2007年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメ一覧 101

あにこれの全ユーザーが2007年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月19日の時点で一番の2007年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

62.7 26 2007年春(4月~6月)アニメランキング26位
KIDDY GRADE -IGNITION 覚醒編(アニメ映画)

2007年4月7日
★★★★☆ 3.7 (10)
74人が棚に入れました
1年以上前の記憶を無くした16歳の主人公の少女・エクレールは、GOTT(銀河通商関税機構:Galactic Organization of Trade and Tariffs)に所属する受付嬢兼ESメンバー(Encounter of Shadow-work Member)である。パワー(Power)という特殊な能力を持ち、電子機器を自由に操れるパペット(Puppet)という能力を持ったパートナーの少女・リュミエールと共に銀河市民の固有財産と権利を守るべく、GOTT局長エクリプスの命令の元、特殊任務を行っていた。エクレールは次第に記憶を取り戻すが、それは銀河全体を巻き込む大事件へと繋がっていく・・・。

アスクール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ええぇ知らないでしょう・・・そうでしょう。

これビックリすることにレビューどころか評価している人すら一人もいなかった愕然です・・^^;

まあいいんですが・・・ていうかこういうふうに書いても知らないから意味がないのかなあ・・・。

まあでも一応キディシリーズを知っている人もごくわずかいると思うので。

この劇場版はアニメの内容を抜粋した内容です。なのでアニメを見ていれば見る必要もありません。でも好きな作品なんで見ました。
でも逆を言えばこれを見れば内容はほぼ理解できると思います。でも設定がこっている上内容を細かく把握するのは結構厳しいです。でもそれはアニメの方も同じなので^^;

内容は80分程度なので時間がある人やもう見るアニメがないかたなどこういう古い作品を見るのはどうでしょう(?)


これの最後の方とかそそる展開じゃありません(?)アニメ見ましたが結構次が気になるようにできていて良かったです。

このレビューを見て興味をもつ方がいらっしゃることを祈ります。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

62.6 27 2007年春(4月~6月)アニメランキング27位
エル・カザド(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (174)
1118人が棚に入れました
物理学者ハインツ・シュナイダー殺害の容疑者で1人の少女に巨額の賞金が懸けられていた。その少女の名はエリス。数多くの賞金稼ぎたちが彼女の行方を追い求めていた。女賞金稼ぎのナディはメキシコの田舎町で遂にエリスを見つけるが、エリスの驚異的な身体能力を目の当たりにし、ふとしたいきさつから他の賞金稼ぎから救うことになる。そして、エリスが行きたがっていた南へ彼女を連れて行く代わりに、目的が済んだらナディの言うことをきくという条件で、かくして賞金首と賞金稼ぎの、奇妙な逃避行が始まることになる…。

声優・キャラクター
清水愛、伊藤静、久川綾、三宅健太、宮野真守、三木眞一郎、立木文彦、井上麻里奈

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

真下三部作の三作目

MADLAXよりよっぽど良かったけど、NOIRよりは面白くない。そんな感じです^^;
考えて見ればこの三部作、すごい似たり寄ったりだったなーと思います。でも、色々試行錯誤してもっと面白くしようと考えてるのが伝わってきましたね。
音楽はこれに合ったのをしっかり使ってますし、作画も表現するに足る物になってます。
声優さんの演技もなかなか良かったです。
正直なところ25話の感じを見て、これはいつもと同じか?と思わされましたが、最終話をしっかり作ったところはかなり評価できると思います。
もしMADLAXを見てもういいかなって思った人がいるとしたら、もう少し!もう少し見てやってください!
少なくともMADLAXよりはいい作品ですから^^;

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ガンアクション+魔女のアニメ 「いえっさー!」

全26話、真下監督美少女ガンアクション3部作の3作目。

賞金首で魔女のエリスと賞金稼ぎのナディの旅の物語。

他の2作品よりもキャラがとても個性的で丁寧にしっかり描かれているのが印象的でした。
特にエリスちゃんの純粋無垢で天然が入っている不思議ちゃん具合がたまらなくよかったなあ♪

ガンアクションとは言うものの、各キャラの心のつながりや動き、絆が深まっていくところなんかは、時間をかけてじっくり描写しております。
感情を持たないエリスちゃんが、少しづつ感情を持ち始め、ナディとの距離が近づいていくところなんか最高でした。

1クール目は1話完結的で、本線の動きはゆっくりですが2クール目あたりから動き始めます。
エリスちゃんが色んな組織から狙われ続けますが、最後は綺麗に収束します。

音楽はNOIRやMADLUX同様梶浦由記さんです。
個人的には最終話綺麗にまとめすぎたかな?なんて思いました。(気になる伏線があったので)

エリスちゃんの「遺言があったらどうぞ」の台詞にナディとの硬い絆を感じました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

kotoba-巧 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

遺言があったらどうぞ

地上波で放送してたとき最も気になってたアニメだったが忙しく見れず・・・
ずっと題名もわからず気になったままだったが、最近やっとこの作品を発見して一日で全部見ました!
最後のナディの涙にはとても感動しました。
あまり評価されていないようですが、ほのぼのした中にも人間ドラマがあり、作画も良く、キャラもすきで自分の中ではお気に入りの作品です。
ただ1クールでもよかったんじゃないかと・・・



投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

62.6 27 2007年春(4月~6月)アニメランキング27位
最遊記RELOAD -burial-(OVA)

2007年4月27日
★★★★☆ 3.7 (40)
254人が棚に入れました
峰倉かずや原作による人気アニメ「最遊記」シリーズのOVA第1巻。原作コミックスシリーズの中でも人気の高いエピソード「埋葬編」を収録。最遊記の裏のストーリー、三蔵、悟空、八戒、悟浄たちの出会いを描く。

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

シリーズファンには凄くいい

テレビシリーズでも若干は触れられていたものの、微妙に曖昧なままになっていた主人公達の過去についての話です。
原作ファンにも評価が高い回を単独で描いたということらしいです。
内容は、それぞれのキャラの過去についてオムニバス形式で描いていきます。単純に過去編って認識でいいでしょう。
映像も大分良くなって、この作品の良さであるかっこよさがより一層際立つようになり、作品としての魅力が高まったと思います。
曖昧な過去がはっきりとしたことで、今までに見たシリーズに対してもやっとはっきした見方ができるようになった気がします。
三期までが自分にとってあまり面白くなかったとは言っても、キャラに対して感情移入はしていますから、かなり面白いと思えました。
自分のような人にも、逆にそもそもテレビシリーズが面白いと思えた人にも、おすすめ出来る話です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

62.6 27 2007年春(4月~6月)アニメランキング27位
真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章(アニメ映画)

2007年4月28日
★★★★☆ 3.8 (21)
111人が棚に入れました
「真救世主伝説 北斗の拳」シリーズ5部作の第3弾となる劇場版。自らを“拳王”と称し覇業を押し進めるラオウとケンシロウの宿命の対決が描かれる。

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ラオウの信念を垣間見られる作品

原作の北斗の拳は、長期連載の宿命である後付け設定が多く、矛盾が多発しています。
それをうまく調整しようという試みが感じられる作品です。

なぜラオウが力で覇権を取ろうとしたのか、最後に抱えていた想いはなんだったのか、うまく表現されています。

大げさな描写や(これは原作自体がそうですが)、作画の崩れがちょっと気になりますが、真救世主伝説のシリーズの中ではなかなかいい出来ですね。

余談ですが、ケンシロウに一蹴されるザコの中にこっそりレイザーラモンHGがいて吹いてしましましたw
序盤の序盤、しかも一瞬なので、見るつもりならお見逃し無く!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

我が生涯に一片の悔い無し!!

2007年4月28日 全国”追悼”ロードショーとして劇場公開。
「北斗の拳」原作。全5作からなる一連のアニメシリーズ。

原作のケンシロウとラオウの最終決戦を描く「ラオウ編」を
アレンジした作品。赤鯱の声優に角田信朗が起用された。

公開10日前の4月18日、高野山東京別院にてラオウ昇魂式が
行われた(葬儀委員長:谷村新司、弔辞:宇梶剛士)。

第一部 映画 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
第二部 OVA 真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝
第三部 映画 真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章
第四部 OVA 真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝
第五部 映画 真救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝

主題歌:B'z「ロンリースターズ」

名シーンのダイジェスト風に急ぎ足で進行する。
善人面の鬼のフドウ♪

ユリアの声優は見込みなし。角田信朗でさえ頑張ったのに。

少し説明台詞が邪魔なシーンとか目立つ感じで残念・・
この映画視る人はいいシーンで余計な説明要らないかと。



ケンシロウ:阿部寛※少年期は下野紘。
ラオウ  :宇梶剛士
ユリア  :石田ゆり子
トキ   :堀内賢雄
リュウケン:大塚周夫
バット  :浪川大輔
リン   :坂本真綾

フドウ  :郷里大輔
シュレン :檜山修之
リハク  :宝亀克寿

バルガ  :てらそままさき
赤鯱   :角田信朗

ギラク:竹田雅則
ソウガ亡き後に拳王軍の総参謀としてバルガと共に仕えた。
性格は姑息で軟弱者、かつ可也のナルシスト(髪型はカツラ)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

62.6 27 2007年春(4月~6月)アニメランキング27位
最後のドアを閉めろ!(OVA)

2007年3月23日
★★★★☆ 3.6 (22)
101人が棚に入れました
主人公「永井篤」は同じ会社の斉藤に好意を寄せていた。 しかし斉藤は結婚してしまいひとり残された永井に本田が・・!?

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コミカルさとせつなさとでテンポ良くまとまった良作

2007年の作品。

永井篤 声:鈴村健一   会社の上司
本田賢三 声:森川智之  花嫁(涼子)の元彼
斉藤寿久 声:遠近孝一  永井の後輩
涼子 声:瀧本富士子   斉藤の花嫁

大学時代から片想いし続けていた後輩・斉藤の結婚式から物語はスタート。
せつなさから荒れる永井は式の夜、偶然バーのカウンターで
隣り合わせた本田と意気投合。ついつい酔いつぶれ、うっかりホテルへ・・
しかし翌日帰宅した永井の部屋に、花嫁に逃げられた!と
斉藤が血相を変えてやってくる。
果たして、3人のゆくえは・・・花嫁はどうなった?というお話。

キャラ設定もよく練られ、シナリオもテンポ良くまとまっており、
とにかくリアルで面白く、登場人物それぞれにも魅力があり、
最後まで安心して観ていられた。

そうなんだよね・・・
一般的に同性愛者というと、オネエとかニューハーフとか、
マッチョなホモばかりイメージされることが多いようだけど、それは間違い。
というか、アニメやコミックなどのBL作品の場合は特に、逆にオネエな人は
ほとんど登場せず、パッと見てごく普通の会社員とか学生が
そういった関係に目覚めていく話のほうが圧倒的に多い。
今作に登場するような、自分で気づいていない、または気づいていても
表に出さず特定の相手も作らずにいるグレーゾーンな人達のほうが
ずっと多いのだ。BLを否定する前にまず、そういう現実を知って欲しいと思う。
とにかく、変態と呼ぶのなら異性愛者にだってさんざんいるではないか。

愛する気持ちを持てたという事実が、さまざまなしがらみを越えていく時、
人は・・己の性指向や性別に関係なく、人間らしくあることの本当の意味を、
自覚できるのではないだろうか。

っと、横道に逸れ過ぎそうなのでこのへんで感想に戻るね(汗)

感情の揺れ動きや、せつない気持ち、諦めや意地・・・
3人の男性それぞれの心情が、細かく描かれていて好感持てたし、
やきもきしたラストも納得の結末だった。
ちなみに、ラブシーンはそれほど濃くもなく、エロさはほとんどない。
もし、そういったシーンを目的に観る人がいたとしても、
物語の出来の良さで充分満足されるんじゃないだろうかと思うほど。
とりあえず、個人的には永井さんに一番感情移入できたw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

musi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

原作好きなだけに

キャラが動いてしゃべってるのが個人的には
プチ感動を覚えた作品。w

全体的にコミカルでみやすいと思うのだけど
アニメの物語はメインのキャラの関係性が進展する前
のところで終わってるので、『ここで終わっていいの??』
とどうしても思ってしまう。^^:

あと原作者はBL界のストーリーテラーと私が勝手に呼んでる方だけにw
キャラクターの心理描写がうまく、それに声優さんの演技力が+されて
さらに感情移入しやすくなってるとは思うが、
原作ファンとしては全体的にもうちょっと!
といいたくなってしまう出来でした。

