1995年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVA一覧 16

あにこれの全ユーザーが1995年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月21日の時点で一番の1995年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

66.2 1 1995年夏(7月~9月)アニメランキング1位
ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!(OVA)

1995年8月4日
★★★★☆ 3.7 (67)
466人が棚に入れました
第二次世界大戦中、マレー半島を舞台に暴れまくった強盗団のボス、ハリマオが残した時価800億$ともいわれている財宝。その財宝のありかは、熊・鷹・猿の三体の像に隠されている。そこでルパンはアラスカの美術館に保管されている熊の像を盗み出し、次元にバイト(時給980円)として雇われた五ェ門も連れて、鷹の像があるアムステルダムへと向かった。だが、その財宝を狙う人物がもう1人いた。元イギリス情報部の諜報部員で、あの007のモデルにもなったイギリス貴族のアーチャー卿である。アーチャーはユーロトンネルの爆発落盤事故によってロイド保険に70億ドル以上の負債を抱えていた。そこで、その返済のためにハリマオの財宝をあてようと考えたのだ。早速アーチャーの孫娘である考古学助教授のダイアナは、ルパンより先に鷹の像を盗み出すことに成功。ルパンはアーチャーとダイアナを追いかけるが、そこへネオナチのゲーリングが操縦する武装ヘリが現れて鷹の像を奪われ、さらにダイアナまでもが人質として連れ去られてしまう。

声優・キャラクター
栗田貫一、納谷悟朗、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、中村正、岡本麻弥、おぼん、鈴置洋孝、田中真弓、天田益男、楠大典

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

見どころ満載

ナチスを思わせるようなカルト集団を相手に、マレーシアの盗賊ハリマオの財宝を探すストーリーを展開。
実在する人物を作品に用いるのがルパンアニメですが、このハリマオという人物は実は日本人。
ストーリーはルパンアニメの中でも特にお宝探しに重点を置いた内容です。
ゲストキャラである007のモデルとなったと自称するイギリス紳士とその孫娘はとても魅力的。
ルパンのセクハラ。
五ェ門の設定。
不二子のキャラ作り。
銭形警部の面白い一面。
またルパンの声優は「栗田貫一さん」に変更したばかり。
いろいろな面白みが詰まった作品です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

TVスペシャル第7弾(1995)

今回は歴史的ハリマオの財宝。ハリマオとはマレーシアで暴れまわった盗賊で、谷豊という実在の日本人。
ジェームズ・ボンドのモデルになったアーチャー卿と、一騎打ちと思いきや第三勢力も加わって三つ巴の大混戦!
そして何より、ルパン二世に栗田貫一が正式に就任。
ドラえもんの声優が一新されたときはガッカリしたが、そこはものまねチャンピオン。
しっかりとルパンをまねています。いや、本物になってしまった(違和感はないがチョット若返った感じ)。
山田康雄氏の死去で「ルパンも終わりか・・・」と思っていたが、栗貫アリガトウ!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

まさにルパン作品

まあ普通のルパン作品。
ヒロインが好みのタイプだけど会話シーンが他作品に比べて少ない、まあヒロインの祖父が物語のキーマンだからしょうがないけど。

ストーリーはハリマオの財宝を狙うルパン達と急遽お金が必要になった007のモデルになった元諜報員とその孫、そしてそれらを横取りしようとするネオナチ。

まあネオナチが悪役なのは言うまでもないけど、敵ボスがボス感ないんだよなぁ、不二子にもからかわれてるし、結局死なずに銭形に逮捕されるというオチだしで、ここだけはちょっと不満かな。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

65.5 2 1995年夏(7月~9月)アニメランキング2位
LEVEL-C 快楽の方程式(OVA)

1995年7月14日
★★★★☆ 3.6 (11)
71人が棚に入れました
葵二葉と紅三葉原作のボーイズラブコミックのOVA版。高校生でモデルの篠原みづきは、ある日、住所不定のサラリーマン・本城一臣と出会う。一臣に「一晩泊めて貰えないか?」と頼まれ、了承するみづきだが、いつしかふたりは惹かれ合っていく。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

