1996年度に放送されたアニメ映画一覧 52

あにこれの全ユーザーが1996年度に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月28日の時点で一番の1996年度に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

×

絞り込み

年代別アニメ一覧

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
それいけ!アンパンマン 空とぶ絵本とガラスの靴(アニメ映画)

1996年7月13日
★★★★★ 4.3 (2)
24人が棚に入れました
映画「アンパンマン」の第8弾で、やなせたかし記念館・アンパンマン・ミュージアムのオープン記念作品。声の出演は戸田恵子他、ゲストに女優の吉野公佳を迎える。『シンデレラ』の大事な靴が一足ずつ別々の場所に別れてしまい、おとぎの国は大混乱の事態に。アンパンマンやメロンパンナたちは『シンデレラ』の絵本の中に入り、みんなを救いに出かける。しかし、ばいきんまんとドキンちゃんも絵本の世界へと足を踏み入れてしまい…。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
ご近所物語(アニメ映画)

1996年3月2日
★★★★★ 4.2 (2)
21人が棚に入れました
少女漫画誌『りぼん』に連載されていた矢沢あいの人気コミックをアニメ化。本作は「96春東映アニメフェア」に出品された劇場版。 幸田実果子は矢澤芸術学院服飾デザイン科に通う女の子。マンションの隣の部屋に住む幼なじみの山口ツトムが前々から気になるものの、素直になれないまま現在も同じ学校に通っている。ある日、2人の共通の友人である勇介から、ツトムの本命は自分だと聞かされた実果子。ツトムのことが気になって仕方がないが、当のツトムは人気バンドのボーカルに似ていることから女の子たちにちやほやされまくり。面白くない実果子は、ツトムとケンカをしてしまう。翌日、ツトムに謝ろうとした実果子だが、彼の姿は見つからない。そのとき、屋上から実果子をモデルにした巨大アドバルーンが空に舞い上がり……。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
ペンギンに気をつけろ!(アニメ映画)

1996年9月14日
★★★★★ 4.3 (6)
18人が棚に入れました
発明家で少し抜けてる英国紳士ウォレスとしっかり者の愛犬グルミットが主人公の大人気クレイ・アニメーションの第2弾にしてシリーズ屈指の完成度を誇る傑作スペクタクル・サスペンス・コメディ。 今日はグルミットの誕生日。ご主人のウォレスがかわいい相棒のために用意したプレゼントはなんとNASA製の“テクノズボン"! かなり奇天烈な贈り物だけど、なかなかどうして垂直の壁も登れるけっこうな優れもの。でもおかげで家計は火の車。仕方なくウォレスは空いている部屋を貸しに出し、ほどなく、かわいいペンギンくんが下宿することに。しかし、このペンギンくんことマグロウ、実は大変なお尋ね者で(仕事のときは“トサカ"を被ってニワトリに変装するのが爆笑)、とんでもない企みを練っている最中だった。そうとは知らないウォレスはよく気の利く下宿人にすっかりゴキゲン、一方、部屋を横取りされ、すっかり居場所をなくしたグルミットは家出を決意するのだった……。 とにかく、キャラクターの造形、ストーリー、演出、ディテールの作り込みといった様々な映画の要素が高水準で融合したまさに傑作。一見、かわいいマグロウがウォレスに取り入りグルミットを徐々に追い詰めていくあたり、とてもクレイ・アニメとは思えない高度な心理劇が展開される。そして、あまりにも有名なクライマックスの列車追跡シーンではキートン作品にも負けないスピード感と迫力を堪能させてくれる。それにしても、驚くのは目玉とおでこ(?)以外ほとんど動くパーツを持たないグルミットの顔が、なんと表情豊かなことか! ほんの僅かな動きだけであらゆる内面心理をみごと表現してしまう職人ニック・パークの何たる神業! とにかく、この職人気質でフレーム内の全てのものに徹底したこだわりが貫かれていて、“お遊び"的な部分も含め、2回、3回観ても必ず新たな発見をしてしまうハズである。逆に言うと、本作をたった1回観たきりで終りにしてしまうのはあまりにも勿体無いとしか言いようがない。

