1988年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVA一覧 17

あにこれの全ユーザーが1988年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番の1988年夏(7月~9月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

×

絞り込み

年代別アニメ一覧

66.9 1 1988年夏(7月~9月)アニメランキング1位
吸血姫 美夕(OVAシリーズ)(OVA)

1988年7月1日
★★★★☆ 3.7 (45)
197人が棚に入れました
美夕は永遠の14歳の監視者として、全国の学校を度々転校しては神魔を見つけ出し、闇の世界に戻していた。神魔もまた、監視者を倒すことで仲間の間での名声を高めようとして美夕に攻撃を仕掛けるなど、美夕の戦いの日々は決して終わることがなかった。\\n\\nある日、時輪女子学園に転校した美夕は千里という少女に声を掛けられ、彼女のグループと一緒に休日の街の散策に付き合わされる。「美夕は一人ぼっちそうだったから声をかけた」と話す千里に、美夕も好意を持つ。二人は友情のイコンを買って、永遠の友情を誓い合う。

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

当時としては素晴らしい作画の吸血鬼物

なんとも美しくも妖しい世界観。
吸血鬼というと西洋的な感じを受けるが、
まさに日本の美しさをかもし出した美しい作品。

1980年代の末ではあるが、この時代にこれだけのレベルの
作品が作られたのは脅威です。

無口で綺麗な少女というのは近年おはこのキャラでは
ありますが、そんな意味で初めてのキャラではないでしょうか。

美夕というキャラの魅力は妖しさとその日本的な美しさの
最高に上げたものだと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

とても25年前とは思えない魅力的な作品

30分4話

吸血鬼(ヴァンパイア)と言うと、西洋を連想しますが、設定からキャラまで和の世界で作画やBGMが綺麗でとてもいい。

詳細は省略しますが、小悪魔的な美夕のキャラはTV版とは違った魅力がありました。
また、物言わぬ美夕の僕ラヴァもよかったです。
美夕の逃れられない運命、母と娘の・・・のシーンはずっと涙腺刺激してました。

実はTV版を見てからだったので、なおさらそう感じたのかもしれません。
当時としては、かなりハイレベルなアニメではないでしょうか。

それを踏まえ、評価はこのようになりました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8
ネタバレ

ビアンキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

80年代OVAの名作のひとつ

DVD「吸血姫美夕 完全収録版」を購入して視聴。
1988年に発売されたOVA 全4話


この吸血姫美夕という作品
私は4年ほど前から作品のタイトル、そして名作と評されていることを知っていた。

ただこの作品
発売時期が近く、名作と評されている他のOVA
例えば
「トップをねらえ!」とか「機動警察パトレイバー」なんかと比較すると数段知名度が落ちる印象があるのと
どうもレンタルDVDが存在しないという、
おもに上記2つの理由で、長いこと自分から積極的に見ようという気にはなれない作品だった。

でも去年ついに
「ずっとモヤモヤしてるのは良くない、見よう、買ってみよう」
そう決心してAmazonで買った。

Amazonの画像のサイズから予想はしていたのだが、届いたDVDのケースがCD(ジュエル)ケースだったのがちょっとだけ残念。
しかしそんなことは大した問題ではない。

やっと「吸血姫美夕」を手に入れた、そして見た!


舞台は1988年の?京都
ある理由により妖怪、いや「神魔」を葬り去る使命を課せられた吸血鬼の少女:美夕とその僕:ラヴァ
そして実質的に主人公的な立ち位置に居る霊媒師:一三子の物語。

…なんか説明し辛い、詳しいあらすじはwikipediaなどで見て下され。


では感想。

見ていてまず思ったのは
基本的に何においてもたっぷり間を取って丁寧に描写されているということ。

京都の街並み
木々の揺れや日差し
キャラクター1人ひとりのしぐさ
そして時にはキャラクターの心情までも、じっくり時間をかけて見せている。

昼間は明るく、十分現代的ながらそれでも和の風格溢れる美しい京都の街並みや、そこにいる人々が丁寧に描かれ、
夜になれば暗く妖しい、なにかが蠢いていそうな世界観を見事に表現し、演出できていると思う。

もちろんその世界観の美しさや演出は、高い作画技術があって初めて成り立つものであろうが、問題ない。
作画クオリティは全話を通して高水準である。


その丁寧に表現された世界観の中に、拍子木とか鼓とか、いかにも「和」で、幻想的な音や音楽が入る。

この音や音楽がさらに和風で妖しい世界観を増幅させている。


目の動きがある時というか、顔のアップのカットでキャラの表情が変わる時に、
高確率で(必ず?)「カカン!」とか「ポーン」とか音が入るのも何かこだわりがあってのことなんだろうけど…
なんだろう?