BLアニメ入門者の方には入りやすい作品だと思う。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

62.1 31 2007年春(4月~6月)アニメランキング31位
テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION(OVA)

2007年6月8日
★★★★☆ 3.7 (98)
517人が棚に入れました
はるかな昔、世界は邪悪な闇の種族ディザイアンたちの引き起こした古代戦争のさなかにあった。伝説の勇者ミトスは聖地カーラーンで女神マーテルと契約を結び、ディザイアンを封印して戦争を終結させ、世界を救った。
時は流れ、封印されたはずのディザイアンの復活により、世界は衰退の一途を辿っていた。
絶望の中、人々は神託を受けた世界再生の鍵を握るとされる“マナの血族”の末裔、少女・コレットに希望を託す。コレットは選ばれし“神子”として世界を再生するために旅立つのだった…。

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

せっかく面白いストーリーなのに

3部作構成の第1作品目でシルヴァラント編ともいいます。
また「テイルズ オブ ファンタジア」のはるか未来の話でもあります。
原作のシナリオは抜群に良いのですが、このアニメ化は尺が短くて原作の良さがうまく活かされていません。
「アビス」のように長い尺で制作すればもっと良い作品になるのに・・・。
もっとも原作をベースに作られているものの、ストーリーにだいぶ違いがあります。
作画は抜群に綺麗なのですが、微妙にキャラの顔立ちや目に違和感を感じ、また女性キャラは太目に見えてしまうような絵になっています。
「シンフォニア」の売りの一つであるヒロインのドジっ子ぶりがあまり描写されていないのも残念。
余談ですが、ゲームをやっていない人にはジーニアスの持っている武器に絶対突っ込みを入れると断言します。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

RPG原作アニメの難しさ

原作ゲームの前半部分をアニメ化したものです。
全4巻のOVAで収めるには、ベストな方法で作られています。(褒めていません)
こうするより他に方法がないってやり方。
つまり、色々削りまくって帳尻を合わせてます。


まず、戦闘の大幅カット。
中ボスクラスでも1シーンで倒されています。
・・・・まぁ、これは仕方ない。
そして、冒険エピソードの大幅カット。
今後のストーリーに破綻をきたさない最低限のエピソードのみ入れています。
・・・・おかげで淡白で見所が無くなってます。
さらに、ヒロインであるコレットの描写のカット。
原作をやった人ならわかると思いますが、明るく元気なコレットが段々変化していくのが本作の重要なところ。
なのに、このアニメでは妙に大人しい、控えめな印象しかないキャラになってます。
・・・・哀しさと暗さだけが際立ってしまって辛い。


大作RPGは世界がものすごく広く、ストーリーも2転3転とするので、本来1クールで収めるのも難しいのに、こりゃいくらなんでも無理やり詰め込みすぎです。
感情移入する暇がありません。
(私は原作の大ファンなんで感情移入しまくりですがw)


作画のクオリティは高く丁寧に作ってあるだけに、この「早足やっつけストーリー構成」には失望です。
商売のための続編への種蒔きなら、続きが見たい!って思わせなきゃダメでしょ。
謎と設定だけで残してハイ、ドーゾ、ってやっても見てくれないですぞ、今時のアニメファンは。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

かっこいいコレットさんも見たい

原作プレイ済みです。
物語序盤シルヴァランド編をベースにOVA化した作品です。
膨大なゲーム内容をアニメ化するってかなり難しいと思うんです。


・まあOVAだし…
尺の都合を考慮しているのか、ストーリーに最低限支障が出ないように大幅なエピソードをカットし構成しているので、余韻に浸る間もなく次々とお話が展開していきます。
初見の方は「え、そんなんでいいの?」という疑問が湧く事になり、原作プレイ済みの方は、「そこカットしちゃったか…」と思ってしまう、OVAに実に有り勝ちな問題が生じています。
冒険モノに必要不可欠である、旅に出る動機が弱くなっている気がしました。特にジーニアスは何でお前も付いて来るんだ感が凄い。その上、彼の使う武器に関しては始終疑問を抱く事になるでしょう(ゲームプレイしても一向に謎でしたが。
{netabare} マーブルおばさんの鬱々しいイベントがない為、ジーニアスが口にする「人間なんて…汚い…」が聞けないのも残念ですが、人間嫌いの性格が薄くなってしまっています。{/netabare}


・美麗な作画と再現し過ぎた必殺技
ストーリーにチグハグ感があるのは、目を瞑る事にします。
作画は美麗で、草や空等自然物の背景描写が特に顕著です。戦闘もエフェクトは綺麗で動きもあるけど画面の美しさだけが際立っていて迫力があまりなかったのは残念です。肉弾戦で殴り合っていた記憶がない。{netabare}エクスフィアを使用する度、包帯が取れる描写は何回もやり過ぎです。ほとんど「手アップ」→「光る」→「包帯が取れる」の演出だったので他の見せ方もしてほしかったです。 {/netabare}
魔神剣と虎牙破斬は確かに原作に忠実だけれども、そうじゃないんだ。
作画は綺麗…だけども、印象深いシーンがこれと言ってありませんでした。予算も大幅に違う事もありますが、数年前のゲームOPに負けないくらいの引き込まれる映像が見たかったです。


・キャラデザ
丁寧なキャラデザです。製作会社のユーフォーテーブル、もしくは作画監督の松島晃さんの特徴なのか全体的に輪郭が丸っこく童顔っぽいです。年少キャラは可愛くていいですが、クラトスが年長者に見えないのがちょっぴりネックです。色合いも相俟って藤島康介氏のキャラ原案とは遠い絵柄になっている気がしました。目が大きいのかな?うーん。


・「コレットさんかっこいい…」にはならない
キャラデザが可愛らしいのは十二分に素晴らしいんです。
だがしかし…。個人的な意見で申し訳ないですが、ゲームOPムービーで出て来る、金色の草原で微笑むふつくしいコレットさんを見ると今でも巫女さんオーラを感じます。アニメだと可愛い要素が強く、巫女の神々しい要素が薄かった印象でした。
他の方がレビューしている通り、原作だと元気で活発なコレットが徐々に変化していくのが見所なのですが、アニメだと最初からしおらしく、大人しいです。意思表示もあまりせず、何考えているのかよくわからないので、感情移入し辛かったです。コレットのコレジャナイ感も凄い。
クラトスもなあ…クールだけども、もっと面倒見がいい人柄を出してほしかったですね。やれやれ…とは言いそうにないです。


・世界再生の旅の最中でイチャコラはほどほどに!
幼馴染み同士のロイドとコレットのイチャラブが頻繁に出て参ります。ファンサービスかもしれませんが、ちょっとやり過ぎですね。こちらよりもストーリーに本腰を入れてほしいです。お前ら世界再生の旅に行ってるんだからもっと、こう、気を引き締めてさ…そんな声が遠くから聞こえてきそうです…。


・総評
全体的に話を折り畳み過ぎていました。キャラの性格も若干変わっています。テイルズのアニメ作品は絵は申し分なく綺麗なのですが、いまいちストーリーが畳めていないというか、やっつけ具合があります。ファンタジアのOVAが正にそうでした。今回のシンフォニアは、初見の人にも補足説明してくれるけど、やっぱり入り込みにくいかなあ。テレビ版で長くやっても良かったのではないでしょうか。
贅沢を言えばせっかくだから「day after tomorrow」の新しい主題歌が聞きたかったなあ…無理か。
前述した通り、キャラデザは綺麗ですが、あまり好きではなかったので途中で断念してしまいました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

61.7 32 2007年春(4月~6月)アニメランキング32位
大江戸ロケット(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (57)
317人が棚に入れました
天保十三年・初夏──。
時の老中・水野忠邦の発した天保の改革によって、華やかなるもの贅沢なるものが御法度となった江戸の街。花火職人の玉屋清吉は、そんなご時世にあってもなお、まだ誰も見たことのないドデカイ花火を作ることをあきらめてはいなかった。江戸の片隅で花火を打ち上げては、役人から逃げ回る研究の日々──。
ある夜、二匹の人外の獣が目付黒衣衆によって、捕らえられようとしていた、青い獣は撃ち取ったものの、白い獣は闇の彼方へ逃げ去ってしまう。白い獣を逃したきっかけとなったのが、誰あろう清吉の打ち上げた花火であった。

声優・キャラクター
沢海陽子、藤村知可、山寺宏一、朴璐美、釘宮理恵、川島得愛、早水リサ、てらそままさき、橋本じゅん、山田きのこ、鈴木清信、ふくまつ進紗、佐藤智恵、小西克幸、佐藤ゆうこ、若本規夫、真堂圭、小笠原亜里沙、納谷六朗

61.5 33 2007年春(4月~6月)アニメランキング33位
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(アニメ映画)

2007年4月21日
★★★★☆ 3.6 (104)
480人が棚に入れました
ある日の朝、庭を掘り返した飼い犬のシロが、古い文箱を発見。中には下手くそな文字で「おひめさまはちょーびじんだぞ」と書いてある。それは書いた覚えのないしんのすけ(矢島晶子)の手紙だった。その日の夢に出てきたおねいさんが「おひめさま」なんだと思った瞬間、しんのすけは戦国時代にいた。そこで春日家の家臣・井尻又兵衛(屋良有作)とおシリ合いになる。

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、真柴摩利、林玉緒、一龍斎貞友、佐藤智恵、戸田恵子、来宮良子、此島愛子、玄田哲章、小桜エツコ、京本政樹

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

シロ×しんちゃんの感動作

この作品の1番の(個人的な)見所はしんちゃんがシロを救うため1人、逃げ回り逃げ回り、力尽きてまでもシロを救おうとしていたところあたりでした。
いつものシロの扱いを考えると更に感動が深まって・・・。
その後のシロの行動も泣かせてくれます。
正直最後よりも中盤が1番感動できた作品でした。
(最後のヒロシはかっこよかったですが)



 ※下からはこの話を軽くまとめました
  
  =ネタバレです。

   ネタバレが見たくない人は見ないでください。

    なんとなく思い出したい人は読んで見て下さい。



ケツだけ星人が自分たちの宇宙船を守るために使った、地球を爆発させてしまうほどの円盤型爆弾が1つ、そのまま地球へと来てしまい、しんちゃんの尻に向かっていったことに危険を感じたシロがしんちゃんをかばって代わりにくっつかれてしまう。

その後、その事態を察したウンツィ(Unidentified Nature Team Inspection)とひなげし歌劇団が爆弾(シロごと)確保しようとする。

結局シロを犠牲にして世界を救うといった形で収めようとしたウンツィは野原家に事情を話し、ヒロシたちは戸惑ってしまうが、しんちゃんは断固拒絶。逃げ出すも力尽き、結局シロはしんちゃんを助けるため1人(1匹)ウンツィの元に行くことに。

その後シロを救いにウンツィに乗り込んだしんちゃんは、ロケットに乗り込み(ひなげし歌劇団も入り混じったが)偶然爆弾の解除コードを言い当て、ひなげし歌劇団の服をパラシュートにして脱出。爆弾は宇宙で爆発。


投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

感動を狙いすぎてあざとい印象

多分これを見るが小学生の頃だったらお涙頂戴の感動作なんだろうけど…

しんのすけとシロの愛情がメインで恐らくメインテーマは「家族愛」なんだろうけどオトナ帝国のようにギャグとシリアスの絶妙なバランス加減が感じられません。

たとえばシロの回想シーン。しんのすけの主人としての良さより、シロに対してのぞんざいな扱いの比重が大きいため、思い回想シーンから感じられるはずの両者の絆も、弱く感じられてしまいました。

全体的にテンポが悪く無駄なシーンが多いなと感じた作品でした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

★ほのぽん★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイトルなし

シロとしんのすけの絆はすごく良かったと思います。

くたくたになりながらもシロを助けようとしたしんのすけが

とてもかっこよかったです。

自ら敵に捕まりに行ったシロにちょっとうるっとしました。

ラストの空から降ってくるしんのすけ達を

ひろしが受け止めるシーンも過剰ながらも良かったと思います。

メイク取れた後のおこまのギャップがかなりツボでした。

ひなげし歌劇団達に「あんた、誰?」て言われたのもw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

61.2 34 2007年春(4月~6月)アニメランキング34位
鉄人28号 白昼の残月(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (11)
50人が棚に入れました
太平洋戦争の終戦から十年。動物園で発見された不発弾を狙って怪ロボットが出現した。 少年探偵金田正太郎は鉄人28号で迎撃するが、苦戦してしまう。 そこに一人の青年が現れた。彼の名はショウタロウ、彼は自分こそが鉄人の操縦者であると名乗り、怪ロボットを撃破する。 二人の正太郎は実の兄弟のように絆を深め合っていくが、不発弾の正体は非生物だけを破壊する大量破壊兵器、廃墟弾である事が発覚。その開発者は二人の父、金田博士であった。

かかのん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今川監督の限界を見せつけられた作品。

今川監督の作品は好きだ!