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

イギリスのペンギン (ウォレスとグルミット)

今や「羊のショーン」でおなじみの、アードマン・アニメーションズのクレイアニメ。
1994年アカデミー賞短編アニメーション部門最優秀賞受賞

発明家ウォレスとビーグル犬グルミットの家の貸し間に越してきた、ちんまりとしたひとり(?)身のペンギンの下宿人。

こいつが、つぶらな瞳で実は指名手配の大悪党。これに気づいたグルミット、飼い主ウォレスに伝えようとするも、悪賢く立ち回るペンギンは一枚も二枚も上手でウォレスを丸め込み、あまつさえ彼の身体を利用しての大事を企んでいた。

ウォレスとの絆を取り戻し、ペンギンの悪事を白実のもとに晒せるのか…?!
名犬グルミットの倍返し(←もう古いのコレ?)を見守る、手に汗握る展開ですよ!

クライマックスでオモチャの汽車レーンを組みまくる逃走追跡シーンの熱さは、必見!!
巧いなぁーと唸らせられつつ大笑いさせられるユーモラスなジェスチャーてんこ盛りです。


日本語吹き替えのウォレスは萩本欽一。
吹き替えが無くても愉しめる勢いと、かなりの低年齢層から愉しめる動きの楽しさがありつつ、大人にも満足感を与えてくれる密度も蓄えていると思えます。

アードマン・アニメーションのニック・パーク監督作品て、オタクっぽくて内向的な恥じらいが感じられますね。なんか…かわいいよね。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ウォレスとグルミットシリーズの中で一番好きな作品

この作品は、非常に人気の高いクレイアニメ
「ウォレスとグルミット」シリーズの一つである。
今作は、他のシリーズと比べてサスペンス色が高いのが
大きな特徴となっている。

おおまなかあらすじとしてはこんな感じ。
お金が必要になったウォレスは家に下宿人を
迎えることにした。採用されたのは1羽のペンギン。
ペンギンの、つぶらな瞳と気の利く素振りに感心した
ウォレスは、ペンギンに夢中になっていた。

居場所がなくなったと感じたグルミットは、家出を決意する。
だが、そのペンギンがウォレスの発明品
“テクノ・ズボン”を利用して、ウォレスに高価な
ダイヤモンドを盗ませようとしているところを
目撃してしまう。

全体を通した感想としては、かなり脚本が練られている
作品だなと感じた。キャラクターの動かし方が自然だなーと
感心する程、クオリティが素晴らしいのは勿論のこと、笑いを
挿入するタイミングも上手いので、自然と笑顔になるのも高評価。
30分と比較的短いながらもテンポが良いので、見ていて飽きない。

劇中でのウォレスの楽天家ぶりは、相当なものでグルミットを
困らせているだけなのではと思う方もいるかもしれないが、
それが彼の愛情表現なので、そこはある程度目をつぶってやって欲しい。
今作では、自分の発明した機械以外でも、色々と振り回されていた
印象を受けるが、持ち前の楽天家気質で乗り切っている。流石だ。
私だったら、外に出た時点で目が覚めるのだが。私自身は、
こういった体質を持ち合わせていないので羨ましい限りだ。

いやー、それにしてもグルミットは本当にしっかりしている。
言葉は話さないという設定だが、とても賢い上に技術力も高い。
ぶっちゃけ、あそこまで出来るのなら、言葉もいずれ話せるように
なるのでは?と思う方がいるかもしれないが、それが実現することは
ないような気がする。ウォレスの立場がなくなっちゃうからね。
いずれにせよ、こういった友達と巡り合いたいものだ。

終盤における列車での追跡シーンは非常に見ごたえのある作り
になっていた。グルミットが機転を利かせて、オモチャの
汽車レーンを即座に組んでいくのだ。しかも、かなり正確で速い。
障害物を物ともしない。その最中でも笑いをさりげなく
入れてくれるのでとても楽しめた。シリーズ屈指の
名場面として有名だと言われる理由がやっと理解できたような気がする。

