イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価
3.0
☆劇場版第1作
しまじろうと仲間の楽しい冒険ものです。
将来子どもに見せたいアニメです♪♪♪~☆
みみりんが可愛いです。(o^^o)
乳幼児向け通信講座「こどもちゃれんじ」の
人気キャラクターです。
2013.3.15公開
イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価
3.0
しまじろうと仲間の楽しい冒険ものです。
将来子どもに見せたいアニメです♪♪♪~☆
みみりんが可愛いです。(o^^o)
乳幼児向け通信講座「こどもちゃれんじ」の
人気キャラクターです。
2013.3.15公開
ブリキ男 さんの感想・評価
4.0
誰もが一度は何らかの形で触れた事のある児童文学の名作「不思議の国のアリス」をモチーフにしたFlashアニメーション。10分程度の短編です。
本を読む事が好きな亜里沙は、頼まれ事をされると断れない性格の、優しくて責任感の強い女の子。周囲の人たちは彼女を"委員長"と呼び、何かと甘えてしまいます。
ある日の放課後、亜里沙が学校の図書室で本の片付けをしていると、一冊の不思議な本が見つかります。「仮面の国のアリス」と題された、その見慣れぬ本を、ついつい夢中になって読み進めてしまうアリサ、チャイムの音が鳴って、あっとなって、手から本が滑り落ちたら…いつの間にか不思議の国に迷い込んでしまいます。
「不思議の国のアリス」の最終幕に似た裁判のシーンから物語が始まり、中途から、原作を読んだ人なら多分覚えのある「首をはねよ!」の台詞で有名な、ハートの女王様の視点を通して物語が展開していく流れが斬新、かつ興味をそそります。
{netabare}
女王の責任や義務、威厳や重圧からくる苦痛を、アリサがお話を通して解きほぐしていくところ、お話を語り続ける事で生かされるアリサの境遇を見ると-作中でもちらっと触れられていましたが-千夜一夜物語もモチーフの一つとなっている事が伺えますが、こちらはお話そのものでは無く、語り手と聴き手が主役になっている点が異なります。
昔の海外ドラマ「ジムヘンソンのストーリーテラー」にもそんなお話がありましたね‥ってこっちは知ってる人少ないか(汗)
{/netabare}
Flashアニメとして非常に丁寧に作られている点、テンポの良さ、作中BGMの選曲の妙、キャラのかわいさ含め、とても完成度が高く、女性作家さんらしい優しさも感じられて、楽しくて、怖くて、ちょっと泣けてしまう素敵な作品になっていると思います。
作者のイズさんは自主制作アニメーションを趣味で作っている方だそうで、現在は「ガラスの水槽」という同人サークルにて活動中の様です。
世のため人のためと、ついついやせ我慢して頑張ってしまう様な人、苦労性気味で他者との関係を上手に築けない人、そんな人に特におすすめしたいアニメです。
ぜひぜひ、不思議の国のアリサとヴェロニカに癒されて下さい。
境界線の観測者 さんの感想・評価
4.2
紅白FLASH合戦2012出展作品。
図書委員の少女は不思議な本を手にする。
そこに描かれていた物語は、少し変わった「不思議の国」のお話だった。
題材となった童話を大切にしているのが伝わってくる作品。
全体的に丁寧な作りだと感心する。
特に音楽とのマッチング感は素晴らしかった。
短い時間ながら、濃厚な物語につい、見入ってしまう。
主役である少女のバックボーンにあるメッセージ性を
童話の物語と丁寧にからめて一つの作品に仕上げたのは見事の一言だ。
かつての子供心をどこか思い出す作品だ。
童話好きはもちろんだが、大人にこそ見て欲しいアニメです。
Dkn さんの感想・評価
4.2
“モンスター”なんてタイトルで子供向けかと思いきや、主要人物が大人で、題材や会話の内容も大人が観ても
楽しいアニメ映画だと思います。キャラクターデザインがパッとしないかと思いきや、ストーリーが進んでいくごとに
どんどん惹きこまれていってる自分が居ました。このサイトではまだ誰もレビューを書いていないので勿体無い。
この映画は「字幕」で観るのと「吹き替え」で観るのとでかなり印象が変わります。お子さんにも見やすいようになら
吹き替えで、大人が観るには苦手じゃなければ是非とも字幕で見て下さい。演技が落ち着いてて観やすいかと思います。
・・あと、そっちなんだ?と思いました(小並感)主人公がわかりにくいですね。主要人物にスポットが当たる
差があまりなくて、全員が主役と言ってもいいので少し混乱。悪く言えば感情移入しにくいのかな?ちょっと残念。
劇中の題材として散りばめられている「Gaston Leroux」のオペラ座の幻想(LeFantômede l'Opéra)もポイント。
その為“歌”も大事な要素。声の出演をしたショーン・レノンとヴァネッサ・パラディの歌声が作中で響き渡ります。
魅力的なデザイン、センス、音楽、三拍子揃った良作かと思いますし、個性的なものが多いフランスアニメ映画でも
入り易いかと思います。ラストまで丁寧で驚きがある映画なので、ぜひご覧になってレビューを書いてくださいな。
誰も棚に入れてないのでネタバレは
止めておきますネ(*´-`)
余談:
「in_Paris」というだけあって、ミシェル・オスロやシルヴァン・ショメなど2Dアニメが有名なフランスアニメ映画
ですね。これは3DCGアニメの映画ですが。最近だと東京アニメアワードフェスティバルのコンペディションで、
先行上映されたストップモーションアニメ“ズッキーニと呼ばれて”が「僕の名前はズッキーニ」として公開しました。
王と鳥、キリクと魔女、ベルヴィル・ランデブー、ファンタスティック・プラネット、ブレンダンとケルズの秘密、
パリ猫ディノ、ペルセポリス、など・・。アニメ映画の先駆的な国であるフランスのお洒落さが詰まった作品群。
フランスアニメ映画は数がなく、観て後悔するようなものも少ないのでオススメではありますね。私は大好きです。
日本は子供から大人まで幅広くアニメが普及していて、全体で見ればあまり芸術性ではなく娯楽を求める国民性。
フランスは面白くても下品な物は好まれず、音楽やデザインセンスと調和した作品が好まれる傾向にある気がします。
このモンスター・イン・パリも冴えないメインキャラがどんどん格好良く見えてきて、コメディタッチでもお洒落さを
失わないところが素敵でした。映画の魅力は世界観やシーンの印象にも左右されますから、重要ですよね。
褐色の猪 さんの感想・評価
3.5
原題: COULEUR DE PEAU: MIEL
年度:2012年
製作:フランス・ベルギー・韓国・スイス
監督:ユン 、 ローラン・ボアロー
時間:1:15:00
第36回アヌシー国際アニメーションフェスティバル観客賞&ユニセフ賞 受賞
第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞受賞
実写ドキュメンタリーとアニメーションの融合、
ペン画水彩風彩色にも魅せる描写が生き活きる。
しずしずと心に刺し込んでくる作品でした。