1989年秋(10月~12月)に放送されたアニメOVA一覧 32

あにこれの全ユーザーが1989年秋(10月~12月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番の1989年秋(10月~12月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

66.4 1 1989年秋(10月~12月)アニメランキング1位
強殖装甲ガイバー(OVA)

1989年9月25日
★★★★☆ 3.7 (11)
45人が棚に入れました
高屋良樹によるコミック作品をアニメ化。装着者を生体兵器と化すユニット・ガイバーを殖装した高校生・深町晶と、世界征服を企む謎の秘密結社クロノスとの戦いを描いたSFヒーロー作品。作品の骨子は正統派ヒーローものだが、ガイバーの超絶的な戦闘力、それを狙うクロノスの暗躍のエゲツなさ、徹頭徹尾シリアスな展開と、すべてが大真面目に設定・描写されている作風が印象的。 平凡な高校生・深町晶は、ある日事故によって落とされたガイバー・ユニットを手にし、それに取り込まれてしまう。ガイバーとなってしまった晶の前に、クロノスがユニット奪還のために仕向けた獣化兵(ゾアノイド)が襲いかかる。果たしてクロノスの実態とは? そして晶の運命は?

64.6 2 1989年秋(10月~12月)アニメランキング2位
バオー来訪者(OVA)

1989年11月1日
★★★★☆ 3.5 (31)
117人が棚に入れました
主人公は、生物兵器「バオー」へと改造された青年「橋沢育朗」と予知能力を持つ少女「スミレ」の2人。
バオーの超人的能力を狙う、政府系の秘密組織「ドレス」からの逃避行を中心に、2人の成長と相思を綴った物語。

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

育朗とスミレの奇妙な冒険   【ねこ's満足度:70pts】

とある組織によって生み出された恐るべき生物兵器『バオー』。
不運にもその実験台となってしまった少年と、彼と行動を共にする少女の姿を描いた物語です。

原作は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの荒木飛呂彦。
バオーのデザイン、動き、技のアイデア、ネーミング、演出からセリフのひとつひとつまで……。
わずか50分弱のOVAにも拘わらず、いたるところに同作の源泉を垣間見ることができました。

最大の見どころはやはりアクションシーン。
錚々たるスタッフにより手掛けられた作画は、今観ても十分楽しめるレベルです。
(若かりし頃の新房昭之氏も参加)
そしてなにより”バオー”の格好良さ。当時から荒木先生のセンスは抜群だったようです。

強いて難をあげるなら、バオーがあまりにも強く全体的にやや薄味にみえてしまうところ。
尺の都合上、原作からカットされたシーンや登場人物が多かったのがその原因だと思います。
しかし、それらを差し引いても、独特な”荒木ワールド”を堪能するのには十分な作品。
当時打ち切りの憂き目に遭った原作ですが、今でも尚時代の先を行く先生の才能には脱帽です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

そいつに触れる事は死を意味するッ!

これが! バオーだッ!
バルバルバルバルバルバルバルッ!

ジョジョ以前に荒木氏がジャンプで連載していて、打ち切りの憂き目にあった作品です。アニメ化してました。
ジョジョが有名すぎて知名度は薄く、知る人ぞ知るマイナー作品って感じですが、アニメ化してたって事を知らない人は多いんじゃないんでしょうか。
こちらも非常に面白いです。

テンポはいいし作画はかなりかっこいい。作った時期が80年代とは思えないほどに。
40分と短いですが、その後のジョジョの奇妙な冒険の原型とも言うべき荒木ワールドの濃さが詰め込まれてます。

結構なグロ表現が入ってるので、苦手な方は注意。
ジョジョを見て荒木氏の世界観に惹かれた方は、一度見てみるといいんじゃないかと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

荒木飛呂彦氏の漫画を原作としたOVA

このOVA、ジョジョ好きな方はご存知の通り
荒木飛呂彦原作の作品である。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
秘密機関ドレスによって、主人公橋沢育郎は
生物兵器バオーの実験体にされてしまった。
超能力を持った少女スミレの協力のもと
脱走することのできた二人だったが、ドレスからの
刺客が次々と襲い掛かる。彼が、死の直面に立たされた時
体内に眠るバオーの力が覚醒する。