なんか能とか歌舞伎に詳しい人だったら何か分かるのかな?
それともただ、キャラのその時その時の感情だったり、あるいは目線の先を印象づけるための演出なのか…

ちょっと考えすぎかな。
多分感情表現&印象づけるためだな、うん。


シナリオに関しては
人々を助けるために依頼を受けて除霊などをする霊媒師一三子と
人々の健康等を脅かす原因のひとつとなっている神魔を葬り去ろうとする美夕が出会い、
神出鬼没、自由な性格の美夕に翻弄されつつお互い知り合いっぽい関係になり、そして最終回で
{netabare}美夕と一三子、二人の主人公の過去を描いて終わり。{/netabare}

アレ、終わっちゃった。(全4話、約2時間)


ちょっと気になるのは
特に美夕の発言が説明不足気味で分かりづらいところ。
何があって、何が起こったかに関しても
一三子のセリフと絵的な描写を見て何となく分かる程度。

でも和風で妖しい雰囲気を見せるアニメ、
と考えれば「何となく分かる程度」でも良いんじゃないかなと。


それと
この物語に関して「結局何も解決してない」 って言う人ちょいちょいいるんだけど、私はそれは違うと思うんだよね。

いや、確かに「解決してない」 っていえばそうなんだが、 そもそも分かりやすくて明確な終わりというか
「解決」が必要な物語なのかと最後まで見てちょっと感じたので。

{netabare}最終回で
美夕と一三子が初めて出会ったのは一三子が幼い頃で、さらに言うとおそらく美夕に血を吸われていた。
{/netabare}
っていうのが判明した時点で、吸血姫美夕という物語は
「美夕が神魔をすべて葬り去るまでの物語」
でも
「一三子の霊媒師としての活躍を描いた物語」
でもなくて、
なんかこう…となりのトトロ的な?
いやトトロとも違うか、何て言ったらいいんだろう。

必然の出会いと、これからの宿命を予感させる物語…
漠然とだが私はそんな風に受け取った。
言葉にするとなんか厨二っぽいな。

まあ色んな解釈が出来そう、というところも含めて良い終わり方だったと思います。


まとめ
やっと見れた、80年代OVAの名作のひとつ。
私としては楽しめたし、確かに良い作品だったとも思う。
ただシナリオが凄く面白いというよりかは、雰囲気やその作り方が優れているって感じ。
決してつまらない訳じゃないけどね?

ただ「トップをねらえ!」とか「機動警察パトレイバー」あたりほど有名じゃない、いまいち有名になれない理由も何となくだけど分かった気がする。

和風で妖しい雰囲気の世界観を覗いてみたい方、名作とされているOVAは一通り見ておきたい、という方は是非。

下手くそな文章お読みいただき、誠にありがとうございます。

初投稿日:2016年1月16日

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

65.9 2 1988年夏(7月~9月)アニメランキング2位
うる星やつら 怒れシャーベット(OVA)

1988年8月8日
★★★★☆ 3.6 (18)
94人が棚に入れました
絶大な支持を受けたTVシリーズのOVA版第2弾。先行して、制作会社主催のファンクラブ大会で上映もされている。海王星の特産品としてラムの幼馴染み・おユキが売り出そうとしている奇妙な鳥「シャーベット」。その嘴はホンモノのシャーベットになっており、引っこ抜いてもいくらでも生えてくる。おユキに頼んで一匹だけ地球に連れて行ったランは、元手がタダのシャーベットで商売し大もうけを目論むが、夏の暑さで怒りっぽくなったシャーベットはランの元から逃げ出し大暴れ。そのアオリを受けて新品のスクーターを傷つけられ、激怒した弁天とド派手な空中戦を展開することに……。原作でTVアニメ化されなかったエピソードからチョイスされた一編。主題歌として、TV版の歴代テーマソングをメドレー風にまとめた「うる星やつらSTARS ON」が以後4作品に渡って使用された。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

クール♪

1988年12月。TVシリーズのOVA版第2弾

海王星の特産品としてラムの幼馴染み・おユキが
売り出そうとしている奇妙な鳥「シャーベット」。

おユキに頼んで一匹だけ地球に連れて行ったラン
は、元手がタダのシャーベットで商売し大もうけ
を目論むが・・おユキの約束を守らず取り扱いを
怠り・・夏の暑さで怒りだしたシャーベットは・・
ランの元から逃げ出し大暴れ。

