1998年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVA一覧 10

あにこれの全ユーザーが1998年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月02日の時点で一番の1998年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

68.7 1 1998年夏(7月~9月)アニメランキング1位
ルパン三世 炎の記憶~TOKYO CRISIS~(OVA)

1998年7月24日
★★★★☆ 3.8 (73)
512人が棚に入れました
時価二千億とも言われる徳川家の財宝。それは今でも東京のどこかに眠っており、その在処は徳川慶喜を写した2枚のガラス乾板、通称「巽の慶喜」と「乾の慶喜」に記されているという。月曜日、さっそくルパンは、若き実業家・マイケル・スズキの依頼で銭形が運搬担当している「巽の慶喜」を狙うが、銭形の機転で計画は失敗。火曜日、次元に協力を求めたルパンであったが、次元は虫歯のために銃を撃つのもままならないありさま…。協力を断られたルパンは、仕方なく単独で行動を開始した。一方、銭形のもとには雑誌記者のまりやが取材に押しかけてくる。取材攻勢にあいながらもガラス乾板を届けた銭形は、マイケル・スズキが造ったテーマパーク「アクアポリス」の警備を命じられてはりきっていた。銭形の警備のもと、残る「乾の慶喜」をトラックで輸送することを知ったルパンは、輸送中にガラス乾板を盗む作戦を実行する。
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ルパンベスト10のためのレビュー

【あらすじ】
東京を舞台に、ルパンが実業家の陰謀を暴く。予知能力を持つ女性と銭形がいい感じに……。

【成分表】
笑い★★☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
ルパン三世、TVスペシャル10作目(1998)、銭形中心

【こういう人におすすめ】
「ルパン三世全部見るぞ」って人。ハラハラドキドキ系ルパン。銭形ファン必見。

【あにこれ評価(おおよそ)】
67.9点。

【個人的評価】
トップクラスに好きなルパン作品。ヒロインの可愛さと悪役の腹黒さがトップクラス。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
 まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
 その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
 ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。

 で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
 あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
 そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}

 
 ルパン作品を書き散らした結果、私はどうやら年代で言うと世紀末付近のTVスペシャルと、それ以前の映画版が好きだったらしいということが分かりました。思い返せるほか作品との違いとしては作画か。そのあたりで丁度作画が急成長したかもしれませんね。で、その直後にセル画じゃなくなって、作画の面白みが無くなって低迷したのかな。
 無垢な私は作画でアニメを観てたのか。今は作画はあまり重視してないなあ。

 これもすごく印象に残っている好きな作品。でもこの作品のとっつぁんですら、すこしかっこよすぎると感じていた。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 7
ネタバレ

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TVスペシャル第10弾(1998)

世界を股に駆けて盗みを働くルパンだが、今回の舞台は東京、お宝は徳川の埋蔵金。
虫歯で銃を撃てないガンマン(次元)と剣を盗まれた剣士(五ェ門)を相棒にどうする?ルパン?
前回、怪我でお休み(?)だった銭形警部が活躍する回でもある。
その他、いろいろ見所あり。
・中島誠之助氏「いい仕事してますねぇ」。
・とっつぁんの下の名前{netabare}「幸一」{/netabare}が登場。
・この11年後対決するコナンの後姿がOPに登場!(灰原哀は声のみ出演。)
 「ルパンvsコナン」の伏線か?(そんな訳ねぇ~だろ)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

銭形警部がメイン

ルパン作品の中でも、今回は珍しく日本が舞台。
この作品の見どころは、何といっても銭形警部にスポットが当てられたことです。
次元と五エ門は完全に脇役です。
そしてもう一つの見どころが、ゲストヒロイン役で声優を務める「林原めぐみ」の演技。
銭形警部とゲストヒロインの役所を十分楽しんでほしい作品です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3

67.6 2 1998年夏(7月~9月)アニメランキング2位
A KITE [カイト](OVA)

1998年7月25日
★★★★☆ 3.6 (126)
662人が棚に入れました
女子校生と殺人請負人、2つの顔を持つ美少女・砂羽。表と裏の世界を巧みに使い分ける大人達の淫靡な呪縛から逃れられず、泥沼の世界に生きる砂羽が唯一心を許せる存在は、同じ世界に生きる謎の少年・音不利のみであった。二人はお互いに同じ性を感じながら、惹かれ合う。ある時、砂羽は組織と決別しようとする音不利の始末を命じられ、音不利に銃口を突き付けるが…。儚いと知りながらも愛情を育むか、それとも殺し屋の掟を優先するか。やがて物語は、冷酷なクライマックスを迎える。そして、砂羽の行方は…。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

