1989年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメ一覧 53

あにこれの全ユーザーが1989年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月24日の時点で一番の1989年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

68.4 1 1989年冬(1月~3月)アニメランキング1位
MIDNIGHT EYE ゴクウ(OVA)

1989年1月27日
★★★★☆ 3.8 (19)
97人が棚に入れました
原作は『コブラ』の寺沢武一のハードティストSF。2001年の映画版「バンパイアハンターD」の川尻善昭がOVA化した1作め。西暦2014年。東京シティで相次ぐ特捜班刑事の怪死事件を追う探偵“ゴクウ"こと元・特捜局刑事の風林寺悟空。国際的武器商人・白竜幻二に目をつけたゴクウだが、敵の催眠術から逃れるために自ら左目をつぶす。やがて意識を取り戻した彼は、何者かによってコンピュータ端末の左目と、如意棒を与えられていた…!

入入 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

近未来都市型ソンゴクウ(探偵やってます)

神の目を持つ男ことゴクウ。ベリーハードなアクションが熱い。原作者自ら「男尊女卑の世界」と呼ぶ世界観の下、ムックの声のヒトが渋い男を演じる。/感想 建物のデザインが面白かった。中でもラスボスのアジト、白龍ビルのデザインがヤバい。そのフォルムは明らかに女体である。エントランスの位置は、もちろん女の "あそこ" だ。「ツリーマンション」というのが出てくるが、これはもう明らかにバブルの延長上にしか登場しないデザインであろう。デッドスペースなんて気にしない。おそらく価格ないし家賃は平均価格帯の4倍にはなるだろう。言わば住居同士を隣接させない集合住宅である。この片持ち梁構造は半端ではない。流石はトウキョウの建造技術だ。10階建てで10戸。ワンフロアに一住居しか存在しない。何ともバブリーな建物であった。こういうところに時代を感じたりもする。文字通り「スタイリッシュ」である。えー、将来はオレもゴクウのような "ワイルドな男" になりたいものだ。理想としてはこんな感じだ。夜の首都高をマニュアル車で走っちゃうオレ。フロントガラスに途切れることの無い照明の流星群を落とし込みながらギアチェンジ。そんで本作冒頭のゴクウみてえな台詞を心の中で唱えるってワケよ。これがやれたらオレ、死んでも悔いは無いね。とりあえず「川尻監督作品だから」っつー理由で観た。そして至る所で川尻節が炸裂してたんで期待通りだった。餅は餅屋。文句無し。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

当時のOVAの最高峰。

まだ、アニメがそこまで潤沢でなかった時代。
スポンサー等の関係から、大概60分1本勝負だったのだが、、
見事なまでに期待に答えてくれた作品。
媚びずにしっかりと作り込まれたのが解る。

原作は「コブラ」の寺沢武一ですね。
警察上がりの探偵が、ある事件を追っている最中に
催眠術にあい、それを逃れる為に
自分の左目をナイフで刺して、窮地を逃れます。

車ごと、川に落ちたはずが、
気が付けばベンチに座っており
その左目には世界中のネットにハックできる
義眼型の小型端末が仕込まれており、
手には如意棒が、、、、
(残念な事に觔斗雲(きんとうん)はついていません)


20年近く経った今でも、あの目は誰が作ったの?
と思うくらい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

68.2 2 1989年冬(1月~3月)アニメランキング2位
ドラえもん のび太の日本誕生(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★☆ 3.7 (112)
659人が棚に入れました
ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫は宿題やお手伝いなどそれぞれの理由で家出を決意。タイムマシンで7万年前の日本にやって来た。しかし、原始時代の少年ククルが入れ代わり現代へ。ドラえもんたちは原始生活を始めたが、そこは嵐と雷を繰る精霊王ギガゾンビと手下のクラヤミ族に支配され、ヒカリ族のククルの両親も捕虜として捕まっていたのだった・・・。

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ギガァァァ!!(爆)。ドラえもん映画の魅力はクラフトと飯テロ

 ドラえもん映画の魅力は色々あるが、私はクラフト要素と飯テロであるといいたい。多くの旧ドラでも優れた作品はもれなくこの点を上手く抑えている。本作でも料理畑とか、丸焼きの牛(しずかちゃんには果物)といったシーンがワクワクするし、クラフト要素として自分たちの住むとろこを作る件が素晴らしい。こういう子供に夢を与えてくれるポイントって大事である。


 本作はゲストキャラよりギガゾンビと部下の土偶の存在が強すぎてあんまり印象に残らんかったのが少々惜しいかな。ペガ、グリ、ドラコの三匹も良かったけど、要素を入れすぎちゃったかもしれない。タイムパトロールが活躍する数少ない作品かも。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

ひつまぶし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

心地よい予定調和

いつも通り家出をしようとするが結局ドラえもんの力なしではどうしようもないのび太
劇場版ではアツいやつなジャイアン
ピンチの時にはとことんポンコツなドラえもん
そして大きな出番のないしずかちゃんとスネ夫
もちろん最後は大団円

そんな劇場版ドラえもんのお決まりをしっかりと踏んでいきながら進むにもかかわらず面白いと思えてしまうのはドラえもんという名作ならでは
やっぱりドラえもんの声は大山のぶ代だよなあと思いながら

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

旧ドラ日本誕生。原始の日本でククルとの友情や冒険。

旧キャストでのドラ映画の日本誕生です。
家出をすることにしたのび太やドラえもん、しずかちゃん、ジャイアンにスネ夫とお馴染みのメンバーが、大昔の日本でひみつ道具をつかって暮らし始める。
すると大昔の少年ククルが現代にやって来てしまい・・・という始まりです。
ひみつ道具も出てきて楽しかったです。
主題歌は西田敏行さんでした。
またのび太が作り出した3匹のペットは可愛かったです。
これも子供の頃みて印象に残っているドラ映画作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

67.2 3 1989年冬(1月~3月)アニメランキング3位
ドラミちゃん ミニドラSOS!!!(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★☆ 3.8 (14)
67人が棚に入れました
原作は藤子・F・不二雄。脚本、もとひら了。作画監督、高倉佳彦。監督、森脇真琴。「ドラえもん のび太の日本誕生」併映作品。西暦2011年。のび太はしずかと結婚し、のびスケという息子も誕生。のびスケはのび太と違って腕白な少年に育っていた。そこへのび太が昔、ドラえもんに内緒で未来デパートに注文したはずの“ミニドラ"が大幅に遅れて配達されてきた。腕白なのびスケたちは、のび太に内緒で冒険に出てしまう。ドラミちゃんがミニドラを取り戻しにくるが、のびスケたちは元の世界に帰れなくなっていて…!?