この作品の大きな特徴は、徹底されたスプラッター描写である。
グロの内容としては、半分以上が顔面変形。
事前に耐性を付けておかないと、確実に後悔する。
以前、ジェノサイバーを見たことがあったため
それなりに耐性があると自負していたが、相当レベルが高い。
その部分をまとめた動画が某サイトに存在するので、
一度調べてから、視聴するかどうか判断した方が良い。

やはり、1980~1990年代のOVAは非常にスプラッター要素が強く
その作画力も高い。最近の日本アニメは、スプラッターという
部分に関しては相当優しい方だと感じた。
規制の件も関わっているので、仕方ないのだが。

狙撃手として登場した敵キャラクターがいたのだが、
あの造形は完全にターミネーターではなかろうか。
おそらく、影響を受けているのだろう。

気になった点もいくつかある。

・黒幕であるおっさんが終盤なぜか
バオーブレイクダークサンダー!と叫ぶシーン。
・技名がやたら長いこと。
・ラスボス以外の敵があまり印象に残らないこと。
・結末のシーン等。
特に、おっさんが叫ぶシーンに至っては意味が分からない。
お前敵だろと突っ込まざるを得ないレベル。

個人的には、疑問だと感じる部分があるが、
それを除いても良作だなと感じた。
トップクラスに、グロテスクなシーンが多いので
視聴する際は気を付けるべし。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

62.6 3 1989年秋(10月~12月)アニメランキング3位
メガゾーン23 PARTⅢ(OVA)

1989年9月28日
★★★★☆ 3.4 (24)
113人が棚に入れました
省吾達の帰還から数百年が経った時代。人々はコンピューターシステムに支配された街「エデンシティ」で暮らしていた。それは、かつての人類の過ちを繰り返さない為に取られた手段だった。しかし、その支配を嫌ったレジスタンスによる反攻作戦が開始される。そして明らかになった支配者ウォン・ダイの正体は、あの矢作省吾だった。地球に帰還した際、彼を7Gのオペレーターと認めなかったクリエーター達は、バーチャルではなく人間であるオリジナル・イヴと彼との接触を恐れ、システムの操り人形ウォン・ダイと化してしまったのだった。省吾はその支配から開放された直後、後を本作の主人公であるエイジ・タカナカに託して死んでしまう。それを知ったイヴは単身、A.D.A.M.へ向かう。人々を救う為……。

声優・キャラクター
草尾毅、笠原弘子、佐々木望、矢尾一樹、安宅誠、土井美加、阪脩、山寺宏一、久保田雅人、中田浩二、高岡早紀
ネタバレ

涼宮ハルカスキー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

3年目のシリーズ最終回

これも当時VHSで視聴しました。

PART IIの出来が良く上手い具合にまとめてくれたので、まさか続編が、しかも3年も経ってから作られるとは思ってもみなかったのが一番の印象です。

登場人物も全員変わってしまい一体どんな内容なのかと心配する中で、明らかになる新事実。それは…

{netabare}本物の時祭イヴが登場する!{/netabare}

これには燃えましたね。
今までバーチャルだとばかり思っていたのに、ここに来て遂に三次元化かよ?ってね。

しかも、前作制作から3年経ってしまったということで、仕方なく中の人が変更!
だがそれがいい!
当時デビューしたばかりの彼女は、今では想像もつかない位に清楚な美少女、しかも実は隠れ巨乳という最強のアイドルだったのでした。

という訳で当時の彼女を知っているかどうかが、本作品の評価に繋がりますね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

イブ降臨

三作目です(汗!)。
話は1,2と続いていますが
舞台も主人公も1,2から変わっています。
大団円とは言い難い内容ですが、
普通にOVA単体としては見れます。
(ただ、私みたいに当時のノスタルジィもなく、
全三作を見る事はお勧めできません)
正直見ていて、
意地になっている自分を感じていましたから、、
勿体ない三作目というイメージが強いです。
省吾とイブの使い方は決して悪くなく、
1、2作目の布石も十分過ぎるほど
あったので、
もっと大風呂敷でも良かったのでは?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

61.0 4 1989年秋(10月~12月)アニメランキング4位
海の闇、月の影(OVA)