「Gガンダム」も「ミスター味っ子」も「ジャイアントロボ」も大好きだ!

しかし期待してみたTV版の「鉄人28号」の平板の演出を見た後に
期待が杞憂にかわる…


「もしかして監督は群像劇が苦手なんじゃないの?」


そしてこの「鉄人28号 白昼の残月」である!上映までに何年も掛って一時は
お蔵入りの噂まで流れたこの作品だが2007年に無事に劇場公開されました。

当初予定されていた配給先では無いのですが素直に世に出て事には喜んでいました。ですが!当時劇場で見た友人や先輩の感想が思わしく無く当時忙しさにかまけ短い上演期間もあって見ることはありませんでした。

で!とうとう見た訳ですが…これは酷い!確かに不評な訳だとw


この映画、一つ一つのパーツは良く出来ていて、作画も頑張っているので「出来のいいアニメ」に見えなくもないのですが、映画が好きで年間に10本以上劇場で見ている様な人がみると「あれ?コレ?たるくね?眠くね?」と言われてしまう典型的作品なのです。


実はGガンダムの当時から私が薄々思っていた今川演出の問題点が今作で綺麗に露呈しています。

今川作品の特徴はダイナミックな活劇とケレン味のあるセンテンスに集約される訳ですがそれを封印した演出になるとTV版「鉄人28号」でも一部露呈していましたが「淡々としたフィルム」になってしまうと言う点です。

その原因として挙げられるのが

「イベントの数は出ているのにテーマに寄り添ってない!」
「そもそもテーマへの焦点がぼけていて解りづらい!」
「言いたいことありきで進めてしまい、演出で無理やりねじ伏せる!」

というこの三つの悪癖が如実に出てしまっています。


冒頭では、鉄人と主人公の活躍と関係性、そこに危機が訪れて突如見知らぬ兄が現れるシチュエーションはどうしてもやらなければならないプロップですし、そのアクションシーンで復興目覚ましい東京をパノラマで描き、メインの登場人物の全ての紹介をしなければなりません。

敵ロボットとの戦いの中で「赤い目の鉄人」になりその途中の破壊で不発弾を露呈させ、主人公が危機の時に兄がさっそうと操縦して「僕も正太郎なんだ!」で「起」にしてもいいのですが…

映画だと言うのにその全部を言葉で表現してしまうチープな出だし!

そしてシナリオもいただけません。

「廃墟弾の謎」
「正太郎をつけ狙らう「残月」の謎」
「主人公と兄の出生の謎」

この「三つのテーマ」が劇中のイベントに効果的に絡んでいません。

「桜の木」
「共潤会アパート」
「関東大震災と東京空襲、廃墟弾の被害の対比」
「兄弟二人の両親への思い」
「戦争を忘れて復興に向かう東京の光と影」
「再占領を企むアメリカの影」

単品のネタにしてもこれだけ揃えているのに、劇中ではキャラクター達がこれらのネタを使って「三つのテーマ」を効果的に表現していない…

綺麗に整形された寿司の様なモノが回る、回転寿司を見ている様な印象を強く受けましたね。

同監督の「ジャイアントロボ」の脚本にも、この傾向はありましたが演出やケレンによって、そのいびつさは覆いかくされていました。しかし今回はキャストをプロット通りに動かして順に謎を提示した為、この悪癖が露わになってしまっています。

破壊と復興を繰り返しながら成長していく大都会東京を縦軸に、父親、母親、イビツナ兄弟を横軸にして、人間の隠し持つ持つ「負の側面」を描きたかったのでしょうが決定的に欠けていたのは、監督の持つ街や人間や歴史に対するこだわりや執念だったのでは無いでしょうか?

幾ら派手にロボットを動かし、おとみさんを踊らせ、古い街並みを見せた所で「表現したいモノへの執念が弱い」という致命的な悪癖は隠しきれる物ではありません。

「祭りの偽復員兵」「列車内のシベリア抑留兵」「特攻くずれの話」今川監督なりの戦後史観をフィルムに焼きこみたかったのでしょうが、どこか書割で出来の悪いRPGにイメージが重なります。

演出としても群集は描かれているんですが、宮崎監督の「風立ちぬ」に比べると演出の差がありすぎて余りにもチープです、これは決して画力や予算の差ではなく必要なカットなのか?どうなのか?という問題です。

劇中には同潤会に似せた大きなアパートが登場するんですが、この建物に住むのは兄と管理人婦人だけ。せめてこのアパートに住む住民を使って、過去の東京と今の東京の失われた時間を描いてくれればと思うと口惜しいですね。

劇中で廃墟弾が爆発しても、東京の生き生きした生活が描かれてないので書割の映画セットが壊れた程度の印象しか受けません。昔見た「ど根性ガエル」も細かく街を描いてはいませんが、ちゃんとキャラクター達の生活が描かれていたので、「この騒がしい下町が舞台なんだ!」と見る側は理解をして見ることができましたが、この作品にはそれがありません。

横山光輝の作品をモチーフに、戦中戦後の日本の象徴である東京を踏まえながら、監督独自の美学から換骨奪胎を狙っているようですが、この映画は過度な監督個人の憧憬が、本当に描きたかった戦中戦後の東京の表現を陳腐化させてしまった様に思います。

明るい未来、暗い過去、それを照らす鉄人と「光と影の正太郎」この三つの要素だけに焦点を絞った、シンプルで力強い「鉄人28号」が見たかったのですが…

素の今川監督には荷が重かったようですね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

大鉄人は今川監督らしいな~と思いました

今川鉄人リメイクの映画版で、本編とは微妙に設定の食い違うパラレル作品です。
設定の細かい変更は、竜作の兄貴が生きていたり高見沢さんが村雨一派に属していたりとありますが、基本的には今川鉄人と同じですね。
大きな違いが、正太郎に同じ名前の兄が存在したという事。
特攻崩れの彼は戦時中、「兵器」として鉄人を操る訓練を受けていた。対して正太郎はあくまで「道具」として鉄人を使った。
これはTV版の正太郎に対するアンチテーゼという事で、いいも悪いもリモコン次第というテーマに対するもう一つのアプローチのように感じました。

正太郎をつけ狙う謎の人物の存在や、廃墟弾を撤去する鉄人の不審な動き……など。
謎をばらまきながら臨場感のあるレトロテイストな作画で盛り上げていきます。
この辺は好みにもよるでしょう。戦闘よりもミステリーで引っ張っているのでエンタメ性には欠けるかもしれませんが、TV版も人間ドラマが主体ですしそこは気になりませんでした。

ここからはネタバレなので伏せます。
{netabare}真相も、犯人が歪んだ理由ももう一人のショウタロウに鉄人という存在意義を渡したくて……という事で大体は納得できました。
正太郎兄と女将さんとの最初の会話なんて、もう一度見直してみるといいシーンだなと思えますしね。種明かしとしては満足できました。

ただ、あの大鉄人は……インパクト重視で登場させたんでしょうね。
このダイナミックさはGガンやGロボを作っていた頃の今川監督で流石は原作クラッシャーと言いたい所ですが、あんなのを開発してたなら流石に戦中何らかの形で実用化していたと思います。
見た目のインパクトを重視したものの、それ故につじつまが合わなかった感はあると思います。良い所も多いのですが、そこは少し残念に思いましたね。

それから本作の魅力は登場人物にこそあると思うのですが、村雨健二がGRの鉄牛(最初の方のね)みたいにカッコ悪くなってた点もまた不満ですね。
本編は高見沢→村雨なのに映画は高見沢←村雨になってるのって、意図的なのかしらん?
でもその代わりに竜作の兄貴に見せ場があったのはよかったです。彼は本編であっという間に退場してたのでそのフォローって事なんでしょうね。
ショウタロウと竜作、特攻崩れの二人の、刀を振るう相手もいなくなった男達の戦い。そしてその散り様は、正に白昼に浮かぶ残月のようにいいシーンだったと思います。
ちなみに同名の十傑集の人とは、燃え尽きる日を見た後だと微妙につながってるのかなと感じました。キャラのビジュアルは全然違うんですけどね~w{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

61.0 35 2007年春(4月~6月)アニメランキング35位
アイドルマスター XENOGLOSSIA[ゼノグラシア](TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (210)
996人が棚に入れました
物語の舞台となるのは、ロストアルテミスと呼ばれる月の崩壊から、約百年余り経過した復興歴107年の地球。そこには地球に降ってくる砕けた月のかけら(ドロップ)の被害を防ぐために活躍する「iDOL(隕石除去人型重機)」の姿があった。
そして「iDOL」を操縦できるのは、選ばれた少女たち「アイドルマスター」だけなのである。彼女たちの使命は、毎日の学業生活のかたわら「iDOL」に乗って、地球に降りそそぐ隕石を大気圏外で破砕することなのだ。ヒロインたちは、どんなアイドルマスターに成長していくのか?鉄の塊の巨大ロボットと少女たちが紡ぎだす新たな物語の幕が上がる!!

ZACmn92102 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

アニメ史上最悪の原作レイプ作品

2006年末ごろコミケで予告としてアイマスゼノグラシアの映像が公開されました。

その当時、原作アイドルマスターはゲーセンにしかなく、
プレステ2の基盤だったのでグラフィックがかなり悪く、稼働は
芳しくありませんでした
(ナムコ社員、鉄拳制作の原田さんも
”プロデューサー活動日誌 アイマスPにインタビューその1”
でググると出てくるインタビューでそう語ってます)

他ソフト入れ替えや撤去が相次ぎ、X-BOX360版が2007年1月に
発売予定でしたが、360本体自体が全く普及して無い状態で
さらに360本体に欠陥が見つかり売れ行きは絶望的な状況でした。

そんな時、声優総入れ替えされ、ロボアニメにされた
ゼノグラシアを見て原作アイマスファンはどう思ったのでしょうか。
何せ、原作アイマスは声優の性格をキャラに取り入れるほど
声優とキャラを一体化させてたので、それを外すということは
徹底的な原作改変を行う宣言に等しかったのです。

超豪華声優陣、当時コードギアスで絶好調のサンライズ、スパロボ出場確実
誰がどう見てもゼノグラシア路線が主流となってしまうことは明らかでした。
原作ファンたちは怒るどころか、2007年4月1日の原作ライブで
原作展開が終わるという噂が流れるほど恐怖しました。
そんな原作ファンに対し、原作アイマスは黒歴史、原作声優はお払い箱!
等と煽る悪質なゼノグラファンまで出る始末。

アイマスゼノグラシアのプロデューサーもこうなることは簡単に
予測できてたと思います。予測をするのがプロデューサーの仕事なの
だから。
もし、ゼノグラシアが先に大ヒットしたら、原作アイマスは声優の違和感、
キャラの違和感により受け入れられず、消滅してたでしょう。
バンダイ本体も混乱を避けるため原作アイマスの露出を抑え、
ゼノグラシアを全面に出すでしょう。
ちょうど今のゼノグラシアと原作アイマスの周囲の状況がそのままひっくり返るわけです。

もし、原作アイマスが大ヒット中ならこんな物は作らなかったでしょう。
当然、大量にいる原作ファンを敵に回し売れなくなりますので。
原作が弱小だと侮ったから余裕で叩き潰せると思ったのでしょう。

たしかに原作はシナリオがキャラによって違うため、それを一つにするのは
難しかったでしょう、原作が当時全く無名だったから、忠実に作っても
ヒットするのは難しかったでしょう。

だからといって、原作を潰すような作品を作っていいのでしょうか?
自分たちの売り上げさえ確保すれば原作なんか潰れても構わない、というか
潰しちゃえ!という傲慢さが見え隠れしてます。

しかし、2007年2月、当時始まったばかりのニコニコ動画により
奇跡的に原作アイマスが大ヒット
その勢いは酷い欠陥を抱えオワコン化してた360本体ごとヒットさせるほどでした。
360を持ってなくてもアイマスをよく知ってるファンなんて
人も増えちゃいました。何せあのニコニコなので・・・

2007年4月、放送が開始されましたが全く話題になりませんでした。
アテにしてた舞-HiMEファンまでアイマスに取り込まれたらしく、
舞-HiME系アニメと呼ばれてたのに、舞-HiMEと比べて
壊滅的な売り上げになってしまいました。


長くなりましたが、ゼノグラシアの内容の感想です。
残念ながら?絵の破綻は全くありません、最後まできれいです。
もしあったらネタとしておいしいアニメになったのでしょうが(笑)

しかしSF考証はエヴァの劣化コピー。
2007年の時点で10年前の作品だったエヴァをそのままコピーできず
劣化させてしまうのは情けない。
(あとARMSとか砲神エグザグソン、FSSとかからもコピーしてますが、どれも
中途半端で劣化してます。)

シナリオも壊滅的な破綻は無いですが、丁寧さが足りず超展開や
伏線の放置が多かったです。
こちらもエヴァを劣化コピーしたようなシーンが多いのはマイナスです。

キャラは、原作キャラを全く頭に入れなくても、おかしな行動が多く、
あんまり感情移入できそうにありませんでした。
もちろん原作ファンという立場で見ると、劣化というか・・・妖獣化
といったほうがいいほど酷すぎます。
重要な、キャラの主張も酷い。相手の否定がキメ台詞って・・・

ロボの動きも、ロボ自体もいまいちかっこ悪い。

結局、ロボアニメとしては中の下ぐらいで、単品のロボアニメとしては
最悪ではないけど、今ほかにいくらでもいい作品があると思いますよ。

アイマス関連作品、原作付作品として見た場合はアニメ史上最悪極まりない作品です。
何せ、原作を潰すことを目的としたアニメ化作品なんて前代未聞です、
実際ライブ日をぶつけたり、CD発売日をぶつけたり・・・
偶然、奇跡的に原作がたまたま、ギリギリのタイミングで大ヒットしたから
難を逃れただけで、そうでなかったら今頃は…

とりあえず、これはアイマスではありません!本気で全く無関係です!