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ドラミちゃん主役作品。ミニドラが起こす大騒動。

ドラミちゃん主役のスピンオフ作品。
のび太の書き間違い&未来デパートの間違いで1989年ののび太に届くはずのミニドラが間違って2011年ののび太の息子のび助に届いてしまうことから始まります。
やはりドラミちゃん主役だからかドラミちゃんとミニドラの出番が多いのが良かったです。また大人になったのび太、ジャイアン、しずかちゃん、スネ夫が見られたのも良かったです。
のび太ジャイアンスネ夫の関係とはまた違ったのび助、ジャイチビ、スネ樹も良かったです。ミニドラが可愛いのも良かったです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

67.0 4 1989年冬(1月~3月)アニメランキング4位
ファイブスター物語(アニメ映画)

1989年3月1日
★★★★☆ 3.7 (106)
409人が棚に入れました
クラウン大銀河に存在する4つの恒星系(イースター、ウェスタ、サザンド、ノウズ)と長大軌道を持つスタント遊星により構成されるジョーカー太陽星団が、この物語『ファイブスター物語』の主な舞台である。星団には極めて発達しつつも緩やかに衰退を始めている文明が存在している。4つの太陽系の幾つかの惑星に居住している人類は、無数の国家を形成し、国家は互いに勢力拡大を争っていた。その国家間紛争の切り札が、「モーターヘッド」(作中ではMHと略して表記することが多い)と呼ばれる人型の巨大ロボットであり、過去の超文明の血を受け継ぐことにより超人的な戦闘能力を持ち、MHを操ることができるヘッドライナーたち(人々には「騎士」と呼ばれる)であり、その両者の仲立ちをする人工生命体が「ファティマ」である。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

不条理な世界で王子様の迎えを待つお姫様とロボットのお話、それと超作画のファンタジーアニメ

『ゴティックメード』公開ということで永野護原作の今作を直接関係無いとも知りつつ予習しますた
(でもこの予習は無駄ではなかったよー)
永野さんといえば独特のセンスが光った『エルガイム』のキャラデやメカデが有名
今作は永野さんのライフワーク的マンガ作品らしいですが原作のどの辺をアニメ化したのかは読んでないので知らんっす;


まず目を引くのが永野さんのただでさえ繊細な絵柄をものの見事にアニメ化しているところっす
『うる星3』や『ぼくの地球を守って』のやまざきかずお監督に『エスカフローネ』や『劇場版X』の結城信輝さんキャラデというタッグはまさに時代が成した技といったところでしょうかw
髪や瞳など、とにかく線の量がハンパなく多くて何気ない立ち絵一つ取っても描き込み量ヤバイっす
原画もそうですけど、こーゆのってとにかく動画殺しですよねwww
だから好きよ結城信輝さん^q^


で!お話の方はかなりひでぇ話www
“モーターヘッド”と呼ばれるロボットを操作するために必要な“ファティマ”と呼ばれる女性の体を改造して作られるサポートユニットをめぐっての陰謀渦巻く政治抗争に主人公とヒロインが巻き込まれていくってお話・・・
はい!^^;
もうこれ倫理的に色々アウトっすねw


ってか世界観の設定は実際に見てもらうのがイチバンっすね
専門用語が多いけど全然難解じゃないです
だいぶナレーションと説明ゼリフで解説されてるんで原作未読だろうが関係なしの内容っす
それとSFでありながら王政や騎士道精神といったキーワードが随所に登場し、西洋ファンタジーめいた雰囲気も醸し出してます


主人公のレディオス・ソープが美女と見紛う程の美青年、ヒロインのラキシスもソープを強く慕っていて麗しい美貌を持つ
という【美男と美女がイッパイ】というポイントがイチバンの見どころだと思います
そーゆーの重要よね


大していい話だとは思いませんでしたが;永野さんのマンガをアニメ化しようぜ!って心意気は確かだったと感じます
だってゴティックメードの省エネっぷりっていくらなんでもおま(ry;
80年代の作風がお好きな方は是非チェックしてみてください、ホント凄い作画ですよ!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

チョコ太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

原作ファン以外はきついかと思います。

原作の第1巻を非常に分かりやすくまとめた作品。

この劇場作品のストーリーはMHと呼ばれる巨大ロボと、MHを操る騎士達、そして騎士達のパートナーであり人工生命体であるファティマ達がおりなす壮大な星団史(のほんの一部分)を描いたものです。

原作にはまっている人が観れば最高に面白い作品だと思いますが、原作を知らない人が観た場合、用語・世界観・人物関係など、ほぼ全てでなんのこっちゃ?となること間違いなしです、アニメを観る前に原作にどっぷりはまることをお勧めします^^;

原作ファンとしては、現在のアニメクオリティーで再度映像化(1巻だけではなく)してもらいたい作品です。きっと凄いものができそう!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キュベレイ

原作未読
キッズステーションで放送したのでノリで録画して観ました
1時間ほどで観れる、ファイブスター物語の序章らしいです
第1話をOVAとしたものらしいけれど、原作見ていないと理解がしづらい

前半の20分の妙な雰囲気に引き込まれ、後半になるにつれて「これ、後30分で綺麗に終わるの?」と思ってたら一応スッキリ終わった
「これは序章に過ぎないよ!原作見ようね!」みたいな雰囲気で今後起こることを淡々と予言したナレーションで締められた

作画はキャラデザや瞳の書き方など時代を感じて若干古く感じるものの、
書き込み量が半端じゃなくて、本当に昔の作品なのか・・と思うほどセル画が綺麗

主人公のソープが男性に見えないほど中性的な容姿で眉目麗しい
(本当に男性なのだろうかと疑いの目で見ていましたが、作中で突然のシャワーシーンがありました よくわかりませんが疑いが晴れました ありがとうございます)