これはなんとも初々しい・・・

主人公はモデルを務める高校生のノンケ美少年。
ある夜、ひょんなことから出会ったバイな男性を、自宅に泊めることに。

相手の下心に、まったく気づかなかったらしい純真さが
そのまま初々しい関係を築き上げていくから、
観ているこちらとしては、ツッコミどころ満載で。
作画も個人的にはあんまり好みではないため、感情移入はしないだろうと
思っていたのに、中盤からすっかり・・・何これ面白い~と(笑)

とにかく、相手の男性がやさしいし、声もけっこう良くて。
BLじゃなく高校生の女の子相手という異性愛の設定なら、
同じシナリオで誰が見ても、ドキドキ、ニヨニヨしてしまうと思う。
そして、初体験とはこうあるべきと思ってしまう。

かなりきわどいシーンが長めに続くので、BL入門者には
刺激が強すぎてしまうかもしれないが、
性別に関係なく、愛するという意味、方法が描かれていると思うので、
できたら初心者のうちに一度は観ておいたほうがいい作品かも。


古い作品なので、声優の、みなさんも声が若い若いw

声の出演=石田 彰、三木眞一郎、子安武人、

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

65.2 3 1995年夏(7月~9月)アニメランキング3位
無責任艦長タイラー(OVA)

1995年9月1日
★★★★☆ 3.6 (15)
89人が棚に入れました
人気作家、吉岡平原作の人気SFコメディのOVA第三期。監督は「PARASITE DOLLS」などのSFアニメで定評のある吉永尚之が手がける。今シリーズは長編と短編が織り交ぜた独自のスタイルをとり、短編には女性人気キャラであるアザリンにスポットをあてた作品を収めている。ワングに父親を謀殺され、ラールゴン皇帝になったアザリンだったが…。

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きれいなタイラー。あれれ?

アニメーション制作:スタジオディーン
1995年9月1日 - 1996年8月1日に発売された全8話のOVA。

原作は、吉岡平によるライトノベル『宇宙一の無責任男』シリーズ。
監督は、吉永尚之。

【概要/あらすじ】

型破りな軍人であるジャスティ・ウエキ・タイラー少佐。
皇帝ゴザ16世アザリン。

この二人の邂逅により、惑星連合宇宙軍 vs 神聖ラアルゴン帝国 の長きにわたる宇宙戦争にも、
あらたな一歩が芽吹きつつあるが、「戦い」は終わることが無かった。
互いに決め手を欠くままに、次の戦いに向けての束の間の小康状態。

主人公のタイラー少佐が艦長として率いて、数々の戦いで名を残した老朽駆逐艦「そよかぜ」
の乗組員は、軍司令部から次の戦いに備えての休暇を伴った地上勤務が命じられた。

第01話 ゴザ16世アザリン
第02話 コジロー・サカイ
第03話 海兵隊
第04話 タイラー&ユリコ
第05話 ユリコ&ヤマモト
第06話 ヤマモト

話毎に主役を替え、キャラエピソードが綴られる。
そして、第07-08話の「地上より永遠に」に繋がって物語は新たな局面を迎える。

【感想】

最終話「地上より永遠に」前後編も含めた全8話の感想。

スタジオディーンに制作が変更して監督以下スタッフ総入れ替えで始まったOVAシリーズ。
厳密に言うと編集の森田清次氏は続投なのだが。
設定な どはTVシリーズのものが引き継がれてキャラデザも原案という形でリファインされて、
物語も、TVシリーズ&ひとりぼっちの戦争を踏まえた続編になっている。

引き締まった骨太なキャラデザイン、重厚な本格スペオペ風BGM。
TVシリーズにあった、お茶の間コントノリで行われる宇宙戦争は鳴りを潜める。
シリアスな話&ドラマチックなちょっといい話が繰り返される。
展開に緊迫感があったり謎を登場人物が追っていき観てる側も一緒な気持ちになったりもする。

あれ?タイラーって、こんなアニメだったっけ?
原作とTV版がかけ離れてもいれば、TV版とOVA版も全く毛色が違う。
原作ファンには申し訳ないのだが、原作シリーズを読んでいない以上は、
面白くさえあれば、どっちでも良いのだが。

TV版のタイラーの、だらしない主人公の顔つきに好感が持てずに、
シナリオのノリも受け付けづらかった自分としては、
実は、このOVAシリーズは自分好みに改変されていて良かった。
タイラーも見た目が可愛らしい好青年になってるし、
あれ?この甘い童顔じゃ普通にモテるんじゃね?て、
やっぱりTVのとは別人だよ。。普通に頭が良くなっているし。

