1989年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画一覧 22

あにこれの全ユーザーが1989年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月14日の時点で一番の1989年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

68.1 1 1989年冬(1月~3月)アニメランキング1位
ドラえもん のび太の日本誕生(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★☆ 3.7 (113)
662人が棚に入れました
ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫は宿題やお手伝いなどそれぞれの理由で家出を決意。タイムマシンで7万年前の日本にやって来た。しかし、原始時代の少年ククルが入れ代わり現代へ。ドラえもんたちは原始生活を始めたが、そこは嵐と雷を繰る精霊王ギガゾンビと手下のクラヤミ族に支配され、ヒカリ族のククルの両親も捕虜として捕まっていたのだった・・・。

runa21 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

すごいな

これは意外と勉強にもなる話で
ちょっとびっくりしました。

創造のところもありますが
(ドラえもんが神様になったりww)
昔の説明なんか、
かなり詳しくてちょっとびっくりしました。


子どもがどこまで理解できるかは
わかりませんが、
教育上もとても良い話だと思います。


導入部分で、のび太君は
家出をしようとするのですが、
どこかに部屋を作ろうとすると、
今の日本の土地は
誰かのもので、
勝手に建造物を建ててはいけない

っと言うくだり・・・
かなりリアルで容赦ないなぁ
っと思いましたね。


でも、そんなリアルな中の
ドラえもんの道具のすごさといったら!!

翻訳こんにゃくは
本気でほしいと思いました。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 12

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

旧ドラ日本誕生。原始の日本でククルとの友情や冒険。

旧キャストでのドラ映画の日本誕生です。
家出をすることにしたのび太やドラえもん、しずかちゃん、ジャイアンにスネ夫とお馴染みのメンバーが、大昔の日本でひみつ道具をつかって暮らし始める。
すると大昔の少年ククルが現代にやって来てしまい・・・という始まりです。
ひみつ道具も出てきて楽しかったです。
主題歌は西田敏行さんでした。
またのび太が作り出した3匹のペットは可愛かったです。
これも子供の頃みて印象に残っているドラ映画作品です。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 7

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ギガァァァ!!(爆)。ドラえもん映画の魅力はクラフトと飯テロ

 ドラえもん映画の魅力は色々あるが、私はクラフト要素と飯テロであるといいたい。多くの旧ドラでも優れた作品はもれなくこの点を上手く抑えている。本作でも料理畑とか、丸焼きの牛(しずかちゃんには果物)といったシーンがワクワクするし、クラフト要素として自分たちの住むとろこを作る件が素晴らしい。こういう子供に夢を与えてくれるポイントって大事である。


 本作はゲストキャラよりギガゾンビと部下の土偶の存在が強すぎてあんまり印象に残らんかったのが少々惜しいかな。ペガ、グリ、ドラコの三匹も良かったけど、要素を入れすぎちゃったかもしれない。タイムパトロールが活躍する数少ない作品かも。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 6

67.2 2 1989年冬(1月~3月)アニメランキング2位
ドラミちゃん ミニドラSOS!!!(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★☆ 3.8 (14)
68人が棚に入れました
原作は藤子・F・不二雄。脚本、もとひら了。作画監督、高倉佳彦。監督、森脇真琴。「ドラえもん のび太の日本誕生」併映作品。西暦2011年。のび太はしずかと結婚し、のびスケという息子も誕生。のびスケはのび太と違って腕白な少年に育っていた。そこへのび太が昔、ドラえもんに内緒で未来デパートに注文したはずの“ミニドラ"が大幅に遅れて配達されてきた。腕白なのびスケたちは、のび太に内緒で冒険に出てしまう。ドラミちゃんがミニドラを取り戻しにくるが、のびスケたちは元の世界に帰れなくなっていて…!?