そのアオリを受けて新品のスクーターを傷つけられ、
激怒した弁天とド派手な空中戦を展開することに……。
その後もシャーベットは友引町の中でトラブルを
巻き起こし続け・・いったいどうなるのか・・

ラムと幼馴染3人がメインのエピソード♪
よりによってランちゃん2代目・・お雪さん首が・・
長過ぎませんか?等色々気になるけど・・内容は
結構面白い。それにしても作画安定しないな・・
それでも4人のキャラの個性が良く出ている内容♪

登場人物は可也少なく、ラム・お雪・ラン・弁天
サクラ。うる星の人気の高いと思われるヒロイン
メインの夏のエピソードです。

アニメ化されなかった原作を元に制作された作品。
主題歌として、TV版歴代テーマソングをメドレー風
にまとめた「うる星やつらSTARS ON」が以後4作品
に渡り使用されている。

ラム - 平野文
お雪 - 小原乃梨子
弁天 - 三田ゆう子
ラン - 小宮和枝(2代目)

諸星あたる - 古川登志夫
サクラ - 鷲尾真知子
つばめ - 井上和彦
因幡 - 鈴置洋孝
面堂終太郎 - 神谷明
三宅しのぶ - 島津冴子
テン - 杉山佳寿子

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

64.9 3 1988年夏(7月~9月)アニメランキング3位
うる星やつら 渚のフィアンセ(OVA)

1988年8月8日
★★★★☆ 3.6 (13)
87人が棚に入れました
絶大な支持を受けたTVシリーズのOVA版第3弾。先行して、制作会社主催のファンクラブ大会で上映もされている。いつもビンボーな藤波親子が浜茶屋を島ごと買い取ったという話を聞き、さっそく現地へ赴くあたるたち。しかしそこは浜から遠く離れた沖にぽつんとある孤島で客が寄りつくはずもなく、なおかつ夜には二人組の幽霊まで出現する始末だ。ただ、その幽霊の片割れは竜之介のオヤジとは旧知の仲だった潮渡という男で、元はこの島の持ち主。もうひとり、彼の娘という渚ともども「ウニ金時」なる奇っ怪な新作カキ氷の食べ過ぎで命を落としたという。なんと渚は、親同士が決めた竜之介のフィアンセだったらしい? TVアニメ化されなかった原作エピソードからチョイスされた一編。渚役には人気声優・弥生みつきが起用され、珍しいギャグ的な役回りを快演した。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

かき氷うに金時・・166杯の惨事・・

1988年12月。

俺は女だ!

海が好きな父に男の中の「漢」として育てられた
龍之介に許嫁?・・相手は女性?男性?・・
まさかの美少女幽霊?聞けば悲しい境遇・・

父潮渡の海の家の看板娘として健気に育った渚
は恋を知らずキスさえ経験がないまま絶命・・

許嫁の龍之介とのキスで成仏できるというが・・
周囲は好き勝手に美談で盛上がりキスを煽る・・

はたして龍之介の決断は・・

作画が少し残念ですが・・所謂水着回?

シンプルなギャグ展開で落ちは見えてるけど
なかなか愉しめた♪

ラム - 平野文
諸星あたる - 古川登志夫
面堂終太郎 - 神谷明
三宅しのぶ - 島津冴子
藤波竜之介 - 田中真弓
竜之介の父 - 安西正弘
渚 - 弥生みつき
潮渡 - 肝付兼太
黒メガネ- 西村智博

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

63.9 4 1988年夏(7月~9月)アニメランキング4位
プロジェクトA子3 シンデレラ・ラプソディ(OVA)

1988年6月21日
★★★★☆ 3.6 (14)
46人が棚に入れました
 美少女+メカ+アクションという3大要素を当時のアニメシーンで定着させた金字塔的作品「プロジェクトA子」シリーズの第3弾。 春休みを控えた女子高生・魔神英子(A子)は今度こそ彼氏を見つけると息巻く一方、彼女のライバル大徳寺美子(B子)はA子と仲良しの寿詞子(C子)との旅行をアレコレと思案中。そんなA子は憧れのドレスを買うため、ハンバーガーショップでアルバイトをはじめるが、彼女が数日前に彼のバイクごと突き飛ばしてしまったカッコイイ男子のK君と店内で再会。運命の出会いに心ドキドキのA子だが、どうやらB子も彼が気になって仕方がない。実は、K君の意中にはガラスの靴の形をしたイヤリングの持ち主がいるのだが……。 本作の見どころは、A子たち登場人物の多くが何着もの普段着やドレスを披露する点。通常のアニメではなかなか見られない試みだが、これは本作の脚本家・川崎智子の意向で実現したもの。川崎はシリーズ初の女性脚本家ということもあり、今までとは少し違ったロマンス要素が盛り込まれている。

