2017年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 140

あにこれの全ユーザーが2017年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番の2017年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

66.6 51 2017年秋(10月~12月)アニメランキング51位
ネト充のススメ 未放送 第11話その①「リア充のススメ」 その②「森子がフリドメールにログインしました」(OVA)

2017年12月8日
★★★★☆ 3.6 (41)
224人が棚に入れました
BD-BOXに収録

第11話その① 「リア充のススメ」
PCが故障してしまい、とある人物に新規購入の相談をする森子。
なぜか話の勢いで森子の部屋でPCを組み立てることに…。
やってきたその人物とは!?そして森子は無事に「来客」クエストをクリアできるのか!?

第11話その② 「森子がフリドメールにログインしました」
ある日、森子が目を覚ますと、そこはなんとフリドメールの中だった!!
森子は「勇者もりもり」となって、林やリリィと共に魔王の城に囚われている「桜姫」を救出することに!

66.4 52 2017年秋(10月~12月)アニメランキング52位
亜人ちゃんは語りたい 未放送 第13話「亜人ちゃんの夏休み」(OVA)

2017年9月27日
★★★★☆ 3.6 (65)
322人が棚に入れました
亜人ちゃんは語りたいBD&DVD第7巻に収録。

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

浴衣姿が可愛らしい&早紀絵先生相変わらずw(複数回視聴)

もともと好きな作品なので、プラスのストーリーが見れるのは嬉しく、楽しんで見れました。

もともと日常計に分類される?アニメだと思うので、シンプルに追加エピソードとして各キャラの新しい様子が見れて楽しかった。
浴衣姿もかわいらしかったですね。

そんな中でも・・・サッキー、
相変わらず苦労してますね~、そのドタバタがまた、面白かったり。

そして・・・透明人間・・・。


あ~、継続シリーズ作ってほしいな~。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

66.3 53 2017年秋(10月~12月)アニメランキング53位
ムタフカズ(アニメ映画)

2017年10月30日
★★★★☆ 3.5 (12)
39人が棚に入れました
 ここはDMC(ダーク・ミート・シティ)、犯罪者と貧乏人の吹き溜まり。この街に生まれ育ったリノは、ガイコツ頭の親友ヴィンスとボロアパートの一室に同居中。バカで臆病な友達のウィリーも交え、3人で毎日つるんで、ダラダラ過ごしているが、将来の見通しはない。そんな時、リノの残念な人生を一変させる出来事が立て続けに起こる。まず、天使のような美少女ルナにひと目惚れ。直後に遭った交通事故のせいで、人間の中に混じった奇怪な存在の幻覚を見るようになる。さらに、謎の黒服集団や武装警官に命を狙われ、街中を逃げ回る羽目に。ついに絶体絶命の危機に陥ったとき、リノはスーパーパワーに目覚めるが・・・
 監督は西見祥示郎。原作は共同監督も務めるバンド・デシネ作家のギョーム・ルナール。アニメーション制作はSTUDIO4℃による日仏合作作品。
 日本初公開は、「東京国際映画祭」にて、2017年10月30日に公開された。
 一般公開は、2018年10月12日に劇場公開。

やまだ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

C'est formidable!

日仏合作のアクションもの。
アニメーションとしては見応えバッチリ。

雰囲気アニメなので最初の数秒で判断可能。
ゲームのGTA並のバイオレンスなイメージ。

声優は忖度起用でしょうか。アニメ作品において声優の演技とはかくあるべし!といった独自の哲学をお持ちの方は絶対に日本語で見ない方がいいと思います。メインはタレントさんです。人間でもないヘンなキャラなんだからヘンな話し方をして当然と割り切れない方は辛い時間を過ごすことになります。

キャラデザのセンスは完全に向こう側なのでキャラ目当てではムリなやつ。100%日本向けではないと言い切れます。キャラを楽しむ作品ではないです。構成も実写映画寄りで最近のコンパクトなアニメに慣れてると無駄なシーンが多いと感じるかも。作品のテーマとかメッセージはよくあるやつ。これもハリウッド映画なんかを見慣れてたら回りくどく感じるかも。設定やストーリーに目新しさはありませんが、逆にいうとシンプルでわかりやすい。


最近のアニメを見慣れている方々にとっては凄まじい駄作でしょう。

「感情移入」「掘り下げ」「伏線回収」「感動」「成長」

アニメ作品にはこれらが不可欠と思われる方々には凄まじいクソ。
これが声優と合わさればもう観ようと検討したことすら黒歴史のクソ・オブ・クソ。
人数は少ないので名前は覚えられると思います。

『王立宇宙軍』とか『AKIRA』とか。
話を追うだけではなく映像作品として味わえるかどうか。
そういう見方ならすごく楽しめる作品だと思います。

CGは背景は言わずもがな。車両等の挙動も違和感なくかなり自然。
もちろん劇伴や効果音なんかも半端なく素晴らしいです。

ただEDが…。
合作に日本語曲をゴリ押しする風潮は無くなって欲しい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

66.1 54 2017年秋(10月~12月)アニメランキング54位
牙狼<GARO>-VANISHING LINE-(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (62)
222人が棚に入れました
高度に発展した都市、ラッセルシティ。繁栄を謳歌するその街で、この世界を揺るがす巨大な陰謀が動き始めていた―いち早くその動きを察知した男・ソードは、陰謀を暴くため人知れず闘いに身を投じる。しかし得られた手がかりは「エルドラド」というキーワードだけだった。そんな闘いのさなか、ソードはソフィという少女と出会う。ソフィもまた行方不明になった兄が残したメッセージ、「エルドラド」の意味を探し求めていた。兄を失ったソフィ、そしてソードもまた過去に妹を失っていた。「エルドラド」という言葉に引き寄せられた二人は、互いに見えない絆を感じ、行動を共にするようになる。そして、それぞれの想いが交錯する旅がはじまった―

声優・キャラクター
関智一、釘宮理恵、島﨑信長、小清水亜美、浪川大輔、朴璐美、堀内賢雄
ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

またGAROですよ~

オリジナル作品?
えーーと、2年に1回?は2クールできますね~。前回の和風テイストのGAROは非常に残念な作品でした。今回はMAPPAさんで中々力の入った現代風のGAROでした。ストーリーはいつの時代でも人が生きる上でついつい現実から逃げ場所を求めてしまう(宗教であったり、理想郷であったり、仮想世界であったり・・・)心の弱さをベースに力の在り方、強さの意味を派手なアクションアニメGAROという作品を通して問いたかったのではなかろうか?と個人的には思う事にしました(笑)。{netabare}話の展開的にはラスボスと少女の関係が大体予想できてしまうのでまわりくどいわなと思えなくもないんだよなぁ{/netabare}まぁ、今回は良かった方なんじゃないかな。


私のツボ:ジーナさんいいキャラなんだよ、だが惜しい!胸じゃなく下半身のコスチュームがもうちょっと、こう、なんていうの?うーーん、あいやーみたいな(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「約束された未来 終焉のその先へ」

この作品は、『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』『牙狼 -紅蓮ノ月-』に次ぐテレビアニメ第3弾です。
『牙狼〈GARO〉シリーズ』は、アニメだけではなく実写ドラマなど幅広く展開されている作品です。
作品ごとに物語の舞台設定は大幅に異なっていますが、魔戒騎士である黄金騎士が、人々の負の感情につけ込む魔獣・ホラーと戦う勧善懲悪モノである基本設定は一貫しているので、きっとどのシリーズから視聴しても楽しめる作品だと思います。

今回の物語の舞台は、今の時代の大都市・ラッセルシティ…
人の集まる場所は、様々な感情が渦巻くのでホラーとしても格好の餌場です。
物語は、そのラッセルシティで魔戒騎士であるソードが、ソフィという少女を助けるところから始まります。
ごく普通の少女であるソフィ…肉親は兄一人で修道院暮らしの彼女は、気の利く優しい活発な女の子…
そんなソフィの前から突如兄が姿を消してしまったんです。
たった一つ「エルドラド」という言葉を残して…
そしてそのエルドラドは魔戒騎士であるソードが追い求めていた場所でもあったんです。

こうしてソードとソフィは一致団結して…という訳には当然いきません。
一般人をホラーとの闘いに巻き込むなんて有り得ませんから…
でも、ソフィは兄を探すには自分は非力で力不足である事を身の回りで起こる出来事から悟ることになります。
何故ならソフィを待ち受けていたのは想像を絶する苦しみと悲しみ…
大粒の涙をどれだけ流しても、大切な人の名前をどれだけ叫んでも、思いが形になってくれないんです。

絶望の崖っぷちに追いやられ、心のポッキリ折れてしまったソフィ…
でも、ホラーはそんなのどこ吹く風か…次から次へと刺客を送り込んでくるんです。
しかもホラーは生命の尊厳や重みなんて考えてくれない…むしろ蔑ろです。
だからソフィには自分の気持ちを整理する時間すらなかった…
これまで自分を育ててくれた大切な場所なのに…
ソフィは、ソードとそれらの感情を乗り越えたその先に向かうため手を取り合い…物語が動いていきます。

こういう腰を据えた王道のファンタジー作品と、アニメーション制作のMAPPAさんという組み合わせの相性は、文句なしに最高だと思います。
MAPPAさんの作品で真っ先に脳裏に浮かぶのは、やっぱり「神撃のバハムート」です。
あの壮大な物語を高いクオリティで描ききってくれました。

今回の作品も「神撃のバハムート」に通ずる並々ならぬクオリティを感じました。
まず最初に心を奪われたのはオープニングアニメです。
曲とのマッチングもさることながら、登場人物がみんな超格好良いんです。
神撃のバハムートでは、ヒッポ君の引く馬車に颯爽と乗りしっかり前を見据えたニーナ…
本作では腕組みしながら右後方に視線を送る魔戒法師ジーナ…
今回はジーナの雄姿が私にとってのスイッチだったようです。

そしてこの作品を支えるもう一つの大黒柱が起用された声優さんです。
主人公のソード役は関智一さん…フルメタル・パニックの相良宗介と聞けばピンと来る方もいらっしゃるのでは…?

ヒロインのソフィ役は、くぎゅこと釘宮理恵さんです。
今作の演技も鬼懸かっていたことだけは断言できます。
くぎゅ…私にとって耳障りが良くてずっと聞いていたい声質…
なんでこんなにも凄い声優さんなんだろ…

魔戒法師は男女一人ずつが登場しました。
男性であるルーク役を務めたのは島崎信長さん。
女性であるジーナ役は小清水亜美さん。
もう実力も実績も申し分ない人たちで固められた最高の布陣です。
そりゃ心を激しく動かされるのも納得です。
でもこの作品の声優さんはベテランばかりではありません。
若手声優さんの中でも個人的に気になっているとみたん、こと富田美憂さんも幼少時代のルークとして参加しています。
とみたん、と言えば「メイドインアビス」のリコ役…これも続編の情報が待ち遠しい作品の一つです。

ソードの思いは届くのか…
ソフィの願いは叶うのか…
魔戒法師たちは二人を支え切れるのか…
物語は「超」が付くほど王道の勧善懲悪モノですが見どころは満載です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、JAM Projectさんの「EMG」と、喜多修平さんの「HOWLING SWORD」
エンディングテーマは、奥井雅美さんの「ソフィア」と、米倉千尋さんの「Promise」

2クール24話の物語でした。
シリーズ通してアニメーションを制作してきたMAPPAさんの誇り…
最高の声優布陣が揃えられるのも、この作品が魅力的で面白いからにほかなりません。
最終回の展開から「もしや続編来るの…?」と途中からドキドキしながら視聴しましたが、物語の纏め方もこの作品…そして登場人物ならでは…だったと思います。
ソフィ…自分の夢…憧れを手にできる事を期待しています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

王道の変身ヒーロー物

正直、『牙狼〈GARO〉シリーズ』については、最近知った。
という訳で、前作・前々作は未視聴。
前作・前々作はキャラデザがあまり好みではないので、今のところ視聴予定無しの方向です(笑)

本作は、サムネのキャラデザが気に入ったので視聴。
ちょっとレトロでアメリカンな感じが良い。
ジャンル的には、変身ヒーロー物というのが一番ピッタリかな?

アクションシーンはスピード感があり過ぎて目が追い付かない!
不二子ちゃん的なお色気シーンあり。(あまりエロではないという意味です)

ラストが”綺麗な”ハッピーエンドなのも良かった。
ラストは笑えた。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

65.8 55 2017年秋(10月~12月)アニメランキング55位
ブラッククローバー(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (252)
1204人が棚に入れました
かつて世界が魔神とよばれる存在によって滅ぼされようとした時、1人の魔導士が現れて魔神を打倒し、世界を救った。後にその魔導士は伝説となり、魔法帝と呼ばれた。

それから時は過ぎ、クローバー王国は代々の魔法帝とその下に存在する9つの魔導士集団「魔法騎士団」によって、平和を謳歌していた。そこに住む貧民の孤児の少年・アスタは、同じ孤児である少年・ユノと共に、魔法帝を目指して日夜鍛錬を続けていたが、魔法の才能溢れるユノとは正反対に、アスタは全く魔法を使えずにいた。

やがて15歳になり、魔導書(グリモワール)が授与される日、ユノをはじめとする周囲の者達へ魔導書が与えられるが、アスタだけには与えられなかった。その後、ユノの魔導書を狙う盗賊によって、アスタは自分が生まれながらに魔力を一切持たない人間であることを知る。アスタは絶望して夢を諦めかけるが、ユノの「アスタは俺のライバルだ」という言葉に闘志を再び滾らせ、魔法を無効化する力を宿した「五つ葉の魔導書」を手に入れ、盗賊を撃退する。

改めて魔法帝を目指すことを決意したアスタは、半年後、最低最悪の魔法騎士団と言われる「黒の暴牛」に、ユノは最強の魔法騎士団「金色の夜明け」にそれぞれ入団する。2人の魔法帝を目指すための一歩が、ここから始まる。

声優・キャラクター
梶原岳人、島﨑信長、諏訪部順一、優木かな、福山潤、室元気、村瀬歩、日野聡、水樹奈々、安野希世乃、松田健一郎、森川智之、鳥海浩輔、小西克幸、小林ゆう、浪川大輔、小野大輔、寺島拓篤、西明日香、逢坂良太、中尾一貴、久保田未夢

さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

盗作はいかんでしょ

評価が随分低いけど実際にはもっとつまらないです
物凄く程度が低い駄作で、
ナルトが中学生向けならブラクロは小学生、幼稚園児向けくらいまで品質を落とした感じ

話が薄っぺらい上にスカスカ過ぎる
設定もキャラもストーリーも全てがパクリパクリパクリ
1つもオリジナリティがない
子供向けにしたって、ここまで子供騙しな駄作、中々ないですよ


ナルトとかマギとか流行った漫画の便乗、劣化パクリ版って感じです
色々駄目なアニメも多いけど、ここまで酷いパターンは
見たことがないかも・・・

1話で切りました

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想
{netabare}第一話は恐ろしいくらい世界観の説明をしてくれて、親切というよりしつこいと思うくらい。
特に「この世界では魔法が全て~」って台詞が連呼され、まるで「別の世界」があるかのような錯覚さえ覚える。
けど…そんなことは無いんだよね?
とてもその世界で暮らしてるキャラクターの言葉ではなく、作者や制作に喋らされてる感がバリバリだったが…仕方ないのかなぁ?

で、話としては主人公がデルフィングの代わりに5つ葉のクロニクルを手にして物語スタート、のための設定紹介ってところでしょうか、1話は。
優秀な幼馴染が居たり目標は魔法帝になることだったり、物凄く分かりやすいというかシンプル。
ここから複雑になっていくのか、キャラメインで行くのか、原作知らんので展開サッパリ知らないけど入りとしては悪くないんじゃないかな?