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ドラミちゃん主役作品。ミニドラが起こす大騒動。

ドラミちゃん主役のスピンオフ作品。
のび太の書き間違い&未来デパートの間違いで1989年ののび太に届くはずのミニドラが間違って2011年ののび太の息子のび助に届いてしまうことから始まります。
やはりドラミちゃん主役だからかドラミちゃんとミニドラの出番が多いのが良かったです。また大人になったのび太、ジャイアン、しずかちゃん、スネ夫が見られたのも良かったです。
のび太ジャイアンスネ夫の関係とはまた違ったのび助、ジャイチビ、スネ樹も良かったです。ミニドラが可愛いのも良かったです。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 5

コタリヌ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ワクワクします

短い中に
SF的未来図に対するワクワクと
冒険的ワクワクがあり

大人も子どもも楽しめる。

とても素晴らしい作品です。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 1

67.0 3 1989年冬(1月~3月)アニメランキング3位
ファイブスター物語(アニメ映画)

1989年3月1日
★★★★☆ 3.7 (106)
412人が棚に入れました
クラウン大銀河に存在する4つの恒星系(イースター、ウェスタ、サザンド、ノウズ)と長大軌道を持つスタント遊星により構成されるジョーカー太陽星団が、この物語『ファイブスター物語』の主な舞台である。星団には極めて発達しつつも緩やかに衰退を始めている文明が存在している。4つの太陽系の幾つかの惑星に居住している人類は、無数の国家を形成し、国家は互いに勢力拡大を争っていた。その国家間紛争の切り札が、「モーターヘッド」(作中ではMHと略して表記することが多い)と呼ばれる人型の巨大ロボットであり、過去の超文明の血を受け継ぐことにより超人的な戦闘能力を持ち、MHを操ることができるヘッドライナーたち(人々には「騎士」と呼ばれる)であり、その両者の仲立ちをする人工生命体が「ファティマ」である。

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キュベレイ

原作未読
キッズステーションで放送したのでノリで録画して観ました
1時間ほどで観れる、ファイブスター物語の序章らしいです
第1話をOVAとしたものらしいけれど、原作見ていないと理解がしづらい

前半の20分の妙な雰囲気に引き込まれ、後半になるにつれて「これ、後30分で綺麗に終わるの?」と思ってたら一応スッキリ終わった
「これは序章に過ぎないよ!原作見ようね!」みたいな雰囲気で今後起こることを淡々と予言したナレーションで締められた

作画はキャラデザや瞳の書き方など時代を感じて若干古く感じるものの、
書き込み量が半端じゃなくて、本当に昔の作品なのか・・と思うほどセル画が綺麗

主人公のソープが男性に見えないほど中性的な容姿で眉目麗しい
(本当に男性なのだろうかと疑いの目で見ていましたが、作中で突然のシャワーシーンがありました よくわかりませんが疑いが晴れました ありがとうございます)

1つ妙に気になったのが、ファティマスーツのデザイン
調べたらデカダン・スタイルと呼ぶらしいです
あの、当たったら痛そうな大きな肩パットにミニスカスタイルなのが何か世紀末感漂ってるお姿だと思って考えてみると、
機動戦士Ζガンダムに登場するモビルスーツのキュベレイにそっくりですね

最後登場する赤いドレスの頭の帽子の△三角具合と肩パッドに思わず
「・・・烏賊みたいだな」と呟いてしまいました

投稿 : 2025/03/08
♥ : 27

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

原作を読んでない人の感想。

女性のような容姿のイケメンが美少女ヒロインを狙う変態ハゲジジイを成敗するお話。
一行で物語を要約すればこうなりますね。

私は原作を読んでなく作品に思い入れがありませんので
主人公が耽美なシャワーシーンで視聴者サービスをしていたり
なんか、敵が北斗の拳の悪党っぽいなあ
稲でも刈るように首や腕が切断されて飛んだり血が噴き出たりで
敵の兵士の死に方が南斗水鳥拳っぽいなあ
と笑いながら観てました。
観る前はもうちょっと幻想的なお話をイメージしてたのですが
結構少年漫画チック。

作画は当時の基準を考えたらとても美麗でしたが
ストーリーには特に感動も興奮もしませんでした。

劇場公開当時のリアル世代で
原作者・永野護先生の世界のファンには
とてもいい作品であるかもしれませんけどね。

かくもこんな評価になってしまったのは
かつて永野護先生がデザイナーとして参加した黒歴史RPG
『エアーズアドベンチャー』を私がプレイ済みであるのが
関係してるのかもしれませんね。