もう一度見たいと素直に思える程、素晴らしいアニメだと感じた。
個人的には間違いなく良作だと思う。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
ウルトラマン カンパニー(アニメ映画)

1996年3月9日
★★★★☆ 3.7 (3)
18人が棚に入れました
SD化されたウルトラマンや怪獣たちが展開するドタバタギャグアニメ。なんでも屋・ウルトラマンカンパニーで働く、ウルトラマンや怪獣たちの珍道中を描く。 ウルトラマンカンパニーはデパートに展示されていたモヤモヤ像の警備を依頼される。しかし、像は何者かに盗み出されてしまった。カンパニーの社長・セブンは、像の持ち主・ギャンと4日中に取り戻すことを約束。しかし、モヤモヤ像を盗み出した張本人はギャンだったことが発覚する。さらに、その像は偽物であった。本物はギャンの兄・ヤンゴ博士のいるペロペロ島にあったのだ。真相を知ったカンパニー一行は、さっそく島へ向かった。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
X(アニメ映画)

1996年8月3日
★★★★☆ 3.5 (2)
18人が棚に入れました
世紀末の地球を舞台に“天の龍"と“地の龍"の能力者たちが戦いを繰り広げる物語。原作は『魔法騎士レイアース』、『カードキャプターさくら』など次々とヒット作を世に送り出しているCLAMP。監督はりんたろう、制作はマッドハウス。小学生のときに転校し、東京を離れていた神威が6年ぶりに戻ってきた。彼は絶対的な力を持っており、地球の運命を握っている人物だった。神威のもとに次々と能力者が集まり、彼を味方に引き入れようと企てるのだが…。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
それいけ!アンパンマン ばいきんまんと3ばいパンチ(アニメ映画)

1996年7月13日
★★★★★ 5.0 (1)
17人が棚に入れました
やなせたかし原作によるアンパンマン・ムービー「空飛ぶ絵本とガラスの靴」の同時上映作品。正義のヒーロー・アンパンマンに、ばいきんトリオが立ち向かう物語。ある日、ばいきんまんのもとに、宇宙からアカキンマンとアオキンマンがやってきた。彼らはばいきんまんにそっくりの姿をしており、3人は意気投合してばいきんトリオを結成する。普段はアンパンマンにすぐにやられてしまうばいきんまんだが、はたして勝利を手にすることができるのだろうか。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
賢治のトランク 猫の事務所(アニメ映画)

1996年8月24日
★★★★☆ 3.5 (6)
16人が棚に入れました
長編オムニバス映画『賢治のトランク』に挿入される短編アニメの1本で、本作の上映時間は約22分。宮沢賢治の童話「猫の事務所」をアニメ化したもので、同僚の理不尽ないじめにあいながらも、賢明に仕事を続けていく「かま猫」の姿を描く。劇場映画『ドラえもん のび太の恐竜』『怪物くん 怪物ランドへの招待』ほかの監督を担当し、児童向けアニメ作品に関わってきた福冨 博が監督を担当。キャラクターデザインは、福冨の下で作画監督等を務めてきた本田敏行が担当し、独特の愛嬌のある猫たちを描いている。主人公のかま猫は、ピカチュウ、チョッパーなど、動物役を演じることも多い大谷育江が担当。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
あずきちゃん ホワイト・バレンタイン 恋のチャンスがやってきた!!(アニメ映画)

1995年12月23日
★★★★☆ 4.0 (2)
15人が棚に入れました
あずきちゃんの恋の騒動を描いた短編アニメ映画。原作は秋本康と木村千歌。小学5年生の女の子、野山あずさのあだ名は“あずきちゃん"。彼女は転校生の勇之助に片思い中。バレンタインデーに彼に手作りのチョコレートを渡そうと決意するが、勇之助はスキー旅行に出かけてしまうという。しかし、あずきの弟・だいずも勇之助と一緒に旅行へ行くことが判明。旅行当日にだいずを迎えに来るという勇之助に、あずきはチョコレートを渡そうとするが…。