ところで自分は何故か“牙”が頭をよぎったのだけど(多分幼馴染のせい?)、あんな展開になったら神アニメだけど、そんなことは無いよねぇ?{/netabare}

3話までの感想
{netabare}2話は殆ど回想シーン。
この作品全何話か知らないけど、ひょっとして長くやる予定?
話数多いんだったらこのくらいのペースは気にしない。
が、次の3話。
1・2話で出た“追放されて悪さしてた魔法騎士”の暴れっぷりを見て村の騎士志願者が尻込みしてしまい、結果的に村からはアスタとユノの2人だけしか王都へは向かわない。
ってのは余計なキャラ出さずに絞り込む手段として上手く追放騎士ネタを落とし込んだなぁと思ってたのだけど、肝心の2人の王都までの旅路が…なーーーんもこれといったイベント無し。
あっれー?
山賊に襲われるとか魔物(居るのか?)に遭遇するとかナシ。
とはいえ、出立を出送る教会の人達とかのシーンもあることだし、これ以上イベント挿入したら3話はかなり詰め込まなきゃいけないことになってた?
一方で何もアクシデント無しで旅が終わってしまうのはこれはこれで物足りないというか…なんか帯に短し襷に長し状態。
とりあえず、ここまでがプロローグですかね。{/netabare}

6話までの感想
{netabare}↑で「ここまでがプロローグかな?」と書いたが、まだまだでした。
6話まで進んだのに未だ王都が何と戦ってるか分からない、騎士団の業務内容が分からない。
それが分からないから騎士団入団試験も意味が分からない(戦力だけが重要なのか?等)。
これまた↑で書いた感想にかかってくるけど、最果ての村から王都までの道中トラブルも無かったし治安も良いみたいだし…。
凶作に見舞われて貧困にあえぐ村から年貢の取り立てをするとか、貴族と平民を天秤にかける事態に陥って貴族救うために平民見殺しにするとか…まさかそんなのはあるまい。
ハテ、他国にでも侵略してんのかね?
騎士団の志願者を募るのも、魔法が使えなきゃ価値が無いってのも、何かを想定してのことだと思うのだが…まぁ今後明かされるんだろうけど、そこまでやってくれないとプロローグまで至ってない気分。
えらくスローペースだなぁ、1年以上放送する予定なのかな?
こうなったら、むしろ暫くは王都が何と戦ってるかは見せずに、雑用をこなしつつ段々と世間が見えてくるって方向のが面白そうな気がする。
折角国の裏側・汚い部分の処理担当と思われる暴牛団入ったんだし雑用シーン描かないのは勿体無い気がするが…ジャンプマンガでそれを期待していいものかどうか。

ところで主人公の声だけど、個人的にはボンバーマンジェッターズのガング(アメリカザリガニの柳原哲也)みたいに感じる。
そこまで不快には感じないが、変っちゃあ変よね。{/netabare}

82話までの感想{netabare}
自分は大抵こういうの(ジャンプ系の話数の多いアニメ)って途中で脱落するのだけど、ブラッククローバーは未だ何故かずっと見続けてます。
といっても凄く面白いワケでもなし、新章開始の頃は何度も脱落しかけてるんですけどね、海底都市編の始まりの頃はかなりヤバかった。
で、感想も「いつものジャンプアニメだな」ってだけで特段語ることもないのですが、ひとつ気になってることがあって。

チャーミーウゼェ

王都襲撃編では他の連中が大わらわだった中コイツだけ余裕ぶっこいて暴食の限りを尽くすわ、海底都市編でも食っちゃ寝で大して苦労してないわ、それでいて「どう、カワイイでしょ?」ってな振る舞い(アニメ上での扱い)はなかなかにイラっと来ます。
「モッチャリモッチャリ」とか聞く度に殺意が沸く。
死ねとまでは言わんけど(本音としては死んで欲しい)、ちょっとはギャフンなりトホホと言うような描写が無いとヘイトばかりが溜まります(※)。
とはいえこれってなーんか既視感があって、原作未読なので原作ではどういう扱いなのかは知りませんが、ひょっとしてこれって…尺稼ぎでアニオリのキャラ付けがされてる?
キン肉マンの与作や五部刈りの小芝居って当時スゲー嫌いでした、当時見てたガキは誰も不満に感じてなかったと思ったら大間違いでっせ。
もうちょい新しいのでいえばドラゴンボールZの「一方そのころ──」とナレが入ってカメハウスで始まるど~~~でもいい茶番、あれでガクっと来た経験のある方は多いんじゃない?多くない??
ブラクロのチャーミーってそれに相当するポジなのかな?とは思ってて。
アニメが原作に追いついちゃうのは仕方のないことで、尺稼ぎの苦肉の策としてチャーミーの要らない活躍を挟んでるとするならウザがるのも悪いかなぁ、と(とはいってももうちょいヘイト貯めない描写できんのか?とは思うが)。
数話に渡ってまるまるアニオリ展開されるのとどっちがマシなんでしょうね?
因みにブリーチやナルトはアニオリ展開(多分)で脱落しました。

恐らく「フッハ」も似たようなものだと思うのだけど、こっちは※印で書いたようなギャフンやトホホがあるんですよね。
なぜチャーミーで同じことができない?と不思議に思えたり…ここら辺が「どう、カワイイでしょ?と扱ってる」と感じる部分なのかな。

なーんてことを思ってたら、82話がチャーミースペシャル。
ひえええと身構えてたら実際はプチットクローバースペシャル…見覚えのあるものだったり無いものだったりの混在で1話まるまるプチクロ。
「それ本編のずっと前のネタじゃん」と突っ込み入れたくなるのもあったけど、それ以前にプチクロって人気あるのか?たまに笑えるのもあるけど。
で、結局そこでも「どう?チャーミーカワイイでしょ?」推しされててアニメスタッフの認識がよーく分かった。
扱いが下手だと推せば推すほどヘイトが溜まるだけだと思うのだが…。{/netabare}

85話までの感想{netabare}
あしまった、すっかり忘れてた。
ナルトが有名だけどこの系統って作画は基本イマイチで、だけどたまーに凄い回があって。
で、凄い回だけでも話数メモっておこうと始まった頃思ってたのに、すっかり忘れてたー!

ということで84話は作画良いです。
但しキャラの描き込みを極力抑えてアクションを派手にした系ね、方向性としてはガイキングの13話的な。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm60536
瓦礫が立方体だと自分はどうしてもコレ思い浮かべちゃうのよねー。
最近キャラの描き込み省略してると「作画がヘボい」と言う人が居るらしいので一応。

当然現在までに他でも作画良かった回あったのだけど、何話だか忘れちゃったなぁ。
とりあえず今からでもメモ残すようにしときます。

内容は、主人公のアスタ戦じゃなくてユノ戦でコレなのには笑った。
82話でプチクロ回挟んだのはこれの布石だったか。
制作が同じぴえろ製の“パズドラ”では毎回驚くくらい安定して作画(キャラの絵)が良くて、だけどあんまり動かない。
果たしてブラクロ方式とパズドラ方式、どっちが良いんだろうか。{/netabare}

95話までの感想{netabare}
一時期…といっても結構長い期間作画が酷かったけど、実は最近良くなってます。
おや?どうした?と思って調べてみたらどうやら砂川貴哉と赤坂俊士って方がこのアニメのメインアニメーターらしい。
で、酷かった時期はこのお二方が抜けてる時期で──かといって他の作品に借り出されてたとかでもなくスコンと抜けてる時期があって…具体的には53話~71話の間──長期休暇してたのかずっと先の担当を決めてそっちに注力してたのかちょっと分からない。
まぁ抜けるなら抜けるで代わりのちゃんとした人付けろよって話で、作画が酷いという評価には文句無いけど72話超えてからは随分マシになります。
そこまで耐えろって言う気も無いし、またいつ長期離れるか分かったもんでもないけどねー。
最近のにしても、トーナメントの決勝と魔法帝vsリヒトが続いたので注力しただけで、次からは再び低カロリーモードに移るかも知れない。
関わってる時期であっても所詮飛び飛びなのでどうしても回によってのバラつきはあります。
ということで魔法帝vsリヒト戦の93話は作画良いです。
94話も上記のお二方居ないっぽいのだけどソコソコ。
但し最新の95話は…う~ん。

作画ばかりの話をしても何なので内容について。
結構序盤の頃から引っ張ってた「魔石」の謎、もっと具体的には「魔石集めたらどうなるのん?」が遂に明かされる…っぽい。
またこれまで殆どスルーで触れられずに居たアスタとユノの出生にも迫りそう。
原作読んでないけどクライマックスなのかな?
ってかこっちでも転生ネタやってるのはクスっと来た。
元々色んな作品の寄せ集め臭い作品ではあったけど転生まで取り入れるかぁ。
そうそう、最新の95話は9割以上が回想シーンです、そりゃあもうドーンと回想。
ぶっちゃけ作画よりも回想の多さが「うわぁ」ってなります。
しかもここで回想入れちゃうと「アスタ含め知らない人間に事情を知らせる」シーンで繰り返しになりそうでナンとも嫌な予感…。{/netabare}

100話までの感想{netabare}
100話、キーアニメーター参加の作画良い回。
但し担当してないと思われる「戦闘以外の部分」の作画は平均値で、同じ回の中で落差が激しいw
記念すべき第100回ってことでこだわりとかあったのかな?
非常に懐かしい初代のOPが流れたり本編がエンディングに食い込んでたりプチクロが無かったり。

初代OPが流れたのが一番そう思わせるんだろうけど、「いい最終回だった」と言いたくなってしまう…が、イヤ待て待て、気になることが山積みでここで終わられても困るw
「原作読めば良いじゃん」って言われそうだけど、他の国…ダイヤモンド王国や魔女の国は今回の騒動でどうなってるの?転生魔法の範囲なの?が一番気になるかな。
転生を解除する方法はファナの件がヒントになりそう。
また、フエゴレオンにサラマンダーが宿ったことといい、ファナの件に意識が向くように仕掛けてる気がする。
で、そうなるとダイヤモンド王国も絡んでこない?マルスは現在スパイとして潜入してるんだよね?
エルフが強く恨んでるのは王族で、そいつらを血祭りに上げるために転生は王族を避けてる気がするのだけど、魔女王はどういう扱い?
100話で影響受けてないバネッサが登場したが関係あるのかなぁ?{/netabare}

113話までの感想{netabare}
あはは、誉めたと思ったらこれだもんなぁwまぁいいけど。
101話以降、キーアニメーターの砂川&赤坂が再びスコンと居なくなっちゃって…ずっと先の回に取り掛かってるのだろうか?
別にこの2人以外でもちゃんと描ける人が居てもおかしくないと思うのだけど、なんでこうもクオリティが低くなるのか不思議なレベル。
話数の多い長い作品なので「この回は見せ場」ってのが隔離分布してて、それの繋ぎの回が正直しんどいワケだけど、101話以降ずっとそれが続いてる。
ってか本当にチャーミーが出るとガクっとつまらなくなるねぇ、いい加減コイツに痛い目見させようよ。
MP無限回復ってのもど-なん?緊張感が一気に削がれた気がするのだが。

で、文句ばっかりも何なので一応内容的に興味ある部分を。
↑でクローバー王国以外は今回の騒動どうなってるのか気になる旨を書いたけど、それっぽい情報はチョロチョロ出てきてる、のか?
エルフの記憶には魔女の国は存在してるみたい、バネッサは人間に与してるから粛清対象ではあるけど魔女の国そのものには攻め入るつもりは無い?
ダイヤモンド王国についてもファナクローンで僅かに触れたようなそうでないような。{/netabare}

139話までの感想{netabare}
久々の途中感想。
砂川&赤坂の担当回が来たら書こうと思ってたら、101話からずっと…無い!
あれー?もう後進の指導役にでも回っちゃってる?

そして内容。
とりたてて面白いってワケでもなくダラダラ見てるのだけど、じゃあ何で見続けられてるのかといったら一応気になる部分があるから。
前の感想でも書いた様に、他の国はどうなってる?というのが個人的な興味ポイントでして。
エルフの一件は世界を揺るがす大騒動じゃん?その後の悪魔やスペードの侵攻とかも。
クローバー王国に攻め込むチャンスとか人間同士で諍い合ってる場合じゃないとか、政治的な思惑が交錯するのを期待したのだけど…。
サクっとダイヤモンド王国は崩壊(崩壊度合いは不明)って明かされた時は正直ガックリした、アスタもマルスやファナクローンのこともっと心配してやれよ。
と思ったらハート王国に赴いて多少「おおっ?」とはなったり。
付かず離れずというか生かさず殺さずというか、ギリギリのラインで興味の糸を繋いでる感じ。

そして最新話、どの勢力にも属さない永世中立的な魔女の国が舞台とあって、魔女王は政治的にどう動くつもりなのか前回予告された段階から期待してたら──。
あれ?これアニオリ??
シナリオ的にやりたいことは分かるのだけど妙にお粗末、二種類の魔法が紹介された瞬間に組み合わせるオチはモロバレ。
キッズ向けと思えばそれ自体は構わない、とはいえ人形ショーを子供に見せて感動話みたいにするパートは、要る?
魔獣との戦闘最中に閃くって展開だとアクションシーンが大変なので、ローコスト化するために無理やり捏ねくり出したのかなぁ?
まぁなによりも、折角他の国のトップを登場させといて、もっとネタを仕込めるところをこんな話で消費しちゃっていいの?
どうなってるんだろう、本気で我関せずでお終いなのかな。
意図的に政治的な話は避けてるのかなー、けどだったら魔法帝と王様で最高権力を二分するような設定は要らないような…。

また、アスタの師匠夫妻は無事だった模様。
えっマリエラも?
ダイヤモンド王国、実は結構平和だったりして。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

内容は悪くないが主人公の叫び声がきつい

ジャンプ原作+夕方枠ということでターゲットは小、中学生なのかな。

1話目感想
{netabare}
アスタ(主人公)の声優がきついなー。熱血で終始叫んでるキャラだったけど声質なのかこの声優さんは叫ぶ演技に向いてないんじゃないのかと聞いてて感じました。

内容に関しては、才能のない主人公が周りからバカにされるけどピンチになって覚醒。

ほんとに王道というか、良くも悪くも分かりやすい。THE夕方アニメって感じ。

悪魔のグリモワールと契約したけど魔力が制御できなく暴走したりみたいな展開はありそうだなぁ。

物語の1話の印象としてはベタではあるけどそれでも次回は観てみたいと思える内容だったと思う。

声優さんの演技さえ良くなれば...。
{/netabare}

2話も見る予定でしたが今期は視聴本数が非常に多くなっているので切ります。

声優さんの成長を耳にしたらまた視聴するかもしれません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

65.5 56 2017年秋(10月~12月)アニメランキング56位
アイドルマスター SideM(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (112)
450人が棚に入れました
できたばかりの小さな芸能事務所「315プロダクション」。
そこにスカウトされて集まってきた男性アイドルたち。
元・弁護士、元・外科医、元・パイロット――
様々な前職を持ち、それぞれの想いを胸にアイドルに転職した彼らが、トップアイドルを目指し、夢に向かって紡ぐ新たな物語。

理由あって、アイドル!

声優・キャラクター
仲村宗悟、内田雄馬、八代拓、梅原裕一郎、堀江瞬、高塚智人、伊東健人、榎木淳弥、中島ヨシキ、千葉翔也、白井悠介、永塚拓馬、渡辺紘、山谷祥生、菊池勇成、寺島拓篤、神原大地、松岡禎丞、河西健吾、立木文彦、野上翔

瀬名 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

食わず嫌いだった

何だか近頃アイドル系に人気があるのは知っており、何が魅力なのかさっぱりわからんと偏見にまみれ、敬遠しがちだった私を変えた作品(土下座)。

食わず嫌いも何だし、試しになんか1話くらい観てみようかなと思ったときに目についたのがこの作品だったので、視聴理由は単純でした。

1話というよりは本編の前日譚でしたが、そのメイン曲がすごくいい曲で、とても驚きました。完成度高いなぁと。
そして、2話の本編のOP曲の良さにまた惚れました。
何これ、なんかテンション上がる、これがアイドルものの良さなのか…!
と、一人納得したのを覚えてますww

サイドMは、前日譚の3人(Jupiter)以外はほとんどが元社会人です。
そんな人たちが、色々な思いを胸にアイドルを目指すというもの。

物語は、別段素晴らしいというものではなく…まぁ普通でした。
ですが、5話のS.E.Mの話と曲が大好きです。

好みがあるので、どのグループも、どの曲もドンピシャとなることはないでしょう。
2、3曲(グループ)好きだと思う曲があれば全然良い方ではないかと。

私はJupiterの曲と、OP曲、S.E.Mの曲が気に入りました。
S.E.Mの曲は、振り付けも曲もダサかっこいい感じ。
先生たちの考え方や生徒へのメッセージ性がいいなと思います。

全体的な完成度はあまり良くないかなと思ったけれど、アイドルの作品だし、曲があってこそかなと。
これで曲があまり良くなかったら、きっと今も「アイドルもの?何それ」状態だったと思います。

まぁ、いち社会人がアイドルになろう!と割と簡単に離職していたりするので、非現実感は否めませんが…w
もちろん悩みに悩んで…という人もいますが。
ゲーム原作の作品なので、物語の未熟さは多少仕方がないのかな。

私のような偏見持ちはそんなにいないかと思いますが、もし食わず嫌いなのであればちょっとだけでも観てみると感じ方が変わるかもしれません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

13話まで視聴完了しました。1クールでは足りないでしょ・・・。

アニマス視聴済。アニデレ視聴済。シン劇は円盤レンタル待ち。
原作ゲームは未プレイ。
エムステ(略称何とかならないの?)は序盤でヤメ。

アニメ放送とエムステ配信のタイミングが
あまりにも微妙すぎて・・・。絶妙ではなく微妙です。
まずはこれが感想1つ目です。

タイトルにも書きましたように、
1クールでは色々不足すぎる構成だったかと思います。
「理由あってアイドル」というキャッチフレーズなのに
その理由が意外と描写されて無いな~と。
リアル同僚と話してみて
「ツッコミ過ぎるとシリアスになりすぎるからでは?」
というコメントをもらいましたが、
確かにそれもあると思います。
が・・・やはりもう少しキャラを掘り下げて欲しかった。
これが感想2つ目です。

総じて・・・
悪くはない出来なのですが、
これと言って突き抜けてる点も無い。
繰り返し視聴したいと思えた回も多くは無いですね。
(観たいと思えるのはプロローグとSEM回位でしょうかね)

他に感じたことは採点と一緒に書き込みます。

採点-----

●物語・キャラ●
{netabare}
上にも書きましたが・・・
あくまでキャラ紹介、というかユニット紹介という側面が強い。
それぞれにキャラ設定や背景があるとは思いますが、
その辺はかなり薄目な描写だったかと。
主人公格の1人であろう輝にしてみても
実質メインと言えたのは第1話くらい?
もう1クールあれば(あるのか知らない)、
もう少し触れられるかな?と思えますが。


むしろJupiterの扱いのが目立っていたと感じましたが・・・
個人的には961proを出た後の彼らは気になってましたので
プロローグ含めて良かったとは思います。


終盤に一山作る為にとは思いますが、
薫先生周辺にトラブルを描いてましたが・・・
個人的にはこれは無いシナリオかなと感じました。
未希や未央、千早、卯月、春香みたいな
結構切迫した雰囲気にしたかった?とも思いますが
仮にも26歳でお医者様で、この展開は無いでしょう。
別にアイドルになった理由を責める気はありません。


逆に好印象だったのは元教師ユニット「S.E.M」の3人。
教職を離れて、あえて生徒を応援する立場になってみる。
そんな決断、そうそうできるものでもないですし。
(どういう経緯で315所属になったのかは気になります)
年齢を言い訳にせずに、真摯にアイドルに取り組む姿は
心に来るものがありました。

石川P、有能でした。
「W」の回での救急車シーンは
奈落落ちを連想させられて冷や冷やしましたが・・・。


ライブシーン含めて最終話全般が
アニマス・アニデレをそれぞれ意識した
そんな作りだったように感じましたが・・・
バランスとか難しいですね。
全体曲・ユニット曲満遍なく描けてましたが、
逆に言えばインパクトに欠けている、そんな感じ。

OPのカットを意図的に用いたのはアニマスから。
ユニットのライブシーンをカットしなかったのは、
アニデレからの反省点を生かした結果かな。
{/netabare}

●声優●
{netabare}
男性声優の方々には申し訳ないですが
あまり造詣が深く無く・・・。
「あ、聴いたことある声だ」→EDで確認する
そんな流れで視聴させて頂きました。
{/netabare}

●作画●
{netabare}
1クール(?)であったおかげか
作画面で大きな粗も感じませんでした。
この点は評価したいと思います(比較:アニマス、アニデレ)
{/netabare}