1989年10月14日
★★★★☆ 3.4 (10)
46人が棚に入れました
小学館刊行『週刊少女コミック』に連載されていた、篠原千絵原作のミステリーコミック。オリジナルビデオアニメは、1989年に全3巻発売された。 小早川流風(るみ)と流水(るか)は、双子の姉妹。同じ高校に通い、同じ陸上部に所属、そして同じ男性に恋をした。二人が恋する相手は、陸上部の先輩・当麻克之(とうまかつゆき)。しかし、克之が選んだのは流風だった――。双子といえど、違う人間である以上は別々の人生を歩くことになる、と二人が感じたちょうどその頃。女子陸上部の面々は、ハイキングに出かけた先で雨に遭い、古墳で雨宿りをする。古墳に残されていた太古のウイルスに感染した部員たちが、次々と倒れ息絶えていく一方、ウイルスに唯一適応できた双子は超能力を手に入れる。さらに、ウイルスに負の感情を増幅させられた流水は、残忍な性格に豹変し、流風を殺そうとさまざまな罠をしかけてきて……。
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

まさに‘命短し恋せよ乙女’

少女漫画原作ですので、正直男の自分には共感しがたいお話ではありました。

しかし、女の子はこういう気持ちで恋をしているんだということ、
女性の目線からの恋心を知ることができました。


あらすじ・・・
{netabare}
小早川流風(るみ)と流水(るか)、容姿がそっくりな双子の少女。
同じように生きてきて、同じ男の子に恋をし、しかし相手として選ばれたのは流風でした。
双子であっても同じ人間ではないことを初めて実感しだす二人。


そんな頃、二人が所属する陸上部の面々がハイキングにでかけ、
その先で謎のウィルスに集団感染する事件が発生しました。

次々と変死していく部員たち。
その中で何故か流風と流水だけは生き残り、その上超能力じみた力まで身に付けてしまいます。

ウィルス感染してから、流風への嫉妬と殺意に支配される流水。

流風と流水の、想い人を賭けた恋と命の駆け引き(?)
{/netabare}



えーと、物語は上手く説明できません(笑)
今でいう「超展開」の連続ではないかと思います。
3話しかないということ以前に、設定からして無理があるので。

物語としての整合性を無視して、思うまま書き上げていった。
そういう印象を受けます。


ミステリーチックですが多分大事なのはそこではなくて、
主人公の双子の女の子の気持ち。感情表現。

{netabare}
選ばれた流風の、想い人を守りたい・助けたい・一つになりたい。
大切な人と一緒に生きたい、という想い。

選ばれなかった流水の、流風が憎い・妬ましい・殺したい。
二人を引き裂いてでも想い人を手に入れたい、という想い。


容姿は一緒でもここまですれ違ってしまった二人。
しかしどちらも本気で恋をしていること、相手を想っていることに変わりはありません。

どちらが正しいか―ではなく、人を好きになるということはこれくらい凄いんだということ。激しいんだということ。

二人を対比して表していたのではないかと思います。
{/netabare}


これに共感できるという方、かなり希少だと思います。

支離滅裂な駄作、と評価されてしまうかも。


僕も共感はあまりできないし、高評価!とは言えませんが、
伝えたい想いは受け取ったつもりです。

{netabare}
恋をすることの嬉しさ、楽しさ、悲しさ、辛さ。

好きになるにも勇気がいります。
自身の感情を受け入れる勇気が。

そしてもし、それを相手に伝えようと思ったならば
伝える勇気、告白する勇気が必要です。

告白して振られてしまったら。
失意のどん底、自分を否定されてしまったような心持になるでしょう。

告白して受け入れられたら。
嬉しいと同時に、これからの二人の関係に期待と不安もあるでしょう。


それでも、その先のことよりも、今の自分の気持ちを大切にしたい。

それがたとえどんなに勇気がいることでも、危険なことであっても。

少女にとって、恋することはそれぐらい特別な感情なのです。
{/netabare}


繰り返し言いますが、男にはっきりと分かるはずもないので
もしこの作品を知っていて「こいつの言ってることおかしいぞ」と思った方がいましたら、文句言ってください(笑)

分からないなりに考えました。
長文乱文失礼しましたー。



[おまけ]
{netabare}
評価・・

物語は前述の通り出来が良いとは思えなかったので低いです。

声優は主役三人の演技が正に迫真だったので迷わず高評価です。

キャラは克之が少女漫画的完璧イケメンだったので・・ちょっと低めです。
あとその他キャラも無個性だったのでイマイチでした。

作画はそれ自体は綺麗ではなかったですが、デザインが自分好みだったのでやや高めです。原作好きな人はガッカリかもしれません。

音楽は場面に合わせて効果的だったと思います。月と海を象徴したような壮大な雰囲気が良いです。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
エースをねらえ!ファイナルステージ(OVA)