というのも、肝心のゼノグラを制作したサンライズプロデューサーがこう発言しましたし。
(ゲームのアニメ化依頼を
「ゲームのキャラで舞-HiMEを作れと好意的に解釈して考えました」
と発言、ところがゲームのキャラが改変されすぎてほとんど残っておらず
ほぼ舞-HiMEキャラで舞-HiME作ったのと同じ状態でした。)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

巨大ロボットと少女の恋・・・上級者向けアニメ

原作レイプの代名詞、なぜかロボットアニメになってしまったサンライズ版アイドルマスターです。

声優が全て変更されており、一部キャラの性格も改変(改悪?)
そのうえ悲惨な末路を辿るキャラもいるので
原作ゲームファンがパロデイ作品として割り切って見るのも難しそう。

個人的には、萌えと燃えの融合、そして愛憎渦巻くシリアス展開で話題をさらった
舞-HiME・舞乙-HiMEのスタッフによる作品ということで期待してました。

やはり舞シリーズのスタッフだけあって、キャラ立てはよく出来ている。
キャラの掛け合いなどのコメディ部分は見ていて楽しいし
シリアスな部分も、危機感の出し方とか演出レベルはかなりのものだと思う。

ただ、あからさまにエヴァをパクリスペクトした設定や
一部キャラの行動原理や敵組織の目的が不明瞭なのは気になるところ。
とにかくめまぐるしく展開が動くので退屈はしませんでしたが。

で、本作のテーマは「巨大ロボット(アイドル)と少女(マスター)の恋」です。
絆なんて生温いもんじゃない。恋ですよ? 恋。
正直このテーマは最後まで見終わっても、ちょっと受け入れ難いものがありました。

{netabare}既に序盤からロボットに対して過剰に感情移入しまくるヒロインからしてアレですが
その後、元カノが出てきてロボットを間に挟んだ三角関係に発展、
そしてヤンデレ化、挙げ句の果てには「あなたが好きです」とガチ告白。
どういうことやねんと。こんなん見せられた時、どんな顔していいか分からない。{/netabare}

他のロボットアニメのロボと比較しても、明確な違いというのが
せいぜい「盗撮」ぐらいで、無機質で言葉も話せない存在であることに変わりはない。
ロボットではないけど、例えばリリカルなのはシリーズにおける魔法の杖は言語を発し
所有者と意思疎通できてることが視聴者にも分かりやすく伝わるので
そこから両者の間に絆が生まれるのも自然に感じられるんですよね。
物言わぬ存在だからこそ色々想像や妄想が膨らむってのも一理あるけど
やはり言葉を話せる設定にした方が良かったんじゃないかと思う。「恋」まで踏み込むなら尚更。


何だかんだで楽しめた部分も結構ありましたが・・・
これはアイマス云々関係なく、一部の上級者向けの作品でしょう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 23

のぶちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ゼノグラなめんなよ☆

作品としてどうかと言われると、クオリティの高い面白いロボットアニメである。
ただ視聴者はいくつものハードルを越えなければならない。
1、原作からの脱却ORある程度のスルー
2、機械と人間との枠超えた愛を認めるORある程度スルー
などである。

私は1に関してはリアルタイムで見ていたので、原作はよく知らなかった。
割り切れれば無敵になれる。
2に関しては、こんな設定もありだよねーと笑い飛ばせないと、精神と現実との狭間で敗北する。
ネタとして見れたら無敵になれる。

ただ一話一話引きが上手な作品で、次の話が見たくなる様に作られていてよくできてるなと感心する。
私は一部のキャラに殺意を覚えましたが(ストーリーにのめり込んだという褒め言葉)、毎週毎週凄く楽しみに見ていました。
ハードルを越えさえすれば、なめられないアニメです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

61.0 35 2007年春(4月~6月)アニメランキング35位
ひとひら(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (131)
752人が棚に入れました
麻井麦は、一ノ瀬野乃の強引な勧誘により演劇研究会に入ってしまった。窮屈な部室で活動している演劇研究会は演劇部と対立しており、互いの存続を賭けて演劇公演での対決を控えていた。極度のあがり症から何度と無く挫折しそうになるが先輩たちや中学以来の親友である遠山佳代、高校で親しくなった神奈ちとせや西田甲斐らの支えもあって、麦は大きな成長を遂げていく。

声優・キャラクター
樹元オリエ、川澄綾子、氷上恭子、成田剣、岸尾だいすけ、ゆきのさつき、やぶさきえみ、宮川美保

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一片の想い。一期一会の出会いを大切に…。

とても面白かったです。
笑ったり感動したりしました。


~簡略的なあらすじ~
熊鷹芸術学院に進学した麻井麦。
無理矢理かつ強引な勧誘により、
極度のあがり症である彼女は演劇研究会に入ってしまう。
そこはわずか5人の、演劇部と対立する部活だった…。
麦と演劇研究会の命運はいかに…?

演劇研究会での活動をとおして麦の成長を描く物語です。
自分には合わない演劇をやることになってしまった麦。。
笑いあり涙ありの青春群像劇。
作品自体の演劇に対する構えも本格的で、
なかなかに観ごたえあるお話でした。
演劇部と演劇研究会、2つに分かれている理由。
これが物語の鍵を握っているようです。


演劇研究会の雰囲気が好きです。
三年生3人と一年生2人で構成されるこの研究会。
部員たった5名ということもあり、
先輩後輩の壁があまり無かったのが大きな要因だと思います。
それでも、楽しくわいわい演劇をやるというわけではなく、
演劇に対する姿勢は本気で、シリアスな展開もあり。
物語に起伏が激しい作品で、観入ってしまいましたね。

失敗と挫折を繰り返す麦。
そんな中、演劇研究会のみんなや友達に支えられ、成長していく麦。
特に研究会代表の野乃の存在はこの先の麦にとって大きな財産となるはずです。
そして、麦の成長がもたらす周囲への影響。
最後まで観ると、登場人物全員が変わったなと感じます。
お互いの存在がお互いを良い方向に導く。
出会いって素晴らしいですね。


キャラも個性があって好きです。
麦、とても可愛かったです。
自分に自信がもてない彼女の表情、行動がいちいち可愛かった。。
守ってあげたいキャラランキング上位に食い込むこと間違いなし。
お気に入りです。
野乃先輩も好きですね。
先輩の猫パーンチッ!を喰らいたい…。

他にも好きなキャラは多く、満足しています。
キャラデザも可愛らしいです。


OP「夢、ひとひら」 歌ー浅見ユウコ
ED「スマイル」 歌ー水橋舞

OPは隠れた良曲だと思います。
素敵なイントロに綺麗な歌声。
作品の雰囲気にも合った曲で、何度聴いても良い曲だなと感じます。
EDもかなり素敵で音楽面もGJ。



想像していた内容とは異なりましたが、
想像していた以上に楽しめました。

キャラの心情描写も巧く、物語も美しい。
(美しいには語弊があるかもしれませんが)
評価したい点は少なくないです。
7話で私は泣きそうになりました。
様々な点からかなり気に入った作品です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31

jethro さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「たどたどしさ」が魅せる

高校入りたての麻井 麦(あさい むぎ)は内向的で極度の上がり症
そんな彼女が、ひょんなことで、事もあろうか演劇研究会に入部することになる
たどたどしい言葉と友情讃美の爽やかな青春物語

「たどたどしい」

そんな言葉が主人公の麦ちゃんにはぴったり
たどたどしいセリフ
たどたどしい行動
たどたどしい気持ち
何をやるにしても危なっかしい
主体性すらおぼつかない・・・
およそ主人公としてあるまじき性格
ちょっと「型破り」過ぎないか・・・
でも、そんな麦ちゃんを見ていると多くの人が思うはず

「放っておけない」・・・あるいは「ウザイ」と思う人もいるでしょう

残念ながら、本作に出てくる登場人物たちの中に
「ウザイ」と思う側のキャラは出てきませんが
物語を通じて「ウザイ」派の視聴者の方々の意識を大きく変える
「変化」あるいは「成長」を主人公、麦ちゃんの姿に
見出すことが出来るようになります。
つまり、麦ちゃんに対し否定的意見であった人たちこそ
感動の揺れ幅が大きく
例えるなら肯定的に見ていた人が「強風」クラスの感動だとしたら
否定派の人は「台風」クラスの感動を得られるはず
「否定」という言葉を粉々に破壊されるだけでなく
一転して麦ちゃんという女の子が運命的に出会った人々の輪に共感を覚え
彼女に対し「あこがれ」に似た感情を抱くのではないでしょうか

「あこがれ」の対象ともなれば
それは立派な主人公としての資質です。
だから、とても型破り、真正面に型破り
そして、真正面の感動

ここまで発言すると
肯定派「放っておけない」とお考えになられた方々は
実は楽しめない作品なのでは?という逆説が考えられますが
これはまた別問題
先に申し上げた通り、本作の登場人物はすべからく
「放っておけない」方面の人たちです。
全て善意ではありますが
つまり、思いやりや、優しさといったたぐいの
「お節介」なんですが・・・
この「お節介」
たくさんの「お節介」
これが、いちいち涙腺を刺激する「お節介」なんです。
最高の「お節介」
世話焼き好きの方々にとって天国のようです。
だからといって
「お節介」が必ずしも成就されるという訳ではありません
「お節介」に込めた「思い」を受け止めてくれる
麦ちゃんという主人公がそこにいるだけです。

たどたどしい主人公ではありますが
みんなの気持ちを、肯定しながら、共感しながら、あるいは否定しながらも
それをきちんと受け止めてくれる、大きな心の広さがあります。
(周りにはなかなか気づいてもらえないけれど)

たどたどしいがゆえに、その一点の輝きが眩しい、健気に美しい

ひとひらの花びらは風に舞い回転して翻弄される
ひとひらの花びらは一つの想い
この物語は、そんな花びらがたくさん舞います。
春の桜吹雪のよう
それは物悲しくもあり美しい
「散る」ではなく「舞う」ひとひら
そんな息吹きを感じることができる
とても素敵な心温まる佳作です。

レビュー数があまりに少なく
ランキングの下層部に埋もれてしまっているようですが
是非たくさんの人に見てもらいたいと思える作品です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

夢をひとひら

漫画原作。学園もの。
青春学園ストーリーです。
萌えも毒もない、お話で勝負するオーソドックスな作りとなっています。


一番の特色は主人公のキャラ。
アガり症で人見知りが激しく引っ込み思案という設定。
そんな性質を表現するために、シドロモドロになりながら小声でつっかえながら喋ります。
あえて狙ってやってるので、そりゃもうリアルなんですが、こんな滑舌が悪いアニメの主人公は他に例をみません。
おそらく、イラッとする方も大勢いるとは思います。
善人ではありますが、その喋り方と同様にネガティブで周りが見えない自閉的な性格なので、爽やかさが全然ありません。
保護欲からくる可愛いさがあると多少は思いますが、想像を廻らせて、現実の自分の身近に居たらって考えると、ちょっとメンドクサいだろうなぁ・・・といった感じ(^_^;
ともかく、色々と未熟なヘッポコ主人公です。