●音楽●
{netabare}
ユニット曲については語れるほど聴いていないです。

OP曲である「Reason!!」が良かった。
普段あまり男性ボーカル楽曲を聴かないのですが、
これは初めての時点でフルコーラス聴いてみたいと思えました。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

本来のターゲット層から外れた、男性視聴者目線を意識してレビューします♪

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
アイドルアニメの王道「THE IDOLM@STER」の冠がついているだけに、女性向けアニメとしては作画もよく、「アイドルもの」としてのポイントもよく押さえていました。

個人的には、男性視聴者も楽しめる作品になっていると思います。

確かに(男にとっての)萌えは皆無。でも、少年漫画だって基本的には萌えはないしね(特に昔は、硬派な漫画が多かったし)。変にホモホモさせなければ、友情とか成長とかサクセスストーリーは、男だって大好きなわけですし。

これまで(2017秋までに)視聴した男性アイドルものの中で、「男性視聴者(オッサン)にも勧められるか」という観点なら、1位かなと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
レビュタイにめある通り、あえて「男性目線」でレビューを書きたいと思う。

作画は、やはりTHE IDOLM@STER。女性向けの中では良い。前職を背負ったアイドル、しかも二十代後半という設定は、男性視聴者にも受け入れられやすいと思う。

やはり男は、「仕事の出来ない男は認めない」し、「バカで能天気なイケメン」は嫌いなわけですが、この設定ならワリとすんなり入れると思う。

皆、新人アイドルのわりに、わりと意見も言うし、自己決定もする。こだわりも強い。やはり、ある程度人生経験を踏んでいる「大人」が多いし、ほとんどが「社会人」として生きてきたからかな。基本、自己決定が出来ない男はダメだし、女々しい男、上の言うこと唯々諾々と聞いてる男は、男にもモテないしね。

あと、わりとちょくちょく酒を飲むシーンがあるのも良かった(合宿回のビールとか家飲みとか)。私がのんべいだからかもしれないが、男同士の仲の良さは、一緒に酒を飲んだ回数に比例すると思う。そういう、ノミニケーションの良い雰囲気が、所々にしっかり出ていた(流石にこれは本家THE IDOLM@STERでは出来ないw)。

また、事務局的にはJupiterがTOPで、アイドルとしてもダントツ先輩なんだけど、年齢的には結構若いから、新人だけど年上のメンバーに敬語を使うなど、敬意を払っているのは好印象。やはり、男社会は縦社会だから、礼儀は大切。

ただ、仕事を辞めた理由として、納得できない人も多くいた。

例えば「S.E.M」が高校教師を辞めた理由は、「教師の言うことを聞いていない高校生が、アイドルの言葉は受け入れたから、アイドルになって高校生に言葉を届けたい」だった。それは流石に高校生や高校教師をバカにし過ぎじゃない? 私は、自分のことなんか知らないアイドルの言葉より、いつも近くにいてくれた担任とか顧問の言葉の方がずっと心に残ってるけど。それって少数派なのかな? もしアイドルの言葉の方が心に響くなら、アイドルと高校教師の差ではなくて、単に、自身の教師としての力量の無さが原因なんだから、一教師として頑張った方が印象良かった。同じような境遇でも、「教師としても優秀で、勤務校の生徒には慕われていたが、もっとたくさん、全国の高校生に声を届けたい、教育したいから、アイドルになった」の方が納得できた(S.E.Mの空気感自体は好きでした。むしろ、出てるアイドルの中でもトップレベル。仕事を辞めた理由だけが腑に落ちなかったということ)。

それから、「W」の蒼井悠介は膝の怪我でプロサッカー選手を辞めたけど、それでアイドルになってダンスするの? ましてや、弟の享介は、いくらそのケガに負い目があるからって、辞めて良かったの、サッカー。その程度の思いでやってたの? と、思われかねない。そもそも、1度は大丈夫だという診断がくだる程度の怪我であり、入院中に多少とはいはえサッカーできるなら、多分復帰できるよ。2~3年我慢すれば。大体、18歳で試合に出られるなんて、プロでもトップレベル。確実に日本代表を目指せるよ。だから、チームも待つって。やはり、サッカー→ケガ→アイドルは無理がある。まだ、野球選手で肩肘壊したなら分かるけど。やっぱり、サッカーの方がモテるのかな(苦笑)?

他の人もそうだけど、元々の仕事でなんらかのトラブルがあってアイドルを目指すのは、やはり、「逃げた」という印象が強く、男から見て、イマイチ魅力がない。だったら、BeitやHigh×Jokerのように、商店街を盛り上げたい、バンドの延長線上、の方が真っ直ぐで応援できた。トラウマでパイロットを辞めた柏木翼は、ギリギリ同情できたけど。

「自分にはどうしようもない理由(例えば倒産)」「元々アイドルが夢にあり、仕事も好きだけど諦めきれなかった」とかの方が良かったかな。

なんなら、もっと普通に、「一攫千金」「女にモテたい」の方がリアリティがあり、男的には応援できたかも(そういう点では桜庭薫とか野心的で好きだった)。尤も、女性視聴者は敬遠するかもだけどw

色々なグループ、メンバーがいる中で、一番印象に残ったのは、「High×Joker」の「冬美 旬」。キャラデザ的にも「普通」っぽくて、うまく差別化出来ていたし、元ピアニストとしてのプライドと新たな目標であるバンドとの間で揺らめく、不安定な感情がよく表現できていたと思う。事故によりピアノは諦めざるえなかったが、だからといってピアノを嫌いにならず、いつまでも未練がましいのも良かったと思う。人間、そんなに簡単には割りきれず、大人にもなれず、もがきながら進むもんです。

そんな彼が、10話で、自分と対立していた(わけではないけど、あまりにも自分と違いすぎて、受け入れることが出来なかった)四季をキッチリ認めて、メンバー紹介したクダリは感動的で、スゲェ良かったです。

最終話は、同期の「TSUKIPRO THE ANIMATION」と同様に、合同ライブをがっつり魅せる構成。流石にTHE IDOLM@STERだけあって、しっかり表現できてたけど、もうちょい踊らせてほしかったかな。

ちなみに、今期(2017秋)は、雨後の竹の子のごとく、女性向けアニメが乱立してましたが、その中でも全体的な完成度は一番だったかなと。ただ、「各グループのキャラ立ち」という点では、「TSUKIPRO THE ANIMATION」に軍配が上がるかな。まあ、向こうは4グループ、こちらは6グループという違いはあるけれど、それ以上に、この「みんなでワチャワチャ感」が、「THE IDOLM@STER」の個性なのかなと、思ったり。


[まとめ]
○前職があるアイドルという設定
○ノミニケーションの良さ
○年功序列を意識した、礼儀正しさ
△前職を辞めた理由に納得できないキャラがいる
○冬美旬というキャラの良さ
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
0話目
Jupiterの話。この辺は、前作を観ていないと難しいかも。まあ、それが現実。つか、他の事務所やなんかから妨害がないだけ、全然マシだよね。春香、ゲスト出演(笑) ファンサービス。これ、シリーズ続けていって、春香と冬馬のスキャンダルとかやったら、どうなるんだろう? 両者のファンによる暴動かな(笑)? 個人的には応援するけどw まあ、それやったら、とりあえず伝説にはなるな(笑)

1話目
作画は、やはりTHE IDOLM@STER。女性向きの中では良い方かな? 前職を背負ったアイドル、しかも二十代後半という設定は、男性視聴者にも受け入れられやすいと思う。ん? プロデューサーって、男? ゲームでもそうなん? 女の方が(ターゲット的に)良いと思うんだけど、男と違って、嫉妬するのかな?

2話目
素人が集まって準備して事故起こしたらどうするんだと。力仕事とモギリくらいにしとけよ。ただ、ライブの準備で新人同士が仲良くなるのは良い演出だと思う。ED良いね。キャラが分かる。

3話目
ぶっちゃけ歌なんて、CD音源ならどうとでもなる。いじりたい放題だし。問題はライブだよね。口パクさせないなら、頑張らないと。いや、呑みに行けよ(苦笑) パイロットで失敗って、今、生きてるんだから、大失敗ではないと思うよ。ライブの合いの手、なぜ男の声(苦笑) 女性の声の音源(黄色い声援)支えやw ないのか(笑)? DRAMATIC STARS編は終了?

4話目
Beit編? 某国の王子って、どんな設定w 商店街VSショッピングモールは、そのまんま、息子VS父親の構造なんだね。

5話目
S.E.M編。先生辞めた理由がすごいな(汗) 私は普通に、アイドルの言葉より、先生の言葉に感動してましたよ? それって、少数派なのかな?

6話目
盲腸って、切らない方が良いらしいね、今は。古いタイプのサッカーボール(笑) 新しいグループ? 安静にしろw 検査結果が出る前にあんだけ動ければ、復帰できるよ。怪我でプロサッカー選手引退→アイドルになる→ダンス踊る。ファン、納得するか?

7話目
High×Joker編。学生バンドだけど、皆がガチの仲良しってわけじゃないのは、なんか新しい。意外と溝がある。ピアノとバイオリンの回送シーンは、なんか素敵だった。

8話目
合宿回は鉄板だが、当たり前だが、萌えないw チーム編制、ゲームっぽい(笑) あれ? お風呂シーン、ないの(笑)? 合宿回でビール呑みながら、は、男性アイドルアニメらしさだね。いや、プロサッカー選手、テーピング下手なわけないじゃん。スポーツのプロ、なめんなよ(怒)

9話目
ガンガンファンに手を出すことを公言する、ジゴロ系アイドルはダメなのかな(笑)? Jupiterの前職は、Jupiter(スパーアイドル)なんですね。巣鴨を須鴨にしなければならない理由は? あれに許可とかあんの? 後輩だけど年上ってのは、良いね。

10話目
我が校に在学中の生徒に、出演料払ってライブさせるって、問題あるのかな?ないのかな? まあ、機材とか良いの使えるのかな? 学校側の設備だけなら、普通に生徒として出れば(笑)?

11話目
金のため、ってのはイイね! 芸能界には悔しくないけど、断る仕事をこんなに詳しく説明するもんなのかな? 誠意だね。

12話目
大人だな~、良くも悪くも。これ、10代のアイドルアニメならなかなか出来ない展開だよね、闇営業受けるのもそうだし、それを止めないのもそうだし。ぶっ倒れるのは規定路線とだよね。なんて素敵なペナルティ(笑) バックグラウンドの多様さが、このアニメのオリジナリティだね。

13話目
トリはJupiterの方が良いとは思うけど。少し止め絵は多かったかな。カメラはグルグル回って良かったけど、合同ソングだけは、ツキプロが良かった印象。一人一人を書き分けていたからね、ツキプロは。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20

65.5 56 2017年秋(10月~12月)アニメランキング56位
武装少女マキャヴェリズム 第十三節 ドキッ!「五剣だらけ」の慰安旅行(OVA)

2017年11月25日
★★★★☆ 3.5 (31)
273人が棚に入れました
 納村と斬々の戦いが決着してから、しばらくたったある日のこと。天下五剣の面々は学園長から呼び出されていた。学園を厳しく統率するはずの五剣が、たったひとりの相手に壊滅させられた━━学園長はその事実を、ことのほか重く受け止めていたのである。原因は五人のチームワークの欠如にあると見た学園長は、五剣たちに親睦を深めるための慰安旅行を提案する。それ自体はなんら問題がなかったのだが、「一般の生徒をひとりだけ同行させることができる」という条件が、五人のあいだに波風を立てる・・・

65.0 58 2017年秋(10月~12月)アニメランキング58位
機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影(アニメ映画)

2017年11月18日
★★★★☆ 3.5 (26)
131人が棚に入れました
 宇宙世紀0096年後半、「サイコフレーム」の存在に脅威を感じた地球連邦政府は、直轄の情報部に所属するメーメット・メルカ中尉に特殊部隊「マスティマ」を編成させ、地球圏を漂う小惑星「アクシズ」の分断された片側に潜入・調査という重要な指令を下す。
 メーメットと同行する調査隊のメンバー内には、かつてのジオン公国とネオ・ジオンで、技術者とテストパイロットだったアルレット・アルマージュとダントン・ハイレッグという二人の民間人が加わっていた。
 アクシズに潜入した調査隊は、誰もいないはずの基地内で私兵集団「バーナム」の強襲を受け、危機的局面に遭遇しながらも戦うさまが描かれる。

http://g-twilight-axis.net/top.html

声優・キャラクター
清水理沙、阪口周平、小野大輔、増田俊樹

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

濃縮された物語の中に秘められた新しい『ガンダム』の可能性…「だからオイラも愛しているよ…1人のガノタとして…」

当初は連作ピクチャードラマの企画だったものが発展し、サンライズ初のWEB小説として「矢立文庫」レーベルの記念すべき第1作となった小説をアニメ化した作品
ピクチャードラマからあれよあれよという間に話が大きくなり、小説のプロモーションビデオ程度に考えていたアニメでしたが遂には30分弱の作品としてスマホアプリで先行配信
再編集されて劇場公開という数ある『ガンダムシリーズ』の中でも異色の作品となっています
ちなみに記憶が正しければ映像化された『ガンダムシリーズ』で主人公が女性なのは現時点で『スターゲイザー』とコレくらいでしょう


原作小説のダイジェスト的な内容であるが故に『ガンダム』の特に「宇宙世紀シリーズ」に詳しくないとサッパリ理解出来ないと思います


舞台となるのは宇宙世紀0096、『ガンダムUC』の数ヵ月後
小惑星アクシズが地球圏を完全に離れることが確定した為、地球連邦軍から調査団が派遣されることとなった
もちろんその思惑は惑星をも動かしてしまったサイコフレームの調査と回収にあった
その一団の中には、元ネオジオン軍でMS開発に携わっていたMS技師のアルレット
彼女の作るMSのテストパイロットを務めていたダントンの姿もあった
アルレットはシャアに心酔していた為、自らが手掛けたシャア専用機であるサザビーを最後に一目見たかったのである
しかしそんな彼女らに所属不明のガンダムタイプが突如襲い掛かる
ダントンはアクシズに残されていた試作機でガンダムに戦いを挑むのだが…彼には、人を撃つことが出来なかったのだ


まずこの企画の原案を手掛けたのは『蒼き鋼のアルペジオ』などで知られるArkPerformanceで、宇宙世紀の『ガンダムシリーズ』に散りばめられた可能性を繋ぎ合わせてミッシングリンクの様な話を作れないか?というアイデアの下、
①『ファースト』でフラナガン機関から生まれたニュータイプの生き残りにパイロットとしてではなく、他の道に活路を見出した者がいたのではないか?
②『Ζ~逆シャア』までにアクシズ内にはネオジオンの試作機が無数に残されていたのでは無いか?
③『0080』に登場したガンダムNT-1(俗に言う「アレックス」)を引き継いだ機体が存在したのでは無いか?
④後の『F91』に登場するクロスボーンバンガードには前身組織があったのでは無いか?
という一連の可能性に答えたのがこの作品といえます


①はアルレット自身がララァと同じフラナガン機関の出身であり、そこでシャアと出会い、パイロットではなくMS技師になったこと
②はシャア専用機として作られていたザクⅢ改の登場やR・ジャジャの登場、そして第一次ネオジオン戦争時に設計され途中廃棄されたとした今作オリジナルのMA、アハヴァ・アジールの登場(『逆シャア』世代には聞き慣れた名前ばかりですなw)
③は今作に登場するガンダムAN-01トリスタンのモチーフがまんまアレックスだということ
④はこのトリスタンのパイロットで強化人間のクァンタンが「シャルンホルスト(コスモバビロニアの母体となったブッホ・コンツェルン創始者)」の名を口にしたことがそれぞれ相当します


ちなみに今作、回想が度々挟まれ時系列が何度もの交錯する構成になっていて20年近い年月の中が一瞬で切り替わるのですが、その中でアルレットの容姿がほとんど変わっていない(それどころか童顔過ぎる)のはニュータイプ実験の副作用でほとんど老化しない身体になってしまったからだそうです
この時間経過の程はダントンの容姿が(アルレットとは対比的に、皮肉にも老いという形で)度々変わることで逆に判断できます


本編を観ていただくと分かる通り、シャアに心酔しているアルレットと、彼女と実の親の様に接してきたダントン
二人の長い年月を経てもプラトニックな関係性でいる辺りを、短い時間の中に凝縮して描き出しているというドラマ性がまず一番の観どころと言えるでしょう


そして何よりMS戦が短い時間の中でガッツリ押し込まれているのも良いですよね
『ファースト』、『0080』、『0083』、『Ζ』、『ΖΖ』、『逆シャア』と宇宙世紀シリーズのほとんどの作品のMSの要素を何かしら取り入れているのがファンには堪らない


今作が初監督作となった韓国出身でサンライズではもはや名手といえる奇才のアニメーター、金世俊(キム・セジュン)氏は重厚なメカ描写を得意とされながらも、今作ではキャラ作画やMAのデザインを含め、メカ作監の阿部慎吾氏と合わせてほぼ半分以上の原画を二人で手掛けられたそうな


この方、昨今の日本のテレビアニメの(主に深夜アニメのキャラ作画のスクショを指してギャーギャー言う)作画厨騒動に懐疑的なお考えをお持ちな様で、(実験的な表現、個性的な作画を主に指して)70~90年代のジャパニメーション黄金期を復権させようとしてるらしく、その考えにはオイラも諸手を挙げて賛同したいので今後も是非監督業を続けて頂きたいところです
演出面ではエピックやダイナミックといった大袈裟な方向よりもヒューマンドラマをドギュメンタリータッチで描くことに注力されてる様ですね
キャラも描けて、メカも描けて、考えもしっかりしてる、と来たらアニヲタとしては歓迎するしかないでしょ!