特に思うのが、花の慶次の前田利家と四井主馬の慶次に対するが如くに、
苦虫を噛み潰したような顔でタイラー潰しを画策するセコくてコミカルな悪役というTVシリーズでの、
ミフネ中将とフジ中将が作中での立ち位置かキャラ解釈が変わったのか、
OVAシリーズのミフネ中将は凛とした威風のある軍人になっている。
ミフネは、「ひとりぼっちの戦争」の時点で既に毒気が抜けていたのだが、TV版と違って格好良くて笑う。
一方でフジ中将は、相変わらず小狡い性格。

物語の中で軍に生きる様々な立場の人間の思惑が折り重なって、
それは派閥争いなどもありキレイな感情だけではないものの、
様々なセクションで任務に精励する軍人たちの姿が、きちんと描かれていたのが大きな評価ポイント。
事件や異変の収拾に直面してタイラーの運任せ風まかせ、頑張らなくてもなんとかなる!という、
主人公補正のスタンドプレーの結果として、ご都合主義展開で上手くいくというのではなくて、
軍に所属する登場人物の連携した努力が実を結ぶという群像劇が、このOVAを構成する要素なのである。
全体的に登場人物の知能もOVAでは上がってもいて、名前のないキャラでも仕事をしている姿が格好いい。
特に苦労人のヤマモト副長にスポットが当てられていて、陰で大活躍し&彼の過去が語られ掘り下げられており、
主人公であるはずのタイラーより目立って優遇されている!

勿論、主人公タイラーに美味しい見せ場が存在するのであるが、
周りの人間を引き立て役&驚き役に徹させずに、
それぞれのキャラの見せ場をキチンと作った上で、シナリオ上で調和させている。

TV版を好む者にとっては、賛否どっちであれナニコレ?て思える要素たっぷりの作品には違いないが、
人間の描き方においてTV版よりも、こちらの吉永監督版のほうが、ずっと好みだった。
スチャラカさが薄いので、これってタイラーなの?と言われれば反論できないのであるが。

結局はアニメとはスタッフによって、作画や演出方法が幾らでも変わりうる。
ただアニメを一見しただけでは、『この作品はこうだ!』と断ずるのは早計であり、
出来の良し悪し関係なくアニメとは監督やスタッフのフィルターが掛かった加工物であると、
原作付きアニメの一例としてタイラーを観ていて、ちょっと思うところがあった。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

62.4 4 1995年夏(7月~9月)アニメランキング4位
不思議の国の美幸ちゃん(OVA)

1995年6月21日
★★★★☆ 3.5 (14)
64人が棚に入れました
元ネタは不思議の国のアリス。
不思議の国に迷いこんだ女子高生「美幸ちゃん」が、不可思議な女性キャラクターたちに翻弄されるストーリーである。

57.8 5 1995年夏(7月~9月)アニメランキング5位
真・女神転生 東京黙示録(OVA)

1995年6月21日
★★★★☆ 3.1 (14)
78人が棚に入れました
 人気ゲーム「女神転生」シリーズのOV化。普通の高校生、相馬小次郎は夢を見ていた。炎に包まれた東京と悪魔が作る暗黒の世界。小次郎に語りかける落ち武者の姿をした悪魔。それと同じ夢を見てうなされる八神咲は小次郎と同じ学校に転校してきた少女だった。二人が出会い、平和な学園は一転して悪魔に狙われる城と化す。そんな二人に不思議な力が宿る。それは悪魔と戦い、夢に見た崩壊していく東京を救うという何者かのメッセージなのかもしれないのだが…。