ということで一度観た感想を終わります。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 18

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

不条理な世界で王子様の迎えを待つお姫様とロボットのお話、それと超作画のファンタジーアニメ

『ゴティックメード』公開ということで永野護原作の今作を直接関係無いとも知りつつ予習しますた
(でもこの予習は無駄ではなかったよー)
永野さんといえば独特のセンスが光った『エルガイム』のキャラデやメカデが有名
今作は永野さんのライフワーク的マンガ作品らしいですが原作のどの辺をアニメ化したのかは読んでないので知らんっす;


まず目を引くのが永野さんのただでさえ繊細な絵柄をものの見事にアニメ化しているところっす
『うる星3』や『ぼくの地球を守って』のやまざきかずお監督に『エスカフローネ』や『劇場版X』の結城信輝さんキャラデというタッグはまさに時代が成した技といったところでしょうかw
髪や瞳など、とにかく線の量がハンパなく多くて何気ない立ち絵一つ取っても描き込み量ヤバイっす
原画もそうですけど、こーゆのってとにかく動画殺しですよねwww
だから好きよ結城信輝さん^q^


で!お話の方はかなりひでぇ話www
“モーターヘッド”と呼ばれるロボットを操作するために必要な“ファティマ”と呼ばれる女性の体を改造して作られるサポートユニットをめぐっての陰謀渦巻く政治抗争に主人公とヒロインが巻き込まれていくってお話・・・
はい!^^;
もうこれ倫理的に色々アウトっすねw


ってか世界観の設定は実際に見てもらうのがイチバンっすね
専門用語が多いけど全然難解じゃないです
だいぶナレーションと説明ゼリフで解説されてるんで原作未読だろうが関係なしの内容っす
それとSFでありながら王政や騎士道精神といったキーワードが随所に登場し、西洋ファンタジーめいた雰囲気も醸し出してます


主人公のレディオス・ソープが美女と見紛う程の美青年、ヒロインのラキシスもソープを強く慕っていて麗しい美貌を持つ
という【美男と美女がイッパイ】というポイントがイチバンの見どころだと思います
そーゆーの重要よね


大していい話だとは思いませんでしたが;永野さんのマンガをアニメ化しようぜ!って心意気は確かだったと感じます
だってゴティックメードの省エネっぷりっていくらなんでもおま(ry;
80年代の作風がお好きな方は是非チェックしてみてください、ホント凄い作画ですよ!

投稿 : 2025/03/08
♥ : 13

61.9 4 1989年冬(1月~3月)アニメランキング4位
ヴィナス戦記(アニメ映画)

1989年3月1日
★★★★☆ 3.4 (35)
116人が棚に入れました
21世紀初頭。金星は小惑星との「大衝突(グレート・バンプ)」によって環境が激変し、人類の生活可能な惑星となっていた。金星の植民が開始されて半世紀余り、金星は強大な軍事力を誇る“イシュタル”と肥沃な国土に恵まれた“アフロディア”の二大自治州に別れ、対立を深めていた。生きる意味を見いだせないままバイクゲームに興じていたアフロディアの少年ヒロは、軍の技術士官シムスにスカウトされる。やがてイシュタルの重戦車部隊がアフロディアに侵攻、戦闘バイク部隊“HOUND”の一員として出撃したヒロは、大きな歴史のうねりに呑み込まれていく。

声優・キャラクター
植草克秀、水谷優子、原えりこ、佐々木優子、納谷悟朗、大塚芳忠、吉田小南美、菊池正美、梁田清之、河口宏、池田秀一、塩沢兼人、藤本譲、玄田哲章

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

海外では結構人気のあるアニメ

外人の好みというのは日本人とは違う。日本人はアメコミ的デッサンの整った絵を好む人は結構少ないが、西洋では基本デッサンが整っているのが当たり前であり、デフォルメされたカートゥーンは子供向けと思われる。

外人は日本のラーメンは好きだというが、味噌ラーメンは癖があって嫌いだという人が多い。(味噌汁も同じく口に合わない人が多い)