そういえばメカの方ですが、トリスタンをコアとするクレヴェナール(デンドロビウム的なヤツをイメージしてください)の武装の1つでかつてこれまでどのモビルスーツも持っていなかった未知の兵器が登場するのも魅力的でした
現時点での詳しい解説はサンライズ谷口理Pですらお茶を濁すほど曖昧なものですが、とりあえず公式では“ビームポッド”と呼称されるソレにご期待下さい!
あと『ユニコーン』を彷彿とさせる“めちゃくちゃ強いバイアラン”が観れるのもバイアラン好きにはポイント高いですw


ところで声優のキャスティングはオーディションでなくボイスサンプルからの選考だったそうです
アルレット役の清水理沙さんは満場一致
ダントン役の阪口周平さんは某有名声優に決まりかけてたところを金監督が阪口さんを推したことで覆ったそうな
谷口Pは短い作品なので断られるか心配だったそうですが(笑)お二人はモチロン、キャストは皆「宇宙世紀の『ガンダム』出れる、モビルスーツに乗れる」ことを声優にとっての“誇り”だと仰られておりました
特に阪口さんは『逆シャア』世代でジオン派な上、まさか“赤い機体”に乗れる日が来ようとは、と感無量だった模様
クァンタン役の増田俊樹さんもガンダムに乗れた!という喜びも束の間、思わず清水さんに「ファンネル!」という叫びを言える声優は幸せなんだぞ!?と説教したそうなw


2018年で『逆シャア』公開されてから30年が経ちます
ディープなガノタになるほど、『逆シャア』ってある意味掘り起こさなくても良い作品じゃないですか?
中途半端な終わり方でもアレが余韻に浸れるんだよ、と
ある種の聖典なわけです
しかしそんな聖典に続きを作ってしまったのが今作なワケですよ!それもとても素晴らしい形で!
短い中に情報量がギュッと詰め込まれた作品ではありますが、だからこそ何度観返しても良い、むしろ味が染みてくる、スルメのような『ガンダム』に仕上がった思いますね

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ガンダムファンクラブ独占配信の1年戦争後の外伝OVA(実質1話分)

《ガンダム・シリーズ》は一部総集編を除いて全部見ることにしているので、同シリーズの多くの作品が月額600円(税込)で視聴できる「ガンダムファンクラブ」に入会して視聴してみました。

本作の元々の配信作品『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』は数分程度の短編6本(計25分ちょい)で完結していますが、それらを全部合わせて更に新規シーンを追加した本作『機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影』(27分弱)が後で配信されたので、こっちを視聴すれば十分です。

内容自体は、『初代ガンダム』に描かれた1年戦争終了後、『Zガンダム』で新たな動乱が始まるまでの期間の、ジオン残党のモビルスーツ開発チームの研究者(♀)とテストパイロット(♂)の話です。
1年戦争でジオン軍のパイロットとして活躍したシャア大佐とララア・スーン嬢も過去回想シーンで登場するので、『初代ガンダム』のファンの方は見る価値のある作品と思います。

といっても、外伝OVA(1話分)という感じですけどね。
2017年の作品ということで、作画は流石に綺麗でした。

※2018.9.18訂正
本作は『初代ガンダム』と『Zガンダム』の間ではなく、『逆襲のシャア』の後の話でした(同作で登場したサザビーというMSの残骸が描かれているため←キャッチさんに感謝)。


◆制作情報
{netabare}
監督・脚本・キャラクターデザイン 金世俊
ストーリー・コンセプトデザイン   Ark Performance
メカニックデザイン          大河原邦男(オリジナル)、金世俊、阿部慎吾
音楽                  大間々昂
制作                  サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================ 機動戦士ガンダム Twilight AXIS (2017年6-9月) ============
{netabare}
第1話 ☆ ※3分9秒
第2話 ☆ ※2分50秒
第3話 ☆ ※3分6秒
第4話 ☆ ※3分58秒
第5話 ☆ ※2分57秒
第6話 ☆ ※9分19秒{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.5 ※全部で25分19秒

挿入歌 「Let go」(第4話)


=========== 機動戦士ガンダムTwilight AXIS 赤き残影 (2007年11月) ==========

全1話 ☆ 3.7 ※「Twilight AXIS」の完全版(一部新規カット有り)、26分44秒

ED 「Confession」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ガンダムシリーズ、女性主人公って、これ初めて????

 時代背景は、逆襲のシャアの後のお話のようです。作画もその頃を思い起こすような、キャラデザだったです。

 クリーニング屋を営むダントンのもとに、任務を持ちかけられるところから始まるです。
 その任務は、アクシズにの探索なのだが、主人公となるダントンとは親子のような間柄のアルレットも同行するのです。

 アクシズ探索早々、ガンダムタイプのモビルスーツ(MS)やバイアラン(Zガンダムに出た)もどきの襲撃を受けダントンは赤いザクⅢで応戦と話は進むです。
 その最初や終わりの方まで、アルミレット、ダントンの過去が明らかになるお話だったです。

 このガンダム、パイロットの狂気に歪んでいる感じで、破壊と殺戮を楽しむように見えて、私のガンダムのイメージが違うです。

 アルミレットは、幼い頃にララァや、シャアに繋がりがあることや、あのサザビーにも携わてっいたみたいなところが一つの驚きがあったです。

 後半、このガンダムがモビルアーマーみたいな装備をして悪魔みたいな容姿で襲い掛かかるです。アルミレットが知っていたモビルアーマーで応戦するシーン、助けに来るダントンが、見所になると思うです。

 この結末はいかに・・・・。ここで出てくる力というのか現象は、ニュータイプの能力なのか?。30分くらいの内容で、内容がどこか濃いようで短い印象だったです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

64.9 59 2017年秋(10月~12月)アニメランキング59位
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章「純愛篇」(アニメ映画)

2017年10月14日
★★★★☆ 3.6 (17)
66人が棚に入れました
第十一番惑星の岩塊に埋もれたヤマトの頭上に、おびただしい数のガトランティス増援艦隊が到着する。
波動砲を封印した今のヤマトには為す術がない。逡巡の末に、古代が取った道とは──。
苦難の連続で追い詰められた古代を見かね、ヤマトに密航していた雪が姿を現したところで、事態が好転することはない。
必要に駆られ、惑星シュトラバーゼへと立ち寄ったヤマトを、二つの巨大な罠が襲う。
ガミラスに革命を促さんとする反乱軍は、なぜヤマトを待ち構えていたかのようにシュトラバーゼを襲撃したのか。
その混乱の中、古代はアケーリアス文明の遺跡の中でガトランティスの意思を体現する男と対面を果たしていた。
宇宙の真理として絶対的な“愛”を説く男は、
「おまえの愛を示せ」と、古代に恐るべき選択を迫るのだが──!?

声優・キャラクター
小野大輔、桑島法子、鈴村健一、大塚芳忠、赤羽根健治、國分和人、千葉優輝、麦人、チョー、千葉繁、森谷里美、細谷佳正、田中理恵、東地宏樹、雨谷和砂、石塚運昇、小島敏彦、手塚秀彰、甲斐田裕子、柴田秀勝、神谷浩史、菅生隆之
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

殺さずの波動砲

 前回、ハラハラ絶体絶命のピンチに立たされたヤマト。ここで終わらずやはり無事なのは、無事でなければ話が続かなるからです。画像を見て分かるように、森雪も出てこなければならない展開もあるのです。

 その第十一番惑星、軌道上におびただしい数のガトランティス艦が、ワープアウトしてくるのだが、その形状には真田さんも気づき始めるです。アナライザーの解析により、巨大な砲台を形成していることが分かるです。その射線上には、地球が・・・・です。

 あらゆる選択を強いらる古代の決断は・・・。遂にスターシャとの約束を破らざる負えないことになるも、ガトランティス艦を一隻も鎮めることなく、波動砲を使いこなすのだから意外過ぎたです。それによる敵の動揺もしかりだったです。

 波動砲は後半にも使われることになるのだけれども、正にこれも奇跡としか言いようもない展開になるのだから、ビックリだったです。その時の波動砲の使い方を指示した誰かさん、とてつもない賭けだったです。
{netabare} るろうに剣心に例えると逆刃刀を使い続けた緋村剣心、思い出すです。{/netabare}

 森雪も古代に内緒でちゃっかり出てくる展開もあるけど、ヤマト乗組員は知っているようだったです。

 保護した避難民を地球に送り、テレザートに行くために惑星シュトラバーゼに!。一章から登場してきたキーマン、何やら企んでいる模様は、味方なのか敵なのかわからなくなったです。

 それとは別にヤマトにまたもや思わぬ事態からピンチに・・・。ここでもガトランティスの卑劣な罠により、古代に非常な決断を強いられるです。このシーンこそが、波動砲も絡む第三章の最大の見どころだったです。
 決断を迫られる古代に対して森雪のとった行動、古代の決断、そして波動砲!まさにこんなことが可能なのか?物語とはいえ出来すぎだったです。正に奇跡です。

 後にもトラブルあるけど奇策により乗り越え、テレザートに向かう決意を固めて、第四章{netabare}「天命篇」(2018 1.27){/netabare}に続くです。楽しみ楽しみ{netabare}だけど、ED後ガトランティス内にヤマトを知っている人ならわかる誰かさんの登場は、「さらば愛の戦士たち」の内容にも被るような展開が、待っていることを思い浮かべさせられたです。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

64.8 60 2017年秋(10月~12月)アニメランキング60位
アニメガタリズ(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (299)
1078人が棚に入れました
高校一年生の阿佐ヶ谷未乃愛(CV:本渡楓)は、同級生の上井草有栖(CV:千本木彩花)に誘われ、アニメ研究部を発足させることに。同級生の高円寺美子(CV:東城日沙子)やアニメ好きの先輩を出会い、未乃愛はどんどんアニメはまっていく。そしていつしか、世界を滅ぼす展開に!? 個性的なアニメ研究部員達の活躍と、アニメを熱く語るマシンガントークが炸裂する新感覚日常アニメです。

声優・キャラクター
本渡楓、千本木彩花、東城日沙子、寺島惇太、伊藤節生、伊波杏樹、高橋李依、西明日香、高森奈津美、高木美佑、花澤香菜、古川慎、丸山ナオミ

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

今期大穴枠…(笑)!? アニオタ談義か世界の危機か…?(終盤展開は物議を醸すかも?)

オリジナルTVアニメ作品。

映画館(TOHOシネマズ)で作品上映前に上映されるショートアニメ『アニメガタリ』シリーズの前日譚らしく、高校のアニメ研が舞台となるようです。

主人公は「小さい頃は人並み(か、ちょっと上?)くらいにアニメを観ていた」という阿佐ヶ谷未乃愛(あさがや みのあ)、お金持ちのお嬢様でアニメオタクを隠している上井草有栖(かみいぐさ ありす)、ラノベの好きなオタク少女である高円寺美子(こうえんじ みこ)、みのあの友人で陸上部所属の小幡唯(おばた ゆい)あたりがメインキャラなんでしょうか?

みのあの姉の摩耶(まや: CV.水瀬いのり)は『アニメガタリ』からの横滑りキャストのようですね。

第1話ではみのあが「小さい頃に観ていたアニメのタイトルがわからない」と唯に話していたのをありすとみこが横で聴き耳を立てていたところからの展開。

さあ、どうなるんでしょう? 楽しみにしています!

2017.10.16追記:
第2話を視聴。青山絵里香(あおやま えりか)も『アニメガタリ』のエリカからの横滑りキャストですね。タイトル通り(?)、アニメについては結構「語り」ますね。「アニメ→原作派 vs 原作→アニメ派」とか。

これだけアニメネタをぶち込んできても、ちゃんとストーリーが進んでいるのが凄いです。

他はともかく『ルドルフとイッパイアッテナ』(ネコ先輩のセリフ:「いっぱいあってな」)、元ネタめっちゃわかりにくい…(笑)。

2017.10.23追記:
「三話切り」の話題で未乃愛が三つに輪切りにされたちくわを思い浮かべるんですが、その後にまどマギとラブライブ!がネタにされているときも説明の時の絵が謎のちくわキャラのまま続くのが何かシュールで面白かったです。

アニメショップ店内BGMが『AKIBA'S TRIP』のOP「一件落着ゴ用心」。これは正式にEDでクレジットもされていましたね。

あと、大量のDVD(or BD?)を目にしたときの未乃愛の「ぎゃふん顔」、昭和かよ…(笑)。

そして各分野のエキスパートからおたく知識を仕込まれる未乃愛ちゃんの、『おたくのビデオ』における久保(主人公)ポジションぶりが板についてまいりました。

2017.11.6追記:
夏コミ回、と見せかけつつたぶん伏線回…?

お父さんは早朝から謎の行動ですね。(棒)

そして新キャラの中国人美少女が登場したり、絵里香先輩はコスプレ仲間の参加サークルから謎の噂を聞いたり……。

初心者がいたということもあってか、1年生女子組は企業ブースを回っていました。美子はもしかしたら全日参加かも?

そしてカイカイ先輩……(笑)。

2017.11.13追記:
前回の夏コミ回、お父さんがやっていたのはもしかして行列を整理してたスタッフ…?

今回の第6話は、大洗でのガル〇ン聖地巡礼+温泉回。そしてネコ先輩の予告にもあった「謎の光」について。いろいろあるけどある意味順調な、アニ研の合宿なのでした。

2017.11.27追記:
素人高校生が3ヶ月かけてできたのがアレっていうのは、凄くリアリティ高いなあ…(笑)。ちなみに全て手で作画していた30年以上昔だと、事態はもっと厳しかったかもしれないです。

Flash万歳! やっぱITは人類の至宝、まさに科学の勝利ね!
そして『らき☆すた』な特殊ED…。

2017.12.25追記:
最終回まで視聴完了。一応各種フラグは回収したと思いますけど、10話以降は超展開(あるいは同人アニメ的ストーリー展開)に感じる人がいるかもしれません。商業作品でそれをやってしまうのか、的な…。

メタな話も含めて、一応タイトル通りにアニメについては語っていたと思います。それとED「グッドラックライラック」は背景アニメも含めてとても良かったです。

まあストーリーがどうこうじゃないんですが、「あえて楽しいか楽しくないかでいうと、観ていて楽しかった」という感想でまとめておきますね…。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 42

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アニパロのマシンガントーク、何だっけと思ってたらもう二周遅れw

2017年秋アニメ 全12話

原作 DMM ダブトゥーンスタジオ 監督 森井ケンシロウ 構成 広田光穀
キャラデザ 衣谷ソーン 制作 ワオワールド

原作はTOHOシネマズ新宿の幕間アニメです。なんとなく記憶が。
これはキャラが大学生なんですが本作はその一年前の話だそうです。
制作スタッフはよくわからない人が多いんですが、広田さんは「甘々と稲妻」の構成、ベテランです。
監督は茨城出身でFlashアニメを作りつつ漫画家の共働きです。初監督。

目がちかちかするような配色で紙切れのような登場キャラですが個性的な作画ではあります。
私立咲鐘湖学園のアニ研を舞台にした部活アニメ。

阿佐ヶ谷未乃愛 CV本渡楓
上井草有栖 CV千本木彩花
高円寺美子 CV東城日沙子
青山絵里香 CV伊波杏樹
武蔵境塊 CV伊藤節生
中野光輝 CV寺島惇太

以上が部員 他に ネコ先輩 CV近藤浩徳 五門真人 CV古川慎(顧問)

Flashアニメのフィールをテレビアニメに取り込んだ作品として評価はできると思います。
見どころであるアニパロですが、テンポが速すぎて知っている人以外は気が付かないという、
もうちょっとパロをネタに突っ込んでストーリーに生かしてくれれば、 
知らない人でも楽しめたと思うんですが。
Flashアニメのテンポ感で速射砲のように撃ち込まれても、
せっかくのネタがもったいないように思えました。

自主アニメ制作の部分が最も楽しめました。
発表会は、アニメのひどさとスタッフの美しいコスプレの落差が面白かった。

キャラは薄すぎてはじめは区別がつかなかったですね。
どういうわけか登場する陸上部員の小幡唯がお色気担当なのか目立ってました。
ディーふらぐなどの系統の部活アニメとしてはやや地味かなと思っていたところで、
現実と2次元が交錯するメタな展開で、まあ記憶に残りました。

ネコ先輩も含めてキャラが薄すぎたところが今後の課題になると思います。
ニャル子さんのような濃いキャラが恋しくなりました。
二期があれば観たいですが、無さそうですね。
次回作に期待というところで。

★大変申し訳ないことになりました。
終わったと思っていたのが実は11話だったんです。
12話観て納得したので評価少し上げましたが、
11話のメタ展開のままで終わって納得してた自分が怖い。
EVAよりひどい終わり方じゃないですか・・・
12話は楽しかったんですが、11話が最終回だったほうがインパクトはあったかもw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あなたのアニオタ度が分かる!?小ネタ集アニメ!

最終話まで視聴。

第1話。{netabare}『美術、日本文化史、郷土研究、華道、軽音部、古典部、NJ部』{/netabare}のくだりを見て思った。
この作品は物語自体より、『小ネタを楽しむ』作品なんだと・・・。

アニメ研究部を目の敵にする生徒会長。
{netabare}言う事を聞かなかったら廃部とか、リアルでは考えられないほどの強権ぶり。
だけど、アニメの世界では、割と有り有りなんだよね。{/netabare}
ということは、こういう設定自体も小ネタってこと?

