1990年春(4月~6月)に放送されたアニメ映画一覧 8

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1990年春(4月~6月)アニメランキング1位
CAROL [キャロル](アニメ映画)

1990年3月21日
★★★★☆ 3.2 (8)
22人が棚に入れました
『CAROL』(キャロル)は小室哲哉のライブフィルムとの同時上映会「FANKS! FILM COLLECTION」のために作られたアニメ映画である。1991年ロンドン。少女キャロルの身辺では、大好きなバンドの人気急落、チェロ奏者の父が音を出せなくなる、ビッグ・ベンの音が消えてしまう、といった音の失われる事件が起こっていた。盗まれた音を求め、キャロルは異世界ラ・パス・ル・パスで冒険をする。

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

TMネットワークに興味がある人以外にはお勧めしません。

 OVA乱造の時代の徒花かと思います。1985年くらいからアニメの制作本数は増えますが、OVAの比率が高くなった感じでしょう。それが本作の90年台に入ると、アニメのクオリティも内容もかなり低下したものが混ざるようになります。

 最近はやったシティポップと、このTMネットワークのようなデジタル打ち込み系の境目のような感じもありますので、クリエータ―にとって何かの変革の時期だったのでしょう。

 監督が出崎哲氏、キャラデザが高河ゆん氏で期待しましたが、作画、演出、美術、ストーリーどれをとってもいいところは無いです。音が失われたという設定のみ、まあまあかなあという感じです。


 本作は、TMネットワークというのMVアニメの歴史的な位置付けとして確認のために見たことがありましたが、アニメ作品として見るところはあまり多くありません。
 ただ、TMネットワークは、逆シャア、シティーハンターなどを手掛けていますので、TMの音楽好きならいいのではないでしょうか?(同じくアニソンで有名なTMレボリューションではありません)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

計測不能 1 1990年春(4月~6月)アニメランキング1位
ベルサイユのばら/生命あるかぎり愛して(アニメ映画)

1990年5月19日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
フランス革命前後を舞台にした池田理代子の同名漫画を原作にした劇場用アニメーションで、テレビアニメの再編集版となっている。物語の中心は、フランス貴族にして女の身ながら近衛隊長のオスカル・フランソワ、フランス史における悲劇の王妃マリー・アントワネット、スウェーデン貴族のハンス・アクセル・フィン・フェルゼンの3人。彼らの出会いにより、時代は激動のフランス革命へと突き進むことになる。そして、彼らの運命は悲劇的な音色を奏ではじめるのだった……。 本作には、オスカル役に戸田恵子、マリー・アントワネット役に上田みゆき、フェルゼン役に富山敬といった豪華声優陣が出演している。

計測不能 1 1990年春(4月~6月)アニメランキング1位
チスト みどりのおやゆび(アニメ映画)

1990年3月24日
★★★★★ 4.7 (2)
10人が棚に入れました
フランス作家モーリス・ドリュオン原作の同名小説の日仏合作による劇場用アニメ作品。花と緑を愛する心優しき少年を中心に、平和と生命の尊さを描いた物語となっている。主人公の少年チストは優しい両親たちに囲まれて、何不自由なく育ってきた。小学校に通うようになり、勉強に集中しようとするが、数字を見るとどうにも眠くなってしまう。ついに、学校から「お預かりできません」という手紙により、学校を辞めさせられてしまうチスト。これからチストはどうなるのか……。 本作には、監督に1987年『ブンナよ木からおりてこい』の丹野雄二、脚本に1975年『わが青春のとき』の立原りゅう、作画監督に1992年『風の大陸』の黄瀬和哉がそれぞれ担当している。

計測不能 1 1990年春(4月~6月)アニメランキング1位
男樹(アニメ映画)

1990年4月14日
★★★★★ 5.0 (2)
9人が棚に入れました
1990年に劇場公開された長編アニメーション作品。暴力団・村田組組長を父に持つ主人公の京助は、新たな男の生き方を求めて激動と波乱の人生を突き進んでいく。反発心や自立心から、父親とはまったく違う人生を歩もうとする京助だったが、やがて村田一族に流れる極道の血に導かれるように任侠の世界で頂点を目指すこととなる……。原作は男の生き様を世に問い続けてきた巨匠・本宮ひろ志の同名傑作任侠漫画。原作には「新・男樹」「四代目男樹」と続編があり、「新・男樹」は実写映画、Vシネマ作品としても公開されている。

