってことで面白いんだよ…面白いのだけど、その一方で上記の2点と二年目というヘビーさが視聴意欲をガリガリ削る…。
と、103話を最終回と書いたけど、実際は放送時間変更になって続く模様。
しかも内容は半分バラエティ半分アニメって構成らしく…ん?“しゅごキャラ”や“ミルキィホームズ”と同じ流れか。
あにこれでは新シリーズ扱いなのか継続扱いなのか分からないけど、個人的には新シリーズ扱いとしてまた見始める…かも?{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット(アニメ映画)

2018年2月10日
★★★★☆ 3.6 (5)
31人が棚に入れました
バグと呼ばれる昆虫型の巨大エイリアンと人類が戦闘を繰り広げている未来世界。今回は、地球の植民惑星となった火星が舞台となる。シリーズの顔と言うべき対バグ戦争の英雄ジョニー・リコは、この星で新兵の指導に当たっていたが、彼が受け持った部隊、通称“はぐれ小隊”はそろいもそろって落ちこぼれ。そんな中、バグの大群が火星に出現するという緊急事態が発生する。野心家の地球連邦軍総司令官スナップスは火星ごと爆破するという非情な計画を推し進めていた。火星を守るため、そして自身の誇りを保ち続けるため、リコとはぐれ小隊は命を懸けた戦いに挑む!

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「宇宙の戦士」のファン向けですね。面白いですがお勧めはしません。

 本作をレビューされている方がいたので、なるほど、これもアニメだったなあと思い便乗で。

 映像はなるほど1作目のスターシップトゥルーパーズですね。映画版より宇宙の映像がちょっとシャープさがたりませんが、遜色無いできですね。そして、降下艇はエイリアン2張りの出来でした。
 全体的に予算の関係か解像度と作り込みが不足気味ですが、ほぼ映画クオリティに近いでしょう。

 ジュラシックパーク以来、ハリウッドの特撮って本当の理想は「完全に架空の映像」=なんでも発想次第で自由に画面が作れる=アニメですからね。つまり時代が進んでハリウッド映画がアニメ化すると同時に、アニメが映画化して区別の基準が人間がいるかいないかだけになってきましたね。この脚本で映画でもいいわけですからね。
 本作を見ると少なくともSFにおいては、実写と3Dアニメを区別して語る必要はないなあ、という認識を持ちました。


 本作の立ち位置は続編です。しかも、前の話を見ていないと分からない類の完全な続きでした。オリジナルのスターシップトゥルーパーズは邦題「宇宙の戦士」ロバートAハインライン原作の小説をもとにしたSF映画です。

 作中でてくるパワードスーツは機動戦士ガンダムの原型になったと言われている、超有名作品です。パワードスーツはもともと小さいガンダムみたいな造形だったですが、本作では少し宇宙服的になっていましたね。ハヤカワ文庫の原作には図解が載っていました。1979年の神矢みのる氏の読み切りマンガ「ラストチェイス」の方がパワードスーツの造形には近いでしょう。後継としてはアニメ「METAL SKIN PANIC MADOX-01」でしょう。OVAですけど。

 なぜか映画版のスターシップトゥルーパーズではパワードスーツを着ていないのがものすごいストレスでした。

 
 本作の背景です。もともと宇宙の戦士って、軍人の哲学というか、右翼傾向の政治思想のある話だったと思います。ですので、原作では恩師の哲学の先生との関係が重要だったり、戦う意義のようなものが主張されていました。そもそも機動歩兵部隊は男ばっかりでしたね。

 さて、本作の内容そのものはこの宇宙の戦士、あるいは映画版スターシップトゥルーパーズを知らないとなんのこっちゃ、ですね。まあ、ストーリー展開は面白くなくはないけど、2度と見ないだろうなあ、というレベルです。考察する気にはなれません。一種のファン向けの後継作でしょう。

 私は原作も1作目も好きなので、あの青い光を見るだけでときめきます。楽しみました。ですが、作品に想い入れが無い人にはお勧めできません。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 7
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

返事は、「トゥルーパーズ!」

  バグというエイリアンだか巨大な昆虫生物??に、占領された火星を奪還しようとしているトゥルーパーズという部隊、特にリコを中心に話が進むお話??だったです。
{netabare} シュミレーションでバグと戦う訓練してたり、実際に戦っているのか?区別がつきづらくなったです。{/netabare}リコに不運なことが起きて、火星に取り残されてしまってどうする、どうなるのか?が大きなポイントのようです。