この作品に関しては、物語自体について云々言うのは野暮な気がする。
という訳で、物語は☆3のままにしています。

それにしても、終盤の展開は評価が分かれちゃうかも!?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44

64.8 60 2017年秋(10月~12月)アニメランキング60位
CHAOS;CHILD(カオスチャイルド) SILENT SKY(アニメ映画)

2017年9月29日
★★★★☆ 3.4 (52)
298人が棚に入れました
主人公・宮代拓留の逮捕という衝撃の結末を迎えた『CHAOS;CHILD』。だが、ひとり現実という「舞台」に残された尾上世莉架は、いかなる運命を辿るのか。「彼」と「彼女」の「その後」を紡ぐ最終章が、ここに幕を開く。

声優・キャラクター
松岡禎丞、上坂すみれ、ブリドカットセーラ恵美、三森すずこ、水瀬いのり、仲谷明香、真田アサミ、藤原祐規、阿部敦、原由実、菊池こころ、桐本拓哉、くじら、志村知幸、加藤将之

めっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

今まで見せられてたのは一体何だったんだと思わされるほどの超展開

とりあえず驚きの新事実が発覚します。唖然とします。
本編を観ててまだ観てない人はぜひ

独特の語り口、演出がやはりゲームシナリオを連想させますね
セリフ量も多く独自の造語も多いため基本的にゲーム向けの題材なんだと思います
個人的にゲームと違ってアニメはやはりセリフを追ってゆっくり推敲することは無いですからね
あまりの厨二なセリフにちょっとサムくなったりもしますw
作品を徹底的に考察したい人向けです
僕はそこまでする労力はさすがにありませんでした(汗

でもしっかり完結してスッキリは出来ました
最近こういう作品はあまりない気がします

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

無かったことにする愛情

視聴回数 二桁回数

この作品を鑑賞しないと、主人公の想いが理解できない話になっています。

どこかのレビューで「Steins;Gateは、なかったことにしてはいけない」に対して「CHAOS;CHILDは、なかったことにしないといけない」という言葉を見ました。私もこの気持ちに同感ですね。

仲間や愛する人のために自分を犠牲にする姿は美しいのですが、視聴していると「ほんとうに、それでいいの?」と問いかけたくなってきます。
主人公が「それでいい」と言われてしまえば、私がどう思っても「それでいいのか」と思わざるえない気持ちになります。

この作品は、本編を通して全部鑑賞してほしいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

Maskwell さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

終わり方はよかった。

それ以外はあっさりしすぎていた。

終わりはシュタゲっぽいけど、カオス系独特の孤独感がきっちり描けていると感じる。


ただ、本編の一話二話ぐらいの勢いは本等にどこに行ってしまったんだという感じは否めない。
このサイレントスカイもそもそも構成上手くして本編の中に組み込んでおけばよかったのでは?と思ってしまう。
本編の終わり方が中途半端だったせいで、自分みたいな物好きしか見ようとそもそも思わない。

分けるなら分けるでもっと凝った作りにしてほしかった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

64.5 62 2017年秋(10月~12月)アニメランキング62位
お酒は夫婦になってから(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (215)
962人が棚に入れました
無口だけど優秀な美人主任・水沢千里には、夫の壮良しか知らない秘密がある。それはお酒が大好きで、酔うととってもかわいくなってしまうこと。今晩も、ソラの作るカクテルでちーちゃんは”しふく”なほろ酔い気分。日本一のイチャイチャ夫婦の”酔いデレ”カクテルコメディー。

声優・キャラクター
喜多村英梨、市来光弘、朝井彩加、仲田ありさ
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

一緒に飲みゃいーのに

原作未読


WEB漫画のアニメ化とのこと。アルコールにちなんだ1話5分のショートアニメ、全13話。
なぜMXで再放送してたのか気になってたら、どうやら連載が終了するとかで完結記念みたいですね。


キャリアウーマンの奥さんが一日の仕事を終えて旦那の待つ家へ帰宅したら、夕ご飯と一緒に一杯のお酒が振る舞われる。
ただこの奥さん水沢千里(CV喜多村英梨)はアルコールにめっぽう弱く、一杯口にしたらへべれけに。提供されるアルコールは全てカクテルですよん、という基本設定。
旦那水沢壮良(CV市来光弘)は専業主夫かと思ってたら家具デザイナーが生業とのこと。在宅ワークなんですね。


 醜態晒すといかんので “お酒は夫婦になってから” でないと飲めない


ということになるのでしょう。

キタエリさんの甘えん坊演技を堪能する、もしくは旦那の底知れぬ優しさに酔いしれる。短めの尺で甘くなりすぎるちょっと手前で切り上げた一話完結ものです。
「ドンレッミーダァーン」レモンがアメリカンタイプのバイクに跨ってるEDも酔い覚ましにはちょうど良い感じ。

それにしてもどうなんですかね?
どんな実力派声優でも “艶” を出すには30歳超えてからじゃないと難しいような気がするのは私だけ?
そんなキタエリさんとても艶っぽかったです。呑兵衛ですねこの人きっと。


お酒の苦手な方も無問題。
ノンアルコールカクテルも登場するからというのが理由ではありません。宴会や仕事帰りのグループ飲みとはまた違って、BARでの一杯は多忙な日々のなかでのちょっとした雨宿り。

 「もう少しゆっくり歩こう」by壮良

お酒が入らないと自分を出せない人は男女問わず一定数いることでしょう。男性視点だと気に入った女性のそのバリアを掻い潜って普段見せない一面をせひとも拝んでみたいと思うものです。

日々の仕事に忙殺されているそこのあなた!

他人様のイチャコラを通してというのはあるにせよ、ほっと一息、小休憩するにはほどよい作品です。



※閑話休題

■自宅でカクテルを作るということ

{netabare}転用しづらいので現実的ではありません。ライムスライス一切れ使用した後、残りはどうするの?みたいな問題があります。

アルコール + 割るものその1(ジュース類) + 割るものその2(炭酸orジュース類)

が基本で、1回で1種類あたり30ml~60ml程度使用のため消費が追いつきません。
そして背伸び系男子はうっかりバーテン道具を家に置いたらだめですよ。たいてい女子がヒキます。私がこれやらかしました(^^;){/netabare}


■お店でカクテルを作るということ / 注文すること

{netabare}バーテン目線だと「美味しい」よりも「同じものください」と言われるほうが内心ガッツポーズです。
メジャーカップは30mlと45mlが基本でショートカクテルの場合2~3mlのズレで味が変わるため作る時はけっこう緊張します。ソーダUPするカクテルによく使われるコリンズグラス(細長いやつ)だとお客様によって分量アレンジしたりします。
ジントニック一つとってもヴァリエーションはそれなりにあるんですよ。お酒に弱かったりへべれけモードだったらアルコール少なめ。甘いの苦手だったら炭酸多め。カウンター越しなら会話を楽しみながら遊びの要素を入れたりできますので客としてだったらカウンターがお薦めです。

客目線だと、バーテンさんにお任せしちゃったほうが間違いないです。分量のオーダーはTPOに合わせてですがあまりしないほうがいいでしょう。カクテルの種類は覚えてなくてOK!なにかお薦めは?と女性に聞かれたらそのままバーテンさんに右から左でかまいません。
女性の場合は、フローズンカクテルにご注意ください。甘くて飲みやすくアルコールを感じにくい危険なものはいくつかありますが酔ってると覚えてないでしょうからとりあえずフローズン!さくっといけるのと居酒屋では馴染みのないメニューだったりするので手を出しやすいのです。

酔いをコントロールして節度あるアルコールライフを!{/netabare}


■バーテンと客

脱線から戻ると、そらとちーちゃんのこの夫婦。

{netabare} “一緒に飲めばいーじゃん”

「こっちばかり酔っぱらっててずるーい」とかないのかしら?これがちょっと違和感。夫婦というよりお店のイケメンに熱を上げてる客から抜け出てないような気がします。

自分にしか見せない顔を持ってるのはオス的にはよっしゃーっ!なのでまあいっか(笑){/netabare}



視聴時期:2019年7月~2019年9月 地上波再放送

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2020.03.08追記

30歳越えないとエロくないと断言しましたが、「では沢城みゆきはどうなんだ?」とのご指摘をいただきました。うーん、たしかにね。
ご指摘いただいたレビュアーさんとは「個体差はあるけどあれは突然変異じゃん」というやり取りをさせていただきました。ありがとー!


2019.08.27 初稿
2019.09.25 修正
2020.03.08 追記

投稿 : 2024/12/21
♥ : 40
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

疲れのとれるおまじない

このアニメは5分のショートアニメです。
気楽に見れて、見終わった後、ささやかな幸せに浸れます。

主人公の千里(ちさと)は会社では主任をしており、有能で仕事真面目な女性。
だが、家に帰ると、旦那の壮良(そら)におもいっきり甘える女性。
まるで子供のように甘えまくります。

そのギャップが凄いし、甘える姿が可愛いです(^_^)。


そして、毎回千里は、壮良のつくるカクテルを美味しそうに飲むのです。
千里の「至福ぅぅ」という言葉がたまりません。

きっと千里は、壮良と結婚できて壮良のつくったカクテルを飲んでいるとき
しあわせをめいっぱい感じているのでしょう。

見ている私も、幸せな気分になり、嬉しくなりました。


ところで、
このアニメの第九話で、疲れのとれるおまじないをするシーンが何度かあります。

どんなことをするおまじないかって? …むふふ…。それは秘密です。

私は、このおまじないを全ての夫婦の方に毎日してほしいと願っています。
そうすれば、きっと全ての夫婦が幸せになるはず…。

国会では、ぜひとも全ての夫婦に、この疲れのとれるおまじないを毎日するように法律で制定してもらいたい。
そうすれば、全員が幸せになれるし、医療費も削減でき、母子家庭も少なくなり、
国の財政が豊かになるはず…(^_^;) だと思う。…たぶん。

法律がだめなら、都道府県の知事が頑張って条例を制定し、
疲れのとれるおまじないを毎日する家庭には「地方税を安くするぞー」と、言っていただきたいです。

それもだめならば、生命保険の会社で家族保険の契約の際に
このおまじないをしている家族は保険料を安くしてほしい… と願います。

{netabare}
先日、妻と一緒にディズニーシーへ行ってきました。
朝から夜まで、いろいろなアトラクションを歩き回ったため、家に着いたとき、妻が「疲れた…」と、つぶやきました。

私は、「ここだ!」と勇気を振り絞って、疲れのとれるおまじないをしたところ…、
思いっきりビンタされました(T_T)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 26
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

劣化版うまるちゃん

OLの千里さんが優しい旦那さんにカクテルを作ってもらって至福♡となるだけのアニメ(笑)

ショート枠で1話3分ナリ。

評価し辛いんですが、夫婦二人がイチャイチャしているだけで、会話に全くと言って良いほど内容が無く、わたしにはこれといった見所が見つけられませんでした(汗)

だらけるシーンも亜流うまるちゃんという感じでオリジナリティが無く、振り切った表現でもないので、むしろ極々普通の人の反応に見えて平凡この上なし。家にいれば誰だってこれくらい(以上?)にはなるのではないでしょーか(汗)"しふくぅ~"の一言についてもありていに言えば予定調和というやつ。芸能レポーターとかお笑い芸人とかがお決まりの台詞を言うシーンに近くてわざとらしく聞こえてしまいました。

カクテルレシピの掲載については本来ならば嬉しい要素ですが、甘いもの主体で、中にはアルコール無しのレシピまで含まれるので、お酒好きには益が薄く、タイトルとの矛盾も感じてしまいます(汗)説明もやっつけ仕事感ありありで価値薄し。卵酒の材料だけ載せたレシピ見せてどうしろと? ※1材料をミックスするだけで作れると勘違いする人も出てきてしまいそうで、これについてはかえって有害と感じました。視聴者への配慮が著しく欠けていたと思います。
{netabare}
加え、無知なのか思いやりに欠けるのか、同じお話(7話)の1シーンの間接キスも演出として全く頂けませんでした。風邪が移る危険があるので(汗

8話のハグ連鎖(笑)は少しだけお話らしいお話になっていましたが、割と大人向けの作風なのに、職場で同性にいきなりハグとか、かな~り強引な筋書き。断念の決定打になりました。
{/netabare}
お酒にあれこれを混ぜて飲むという発想は、※2とても古い時代からありますし、カクテル作り自体は生粋の酒好きにとっても割と楽しいものですが、現代におけるカクテルの立ち位置は、主に女性や、お酒の苦手な人なんかが、付き合いの場で選ばざるを得ない選択肢の一つという面もあり、このアニメ内で褒め言葉として「飲み易い」に類する言葉が度々用いられるも、それとは無縁ではない様に思われました。リアルで聞くと「酒好きでも無いのに無理して飲んでるのかな~」と心配になってしまう言葉なんですよコレ‥。

ダメ押しを言うと(夫婦間の以心伝心を表しているというのもあるんでしょうけど)自分で飲むものを一度たりとも選択しない千里さんの態度からは、酒好きとして拘りや、大人としての主体性が感じられず、ロボ並みに無個性なキャラとしてわたしの目には映りました。壮良君が作ったものなら何でも喜んで飲んじゃうんじゃなかろーかこの人‥。

EDソングも女性受けを狙ったのが見え見えで、作風とは全く関係無く、若手のロックバンドの歌をただただ流しているだけの印象。大人の事情なんでしょーけど(汗)

情報量的にはその辺で捨て売りされているカクテル本の足下に及ばず、ドラマ的にも無味乾燥。ショート枠だしお酒も好きなので惰性で見てましたが、あまりにも実の無いアニメなのでわたしはここら辺で断念です。


※1:湯呑みに溶いた卵を箸で掻き混ぜながら、煮立たせてアルコールを飛ばした熱い酒をちょっとずつ注ぐと言うのが基本。逆をやると卵が凝固してしまう。このアニメ見てたら高橋葉介先生の漫画「夢幻紳士」に出てくる冷酒に生卵落としてタマゴ酒作る料理下手なヒロインの姿を思い出してしまいました(汗)

※2:聖書には薬草を付け込んだワイン、ギリシャ神話には蜂蜜を混ぜたワインとか。他にも中世になってから生まれたホップで苦味をつけたビール(カクテルじゃないけど)とか。(それよりも昔のビールは下賎の酒と見なされる事が多く、特に品質の悪いものは、食堂とかで余ったパンくずなどを原料にして作られた廃棄物利用食品の一面もあったらしい。もちろん苦くはない。)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27

64.5 62 2017年秋(10月~12月)アニメランキング62位
まほよめ(Webアニメ)

2017年10月7日
★★★★☆ 3.5 (10)
41人が棚に入れました
TVアニメ「魔法使いの嫁」のスピンオフショートアニメ「まほよめ」がツイッター限定で配信される。

64.2 64 2017年秋(10月~12月)アニメランキング64位
劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール 川原礫黙認「そーどあーと・おふらいん ―おーでぃなる・すけーる―」(その他)

2017年9月27日
★★★★☆ 3.5 (12)
128人が棚に入れました
劇場版「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール」のBD・DVDに収録。

SDキャラ達によるキャラクターコメンタリー映像となっている。

64.0 65 2017年秋(10月~12月)アニメランキング65位
aiseki MOGOL GIRL(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (12)
43人が棚に入れました
“新体験”モールで出来たコマ撮りアニメ

相席喫茶「MOGOL CAFE(モール・カフェ)」で繰り広げられるシュール・コメディ!
アラサーOLのフユミは出会いの無さに焦りを感じ、女子力高めの後輩ハルコは男子ウケを狙いつつ、男たちを静かに分析、品定めをするが、個性の強過ぎる男性客を相手に、ドン引いたり、イラつきながらも…リピートする2人。
出会いの少ない現代女子の悩みを解決する”魔法の場所”で、彼女たちの「王子」は見つかるのか??

声優・キャラクター
加藤諒、原奈津子

63.2 66 2017年秋(10月~12月)アニメランキング66位
Wake Up, Girls! 新章(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (127)
448人が棚に入れました
仙台でアイドルを目指す7人の少女たちの奮闘を描いた青春群像劇で、2014年1月にTVアニメと劇場作品が同時始動。同年10月からはスピンオフ作品「うぇいくあっぷがーるZOO!」が放送され、2015年9月と12月には劇場版2部作「Wake Up, Girls!続・劇場版」が公開。現在もメインキャストによる同名の声優ユニットがアーティスト活動を行っており、聖地・仙台に関係するコラボ企画も多く展開中。

声優・キャラクター
吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「こんな作画で大丈夫か?」(ストーリーはそんなに悪くはなかったような…。OP主題歌で小宇宙(コスモ)を燃やせ!)

「大丈夫だ、問題ない」とはいかないよねと思った第2話。

冒頭からパースが変。ごんちゃん(WUG移動用のワゴン車)の止まっている芝生の空き地、手前への傾斜どないなってますのん…?
(あの作画の通りなら、傾斜で手前にコケるかも。)

「一番いい作画を頼む」とは言わないので、もうちょっとなんとかしてください…。

2017.11.8追記:
第5話まで視聴済み。5話冒頭のライブシーンでは「人のような形をした謎の光」が歌い踊る演出(笑)。そして事務所での会話シーンはことごとく事務所の遠景。半分冗談で付けたレビュータイトルがいよいよシャレにならないレベルの事態に…。

ある意味、昔のアニメの作画よりもまずい事態のような気が。

別に「ストーリーがひどい」とか「楽曲が悪い」とかはあまり思わないけど、これはいよいよ万策尽きかけているのかな…?

2017.11.15追記:
第6話まで視聴済み。仙台市街地や観光地については、実写にフィルタ処理をしたものを使い背景は描かない方向に。前回もそうだったが喋る場面では口元を映さないアングルや状況を選び、口パク作画はしない方向に。

作画に関してはかなり末期的な状況ですが、次回の「わぐばん!新章」特番を挟んで、果たしてこの状況を立て直すことはできるのか…?

2018.1.5追記:
公式より。最終回は通常放送している曜日や時間と放送日時が違うので注意。
◯テレビ東京
1月7日(日)27:05~27:35
◯仙台放送
1月9日(火)26:05~26:35
◯AT-X
1月10日(水)20:00~20:30

なお、作画についてはもはや開き直っている感じがします。まあいいか…。

2017.1.9追記:
最終回まで視聴終了。

結局はアメリカ資本が札束で巻き起こしたV-dol旋風に立ち向かう国産アイドル(WUG!、ネクストストーム、I-1club、その他各地の草の根アイドル)みたいな構図になった今回でしたが、それ以前にそもそも「アイドル市場の縮小」という現実が取り入れられた「新章」でした。

別に答えが出るわけじゃないのですが、「今できることをやる」というのと「人が人ときちんと向かい合うことで機械にはできないことができるはず」という主張は感じ取れました。

ストーリー自体は毎回次はどうなるのかなあという興味を引き続けるレベルにはあったと思うのですが、いかんせん作画の残念さが最後まで付きまとった本作なのでした。

あ、作中で歌っている曲はアイドル楽曲としてはなかなか良かったと思いますよ。

余談:OP主題歌の「7 Senses(セブンセンシズ)」という曲名を初めて聞いたとき、「第七感(セブンセンシズ)」(『聖闘士☆星矢』で小宇宙(コスモ)のことをこう呼ぶときがあった)を思い出した私はおっさんです。

ちなみに英語的には「五感」+「第六感」+「小宇宙(コスモ)」を合わせたものが "seven sences(セブンセンシズ)" なのであって、「第七感」に「セブンセンシズ」というルビをふるのは正確ではありませんね(笑)。
(これは車田正美先生のせい? ジャンプの編集者のせい? それともあえてそうしたのかな?)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 39
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

芸能界におけるアイドルのアウェイ感

監督・スタッフ交代劇を知った上での視聴だったので、
過去作のように批判も覚悟でガツンと物語をぶつけて来るタイプにはならない。
こちらからメッセージを拾いに行かないとダメな作品にはなるのだろうな。
と想定して見始めました。


で、拾ってみて。特に前半部分、
芸能界を生きるアイドルたちの立ち位置について、
色々と考えさせられる題材は多数、掘り起こされていました。


どこでも輝くことができるのがアイドルですが、
一方で、アイドルが芸能界において、どの仕事に挑んでも、専門分野ではない。
そこには、その道のプロがいる。
例えば、{netabare} グルメ番組に挑戦しても、「うんめぇにゃ~」を越える食いっぷりが自慢のタレントがいる。
ひな壇番組に出演しても、並のリアクションじゃ、カットされてしまう。{/netabare}

“おイモちゃん”はどう料理されてもおイモちゃんでしかない。
その中でどう生き残るか?新芽を出すか?