計測不能 1 1990年春(4月~6月)アニメランキング1位
Little Poler Bear しろくまくん、どこへ?(アニメ映画)

1990年4月28日
★★★★☆ 4.0 (2)
9人が棚に入れました
ハンス・ド・ビア原作の絵本、「しろくまラルス」シリーズ(ノルドズッド・ジャパン・刊)をアニメ化。北極に住んでいるしろくまぼうやのラルスは、ある日、流氷にのって漂流してしまう。ようやくたどり着いた陸地は、なんとアフリカだった。全30分の作品で、東宝系にて劇場公開された。制作はアニメイトフィルム、実制作はプロダクションI.G (当時はI.Gタツノコ)が担当。プロダクションI.Gと縁の深い貞光紳也が絵コンテ・演出・監督の3役をを務めている。

計測不能 1 1990年春(4月~6月)アニメランキング1位
走れ!白いオオカミ(アニメ映画)

1990年4月28日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
20世紀のアメリカ文学界で、シートンを継ぐ動物文学作家ともいわれた小説家メル・エリス。彼が著した同題の長編小説を原作にした、劇場用アニメ作品。 少年ラセットは、野生の白い狼グレイと、兄弟のような絆の中で成長した。だが町の有力者ショットの飼犬ボクサー犬が、鎖に繋がれて自由の利かないグレイを愚弄。怒ったグレイはボクサー犬をかみ殺した。恨みに思ったショットはグレイに「人食い狼」の悪名を付して抹殺を図り、一方ラセットはグレイの安全のため、遠方の国立森林公園内の狼の保護地区に連れていこうと考えた。苦難の旅路を行くラセットとグレイ。彼らを待つ運命は? 少年と狼の心の交流を描く長編アニメ。脚本は『転校生』『さびしんぼう』など大林宣彦監督の秀作群で有名な剣持亘が執筆。アニメ制作はグループ・タックが担当し、監督は同社のアニメ映画『タッチ3 君が通り過ぎたあとに』の前田庸生が務めた。

計測不能 1 1990年春(4月~6月)アニメランキング1位
まっ黒なおべんとう(アニメ映画)

1990年6月12日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
1945年8月6日、広島市街に原子爆弾が投下された。その朝、母親の作ったおべんとうを持って、建物疎開の仕事に出かけていた少年・しげるは、二度と家に帰ってこなかった。やがて、しげるの遺体を見つけ出した母親は、そのかたわらにあった、まっ黒に炭化した弁当箱を見つける。児玉辰春・作、北島新平・画の絵本『まっ黒なおべんとう』(新日本出版社・刊)を原作としたアニメ作品。物語のキーとなる弁当箱は、実際に原爆資料館にも展示されているもの。監督は『白旗の少女琉子』ほか、こうした子供向け反戦アニメ映画をいくつか監督している出崎哲が担当。

計測不能 1 1990年春(4月~6月)アニメランキング1位
ヘヴィ(アニメ映画)

1990年4月14日
★★★★☆ 4.0 (2)
7人が棚に入れました
『六三四の剣』『JIN-仁-』などの代表作で知られる人気漫画家・村上もとかによる、青春ボクシングロマンの劇場アニメ化。ボクシング界に夢を求め続ける老マネージャーのA・ゴートンは、ニューヨークで天性のファイターである若者ガイ・ヒューガに出会う。ベテランのトレーナー、L・ローマンを迎えてプロボクサーへの道を歩み出すガイだが、ゴートンとローマンの体はそれぞれ病魔に蝕まれていた。だがローマンの過酷な修業のもと、必殺パンチ「竜巻(トルネード)アッパー」を修得するガイ。その彼に、ついにデビュー戦の日がやって来た! 監督は石黒昇。アニメの本編は50分で、全8巻の原作の前半=ガイのデビュー戦までを描く。脚本は『禁じられたマリコ』『仮面ライダー剣』などの今井詔二。
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