自然汚染に伴うエコロジーテーマを取り入れた海外のファンタジー劇場用長編アニメ。日本では94年に公開され、以降は『不思議の森の妖精たち』などいくつかの別タイトルでもソフト化されている。 雨林に暮らす妖精たち。彼らは人間が童話の中にしか存在しない生き物だと信じていた。ある時、森の中から飛び出してしまった妖精の一人クリスタは、人間たちが森を伐採しようとしている様子を目撃。伐採用の機械を誘導していた人間の青年ザックだが、ふとしたことから彼の身体は妖精のように小さくなってしまう。やがてクリスタとザックは、このまま人間が森を破壊すれば悪の妖精を解放するとわかり……。 本作はディズニーの『美女と野獣』にも参加したジム・コックスが脚本を執筆。また監督のビル・クロイヤーはハンナ・バーベラの海外TVアニメ『Challenge of the GoBots』など数多くの作品に携わってきたクリエイターでもある。98年には続編もビデオ発売された。