1つ妙に気になったのが、ファティマスーツのデザイン
調べたらデカダン・スタイルと呼ぶらしいです
あの、当たったら痛そうな大きな肩パットにミニスカスタイルなのが何か世紀末感漂ってるお姿だと思って考えてみると、
機動戦士Ζガンダムに登場するモビルスーツのキュベレイにそっくりですね

最後登場する赤いドレスの頭の帽子の△三角具合と肩パッドに思わず
「・・・烏賊みたいだな」と呟いてしまいました

投稿 : 2024/11/23
♥ : 27

66.3 5 1989年冬(1月~3月)アニメランキング5位
きまぐれオレンジ☆ロード 白い恋人たち(OVA)

1989年2月15日
★★★★☆ 3.7 (15)
79人が棚に入れました
スキーを楽しむはずだった恭介とまどかに、白い恋人伝説が襲いかかる!恭介、まどか、ひかるの3人と仲間たちは恭介の祖父母の家にスキー・ツアーにやって来た。しかしその夜、恭介の祖父は「明日のスキーは恋人同士で絶対に滑っちゃいかんぞ!」と奇妙な事を言い出した。その山で滑った恋人たちは必ず遭難、しかも死体は全裸で発見されるというのだ。翌日、スキーを楽しむ恭介とまどかに不気味な怨霊が襲いかかった。雪の中に閉じ込められた恭介とまどか!ふたりの前に突然、闇の彼方から一筋の光が輝き、その中からおぞましき怨霊の正体が現れた・・・。

65.5 6 1989年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ライディング・ビーン(OVA)

1989年2月22日
★★★★☆ 3.7 (23)
60人が棚に入れました
アニメクリエイター兼漫画家の園田健一が原作をはじめ全体の構成を務めたストリートアクションOVA。 夜のシカゴを激走する700馬力の真紅の車バフとそれを追うパトカーの一団。バフに乗っている大男はビーン・バンディット、法外な金額で依頼人を望みの場所へ連れてゆく運び屋「ロードバスター」だった。今夜もビーンは二人組の強盗を逃亡させるが、その二人の片割れセマーリンは翌日、変装してビーンのもとに来訪。大富豪グリムウッド家の警備員モーリスと名乗り、同家の令嬢チェルシーを屋敷まで運んでほしいと願う。ビーンとそのパートナーである射撃に長けた美女ラリーはこの依頼を5万ドルで引き受けるが、その直後にモーリスは謎の襲撃で弾丸を身体に受けてしまう。やむをえずチェルシーをバフで屋敷へ連れて行くビーンとラリー。だがやがてモーリス=セマーリンは回復。すべてはビーンを誘拐犯として仕立て上げるための作戦だった……。 本作の実制作はアートミックとAICが担当。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ハードボイルドな世界で展開される痛快アクション

往年のアメリカ映画のようなストーリー展開ですが、実写に負けないぐらいの迫力あるカーチェイスは一見の価値ありです。


金さえ払えばどんな場所へも依頼人を送り届けることで裏社会では有名な運び屋「ロードバスター」。

愛車バフを乗りこなし仕事をこなす荒くれ者のビーンと、依頼を受け彼を射撃でサポートする冷静沈着な美女のラリー。

このコンビがある依頼を切っ掛けに警察とマフィア両方に狙われる羽目になり、事の真相を突き止めるため奔走する・・というのがあらすじです。


何よりこのアニメの特徴は、ド迫力なカーチェイスが本編のほとんどを占めていること。

ビーンの愛車バフは元々の超馬力に加え、特殊なギミックが凝らしてあってどんな道でも突き進んでいきます。

このバフの形振り構わない暴走っぷりは圧巻の一言です。
また、激しい動きを手元のシフトレバーの捌きで表す所もマニアックで良いです。


男も女も堅気でないためか、一般人離れした能力と精神力を発揮しています。

一見普通の女性に見えたラリーもやはり裏稼業の人間だけあって、いざというときには人殺しも厭わないようなハードボイルドな作品世界が展開されています。


小気味良いサウンドとアクション、シナリオが綺麗にまとまっていて意外な完成度に驚きました。

最初はビーンの尖がった顎に目が行くかもしれませんが、見ていく内に全く気にならなくなります。

当時隆盛を誇っていたAIC・アートミックのタッグは伊達じゃないです。納得のクオリティだと思いました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

目をつぶれば洋画吹き替え。バブルアニメーションの真骨頂。

ガンアクション&カーアクション

改造車のカーアクション、挙動特殊で思わず笑っちゃいますw

銃火器のこだわりも素晴らしく、調べてみるのも面白いです。

大平晋也作画ぁ~(*´ω`*)かっきょいい


声優が今じゃ絶対実現不可能(色んな意味で)

田中秀幸、松井菜桜子、小山茉美、富山敬、林原めぐみ、本田知恵子、筈見純、
屋良有作、飛田展男、小林通孝、塩屋浩三、田中和美、小杉十郎太、丸尾知子

今やナレーションでしか聞かない方も、聞けない方もいますね。

塩屋浩三さんがガードマンA役・・贅沢。

元々はガンスミスキャッツという原作があり、そこから派生した作品の映像化。そっちのレビューも書きたい。
ブラックマジック M-66と同じく、作者がアニメーション制作にガッツリ関わる稀有な例。

この時代はまだアニメーションと漫画の性質というか、垣根があまりなかった時代ですね。
時代を経てそれぞれのプロフェッショナルに分かれましたが、
日本のアニメーションに漫画が深く関わってることを表しています。

「ROAD BUSTER」「KING OF THE ROAD」「BEAN BANDIT BOOGIE」「BAD GIRL」
・・等テンション上がる曲揃い踏み。

ライディングビーンのSoundtrackは映画の劇伴みたいでカッコイイんですよ。
テンポの良い曲調で、まさに車を運転するとき最適な曲。
アニメを知らない友人を乗せた時、他のインストゥルメンタルや洋楽に混ぜてかけます。
これなんの曲?カッコイイね!と言われるの待ちです(笑)

VHS持っていますが、Blu-ray出てるんですね!サムネがパッケージだったのか~~。買いてぇー。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

切れ味鋭い!スパッとスカッとする45分!