声優・キャラクター
ゆかな、宮崎一成、佐久間レイ、松本梨香、川田妙子、皆口裕子、安井邦彦、小桜エツコ、真殿光昭、津久井教生、鈴木晶子、園部啓一、東さおり

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
バルト(アニメ映画)

1996年8月1日
★★★★★ 4.2 (3)
14人が棚に入れました
有名な犬ゾリレースのルーツであり、アメリカでは今も語り継がれる感動の実話をもとにしたS・スピルバーグ制作総指揮によるアニメーション。1925年のアラスカ州南部の小さな町ノームで、町の子供たちの命を守るために薬を載せたソリを引き、1000キロにも及ぶアラスカの雪の原野を駆け抜けた犬、バルト。物語はバルトが厳しい自然と戦い、知恵と勇気を振り絞り、死のアドベンチャーにすべてを賭ける姿を感動的に描いてゆく。きめ細やかな映像で描かれるアラスカの大自然、実話をもとにした躍動感溢れる物語等の見所はあるが、アメリカのアニメだけあっていかんせん子供向けといった感は拭い去れない。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
ファウスト(アニメ映画)

1996年8月1日
★★★★☆ 4.0 (2)
14人が棚に入れました
世界的に有名な人形アニメーター、ヤン・シュヴァンクマイエルによる、実写と人形アニメを合成したダーク・ファンタジー。有名な『ファウスト』を、独自の映像と解釈で描く。人生に目的ももたずにのほほんと生きてきた男が、ふとした偶然により悪魔の罠にはまってゆく……。コマ撮り、粘土細工、ドローイングなどの、すばらしいアニメーション技術と、実写映像との独創的な組み合わせにより、グロテスクかつ耽美な世界を完成させている。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
ジャイアント・ピーチ(アニメ映画)

1996年12月1日
★★★★★ 5.0 (2)
14人が棚に入れました
両親を亡くした後、二人の叔母にこき使われていた9才のジェームズ。彼は老人からもらった不思議な袋で、巨大な桃を出現させた。ジェームズは小さくなって桃に乗り込み、虫たちとニューヨークを目指して旅に出る……。「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」に続きT・バートンがH・セリックと再び組んで制作した人形アニメーション映画。どこを切ってもT・バートンという感じで、その奇抜な発想と表現には、ファンにはたまらないものがある。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
はむこ参る!(アニメ映画)

1996年6月29日
★★★★☆ 3.8 (4)
13人が棚に入れました
 ティーン層からも強い支持を得ている少年忍者アニメ『忍たま乱太郎』の原作者・尼子騒兵衛による義賊の少女を主人公にした約20分のアクションギャグアニメ映画。劇場版『忍たま乱太郎』を中心とする「松竹アニメ映画大会」全3作品の一本として公開された。その名前から“はむこ”と呼ばれる元気な少女・宇因奈公子。正義感あふれるはむこは相次ぐ珍獣の窃盗事件を調査していくうちに、なんと自分自身が珍獣と間違われて誘拐されそうになる。だがこれを機にはむこは、事件の首謀者が絶滅動物救出協会会長の腹黒悪三だと見定めるのだった。腹黒の目的は盗んだ動物たちを剥製にすることが目的らしい。敵のアジトに潜入したはむこだが……。本作の実制作はマルチボックスが担当。監督はTVアニメ『ご姉弟物語』や『あたしンち』のやすみ哲夫によるもの。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
劇場版 ハーメルンのバイオリン弾き(アニメ映画)

1996年4月20日
★★★★☆ 4.0 (2)
13人が棚に入れました
渡辺道明原作による人気コミックの劇場作品。楽器を武器にして魔族のモンスターたちと戦う、ハーメルとその仲間たちの物語。北の都へ向かって旅を続けるハーメルたちは、魔族によって卑劣な攻撃を受けた小国を訪れた。そこでハーメルは、悲しみにうちひしがれる国王と王妃に出会う。娘のベルリラ姫が魔族にさらわれてしまったというのだ。姫の救出を頼まれたハーメルは、仲間と共に敵の城に潜入し、ボスのメデューサーに立ち向かう。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
賢治のトランク 双子の星(アニメ映画)