さらに奮闘するのはアイドルたちだけではなく、
迎える芸能界のスタッフたちも同様。
アイドルたちを起用して仕事をする以上、
イロモノ扱いせず、精一杯良さを出して行こうとする。
こうした温かいプロ意識が垣間見えたのも好印象。

例えば、{netabare}初グラビアに戸惑うアイドルの自然体を引き出すカメラマンがいたり。

私が一番心に残っているのは、第五話「同じ夢を見てる」
ドラマ挑戦回にて、ようやくアイドルが秘めた演技力を引き出した制作陣が
「いい感じになって来た頃にクランクアップなんですよねぇ~」
とアルアル話をする辺りに、何か凄くプロフェッショナルを感じました。{/netabare}

派手さは少ないけど丁寧な芸能界の描写を見ていて、
芸能界って闇ばかりでなく、結構、素敵な場所なんだな。
と生意気に思ってみたりw


その後、シナリオはバーチャルアイドル(Vドル)の進撃など、
現実でも踊り場にあると囁かれるアイドルの存在意義を問う方向に展開。

改めて『WUG!』シリーズは2010年代のアイドルを振り返る上で、
思索の引き出しになり得る作品だと再確認。

ただ疑問に思ったのは終盤、Vドルが
{netabare} 大資本と提携してリアルアイドルのコンサート会場を奪う
“ラスボス”として立ちはだかったこと。

私もボカロ等について語れる程バーチャルアイドルに詳しくもありませんが、
バーチャルアイドルを応援する層は、
大資本からリアルアイドルをゴリ押しされるのを嫌い、
ネット上など、草の根で俺たちの仮想アイドルを盛り上げている。
そんなイメージを持っていたので、この展開には違和感がありました。{/netabare}


総じて題材や構想には光る物があると私は感じましたが、
一方で、それらを完成度の高いアニメ作品に仕上げるために
必要なパワーが不足していた印象は拭えません。
特に作画は観ていて毎回とても苦しかったです。

ここでキャラが躍動するシーンを挟めば物語に引き込むことができる。
というチャンスにトライすることすらできなかった感じがしました。

その割にEDクレジットにて、困った時の中国、韓国作画傭兵団の名前すら
あまり見られなかったのが謎。
これは監督スタッフの能力云々以前の、体制に問題があったと思わざるを得ません。


もう少し万全の準備でWUGちゃんを……。と悔恨する一方で、
擁護するわけでもありませんが、
彼女たちには、新作アニメ実現を待つ時間もあまり無かったとも思っています。

「WakeUp,Girls!」は“2.5次元アイドル”の中でも、
比較的3次元での活動比重が高いグループだと思われます。

彼女たちが三十路を過ぎて尚、
二次元キャラは不滅。中の人は永遠の○○歳♪
などと活動し続ける姿はあまり想像できません。
続編アニメもスタッフ陣の準備や体調が整うまで……。
と待っていては限られた時間がどんどん過ぎてしまいます。

また前作劇場版から本作まで二年近く間が開く中、
「WUG!」は舞台版『WUG!』に挑戦したり、別アニメ主題歌にタイアップしてみたり。
色々、繋いでいましたが、この時期辺りが
2次元世界と彼女たちとの絆を保つタイムリミットだったのかな?とも感じています。


本作放送終了直後の今冬も、「WUG!」は、
この新章で“デビュー”した“妹分”「Run Girls, Run!」共々、
某別アニメでの主題歌に起用されています。

アニソン業界も実力派プロシンガーや人気声優がひしめく修羅。
生き残るのも簡単ではないでしょうが……。
引き続き、3次元でも“おイモちゃん”の奮闘を見守りたいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

だんだだん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Polaris へ至る道

スゴイ低評価ラッシュ(特に Amazon では批難ゴウゴウ)の本作、
一応 Wake Up, Girls モノの最終作となるわけですよ。
これを見るために、7人のアイドルから見てきたワタクシとしては
視聴は避けられない…w

第一話では多くの人と同様に、驚愕に打ちのめされましたw
萌化したキャラデザやショボい 3D CG、
なによりも、演出センスが…ダサすぎる。 昭和のアニメかよ、と。

しかし、その困惑も視聴を続けていくと霧消していく。
相変わらず声優は頑張っているし、音楽も良い。
自分の中では、アニメ表現が脳内補完されていきました。
静止画多用も下手に動いて作画崩壊されるよりはマシだろうw

そして最終話、スゴイボーナスステージw
WUGメドレーが見れるとは思わなかった。 この3Dモデルライブを
手描きで描いたら死人続出だろう。 Vドル? 存在感なしw
降雪でシステムダウン? 昭和かよwww
そうしたツッコミも関係なく、
Polaris を聴きながらワタクシはイってしまいました…

WUGアニメのライブシーンだけ売ってくれないかなぁ…

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

62.9 67 2017年秋(10月~12月)アニメランキング67位
BanG Dream!(バンドリ!)OVA「遊んじゃった!」(OVA)

2017年11月22日
★★★★☆ 3.3 (67)
258人が棚に入れました
アニメ、ゲーム、コミック、楽曲リリース、ライブなど、
様々なメディアミックスを展開されている次世代ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!」(バンドリ!)のBD Vol.7に収録される、
Poppin’ PartyとRoseliaの夏休みの様子を描いた完全新作OVA。
BDのリリースに先駆けてTVでも放送予定。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

学生バンドが好きなバンドリ視聴者は、必見(笑)!(そうでなければ単なる『八月のif』のPV)

バンドリ!TVアニメ1期目の円盤の購入特典OVA、だったはずですが早々にテレビ放送。

「円盤購入者なめてんのか?」と疑問を持ちつつ、自分は円盤は未購入なので初視聴でした(正直、作画のクオリティも「なめてんのか?」とは思いました……)。

内容はかなり良かったです。要は、「学生バンドにありがちなメンタリティ」が実にうまくシナリオ化されていると思ったのでした。

なんかタルい……
→遊びに行きたい!
→夏だから海だ!
→楽器携行は当然!(ロッカーの習性その1)
→他のバンド(Roselia)がいたから何か一緒にやろう!(ロッカーの習性その2)
→「屋外ステージあるけど何か演る?」「当然演奏しますよ!」(ロッカーの習性その3)
→そのうちポピパとRoseliaでジャムセッションやろう!(ロッカーの習性その4)

一見普通の人には突飛に見える香澄ちゃんやおたえの行動が正解です。有咲、キミはまだまだだな。だがキミのキャラはそれで良い(笑)!

脚本・演出は大正解。録画されているので、これは何度か観たいです。面白かった!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「遊んじゃった!」

この作品は、「BanG Dream!」1期円盤のVol.7に収録されているOVAになります。
TVでの放送や配信もされているので、2期視聴前にチェックされた方も多いのではないでしょうか。
かく言う私もその一人ですけれど…。

本作品は1期の本編ほど物語に熱量はありませんが、OVAらしさ溢れる内容だったのではないでしょうか。
物語は夏休みの真っ盛り…
蔵で夏休みの宿題に邁進している「Poppin‘Party」のメンバーでしたが、宿題に疲れた香澄がどこかに出かけようと提案します。
メンバーそれぞれが行きたい場所を出し合い、最終的に海に行く事になりました。

ちょうどその頃、「Roselia」のメンバーも海の近くのコテージで合宿を行っていたんですが、作曲に行き詰った気分転換に海に行く事に…
こうして夏休みの海での物語が動いていきます。

第1期がテレビで放送されたのが2017年の冬アニメ…
まだ2年しか経っていないこともあって記憶も新しいですが、キャラを色々思い出すのに丁度良い内容だったと思います。

「そういえば、有咲はツンデレでツッコミ役だったな…」とか、「りみりん、チョコ好きだったよね。」などなど…。
それに、新たに楽曲を生み出す難しさに直面し歩みが止まるRoseliaに触れた点も大きかったと思います。
モノを生み出すのって、相応のエネルギーと気合いと根性(?)が求められれる上、何よりRoseliaの一面を知る事ができましたから…^^;

海でキャッキャウフフと遊ぶ姿も悪くありませんが、やっぱりこの作品は音楽を奏でてナンボの作品だと思います。
そして熱い気持ちは伝染していく…本編さながらの音楽への直向きさや熱さに対してもキチンと配慮された構成になっていました。

このOVAでは「Poppin‘Party」と「Roselia」の当時の新曲が聞けるのも特徴です。
「八月のif」:Poppin'Party
「熱色スターマイン」:Roselia

1話30分のOVAなのでサクッと視聴できる作品です。
現在でも「バンドリちゃんねる☆」において期間限定で配信されているので、未視聴の方は是非チェックしてみては如何でしょうか。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

弾丸ツアー???「8月のif」海の家ライブ!

 お馴染みポピパのみんなが、海に遊びに行ったお話だったです。

 聞き慣れたOPだったです。TV放送は、どこか迷走して、偉そうな婆さんの仕切り、かつ謎の掛け声を残し、歌と音楽に魅力をあまり感じなかったです。
 けど、これはポピパにしては、なかなか、上手かった歌とライブ演奏だったです。海の家のいた人達が、拍手を送るのもうなづけたです。

 海でポピパの面々が、はしゃいで遊ぶ姿は、女の子らしい良いキャラ出してたように見えたです。ここに出てきたお姉さんバンド「Roselia」との絡みは、海辺における楽しさを表しているようだったです。何かなんだかの楽しいビーチバレーだったです。ろぜぱ結成したら面白いかなぁです。

 慌てて帰る姿が、ポピパっぽい感じだなぁです。

 EDもイメージががらりと変わって良かったかなぁです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

62.5 68 2017年秋(10月~12月)アニメランキング68位
カップヌードルCMサザエさん(その他)

2017年11月22日
★★★★☆ 3.4 (36)
115人が棚に入れました
「青春(アオハル)」をテーマに「魔女の宅急便」「アルプスの少女ハイジ」を起用し、話題を呼んでいるカップヌードルのCM第3弾です。
11月22日の「いい夫婦の日」に新たに公開されるのは、国民的漫画「サザエさん」のサザエ、マスオの夫婦です。
原作エピソードの「公開お見合い」を題材に、高校生のサザエさん、マスオさんが描かれます。
なお、サザエさんの声は和久井優、マスオさんの声は島﨑信長が担当しています。
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

このCMって・・・(その3)

正直言います。
初見の時、感度して思わず泣きそうに・・・。(〃ノωノ)

わずか30秒ほどの作品で感動させられるとは・・・。

※個人的な話なので伏せときます。
{netabare}テレビアニメ「サザエさん」と同世代の私。
普段は、『特別思い入れが・・・』って訳でもないんだけど・・・。{/netabare}

だけど、この2次創作は良かった。


よく見るとこのCMシリーズの第1弾、第2弾の出演者も登場。
少し贅沢な感じも良かった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ジブリふうで感銘受けました。

まあ、実を言うと原作ではマスオとサザエはお見合い結婚なので
設定とかはパラレルなんですけど、とても感銘をうけました。
https://www.youtube.com/watch?v=mykx0PVuTo4

ちなみに、波平、ふね、カツオ、ワカメ、タマちゃん、アナゴ、タイコ、ノリスケ、花沢さん、キキ、トンボ、ハイジ、ペーター、クララ、ヨーゼフ、ハイジのおじいさんも出演しています。
さらにサザエさんの行動がドラネコを追っかけたり、財布を忘れるなどサザエさんの歌のオマージュだったり、
通常アニメのサザエ一家の出ているシーンが隅っこにあったりで、
わずか数十秒の映像の中に仕掛けが満載で感心させられます。

三作目なので過去の作品の蓄積による技術向上や製作スタッフの慣れもあるのでしょうが、
今のところ、シリーズの中でダントツに素晴らしい出来です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

リーク さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あにこれってCMアニメのレビューもできるんだw

あらすじ
サザエさんのマスオとサザエの恋を今の高校恋愛漫画風に描いたカップヌードルのCMアニメ。
感想
あにこれではCMアニメのレビューもできるらしい。自分は生まれた時からずっとサザエさんに興味を持っていなかったが、このCMアニメを見たら思わず笑ってしまった。CMの中にはいろんなサザエさんネタがあり、サザエさんのことをあまり知らない俺でも笑ってしまった。
やっぱりカップヌードルのCMは面白いCMが多い。たとえば24年くらい前にやった原始人のCMや4年くらい前にやった合コンや面接やリア充との戦いを騒然に描いたCMなど昔からずっとカップヌードルのCMは面白いと感じた。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

62.4 69 2017年秋(10月~12月)アニメランキング69位
つうかあ(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (188)
716人が棚に入れました
『つうかあ』で描かれるサイドカーレースは、3輪マシン・レーシングサイドカーを操るモータースポーツだ。アクセルとブレーキを担当するドライバーと、体重移動でバランスを調整するパッセンジャーが、二人一組のチームとして戦う点が特徴である。
本作では女子高生の宮田ゆりと目黒めぐみがタッグを組み、レースにチャレンジする姿が描かれる。

声優・キャラクター
古賀葵、田中あいみ、齋藤彩夏、生天目仁美、三木眞一郎、徳井青空、平田真菜、中村桜、長縄まりあ、ブリドカットセーラ恵美、戸松遥、七瀬彩夏、福圓美里、洲崎綾、清水彩香、森島亜梨紗、志田有彩、高垣彩陽、吉岡麻耶、花守ゆみり、竹内恵美子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

サイドカーっていえばまず思い浮かぶのはマン島レースですけど…。(レースというよりは基本的にはコメディと思うと、わりと面白いです。)

オリジナルアニメだそうですね。
何か気になるので、たぶん観ます。

→ とりあえず第1話を観ました。エンジン音がちゃんとしているのと、各校の名前がレースやサーキット絡みだったのが印象的でした。

そしてマン島TTは、やはりストーリーには関係あるんですね。

2017.11.21追記:
ここまで毎回、各校ペアの当番回みたいな形で進んでいます。7話は前回から都合2話使っての茂木女子双子ペア回。

演技的に、洲崎綾さん無双回でした。必見(笑)!

2017.12.5追記:
既放送回をカットを使いまわして作画量を抑えつつ追加アフレコを交えて総集編的に過去回を振り返る一方で、新規カット追加によりコント的な会話とメインストーリーの若干の進展もみられる特殊回。

構成が似ているという訳ではないのですが、ちょっと『Re:CREATORS』の13話を思い出します。

脚本的にはきちんと練られているところから、急遽このような構成にしたわけではなくオンスケで作画に一息入れるのを兼ねた予定の構成と思われます。チーム紹介が上手くまとめられており、振り返り回としての出来も良かったです。

既存カットの主人公ペアの声を放送部のふたりが勝手に当てる体(てい)で喋っている「自主製作映像」はめっちゃ面白かったです!

9話は、『Re:CREATORS』13話に比肩しうる良振り返り回でした。

2017.12.13追記:
「グッドモ~~~~ニング、三宅島~!」という訳で、この第10話で第1話の場面につながりました。エキシビションレースの場面はほぼ1話で観たカットだったりするわけですが、ここまで積み重ねてきたエピソード、特に直前の9話の「自主製作映像」が効いていて、かなり楽しめました。

基本、コメディと思って観た方が良いです。本作では真面目なレース場面を多く期待してはいけません。とはいえレーシングニーラーならではのネタもあるので、そこが無意味という訳でもありません。

OP/ED両方良い曲であることもあって、私はけっこう気に入ってしまいました。あと2話でどういうオチを持ってきてくれるか楽しみです。

ちなみに、実在するのは「バーチャル姉妹」ではなく「バーチャル兄弟」…。

2017.12.26追記:
最終話を視聴完了。Tivさん本人はそういうマンガやイラストは描かないので、Tivデザインのキャラが殴り合うのは新鮮だったかも(笑)。

モータースポーツを扱った作品でしたが、こんなにコメディ寄りになるとは思わなかったです。そっくりというわけでもないんですが、その場外乱闘ぶりに『ふたり鷹』を連想したりしました。

陸上部と駅伝部が分かれている学校があるみたいに、側車部が独立してなくて自動車部からの参戦とかがあったらそれはそれで面白かったかも。(← どうでもいい)

三宅女子側車部はドライバー・パッセンジャーも凄いんだけど、一番「超高校級」なのって実はむつきちゃん(メカニック担当)なんじゃないの…(笑)?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 41
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

最終話まで視聴して・・・。

最終話まで視聴して思ったこと。
『今まで、何を見せられていたんだ?』

最終話。やっちまった感が半端ない・・・。
{netabare}ドライバーとパッセンジャーを入れ替えたのに、いきなり優勝って・・・。
まあ、イエローフラッグによる「運」と「地の利」は分かるけど・・・。
他のチームが弱すぎるのか・・・?
そうだとすると、ここまでの長々と掘り下げてきた話は一体なんだったのか?{/netabare}
最終回で興醒めしてしまう、少し残念な作品。

第9話は面白かった。
かなり笑える復習回。

京都弁が不自然で違和感あり過ぎ。
最後まで馴染めなかった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャラものとしては楽しかったんだけど最終話がちょっと…

2017年秋アニメ。全12話。オリジナル。
アニメでは珍しいレーシングニーラー(サイドカー付きの二輪車)という題材に惹かれて視聴しました。

ストーリーは最終話が不満でしたが、そこまでの流れはまあまあ面白く見られました。
作画は安定していたと思います。9話で面白い構成で総集編(のようなもの)をしたり、導入の1話と本戦前の10話で無理なく同じ作画を使う工夫をしていたのも良かったと思います。
キャラクターものとしての側面が強くてキャラ付けはなかなか良く出来ていたと思いますし、声優さんの演技も無理がなくて良かったです。

全体的に萌えアニメの側面が強くて、レースシーンは多くないです。
ヘルメットなし・スカート着用でニーラーに乗るシーンがあったり、女子高生が公道で車を運転するシーンがあったり、無理のある部分も。

{netabare}
キャラクターの掘り下げをドライバーとパッセンジャーの二人の関係性で行ったことは良かったと思います。3つのチームの関係性の回復にゆりとめぐみが多少関わり、コーチから二人が教わったことがリンクする演出も良かったです。実況解説のあいとねねの回でも、ニーラーとの関わりもしっかり描けていて好きですね。
ゆりあとまりあ(茂木ツインズ)だけはあのラストで良かったのかよくわからないなあ;
皆可愛らしくてキャラもよく立っていたと思いますが、それでも全てのチームに各一話ずつ掘り下げ回が欲しかったです。

私が特に好きだったのは、ゆりとめぐみはお互いをコーチを通して見ている、あるいはお互いを通してコーチを見ている所。
「なんでコーチの真似をするのよ!」って独白がありますが、要はお互いをちゃんと理解していて、二人で走るのが当たり前だからそういう感想が出てくる。それが最終話のどんでん返しに繋がるのはご都合主義だけれども結構好きなんですよね。
ただ、その良さがラストでおじゃんになってしまった感じがするのがなんとも…


で、問題の最終話に関して。

レース中に喧嘩するのは流石に無理があるので、怪我をした時点(レース本戦の前夜)で思い切り喧嘩させて和解させた方が良かった気がする。コーチが怪我した教え子に無理させるのも印象が悪いし、どうしても走りたいゆりとめぐみから頼み込んでアイディアをもらうとかの方が良い展開だったんじゃないかと。

めぐみが怪我をしてドライバーとパッセンジャーを交代したにも関わらず、主人公チームが優勝したのも無理があります。ちょっと他のチームが可哀想だなと思ってしまいました。ストーリー的にもマン島TTを目指す理由が薄くなっていて、優勝する必要は無かったと思うし。

コーチが婚約者に振られたことでゆりとめぐみの関係が振出しに戻ってしまったのが、個人的には一番引っ掛かりました。コーチのことに関わらず仲直りしたまま終われば良かったのに…。
二人で走るのが楽しいという気持ちをお互いに確認したばかりなのにこの展開だと流石にもやもやしました。

キャラクターは結構好きだっただけに良くない所が目立ってしまいました。
{/netabare}(2017.12.29)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

62.0 70 2017年秋(10月~12月)アニメランキング70位
ディアホライゾン(被)(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (21)
73人が棚に入れました
もはや未踏の地は存在しないとされる世界。冒険は意味を失い、ただの仕事と化してしまったこの時代に、サラリーマンのように働く冒険者の姿があった…!