安彦良和や天野喜孝のキャラクターデザインは基本アメコミ調の劇画タッチであり、よって内容もどちらかといえば海外SF的な発想を主軸にしているので、脚本が非常にバタ臭い。大友克洋のAKIRや鳥山明のドラゴンボールが海外で大人気なのは前にも話したが、フランスのバンドデシネやアメコミを日本の漫画に取り入れたからであり親しみやすくしているからである。

このヴィナス戦記も正直、今現在の日本アニメの需要では正反対であって非常に古臭く特に面白みはないのだが、海外のアニメファンのあいだでは結構な人気なのである。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 8

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

金星に住めるか

気圧は地球の90倍、温度は450度、硫酸の雨が降り、ビルなんかへし折ってしまうような暴風が吹く、これが現在の金星の環境です。小惑星がぶつかったくらいで人が住めるようになるとはとても思えないけど、まぁアニメ環境ということでw

適当に遊んで暮らしてた暴走族が地元を外国の軍隊に占領されて抵抗する話。作画は23年前の作品にしてはきれいな方。主人公の彼女がやたらと積極的なのには笑ってしまった。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 4
ネタバレ

レイン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

作画がとにかく凄い。

昔観たことがあるはずだけど全然覚えていなかった。
dアニメにあったので視聴。
原作未読
安彦さんの作品が好きなので楽しめましたがストーリーは失敗でしょうね。
ネタバレレビューを読む
ラストはちゃんと綺麗にまとまっていたので観て損はないですが。

この作品の見どころは作画でしょうね。
今この作画でこれだけ手描きで動かすのは無理な気がします。
この作品を見れば最近の動画のレベルの低さがよく分かると思います。
安彦さんの作品ではクラッシャージョウが一番だと思いますがこちらも凄いです。
これ安彦さんは作画に携わってないんでしょうかね?
動き方といい作画といい安彦さんの作画にしか見えないところがいっぱいです。
クレーンで戦車を引きずり落とすシーンがあるけど
クレーンの作画がCGレベルでびっくりした。
しかしよく動く(笑)
AKIRAとオネアミスの翼と並ぶくらいの作画の素晴らしさです。
動きだけならこの作品の方が上かもしれない。
アニメーターは大変だったろうなと観ながら思ってしまうレベルでした。

音楽は使い方が下手くそ。
ここで歌を入れるかと思うところで入れてくる。
安彦さんの監督作品ではいつもなので諦めていますが。

声優は主役がダメですね。
せっかくの作品が台無しで勿体無い。
山寺宏一がクレジットされててびっくり(笑)

キャラもイマイチで感情移入しにくい登場人物ばかりでした。

途中2回ほど実写が混じっているんですが観ていて痛々しいですね。
あれは無いわ、と観てて覚めてしまった。

この作品を観ていると宮崎駿に影響を受けてるなと思うところがところどころあった。
この後に安彦さんがアニメから手を引いたのがちょっと分かる気がする。
男が主役で冒険物はいまのアニメでは苦しいでしょうね。

ストーリーがあまり面白くないですが
観て損はないというかアニメ好きなら
作画が素晴らしいので1度は観ておくといいと思います。

後タイトルはヴィナス戦記じゃなくイが大きいヴイナス戦記みたいです。

ありがとうございました。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 4

58.4 5 1989年冬(1月~3月)アニメランキング5位
宇宙皇子(地上編)(アニメ映画)

1989年3月1日
★★★★☆ 3.1 (16)
74人が棚に入れました
星暦667年に始まった天下の動乱、壬申の乱。その戦乱の中で北天の神より生を受けた少年、小子辺は産まれて直に天涯孤独の身となってしまう。修験者・役小角の母、福寿によって育てられた小子辺は自らの生い立ちを知り、宇宙皇子(うつのみこ)の名を与えられて小角の元で修験者の道を歩む。小角を始めとする先達の修験者達の厳しい指導を受けながら成長していく皇子はやがて天皇のあり方、政治のあり方にも疑問を抱いていくが…

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

作画だけが、ただただ美しい、、

角川が劇場版を制作し、書店等に
「いのまたむつみ」さんのポスターが
貼られていたのを覚えています。
役小角という実在の修験道の改組に集まる修験者の話ですが、
(宇宙皇子もその修験者の一人です)
主人公の宇宙皇子には角が生えているのです。
今考えてみれば、この角がないほうがより分かり易く
作品をイメージできたのではないかと思います。
後、宇宙皇子という、
あまりにも抽象的な名前と言うかタイトルですかね、、、

