やまげん さんの感想・評価
3.3
物語が弱い
本編は、放送当時リアルタイムで視聴。DアニメストアにこのOVAがあったのを見つけたので、14年ぶりにイカ娘作品を視聴した
Dアニメストアにもう一本OVAがあり、そちらはけっこう面白かったのだが、こちらのOVAは物語の内容が薄かった気がする。あまり印象に残らなかった
やまげん さんの感想・評価
3.3
本編は、放送当時リアルタイムで視聴。DアニメストアにこのOVAがあったのを見つけたので、14年ぶりにイカ娘作品を視聴した
Dアニメストアにもう一本OVAがあり、そちらはけっこう面白かったのだが、こちらのOVAは物語の内容が薄かった気がする。あまり印象に残らなかった
Progress さんの感想・評価
3.4
夢の島に捨てられた少年トラッシュと子犬。彼らは夢の島でゴミの中から小さな宝物をさがしつづけています。
夢の島でゴミを片付ける天使、オゾン。彼女は触れたものを全て消してしまう力を持っています。
{netabare}
天使と聞いて、私達は何を思い浮かべるでしょうか?清廉、純白、信仰、純粋?
オゾンの夢の島へ来た経緯を辿れば、天使達は神様によって各地へと使わされています。
その神様に自分の純粋さを、毎日の祈りとゴミの浄化の仕事によって捧げているオゾン。
「いつか迎えに行きます」という言葉を信じて14年。
オゾンは、いつか迎えにきてくれるという希望を信じていましたが、
いつまで経っても神様が迎えに来てくれない、それはゴミがなくならないからだと、
神様への信仰を保つために人間を恨み始めています。
神様への信仰に純粋であるために、人間を恨む。
天使という清廉なイメージとは別に、オゾンの中に黒い感情が生まれています。
トラッシュが雨が降ってほしいという願いに対し、「神様は忙しいからこれない」と信仰を保つオゾンが、
あっさりと少年の願いを聞き入れた神様に対して、
十字架を消すという行動を取ってしまった時の感情は?
信頼していた存在による裏切りへの怒り。
神様に夢の島に送られた理由が、ゴミと同じように神様にいらない存在であったと感じてしまうオゾン。
怒りを抱く天使とは純白なのでしょうか?
純粋であるがゆえに、裏切りに対して許せないものがあったのでしょう。
純粋であるがゆえに人間を蔑むこともできるのでしょう。
周りから見れば天使、清廉で純白な存在であっても、心の中には、純粋ゆえの怒りが存在する。
オゾンという少女が神様という信仰を捨てた、純粋からの別れは、
盲目な少女期としての終わりを感じられました。
少年トラッシュの方にも触れましょう。
トラッシュの生活が、人間のゴミの中からお宝を探す。
母親に捨てられて必要のない人間とされた少年が、ゴミの中にお宝を探すのは、なぜでしょう?
お宝とは要らないとされた自分の中に、輝けるものを探しているのかも。
要らないとされていた少年が、神様に要らない存在とされたと思ってしまった悲しい少女を、
トラッシュの畑を見せることで、自分が必要とする存在を見つけさせることで、救い上げます。
そこには、少年がオゾンに必要とされることで、少年が救われるという幸福もあるのかもしれません。
要らないとされたものを集積させた夢の島。
信じるものに要らないとされた少女が、「夢の島にもオタカラはあるってこと」
というなら、それは自分が必要とする存在や、自らの存在の肯定を示しているのかもしれませんね。
{/netabare}
ブリキ男 さんの感想・評価
4.0
約11分の短編FLASHアニメ。
地上に舞い降りた天使と、夢の島で生きる少年の、悲しみと絶望、希望を描いたファンタジー。
珍作PV(笑)「ぼくらは大家族☆西へ」を除けば、本格的にCVが加わったイズさんの初作品になると思います。
テーマ曲は「シチリアーナ」。選曲のセンスが光ります。
天使オゾンと捨て子のトラッシュ、思考も容姿も境遇も、文字通り天と地ほどに離れた二人が、ゴミだらけの地"夢の島"で出会います。住む世界の全く違う二人が、ぎこちなく歩み寄っていく姿が愛おしい。(ワンコのレオもいるよ)
神から与えられた使命に縛られ、いつか報われる日が来ると信じ、盲目的に上だけを見続ける天使オゾン。
世に捨てられ、世を捨て、希望も抱かず、寄る辺も無く、日々の糧を求めて彷徨う少年トラッシュ。
彼女の姿はまるで、競争という名の呪いに縛られ、上を上をと目指してもがき続け、飽くなき欲望を満たさんとする、現代の私達の様。
彼の姿はまるで、節制と調和を良しとし、生きるために生きる事を生業とした、遠い過去の時代に生きた、わたし達のご先祖様のよう。
天よりも地、上よりも下、右よりも左が、醜く見えたり、あるいは美しく見えたり‥でも真実はどちらとも美しかったりして?