1996年8月24日
★★★★★ 4.1 (5)
12人が棚に入れました
長編オムニバス映画『賢治のトランク』に挿入される短編アニメの1本で、本作の上映時間は約26分。宮沢賢治の童話「双子の星」を原作としたアニメで、天の川の西の岸に住む、ふたごのお星さま「チュンセ童子」「ポウセ童子」が巡り会う、様々な出会いや事件を描く。監督は宮沢賢治の童話を原作としたアニメ『グスコーブドリの伝記』を監督している中村隆太郎が担当。主人公の2人はチュンセ童子を橋本ありす、ボウゼ童子を佐々木未来がそれぞれ好演している。
ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

星めぐりの中の輝く願い星

【私しか棚に入れてないシリーズ第7弾】

双子の星だけに宮沢賢治の星めぐりのうたが流れる
この曲結構好き。落ち着く。

他の作品と比べると一番
色合いがベビーカラーで癒されたな☆

まるでキキララみたいだけど別物

星座の話懐かしい感じがする
こうゆうの
どこでみたんだっけ

星めぐりってそうゆうことだったんだ。

{netabare}
ふたご座どんなにいい子たちなんだ!
サソリ、赤い涙なんて
自分のことばかりで悲しいよね
王様喜ぶとか
私も喜ぶわ!
もうケンカはしないでね!!本当にね!
{/netabare}
いい話だった!!星って願いだもんね。


ジュエルペットてぃんくるを短くしたらこんな感じw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
チーズ・ホリデー(アニメ映画)

1996年9月14日
★★★★★ 4.1 (4)
11人が棚に入れました
イギリス特有のシニカルなユーモアとその可愛さから、いまや日本を含めて世界中で愛される人気キャラクターとなった“ウォレスとグルミット"。そのクレイ・アニメーションの記念すべき第1作。 発明家の英国紳士ウォレスとその忠実(?)なる愛犬グルミット。二人は大事なホリデーを前に行き先を思案中。ひと息入れようとお茶とクラッカーを用意するウォレスだったが、大好物のチーズを切らしていたことに気づき、どうせ旅行に行くならチーズのおいしいところへ行こうと思いつく。そして、ふと見上げた窓の先には美味しそうに輝くお月様。さっそく、相棒のグルミットとともに宇宙船を作り、いざ月へ向けて旅立つのだった……。 とにかく変質的とも思える細部への徹底したこだわりが感動的。CG全盛の時代となった現在観ると、この手作り感はそれだけで一服の清涼剤といえるが、その気の遠くなるような作業をやり遂げたニック・パークという男はかなりのクセ者だ。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
時空冒険 ぬうまもんじゃ〜(アニメ映画)

1996年7月31日
★★★★☆ 3.9 (2)
10人が棚に入れました
1996年7月31日に、Vジャンプフェスティバル'96にてアニメ化されて上映された。

『月刊Vジャンプ』で連載されていた漫画『時空冒険ヌウマモンジャー』をベースとしたギャグアニメ作品。

なお、劇中冒頭のタイトル表示は漫画と同じくカタカナで『時空冒険ヌウマモンジャー』だが、Production I.Gによる作品名表記はひらがなで『時空冒険 ぬうまもんじゃ〜』となっている。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
PiPi とべないホタル(アニメ映画)