声優・キャラクター
伊藤美紀、篠原恵美、富沢美智恵、玄田哲章、林原めぐみ

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

オタクによるオタクのためのオタクの萌えアニメ 始まったな(笑)

1988年のOVA プロジェクトA子シリーズ第3弾

監督 森山ゆうじ 脚本 川崎智子 制作 スタジオファンタジア

まあ、なんといってもスタジオファンタジアの初元請作品としての価値でしょう。
制作プロデューサーが飯塚智久さんですし、ついに始動という感じです。
なぜか西島さんは参加してませんが・・・

同年、ファンタジアはガイナックスと共同でOVA「トップをねらえ」を制作しています。

相変わらずA子はワンダーウーマンですが、暴力シーンは抑えて、
少女的な恋愛や夢を描いた作品になり、パワーと言うより萌えの原点というような作風です。
女子高生たちが深いスリットの入ったスリムなドレスでビリヤード勝負、
と言うところが見せ場と言うことで柔らかい雰囲気の作品になっています。

アダルトアニメシリーズの「くりいむレモン」のイメージガールとして、
オタ界のアイドルであった「レモンエンジェル」が登場、
声も本人がやってます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

63.0 5 1988年夏(7月~9月)アニメランキング5位
吸血姫美夕(OVA)

1988年7月21日
★★★★☆ 3.5 (18)
76人が棚に入れました
OVA分野で美少女ホラー路線を開拓させた平野俊貴(当時は平野俊弘)の監督による全4巻のOVAシリーズ。アニメの実制作は平野と縁の深かったAICが担当している。 女性の生血が吸われる殺人事件が連続発生していた古都。この町を訪れた霊媒師の瀬一三子は、決して目を覚まさない「眠り姫」こと、寝沢藍子の治療を試みる。治療が失敗して寝沢家を出る一三子の前に、ナイフを手にした少年・都人が出現。彼は自分の恋人・梁子を襲った吸血鬼が寝沢家にいると考えていたのだ。梁子の殺害現場の神社へ赴く一三子だが、彼女を不気味な白い布を付けた吸血鬼が襲撃。そんな一三子の危機を不思議な光が救い、鳥居に座っていた少女=美夕とその従者ラヴァはこれ以上関わらないほうがいいと一三子に促し、闇の中へ消えていった……。 本作はOVA完結後も平野とキャラクターデザイン・作画監督の垣野内成美の代表的作品として扱われ、90年代以降にはTVシリーズなどの形で復活している。

声優・キャラクター
渡辺菜生子、小山茉美、荘真由美、堀川りょう、納谷悟朗

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

リメイク希望・・

古さを感じる作品ではあるけど・・
世界観等諸設定は可也魅力を感じた。

OVAよりアクションや衝撃的な映像
を多く含み、物語りも魔物退治的な
イメージが強くなった分緩急が出て
見易くなっている。

神魔を闇に返した後、事件について
美夕が葛藤したり問い掛けるシーン
等があり、悲壮感のある結末が多い。

少々ホラー的描写を含みつつ幻想的
な雰囲気を出していたOVAとは大幅に
配役・諸設定が変更されイメージも
可也違ったものに感じました。

理由は明記されてないけど2話が放送
中止になってる他、一部規制でカット
されたシーンもあるらしい。(wiki参照)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ova全盛期の一本

アマプラをぷらぷらしてたら発見。
あら、こんなのもあるのかと。
大昔の作品ですので、そこらかしこに80年代末の雰囲気が漂っております。
絵柄もさることながら、声優さんの演技に時代を感じます。
内容的にはお耽美伝奇アクションの吸血鬼物で、4話で一応の区切りが付くような展開。
何気にBGMが良いです。それもそのはず。パトレイバーシリーズなどで有名な川井さんです。
LDBoxセットには特典の金蒸着CDが付いていたと記憶しています。

作画も端々に最近の作品では観られないオーパーツ的な動きが見られます。
ストーリー的にめちゃくちゃ面白い!とおすすめするものではありませんし、どちらかというと美夕とラーヴァ、それと霊媒師のお姉さんといったキャラクターや世界観に魅力を感じるかどうかによるところが大きいです。
テレビ版も存在していて、そちらは見た事はありませんが、ウィキによるとテレビ版はエンターテイメント方向に振れていて、ovaは耽美、と。
ふむ。同級生が血を吸って!と迫ってくるところやラーヴァの知人などがお耽美ですな。

良かったら見てみてくださいね、と言ったところ。
個人的には2話が好き。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

ちょま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

妖しく美しい…!