自他の比較、他者との競争、それらによって生まれる優越感や劣等感は、心を苛む棘であるばかりではなく、身近にあるもの、または既に手にしているものの価値すらも貶め、果ては命の重ささえも忘れさせてしまう猛毒となり得るものなのかも知れません。
こんな事を考える時、わたしは決まっていつも、自分の子供時代の事を思い出します。あの頃は、オカネもモノも、知識も力も、今よりずっと乏しかった。それでも何もかもが新鮮で、刺激的だった…。きれいな石を拾っただけで大はしゃぎ! 土や草や虫だって、いつも身近にあって、尽きない喜びでわたしを満たしてくれた。
上ばかりを見ていては、決して手にする事の出来ない二人の見つけた"オタカラ"とは何でしょう?
目を凝らせば、きっと皆さんの傍にも見つかるはず!
褐色の猪 さんの感想・評価
3.5
大阪アニメーションカレッジ専門学校・アニメーション学科2年生の平成24年度・卒業制作作品との事
22分弱とOVAや30分枠TVアニメ1話相当位の尺、
物語は基本にして王道、ですが起承転結卒なく進行、
作画や声、BGMも昨今のTVアニメ風味で好感の持てる創りです。
エンドロールを観ると卒業後はアニメ制作会社で活躍されている方も多々見受けられ、今後も楽しみですね。
毒なく穏やかな作風なのでお子様と一緒に観たりするのにも良いアニメでした。
{netabare}
物語はほんの少し捻ってるので最後までしっかり見ましょう^^
{/netabare}
ニャンキチ君 さんの感想・評価
3.7
TVF2014優秀作品賞 馬場美紀さんの作品だそうです。
ショートアニメなのであらすじは書きませんが 子どもが小さい時 一時パートで 工場勤めをしていた事があります。生活のためという目的があったのですが 毎日毎日同じことの繰り返しで ちょっとねこちゃんの気持ちもわからなくもありません。
観終って 良かったです。
Britannia さんの感想・評価
1.0
■紹介
KARAがアニメに!メンバー本人も声優に初挑戦!
メンバー5人の個性を反映させたキャラクターを主人公に、5つのストーリーが展開されるアニメ作品。
KARAのメンバーが本人キャラクターとして声優に初挑戦するほか、本作品のために書き下ろされたオリジナル楽曲も担当。
リーダーのギュリは爆発物処理班に勤務するメキシコの特殊警察官、スンヨンはアジア連合の宇宙飛行士、ニコルは豪華客船カミリア号の船長、ハラはモナコ宮のSP、ジヨンはセクシーさが売りの元気な消防士。
■ちゃんと見て無いが感想
本人が声優やってるだけに韓国語です、日本語字幕で視聴。
1話毎にメンバーのキャラストーリーが展開し、残り3分頃から本人のインタビューが収録されてます。
やはり海外アニメだなぁ
正直、日本アニメーションのクオリティーの高さを改めて感じました。
日本に生まれ日本のアニメが見れる事に幸せを感じます。
イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価
3.0
しまじろうと仲間の楽しい冒険ものです。
将来子どもに見せたいアニメです♪♪♪~☆
みみりんが可愛いです。(o^^o)
乳幼児向け通信講座「こどもちゃれんじ」の
人気キャラクターです。
2013.3.15公開
ブリキ男 さんの感想・評価
4.0
誰もが一度は何らかの形で触れた事のある児童文学の名作「不思議の国のアリス」をモチーフにしたFlashアニメーション。10分程度の短編です。
本を読む事が好きな亜里沙は、頼まれ事をされると断れない性格の、優しくて責任感の強い女の子。周囲の人たちは彼女を"委員長"と呼び、何かと甘えてしまいます。
ある日の放課後、亜里沙が学校の図書室で本の片付けをしていると、一冊の不思議な本が見つかります。「仮面の国のアリス」と題された、その見慣れぬ本を、ついつい夢中になって読み進めてしまうアリサ、チャイムの音が鳴って、あっとなって、手から本が滑り落ちたら…いつの間にか不思議の国に迷い込んでしまいます。
「不思議の国のアリス」の最終幕に似た裁判のシーンから物語が始まり、中途から、原作を読んだ人なら多分覚えのある「首をはねよ!」の台詞で有名な、ハートの女王様の視点を通して物語が展開していく流れが斬新、かつ興味をそそります。
{netabare}
女王の責任や義務、威厳や重圧からくる苦痛を、アリサがお話を通して解きほぐしていくところ、お話を語り続ける事で生かされるアリサの境遇を見ると-作中でもちらっと触れられていましたが-千夜一夜物語もモチーフの一つとなっている事が伺えますが、こちらはお話そのものでは無く、語り手と聴き手が主役になっている点が異なります。
昔の海外ドラマ「ジムヘンソンのストーリーテラー」にもそんなお話がありましたね‥ってこっちは知ってる人少ないか(汗)
