NANA さんの感想・評価
3.7
キャラクターの紹介という印象
ティンカーベルシリーズはティンカーベルがピーターパンに出会う前のお話、というわけで最後はピーターパンに会えるのだろうと勝手に期待していたのですが、結局会えませんでした。大体公式ではピーターパンと出会うなんて一度も言ってないのですけどね。(^^;;
それはともかく、このシリーズのタイトルを発売順に並べると以下の通り。
1.ティンカー・ベル
2.ティンカー・ベルと月の石
3.ティンカー・ベルと妖精の家
4.ティンカー・ベルと輝く羽の秘密
5.ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船
6.ティンカー・ベルと流れ星の伝説
どの作品も映像が綺麗ですし、キャラクターが生き生きしていて可愛いので大好きです。音楽も良くて、ディズニーアニメの完成度の高さを感じました。
ただ、記念すべき第1作目である本作、映画館でも公開されたそうですが、ティンカーベルシリーズの中では一番面白くないです。(^^;;
これから始まる物語の導入的な感じで、キャラクターやピクシーフォローの紹介という印象が強いです。2作目以降劇場公開されなかったのは評判が今一つだったのでしょうか…
2作目は冒険活劇で子供にも受けが良さそうなお話ですし、劇場で観られなかったのが残念です。
個人的な評価としては、2、4、6作目が面白かったです。4作目と6作目は感動要素もあるのでかなりお勧めです。(別途レビューを書く予定)
ちなみにティンカーベルは、好奇心旺盛で騒動を巻き起こすタイプの子です。特に最初の頃は怒りんぼで身勝手なところもあるので、苦手に思う人もいるかもしれません。でも、段々と愛らしく思えてくる不思議な魅力があります。周りのキャラクター達も皆個性的で可愛いです。
この作品(1作目)はストーリーはあまり期待せず、妖精の世界の映像と音楽、あとキャラクターの個性を楽しむつもりで観ることをお勧めします。それだけでも見所は多いと思います。