舞台は役小角と言うとおり、飛鳥時代。
人々は何故自分は貧しいのか、
そのことを考えながら過酷な労働に耐えていた。
そんな政治が施工されたと言いがたい環境の中で
1個人というには強大な力を持つ宇宙皇子の葛藤の話です。
原作の全編を通してみれば、
宇宙皇子が神へと進む
行程を描いているのでしょうが、この作品単体ですと
伝えたいものは愚か、宇宙皇子が何者かさえ分かりません。
(弱者に道を説く者なのか、悪者を倒すヒーローなのか、
質が悪いのは、宇宙皇子は作中何回か変身するのです。
後この話の中で登場するかぐや姫の存在も良く分からなかった)

投稿 : 2025/03/08
♥ : 7
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

神の子の世直し英雄譚

なんかもう、いかにも角川映画という感じ。
スケールが大きいです。その代わりかなり大雑把に作られている気がします。


時は飛鳥。
政変により世は乱れ、貧民は困窮にあえいでいた。
そんな中生まれたのが主人公の宇宙皇子(うつのみこ)。
神の子として生を受けた彼は持ち前の正義感と勇気で世を正すべく奮起するのであった。


飛鳥の実在の人物も登場します。
ので、これは歴史ファンタジーです。

藤原不比等です。割と日本史だと有名ですよね。
彼が皇子にとって初めての敵、ということになります。
悪役というよりは、権力者そのものとして立ちはだかる藤原氏の存在は際立っていました。
普通実在の人物ってフィクションだとやられ役ですもんね(笑)


OPはストーリーを歌詞に落とし込んであって分かりやすく、力強い曲で非常に良かったです。
「夢狩人」です。「夢の狩人」じゃないですよ。
歌っているダ・カーポさんの歌声も綺麗で、本編への期待度を高めてくれます。




これは物語の序章ということで、皇子が自身の力に目覚めるところで終わりです。
一応山場はあるにはあるんですが、イマイチ盛り上がりに欠ける感じ。
構成がしっかりしてないのか、ぶつ切りのエピソード繋ぎ合わせ。妖魔…かぐや姫…不動明王…。
皇子が流されるままというか、何がしたいのか見えてきません。


あと1989年にしては・・・古臭い。
作画も含めてこの頃の他のアニメと比べると古いです。
関係ないけど、ゴッドマーズも異様に古臭いですよね。
藤川桂介さんの作風なのでしょうかね。
体調が悪かったせいもあって80分の間に5、6回は寝落ちしてしまいました。(ちゃんともう一回見ましたよ)


山場としては
ネタバレレビューを読む
ここらへん?


原作もそうなのですかね。
登場人物の台詞が空々しいというか、上手く感情移入できませんでした。

全部見て一番心に残ったのは多々良女(たたらめ)という妹キャラの発する「兄様(あにさま)!」という呼びかけ。
声優が日高のり子さんだし、最高でしたねこれは。

もう少し丁寧に乱世の中で揺れ動く人々の心情、みたいなものを見せてくれたら妹萌え以上のものを見出だせたかもしれません。
正直、原作未読で観るのは辛い・・・・お勧めしません。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 5

烈風 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

映画館に響いた「えー!?」

映画を見に行った映画館での思い出。

ファイブスター物語と同時上映で、同級生に原作ファンがいたのでファイブスター目当ての仲間ら数人で公開初日に鑑賞。ちなみに自分は原作未読。

ファイブスターはそちらに書くので宇宙皇子に関して。

ネタバレとかのレベルじゃない程にストーリー憶えてない(^^;)

オープニングから劇場内は失笑に湧く。
そしてラストで皇子が笛を吹くシーンからのエンディングで「えー!?」っと声があがったのが忘れられない思い出。原作ファンの同級生も言葉少なかった。

作画はファイブスターの後では…折角のいのまたむつみキャラがノッペリとした感じになっていたのが残念。劇場作なのにテレビシリーズ並。

唯一声優が豪華なのが評価できる。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 5

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち(アニメ映画)