2020再鑑。手元にあるベータマックスはどうしたら(笑)

ワイルドだが子供には優しい主人公と、気風が良い金髪お姉さんのバディもの、というハリウッドにもありそうなノリにまずキュンと来て欲しい(笑)

主人公が「運び屋」という事で、愛車には様々なギミックがあるのだが、これがアニメ的に凄い見せ場になってて楽しい。
物語の図式は単純だが、断じて単調ではなく、小山茉美が演じるライバルキャラが頭脳戦キャラなので、主人公サイドと上手く対になっていて飽きさせない。
そもそも声優陣の芝居が素晴らしいの一言。
要所に入る洋楽とあいまって、気分はもうハリウッドよ!(笑)

あまり良い言い方ではないかもしれないが、
「シティーハンター+ルパン三世」といった趣の超ストレート娯楽アニメ。
スカッとしたい時にどうぞ!


OP後のラリーの着替えシーンにドキドキしてた少年も今や中年に成り果てましたとさ(笑)
つか、ホルスター締めるカットとか、セクシーだけどイヤらしくはなく、しかもカッコいいという…園田健一のアニメって割と着替えシーンでるけど、どれも良いんですよ~
着替え、シャワー=エロ、って図式がもしあるとしたら、今すぐ撲滅したいぞ、ホントに(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

64.9 7 1989年冬(1月~3月)アニメランキング7位
竜世紀 魔章 R.C.297 ルリシア(OVA)

1988年12月25日
★★★★☆ 3.6 (10)
34人が棚に入れました
漫画家・竜騎兵の伝奇SFコミックを原作としたOVA第二弾。 悪魔の謀略によって人類は友とすべき神の使徒・竜族を虐殺し、その文明ははるか昔に衰退した。今は荒涼とした未来世界で、人々はとうに当たり前の存在となった竜を操る競技「闘竜」に戯れる。そして20世紀終盤の悪魔との戦いの中で、養育者・璃子(りこ)を失った竜の戦士カーマイン。彼は長い歳月の中、人々との接触を避けてひっそり生きていた。しかし闘竜界の伝説的英雄バルドフの娘ルリシアが、カーマインに接近。彼女は父の仇「黒竜」打倒のためカーマインの角を折って彼の服従を望むが、当のルリシアに今は亡き璃子の面影を見たカーマインは自らの意志で彼女のパートナーとなる。だが両者が運命的な絆を育む傍ら、人類の陰に今も潜む悪魔の群れは、またも新たな謀略を企てていた! 二部作の決着編。壮大な世界観を用意したSF叙事詩が、凝縮した時間枠の中で高い密度感で描かれる。

63.9 8 1989年冬(1月~3月)アニメランキング8位
めぞん一刻 四季 移りゆく季節の中で(OVA)

1988年12月21日
★★★★☆ 3.5 (19)
83人が棚に入れました
めぞん一刻の総集編OVA。最初は白黒(文字のみ色付)で、春先に響子が惣一郎の墓参りをしているところから始まり、最後も春先のお墓の前で終わる。進行上、中盤のストーリー展開はあまり描かれてない。

63.9 8 1989年冬(1月~3月)アニメランキング8位
宇宙家族カールビンソン(OVA)

1988年12月21日
★★★★☆ 3.5 (13)
37人が棚に入れました
論客としても有名な個性派まんが家あさりよしとおの代表作を原作にした、完全新作OVA。 さまざまな星出身の芸人一座を乗せた宇宙船が、広い宇宙の真ん中で別の宇宙船と接触事故を起こした。旅芸人一座は大事なかったものの、もう一つの宇宙船は近隣の惑星に不時着して大破。乗員は芸人一座が見たこともない星系の生物で、棒状の四肢を持つ体表の少ない種族だった。大破した宇宙船の乗員はほぼ全員が死亡したが、ただ一人赤ん坊が生存。この子の故郷など知る由もない旅芸人一座は、座長「アネさん」の采配で全員が家族となり、その赤ん坊=コロナを育てることにした。これはそんな「宇宙家族」たちの物語。 原作からナンセンスギャグの部分は継承するものの、毒味が利いた風刺色は大幅に軽減。全体に穏和なホームドラマとしてまとめられた。原作に思い入れある人でも、さらに評価の分かれる作品といえる。

63.6 10 1989年冬(1月~3月)アニメランキング10位
ピーターパンの冒険(TVアニメ動画)

1989年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (30)
170人が棚に入れました
日本アニメーションの「世界名作劇場・15周年記念作品」として製作放映された同シリーズの意欲編。永遠に年を取らない子供ばかりが集う異世界ネバーランド。そこの少年ピーターパンは現実のイギリスを外遊するが、ケンジントン公園周辺の少女ウェンディの家に自分の影を忘れてしまう。影を取りに来てウェンディと知り合ったピーターパンは、彼女の裁縫で離れかけた影を結いつけてもらった。お礼にウェンディと彼女の二人の弟ジョンとマイケルをネバーランドに招待するピーターパン。だが平和なはずのその国には、ピーターパンのライバルである悪人フック船長の魔手が迫っていた。キャラクターデザインは日本アニメーションの近作『ファンタジック・チルドレン』や他社作品『鉄人28号』(2004年版)などで活躍するベテランアニメーターなかむらたかしが担当。歴代「名作劇場」では異例の人事で、他の諸作には見られない独特の作風を築き上げている。先行作『ラスカル』の主役ラスカルも、別設定の役で助演を務めた。

声優・キャラクター
日髙のり子、松井菜桜子、羽村京子、渕崎ゆり子、島本須美、大塚周夫、京田尚子

ぱんちねろ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

大好きな作品

子供の頃レンタルビデオで借りて見て、
つい最近DVDが出てることを知り、購入。
仕事から帰ってきて、夜寝る前に1日2話ずつ見て、すごくしあわせな時間でした。

なんといってもキャラが動く!!
瞬きや指の動き、それぞれのキャラの動きが違うなど、とにかくイキイキしてます。
デッサンの狂いもないのが地味に凄いなぁと思います。さすが世界名作劇場。

声優も豪華。棒なんていないところが魅力的でした。

ネバーランドのたのしさがこれ程伝わる「ピーターパン」の物語は、これの他ないと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

62.4 11 1989年冬(1月~3月)アニメランキング11位
獣神ライガー(TVアニメ動画)

1989年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (13)
77人が棚に入れました
遥か神話の時代より繰り広げられた、善と悪の戦い…。「善神アーガマ」の血を受け継ぐ「大牙剣」は、現代に復活した「邪神ドラゴ」の末裔「女帝ザーラ」率いる「ドラゴ帝国」から人々を、世界を救う為、「バイオアーマー」「獣神ライガー」と一体化して戦う…。

声優・キャラクター
田中真弓、沢りつお、松井菜桜子、伊藤美紀、塩屋浩三、藤井佳代子、神代知衣、有馬端香、梁田清之、勝生真沙子、島田敏、戸谷公次、中村秀利、速水奨、堀内賢雄、こおろぎさとみ、池田勝
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

レトロでハードな王道熱血系

1989年放送のテレビアニメ。全43話。
原作は永井豪先生。当時でも作風としてはちょっと古めだったかも?