1989年10月25日
★★★★☆ 4.0 (8)
44人が棚に入れました
俊英・岡ひろみの良き先輩である藤堂貴之が、アメリカでプロ入りを果たすことになった。かねてより想いを寄せていたひろみにその胸の内を告げ、渡米する藤堂。しかしプロの世界は想像以上にレベルが高く、早々の挫折を余儀なくされてしまう。そんな彼を心配しひろみもまた日本を発つが、一方でもうひとり、お蝶婦人の異名をとる天才プレイヤー・竜崎麗香も自分の限界を知り苦しんでいた。

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アニメオリジナル エースをねらえの最終章

この時点でコミック版は終わっていなかったのでアニメオリジナルになります
原作者が出崎統氏をはじめとしたアニメスタッフを信頼した結果でしょう

この作品の岡ひろみは強い 非常に強い
世界レベルのプレイヤーに成長しています
ニューヨークをはじめとした海外の描写も美しく、レベルの高いOVAとして完成しました
藤堂との恋は・・世界のステージでの活躍は・・

とにかくここまで来たら観てください
蘭子もいます、お蝶夫人もいます、そして羽ばたくひろみ

感動の最終章です

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
イース(OVA)

1989年11月21日
★★★★☆ 3.3 (7)
44人が棚に入れました
日本ファルコムのアクションロールプレイングゲームである〈イースシリーズ〉を原作としたOVA作品。
冒険にあこがれる少年、アドル=クリスティンのエステリアでの冒険を描く。

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

半キャラずらしでお馴染みの (古

昔のRPG「イース」をOVA化した作品です
1部と2部から出来ていて、1部7話、2部4話です

ゲームはさすがにやったことないのですが、何となく世界観はわかります
剣と魔法、敵は魔族で自身は勇者、ラスボスもちゃんといて・・とオーソドックスなファンタジーです
しかし!つまらなくもなく安心して見れると言うか、小難しい事は何もありません

ただやはり89年~93年の作品なので作画はそれなり

ロードス島戦記とかが好きな人はイースも普通に見れると思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
超人ロック ロードレオン(OVA)

1989年10月25日
★★★★☆ 3.3 (9)
42人が棚に入れました
 聖悠紀のライフワーク的作品であるSF超能力コミック『超人ロック』シリーズのOVA化。「ロック」がアニメ化されるのは84年の劇場版に続いてこれが二度目。制作も劇場版と同じく日本アニメーションが担当した。金属製の手足を持つ優れたエスパーのロード・レオン。惑星ハノンに拠点を置く、多くの者から恐れられる宇宙海賊だ。そんな彼が狙う相手は仇敵のグレード・ジョーグ。巨大コンツェルンのアストリス会長であるグレード・ジョーグの一族抹殺に生涯をかけ、ロード・レオンは相手が支配する惑星を次々と襲っていた。ロード・レオンの行動の影には自分の手足が失われたことや愛する妹フローラが失明したことにグレード・ジョーグが関係しているという。宇宙連邦のヤマキ長官からの依頼を受け、ロード・レオンの調査に赴く超能力者ロックだが。本作のオープニングには全37巻(当時)にもおよぶ原作コミックのキャラクターが一挙に登場するという趣向も。なお監督は同時期に『銀河英雄伝説』も兼任した石黒昇が担当。

声優・キャラクター
飛田展男、池田秀一、堀江美都子、納谷悟朗、曽我部和恭、藤本譲、堀内賢雄

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
鎧伝サムライトルーパー 輝煌帝伝説(OVA)

1989年10月8日
★★★☆☆ 2.9 (6)
41人が棚に入れました
突如出現したジャングルに覆われてしまう新宿の街。リョウたちサムライトルーパーが駆けつけると、そこへアフリカよりの訪問者ムカラが立ち塞がる。生身のままでも、武装したリョウたちを圧倒する力を発揮するムカラだったが、なんと彼は切り札として黒い輝煌帝の鎧まで用意していた。リョウが身にまとう白き輝煌帝の鎧との関係は? 謎を追い求めて、鎧戦士たちはアフリカへと旅立つが……。

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
超獣機神ダンクーガ 白熱の終章(OVA)