{netabare} その局面で、質の劣るようなカッコ悪いアイアンマンのパワードスーツを着ていて気を失ったリコ。タンクトップの美女?みたいな女性が現れたのは、ある意味うけたです。リコに火星でリコがするべきことを話した後、色声で「お願~い、私のためにやってぇ~」だったか?はふざけているのか?気を誘っているのか?分からなかったです。いつの間にか、いなくなっているし・・・・です。

 別場面で、超能力者みたいなおっさんや、戦艦を指揮するおばさん、自分の野望のため悪事を企んでいるお姉さんが、リコの行動に絡んでいるようだったです。
 最後は緊迫した場面があったり、お姉さんの野望を阻止しただけで、バグとの戦いに終わりがないようだったです。{/netabare}

 最初から最後まで、リコは姿を変えた毛利小五郎にしか見えず、毛利のおっちゃんがいろいろ一人で、頑張っているようにしか見えなかったです。

 印象に残った言葉は、{netabare}「俺の部下に火星人はいない。いるのは命令に従う兵士だけだ!」だったか???とか、部下に命令をした時の部下の返事が「トゥルーパーズ!」だったです。
 リコの部下の眼鏡くんが戦闘中に動画を撮ってたり、部下に無残なことが起きても「バグに愛されやがって」とふざけたことを言ってたりしてて、{/netabare}現実と仮想現実の区別がつかないように見えたです。
 
 CGがマネキン人形にしてもリアルで、実写の人間だかわからなくなるような感じしたです。バグの大軍が、リコ一人やトゥルーパーズを襲おうとしている場面、見事で実際に身の上に起きたらぞっとするほど、良くできていたと思うです。
 行き当たりばったり展開で、結局リコが巻き込まれたアニメだったのか?悪い奴の人気を低下させる目的だったのか?終わりのない戦いを描いているのか?良く分からなかったです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 6

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

困惑

クソ映画として名高い実写版デビルマンには及ばないけれど、この作品もなかなかの素養を持っていると思いました。
CGのクオリティが高いのが余計に物語の品性を欠いているように見えます。

面白いか、面白くないかは良く分かりませんが、知性を感じない話だったなと思いました。

あの世界でのバグは殺すか殺されるかの害虫でしかないとわかりますが、
それにしても主役側全員が喜々としてモンスター駆除を話している様子は引きます。

セリフが安直すぎるのがいけません。
落ちこぼれの火星人トゥルーパーズはともかく隊長が「皆殺しだ!」を連発していると、違和感があります。

原作はSF界隈でとても有名なロバート・A・ハインラインの小説なんですよね?
どの程度拾われているのか知りませんが、この映画から原作を読みたいとは全く思えませんでした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
ワンピース エピソードオブ空島 ONE PIECE THE MOVIE(アニメ映画)

2018年8月25日
★★★★★ 4.4 (2)
31人が棚に入れました
今回のルフィと麦わらの一味の冒険の舞台は、空に浮かぶ伝説の島“空島”。禁断の土地に隠された黄金伝説を巡る大冒険が幕を開ける! 海賊・モンブラン・クリケット、空の騎士を名乗る傭兵・ガン・フォールら魅力的なキャラクターも続々登場。決死の航海の末に“空島”にたどり着いたルフィたち一行の前に、スカイピアの神・エネルが姿を現し・・・かつてない強敵と黄金を巡る戦いの行方はどうなるのか!?

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
プリンセス・プリンシパル Ⅴ ピクチャードラマ 「case18.5 Black blab」(OVA)

2018年1月26日
★★★★☆ 3.5 (5)
30人が棚に入れました
この中に一人、犯人がおる―。」ちせの言葉から端を発し、いつになく重苦しい雰囲気の博物室。
お互いを探り合うチーム白鳩のメンバー。果たしてこの中で一番の嘘つきは誰なのか、そしてちせの言う「犯人」の正体とは?

計測不能 330 2018年度アニメランキング330位
アイドリッシュセブン Vibrato(Webアニメ)

2018年2月17日
★★★★☆ 4.0 (4)
30人が棚に入れました
スピンオフ第1弾!トップアイドルTRIGGERの結成秘話が、YouTubeバンダイビジュアルチャンネルにて独占配信開始!
第1弾「TRIGGER- before The Radiant Glory-」では、IDOLiSH7のライバルグループとして君臨する「TRIGGER」の結成秘話が描かれます。
TRIGGERの新曲「DIAMOND FUSION」など見どころ満載!
他にも、原作で人気のエピソードや、ファン必見!IDOLiSH7の日常を描く新規エピソードも映像化!
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