全体としては王道の熱血ヒーローものですが、永井豪の作風のため、子ども向けとしてはエログロやハードな展開・描写が目立ちます(まあ大分ソフトにはなっていますが)。ハッピーエンドではあるものの、失ったものが多くて悲壮感も。
子どもたちが元気で常に前向きで、ストーリーラインが良く出来ているのが良いですね。

【ストーリー】
小学6年生の大牙剣(たいが けん)は、古代の善神アーガマの血を引く少年。
あるとき、剣の通う小学校が現代に復活したドラゴ帝国の尖兵ドラゴナイトに襲われてしまいます。
剣はバイオアーマー・獣神ライガーと一体化して、同じく善神の血を引く神代ゆい、まい姉妹やクラスメートである団五郎(だん ごろう)と共に、邪神ドラゴを復活させようと目論むドラゴ帝国と戦います。

ストーリー展開が丁寧で堅実なのがとても良かったです。
シリーズ構成はクレジットされていませんが、重要回を担当する事が多かった高橋義昌さんかな。高橋さんと川崎裕之(ヒロユキ)さんの回は特に素晴らしいと思うことが多かったです。
最序盤は地味な回が多いですが、ほとんどの話数が本筋に関わるので視聴意欲が続きましたし、終盤は熱い展開が多くて飽きなかったです。
ただ、夏休み期間中の単発回はあまり面白くなかった印象。

味方キャラは皆で助け合いながら困難な状況を乗り切っていくので印象が良く、心が洗われます。フォローする大人達も人格者なので人間関係のストレスは無いですが、一般市民の行動で人間の業や醜さを描くので、時には嫌な描写も。
敵キャラクターの非道ぶり、まとまりの無さも印象的でした。

作画は良い回とそうでない回でかなり差がありますが、作画監督の個性も顕著で個人的には楽しいですね。
マッシブで格闘メインなロボットバトルも魅力で、重量感のある作画がかなり好きなタイプ。
OP、EDはとても良かったです。BGMは違和感なくて好きです、使い方は割と普通ですかね。

エログロ多めなので、嫌いな人は気をつけてくださいね。
パンチラ・ヌードシーンが多い点は、まあ時代的にギリここまではできるか~ってくらいなんですが、{netabare}ドル・サタンに捕まったまいの尋問シーンでポカーンって感じでしたw{/netabare}
普段のゆいまいへのスカートめくりとかは、ゆいまいが強い女の子達できっちりやり返すというよくあるパターンで、基本的に皆仲が良いのもあってそれほど嫌な気持ちにはならずに見られました。

グロに関しては8話、11話の描写が丁寧で、感心すると同時に若干へこみました…最終決戦も含め(ザーラ様とか、一般市民の行いとか)、永井豪テイストきちんと入れてくれて嬉しいです(泣)

【男性キャラ】
{netabare}
剣は真っ直ぐで子どもらしく、悩むこともありますが、心の強さを持つ王道主人公。やんちゃですがお祖父ちゃんにしっかり躾けられてる印象。
…お祖父ちゃんを必死で探す剣の姿には、さすがに心が痛みました。たった一人の家族だったんですよね…

五郎(通称ダンゴ)は影に日向に頑張ったなあと思います。特殊能力の無いことにジレンマを抱えながら頑張る姿は応援したくなります。
物語的にも、一般人であることを最大限に生かした役回りは見事。

リュウ・ドルクもまた王道のライバルキャラで、後にドラゴ帝国を離反。
最終回で邪神ドラゴを封印したのはきっとドラゴ帝国の一人として人々を傷付けたことへの責任だったのだろうと思います。無事戻ってゆいまいと幸せに暮らしても良かったのでしょうが、それが本人の意地だったんだろうなあ。犯した罪の責任をきっちり取るあたり永井作品らしくて好きですね。
{/netabare}

【女性キャラと恋愛模様】
{netabare}
本作のターゲットである子どもが本当についていけないのは、意外と複雑な恋愛要素なんじゃないかなw

子どもからすると、剣がまいと良い雰囲気になるのはピンと来ないかもしれないなあとか思いました。
あ、私としてはイイ感じになるのならまいが良いな~とか思っていたのですごく嬉しいですw

個人的にはゆいが思った以上に芯が強い女の子で良いですね。
紳士的な大人の男性である神埼にアプローチしようとしたり、その神崎が女性のグラビア雑誌を持っていることに過剰に反応したりする潔癖さは女の子としては結構リアルだと思いますし、可愛いだけのキャラじゃないのが好きです。

でもまいがそれ以上に好き過ぎて困るw
気が強く芯も強く、でも女の子らしくないことにコンプレックスを抱いていて、皆に好かれるゆいや大人の女性である冴子が少し妬ましいとかなかなかリアル。剣達のスケベにしっかりやり返して、でもお姉さん属性で男の子達を叱咤激励し続けてるところとか。中身が可愛いですね。
ドル・サタンにあれほど怖い思いをさせられて、それでもゆいの身代わりに敵要塞に乗り込めるその勇気と剣に対する信頼たるや、これで好きにならないのは無理ってもんですw
最終話は剣とまいが手を繋いで走り出してFin。爽やかで可愛らしいラストシーンで和みました。

それで、問題があるなと思ったのは単発回。
単発ヒロインとフラグ立てて死に別れるエピソードは二つもいらないです…女の子が舞台装置になっちゃうのは好きじゃない…
しかもリュウ・ドルクは本筋でドル・サタンとの関係もあるので、そちらが印象薄くなってしまって頂けない…