1989年12月16日
★★★★☆ 3.6 (4)
32人が棚に入れました
全4編のエピソードにて綴られるOVA第三弾。本作にて『ダンクーガ』の物語に一端の終止符が打たれる。 すでに解散していた獣戦機隊だったが、植物惑星ディラドによる侵略に対抗するため忍たちは再びダンクーガに乗り込むことに。そんな彼らの前に現れたのは死んだはずのシャピロ! かつての記憶を失いつつも、ディラドの女王・ディオレによって甦った彼はその手先として忍たちを襲撃するが……。 最終局面でついに共闘を果たすシャピロと忍たちの姿が、長年のファンには感慨深い。戦いばかりではなく、獣戦機隊それぞれの恋愛にどう決着がつくかも要注目だ。

声優・キャラクター
矢尾一樹、山本百合子、中原茂、塩沢兼人、若本規夫、田中秀幸、池田勝、石丸博也

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
魔狩人 DEMON HUNTER(OVA)

1989年11月8日
★★★★☆ 3.4 (7)
29人が棚に入れました
成人向け漫画誌「ロリポップ」で連載された毛羽毛現(けうけげん)原作の伝奇アクションコミックを約30分のOVA化。ティーン層を意識した原作と違い、監督・岡本有樹郎(パッケージでは岡本達也の表記)は幅広い年齢層の鑑賞を視野に入れたという。冥府魔道の究極に位置する魔界。かつて冥界三魔王のひとりとして君臨した実力者の美少女・夜魔(やま)は、禁忌を侵した罪で350年間も幽閉されていた。そんな彼女はようやく解放されるや、人間界にはびこる魔物を狩る「魔狩人」としての任を託された。人間界に立ち込める人々の不浄な感情の中、魔物だけを狩ることにジレンマを感じる夜魔だが、これと前後して彼女はひとりの男子・黒鉄生(くろがねしょう)と運命の出会いを果たす。彼の魂こそ夜魔の前世での連れ合いであり、彼女がかつて封印されたのは自分の前世の姿を見てしまったことが原因でもあった。普通の女子高校生・六道夜魔の姿を得て生の通う学校に転校する夜魔。だがすでに魔物の手は延び、学校の美人理事長は永遠の若さと引き換えに破壊神ケルヌルスとの契約を交わしていた……。本作の実制作はスタジオファンタジアが担当。

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
聖獣機サイガード(OVA)

1989年11月1日
★★★★☆ 3.5 (7)
22人が棚に入れました
『超攻速ガルビオン』など長年メカデザイナーとして活躍してきた大畑晃一が監督として名義された初の作品。人間と怪物のドラマ性は古典名作『フランケンシュタインの怪物』をイメージしているという。 鋼鉄の巨大都市サイバーウッドの片すみにあるスラム街。ここで邪教集団ドルドは破壊神サルドゥを復活させるべく、街の少年たちに悪魔の種を植えつけていた。やがてその少年のひとりだったジョン・ストーカーはサイバーウッドの警備を統括す複合企業SGCに勤務。同社によるスラム街の浄化目的のα計画が進む中、社内のライア女史は人間の生命エネルギーを応用した魂気流学を提唱する。その計画で生まれたガードスーツの実験に参加するジョンだが、途中でスーツは暴走。救急車で運ばれる彼をドルドがさらった。ジョンの体内にサルドゥの鎧が埋め込まれ、破壊の化身が誕生。彼は人間の心を失ってしまうのか……? 本作の実制作はAICが担当し、キャラクターデザインは『ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~』などでも知られる山形厚史が務めた。

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

言いたいことは伝わるが、ストーリー構成に難あり

この作品は、大畑晃一氏が原案、監督を務めたロボット
OVAの一つである。大畑監督のOVAはこれが2本目となる。
予告編によれば、サイバーパンクバイオレンスという
キャッチフレーズがついているようだが、私には過剰表現を
しているように感じられた。まあ、これに関しては、既に
ジェノサイバーという日本屈指の強烈なグロアニメを
視聴していたというのもあるが。

全体を通した感想だが、設定はよく練られているものの、
説明不足な点が多い印象を受けた。どう考えても尺不足だ。
後にライバルとして立ちはだかるアドラーのキャラは良かった
だけに、どうしてこうなったのかと見ていて
切ない気持ちにさせられた。相当数の作品を網羅していない
限り、一発で全てを理解するのは難しいと思われる。