少女の3つの顔に魅了されるアダルトOVAを超えた名作

 24年9月再視聴。25年夏に「ヴァージン・パンク」なる少女ヒロインのアクションものが劇場公開されるとの発表を受け、改めて本作を見てしまいました。本作のリメイク的な意味合いが強い気がしましたので。

 50分程度の短編ですが、殺し屋の顔と女の顔、ほのかな恋愛をする少女の顔がコンパクトにまとまっており、そこを貫く復讐ものとしての出来と結末を含めて素晴らしい作品で私は名作だと思います。

 そしてヒロイン砂羽はアニメキャラの中で私がもっとも好きなキャラの1人です。砂羽にはアダルトシーンがあるものの女の顔と少女の顔のギャップが素晴らしいです。セックスのシーンと少年とのひと時のシーンの対比がいいんですよね。
 また肉体の快楽と内面との使い分けができる復讐に燃える女としての砂羽も魅力的です。配信版はアダルトシーンカットですが、アダルト版の見ごたえはありません。もちろん面白いですけど、かなり浅く感じます。

 そして結末ですね。復讐と引きかえの因果応報ととるべきなのか、極限状態での恋愛が偽物ということなのか、あるいは悲劇の示唆なのか。裏の組織の暗殺部隊の存在が示唆されますので、砂羽の死闘はこれからなのか。そういうオープンエンディングも含めて味わい深い結末になっています。

「ヴァージン・パンク」のトレイラーは驚異的な作画でした。内容も興味があります。しかしながら、「A KITE」の作品のもつ風合いとか限られたアニメ表現の中、情報量を描きたいことに集中した故の凝縮感がでるかどうかですね。
 本作は内容的にも余計なものをそぎ落としたシャープな作品です。設定もキャラも説明がほぼありません。ですが、ちゃんとキャラを読みとれます。

 以前は4.3にしていましたが、やっぱり名作ですね。音楽に関しては3→5と甘い評価になしますが、オール5にします。





21年10月レビュー

「アダルトですが、作画も内容もかなりの高水準です。」

 一応アダルトなんでしょうね。ただ、アダルトパートはほんの4、5分くらいでちゃんとストーリーになっています。

 本作で特筆すべきは作画です。アニメで人間をリアルに描いている点においては最高水準だと思います。普通のシーンは若干止め絵などで工夫していますが、バトルシーンの関節の動きとか、身体の震えとか、どういうダメージを受けて、どれくらい痛いとか、そういうのが伝わってきます。
 ヒロインのキャラデザについては淫猥でありながら可愛くて秀逸でした。

 これは低予算でアダルトアニメを作るのに慣れているから?肉体表現の蓄積があるから?それにしても1998年のこのアニメの出来は尋常ではありません。同時代ではないですが、初めて見たときは鳥肌が立ちました。

 そしてヒロインが何と言っても魅力的です。キャラデザはもちろんですが、ちゃんと普通におしゃれをして、コンビニの駄菓子を食べながら、同年代の男の子のオブリとくつろいでいます。かと思えば、大胆な性行為でちゃんと感じているところが描写されています。冷酷な殺しをすると思えば、無関係な人を巻き込んで落ち込んだりします。

 彼女のそういう描写で、彼女の内面はお仕着せの道徳では計れないということを表していました。彼女の価値観の普通からもっともダークな暗殺者までの幅の広いレンジで、そのどれもが彼女の真実である、という気がします。過去の不幸な出来事があるので、余計そう思えるのかもしれません。
 目的のためなら平気でなんでもするクールで且つ熱くてどろどろしたものという二律背反的な部分も感じ取りました。
 テーマ性は弱いですが、キャラとしてヒロインに深みがあるのでそこが注目ポイントだと思います。

 これが非常に丁寧なアニメ描写と、若干テンプレですが起承転結がある面白いストーリーでまとめられています。結末は現代風ではありませんが、それ以外の結末はないと思います。あのシーンがないとかなり凡庸になると思います。
(追記 なお伏線がありましたね。 {netabare} バスケットボールで服を汚されたシーンで、オブリは道を歩いているときは油断しているということがわかります。そして、バスケットボールが破裂したとき、ツイン三つ編み女の子は顔を手で庇いましたが驚いていませんでした。つまりあの女の子は訓練を受けているということです。後釜は見つけてあるとも言っていました。この一見意味の無い描写が実は関係してくるところがクリエーターの力量を表しています。{/netabare})