ドル・サタンについては行動・心理共に描写がしっかりしていてとても良かったです。ドルガとは戦士として肩を並べたいのか、女性として愛されたいのか、最初は自分の気持ちを見極めていなかった気がする。そのことがガイストの台頭を許したのかな、と思います。
そういうのがちゃんとストーリーラインに絡んでいるのが上手い。
視聴者感覚としては、真一の一件とまいへの仕打ちがあるので彼女を許すことはできないですし、ドラゴ帝国で情を解する者には居場所がない以上、ああなるのは哀しいけれども仕方ないという印象。

冴子さんと神崎さんは一番安定したカップルでした。殺伐とした展開が続く中では一服の清涼剤だったと思います。

ザーラ様は…許すことは出来ないけれど、ちょっとかわいそうでした…
{/netabare}

極限状態で人間性が問われる展開が好きなので、私は本作はとても楽しかったです。
永井豪先生リスペクトな作風でしたが、暗いラストでもないので、永井作品の入り口としてもいいかもしれないですね。{netabare}東京の復興とか言ってるのが地味に胸を抉りますが;{/netabare}
レトロな王道熱血系が好きな人にはオススメします。……大人ならですがw(2016.9.8)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

62.1 12 1989年冬(1月~3月)アニメランキング12位
クラッシャージョウ 氷結監獄の罠(OVA)

1989年2月5日
★★★★☆ 3.4 (17)
52人が棚に入れました
 小説家・高千穂遙の代表作のひとつ「クラッシャージョウ」初のOVA。「ジョウ」のアニメ化そのものは83年に劇場用アニメとして製作されており、本OVAも劇場版と同じくサンライズが実制作を務めている。宇宙の何でも屋「クラッシャー」であるジョウのチームは久々の休みを満喫するが、そんな彼らに次の仕事が舞い込む。惑星オーロに降下しつつある刑務所衛星デブリの落下阻止と、その内部にいる囚人の救出だ。この依頼主がオーロの独裁国家キリウスで、囚人の政治犯たちを救うことにいささか疑問を抱くジョウたち。刑務所衛星がオーロの地表に落下すれば囚人たちだけでなく惑星の人々にも甚大な被害がおよぶ。残り40時間のうちに何とかしようとするジョウたちだが、オーロの秘書官ヒュームは突如として衛星の爆破工作を開始。オーロ政府は自分たちが囚人を助けようとした既成事実だけが欲しかったのだ。衛星内に取り残されたジョウは囚人と協力し……。本OVAでは83年の劇場版の時のメインキャストがそのまま登用された。なお、本作と次作OVA「最終兵器アッシュ」の作画監督は後の『無責任艦長タイラー』のアニメーター平田智浩が務めている。

声優・キャラクター
竹村拓、佐々木るん、小原乃梨子、小林清志、二又一成、家弓家正、藤本譲、千田光男、塚田正昭、郷里大輔

61.9 13 1989年冬(1月~3月)アニメランキング13位
ヴィナス戦記(アニメ映画)

1989年3月1日
★★★★☆ 3.4 (35)
115人が棚に入れました
21世紀初頭。金星は小惑星との「大衝突(グレート・バンプ)」によって環境が激変し、人類の生活可能な惑星となっていた。金星の植民が開始されて半世紀余り、金星は強大な軍事力を誇る“イシュタル”と肥沃な国土に恵まれた“アフロディア”の二大自治州に別れ、対立を深めていた。生きる意味を見いだせないままバイクゲームに興じていたアフロディアの少年ヒロは、軍の技術士官シムスにスカウトされる。やがてイシュタルの重戦車部隊がアフロディアに侵攻、戦闘バイク部隊“HOUND”の一員として出撃したヒロは、大きな歴史のうねりに呑み込まれていく。

声優・キャラクター
植草克秀、水谷優子、原えりこ、佐々木優子、納谷悟朗、大塚芳忠、吉田小南美、菊池正美、梁田清之、河口宏、池田秀一、塩沢兼人、藤本譲、玄田哲章

59.7 14 1989年冬(1月~3月)アニメランキング14位
ルパン三世 シークレットファイル(OVA)

1989年1月1日
★★★★☆ 3.2 (15)
84人が棚に入れました
『ルパン三世 シークレットファイル』(ルパンさんせい シークレットファイル)は、漫画家モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』の1989年に発売されたVHSである。LDは薄型20cm2枚組で発売された。なお、2003年10月に発売された「劇場版 ルパン三世 DVD Limited Box」にもDVD特典ディスクとして封入されている。このシークレットファイルには1と2があり、1のほうは、『ルパン三世 ルパンVS複製人間』、『ルパン三世 カリオストロの城』、『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』、『ルパン三世 風魔一族の陰謀』の劇場予告などが収録されているほか(「劇場版 ルパン三世 DVD Limited Box」には実写版『ルパン三世 念力珍作戦』の劇場予告も収録されている)『ルパン三世 パイロットフィルム』も収録されている。2のほうは、TVシリーズである『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』、『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』、『ルパン三世 PartIII 』と劇場公開作品のオープニング&エンディング集を網羅したサウンド・コレクションとなっている。

58.4 15 1989年冬(1月~3月)アニメランキング15位
宇宙皇子(地上編)(アニメ映画)

1989年3月1日
★★★★☆ 3.1 (16)
73人が棚に入れました
星暦667年に始まった天下の動乱、壬申の乱。その戦乱の中で北天の神より生を受けた少年、小子辺は産まれて直に天涯孤独の身となってしまう。修験者・役小角の母、福寿によって育てられた小子辺は自らの生い立ちを知り、宇宙皇子(うつのみこ)の名を与えられて小角の元で修験者の道を歩む。小角を始めとする先達の修験者達の厳しい指導を受けながら成長していく皇子はやがて天皇のあり方、政治のあり方にも疑問を抱いていくが…
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

神の子の世直し英雄譚

なんかもう、いかにも角川映画という感じ。
スケールが大きいです。その代わりかなり大雑把に作られている気がします。


時は飛鳥。
政変により世は乱れ、貧民は困窮にあえいでいた。
そんな中生まれたのが主人公の宇宙皇子(うつのみこ)。
神の子として生を受けた彼は持ち前の正義感と勇気で世を正すべく奮起するのであった。