そんな主人公が、演劇研究会に入って舞台に立つというのがストーリーの本編。
とはいっても、熱血な部活ものとは少し毛色が違っていて、演劇というものに触れて、ウジウジな主人公が成長し変わっていく様を描いた友情物語となっています。

地味な作品の雰囲気どうり、意外な展開や引き込まれるストーリーというのはあまりないですが、キャラの変化や心情の描写が丁寧で感情移入して見るタイプの作品。
テーマ性が明確でわかりやすく、泣き所が結構あります。

主人公はともかく、周りのサブキャラが魅力的でした。
とくに本作における、もう一人の主人公とも言える演劇研究会の部長。
見た目や雰囲気は冷静な優等生のお姉さんキャラですが、中身は超強情な自己中。良くも悪くも影響力が絶大な人物で、物語の牽引役はこの人になります。
他のキャラも、いろいろ特徴がありますが登場人物は基本的には皆善良。
様々な友人・先輩に恵まれ、至らない主人公は色々教えられ、気づかされ、成長していく、そんなお話になっています。


正直、最初の1~2話では毒のないハートフルな部活ものかと思いましたが、物語が進行するにつれ雰囲気が変わっていき、いい意味で予想外な方向へ転がっていきました。
アツい想いが交差する感動系。
表現が難しいですが、「背中を押してくれること」を考える作品。

萌えだのエロだのグロだの鬱だの、そんな刺激物に胸焼けしてきたときに、フィっとみると良い人間ドラマかもしれません。
ややオススメです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 24

60.9 37 2007年春(4月~6月)アニメランキング37位
Devil May Cry-デビルメイクライ(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (150)
1006人が棚に入れました
「遥か昔、正義に生きる悪魔の伝説があった。剣を取って戦い、悪魔の侵略を退けた魔剣士。その伝説も、やがて
人々の記憶から消えて行った…。」
伝説の魔剣士の血を引く悪魔狩人<デビルハンター>、その名はダンテ ! 幾度となく人類を悪魔の脅威から守って
きた彼はという悪魔退治を請け負う便利屋を開業していた。舞い込んでくるのは決まって、一癖も
二癖もある依頼や来訪者ばかり。しかし、愛用の二丁拳銃エボニー&アイボリーと魔剣リベリオンで次々と解決してゆく。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

DMCつってもデトロイトメタルシティでもデロリアンモータースカンパニーでもないよ! Devil May Cryだよ!w

悪魔の父と人間の母の間に生まれた悪魔狩人のダンテが依頼される悪魔絡みの怪事件をほぼ全部【ゴリ押し】で解決する1話完結型のスタイリッシュアクション作品(ただし名目上^q^)
監督はベン・トーの板垣伸
シリーズ構成は仮面ライダー555の井上敏樹
キャラデザはガンスリの阿部恒


ヨーロッパを思わせる石畳の街並みと相反してハリウッドのハードボイルド刑事モノバリにダラしないけど妙にクールな主人公ダンテ
ダンテは悪魔の子なので心臓を刺され様が、頭を撃たれ様が簡単には死にましぇんw
父譲りの剣技と相棒の二丁拳銃で悪魔には慈悲を見せずバッタバッタと切り倒していく結構非道な主人公


原作はカプコンのアクションゲームですが、たぶんゲームをやったことのある人ほど違和感を覚えるアクションシーン
ゲームではヒラリヒラリと舞うように軽やかなアクションを見せるダンテですが、このアニメではやたら地に足の付いたドッシリとした印象でどっちかってっとパワーキャラに
それでも作画の良い回はその力強さに惚れ惚れする出来栄えなのですが、それはごくごく一部の回のワンシーンだけ
お話の方も毎度似たような感じですぐ飽きてくるってのがホンネです


福圓美里スが演じるオリジナルキャラがスクライドのかなみちゃん的立ち位置にいて可愛いとか、ラスボスが野沢那智だとか、そーゆー地味な楽しみはあるもののゴールは遠かったです^^;
DVD全部持ってるけどw


で、このアニメあんま良いトコ無いのかよ!ってツッコミにお返しするのですが、、、
【サントラがマジネ申っす!】
ゲーム版から踏襲したわけでもないのに作品世界観にピッタンコカンカン!
インストのOPからBGMに至るまで、作曲は当時のrungrunこと、はまたけしさん
暗くて重い雰囲気や激しいアクションシーン、そしてトコトンクールな空気に想像をめぐらせ上手く掴み取ったオーケストラからシンフォニックロックやヘビーメタル、そしてラテン音楽まで・・・
いやホント、このサントラマジ素晴らしいでつ^q^
お暇な方はOPだけでもドウゾ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

プロモーションアニメのようだけど、案外面白い

人気アクションゲーム、デビルメイクライのアニメ化。

内容は原作とは関係ありません。
原作のキャラクターに加え、アニメオリジナルのレギュラーメンバーが出てくる、専用のストーリーです。

基本的に主人公ダンテとレギュラーメンバーが何らかの形で絡む、1話完結のオリジナルエピソード。

別に原作を知らなくても問題ないと思います。
ばらつきはありますが、1話1話それなりに凝った作りですし、気の利いた台詞が結構飛び出したりします。
その中で少しずつクライマックスに向けてのストーリーが進んでいく感じ。

見所はやっぱり主人公のダンテ。

原作がスタイリッシュアクションゲーム!と銘打っている作品なので、スタイリッシュに敵をなぎ倒してくれます。
性格もクールさと大胆さとお茶目さを合わせ持った、魅力的なキャラです。
{netabare}レディとトリッシュもやっぱりスタイリッシュです。{/netabare}

アニメオリジナルキャラのパティはかわいいし、モリソンも渋い。いい味だしてます。

テンポもいいですし、頭を使わず見ることができる作品だと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19

アイコン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

CGアニメにしてほしかったな。

やっぱりアニメだとスタイリッシュさに欠けます。
同会社のベヨネッタも作画はいいけど
元々のゲームの動きが良すぎるせいで
アクションが重々しく見えます。
あと、なにやってんのかわかんなくなります(笑)

話も本当にデビルメイクライが好きな人じゃなきゃ
きついんじゃないかなといった内容です。
その好きな人さえゲームのイメージが壊れ少し狼狽えているので(私)。
なぜかこれ日本語しかないし。

テーマ性にも欠けていて世界観の説明もほとんどないので、結局ダンテくんはなにがしたいのだろう?と思うこと間違いなしです。
まぁパティという少女を守るという指名も一応あるけどね。
なにか物足りなかったです。

作画も結構綺麗だし、音楽も世界観にすごいあっていて、頑張って作っているのが見受けられていいと思うのですが、ストーリーの薄さとダンテくんの重々しさにすこし落胆してしまいました。

ダンテは相変わらずかっこよかったけれど、
やっぱデビルメイクライはCGのままでいいです(笑)


でも、ダンテさんがオリジナル設定でストロベリーサンデーを食べてる姿に銀さんを連想させたのは私だけ?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

60.8 38 2007年春(4月~6月)アニメランキング38位
湾岸MIDNIGHT-ミッドナイト(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (78)
384人が棚に入れました
主人公・朝倉アキオは赤いZ31型フェアレディZに乗っていたが、解体所で魅せられた初代フェアレディZのS30Z・「悪魔のZ」に遭遇してからはその虜となり、生活の全てを注ぎ込むようになる。
アキオによって再び生を受けた「Z」は、911ターボを駆る「湾岸の黒い怪鳥・ブラックバード」と呼ばれる外科医・島達也、32Rを駆るモデルの秋川零菜をはじめ、首都高での最速を目指すものたちと熱い闘いを繰り広げる…。

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

イニD派?湾岸派?

自家用車でレースしてレースするだけのお話。(勝敗はハッキリしない(笑)

大ヒット作「頭文字(イニシャル)D」と同時期に連載された走り屋漫画です。
「イニD」がクネクネの山道を走るのに対して「湾岸」は都市部の高速道路で競走します。
「イニD」同様の群像劇仕立てになってますが、演出がだいぶ違います。
まず前提として両方とも所詮はただの暴走族です。
例えば「全員悪人」でおなじみの北野映画「アウトレイジ」を「いつかは俺も組長ヤッて名を上げてやる!」という具合にあすなろ青春キラキラ仕立てにしたらどうでしょう。
とてつもなくダサいです。
それをやっちゃったのが「イニD」。
それに対し「湾岸」の人々はまだしも自分が外道であることを知っています。
その違いです。

ダサさが緩和されているのが「湾岸」
ただバトル物として面白いのは「イニD」の方です。

私は雰囲気重視なので湾岸派でした。
「イニD」だけ観た方には是非ご賞味頂きたい作品です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

このアニメはイマイチ入り込めなかった;

ねぇねぇっイニDと湾岸ってどっちが面白かった??
っと聞かれると即答でイニDと答えるでしょうw


いやっ先にイニDを観終えてドリフトに魅了されてたってのと
湾岸がどんな内容か知らずに勝手に過度な期待をした状態で
観たからってのも関係しているのかもしれないんだけど...。


このアニメもドリフトしながら峠を走るんだとばかり思ってたので
あれっ?首都高っすか!?
あれ?ドリフトしないでスピード重視っすか??
あれっ??てな感じになったのが大きな原因なんだと思う。

ハイ。これは湾岸が悪いのではなく確実に自分のせいですw


まぁそんな感じで観はじめたもんでハマる事なく
数回に分けてなんとか観終えたというwww


あっでもねっ決して面白くない内容ではないですよっ♫


車好きの男たちは主人公がチューニングしてる様子を
観てるだけでも面白いんじゃないかな?
それに実際の場所を知っている&走っている(通勤とかで)
という人達はこのアニメの世界に入り込めやすいのではないでしょうか?
※私は田舎住みなのでサパーリですがwww


主人公が悪魔のZにたまたま出会い(運命ですね♡)
のめりこんでいく様をごらんくださいませ♡


てかこれにも小倉旬出てるし・・・
三木さんとか浪川さんとかが脇役で
小倉が主役の意味がわからん;

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小栗旬ファンの方には申し訳ないけど

主人公アキオのcv小栗旬ってのが一番いただけない
普通に似合う声優さんが担当すればもっと評価できるのに

まず本作は車が好きな方でないと面白くないと思います
車ありきの青春爆走バトルもの

爆走って言っても暴走族的なものではなく、いわゆる街道レーサー系です

原作同時期に「イニシャルD」もあり、両方たのしく見てました

アニメ化されてちょっと原作ほどの面白さが薄れた感じがしますが
車好きなら楽しめると思います

フェアレディZ、ポルシェ911、スカイラインGTR、スープラ、ランエボ等々

この手の作品は好き嫌いがはっきり分かれるので評価はひいき目になってます。

因みにイニDより湾岸のほうが私は好きです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 27

60.6 39 2007年春(4月~6月)アニメランキング39位
名探偵コナン 紺碧の棺 (ジョリーロジャー)(アニメ映画)

2007年4月21日
★★★★☆ 3.5 (204)
1117人が棚に入れました
太平洋に浮かぶ“神海島”へ、小五郎と共にバカンスに訪れたコナンたち一行。島に居合せたトレジャーハンターがサメに襲われ死亡したことから、コナンは捜査を開始する。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、松井菜桜子
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

子供向け作品

本作は「蘭と園子の友情」がテーマなのだが、全体的にインパクトに欠け、腑に落ちない作品である。
例によって、推理よりもアクション重視でコナンは必要無いのでは思うほど。私は本作をコナンの映画史上最低評価している。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
佐藤刑事と高木刑事は、都内で強盗犯とカーチェイスを繰り広げていた。佐藤は巧みなドライビングテクニックで強盗犯の車を追い詰め、横転させる。そのまま逮捕されることになった強盗犯は、「神海島」と「ジョリー・ロジャー」という意味深な言葉をつぶやき、意識を失った。

翌日、バカンスで神海島を訪れたコナン一行は、財宝探しに集まったトレジャー・ハンター一味と出会う。神海島は、海底の古代遺跡・海底宮殿が発見され有名になった島である。また、300年前に2人の女海賊アン・ボニーとメアリ・リードが遺したという財宝伝説も語り継がれている。興味を持ったコナンたちは島の観光課が企画した宝探し、蘭と園子はダイビングとそれぞれバカンスを満喫する。

そんな中、トレジャー・ハンターの1人が、海底宮殿を探索中にサメの群れに襲われ死亡した。当初は不幸な事故と思われたが、ダイビングスーツに残っていた痕跡から、コナンはこの事件が殺人だと推理する。さらに、東京からはるばるやってきた目暮警部の話から、トレジャー・ハンター達が昨日都内で起きた強盗事件の犯人とつながっていることが明らかになる。

その日の夜、島の観光館にトレジャー・ハンター達が泥棒に入り、逃走中に何者かからライフルで狙撃されるという事件が起こった。さらに翌日、蘭と園子がトレジャー・ハンターたちに連れ去られてしまう。蘭たちを助けるために1人、海底神殿に向かうコナン。果たしてコナンは、事件を解決して、蘭たちをトレジャー・ハンターの魔の手から救うことができるのか!?トレジャー・ハンターの正体、彼らを狙う犯人とその目的、2人の女海賊が残した財宝の謎。複雑に絡み合う謎に、コナンが挑む!
{/netabare}

宝探しという面があまり魅力的でなく、犯人は中盤で気付く程痕跡を残していて、推理要素は皆無と言っても過言ではない。
終盤の無理な設定にも納得がいかず、テーマの「蘭と園子の友情」も陳腐なものになってしまった。

全体的に中途半端でインパクトに乏しく、名探偵コナンという作品である意味が皆無である。トレジャーハンターが自分で謎が解けないからと観光客に解かせようとするという設定自体に無茶があり、犯人も馬鹿すぎて突っ込み所が満載。
推理要素も少なく、コナンもあまり活躍しないし、脚本をもう少ししっかり書いて欲しかった。
冒頭のルパン三世へのオマージュもよく分からなかった。
但し、EDは最高。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

ポケモンマスター! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

主題歌がよかった!