だんちょー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

原作レイプもいいとこですw

1995年のOVA作品。全2話。

原作ゲームはプレイ済み。

私はこのゲームの大ファンで世界中様々な神話や宗教をモチーフに独特の世界観を描いている素晴らしいゲームなのですが・・・

やはりオリジナルストーリーのアニメにするとダメですねwww

原作レイプもいいところですorz

絵もなんだか古臭くてひどいなぁ・・・ なんて思ってましたが、考えてみればエヴァとほぼ同時期。

これは単純にクオリティの低さの問題でした・・・

そもそも手に入れることすらもう難しい作品ですのでお勧めしませんwww

これ見るならゲームしてくださいwww

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

まあまあだったかな・・・

スーパーファミコンで最初に出されたゲーム

を元に作られた漫画が原作です。

登場キャラ等は漫画オリジナルで

ストーリーは『偽典・女神転生』と

一部関連するところがある。

ゲームも漫画も知らないので世界観等は

一切わからなかったのですが東洋ファンタジーと

西洋ファンタジーを一緒くたにした作風に

思いました。

原作ゲームも気になるのでプレイしてみようかな

と思いました。

作画は当時のものなので評価はしないことに

しています。

思いのほか見入ってしまった作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

伝奇アニメ幕の内弁当

2019再観。
ン十年ぶりに見ると趣深いものがあるわー。好き。

「女神転生」シリーズの特徴である秩序、混沌、善、悪、といった各勢力のせめぎあいを長くはない尺の中でなんとか表現しようという意欲は感じられる。
各キャラ1回は見せ場があるのも好感。
その他、ケルベロスや、悪魔召喚プログラム、平将門公など、メガテン的お約束ガジェットも盛り込まれており、物語が全くの別物であることを除けば(それが最大の問題という気もするが…w)むしろ良質なゲームのOVA化と言えるのではないだろうか。
ゲームの物語の壮大さを考えればOVAではもちろん、TVアニメでもやりきれたかどうか…という気もするしな。
『とにかく原作通りに!』という近年の風潮に飽きてきた身としては新鮮にみれた感。(もっとも、当時は「全然違う!」と憤ってた記憶もあるが…)

アニメの出来としては大貫健一のキャラデザはやっぱいいなあとか、緑川光を筆頭に豪華な声優陣に微笑んでしまうとかその程度。
ちょいちょい裸も出るんだが、髪ブラになってるキャラと、そうでないキャラの差はなんなんだろう(笑)

あと、主人公とライバルキャラの関係性がデビルマンっぽかったり、忍者、ゴスロリ、坊さん(ジジイ)、ボディコン女魔術師、甲高い声でしゃべる雑魚悪魔など、伝奇もの定番が詰め込まれてるのも趣深い。
当時のスタンダードだったんかなー? 検証したいくらい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

計測不能 6 1995年夏(7月~9月)アニメランキング6位
魔法少女プリティサミー(OVA)

1995年8月25日
★★★★☆ 3.7 (8)
47人が棚に入れました
「天地無用!」の女性人気キャラ砂沙美が主人公の魔法少女のOV化。脚本はシリーズですっかりおなじみになった黒田洋介が担当。小学校四年の河合砂沙美は古い洋館で不思議な女性と出会う。津名魅と名乗るその女性は魔法の国“ジュライヘルム"からやってきたらしい。彼女は砂沙美に魔法の力を授け、地球をより幸せにするように頼む。これをきっかけに魔法少女プリティサミーが誕生する…。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

お気楽魔法少女アニメ、全体的に軽いノリ。

天地無用!シリーズのスピンオフ、魔法少女アニメ。

実は、天地無用シリーズ自体見たことありません。魔法少女アニメということでとりあえず見てみたのですが、割と楽しめました。


天地無用!はアニメだけでも様々な派生作品があるようですが、キャラの家族構成や設定が色々変えてあるようです。

今作のサミーに関しても、母のちひろや親友の 美沙緒ちゃんが活躍していましたが、本編には登場しないと聞いてびっくりしました。
オリジナルでこのキャラの凝りようは正直すごい。(美沙緒ちゃんは同じくスピンオフ作品のバトルプログラマーシラセのヒロインになってます)


内容は、魔法界からやってきた魔法使いに突然魔法少女になってくれと頼まれ、何故か現れるもう一人の魔法少女との闘いに巻き込まれる。というような展開です。


※砂沙美がプリティサミーになるよう頼まれた理由は、魔法の力によって世界を正しい方へ導き、地上の善と悪のバランスを是正する・・・・ということでしたが、OVA時点ではほとんどこの設定絡んでないと思います。

訂正:この設定はTVアニメ版のものでした。申し訳ありません。

正しくは、
「サミーゲージ」なる善行を積む事で値が増える判定機の数値を規定量以上のものとする・・・ということです。(wikipedia参照)
ぶっちゃけ何を言ってるのかよく判りませんでした。TV版の設定の方が説得力があり自然です。