 今、配信サイトで見られるのは性描写カットのインターナショナル版になると思います。これについては、単なるアダルトアニメと括って性描写をカットしていいかといえば、ちょっと疑問符が付きます。

 ヒロインの彼女は殺し屋仲間のオブリとは2人きりになってもセックスしません。それが女子高生としての恋愛する時の顔になります。一方で雇い主というか飼い主である刑事の男とはセックスして喘ぎます。この描写が何を意味しているかを考えるからこそ深みがでると思うのですが。

 ただ性行為を完全に隠していない本当の無修正ですからやむを得ないですかね。もちろん、インターナショナル版でも十分以上に面白いと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 10
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

このクールさはフィルムノワールを感じさせる

女子高生と殺し屋、2つの顔を持つ女の子、砂羽が主人公。
始終、一貫して冷酷な展開を見せる今作は、
原作、脚本、キャラクターデザイン、絵コンテ、監督を
梅津泰臣によって手掛けられた1998年の作品。

弾が体内で破裂するような仕掛けのピストルとか、
手に千枚通しのようなものを仕掛けてたりと、なかなか面白く、
この梅津監督らしい派手なアクションにも一貫性があって楽しめた。
とにかく、見せ場が満載だったと思う。

舞台は一応日本となっているが、殺し屋たちのアジトやその近辺、
アメリカあたりのスラム街のように見える。
そんな無国籍な雰囲気が、このダークな展開を見せるストーリーに
リアリティを持たせる効果を感じた。
1998年の作品とのことだが、
フランスやアメリカ映画で流行したフィルムノワールの影響を多大に
受けていると思える展開とラストは、好みが分かれそうで、
でも僕はけっこう懐かしい気持ちで観ていたので、
こういうのもアリかなと。

もちろん、後味が良くて心から楽しめた作品は、
同じ梅津監督作品である『MezzoForte』のほうだけれど、
この『KITE』は、1940年代から1950年代にかけてのギャング映画に
よくあったような救いようのない主人公の退廃的悲壮感によって、
観終わった後しばらく虚無感に襲われるような、ズッシリとした重さがあり、
でも、それが現実的でもあるので、どこか納得してしまう。
だって、もともとインモラルな内容なんだしね(苦笑)
{netabare}
主人公の砂羽に関しては、すごく同情するし、
プラトニックな愛情をひそかに育んでいた音不利が始末されるのは、
砂羽をさらに孤独と奈落の底に叩き落すであろうことは
わかりきっているのだが、音不利にとっては、ある意味解放とも
受け取れるのではないかなと思ったりした。
そして、銃声の後に落とした買い物袋からキャットフード缶が転がる、
という、間接的な見せ方が秀逸だった。

砂羽がいつも身に着けているピアスにいち早く気づいて綺麗と言い
ピアスをしていない日の砂羽を無言でなぐさめた音不利と、
「あんなもの片方あればいいじゃないか」と実際は踏み潰していた赤井
との対比も、砂羽の心が音不利に急速に傾いていった気持ちが
わかりやすく描かれていて、なかなか良かった。

それだけに、2人で手を取り合って幸せに・・というラストを
予感したいところだったが、ダークに統一された展開を全うして
赤井が言っていた「代わりの新しい殺し屋」を最後に登場させ、
もしかしたら続編に繋げようとした?のかもしれない。

そしてこの物語は何よりも砂羽の復讐劇。

復讐するためにあえて、犯人である人間の意のままになり、
殺し屋となって殺しの手ほどきを受ける・・っていう彼女の
深い執念と哀しみは、何度か生々しく描かれる性描写以上に、
観終えたあとのほうが強く伝わってくる。
そして観るものにその想いを強くさせるには、ハッピーエンドじゃなく
彼女が孤立無援にならないといけなかったよなと。
観終えてしばらく経った今でも僕はそう感じている。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 35

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最後が少し気になったが、それ以外は期待通り。古いからと言って舐めてはいけません。秀作です。

梅津泰臣が初めて監督として製作された作品です。
個人的にはMEZZO FORTEの方が好きですが、この作品も十分楽しめます。というか、普通にそこらの最近放送されてるアニメよりよっぽど面白いです!