1989年3月18日
★★★★★ 4.1 (4)
34人が棚に入れました
同タイトルの人気TVアニメから派生した、劇場用作品の第4弾。「東映まんがまつり」におけるプログラムの一環として上映された。 これまで星矢たちに倒され魔界に堕ちたエリス、アベル、ポセイドンの小宇宙を利用して、地上に降臨した堕天使ルシファー。その影響により世界各地で天変地異が巻き起こり、意を決したアテナは単身ルシファーの待つ伏魔殿へと乗り込んでいく。当然星矢たち青銅聖闘士たちもその後を追うが、ルシファー配下の難敵・聖魔天使の前に苦戦を強いられてしまう……。 冒頭であっさり叩き伏せられる黄金聖闘士の姿はファンに衝撃を与えた。これまでは何度となく敵の虜となっていたアテナだが、今回は珍しくそのパターンを外しているのが特徴(それでもクライマックスには人質になってしまうが)。

声優・キャラクター
古谷徹、鈴置洋孝、橋本晃一、堀川りょう、堀秀行、潘恵子、津嘉山正種

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★☆ 4.0 (4)
31人が棚に入れました
1988年から今も長期放映中の人気TVアニメの初のオリジナル劇場版。原作はやなせたかしの同名漫画。パトロール中、お腹を空かしていた人に顔を半分上げてしまい、パワーが半減したアンパンマンは、激しい嵐にあって落下しそうになってしまう。彼を助けてくれたのは、キラキラ星から地球にやって来たナンダー・ナンダー姫とマルデ・ヘンダーの宇宙船だった。彼らは魔王に奪われた宝石、正しい心の持ち主が手にすれば平和が訪れるが、悪人が持てば邪悪な力を発揮するという“キラキラの涙"を取り返しに来たのだ。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
超神伝説うろつき童子 オリジナル劇場公開版(アニメ映画)

1989年3月18日
★★★★☆ 3.6 (4)
31人が棚に入れました
鬼才・前田俊夫の原作の、エロチック伝奇ロマンをアニメ化。脚本・山陽五郎は「鋼の錬金術師」シリーズ構成の會川昇の別ペンネーム。重厚な物語と迫力ある作画が公開当時のファンを湧かせた。一見、平凡な高校生・南雲。だが彼は3千年に一度復活し、世界を作り替えるという超人ナグモの転生だった。ナグモの真実を探る異界の獣人・天野こと天野邪鬼。だがその前に、魔界の戦士・水角獣がナグモ復活を阻止せんと立ち塞がる。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
リトルフットの大冒険/謎の恐竜大陸(アニメ映画)

1989年3月4日
★★★★★ 5.0 (1)
18人が棚に入れました
スピルバーグ&ルーカス制作総指揮の下、「アメリカ物語」のD・ブルースが制作、監督を担当したアニメーション・アドベンチャー。原始時代を舞台に、ティラノザウルスに襲われ家族とはぐれたブロントザウルスの子供が、トリケラトプス、プテロダクティル、アナトザウルス、ステゴザウルスの子供たちと共に力を合わせ、食糧と水のあふれる“みどりの谷"めざし旅をする。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
妖精王(アニメ映画)

1988年12月21日
★★★★☆ 3.8 (2)
16人が棚に入れました
数々のヒットを生み出してきた少女漫画家・山岸凉子の同名原作をもとに、邪悪な女王クイーン・マブから妖精の王国を守る少年・爵の冒険を描くスペクタクルファンタジー。忍海爵は、東京から北海道に病気療養に来た高校生。美しい自然に囲まれ、平穏に暮らしていた爵だったが、やがて周囲に奇妙な出来事が起こるようになる。それは爵の持つ使命が理由だった。月影の窓を抜けて、妖精王の国ニンフィディアに迷い込んだ爵は、妖精王の第一従者のクーフーリンから、妖精国を守るという自分の使命を聞くのだった。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ストリート・オブ・クロコダイル(アニメ映画)