まずは良かったところから書いていきたい。
当時のOVAの中では比較的作画の水準は高い様に感じられる。
主人公のジョン・ストーカーにサイガードが侵入していく様や
変身シーンにおいてはそれなりに見応えがあった。
流石に目を見張るほどではないけど。
個人的には、定期的に流れる挿入歌も好きな部類だ。たまに
聴きたくなる気分にさせられる。
また、なんだかんだ言って、最後は綺麗に終わるので
変なわだかまりが残らない点は大きなメリット。とはいっても、
繰り返して見る程ではない。

ここからは気になった所を。
先程前述したように、一番の足枷となっているのはストーリー展開だ。
どういった話なのかは後で思い起こせばなんとなく理解は
できるものの、直にインプットするのは厳しい。明らかに詰め込みすぎだ。

色々と情報量が多い上に、キャラクターの掘り下げがされて
いないため、感情移入がしづらいのもストーリーの難解さに
拍車をかけている。

特に不思議に思ったのが、秘密結社に関する下り。勿論、
キーワードの一つであることは言うまでもない。直接的な
つながりがあると、映像ではっきり示されているのに
説明が余りにも少なすぎだ。しかも役目を終えた瞬間、
直に退場してしまうし。

スタッフはそこまで重要視しなかったのだろうか。
人の愛というテーマに縛られすぎた余り、不要なものと判断し、
削除したのかな?(それってどうなの?)

私としては、警察のオッサンを早々に切り捨てて、秘密結社に時間を
割いた方が良かったように思うのだが。私は、そこまででもないが、
製作スタッフの中に思い入れがあるのだろう。うざったいことに、
終盤間際になってまで出しゃばる有様。もはや、あの
オッサンを溺愛しているとしか思えない。
これが依怙贔屓かと私は解釈した。

きちんと絞められている物の、魅力的なストーリーとは言い難い。
誰にでもお勧めできるアニメではないが、大畑晃一氏を理解する上には
重要な作品の一つであることには変わりない。ジェノサイバーに
特に抵抗がない方なら見ても大丈夫だろう。楽しめるかどうかは
保証しないけど。私からはあまり勧めない。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
かいけつゾロリ(OVA)

1989年11月28日
★★★★★ 5.0 (1)
15人が棚に入れました
原ゆたか原作の児童書シリーズをアニメ化した作品。主人公のキツネ・ゾロリはお嫁さんをもらい、自分の城を建て、いたずらの王者になることを目標に、イノシシの子分で元山賊のイシシとノシシと共に旅をしている。道中、困った人を見捨てられない義理人情の厚い性格からいろいろなトラブルに見舞われるが、そんな時は持ち前の天才ぶりを発揮。さまざまなオリジナルメカを作り、降りかかる困難を打破していく。マントにマスク、シルクハットがトレードマークのゾロリは目標を達成できる日が訪れるのだろうか……? 擬人化した動物が暮らす世界ではゾロリをはじめ、可愛いキャラクターが大勢登場する。時にホロリと泣ける感動ストーリーは、子供から大人まで幅広い年代で楽しめること間違いなし。

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
クレオパトラD.C.2 クリスタル・ファラオ(OVA)

1989年11月24日
★★★★★ 4.4 (2)
14人が棚に入れました
漫画家・新谷かおるによる『クレオパトラD.C.』のOVA第二弾。本作も前作と同様にアニメの実制作はJ.C.スタッフが行っている。 世界経済の半分を支配するコーンズ財閥、その会長・美少女クレオパトラはある日、ニューヨークの街中で屈強な男たちに服を破られる美少女と遭遇。愛車のコルベットに少女=ティナを乗せて救出したクレオは、彼女が兄から巨大なダイヤの処分を託されたことを知る。だがすでにティナの兄は謎の敵に殺されていた。続いて彼女自身も何者かにさらわれてしまう。やがて謎の敵からクレオのもとにダイヤとティナを交換しろという挑戦状が。まるで相手はクレオのことを知っているようだが……? 本作でも監督の吉永尚之やキャラクターデザインの結城信輝は続投。作画監督は前作の藤川太から青木哲朗に交代したが、原作の持ち味を活かした濃い目の描線は本作でも健在である。

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
ミニ四ソルジャーRin!(OVA)