MEZZO FORTEのレビューでも書きましたが、最近のアニメしか見ていない人程、見てもらいたい作品ですね。

この作品もまたR指定なんですが、偏見で見る前からこの作品を断念することはやめてもらいたい。エロシーンは実に生々しいものの、逆に最近の新しいアニメばかり見ている者から見たら斬新でもあります。

MEZZO FORTEより少し暗い雰囲気を醸し出している今作品はかなり刺激の強いアニメになっていますが、その刺激が良い。

前述したその二要素、生々しさと刺激。これらは昔の作品だからこそ感じられるものだと思います。
最近のアニメはあまりにも美化されすぎている。

この作品は(MEZZO FORTEも含む)アニメ本来の面白さ、刺激、感動を与えてくれます。非現実的な設定やストーリー展開ながらも視聴者にスッと入り込む世界観。
こういうアニメは最近ないんじゃないかな~。


ここからは物語の話を・・・
冒頭に書いたように個人的にはMEZZO FORTEの方が好きです。なんといっても後味がね・・・・
果たして、最後のシーンは必要だったのか?主人公を不幸に陥れる、この方法をとった場合作品がハッピーエンドで終わるのどどういった違いが得られるのか。ここがポイントでしょうね。
私が思うに最後、音不利(本当に変な名前だと思うw)が死ぬことで得られるポイントは二つ。サプライズと一貫性です。
一貫性とは、まぁつまり本編が最初からずーっと暗い話で続いているから最後まで暗くする、ということです。要は物語を全体として安定させることが出来ます。
それから、サプライズ。視聴者に幸せの予感をさせながら、最後のその期待を裏切るというものですね。この点に置いては、正直MEZZO FORTEの方が一枚上だと思いますが。
こう書いていると、最後に音不利が死ぬ必要があったのか本当に判らないですね。
それとも赤井が言っていた代わりの殺し屋の伏線を回収する為だけに音不利は殺されたのでしょうかw
ここはもう一度見直さなければいけないですね。

見直すと言えば、主役である砂羽と赤井がMEZZO FORTEに出ているとのことなので、もう一度MEZZO FORTEを見ようと思っています。

今作品はMEZZO FORTEと同じくストーリーもさることながらアクションも素晴らしく、1時間を費やすには十分価値に値する作品です。
未視聴の方は是非、見てもらいたいですね。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 14

計測不能 3 1998年夏(7月~9月)アニメランキング3位
エルフ版下級生 あなただけを見つめて…(OVA)

1998年9月3日
★★★★☆ 3.1 (7)
45人が棚に入れました
主人公の長瀬トオルと、ヒロインの結城瑞穂と神山みこを中心に話が展開していき、南里愛、佐竹晴彦などの面々が話に加わっていく。主人公が寮を追い出されるというOVA版独自の設定があるが、卯月学園、指切り神社、ガーデンプール、世界一公園、ボウリング場、喫茶店土下座、フラワーショップカトレアなどの舞台設定は、ゲーム原作にほぼ忠実である。『エルフ版 下級生~あなただけを見つめて~』というタイトルで、ピンクパイナップルから発売。全4話で構成されており、第4話は一般版と15禁版の2種類が存在する。なお、タイトルに「エルフ版」と付いているのは、これに先んじて1995年にピンクパイナップルが(OVA版『同級生』のヒットに便乗する形で)「下級生」のタイトルを付けたOVAシリーズを独自に製作・販売していた為。ちなみにその内容は、本作とはキャラクターや舞台設定も全く異なる、無関係なものであった。

計測不能 3 1998年夏(7月~9月)アニメランキング3位
同級生2 テレビ編集版(OVA)

1998年7月2日
★★★★☆ 3.5 (9)
41人が棚に入れました
98年7月~8月、「同級生2」のR指定部分を除いた編集版が第一章~九章まで、9週にわたって放映。

おその さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

エルフ全盛期のもはや化石アニメ

テレビ用に全年齢対象に再編集した全9話

正直つまんない

ヒロイン全員をいい感じに落としつつ(?)結局はメインヒロインルートで終る

アマガミみたいに一人につき1ストーリーで行けばそこそこ面白いかも知れないのに

てか、エルフってまだあったのね。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9

計測不能 3 1998年夏(7月~9月)アニメランキング3位
超機動伝説ダイナギガ (OVA)