~ストーリー~
省略。

~感想等~
コナンの劇場版第11作目です!

作画はけっこう綺麗でしたが、内容的には子供だましですね。

「財宝探索みたいにすれば楽しいと思うだろう。」みたいな製作者側の意図がやけに伝わってきました。

序盤の方に登場する普通の子供達の声があまりにも顔と合わず、違和感がありすぎでした。

大したトリックもなく財宝の謎みたいなものもそこまで感動するものではなかったです。

印象的には「わりと作画が綺麗だったなぁ~。」ってそれだけです。

ただ、最後に流れた主題歌は好きでした!

女性デュエットでけっこう迫力あるので、歌(七つの海を渡る風のように)だけでもきいてほしいです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

個人的には面白いと思うんだけど・・・。

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第11作目。

今回は『推理』というよりトレジャーハンティングと友情がテーマの作品。
蘭ちゃんと園子の友情、コナンと灰原哀ちゃんの信頼関係がとてもよかったです。
ただし、個人的には面白い設定だと思いましたけど、もう少し落ち着いて制作できなかったものかと・・・。

まずはあにこれでもサムネに使用しているこの画像。本作のポスターやDVDの表紙に使われている物なのですが、{netabare}本作中、コナンは腕時計型麻酔銃を使用しないですし、何より、本作の一番の売りの筈だった『蘭ちゃんと園子が互いに背中を任せて戦う』場面をモチーフにしていると思うのですが、本作とは手に持っている武器があべこべって・・・。{/netabare}

あと、蘭ちゃんと園子が背中合わせで戦う場面。もう少し見たかったな…。一瞬だったもんな・・・。

ただし、オープニングのカーチェイスは作画も見事で見ごたえがありました。
それに、物語自体は本当に面白かったと思います

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13

60.4 40 2007年春(4月~6月)アニメランキング40位
ナミダの向こう(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (18)
56人が棚に入れました
NHKの各放送番組の間に挿入されるスポット枠「アニ*クリ15」内で放送された、林明美(原作・監督・キャラクターデザイン・美術設定・監督担当)による1分間のショートアニメ作品

ゅず さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ナミダの向こうにはなにがあるか

イブわんわんさんのレビュー見て視聴。
短編ブームだしw

約1分なんだけど新海誠監督作品が好きな人にはオススメ

いろいろな涙があるんだと思うんだけれど
この作品の中では失恋の涙なんだと思う
切ない涙っていえばいいかなぁ



最近こうゆう短くて内容詰まってるアニメが多くて
私は幸せだ。
こうゆう短編ものなら私にも作れるかなぁ

3月には保育士やめるからそうゆう道も考えているんだw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19

刻様(こくさま) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ナミダの向こう✧見た感じ(koku✱50)

アニクリ15の1分アニメ
とても短い作品に いろんなものがつまっています
1分で魅せる力がすごいとおもいます

この作品では 3人の女性が登場し
喋りはしませんが
歌が流れます
とってもいい歌です

女性が いろんなシーンでナミダを流します
そして歌のボリュームが徐々に大きくなっていき

最後には とっても可愛い姿をみせてくれる

なんだか 安心したような気分になります
CMのような感じですけど
アニメだからこそ この作品はいいんだなぁっておもいます

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

60.2 41 2007年春(4月~6月)アニメランキング41位
タチコマな日々(OVA)

2007年5月1日
★★★★☆ 3.5 (104)
556人が棚に入れました
人気TVアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(全26話)と「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」(全26話)のDVD化に伴い、Section9 Science File“タチコマな日々”というタイトルで本編の後に各話約1分のCGIムービーとして収録された作品。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この面白さはクセになる!

TVアニメシリーズの『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』
『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』のDVD化に伴い、
映像特典として制作された短編アニメで、本編とは真逆のギャグ満載!

タチコマとは、攻殻機動隊SACにでてくる思考戦車のこと。
右腕内にチェーンガン、口部分にグレネードランチャーを標準装備。
後部に人が搭乗するコクピットもあるのだけれど、
操縦者なしでも単独で行動することが可能。

で、このタチコマがかわいく見えてしまうこの作品。
1話ごとが1分程度の短さなので、多くは語らないことにしよう(笑)
26話あってもお手軽に観れてしまうのでオススメ。
とにかく、ロボット系が好きな方にとっては
きっと面白いはずなのでまずはご覧になってみて欲しい。

攻殻機動隊ファンは多いのに、こちらのレヴューがとても少なくて
ちょっと驚き。(ってそういう自分も今頃書いてるけど・・汗)

ちなみに、余談を一言。
このタチコマくんをフィーチャーしたミニアルバム
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX タチコマくん ミニアルバム』
音楽は、菅野よう子さんが担当していて、
ジャンルを超えたさまざまな曲が楽しめます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 30

なぎぃぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

カミサマ・・・ボクタチハナンテムリョクナンダ・・・byタチコマ

サイキン、コウカクミタノデコノサクヒンモミテイキタイトオモイマス
タチコマカワイイヨッ!
レンタルヤニナカッタケドカウシカナイノカ・・・ソモソモナンダコレ
ホノボノケイナアレカ?ボクトテモキニナルヨ

ツイキ
シラベテミルトドウモDVDノアトノ1プンホドノオマケラシイ・・・
ハヤオクリシテ、ミオトシテタノカナ?
ソレトモレンタルニハナイトカ?

GEOメ、ゼッタイニユルサナイッwww

マタ1カラカリナキャナ・・・・

アアアアアアアアアアアアアアアアア

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『タチコマな日々』作品紹介と総評

『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』のDVD化に伴い、映像特典として制作された短編アニメーション。
まさかのタチコマのスピンオフです。

内容は白背景でタチコマ達がドタバタ劇を繰り広げるといったコメディータッチのもので、専用の音楽も制作されています。…地味に菅野よう子さんがしっかりと担当されています。

TVシリーズでも自由にしていたタチコマ達ですが、さらに輪をかけて自由にしています。また、TVシリーズを観ないとわからないコネタも沢山散りばめられていて、攻殻ファンには溜まらない作品です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

59.9 42 2007年春(4月~6月)アニメランキング42位
おねがい マイメロディ すっきり♪(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (11)
62人が棚に入れました
サンリオの人気キャラクター・マイメロディを主人公にしたテレビアニメの第3シリーズ。 前作で、マイメロことマイメロディは、人間界での役目を終え、故郷のマリーランドに帰って平和な毎日を送っていた。ある日のこと、あまりにも不甲斐ない王様にあきれたマリーランドの住人たちは、新しい王様を決める選挙をすることに。マイメロに与えられた役目は、ダークパワーの精・ダーちゃんによってまき散らされた謎の黒音符を回収し、キラキラ玉に変えること。マイメロはキラキラ玉を集めることで、次期プリンセスになれるのだ。こうしてマイメロは再び人間界を訪れる。その一方でライバル・クロミは黒音符をムカムカ玉に変えて集め、ダークプリンセスになろうとする。はたしてマイメロは、クロミより早くムカムカの元である黒音符を回収して、みんなを“すっきり♪"させることができるのだろうか。

59.7 43 2007年春(4月~6月)アニメランキング43位
バンジョウのカルメルさん(アニメ映画)

2007年4月4日
★★★★☆ 3.6 (22)
87人が棚に入れました
灼眼のシャナたん、劇場版上映の際に公開!

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

しゃなたんシリーズにてこ入れ!?けれど、こんなに裏事情をぶっちゃけていいのでしょうか・・・

ストーリー

劇場版上映の際に公開したしゃくがんのシャナたんシリーズの一つで、今回は万条の仕手、ヴィルヘルミナ・カルメルさんが謎の浜辺の崖で愛用の電信柱と一緒にこちらに向かって話しかけている作品です。

私の感想。

カルメルさんが劇場版の裏話をぶっちゃけているだけのとってもシンプルな作品なのに非常に楽しめました。特に目立った行動やおもしろい動きはまったくしなかったのですが、何故だか楽しめました。

キャラクターデザインは本編とは少々緩やかな表情になっているのか、本編よりも優しくなっているような気がしました。

この作品の一番の魅力は話し方とその話の内容です。話し方がシャナのように騒がしい感じでなく、耳元で優しくささやいてくれているようなほほえましい声・・・ そして、
「それは言って大丈夫なのかよ」
っとツッコミを入れたくなる話の内容。どちらをとっても最高です。是非シャナシリーズ(本編)としゃなたんシリーズが好きな人はこの作品を見てください。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

59.6 44 2007年春(4月~6月)アニメランキング44位
AFRO SAMURAI(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (17)
152人が棚に入れました
「一番」のハチマキを持つ者は世界を制する力を持つ。「一番」に挑戦できるのは「二番」のハチマキを持つ者のみ。だが「二番」に対しては誰でも挑戦でき、ハチマキを狙う者達から常に狙われ続けることになる。かつて「一番」を持つ父を殺されたアフロは復讐のため「二番」を手に入れ終わることのない戦いに身を投じる。
ネタバレ

オパマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

欧米かっ!(゚O゚)\(--;

結論から言うと、面白い。

久々にGONZOの良質アニメを観る事ができた。
ジャンル的に万人受けは難しく、人を選ぶ作品だが、良作の一つだろう。
{netabare}
アメリカ人がよく誤解する日本観、サムライ観を逆手に取り「和風なのに無国籍」な雰囲気を作り出している。

物語はあくまでもシリアス。
「何故黒人なのか?何故ハチマキが絶対なのか?時代設定はいつなのか?そんなメカ設定おかしくないか?笑っちまうよ。」と、普通は突っ込みたくなる世界観や物語が、各シーンの演出、キャラクターの生き様、真剣さによって打ち消される。

サムライが刀を携え、斬り合うならば、人を殺すという業を背負わずにはいられない。
この作品はそのことから逃げていない。
昨今の、粗製濫造アニメではご都合主義のヒロイズムによって、殺す側と殺される側の心の闇や葛藤がおざなりにされている気がする。
殺されるばかりの脇役、端役の一人一人にも感情があり人生がある。
死んでいく名も無きキャラクターに対してすら、制作陣の愛を感じる。

内容もさることながら、サミュエル・ジャクソンが声優を務めていることも見逃せない。
「カタジケナイ」を一度聞いたら耳から離れない。
個人的に「クマ」が好き。
{/netabare}
シリアスで重たい話が苦手でない人には視聴をお勧めしたい。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

59.4 45 2007年春(4月~6月)アニメランキング45位
怪物王女(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (192)
1254人が棚に入れました
不慮の事故で死亡した平凡な中学生の少年・日和見日郎(ヒロ)は、現場に居合わせた少女「姫」によって仮初めの命を与えられ蘇生した。しかし、それが原因で凄惨な戦いに巻き込まれることとなる。姫は「怪物」を統べる王族の王女であり、兄弟姉妹達の王位争いの渦中にいたのだ。「血の戦士」として王女に仕える立場となったヒロは、姫の命を狙って次々と現われる怪物達や、姫と敵対する者達との戦いを続ける中で、次第に姫の隠れた素顔とその境遇、そして不可思議な世界の姿を知っていく。

声優・キャラクター
川澄綾子、緒乃冬華、皆口裕子、河原木志穂、甲斐田裕子、能登麻美子、清水愛、森永理科、堀内賢雄、内田夕夜、東地宏樹、名村幸太朗、平田広明、大原さやか、川本成、千田光男、加藤亮夫、宗矢樹頼、竹本英史、室園丈裕、川島得愛、土田大、高塚正也、間宮康弘、松本大

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ふが

ふふん、怪物くんの焼き直s(ry
パンツも規制グロも規制で実力の3分の1しか出てない感は否めませんが
これぞあれですよ、顧客が説明した要件に営業の表現約束が乖離してる典型的な一例ですよ
しかし、実力の3分の1とはいえ、その保持するところの力を十分に発揮できており、私としてもなかなか楽しませてもらいました


同時期にやってたまじぽかも、何気に怪物くんを踏襲したキャラ設定になってたわけですが、あれよりは流石にオマージュしてます、名前からしても
今作は全体的にシリアス調で、王道な怪物ホラーなオムニバスですね
王座継承という主軸はあるものの、主人公のヒロが何度も確認しなければならないほど、関係ない話が多いです
最終回も最終回で、無難な終わらせ方をしていて、なんとも言いにくい
でも決して嫌いというわけではなくむしろ好きで、やってるとついつい見てしまう
キャラメルコーンを食べてる感覚でした(?)