神魔と呼ばれる魔物たちをあるべきところへ帰す…その役目を負うのはヴァンパイアの少女・美夕(みゆ)!

大きな筋は至極単純な退魔ものアニメだが、とにかく出てくる女性キャラがみんな妖しく美しいというのがポイント!今だって「エロい」「セクシー」なキャラはいるが、今作のキャラは「男を惑わすかのような妖艶さ」!性的魅力こそ感じるが美しさも同時に併せ持っている!露骨なエロ描写は本当にない。しかし高い画力とキャラの所作が実に蠱惑的だ。主役の美夕や語り部のひみこさんはもちろん、美夕の使い魔ラバーすら艶やかさを感じさせるほど!おかしいな、こいつ仮面付けてて表情すら見えないのに…!
基本的にキャラが多くを語らない、謎めいた雰囲気のアニメだからこそ生み出される魅力だろう。なかなか見ないタイプだったので新鮮だった!

ただ「基本的に多くを語らない」故に、イマイチ話がスッキリしない。意味不明とまではいかないが、魔物や魔力的な部分の説明も乏しいのでちょっとモヤる。ストーリーも特別な見どころがあるわけじゃなくどこか単調、バトルだって控えめ。鑑賞後に満足感はあまり得られない作品である。

先に述べたとおりキャラの「艶やかさ」が最大の魅力。中身には期待せず美術品を見るつもりでドーゾ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

61.2 6 1988年夏(7月~9月)アニメランキング6位
うる星やつら 電気仕掛けの御庭番(OVA)

1988年8月8日
★★★★☆ 3.3 (14)
77人が棚に入れました
絶大な支持を受けたTVシリーズのOVA版第4弾。先行して、制作会社主催のファンクラブ大会で上映もされている。育った環境のおかげで電気に耐性のついている少年・真吾が、面堂終太郎付きのお庭番として就任することになった。しかし彼はその仕事に興味はないらしく、面堂の言いつけで様子を探りに行った妹・涼子にひとめ惚れして早々に職場放棄。手に手を取って逃避行としゃれ込むふたりだが、例によって混乱を煽るだけ煽る涼子のおかげで周囲を巻き込む大騒動に! TVアニメ化されなかった原作エピソードからチョイスされた一編。TVシリーズ終盤に登場した真吾を中心とするアフターストーリーであり、他のOVA諸作に比較するとかなり原作に忠実な内容である。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

コタツ猫可哀想><・・

1989年8月。

面倒家の御庭番として終太郎に
仕える事になった真吾は・・

役目も果たさず了子に唆され・・
職場放棄して二人で駆け落ちの
様に逃げてしまう・・

その後色々な女性にプロポーズ
している事がバレた真吾は了子
に逃げられ・・ラムやあたるに
終太郎も巻き込み追いかけっこ
が始まる♪毎度お騒がせな感じ
のドタバタラブコメです♪

キャラデザそのものは安定して
いる筈なんだけど作画は不安定・・

ラム - 平野文
諸星あたる - 古川登志夫

面堂終太郎 - 神谷明
了子 - 小山茉美
真吾 - 古谷徹

菜造 - 北村弘一
あたるの母 - 佐久間なつみ
面堂の父 - 麦人
コタツ猫 - 西村智博
女の子A - 井之上喜久子
若侍 - 中嶋聡彦
黒メガネ - 小形満

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

計測不能 7 1988年夏(7月~9月)アニメランキング7位
湘南爆走族 4 ハリケーン・ライダーズ(OVA)