1998年7月15日
★★★★☆ 3.1 (6)
22人が棚に入れました
バラエティ番組のコーナー企画から生まれたOVA。OPの完成度の高さと、地に足の着いたロボット描写が特徴の作品となっている。 北海道の原野にある、たった15日でロボット免許が取れるというニコニコロボット教習所。設備は豪華で全寮制、おまけに費用は教習所負担で自分専用のロボットが支給されるという致せり尽くせりの施設である。だが、この教習所には別の目的があった。それは、巨大ロボ・ダイナギガを操縦する適応者を集めることだった。休みを利用して免許を取得しに来た遠野ひかりは、その適性を教官の陸奥に見込まれて鍛えられる。そんなある日、謎の巨大ロボが襲来。ひかりは、地下に隠されたダイナギガに乗り込んで戦うことに。

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ハッピーゴーラッキー

天は自ら助くる者を助く


これ面白いですね、ロボットものかなーと侮っていたら痛い目見ます。
教習所でロボット操縦免許取れますってなキャッチフレーズで、「ダイガード」を思わせる社会派ロボットアニメでした。
ちょっとオツムの足りない可愛いだけが取り柄の女の子が主人公というのも発想の勝利です。
結構現実的な終わり方してて、救いが無かったのも逆に評価したい点です。

本編も2話しかないので見やすいのですが、是非OPは一見していただきたいですね!
松本憲生さん、鈴木博文さん、吉成曜さん、大久保宏さん、伊東伸高さん、小野学さんもいたなぁ、錚々たるテロ力です。
特に憲生さんが繰り出すサビの一連の芝居は激旨で、まぁ見る機会があまりない作品だとは思いますが、見れる機会があればお楽しみください。

遠野ひかり役の麻績村まゆ子は逸材ですね。
キンキンボイスで叫び声なんかは耳を潰しに来てるとしか思えませんでした。
決して悪い意味じゃなくて、底抜けに明るいひかりの役に本当にぴったりな声で、めっちゃ良かったと思います。
ジャリズムってお笑い芸人が声優に起用されてて疑問に思ってたのですが、本作ってバラエティ番組の中で放送されたアニメなんですね。
要は「天才ビットくん」で流れてた「魔法少女隊アルス」のような。
このことは後になってから知りましたが、なるほどそんな経緯があったのですね。

映像が良いのもありますが曲だって負けてません。
「忍空」のOPで有名になった鈴木結女さんがOP「予定調和の毎日」を歌っています。
EDはひかるが歌ってます。

ひかるのようなアホの娘は、ただただ甘やかして育てたい派です。
ただただ世界の綺麗な所だけを見せて育てたい。
実際そうやって育てられたのでしょうね、ひかるを見ているとこっちまで朗らかな気持ちになります。


短いながらもどことなく百合っぽい描写もあって、忘れられない一作ですね。
場末のラーメン屋くらい存在感の危ういマイナー作品なんですけど、思わぬ美味しさといった感じで、良い出会いを果たしました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3

夢咲ヒロ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

酷い……

このアニメはロボット操縦を習う学校の落ちこぼれが作中最強ロボに乗って宇宙から来た怪獣と戦う……要は劣化版「トップをねらえ!」ですわ。お姉様とかはないにしろ。
まずキャラがウザ過ぎる。
見るの辞めようかと思ったくらい酷かった。
それを助長するかのように声優の演技が酷い。
棒読みとかを通り越してただただウザい。
本気でウザい。
棒読みアニメとして知られる「赤ずきんチャチャ」でももう少しマシだ。
更に作画が酷いのはまた許せるとして、物語もなっちゃいない。
あんなの1巻分で終わらせられる内容なのに何故2倍にしたんだと突っ込みたいところ。
いやほんと酷い。
同じロボットものでもガンダムSEEDDESTINYのほうがマシ。(種死も十分酷い前提で)
更に機体もエステバリスがずんぐりむっくりになったみたいな感じだし、ダイナギガも特別なロボのはずなのに特別感が皆無。
主人公も操縦がど下手の筈なのに急にそれなりに上手くなっちゃってるし、努力描写がないと共感できないという事がこれからよく分かった。
見なけりゃ良かったとは思わないが、見なくても損しないアニメ。
唯一褒める点があるとすれば無駄に完成度の高いオープニング。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2