声優・キャラクター
山下誠一郎、田中あいみ、山村響、芹澤優、藤原啓治、稲田徹
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

元ネタを知らんのに、観るのにはムリがあったw

[文量→一言・内容→感想系]

【総括】
ディフォルメキャラによる、ギャグ系のショートアニメ。

ギャグの種類は、パロ系、シュール系、ブラックユーモア系。

まあ、笑えたのは2、3回くらいかな? 元ネタ(原作ゲーム)を知っていれば、もっと面白かったのかも。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
一番笑ったのは、1話からずっと思ってた、「被り物、意味ないやん」ってことを、11話でセルフツッコミし、アッサリと被り物を脱いだところかな。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
被り物無い方が、作画も楽そうだし、観やすい気がするな。

2話目
2話目でメタ系の自虐系のネタか。手抜きが面白ければ良いけど、それがつまらなければ擁護できない。つまんないので、この話で、☆1下げます。

3話目
オオヨ! しか言わないキャラ、なんの漫画だったかな~。ヤンキー漫画だったような?

4話目
メッチャ切れてるし(笑) 被り物が主体なの?

5話目
新人イビりしても満たされない(笑)

6話目
福島っぽい訛りだね。

7話目
イケメン? エヴァパロだね~。

8話目
キャラ、激変w

9話目○
変態に、ドン引き(笑)

10話目
フグやんw

11話目○
核心(笑) 普通に脱いでるしw 被り物とは?

12話目
多分、意味などないのだらう。

{/netabare}

【余談~ ウマ娘と同時期視聴で思ったこと ~】
{netabare}
私は競馬(というかギャンブル)はやらないので、ウマ娘は競走馬のWikiを読みながらの視聴だったのですが、「ハルウララ」のページでこんな文章がありました。ハルウララ(弱すぎる競走馬、で社会現象を起こした馬)に騎乗した、武豊さんのエピソード。

【なお、武豊はこの日の騎乗について、オフィシャルホームページの日記において「あまりにも異常な騒がれ方で、正直なところ辟易としています」「生涯で一度も勝ったことがない馬が、GIレースを勝った馬達よりも注目を集める対象になるというのはどうにも理解し難いものがあります」と述べ、過熱するブームに対する違和感を表明した】

本作の2話(まだ1話しかやっていないのに、総集編をやって作画を使い回すという、メタネタ)や、先日のポプテを見たときに、ふと、このことが心をよぎりました。

まあ、好きな人がいれば、それで良いんですけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

煮干醤油 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

全く話題にならないけど.....面白いよ、これ。

なんか、誰も見てない感じだけど、これ面白いよ。

ゲーム本体は未プレイ、なんもわからないまま見始めた当初は面白さがわからなかった。

1話冒頭の普通のアニメ部分を見て、「よくあるゲーム原作のクソアニメ」と思って止めなくてよかった。これはあくまでもフリの部分。



何で被り物してんだよ!

とか、

被り物取ったほうが強ええだろ!

って突っ込みながら見てたら、登場人物自らそんなセリフを口にする。

最終回終盤の展開とセリフ、シュールなギャグなどもとても良かったと思います。

ただ、見返すとやっぱり序盤の数話が弱く、3話で判断する人だと、リタイアしても仕方ないのかな...とは思う。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

61.9 71 2017年秋(10月~12月)アニメランキング71位
少女週末授業(Webアニメ)

2017年10月6日
★★★★☆ 3.2 (24)
117人が棚に入れました
TVアニメ「少女終末旅行」がお届けするミニキャラアニメ「少女週末授業」!

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

『少女終末旅行』に対する『ようじょしぇんき』とか『ちぇいん黒にくる!!』みたいなやつ。

学校を知らないチトとユーリが、気づくとなぜか学校の教室にいるという設定。

案の定ふたりは学校に行ったことはないし、チトが知識としての「学校」を知っているだけ。これ、どないなりますのん…(笑)?

2017.11.5追記:
<5じかんめ> ユ:「先生が…。」 チ:「先生だったのか…。」

2917.12.26追記:
<12じかんめ> 無事に卒業。授業ですらなかった…(笑)。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

終末の世界で週末に見たちーちゃんとユーリの夢?

ミニキャラアニメ。ショート枠で一話一分半位。公式からYoutubeやニコ動にアップされてます。

現代風の学校の教室を舞台に、セーラー服姿のちーちゃんとユーリが様々な先生の授業を受けるというてーさいのお話。

「少女終末旅行」本編とリンクしていて、2話からは毎回作中に登場したあれこれがゲストキャラとして出演し、先生役を務めます。

世界観とか服装とか色々とおかしな所がありますが、キャラの性格崩壊とかはあまりなく(人間以外はテキトーですけど笑)、テンションの低さも「終末旅行」とほぼ同等なので、やりたい放題の二次創作作品を見た時みたいにがっかりする事はないと思います。本編の魅力に一味加えてくれるアニメになっているのではないでしょーか?

パラレルワールドと捉えても良い作品ですが、わたしは夢の中の出来事と解釈する様にしてます(笑)

声優好きの方には同じく公式からアップされている「少女終末旅行~GIRLS RADIO TOUR~」もお薦めです。本編と大体同じノリでチト役の水瀬いのりさんとユーリ役久保ユリカさんが、番宣とかショートドラマに雑談なんかを交えたりして楽しくお喋りされてます(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27
ネタバレ

めっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

各話のネタを参考にタイトルを考えてみたシリーズ!(とりあえずテキトーにタイトル付けるよ!※投げやり)

笑いどころのポイントとして参考になればw

1じかんめ
{netabare}観逃がした!(オイオイ…) {/netabare}

2じかんめ
{netabare}魚がシャベッタァアアァァァー!!!??? {/netabare}

3じかんめ
{netabare} 地図は食べられないがチーズは食べられる! {/netabare}

4じかんめ
{netabare}「おはようちーちゃん」
「それは石像だ!」(バシッ) {/netabare}

5じかんめ
{netabare}「ちがうぞ。…いや違わないか。」
ちーちゃん… {/netabare}

6じかんめ
{netabare}zzzzz… {/netabare}

7じかんめ
{netabare} 芋もシャベッタァアアァァァー!!!???
芋キモい!でも美味い! {/netabare}

8じかんめ
{netabare} ラジオが目の前にあるというのにそれが分からない二人w
そしてラジオはそこにあるだけ
もはやラジオが何なのかはどうでも良い!{/netabare}

9じかんめ
{netabare}可愛いは正義!美味しいは正義! {/netabare}

10じかんめ
{netabare} 月がきれいですね… {/netabare}

11じかんめ
{netabare} 何の教科の先生なんだ?→
何の教科の先生なんだ→
何の教科の先生なんだ→
(以下ループ) {/netabare}

12じかんめ
{netabare}締めはやっぱり魚だったかw 魚キャラ立ち過ぎ!あとちーちゃん像もw {/netabare}





ちーちゃんのリアクションが面白い
みんなでちーちゃんにドッキリを仕掛けてリアクションを楽しもうという企画になっちゃってるかもw


ハッまさか…。本編も壮大なちーちゃんに対するドッキリ企画なのかッ?(笑)
最後に全員集合して「ドッキリでしたー!」とやったら神作になると思うw

意外と最後は人外たちが集まって賑やかでしたねw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

61.9 71 2017年秋(10月~12月)アニメランキング71位
ソウル・ステーション パンデミック(アニメ映画)

2017年9月30日
★★★★☆ 3.2 (16)
53人が棚に入れました
へスンは奴隷的な風俗店での生活から逃げ出して、現在は甲斐性のない恋人キウンと暮らしているが、キウンが稼ぐ術も、オンラインでヘスンに体を売らせることしかなかった。そのことでケンカし、ひとりで夜のソウルをさまようへスン。その頃、ソウル駅では、血まみれのホームレスが息絶えた後、生き返り、人を襲い、食らいつき始める。ゾンビが人を襲い、襲われた人がゾンビとなってまた人を襲う。犠牲者は瞬く間に増え、パンデミックの発生を知ったキウンは、ヘスンの父と名乗る男とへスンを探す。一方、政府はソウル駅周辺を封鎖し、事態を終息させようとするのだが…。

声優・キャラクター
前野智昭、多田野曜平、白石涼子、辻親八

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

民度の低さに辟易

 韓国のゾンビ映画のアニメ化。実写版「新感染 ファイナルエクスプレス」も観ました。作画とか頑張っているんだけど、みんな実写のトレースですね。アニメらしい迫力のある動画は日本の方が一日の長があります。それでも結構丁寧に作られていて、作画崩壊とかはほとんど感じませんでした。登場人物は、ゾンビの大群に追い詰められたとき、自分が助かるためにまだ生きている人たちを救うこともせず、見殺しにしたり、あえて助けず自分たちのテリトリーに入れなかったりする。それが根っからの悪人と言うわけではなく、普通の市民がそういうことをし、回りがそれに同調するんですよね。彼らのあまりに利己的で不合理な選択はものすごく違和感がありました。ソウル駅の周辺のホームレスや、年配の方の国に対する不信感など、ちょっと韓国大丈夫かと心配になります。自分だけ助かろうと見苦しい行動をする人たちは、みんな共倒れになってしまうのですが、団結しなければならないときに仲間割れをするんだから、当然でしょう。米国のドラマ「ウオーキングデッド」に出てくる連中の行動には、まあ分からんでもないと共感できたけど韓国のこの2作品はダメ。エンタメ作品とはいえ、思いっきり胸糞が悪くなりました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

日本製とはひと味違うキャラや展開

新型コロナで自粛真っ只中の折、ちょっと気になって観てみた、韓国の実写映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の前編との事。

「映像研には手を出すな」など韓国の方が関わると思われる日本アニメも目にする昨今ですが、韓国アニメは初めて観たかも。
さてこの作品ですが、予想外に背景が綺麗。
人物の動きや表情はちょっとぎこちないかな。
ストーリーは結構、風刺を意識してるのか、ファミリー向きとは言えない場面も。
また美少女を出さない辺り、中二病的な要素を避け難い日本とは、向いている市場が異なるのかも知れませんね。
あ、国民性に触れるのは余計な議論を引き起こしかねないので控えることにしましょう。
ゾンビものが好きな自分としては意外性も手伝ってまぁまぁ楽しめたと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

60.8 73 2017年秋(10月~12月)アニメランキング73位
URAHARA(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (105)
406人が棚に入れました
原宿。そこは文化・オシャレ・カワイイが集まる街。りと、まり、ことこの女子高生三人は、その街で『PARK』という期間限定ショップを展開している。
ある日地球に宇宙人がやって来て、人間が生んだ文化を奪い去っていってしまう。そこにみさと名乗る不思議な少女が現れ――。大好きな原宿を守るため、三人の女の子が立ち上がる。

声優・キャラクター
春奈るな、上坂すみれ、石見舞菜香、天野心愛、松本保典、飯田里穂
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

独特のビジュアル・ストーリー・世界観・キャラクターがテーマに噛み合った作品

2017年秋アニメ。全12話。
猫が超可愛い。そしてサブタイトルが毎度秀逸。

「海外向けアニメ配信サービス・クランチロールで話題のイラストノベル「PARK:HARAJUKU Crisis Team!」がついにアニメ化!原案の持つ個性豊かな世界観と色彩はそのままに、日本人クリエイターらの手によってオリジナルアニメシリーズ「URAHARA」として生まれ変わる。原宿の新たな物語、開幕!」 (公式サイトより)

女の子向けのポップな画面作りとデザイン性が気に入って視聴しましたが、ストーリーもテーマが一貫し、絵と物語と設定がしっかりと噛み合った良い作品でした。
会話に結構尺を使っているのでテンポが悪いと感じる時もありますが、ストーリーやキャラクターに反映される内容が多いです。シリーズ構成の高橋ナツ子さんは女の子向け作品や会話劇が得意なようで、その個性が本作にはよく合っていたと思います。

監督の久保亜美香さんはアートアニメーションのクリエイターだそうですが、凄いセンス。本作のEDアニメーションは久保さん一人で作っているようです。
可愛らしいキャラクターデザイン、こだわったファッション性と衣装、簡略化し作り込まれた背景、独特の色彩など、本作のビジュアルは見ているだけで楽しかったです。全体的にはユルめの作画ですが、線が少なめのデザインなのでなかなか気持ちよく動く回もあります。
ただ徹底してポップなのでシリアスな演出が噛み合わないシーンもあり、カタルシスを期待すると肩透かしを食うかも。

OP、EDは作風によく合っていますし、BGMも印象的で良く出来ていました。

独特のビジュアルが気にならなくて創作に興味がある人は観て損は無いと思います。

{netabare}
脚本もなかなか丁寧に作り込まれ、全体を通してりと・まり・ことこの創作に対する心の持ちようがしっかり描かれたのがとても良かったと思います。スクーパーズであるみさの心の変化も段階を踏んでわかりやすく描写され、バッドエンドにはならないだろうという安心感もあって楽しく見られました。
「生きるために奪う事しか出来ない異星人と解り合い、新しい何かを生み出すことを伝える」という展開はマクロス7と一部共通してますね。
マクロス7も歌に凄く力を入れていましたが、こちらも独特でポップなデザイン性と画面作りがとても良かった。初回このビジュアルを見て、完走を決めてしまったくらい好きです。
(※2018年秋に再放送したのでまた見直しましたがやっぱり好き。ファッションは年代が出るのでだんだん古くなっちゃうかな…と思うけどそれでも可愛いくて良い。)

創作に興味がある人にとっては心を抉る展開や殺人のようなシーンもありますが、作風のおかげでそれほど重くは感じなかったです。何よりハッピーエンドですし。
第一話からしっかりと伏線も張られていて二周目の視聴も楽しいと思います。


以下雑感。

職業で言えばりとは芸術家、ことこは研究者、まりは芸能人という描き方で、それぞれに違う孤独を伴うけれど、他人に受け入れられないと成立しない職業でもありますね。だから刺激しあい切磋琢磨するPARKは、クリエーターの卵である3人が最初のハードルを越えるには必要な場所だと思いますが、あくまでもスタートラインだと感じます。
…そう考えると大人になったら3人はどんなクリエイティブをしていくのか見たくなるなあ。

バブルの中では最初から何でも3人の思い通りになっている(電気が復旧したり、ラジオが鳴ったり、急に人が現れたり)のが細かい。

りとの可愛がっている猫がデザインも動きもすごく可愛かったです。襟巻きしたような長毛の猫と、PARKマスコットのスヌードのネコがイメージとして重なるようにしているのかも。演出面でも常に気を遣っている印象でとても良かったです。
{/netabare}(2018.1.4)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

やっぱりレモンピープルじゃないか

1話感想
{netabare}自分はこの手のタイプってレモンピープルとかハーフリータとかペパーミントとか(アットーテキは読んでない)、あそこら辺の雰囲気を感じて「めっちゃ懐かしい」と思ってしまうのだが、賛同者は居なさそう。
アニメで言えばゆめいろバニーというかなりすスクランブルというか…もしくは時代ズレるけど伊魔崎斎っぽいと思う一方、ぢたま某臭くもあるなぁと思ったら充電ちゃんにソックリなんだ“りと”が。
いわゆるロリコンブームの頃(それよりちょっと経ったくらい?SF流行ってた頃)の有象無象時代の1ジャンルというか、まぁとにかくスゲー懐かしい。
ノリも吾妻ひでおっぽいというか…中途半端にSF(宇宙人襲来)突っ込む当たり“らんぽう”みたいというか…。
と思って公式見たら納得、エロの有無に限らずやっぱりそっち系じゃんコレ、似た方向に収束すんのかね?サブカル系っていうのん?
で、そういう系を見て思うのは前期放送された18ifもそうだけど「今これやってウケるの?」って疑問。