飛鳥の実在の人物も登場します。
ので、これは歴史ファンタジーです。

藤原不比等です。割と日本史だと有名ですよね。
彼が皇子にとって初めての敵、ということになります。
悪役というよりは、権力者そのものとして立ちはだかる藤原氏の存在は際立っていました。
普通実在の人物ってフィクションだとやられ役ですもんね(笑)


OPはストーリーを歌詞に落とし込んであって分かりやすく、力強い曲で非常に良かったです。
「夢狩人」です。「夢の狩人」じゃないですよ。
歌っているダ・カーポさんの歌声も綺麗で、本編への期待度を高めてくれます。




これは物語の序章ということで、皇子が自身の力に目覚めるところで終わりです。
一応山場はあるにはあるんですが、イマイチ盛り上がりに欠ける感じ。
構成がしっかりしてないのか、ぶつ切りのエピソード繋ぎ合わせ。妖魔…かぐや姫…不動明王…。
皇子が流されるままというか、何がしたいのか見えてきません。


あと1989年にしては・・・古臭い。
作画も含めてこの頃の他のアニメと比べると古いです。
関係ないけど、ゴッドマーズも異様に古臭いですよね。
藤川桂介さんの作風なのでしょうかね。
体調が悪かったせいもあって80分の間に5、6回は寝落ちしてしまいました。(ちゃんともう一回見ましたよ)


山場としては
{netabare}
盗賊の長である魚養とその妹の多々良女の死。
盗賊でありながら貧民のためを思い反乱を起こした魚養。
身寄りもなく魚養と寂しく生きていたのにとても健気で明るい多々良女。

この二人が死んでしまうシーンは中々心に来ました。
皇子の葛藤も山場を迎えた様子でした。


それと、皇子の覚醒。
不動明王へ姿を変えた皇子。
何がなんだかよく分からないけど迫力に満ちていました。怒り、ですね。
{/netabare}
ここらへん?


原作もそうなのですかね。
登場人物の台詞が空々しいというか、上手く感情移入できませんでした。

全部見て一番心に残ったのは多々良女(たたらめ)という妹キャラの発する「兄様(あにさま)!」という呼びかけ。
声優が日高のり子さんだし、最高でしたねこれは。

もう少し丁寧に乱世の中で揺れ動く人々の心情、みたいなものを見せてくれたら妹萌え以上のものを見出だせたかもしれません。
正直、原作未読で観るのは辛い・・・・お勧めしません。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

58.2 16 1989年冬(1月~3月)アニメランキング16位
おぼっちゃまくん(TVアニメ動画)

1989年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (42)
278人が棚に入れました
『コロコロコミック』に連載された小林よしのり原作の同名コミックをアニメ化。月々の小遣いが1500万円という、御坊財閥の跡取り息子・御坊茶魔(おぼうちゃま)が繰り広げるドタバタ劇を描く。エリート小学校として知られる田園調布学園に、ある日一人の転校生がやってきた。財閥の跡取りとしてみんなの注目を集める御坊茶魔だったが、その実体は超下品なおぼっちゃまだった…。「ともだちんこ」「おはヨーグルト」など、御坊茶魔が発する言葉の数々は当時の子供たちの流行語に。しかし、親たちの間では下品な作品としてとらえられ、「子供たちに見せたくないアニメ」としても有名になってしまった。

声優・キャラクター
神代知衣、佐々木望、川村万梨阿、銀河万丈、笹岡繁蔵、田原アルノ、青木和代、松尾銀三、松本梨香、林玉緒、水原リン、一城みゆ希

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
Angel Cop エンジェル・コップ(OVA)

1989年1月1日
★★★★☆ 3.7 (9)
50人が棚に入れました
人気アニメーター板野一郎が原案・監督を務めたOVA作品で、全6巻にて完結した。都市ゲリラと化した過激派に対抗するために組織された特殊公安に三加和蓉、通称エンゼルが配属された。確実に相手を殺すコロラド撃ちを駆使し、異常なまでにテロリストを憎む彼女だったが、やがて真の敵は闇に潜む巨大権力だという事実が判明する。キャラクターデザインには画の濃さで人気の結城信輝が起用され、過激なバイオレンスアクションに華を添えた。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
ぞうのババール(TVアニメ動画)

1989年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (6)
37人が棚に入れました
1931年、フランスの代表的絵本作家ジャン・ド・ブリュノフが産み出し、親子二代で描きつがれてきた人気絵本のアニメ化。凶暴なサイにさらわれた、ぞうの国の住人たちを助けるために知恵を働かせるババールの活躍を描く。ぞうの国の王様ババールが若き日の冒険を物語る。幼くして王様になった頃、ガールフレンドのセレステの村が凶暴なサイたちに襲撃され、大人のぞうは奴隷として連れていかれてしまった。ババールとセレステはジャングルを旅しながらサイ王国に乗り込む。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーV(TVアニメ動画)

1989年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
33人が棚に入れました
「トランスフォーマー」シリーズ第5作。原点回帰を目指し、第1作の基本だったエネルギー争奪戦に物語の重点を置いている。地球を含む銀河第一方面軍の司令官に任命されたサイバトロンの勇者スターセイバー。彼はかつて自分が暗黒星雲に封印したデストロンの破壊大帝デスザラスが復活し、地球の豊富なエネルギー資源を狙っていることを知った。デスザラスの真の目的は、暗黒星雲に眠る巨大要塞の再起動にあった。

声優・キャラクター
田中秀幸、戸谷公次、森しん、掛川裕彦、平野義和、佐藤佑暉、里内信夫、頓宮恭子、丸尾知子、芳野日向子、久川綾、青羽美代子、阪脩、広中雅志

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち(アニメ映画)

1989年3月18日
★★★★★ 4.1 (4)
31人が棚に入れました
同タイトルの人気TVアニメから派生した、劇場用作品の第4弾。「東映まんがまつり」におけるプログラムの一環として上映された。 これまで星矢たちに倒され魔界に堕ちたエリス、アベル、ポセイドンの小宇宙を利用して、地上に降臨した堕天使ルシファー。その影響により世界各地で天変地異が巻き起こり、意を決したアテナは単身ルシファーの待つ伏魔殿へと乗り込んでいく。当然星矢たち青銅聖闘士たちもその後を追うが、ルシファー配下の難敵・聖魔天使の前に苦戦を強いられてしまう……。 冒頭であっさり叩き伏せられる黄金聖闘士の姿はファンに衝撃を与えた。これまでは何度となく敵の虜となっていたアテナだが、今回は珍しくそのパターンを外しているのが特徴(それでもクライマックスには人質になってしまうが)。