計測不能 3 1998年夏(7月~9月)アニメランキング3位
電脳戦隊ヴギィ'ズ☆エンジェル外伝 進め!スーパー★エンジェルス!(OVA)

1998年8月21日
★★★★★ 4.6 (2)
19人が棚に入れました
 J.C.STAFFとFRONTLINEにより作られたアクションOVA『電脳戦隊ヴギィ’ズ・エンジェル』。サイボーグ美少女たちが活躍する同作から生まれたギャグOVA(全2巻)がこの『外伝』で、本家OVAと前後して発売されたCDドラマ編をベースとする内容。 地球を脅かす巨敵SPACE EMIGRANTに対抗するため結成された5人のサイボーグ美少女チーム「ヴギィ’ズ・エンジェル」だが、彼女たちの拠点であるアクアベースで行われた新兵器実験の失敗のため、施設内すべての人々が二頭身体型に変わってしまう。もちろんエンジェルスの面々も例外ではない。もとの身体に戻るには機械の修理が必要……でもそれにはお金がかかる、ということでエンジェルスたちはアルバイトを始めるが。 本作のEDは「ヴギィ'ズ・エンジェル」新人オーディションで選ばれたペアユニットのスマイルキッチンが歌っている。本作の第2巻にはそのオーディションの様子も収録された。

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アドリブ神、子安 武人降臨

本編スタート前にキャスト全員で
タイトル「進め!スーパーエンジェルス!」と言うのですが
子安さんがやってくれますwww
思わず爆笑www

投稿 : 2025/02/01
♥ : 0

計測不能 3 1998年夏(7月~9月)アニメランキング3位
BAD BOYS5(OVA)

1998年8月9日
★★★★☆ 3.5 (3)
17人が棚に入れました
大人気漫画家・田中宏の代表作である青春暴走族コミック『BAD BOYS』のOVA版。そのシリーズ第五弾。 チーム「極楽蝶」の第八代目ヘッドとなった桐木司。彼はライバルチームのビイスト、廣島NightSとの勢力バランスを固め、広島の暴走族を三軍で治めていた。だが司の前に、小島田真二という若者が登場。真二は、司の実家=実業家の桐木家が原因となった金銭トラブルゆえ両親を自殺に追い込まれた悲惨な過去があった。桐木家への深い怨みから、司そして彼の仲間である極楽蝶のメンバーたちに狂気の復讐を始めた真二。司は真二への罪悪感、そして相手の狂気への恐怖から反撃する術を失ってしまう。だがそんな真二の魔手が、本来、何の罪もない桐木家の家政婦・お春にまで及んだ時、司は……! 原作終了の2年後に刊行されたOVA。原作の中でも秀作エピソードとして評価の高い「小田島タイマン編」の映像化である。

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

ヤンキーのしあがり系

広島ヤンキー漫画のアニメ化。暴走族の仲間の青春や抗争が中心で、この時代のやんちゃが熱い時代の作品。
OVA5作で評価もトータル評価。

富豪の主人公が不良になって、暴走族のリーダーになり、暴走族チームのトップになっていく。
最近アニメでなく、映画ドラマ等実写になってる事より、当時視聴していた世代の年齢が高くなった為かなぁと思う所が強い。

やんちゃ物が時代と共に錆びれたが、当時はそれなりに人気あった作品の一つ。

100点中50点

投稿 : 2025/02/01
♥ : 0

計測不能 3 1998年夏(7月~9月)アニメランキング3位
ペンダントII/想い出づくり(OVA)

1998年6月25日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 3 1998年夏(7月~9月)アニメランキング3位
きょうしつはおばけがいっぱい(OVA)

1998年7月21日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
1992年にあかね書房から刊行された同題の児童読み物(作者:さとうまきこ/原ゆたか)を原作とする約20分のOVA。学校のこどもまつりで一番の人気を集めているのはおばけやしきだ。元気な男の子のだいくんは「おばけなんて本当はいないんだぜ!」と威勢よくおばけやしきに挑戦。しかし、だいくんがいくら歩いて進んでも真っ暗な道がえんえんと続くばかりだ。さらにそこへ現われたのは本物のおばけたち……。もとの世界に戻れないだいくんはパニックに陥ってしまうが。本作の実制作はグループ・タックによるもの。本作の監督は後に『黒執事』第1作も手がける篠原俊哉が担当。同監督は本作の姉妹編ともいえる、同じ原作者のOVA『ぼくはゆうしゃだぞ』にも参加した。
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