作画はあんまり良くないですね、海外発注が多く目につきます
雰囲気としては悪くないのですが、、、マッドハウス・・・
余談ですが、怪物くんの監督・福冨博氏が19話絵コンテを担当してたりします

声優は良い布陣です、というか何故変更したOVA・・・
河原木さんとか「ふが」しか言ってないけど、完全にものにしてて、可愛くて良かったのになぁ・・・
アニメ→ドラマCDの流れで、キャス変するのって珍しいですよね
まぁスタッフや制作元も変わってるし、スケジュールの問題もあったか分かりませんが
多少アニメ化前にキャスチングに不満があっても住めば都に風が吹くように、聞いていればそのうち慣れるもので
今作で言うと2クール分、そんだけ聞けば、もうその声優さんの声以外はありえない!という風になるものでしょう
それをアニメに比べれば格段に時間の少ないドラマCDでさらに変えられたとあっては許されバドルですよ
あーどうしてこんなことになってしまったのだろー

跪いてお嘗めよ聖なる足♪掠れた喉で女王様とお呼びなさい♪
すごい歌詞ですね、ED「跪いて足をお嘗め/ALI PROJECT」
これが劇中音楽として使われてたのも好印象
映像もまた映像で、サビの部分は狂気に満ちてます
リザの腰振りダンスとか、悪魔のいけにえシーンとか、やっぱり狂ってますよ、これキチ○イの顔ですわ
クレジット自重しろw
えらくSM調ですが、本編では姫より中年吸血鬼にやられてた時の方がSMしてたってどーなんでしょう

主人公のヒロ君ですが、弱すぎやしませんかね、流石に
最後までこの男は戦闘中ずっと一番後ろにいましたし、たまに出てきたかと思ったら身代わりになってはすぐ倒れるし
完全にいらない子ですよ、誰がこいつを呼んだんだ
15話でやっとこさ主人公っぽいカッコよさを見せたかと思ったら偽物ってどーなんでしょう


13話赤錆村の回とSP1話フランドルがグレた回は強く覚えてるなぁ
赤錆村の回は稲川淳二氏の怪談として原作の特別付録CDになってましたね
ふふん、B級アニメ好きにはたまらない作品だ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

救い さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

つまらない。絶望的なまでにつまらない

8話で見るのやめたけどレビューします。
話的には王女+下僕どもが怪物たちと戦うというお話でいいのかな。
グロも大してないので子供に見せるのにはいいかもしれない

あらすじを見たときシャナとかハイスクールD×D的な展開なのかなーと思ったけど違いますね

元にした怪物くんは見たことないけどストーリー的にもつまらない。
王女と怪物という全く引き寄せ合わないもの同士を無理やりくっ付けようとしている感が見ていて痛い。
その結果作品の色合いが中途半端になってしまっている。


そもそも何を期待してこのアニメを見たのか
ただ川澄さんの声はよかった。声は。
戦うのであればもう少し姫の戦闘力を上げて欲しかった。ヒロも絶望的なまでに弱いし。
だから戦闘シーンもイマイチ迫力がない。そもそもどこが見どころなのか分からなかった。
妖怪好き?の方にはおもしろいのかな


まあ見どころは間違いなく姫だろうけど、なんかこう見ていてイライラするんだよなあ。
メイドさんもお城が全焼してるのに『あら、きれいな色ねー』ってそれ絶対わざとだろってくらい天然なので逆にイライラするw

こんなものが26話もあるのかと思うと見られなかった。


ターゲットは間違いなくこども向けのアニメだと思う。けれど川澄さんファンにとっては見れるのかもしれない。
辛口になってしまったけど自分には合わなかったです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

問題は演出かなぁ

シナリオ設定やキャラ設定はいいけど演出に問題ありと感じました。
シナリオ設定として王の座を掛けて兄妹で殺し合うって設定があるので
戦闘シーンが多々あるのですが・・・正直しょぼい=w=;
全体を通してコメディ部分もハーレムの微エロ部分も戦闘シーンも中途半端。
軽く観れるアニメと言えば聞こえはいいかしれないけど、物足りないっす・・・。
戦闘シーンに力入れて動きをもっと細かく躍動的に描きスピード感を出したり
ハーレムの微エロ部分ももっと過激に大胆に突っ込んで描く等の
工夫があればなぁって思うものの・・・原作知らないんですがね(●´ω`●)ゞエヘヘ

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

59.3 46 2007年春(4月~6月)アニメランキング46位
いぬかみっ!特命霊的捜査官・仮名史郎っ!(アニメ映画)

2007年4月21日
★★★★☆ 3.5 (56)
351人が棚に入れました
由緒正しき犬神使いの一族・川平家。その末裔で能力不足により勘当された高校生の川平啓太のもとに、一人の犬神が現われた。「ようこ」と名乗る犬神は楚々として従順。しかも容姿は抜群。さっそく啓太は主従の契りを結び、ようことの共同生活を始める。だが、実はこの彼女、かつて誰もコントロール出来なかった犬神の中の超大問題児だったのだ!!! 女の子とお金が大好きな煩悩の塊、犬神使い・啓太と、破壊が大好きで嫉妬深い犬神・ようこが繰り広げるハイテンション・ラブコメディー。

future☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

.。o○ ○o。.動画情報.。o○ ○o。.

タイトルは『いぬかみっ! THE MOVIE 特命霊的捜査官・仮名史郎っ!』。電撃文庫ムービーフェスティバルとして2007年4月21日から公開となった。同時上映は『灼眼のシャナ』『キノの旅』。 尚、劇場版ではTVシリーズにて、放送上の関係でほとんどできなかった女性キャラのお色気シーンを多く取り入れており、映像化は、本作が現在のところ最後となっておりTVシリーズの第2弾を望む声も少なくない。


.。o○ ○o。.上映開始日.。o○ ○o。.

2007年4月21日


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

いぬかみっ! THE MOVIE 特命霊的捜査官・仮名史郎っ! 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

裸王降臨・・

オカルトコメディな感じ?の作品
の劇場版アニメ・・

年相応以上?に思春期な主人公と
傲慢で嫉妬深い犬神のドタバタ系
ラブコメ?な物語。

一応劇場版らしいけど・・約30分。

元々ナンセンスギャグ・パロディ
が多く露出も多い・・変態ネタも・・

可也有名な声優さんも居るので・・
ネタの切味は良いけど・・内容は・・

これは酷い・・と言いつつ笑えるか?
これは酷い・・と切り捨てるか?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

負け猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

スタッフによる極限の悪ふざけアニメ

確かシャナとキノの映画と一緒に放映された
アニメの劇場版(本編とは関係ない完全オリジナル)

劇場版だが約30分と短い作品。

しかし、さすが劇場版・・・本当に無駄に動きます。

ストーリー性は皆無に等しく、ただひたすらにスタッフの悪ふざけな作品、
そしてアニメ本編ではできなかったヒロイン達の
エロをちょっと入れてみたかったといわんばかりの作品でもある。

アニメ、原作、と本当に扱いがかわいそうなキャラである「仮名さん」
がよりいっそう扱いがひどくなっている。

アニメ本編でもだいぶ原作を汚したような作りになっていたが、
こちらは度を越しているので正直見る価値すらないかと^^;

原作は綺麗な作品なんですよ・・・・・ホントにorz

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

58.9 47 2007年春(4月~6月)アニメランキング47位
創星のアクエリオン 裏切りの翼(OVA)

2007年5月25日
★★★★☆ 3.5 (73)
362人が棚に入れました
 2005年に放映されたテレビアニメ『創聖のアクエリオン』の設定を引き継いだOVA。登場人物や世界観に一部変更を加えた完全新作で、全2部構成の前編にあたる。テレビシリーズと同様、河森正治が監督およびシリーズ構成(大野木寛と併記)を手がける。1万2千年の時を超え氷の中から復活した天翅達。神話の時代から甦った敵軍団を前に人類は絶滅の危機を迎える。だが、圧倒的な劣勢の中、人類は機械天使運用部隊ディーバを結成、辛うじて完成した強攻型ベクターマシンに最後の希望を託すのであった。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

劇場版が登録されていないので、前編OVAに劇場版のレビューを記載します。

この作品は「創聖のアクエリオン」の続編に位置付けられる作品です。
世界は異なりますが、登場人物が一緒で各種設定の説明も無いので、「創聖のアクエリオン」を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

「創聖のアクエリオン」の続編としては、以下の3つがあります。
前編「裏切りの翼」、後編「太陽の翼」のOVA全2巻
「劇場版アクエリオン ─創星神話篇─」
「劇場版アクエリオン ─壱発逆転篇─」
OVAの2巻+新規カットを加えた作品が「創星神話篇」になるのですが、あにこれ作品の中にこの「創星神話篇」がありません。
なので、前編「裏切りの翼」に劇場版のレビューを記載しようと思います。

この世界は、(「創聖のアクエリオン」、以下「1期」)のパラレルワールドです。
現在の人類が置かれている状況や1万2千年前に起こった出来事は基本的に同じなのですが、1期では1万2千年前に登場しなかったキャラが重要な役どころで登場することや、過去の記憶に対する違和感など、所々のディテールが異なっています。

序盤、衝撃的な展開で幕を開けたこの作品・・・1期は2クール全26話で堕天使との攻防が描かれていましたが、劇場版ではほぼ同一の世界観を約1時間半で表現しなければならないので、1期のような少し横道に逸れるようなことなく、核心目指して一気に物語が突き進んでいきます。

それでも物語の鍵となるアポロとの出会いやトーマの執拗さなどは手を抜くことなくしっかり描かれているので、尺の短さに不満を感じることはありませんでした^^

この物語は、堕天使の翅を題材に人間の奥底に眠る願望・欲求といったテーマを不動GENの禅問答で指し示していくので、1期装用見応えがあります。
加えて人間が食事すること・・・人は食べなければ生きていけませんが、「食べる」という行為そのものを動植物の生命を身体に取り込んで共に生きる・・・という台詞に感嘆しました^^;
人間の発想の大きさを感じます^^

でも・・・1期を見ていただけに、過去の違和感に対する登場人物の思いには寂しさを感じてしまいました^^;
パラレルワールドなので全てが同じ、という事にはならないのだと思います。
物語がシリアス基調なのは分かりましたが、楽しみにしていた屈託のない笑顔があまり見れなかったのが少し残念です^^;
それでもロボット同士の白熱のバトルなど全般的なクオリティは1期と変わらないので、これが劇場版という限られた枠の中での限界なのかもしれませんね^^;

新キャラの立ち回りや違和感は物語にどの様に影響してくるのか・・・是非本編をご覧下さい^^
物語のラスト・・・頭の中で色んな線が一気に繋がったのが個人的には嬉しかったですね^^

1期のオープニングテーマであった「創聖のアクエリオン」は劇場版ではエンディングに用いられていました。
やっぱりこの曲・・・格好良いです^^

劇場版は約1時間半の作品です。
視聴してより1期に愛着が湧いたように感じる事のできる作品でした^^

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

58.6 48 2007年春(4月~6月)アニメランキング48位
サクラ大戦 ニューヨーク・紐育(OVA)

2007年4月4日
★★★★☆ 3.5 (31)
143人が棚に入れました
夢と希望の街、紐育。信長との戦いを終え、『クレオパトラ』の舞台へ向け準備を始める新次郎たちの前に、新たな敵が現れた…。はたして紐育華撃団・星組は、紐育を護りきり舞台の幕を上げることができるのか? 主人公・大河新次郎の成長と、彼が隊長として率いる紐育華撃団・星組の隊員たちとの「心の絆」が、『クレオパトラ』の公演、そして新たな敵との戦いを通じて鮮やかに描かれていきます。

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

主人公は女装を強要させられるいじられキャラ

舞台がニューヨークに代わり、華撃団のメンバーだけでなく隊長も変更になったゲーム版サクラ大戦5の後に起こったサイドストーリー。
ニューヨーク華撃団のメンバーは従来のサクラ大戦のメンバーと比べると魅力さが欠けますが、今回の隊長はいじられキャラなだけにコミカルさでそれを補っている感じです。
またこのOVA作品はサクラ大戦5をプレイした後に見るのが好ましいが、プレイしてなくてもそれなりに楽しめる内容になっていると思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

物語の舞台は巴里から紐育へ…紐育華撃団・星組始動!