1996年3月23日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
絵本作家・小沢昭巳の『とべないホタル』を原作にした劇場用長編アニメーション作品。生まれつき羽がちぢれていることで飛べないホタルのピピが、他のホタルから仲間外れにされていたが、あることをきっかけに仲間たちと打ち解けていく姿を描いていく。ピピの抱える悲しみを、他のホタルたちが理解する優しさが伝わる内容だ。本作は松山ケンイチの映画初主演作『ウイニング・パス』の中田新一が監督し、松任谷由実が主題歌を担当。さらに藤田淑子や松本保典、山口勝平、岩田光央など、豪華な声優陣が参加している。なお、本作は1996年にヒューストン国際映画祭の金賞を受賞している。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
バッドばつ丸のオレのポチは世界一(アニメ映画)

1996年1月13日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
サンリオの人気キャラクターであるバッドばつ丸が初めて劇場に進出した主演アニメ映画。1996年1月13日公開の「サンリオアニメフェスティバル」の中の一作品として制作された約15分の短編。 ばつ丸はいたずら好きであまのじゃくの男の子。今日はばつ丸の住むゴージャスタウンでペットの美容と健康を競うNo.1コンテストが開催される。これを知ったばつ丸はペットであるワニのポチを無理やり参加させて優勝を狙うが、当の能天気なポチは競技で次々と失敗してしまう。ライバルの女の子・伊集院パンダバとそのペット・ダバに負けた失意のばつ丸はポチに八つ当たり。これが原因でポチは家出するが、品行方正な男子グッドはな丸の説得を受けたばつ丸は考えを改めて……。 本作の演出は後の「コードギアス」シリーズにも携わる村田和也が担当。脚本はベテランの寺田憲史が務めた。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
APO APOワールド ジャイアント馬場90分一本勝負(アニメ映画)

1996年6月15日
★★★★☆ 4.0 (3)
9人が棚に入れました
伝説のプロレスラー、ジャイアント馬場を主人公にしたギャグアニメ。ジャンボ鶴田、ラッシャー木村を始め、全日本プロレス所属のレスラーが実名で登場している。アメリカ・マット界の王者、キングマルチノが、極悪覆面レスラードワルスキー軍団に敗北を喫した。やがて、ジャイアント馬場ら、日本のプロレスラーもドワルスキー軍団に襲われ、その被害はファンや馬場の愛犬にまで及ぶ。遂に怒りを爆発させた馬場は、ドワルスキー軍団との全面対決を誓う。なお、ジャイアント馬場は山寺宏一が好演。その他、モト子夫人役の水谷優子、ラッシャー木村役の千葉繁、永源 遙役の茶風林など、豪華な声優陣が参加している。なお徳光アナウンサー役は、徳光和夫本人が演じている。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
けろけろけろっぴのびっくり!おばけやしき(アニメ映画)

1996年1月13日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
1987年にデビューしたサンリオの看板キャラクターであるけろけろけろっぴの主演アニメ映画。約30分の本作は1996年1月13日からの「サンリオアニメフェスティバル」の中の一作品として公開された。 けろっぴは元気いっぱいで冒険好きの男の子。そんな彼にのんびり屋のいとこのけろっぺから手紙が届く。その内容は、けろっぺの近所の屋敷におばけが出るというものだ。これを聞いたけろっぴはおばけの正体を暴こうと夜中におばけ屋敷へ乗り込んでいく。だがそこにいたおばけの正体はけろっぺの家の使用人フローラ。彼女はかつて住んでいたこの屋敷へ両親の形見の写真を探しに来ていたのだ。事件が片付いたとけろっぴが安心するのもつかの間、そこに泥棒が現われ……。 本作の監督は「けろっぴ」シリーズだけでなく多くのサンリオアニメを手がけている波多正美が務めた。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
エンジェルがとんだ日(アニメ映画)

1996年7月27日
★★★★☆ 4.0 (2)
8人が棚に入れました
知的障害者の長女ミキと、健常者の次女ユウの2人の子供を授かった母ヒサコが、差別と戦いながらも3人で日々成長していく姿を描く。監督・脚本を担当した山田火砂子自身の体験談をアニメ化した、80分の長編アニメーション。山田の現代ぷろだくしょんは、白血病の少女の人生を綴った『ママ、ごめんね―あっこちゃんの日記』や、『はだしのゲン』ほかの教育的な作品を多数送り出している会社。本作は、中途で資金難のために制作が中断するも、寄付金を得て完成したという経緯を持つ。アニメーション制作はイージーフィルムが担当。声優はヒサコ役に市原悦子、ミキ役に坂本千夏のほか、千葉繁、内海桂子と、実力派&大御所が揃っている。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
アメリカン・ポップ(アニメ映画)