上記含めた設定の説明や話の展開も駆け足なので、ちょっと不親切な導入だと感じました。


しかし、OPから元気一杯な感じ(砂沙美役の横山智佐さん自身が歌う、OPロゴ含めて陽気な雰囲気)で、本編でも母のちひろさんが荒ぶってたりして、わいわいお祭り気分なアニメなので楽しいです。
2話はますますこのお祭り騒ぎがヒートアップするので、出来れば2話までは見てほしいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

本編より高評価という・・・(笑)

 黒田洋介さんの冴えた脚本が見事なテンポで繰り出されていて、ひとつのネタを無理に引き延ばしたりせずに次々と笑いを提供してくれる作品でした。

 羽音たらくさんによるキャラクターも、本編(天地無用)より柔らかさが感じられて作品のポップさに上手くマッチしていると思います。

 魎皇鬼がしゃべっているのは非常にうれしかったです。小桜エツ子さんの可愛い演技を楽しむことができました。魎呼と阿重霞は好きなキャラクターですが、今作では脇役に徹して正解です。

 しかし声優陣で一番存在感を放っていたのは、河合ちひろ役の松本梨香さんです。彼女のブッ飛んだ演技は大爆笑でした。あと、神谷浩史さんが出演していたことも驚きでした。この時点で、すでに素晴らしい演技力でした。

 今の時代では確実にやれないネタも盛りだくさんで、この頃の表現に慣れている身としては懐かしくも感じました。特に第2話の秋葉原モノは、完全に「ナースウィッチ小麦ちゃん」シリーズに影響を与えていますよね。大いに笑いました。

 ここまで面白い作品だとは思いませんでした。テレビシリーズの視聴も楽しみです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

計測不能 6 1995年夏(7月~9月)アニメランキング6位
らんま1/2 熱闘歌合戦(OVA)

1995年8月19日
★★★★☆ 3.9 (4)
47人が棚に入れました
「うる星やつら」の原作、高橋留美子の大人気マンガのCDでリリースされたもののOV化。監督は「逮捕しちゃうぞ」も手がけた古橋一浩。人気歌番組「熱闘歌合戦」に出場することになったらんまの一家が部隊狭しと大騒動を起こす。テレビの途中に猫飯店とお好み焼きやうっちゃんがCMで入ったり、小太刀が電波ジャックを起こしたり、随所でサブキャラが活躍しているのも注目。

計測不能 6 1995年夏(7月~9月)アニメランキング6位
鏡の国の美幸ちゃん(OVA)

1995年6月21日
★★★★☆ 3.6 (6)
33人が棚に入れました
人気作家集団CLAMPが原作のOVAで、同時収録された『不思議の国の美幸ちゃん』の後篇にあたる。 登校前、入念におめかししている女子高生の美幸ちゃん。しかし、鏡の向こうの自分がなぜか本人とは違う表情を……と思ったのも束の間、彼女は鏡に映った自分にキスをされ、その中へと引きずり込まれてしまう。そこで出会ったのは半獣半人の美女ジャバウォックで、彼女に抱きかかえられ天高く舞い上がると、そこは天地が逆の世界だった? 『不思議の国~』同様に、ルイス・キャロル著『アリス』の世界をモチーフにした世界の中で、登場キャラクターが全員美女だらけというシュールさが強烈。セクシー描写がてんこ盛りだが、原作同様に上品にまとめてある。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

美幸ちゃんとmiyukiさん。

美幸ちゃん、後編。

こちらは鏡の国のアリスをモチーフにしています。
どちらかというとこっちのが好みです。
不思議の国の方はアクが強すぎました(笑)


鏡の中に入り込んでしまった美幸ちゃん。
もう一人の、鏡の中にいた自分とチェスの勝負をすることに。
負けた方は脱ぐこと、どちらにしろ脱ぐのは美幸ちゃん!というこれまたヘンテコな話でした。

チェスの駒も全て美少女で、駒同士がぶつかり合うと負けた方が全裸に。なんで(笑)