1989年1月6日
★★★★☆ 3.8 (5)
13人が棚に入れました
ブラザーズ・クエイの人形アニメーションはどれも興味深いが、技術的にも美術の素晴らしさでも、これが最高傑作と言って間違いないだろう。覗き見式キネトスコープの中で展開する人々の物語は、これまでの作品と同様とらえどころがなく、B・シュルツによる原作がどんな話だったのかさえ伺い知ることが出来ない。ゴミを集めて作ったかのような人形についている怪しげな光を放つ目玉や、テーブル上に湧き出るように出現する生肉、自らの意思で地から外れるねじなどが比類なき怪奇幻想の世界を構築し、ただ圧倒されるばかりだ。機械部品の駆動音が響く、暗く寂れた感じの町(?)で繰り広げられる不思議な出来事は何一つとして合理的な説明がされることはないが、ぎっしりと詰め込まれた驚きの前には、そんな物は不必要だ。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
アニメ三銃士 アラミスの大冒険(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★★ 4.5 (2)
13人が棚に入れました
アレクサンドル・デュマの原作『三銃士』を、「ルパン三世」シリーズの原作者モンキー・パンチが翻案し、好評を博した同名のTV作品の劇場用新作。酒井法子が主題歌を歌ったことでも話題になった。17世紀後半のフランスでは、太后妃マリー・ド・メディシスが息子のフランス国王ルイ13世と対立していた。そこにつけ込んだスペインは、援助の見返りに南フランスの領土をもらうという契約を太后妃と結ぶ。宰相リシュリューに諌められ、すぐに太后妃は後悔するが後の祭り。契約文書を取り返しに行かせたマックス卿は、スペインのスパイに殺され、契約書の行方もわからなくなってしまう。そんな時、銃士見習いのダルタニャンは、マックス卿縁の女性を助けるが…。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ガンダーラ(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★★ 5.0 (1)
13人が棚に入れました
平和の園ガンダーラに機械人メタルマンの軍団が襲いかかる。勇者シルバンはガンダーラを救うため旅立つ。彼は数々の危機を乗り越え、旅の果てに人工頭脳メタモルフに出会う。そして彼は、メタルマンの軍団が千年先の未来から攻めてくること、その軍団が未来で独裁者となったメタモルフに率いられていること、メタモルフはガンダーラによって作られたことを知る。シルバンは未来のメタモルフと戦うため、千年の眠りにつく。 独特の作風で知られるアニメーション作家、R・ラルー入魂の一作なんだけど……。時間を越えた冒険という点で大傑作「時の支配者」に通じるものが感じられるが、残念ながら出来ばえは遠く及ばない。センス・オブ・ワンダーに満ち溢れた強烈なイメージがこの作品に限ってずいぶんとおとなしいのだ。そのためテクノロジーへの脅威を軸とした文明批判というメッセージが生きてこない。明朗なディズニー・アニメに慣れた人には斬新だろうが、ラルーの力量を知る人には大いに不満の残る一本。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
おそ松くん スイカの星からこんにちはザンス!(アニメ映画)

1989年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
12人が棚に入れました
ギャグ漫画の巨匠・赤塚不二夫の名作『おそ松くん』が原作。本映画はスタジオぴえろによる『おそ松くん』のTVアニメ版第2作めの劇場用新作で、原作の一編「テンノースイカばんざいよ」を翻案した物語。 ここは宇宙のスイカ星。人口増加に頭を悩ませたスイカ大王は地球侵略を計画し、その手段として食べると頭がおかしくなってスイカ星人のいいなりになるスイカ菌入りのスイカを地球にばらまいた。おそ松たち松野家の六つ子の父さんやガールフレンドのトト子ちゃんたちが悪のスイカの被害にあう一方、これを知ったデカパン博士たちはスイカ菌に対抗しうるメロン菌の生成に成功。おそ松たちは地球防衛隊を結成して侵略者に挑むが。 本作は1989年春季「東映まんがまつり」の一本として公開。同時上映作品には同じ赤塚原作の『ひみつのアッコちゃん』(第2作)も併映された。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ひみつのアッコちゃん(アニメ映画)