{/netabare}
Flashアニメとして非常に丁寧に作られている点、テンポの良さ、作中BGMの選曲の妙、キャラのかわいさ含め、とても完成度が高く、女性作家さんらしい優しさも感じられて、楽しくて、怖くて、ちょっと泣けてしまう素敵な作品になっていると思います。
作者のイズさんは自主制作アニメーションを趣味で作っている方だそうで、現在は「ガラスの水槽」という同人サークルにて活動中の様です。
世のため人のためと、ついついやせ我慢して頑張ってしまう様な人、苦労性気味で他者との関係を上手に築けない人、そんな人に特におすすめしたいアニメです。
ぜひぜひ、不思議の国のアリサとヴェロニカに癒されて下さい。
境界線の観測者 さんの感想・評価
4.2
紅白FLASH合戦2012出展作品。
図書委員の少女は不思議な本を手にする。
そこに描かれていた物語は、少し変わった「不思議の国」のお話だった。
題材となった童話を大切にしているのが伝わってくる作品。
全体的に丁寧な作りだと感心する。
特に音楽とのマッチング感は素晴らしかった。
短い時間ながら、濃厚な物語につい、見入ってしまう。
主役である少女のバックボーンにあるメッセージ性を
童話の物語と丁寧にからめて一つの作品に仕上げたのは見事の一言だ。
かつての子供心をどこか思い出す作品だ。
童話好きはもちろんだが、大人にこそ見て欲しいアニメです。
ポロム さんの感想・評価
4.1
2011年公開。
日本では東日本大震災とFoxの経営判断で
一時期劇場公開が見送られ公開中止になっていたが、
DVD&ブルーレイでリリースしたところ、映画を観たファンから絶賛され、
「スクリーンで観たい」「なぜ劇場公開しなかったのか」とのコメントが
多数寄せられ、その熱い思いに後押しされ、劇場公開が実現したらしい。
制作は『アイス・エイジ』『ロボッツ』のブルースカイ・スタジオと
20世紀フォックス・アニメーション。
舞台はブラジルのリオ・デ・ジャネイロ。
リオのカーニバルなど華やかな舞台裏は、
郊外にスラム街があったりと治安はあまり・・ですが
リオの大自然と賑やかな町並みなどCGがめちゃくちゃ綺麗で
映画観てたら思わず行きたくなってしまいました!!
音楽がどれもブラジルの代表的な音楽のサンバ調で
ノリが良い曲ばかりです。南国らしい・・♪
映画開始早々ミュージカル風で鳥たちがノリノリ・・!
個人的に「Hot Wings (I Wanna Party)」と、
パラグライダーに乗り、リオの街並みを
眺めるシーンがあるんですけど、そこで流れる「Mas Que Nada」など
思わず一緒に口ずさむほどアレンジや曲が良い感じです。
実際今レビュー書きながらサントラ視聴してCD買おうか検討中(笑)
あらすじ;
密猟者によってアメリカに連れてこられた主人公「ブルー」
優しい飼い主リンダに拾われ、ミネソタ州で不自由なく暮らしていた。
ある日鳥類学者によって絶滅危惧種のインコであることを告げられる。
絶滅を防ぐために研究所があるブラジルのリオ・デ・ジャネイロに向かうことになる。
そこで同じ青いインコの「ジュエル」に一目惚れしたり
マッドな鳥に追いかけられたり、猿と戦ったりして(!?)
飼い慣らされて飛び方さえ忘れてた鳥の「ブルー」が
少しずつ野生を取り戻す姿がいい。
スリルとユーモアのバランスも『アイス・エイジ』の時のように絶妙で
多少子供向けでミュージカル調なので・・
人によっては好き嫌い分かれそうだけ、十分楽しんで観れました!
(絶対鳥の絵のパッケージで損してる不遇な作品の気がする・・。)
ディズニーアニメ系や海外アニメ好きな方オススメです。
Mi-24 さんの感想・評価
4.8
コミカルで、可愛い動物逹が繰り広げるドタバタコメディ。
敵役のオウムは可愛くないが頭脳の高さはピカイチで、色々とにくい攻撃を仕掛けてくる。
楽しいキャラが多く、言葉のやり取りが面白い。
特に都会っ子ブルーと自然児ジュエルのやり取りは良かった。
話しも分かりやすくて、楽しく見られる名作です。
ato00 さんの感想・評価
3.3
不思議な不思議なWEBアニメ。
一種人形劇っぽい、ほのぼの戦闘シュールコメディーショートアニメです。
登場人物は4人。
恐怖の大王、救世主、巨大イカみたいな奴、なんちゃら星人。
救世主は活舌が良いのに、恐怖の大王となんちゃら星人は何言っているかわからない。
イカにいたってはぼっと突っ立ってるだけです。
このアニメ、主に恐怖の大王と救世主の漫才的友情関係から成り立っています。
それをどう感じるかは個人の自由。
私は口をポカーンと開けてたまにニヤッとするだけでした。
最終回に明かされる衝撃の真実。
はてさて、二人はどこにいくのやら。