1989年11月16日
★★★★★ 5.0 (1)
12人が棚に入れました
田宮模型による電動プラモデルレース=ミニ四駆のブームのさなか、大陸書房が1980円の低価格で発売したOVA。 少年・四駆馬リンは電動自動車模型のソルジャーを愛車にミニ四で活躍中のチャンピオン。今日のグランプリレースもライバルのワカに勝ち、連勝記録の更新を果たす。だがそんなリンの前にワカが雇った謎のレーサー集団が出現。リンを倒す一番手として名乗り出たのはメカニックとマジック両方の技能を誇るMr.メカリックだ。その挑戦に応じてメカリックの指定した挑戦状へと向かうリンだが。 主人公リンを演じたのは杉山佳寿子。熱血のほかにギャグテイストも混在の本作だけに、実在のマジシャンであるMr.マリックを元にしたメカリックや、特撮番組『仮面ライダー』の悪役・死神博士をモチーフとする怪老人・天本の登場など、パロディ精神にも富んでいる。

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
七人のサンタクロース(OVA)

1989年11月5日
★★★☆☆ 3.0 (4)
11人が棚に入れました
北の国に住む7人のサンタたちは、子供たちにどんな事を贈ってくれるのだろう!?

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
青春夫婦物語 恋子の毎日(OVA)

1989年9月22日
★★★★★ 4.1 (3)
11人が棚に入れました
『銭ゲバ』『浮浪雲』ほかで有名な個性派漫画家・ジョージ秋山による青年コミック『恋子の毎日』のOVA化作品。 ハンサムな若手ヤクザのサブ。彼は、明るく可愛い恋人の恋子と結ばれて半年目の新婚生活を営んでいた。たがいに惚れ合うサブと恋子だが、それぞれが周囲の異性の注目を心ならずも引いてしまう。伊達男のサブ、天真爛漫な恋子、そんな二人を取り巻く日常の行方は? 監督は『宇宙戦艦ヤマト』『メガゾーン23』の石黒昇、脚本は『男はつらいよ』シリーズなどを執筆の宮崎晃がそれぞれ担当。サブのCVは『マジンガーZ』兜甲児役の石丸博也、恋子のCVは『うる星やつら』のラム役が有名な平野文が演じた。

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

緊迫感は弱めのヤクザもの

恋子の夫であるサブが有能過ぎる。度胸があってケンカも強く、冷静で仕事が出来ると出世するタイプだろうなと思わせてくれる。

そんなサブに対して恋子のマイペースさが良いバランスでしたね。

個人的に絵柄がそこまで好みではない為、恋子の魅力は人間味ぐらいしか感じられなかったが、サブの上司がデレデレだったのが印象的。

ただ、その上司も単なるデレデレ親父ではなく、終盤では部下の不始末で寛大な処置をしたりと、人情を感じさせるものがありました。

全体的にはヤクザもの特有の緊迫感というものは弱めでしたが、普通に心温まる良い話になっております。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
青き炎(OVA)

1989年11月24日
★★★☆☆ 3.0 (3)
11人が棚に入れました
『翔んだカップル』『特命係長・只野仁』などで有名な漫画家・柳沢きみおの青年コミックのOVA化。 高校三年生・海津龍一。彼は胸中で、『罪と罰』作中の富豪にして悪漢スヴィドリガイロフを信奉する、選民主義者だった。クールでプレイボーイの龍一は見栄えの良い外見を活用し、病院長の娘を攻略。その後に相手の弱みにつけこんで手切れ金・一千万円を要求した。金と出世と女を手玉に取る生き方を突き進む龍一だが、その先に待つ運命とは? 1990年代の実写映画や実写ビデオ作品に携わった制作会社・日映エージェンシーが企画制作したOVAの一本で、監督には『宇宙戦艦ヤマト』『メガゾーン23』の石黒昇が就任。アニメの実制作も石黒率いる制作会社アートランドが主体となっている。脚本は実写特撮番組『禁じられたマリコ』『仮面ライダーブレイド』などの今井詔二。

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
ドッグソルジャー DOG SOLDIER: SHADOWS OF THE PAST(OVA)