声優・キャラクター
古谷徹、鈴置洋孝、橋本晃一、堀川りょう、堀秀行、潘恵子、津嘉山正種

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙(アニメ映画)

1989年3月11日
★★★★☆ 4.0 (4)
30人が棚に入れました
1988年から今も長期放映中の人気TVアニメの初のオリジナル劇場版。原作はやなせたかしの同名漫画。パトロール中、お腹を空かしていた人に顔を半分上げてしまい、パワーが半減したアンパンマンは、激しい嵐にあって落下しそうになってしまう。彼を助けてくれたのは、キラキラ星から地球にやって来たナンダー・ナンダー姫とマルデ・ヘンダーの宇宙船だった。彼らは魔王に奪われた宝石、正しい心の持ち主が手にすれば平和が訪れるが、悪人が持てば邪悪な力を発揮するという“キラキラの涙"を取り返しに来たのだ。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
超神伝説うろつき童子 オリジナル劇場公開版(アニメ映画)

1989年3月18日
★★★★☆ 3.6 (4)
30人が棚に入れました
鬼才・前田俊夫の原作の、エロチック伝奇ロマンをアニメ化。脚本・山陽五郎は「鋼の錬金術師」シリーズ構成の會川昇の別ペンネーム。重厚な物語と迫力ある作画が公開当時のファンを湧かせた。一見、平凡な高校生・南雲。だが彼は3千年に一度復活し、世界を作り替えるという超人ナグモの転生だった。ナグモの真実を探る異界の獣人・天野こと天野邪鬼。だがその前に、魔界の戦士・水角獣がナグモ復活を阻止せんと立ち塞がる。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
BE-BOY KIDNAPPN IDOL(OVA)

1989年2月22日
★★★★☆ 3.8 (6)
25人が棚に入れました
『月光庭園』などの少女漫画家おおや和美の原案によるアイドルもののOVAで、約30分の短編作品。おおや和美はキャラクター原案も提供している。 高校生の志乃原和也と工藤秋彦。親友同士の二人だったが、和也がアイドル歌手となって人気を博して以来、秋彦との時間は減る一方。いつしか二人の間の雰囲気がぎくしゃくしてしまう中、下校途中の和也がヤクザのような男たちに拉致され、さらに秋彦もろとも誘拐された。和也を狙った者は悪徳営業で有名な芸能プロダクション。その社長である海浦は和也のルックスにのめりこみ、自分の会社へむりやり移籍させるつもりだ。ここから脱出をはかる和也と秋彦は極限状況の中で互いの気持ちに気づき……。 本作の実制作はAICが担当。演出は同社で多くの作品を手がけてきた八谷賢一が務め、キャラクターデザインと作画監督は『BLASSREITER ブラスレイター』ほかのアニメーターである恩田尚之が担った。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

危うげな男の子同士の友情

BL(ボーイズラブ)、初体験でした。
といってもこの作品の二人は恋人でも性的な関係でもなかったので、全然OKでした。


超人気アイドルである和也。そして彼の親友である秋彦。
和也がアイドルとして成功していき自分から離れていくことに寂しさを覚える秋彦。
段々と自分への態度がそっけなくなる秋彦に対して訳も分からず反発する和也。

二人のすれ違いはお互いの危機に際して想いを再確認する事で解消されていきます。


30分しかなくて二人の感情の動きもお話の展開も褒められたものではないのですが、和也と秋彦の家族のような兄弟のような仲睦まじい姿を見て少しほっこりしました。

二人ともそれぞれお調子者としっかり者、甘えんぼと意地っ張りと対照的なキャラクターだったのが良かったと思います。


あと、やや時代がかったコメディが楽しかったです。
「ズコー」「どひゃー」みたいな古臭い笑いを見ると和む性質なので、個人的に好きな作品です。お話もすごく馬鹿げたもので、笑えちゃいましたので。


音楽はなんだかすごくリズミカルで、ややすれば煩いくらい流れてました。ザ・80年代ミュージックという雰囲気。カッコ良かったです。
挿入歌も3曲ぐらいかかっていたかも。「Summer Dreamer」いいですね。



全然BLと身構えるような作風じゃなくて、むしろ拍子抜けするぐらいソフトでコミカルな調子ですので、古臭ささえ気にならなければ万人受けするように思いました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
くりいむレモン 森山塔ベストヒット そうかもしんない完全版(OVA)

1989年1月1日
★★★★☆ 3.9 (3)
25人が棚に入れました
夕日が差しかかる公園を一人の少年が歩いていた。彼は、足元に何かを見つけて立ち止まる。そこに落ちていたもの、それは本物の拳銃だった…!拳銃を手に入れた少年は、その力を性衝動を満たすために利用し始める。まず最初に、電車に乗り合わせた女の子が犠牲になった。女の子に銃を突きつけ、フェラチオを強要する少年。嫌々ながらも、拳銃の怖さに少年のモノをくわえる女の子。次の舞台は公園。ここでも少年は、散歩にやって来た女の子を脅し、その子に愛の告白をしようとしていた青年の前で犯してしまう…。

計測不能 17 1989年冬(1月~3月)アニメランキング17位
ごんぎつね(OVA)

1989年1月1日
★★★★★ 4.5 (2)
22人が棚に入れました
童謡作家・新美南吉の同題ファンタジー作品を約30分のOVA化。原作はいくつかの版で刊行されているが、本作は絵本作家・黒井健との共同で出版された1986年の偕成社版をベースにしており、黒井の絵を活かした内容となっている。 病気の母親を想い、川辺で漁をしていた男・兵十。だがそれを知らないいたずらきつねのごんは、兵十が獲ったうなぎを持っていってしまう。やがて兵十の母は他界し、これが自分のせいだと心を痛めたごんは、ひそかに兵十のために栗や松たけを届け続ける。この何者かのお恵みが神さまの仕業だといつしか思う兵十だが……。 本作のナレーション(語り)は名優の大滝秀治が情感をこめて担当。
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