帝都、巴里に引き続き、今度の物語の部隊は紐育です。
現時点で制作された最後のOVAなので、視聴にも気合いが入ります。


夢と希望の街、紐育。信長との戦いを終え、『クレオパトラ』の舞台へ向け準備を始める
新次郎たちの前に、新たな敵が現れた…。
はたして紐育華撃団・星組は、紐育を守りきり舞台の幕を上げることができるのか?

主人公・大河新次郎の成長と、彼が隊長として率いる紐育華撃団・星組の隊員たちとの
「心の絆」が、『クレオパトラ』の公演、そして新たな敵との戦いを通じて鮮やかに描かれていきます。


公式HPの「シリーズ紹介」を引用させて頂きました。

実はこの作品を視聴していて幾つか思うところがありました。
まず、違和感と言っても過言ではなかったのが星組隊長である大河 新次郎とその仲間たちです。
これまでの華撃団は、「霊子甲冑」の特性から女性主体のメンバー構成になっており、
物語は彼女たち主体で描かれてきました。
だから隊長である男性はあくまでまとめ役に徹していたのがこれまでの作風だと認識しています。

上記を既定路線とすると、本作品は真逆でした。
だって、もう殆ど大河 新次郎のハーレム物語を見せつけられている感じでしたから…
これは正直行き過ぎ感が半端ありませんでした。
まさかサクラ大戦シリーズでハーレムを見ることになるとは思いもよらなかったので。
これまでも皆無だったかと問われると答えに窮しますが、本作はその部分がちょっと露骨なんです。
ちょっと真宮寺さくらが懐かしく思えちゃいましたよ^^;

そして2点目は、やはりこの作品も原作ファンサービス向けなのかな…と思った点です。
例えば、公式HPのシリーズ紹介に「信長との戦いを終え…」と記載されていますが、アニメからこの作品に入る人にとって信長と言われても「?」でした。

そして3点目は紐育の華撃団が「星組」である点です。
星組と言えば、ラチェット・アルタイルを筆頭にソレッタ・織姫とレニ・ミルヒシュトラーセを擁するエリート集団だったはずです。
そしてその星組は訳あって解散という形となりました。

それなのに紐育に星組があって、そこにラチェット・アルタイルが所属しているんですから混乱してもおかしくないと思います。
ググってみると、エリート集団の星組は「欧州星組」という位置付けなんだそうです。

つらつらと違和感ばかり書いてしまいましたが、作品自体が面白くなかった訳ではありません。
特に「霊子甲冑」の動きはシリーズ最高峰だったのではないでしょうか。
それに神谷浩史さんも出演されていますし…
声質が独特だから一発で分かりましたよ。

OVA全6話の物語でした。
これでサクラ大戦シリーズの過去作を完走した訳ですが、個人的に一番好きだったのは帝国華撃団・花組だったかなぁ…
巴里、紐育も悪くはないのですが、どちらも6話ずつしかありませんからね。
魅力を余すことなく描き切るには、少し尺が足りなかったように思います。
それなりに時間を要しましたが、過去作を視聴してサクラ大戦シリーズの全体感を知る事ができて良かったと思っています。
これでようやく「新サクラ大戦 the Animation」を視聴することができます。
こちらの視聴も楽しみだなぁ~。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

うむむ。。さすがにキャラは立ってるけど、スピンオフとして観た方がいいかも

原作のサクラ大戦5は未プレイ。
2007年に発売されたOVA作品。
制作はTo LOVEる、ストウィ、俺妹などなど多くの人気作を手掛けているAIC。安定感あるです。

戦闘シーンは3DCGになり、光武が・・(自主規制)。
一連のストーリーで構成。
ワクワクもハラハラも物足りない感じかな。

さて、肝心のキャラは・・
帝劇メンバーが皆無で(あ、一人ちょいと出たっけ)、もはやこれをサクラ大戦として観ていいものかどうか。。少なくとも大正浪漫と言うには無理があるんじゃなかろうか。

思い入れがない状態で見ても魅力的なキャラがチラホラ。
自分の備忘録として感想を以下に畳んでおきます。

{netabare}
主要キャラ好きな順です。

・吉野杏里
売店の娘。
主役級の容姿。攻略対象なら一番手かなw

・ダイアナ・カプリス
ボストン出身の女神のような研修医メガネ少女。
女神キャラは外せませんねw
メガネは個人的には不要ですが。

・リカリッタ・アリエス
メキシコ出身で金の銃と銀の銃を操るツイン三つ編み幼女。
ゴハンが一番大事で、相棒のフェレット「ノコ」も非常食扱い。
パリ編のコクリコ的な。
明るく破天荒な行動はちょっと笑える。

・ジェミニ・サンライズ
テキサス生まれの赤髪のカウガール。
パリ編のエリカ的な。
主役かな?まあ、カワイイかと。

・九条 昴
元欧州星組のメンバーで謎多き孤高の天才。優雅にして傍若無人。
日本の公家に繋がる九条家出身。
あらゆることに天才的な才能を持つ。
切れ目の容姿は帝劇のすみれ風。
色気は薄いかな。

・サジータ・ワインバーグ
ハーレム育ちで元暴走族の弁護士。
褐色の肌は合衆国らしいけど。
設定的にもビジュアル的にも感心が持ち難いかな。

月組でも馴染みキャラが出ると旧作ファンとしては嬉しいですね。
主人公が大神関係者というのは、ちょっと救いですが設定が幼すぎのような。
{/netabare}

将来含めたプレイユーザーのターゲットを考える必要もあるだろうし、人気シリーズの続編は難しいですね。
試行錯誤も、やらないよりは全然イイですが、ファンの意見も聞いて欲しいものです。
今さらだけど、パリやニューヨークより大阪や福岡の歌劇団支部に真宮寺さくら等が転任するとかの展開もあって良かったのでは。。
ファンは全て新キャラを望んでいるワケではなく、攻略したキャラとのその後を体験したいんだと思うのですが。。

気になってサクラ大戦4のストーリーを調べたてみたら、
むしろそっちをプレイしてみたくなりましたw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

58.6 48 2007年春(4月~6月)アニメランキング48位
攻殻機動隊 タチコマな日々 TVアニメ版(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (11)
104人が棚に入れました
攻殻機動隊 タチコマな日々 2007年 TVアニメ版

白背景でタチコマ達がドタバタ劇を繰り広げるといったコメディータッチのもので、専用の音楽も制作されている。なお、2007年に放送されたTVアニメ版では竹取物語やシンデレラなど童話を元にしている。

■Wikipedia参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%81%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%81%AA%E6%97%A5%E3%80%85

58.5 50 2007年春(4月~6月)アニメランキング50位
神曲奏界ポリフォニカ(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (158)
1252人が棚に入れました
人と精霊が共存する大陸ポリフォニカ。人々は精霊の起こす奇跡に頼り、精霊は人の奏でる音楽を糧としてこの世界のありとあらゆる場面でその力を発揮していた。精霊は音楽家の奏でる音楽に操られ、その力を発揮する。その特殊な音を奏でる彼らは「神曲楽士(ダンティスト)」と呼ばれ尊敬を集めていた。
新米神曲楽士のタタラ・フォロンは、精霊コーティカルテと契約をしているものの、未だに見習い楽士。フォロンとコーティカルテ、人間と精霊の恋と成長が描かれ、異なるもの同士の相互理解という大きなテーマに沿って物語は展開していく…。

声優・キャラクター
神谷浩史、戸松遥、川澄綾子、小西克幸、水樹奈々、佐藤利奈、檜山修之、小野大輔、能登麻美子

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

惜しい

放送前から制作スタッフの中心的人物が亡くなってしまったというアクシデントがあって、先行き不安だと思っていたら……当時の水準から観ても作画がメタメタで、それだけのネタアニメだと思われがちだが、神秘的な光の使い方や落ち着いたOP/EDの曲と画作り、主人公ペアの描写の丁寧さなど、悪くなかった。

個人的に特筆したいのは、ヒロインの精霊・コーティカルテその他の女性キャラのフトモモに特化したアングルが多く、しかもそれらが肉感的に描かれていて、お話が頭に入ってこない回もあったりして……

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

niko。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

神曲奏界ポリフォニカ

OP:「Apocrypha」
   eufonius


ED:「コンコルディア」
   kukui


主なキャスト
タタラ・フォロン:神谷浩史
コーティカルテ・アパ・ラグランジェス:戸松遥
ツゲ・ユフィンリー:川澄綾子
サイキ・レンバルト:小西克幸
ユギリ・ペルセルテ:水樹奈々
ユギリ・プリネシカ:佐藤利奈


個人的テーマ:「ツンデレ」「精霊」「神曲」「契約」「ファンタジー」


感想
評価されてないし、表に出ていない作品ですね。
声優陣はかなり豪華だと思うのに何故でしょう…簡単です…
戸松遥演じるコーティはとても可愛いです。
ペルセとプリネも可愛かったです。
となると…私の口からは言えません。
キャラだけ別の作品に出してあげたいくらいです。


今から見る方へ
コーティだけ見なさい、コーティだけを。
可愛いキャラを中心に見てるって方は見た方が良いです。
そうではない人でちょっと、これは…と思ったらコーティに癒して貰って下さい。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人と精霊の繋がりを描いた物語・・・良かったです^^;

物語の舞台は、人間と精霊が共存する世界・・・
その世界では、神曲楽士(ダンティスト)と呼ばれる人達が神曲を奏でることで、精霊の持つ力を引き出す事ができます。

この作品は、神曲楽士派遣事務所で働いている新曲楽士のタタラ・フォロンと、フォロンの契約精霊であるコーティカルテ・アパ・ラグランジェス・・・この2人を中心に物語が進んでいきます。


この作品を視聴するまで知らなかったのですが・・・
この作品は、年代やスポットを当てる登場人物を代えながら、たくさんの原作が書かれていて累計200万部を突破しているとか・・・なので、色んな設定が背景もしっかりしていて、緻密です。
そのせいか、この作品は1クールだったのですが、表現できる範囲に限界があったので、1クールの短さを感じずにはいられませんでした^^;
ですが、「神曲」とタイトルについているだけあって、音楽にちなんで付けられたサブタイトルは、物語の特徴をとても良く捉えていると思いました。


作品自体はとても良かったと思います。
この世界では、人間と精霊は契約で結ばれ、神曲で繋がっていますが、人間同士でもお互いに結ばれること、絆やお互いが繋がっていることを形にしたいと思うことと、まさに一緒だと思いました。
繋がりが不安定になると・・・気持ちも不安定になります・・・だから、繋がりを確かなものに・・・より強固なものにと望み求めたり、求められたりすることがあると思います。
そんな時・・・ちゃんと応えられているかなぁ・・・と思うと、私なんかは間違いなく赤点のような気がします^^;

そう考えると、頼ることと求めることって、言動は似ているようでも、意味合いは全く違うんですね・・・^^;

何気なく過ごしていると、つい見過ごしてしまいそうなこと・・・精霊を通して、繋がりに対する気付きを与えてくれる作品です。

この作品には続編があります。
この物語の深い世界観と価値観を、続編でもしっかり堪能したいと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19
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