1989年10月8日
★★★★☆ 3.5 (2)
11人が棚に入れました
『力王 RIKI-OH』や『高校鉄拳伝タフ』などで知られる、格闘系漫画の巨匠・猿渡哲也による人気コミック『ドッグソルジャー』のOVA化。 ロサンジェルスのスラム街で育った若者、ジョン・キョースケ・飛葉。彼はアメリカ軍エリート特殊部隊グリーンベレーの隊員だった。だが政府の非道ぶりに義憤を感じた彼は、組織を辞職。今は知己である元自衛隊隊員の不動とともに、工事現場の労務者として働いていた。だがそんな二人は、米軍が開発した細菌兵器が何者かに強奪される状況に偶然に遭遇。彼らは否応なしに、不穏な戦いの中に巻き込まれて行くのだった。 アニメの実制作は、J.C.STAFFが担当。監督はOVA『クレオパトラD.C.』その他の江幡宏之が務めた。

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
冒険してもいい頃(OVA)

1989年11月21日
★★★★☆ 4.0 (2)
10人が棚に入れました
みやすのんきのAV(アダルトビデオ)ギョーカイコミックのOVA化。 世界的な映画人を目指す19才の青年・小金井純兵。そんな彼は先輩のいるAV映像会社アポロ企画の門を叩いてしまう。だが純兵はそこで出会った美少女の若葉美和に一目惚れ。美和による下半身面接試験を見事に突破した純兵はそのまま入社が決定。実はこの美和、アポロ企画のAV監督にして主演女優でもあった。純兵は美和の助手見習いとして働くだけでなく、他の社員や俳優にもコキ使われる始末。それでも作品のため女優をその気にさせようとハッスルする純兵だが、どうも美和はそんな彼の奮闘が面白くない様子? アニメの実制作はナックが手がけた。

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
ヤンキー烈風隊2 二代目襲名!血染めの特攻服(OVA)

1989年10月27日
★★★★☆ 3.1 (2)
10人が棚に入れました
もとはしまさひで原作コミックのOVA化作品、2作目となる。ケンカは強いが女に弱い、そしてその侠気だけは誰にも負けない男・門田紋乃丞。その侠気を暴走族「烈風隊」の総長・東堂に認められた紋乃丞は、二代目総長として任命された。そして行われた総長就任式……だがそこで紋乃丞は、特攻服を盗まれてしまうのだった。犯人は同じく烈風隊の「卍の鉄」。彼女を喜ばせようと、紋乃丞になりきるために拝借したのだ。舞い上がった卍の鉄は、ふらふらと凶悪暴走族「菊華連合」のたまり場へと足を踏み入れてしまい……。仲間のために乗り込む紋乃丞。彼のコブシは鉄を救うことができるか!?

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
寒月一凍悪霊斬り(OVA)

1989年10月5日
☆☆☆☆☆ 0.0 (1)
10人が棚に入れました
海洋冒険小説作家としても有名な谷恒生の原作で、オカルトホラー時代小説『神州魑魅(すだま)変異聞 寒月一凍悪霊斬り』のOVA化作品。時は江戸の元禄時代。若き絵草子作者にして華麗な鉄扇技の遣い手・寒月一凍は、江戸で評判の奇術師・黄昏陰斎の演芸を楽しんだ。だがその帰り、一凍は浪人に襲われる女性の窮地を救い、その時に渡された一枚のタロットカードから更なる事件に巻き込まれる。一凍の眼前に広がる、乙女たちの連続神隠し事件の真相とは……。本作の原作は、同じ原作者の時代ホラーアクション『神州魑魅変』からのスピンオフ。正編の方も、本アニメと同じマジックバスによりOVA化されている。こちらの『寒月一凍悪霊斬り』は正編の名脇役・一凍を主役に据えた、オカルト探偵アクションもの。

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
おがみ松吾郎(OVA)

1989年12月16日
★★★★★ 4.3 (2)
9人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 5 1989年秋(10月~12月)アニメランキング5位
あのこに1000%(OVA)

1989年11月14日
★★★★☆ 4.0 (2)
8人が棚に入れました
サッカー部のマネージャー・梓とキャプテン・郁弥は、相思相愛の仲。だがこの一週間というもの、郁弥は梓を置いて急いで帰るようになる。そしてある日の放課後、梓は郁弥が他の女の子と仲良さそうに歩いているのを目撃してしまう……。原作は北川みゆきが「週刊少女コミック」(小学館・刊)に連載していた少女マンガ。当時、同誌の人気連載作品をOVA化していく「週刊少女コミックビデオ」シリーズの1本として送り出された。内容は約10分の短編で、制作はビジュアル80が担当。演出は宮野武宏。
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