とにかく、困った顔をした美幸ちゃんが可愛い。
これで良いのです。
そのための異世界でしょうからね。


地味にこのアニメはキャストが豪華です。
まず美幸ちゃん役の國府田マリ子さんが素晴らしい。どこまでも少女らしいお声。クラっと来ます。

あと井上喜久子さんだったり、椎名へきるさんだったり冬馬由美さんだったり折笠愛さんだったり・・。
そんな感じです。


主題歌を歌っている方もmiyukiらしいですが、狙ってるのかな?
ともかく、美幸ちゃん並みに可愛らしさ爆発の曲です。
本編より少女漫画してますよ!!
‘恋と友情 どっちを取る? そんなの決まってるじゃない for you♪’
本当はこういう、可愛いお話でキュンキュンしたかったんですけど・・この曲で満足です♪



見終えた感想として、美幸ちゃんの振る舞いとmiyukiさんの歌が可愛かった印象です。
miyukiさんのことを知ることができて良かったです。
収穫でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

計測不能 6 1995年夏(7月~9月)アニメランキング6位
湘南純愛組!3(OVA)

1995年6月23日
★★★★☆ 3.8 (3)
26人が棚に入れました
人気漫画家・藤沢とおる原作の伝説的な人気ヤンキーコミックを題材にしたOVAシリーズの第3弾。主人公は「鬼爆」こと、鬼塚英吉と弾間龍二。湘南極東高校の2年とのケンカに勝利した二人は、湘南辻堂高校で一目置かれる存在となった。しかし、極東高校の2年は鬼爆への恨みを忘れることができず、新たな策を練っていた。そして鬼爆に最強最悪の敵が立ちはだかることに。二人の運命は? なお、本作はのちに大ヒットした『G.T.O.』の主役・鬼塚の若き日を描いたもの。破天荒な鬼塚の原点が、この作品中で確認できるのだ。

計測不能 6 1995年夏(7月~9月)アニメランキング6位
卒業 Graduation 聖羅V(ヴィクトリー)(OVA)

1995年6月25日
★★★★★ 4.1 (3)
25人が棚に入れました
美少女育成ゲームの初期作品『卒業~Graduation~』。これを巨大ロボットアクションものにしたパロディテイスト満載の作品が本OVAである。 ロボットを使った凶悪犯罪がはびこる辺境惑星トーツアスの首都ミカドシティ。人々を守る奉行局すら手出しができないこの危機に対し、美少女司令・麗子は秘密戦隊・聖羅ヴィクトリーを組織していた。その主戦力となるのは祇園ら3体の巨大忍者型ロボット。今また強盗いかりやたちによる犯罪が行われる中、ついに聖羅ヴィクトリー出撃の時が来た! 本作の実質的な制作はスタジオファンタジアが担当。全2話の脚本は『11eyes』の金巻兼一、第1話の演出は『機動戦士ガンダムOO』の監督・水島精二、そしてキャラクターデザインも『飛べ!イサミ』の毛利和昭が手がけている。

計測不能 6 1995年夏(7月~9月)アニメランキング6位
無責任艦長タイラー 新OVAシリーズ情報版/オープニング・セレモニー(OVA)

1995年7月1日
★★★★☆ 4.0 (2)
24人が棚に入れました
人気シリーズ「無責任艦長タイラー」の第三期OV化にさきがけて先行発売された情報版OVA。監督は三期を担当することになった「機動警察パトレイバー」でも有名な吉永尚之。第三期は長編と短編で構成されることや、女性キャラ人気のトップであるアザリンを主人公にした短編が作られることの紹介など、三期OVAを楽しむための導入になっている。

計測不能 6 1995年夏(7月~9月)アニメランキング6位
魔物ハンター妖子2(ようこのじじょう)(OVA)

1995年7月1日
★★★★☆ 3.9 (4)
23人が棚に入れました
悪魔や魔物との戦いを描くオカルトアクションの第5弾。原案は「こすぷれCOMPLEX」で有名な六月十三、監督は「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」シリーズを手がけた新房昭之。魔物の頂点に立つ“刻魔"を倒した妖子。その戦いもつかの間、新たな敵が立ちふさがった。それは自分自身とまったく同じ姿を持つ妖子(あやこ)だった…。