どうなってるんだろうね実際、大してウケなくてもいいから好き勝手作らせて万が一ウケたら万々歳ってスタンスなんですかね?
あ、自分は好きですよこういうの。
ただ、充電ちゃんに似てるのだけはどうにかして欲しい。{/netabare}

3話までの感想
{netabare}改めて1話冒頭見直してみたんだけど、3話でちょこちょこ出てた皮膚の変色?…これって侵食されてんのか?
ファフナーみたいな…原宿をバリアで囲った段階でそれっぽいかも?と思ったのだが、そ、そっち系行くのか!?
それにしても、壁に絵を描くのとペンタブで描くのとでは勝手が違うんじゃ?と思うのだが実際はどうなんだろう(これは天使の3Pでも思ったが)。
亜土ちゃんみたいに描くこと自体をパフォーマンスにはしないのかな…なんてことを思って水森亜土で検索してたら“せきやゆりえ”ってのを発見。
あああ、居たなぁ(ヤフオクで園芸関係を見ることがあるんだけど、そこでテンプレ使ってる人が居たので存在は知ってたがすっかり忘れてた)、やっぱり今でもこういうのってあるのね。
ってか具体例見付かってこの作品を飲み込みやすくなった…気がする。{/netabare}

4話感想
{netabare}スライムに凍結弾撃つために誘導する先は映画館だと思ったらそうでなくて驚き。
「血が」「血が」言ってて、ゆる~い感じの作品に思わせといて結構リアル寄りなんだろうか?(ナイトブラッドよりも「血」ってワード多く出てる気がする)
前回のクレープ屋も要は「炊き出し」だし、何気に背景の端々に荒廃した感じを描いていて不穏さが増している。
方向性がよく分からない…ひょっとしたら化けるかも?{/netabare}

5話感想
{netabare}正式名称知らないんだけど、絵を描くこと自体をパフォーマンスにするのってなんていうんだ?
↑の感想で「そういうことやらんのかのう」と思って水森亜土を出した訳だけど、うおお今回それが来た。
予想が当たった…とはちょっと違うな、当てるつもりもなくなんとなくで言ったこと、どちらかというと願望が的中して驚きというか嬉しいというか…作ってる方分かってるねぇ、って感じ。
欲を言えば歌いながら描いて欲しかったが、そういやこれって外資系の作品になるのかい?
日本の声優のキャラソン推しは考慮してないのかも、と思ったり(スポンサーのレコード会社が強い発言権持ってたら歌わせてたと思う)。

本編はみさの謎を謎めかしてる段階、謎解きはまだ先か。
前回の血液検査の一連は最後の偽装で一旦幕引きって形だったのか。
まりとことこの会話のやり取り(「冗談んですよ~」)は海外ドラマを目指したのか?って感じだが本家発のRWBYに比べるとどうしても軽快さに劣る。
本場では野暮ったいって思われそうな予感がするが、むしろそれが良いって受け入れられるのかね?{/netabare}

7話までの感想
{netabare}6話最後、ファフナー的な流れになって「遂に来た?」と期待しつつ7話を待ったワケですが…。
キター!ってか予想を上回る出来。
まさか本気でクリエイター論に迫るとは思わなかった。
「好きだってだけでそれのみでいいの?」とか「所詮自分たちのやってることってパクリでしかないんじゃないの?」とか、ヤッホイ、これだよこれ、自分が聞きたかったクリエイター論はコレだ。
てっきり「みんなで楽しくやれればいいじゃない」程度しか掘り下げないもんだと思ってたので、これは本当に意外。
特にビビっと来たのがまり。
「態度デカいけど気が小さい」って描写は今までもずっとされてきて、個人的に一番人間らしいキャラだなーと思ってたのだけど…。
人間でなくなった上に「パクりでしかないんじゃないの?」って疑問からアイデンティティが揺らぎフォロワーが減ってくこと(これは幻覚に思える)に恐怖し、そこから逃げるように、成功体験にすがりつくように賞賛依存症に走る流れは…ああもうタマラン。
最後はすっかり気が狂ってスクーパーズを貪るシーンとか、もう最高。
賞賛が得られるならスクーパーズなっても、いいよね?(評価されない恐怖に耐えられない)ってなもんで、この心の折れっぷりは興奮すら覚える。
単に凶行に走るだけならちょくちょく見るけど、ここまで理由(経緯・説得力)がしっかりしてるのは珍しいんじゃないかな。

別にクリエイターでなくても、自分の才能をウリにする業種であるなら壁にぶつかって(アイデンティティに疑問を抱いて)気が狂いそうな思いに至ることって少なからずあるもんじゃないの?ってのは常々思ってまして。
(最近安彦良和のインタビュー読んだせいもあるかも?「食うために業界の門戸を叩いただけで夢を抱いて踏み込んだわけではない、なので今まで続けてこれた」って内容。夢を抱いて入った人の方が苦労してるって話)
クリエイター系作品(主人公がラノベ作家とか)って最近多いけど、どうにもそこら辺の追及が甘く感じて物足りなさを覚えてたところでして…そこにこの作品がやってくれて、もうズキューンですよ、ズキューン。

…と褒めまくったワケだけど、最後は結局日和って「好きだったらいいじゃない」で終わる可能性は捨てきれない。
ここまでやってくれただけでも評価はかなり高いけど、どうしても不安がねぇ。{/netabare}

8話感想
{netabare}ああもうタマラン、ほんとタマラン(歓喜)。
ことこがハイライトの消えた瞳でスクーパーズ貪って「おいしー」言って涙浮かべる所なんか、もう…。
「りとちゃんの人殺し!」とか、ああ、もう…。
見てる最中ずっとニヤニヤしてました、こんな状態になれたのは“まとい”のゆまちん激怒回以来か。
あんまり語るとこの場では不適切な気がするので程々にしとくけど、これって…エロマンガやん。
使われてる小道具を入れ替えると姫騎士系のソレになると思います…やっぱりレモンピープルじゃないか!
どこまで語っていいのかなぁ…手塚治虫が死後にエロ原稿発掘されちゃったやん?それなんか良い例でクリエイトとエロは切っても切れないと思ってます。
娯楽の根源突き詰めるとそこに至っちゃうっていうか。
富野好きなら通じると思うんだけどなー、どうかなー。{/netabare}

9話感想
{netabare}りとが一番感情を表に出さないキャラだと思ってたが、心の闇は3人の中で一番深かったっぽい。
そのせいか薬キメたらその変容ぶりに、先にキメてた2人がドン引き、素に戻る。
くっそwなんだこの「目の覚め方」ww
そしてカブトボーグのように唐突に出てくる「思い出の品」、ってか回想シーンはずっとカブトボーグ見てる気分だった。
いつも泰然としてる感じのりとも初々しい時代があったんだねぇ。
でもって3人の絆でもって全員元に戻る、お前らキスしろ。
これは今まで抱えてた悩みが吹っ切れたってことでいいのかな?
…さゆみんは一体何者だったんだろう?アマツマラによって作り出された幻影?

7・8話の盛り上がりに対し、ちょっと肩透かし感はあるけどまぁこんなもんでしょう。
まだ一波乱あるのか、単純に「クリエイトたーのしー」だけになるのか、先の展開がサッパリわからーん。{/netabare}

10話感想
{netabare}おほお、やっぱりもう一波乱来たって感じ?
外は滅亡してるのか、妄想世界に閉じ込められてるだけで無事なのか、どっちか分からないが少なくともドーム内のスクーパーズ以外(人間含む)は作り物だったらしい。
まゆのフォロワー減ってくシーンが顕著に「それっぽいなぁ」と思ったけど、まさか全員だったとは。
スクーパーズ退治して声援浴びたのは無意識下で行った自演、壁の絵を誉めて貰ったのは無意識下に行った自演、善き理解者だったさゆみんも、さゆみんのクレープ炊き出しも自演だった、と。
「自分を褒めてくれる人は自分が作り出してた妄想」って…うわああキッツ(歓喜)。
本当にあるかどうか知らんけど、集計操作や自社買いへの皮肉にも思える。
よし、もし3人以外人類滅亡してるのなら女同士で繁殖だ。
って冗談は置いといて、これってオチはネバーエンディングストーリーやハイドライド3みたいな感じになるんかのう?
その…こじつけレベルの考察をすると↑でも指摘に挙げた、ことこの「冗談ですよ~」ってのはまさか「はははっ、ジョークです」のパロだったりして。
「言ったでしょ?不思議が当然裏原宿ってね」で〆たら自分感動して泣きますぞ。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「感性」推しのPOPアートアニメ。「創作」に向き合う作品でした。

創造性を持たない宇宙人が、創造性を持つ他の星を襲ってその星の文化財やクリエイターを奪っていく…。

斬新だけど一歩間違えば相当に寒い設定ですね。それに見合ったセンスのものを出してもらわないと説得力ないので。

でもしばらく観続けようと思ったのは、絵が自分の感性にわりと合っていたんでしょうね。まあ、私は昔、NHKでやってた『東京カワイイ★TV』とか観てた人だしね…。

私は喜んで観ますけど、他の人に勧められるのかと言われると何とも…?

2017.10.20追記:
第3話まで視聴。不穏展開へのフラグが立った?

そのまんまではないけど、『フリップフラッパーズ』に期待していた方向性のものが観られるかも。

POPな絵柄だけではない怪作に発展する期待が少し高まってきました!

2017.11.10追記:
第6話視聴完了。いよいよ不穏な引きで、次回が待ち遠しいんですな!

2017.11.17追記:
第7話視聴完了。クリエイターの闇。そして研究者の闇。
いよいよキタかな…?

2017.11.24追記:
ヤバい、目のハイライト消えてる。薬物依存のアナロジーで、幻覚は見るは幻聴は聞こえるはで症状は完全にジャンキー。

「クスリ、ダメ。ゼッタイ。」

2017.12.8追記:
10話。クリエイターの闇をこういう展開につなげてくるとはなあ。「承認欲求」ってものの捉え方が適切なのかな?

これ、脚本はかなり頑張ってると思います。めっちゃオモロイ!

2017.12.23追記:
最終話まで視聴完了。作中ではたびたび「クリエイティブ」という言葉が使われましたが、終わってみればこの作品は創作に関わる者の内面葛藤を具現化するような作品だったなと思います。

「模倣」で始めることは当たり前のことで、そこは肯定していくけど模倣にとどまることや、承認欲求のために称賛されている物をパクって自身のオリジナリティを主張することはきっちりと否定されるべきことなのでしょうね。

作画評点5は、他のアニメ作品に流されないキャラクターデザインや背景に対してのもので、普通の意味での「作画が良い」とは違います。

それでもこんなポップなイラスト風の絵を大きな破綻なく動かした作画スタッフは頑張ったと思いますよ!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36

60.5 74 2017年秋(10月~12月)アニメランキング74位
焼肉店センゴク(その他)

2017年12月17日
★★★★☆ 3.1 (40)
103人が棚に入れました
「焼肉店センゴク」は“A5ランクの変人”が集う焼肉店・センゴクを舞台に描かれるギャグ。初回は一挙2話が配信されており、第1話では覆面うさぎが描き下ろしたアニメオリジナルのストーリーが展開された。

声優・キャラクター
猪股慧士、嶺内ともみ、武田羅梨沙多胡、篠原侑、伊達忠智、立木文彦、西村知道、保志総一朗、伊藤静、つぶやきシロー

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

に…肉じゃない!!

5分枠のショートギャグ。TOKYO MXで放送中。

元々は2017年12月17日~2018年2月25日まで『GANMA!』アプリ上で毎週日曜日に配信されていたWebアニメ。現在も継続配信中(公式サイト参照)。


大学生になり、「焼肉店センゴク」で人生初めてのアルバイトをする事となった大山ソウジ(モップ)君とその愉快な仲間達のバイト風景を描いたお話です。

主人公はもっさりなモップ君ですが、脇を固めるキャラが濃い。破天荒なヤエちゃん、真っ直ぐなあおいちゃん、サバサバなリュウさん、イズム全開!だけど寛容な店長、繋ぎのへちまさん(笑)のおかげで、軽快に物語が進行します。

各キャラ毎に、ボケ、ツッコミ、一発芸といった役回り、節回しが明確に定められていないので(へちまさんの口癖くらい?)、予想の斜め上を行く展開が多く飽きさせません。

早口や作画によるゴリ押しの助けを借りずに、絶妙なテンポとスピード感を作っているところも◎。台詞回し、間の取り方、場面転換のタイミングなど随所に工夫があり、声優さんの演技含め、構成、演出面についても死角無しでした。

高速ラップから始まる、(スーパーとかで流れていてもおかしくない様な)ド直球な販促ソング風味の「YAKINIKU♥TABETAI」もひじょーに楽しい。OPから、ザ・できる子あおいちゃん(武田羅梨沙多胡さん)の有能さが遺憾なく発揮されています(笑)

因みに、※1本編にてキャラ達が焼肉を食すシーンなどは一切無し。お仕事を軸にして展開するお話が殆どなので、きっぷのよい切り捨て方だったと思います。販促用に作られているのに、その存在意義をあっけらかんと無視している肉×アニメ「※2おにくだいすき! ゼウシくん」にも似た、ある種の清々しさを感じました(笑)

焼肉好きの人もそうでない人も、バイトに良い思い出のある人もない人も、シュールなギャグとかわいいキャラ、ハートフルなお話に、きっと頬がほころんでしまうはず。

焼肉店センゴクでひと時の笑いを貪ってみてはいかがでしょーか(笑)


※1:5話終了時点では。

※2:JA全農によるTPP対策として制作された(とされる)アニメ。豪華声優陣が声を当てたゆるキャラ達の織り成すカオスな応酬が色々とスゴい(笑)


最後まで見終えて

6皿目の牛の亡霊ちゃんが出てきた辺りから、ネタの古臭さ、既視感ありありのネタの連発で、どんどんと笑えなくなってきてしまいました。あくまでも好みの問題ですが、前述の回では、つぶやきシロー氏の声質も相まって、しょーもない話を延々と聞かされるのが、ひじょーに苦痛でした(3分アニメなのに汗)

中盤以降はアニメジャンルがシュールギャグからハートフル偏重路線に偏向? 爆笑出来る場面がほぼ無くなり、お仕事あるあるネタもすっかり影を潜め、ラブコメとしても特に盛り上がりを見せる事も無く、静か~に最終回を迎えました。初回近くは振り切ったギャグ連発だったのに、段々とパワーダウンしてしまった感があり、とても残念でした。

ギャグ漫画(アニメ)のネタ考えるのって、過酷な頭脳労働なんだろうなぁと改めて認識した次第(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

筋肉向上!筋肉向上!筋肉向上!(by立木…いや、店長)

…あー、焼肉食べたい。

原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全12話・5分アニメ)


家から近い所でバイトをしようと『焼肉店センゴク』で面接しバイトをする事になった主人公。
そこで働く濃いメンバーに圧倒されまくる『大山ソウジ(モップ)』は今日も無事に働けるのか!?
と、こんなもんかな。

日常系?というか一応は仕事物ですかね。
…一応…ね。
ギャグ4コマ漫画をアニメにしたって感じですね。
(概ね1話につき二本のネタ)
ただ慣れてしまうと飽きも早いかな?と思います。

所々面白かったですね。4コマ漫画系はこれくらいで良いと思うけど…

しかし!

1番の問題が!

それは…

【【オープニング曲が1番面白いってこと!】】

なんだかんだそこに行き着いてしまいます(笑)


かなり劣るけど他作品で例えると『W○RKING!』に近いですね。なのでそこら辺が好みな方、OP曲のノリノリなヤツを聴きたい方、牛のマスコットよりマスコット的な存在の店長を観たい方等にはオススメします。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

HAKU さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヤエちゃんかわいい!

5分アニメの中でも結構好きな方で、dアニメストアに加入したのをきっかけに観直しました!
他の方のレビューを見ると酷評が多い気がするのですが、僕は好きです!
確かに作画は今のアニメの作画レベルからするととても低い気がしますが、原作に忠実ですし、ヤエちゃんがかわいいですし!
5分アニメでしかもwebアニメスタートということから考えても低予算・・・の上でこの出来!
十分以上の仕上がりだと思います。

そしてなにより、5分アニメだからこそサクサクと観られるお手軽さ!
原作の内容は十二分にあるので、それを12話でどうまとめるか・・・ですが、とても上手にまとまっていると思います。
焼き肉店ならではのギャグだったり、ヤエちゃんの天然が織り成すギャグだったりも面白かったです。
爆笑するってより、ほほえましくなる感じが多いです。
モップとヤエちゃんがだんだん良さげな感じになっていくのが分かって嬉しかったです。
それもこれも、ピックアップする内容であったり、構成であったりがよかったからだと思います。

兎にも角にも、ヤエちゃんがかわいいです!
ヤエちゃんの天真爛漫さがとても愛らしいです。
ヤエちゃんの天然から出るギャグも、他の従業員との掛け合いも、いい感じに仕上がっています!
そんなに時間も必要ありません!
観る環境がある方は、ぜひ観てみてください!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

60.2 75 2017年秋(10月~12月)アニメランキング75位
デジモンアドベンチャー tri. 第5章「共生」(アニメ映画)

2017年9月30日
★★★★☆ 3.1 (15)
126人が棚に入れました
人気アニメ「デジモンアドベンチャー」の15周年記念作品として製作された「デジモンアドベンチャー tri.」全6章のうちの第5章。パートナーである望月芽心が謎の男に傷つけられているのを見て、メイクーモンが再び暴走を始めた。一方、西島大吾と望月博士のもとに現れたハックモンが、現実世界に消えたメイクーモンこそが歪みそのもので、強大な力を持ちすぎた世界を壊す鍵であり、世界の調和を保とうとするホメオスタシスが、メイクーモンを切り捨てようとしていると、真相を明らかにしていく。現実世界に戻った「選ばれし子どもたち」は、デジモンとともにいるがゆえに人々から追われ、孤立無援の状態になりながらも打開策を探るが……。

声優・キャラクター
花江夏樹、三森すずこ、細谷佳正、田村睦心、吉田仁美、池田純矢、榎木淳弥、M・A・O、荒川美穂、坂本千夏、重松花鳥、山口眞弓、櫻井孝宏、山田きのこ、竹内順子、松本美和、徳光由禾、森下由樹子
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