1989年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
1989年3月に公開された「東映まんがまつり」のプログラムの1本。同時上映は『聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち』『おそ松くん』それに実写作品の『高速戦隊ターボレンジャー』。当時放映されていた、TVアニメ『ひみつのアッコちゃん(第2作)』の劇場版で、なんにでも変身できる魔法のコンパクトをもらったアッコちゃんが、人助けをしていく物語。ちなみに、1969~1970年にかけてTV放映されていた『ひみつのアッコちゃん』第1作も、同時期の東映まんがまつりにて上映されており、本作は1970年以来、実に19年ぶりの劇場版『アッコちゃん』となる(また旧シリーズは、TV版を再編集して上映していたため、『アッコちゃん』の劇場用新作は、本作が初)。1989年7月には、劇場用新作第2弾『ひみつのアッコちゃん 海だ! おばけだ!! 夏まつり』も公開されている。

声優・キャラクター
堀江美都子、杉山佳寿子、塩屋翼、三輪勝恵、三田ゆう子、山本圭子、佐藤智恵、小林通孝、中原茂、上村典子、渡辺菜生子、佐藤正治、田中和実、松尾銀三、銀河万丈、太田淑子

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
シニカル・ヒステリー・アワー 第2話へんしん!(アニメ映画)

1989年2月4日
★★★★☆ 3.8 (3)
9人が棚に入れました
原作は白泉社の少女マンガ誌「LaLa」にて連載されていた玖保キリコ・作の少女マンガ。主人公ツネ子と級友たちの、少しシニカルな日常を描く。アニメ版は玖保自らが監督を務め、8分弱の短編が全4本制作、シネスイッチ銀座にて上映された。ここで紹介する第2話は、みんなから「地味」だと思われている少年、つん太が主人公。実はつん太はパンクを愛する少年だが、恥ずかしがり屋でもあり、結果として、級友たちのいない隣町のそろばん塾「カムデンパレス」に、週1回パンクファッションで通っていたのだった。パンクを貫き、ソロバンも破壊してみせるつん太だが、小学生には壊したソロバン代は結構響くのだった……。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
シニカル・ヒステリー・アワー 第1話トリップ・コースター(アニメ映画)

1988年12月24日
★★★★☆ 3.8 (3)
9人が棚に入れました
『いまどきのこども』で男性読者にも人気の少女漫画家・玖保キリコの代表作で出世作のアニメ映画化。ツネコは意地悪でわがまま、横暴で大ざっぱな女の子。だけどなぜか、ツネコの犠牲になる弟のスネ夫を含む仲間の子供たち「シニカル・キッズ」の中心的な存在だ。今日、そのキッズたちは遊園地に来ていた。本当はジェット・コースターは嫌いなツネコだが、みんなの前で弱みを見せたくない。無理に見栄を張って、くだんのジェット・コースターを含むスリル感満点の遊興設備に挑戦。その結果、クルクルにトリップしてしまうが……。監督は原作者の玖保キリコ自身が担当。約8分の短編をオムニバス形式で4本まとめた内容で、アニメーションの制作はグループ・タックが担当した。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
おねがい!サミアどん(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
イギリスの郊外に引っ越してきたターナー家の子供達は砂の採掘場で奇妙な妖精・サミアどん(サミアド)と出会った。1日に1回だけ魔法で願いを叶えてくれるというサミアどんに、子供達は毎日のように色々なお願いするが、何故か決まって大騒動となってしまう。イギリスの児童文学作家イーディス・ネズビット原作の「砂の妖精と5人の子どもたち」を、芝山 努・望月智充・片淵須直など実力派スタッフが、オリジナル要素を大幅に加え、子供達と妖精の交流をコミカルかつ情味溢れるファンタジーに仕上げている。

計測不能 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ロボタン(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
ある日、平凡な小学生・カンちゃんの家のパソコンから、ロボロボ星のスーパーロボット・ロボタンが現れる。カンちゃんと友達になったロボタンは、ロボタン・スナッチなどの7つの機能を使って方々で騒動を引き起こしていく。当時、よみうりTV系列で放映されていたTVアニメ『ロボタン』の劇場版で、1989年3月11日に公開。同じよみうりTVで放映されていた(制作も共に東京ムービー新社)『それいけ! アンパンマン』の初の劇場用作品『それいけ! アンパンマン キラキラ星の涙』と併映された。監督は、TV版のシリーズディレクターも務めた奥脇雅晴。
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