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ブラック妖子とブラックあづさ

1話目の特にエロ展開が当時としてはOVAという事もあるが、びっくする人多かったんじゃないかなぁと思う程のエロエロ展開。
しかしエロ展開は話が進むにつれて抑えられ、普通の妖怪退治物になる。
妖子の輪っか付のツインテールが珍しく全体的に中華風味の服装であったりする。
妖子が美形に惚れやすいキャラ設定で、設定付も珍しく、それを基本としたストーリー展開で進む。

2作目は見習いのあづさが登場。

3作目は妖子のツインテがほどける。

4作目はミュージッククリップ。アニメ・ゲーム等の挿入歌を織り込んだ作品で、クリーミーマミやミンメイ・ジリオン・クリームレモン等当時このようなOVAもたくさん出てた。

5作目はストーリーとしては4作目で妖子4となるはずが縁起を担ぎ妖子5になった作品。最強の妖魔との戦いでアニメシリーズとしてはこの作品で完結だった。

そして妖子は人気あり6作目のじじょうに続く。
ばあちゃんの姉の孫、ブラック妖子とブラックあづさが出てくる新展開で最初はお互いが戦いあうが最後は協力して妖魔を倒す。

6作品通して
100点中71点 

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

計測不能 6 1995年夏(7月~9月)アニメランキング6位
闇夜の時代劇 幕末洛中瓦版(OVA)

1995年8月2日
★★★★★ 4.3 (3)
10人が棚に入れました
TV放映された同シリーズ「老ノ坂」「正体を見る」とは異なり、未放映に終わった二編がOVAという形で世に出たものの一つ。 幕末の京都にて、雨が降りしきる闇夜に瓦版屋のお駒は斬り合いに巻き込まれてしまう。襲いくる浪人を見事斬り伏せたのは新撰組の沖田総司らしく、お駒は顔もよく知らないまま彼を瓦版で取り上げようとしてその姿を追い求める。勘違いして土方歳三の後をつけてしまったりとなかなか本命をお目にかかれないお駒だが、ある日池田屋襲撃の報を聞き今度こそはと走り出す! 全編をデジタル処理によりモノトーンで陰影濃く仕上げたビジュアルが圧巻。スタッフは「老ノ坂」と同じく塩山&今西コンビである。

計測不能 6 1995年夏(7月~9月)アニメランキング6位
闇夜の時代劇 甚助の耳(OVA)

1995年8月2日
★★★★★ 4.3 (3)
10人が棚に入れました
TV放映された同シリーズ「老ノ坂」「正体を見る」とは異なり、未放映に終わった二編がOVAとして世に出たもののひとつ。 諸国を武者修行して回る小柄な侍・林崎甚助重信は、立ち寄った村でもののけの生贄として若い娘が差し出されることを知り、若侍と共にもののけ退治に名乗りを上げることに。娘・かつきと若侍・山田がさっそく恋仲になるのを横目にしつつ、甚助は姿が見えなくなる秘薬を体に塗ってもののけを待ち受けるが……。 絵本のような独特の画風(作画担当は『まんが日本昔ばなし』にも参加したベテランアニメーター・三輪孝輝)が印象的な本作だが、演出は『ボトムズ』等で名を馳せた高橋良輔監督の手によるもの。

計測不能 6 1995年夏(7月~9月)アニメランキング6位
ウダウダやってるヒマはねェ!2(OVA)

1995年8月25日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
「週刊少年チャンピオン」に連載された米原秀幸原作の不良漫画『ウダウダやってるヒマはねェ!』のOVA化第2弾。今回の『~2』も前作と同じ約50分でまとめられている。 桜城高校に入学した悪ガキコンビの島田亜輝と赤城直巳。ケンカで強さを証明すれば女子にモテると思い込み、入学早々に騒ぎを起こした二人はついに番長グループを打倒。これで女生徒の注目度No.1を獲得し、パラダイスなハイスクールライフを過ごせると確信していた。だがそんな中、幼なじみの大日方あけみが転校してくる。昔から彼女に振り回されていた直巳と亜輝は、学校でのナンパなんて無理だとあきらめムードに。さらにまた、あけみを追って静岡から凶暴な男アマギンがやってきた。人を殺すことなど何とも思っていないアマギンに対し直巳と亜輝は……。本作の実制作はJ.C.STAFFが担当。監督は古参のアニメ演出家で日本のみならず海外作品も多数手がけている箕ノ口克己。
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