1996年1月20日
★★★★★ 4.5 (2)
8人が棚に入れました
『アメリカン・ポップ』(American Pop)は、ラルフ・バクシが監督し、1981年に北米で公開されたアニメ映画(日本公開は1996年)。4世代にも亘るユダヤ系アメリカ人家族の人生を通じて、20世紀のアメリカの音楽史を辿る物語となっている。この作品で特徴的なのは実写映像の取り込みによるロトスコープ・アニメーションでの作画であり、登場人物が非常に生き生きと描かれている点である。それだけでなく実写映像やその他の実験的なコンピュータ映像も織り交ぜており、全体を通して意欲的な映像となっている。

スネイブル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ロトスコープアニメの名作

アニメ版の指輪物語でも知られる監督ラルフ・バクシによるロトスコープアニメーション。
音楽と深く関わっていく血筋を4世代にわたって見つめ、その人生を通しアメリカ音楽史を名曲も交えて描いています。

これが実写だと陳腐になりがちなテーマだし、一般的なアニメーションではこの様にライブシーン等でのリアルな躍動感は表現出来ていないと思われ、ロトスコープならではの名作に仕上がってると思います。
挿入楽曲が多種にわたり、権利の関係か円盤が出てないそうで、今みるのは難しい様ですがいつかもう一度みたい作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
ハローキティのみんなの森をまもれ!(アニメ映画)

1996年1月13日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
夏休みをおじいさんの別荘で過ごすキティは、ある日、森の緑が枯れている一角を発見する。実は都会の公害の影響によって、悪い魔女が甦り、森を辛そうとしていたのだった。キティは森の仲間たちとトモに、魔女を退治しようとするが……。サンリオの劇場用プログラム「サンリオアニメ・フェスティバル」にて公開された、40分の中編。エコロジカルなテーマを扱った本作は、『機動戦士ガンダム』『無敵鋼人ダイターン3』他のベテラン・星山博之が脚本を担当。『けろけろけろっぴのびっくり!おばけやしき』などのサンリオ作品を手がけた波多正美が監督を務めている。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
賢治のトランク 氷河ねずみの毛皮(アニメ映画)

1996年8月24日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
長編オムニバス映画『賢治のトランク』に挿入される短編アニメの1本で、本作の上映時間は約24分。宮沢賢治の童話『氷河ねずみの毛皮』が原作。ベーリング行きの急行列車に乗り合わせた裕福な商人タイチ、赤ヒゲ、船乗りらしき青年らによる一夜の物語を描く。監督の四分一節子は、『ガラスのうさぎ』『いのちの地球 ダイオキシンの夏』『白旗の少女 琉子』などの児童向けアニメ作品の監督、キャラクターデザイン等に関わってきた作家。主役のイヤミな商人タイチ役を、滝口順平が独特の語り口で好演している。

計測不能 20 1996年度アニメランキング20位
チョッちゃん物語(アニメ映画)

1996年3月20日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
エッセイスト黒柳 朝(黒柳徹子の母親)の自叙伝『チョッちゃん物語』(金の星社・刊)を原作とするアニメ映画。親の反対を押し切り、同じオーケストラの一員の黒柳守綱と結婚したチョッちゃんは、3人の子どもを育てつつ、家事に奔走する。やがて太平洋戦争が始まり、チョッちゃん一家を苦難が襲う……。戦後50周年を記念して制作された作品で、制作にあたっては、「原作者・黒柳 朝のパワーを今日に受け継ごう」とのコンセプトの元、監督のときたひろこを始め、戦後生まれの女性をメインスタッフに集めるという試みがなされている。
123
ページの先頭へ