1988年7月22日
★★★★☆ 3.6 (7)
37人が棚に入れました
漫画家・吉田聡の代表的作品『湘南爆走族』のOVAシリーズ第4作。前作では主人公・江口の悪友である権田が主役だったが、本作では通常どおりに江口たちを中心とする物語に。 一学期の期末試験が終わった波打際高校。緊張の解けた江口だが、自分のポケットに入っていた二枚の五千円札の出どころがわからない。そのまま暴走族仲間の湘爆メンバーたちとともに、単車のガス代やらで使い込んでしまう。だがやがてあのお金は江口の所属する手芸部の部費と判明。必死にお金を工面しようとする湘爆メンバーだったが、結局のところは手芸部のよし子に何とかしてもらう。ある日、海水浴へ出かけた江口たちは小学校時代の旧友・絵美子と再会。そこで彼女の恋人であるサーファーの聖二が昨年の夏に大波のビッグスウェルに乗り損ねたことを知る……。 本作も従来と同様に実制作は東映アニメーション(当時は東映動画)が担当。監督の西沢信孝は波と空の青色に細心の注意をはらったという。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

波乗りとバイク乗り♪

原作は吉田の代表作暴走族漫画。略称は『湘爆』
少年KINGに1982年から1988年迄連載された作品。

1987年実写劇場版は江口洋助/織田裕二/清水美砂
のデビュー作でその他杉浦幸/杉本彩/翔/竹内力
「噂の刑事トミー(国広富之)とマツ(松崎しげる)
等も出演している。
OVシリーズ一期には声優として浜崎あゆみもいる。
本作はアニメOVA第4作目。アニメはOVA12作迄有る。

湘南海岸を舞台に、「暴走族」と「湘南爆走族」との
抗争や登場人物やグループを中心に友情や恋愛等
を描いた作品で、ギャグやコメディの割合が多い。

不良・ヤンキー・暴走族漫画の原点ともいえる作品。
後々の同ジャンルの作品に多大な影響を与えている。

4作目・・湘爆に憧れてチームを作る小僧ども?
チャリンコ暴走族?どんな話になるかと思えば・・

学校での手芸部の買物用の資金を使い込んでしまう
湘爆の面々・・責任をとるために江口は右往左往・・

前フリはブラフ?学園ラブコメ風に展開♪
何だかんだで湘南といえば海だしサーフィンだし?

バラエティーに飛んだ複数のエピソード。

あれ・・ビッグスウェルに挑む熱血サーファー?
アムロいきます!?声優だろ・・古谷徹さんか。

族は弱い奴が群れてるだけだ!と罵るサーファー
聖二と爆走族江口の根性対決!

1年に1度のハリケーンの夜。ビッグスウェルに乗れるか?

ちゃっかり権田も交ざってるw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

湘南爆走族OVA第4弾

暴走族マンガの原点ともいえる『湘南爆走族』のOVA第1弾。
原作マンガは中高生の頃リアルタイムで読んでいたなぁ・・・。(あぁ、年齢がバレてしまう・・・)

湘南爆走族2代目リーダー兼波打際高校第25代目手芸部部長(!!)の江口洋助をはじめとする5人組・湘南爆走族のメンバーと仲間たち、ライバルの暴走族などとの友情や恋愛を描いた作品。
暴走族マンガらしくケンカのシーンも少しはあるけど、原作は、ほぼコメディ。


本作の主人公は江口洋助と手芸部副部長の津山よし子。云わずと知れた両想いなのに奥手な二人の恋愛が微笑ましい。
後半はサーフィンの話。江口洋助、器用すぎ!

原作に忠実な本作に感謝!!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

計測不能 7 1988年夏(7月~9月)アニメランキング7位
赤い光弾ジリオン 歌姫夜曲[バーニングナイト](OVA)

1988年6月21日
★★★★☆ 3.7 (7)
33人が棚に入れました
 タツノコプロ新世代の秀作として1987年に人気を呼んだSFテレビアニメ『赤い光弾ジリオン』の新作OVA。 戦争成金の無頼漢アドミス一家が牛耳る街ホープタウン。暴力と金力の前に無力な人々に活気と希望を与えるのは、毎晩行なわれるロックバンド「ホワイト・ナッツ」のコンサートだった。中でもボーカルの少女アップルは、バンド仲間のチャンプとJJ、それに街の人々全てのアイドルである。だがある夜、アドミス一家の札付きウォーリアーズ三兄弟がライブに乱入。強引にアップルを誘拐した。チャンプとJJは追撃。アップルの救出に成功しかけるが、そこに現れて二人を邪魔したのは謎のサングラスの美青年。実は彼=リックスとアップルの間には、二人だけの秘密の過去があった。TV版のキャラクターを用いながらも、世界観や物語の設定は完全に一新された番外編的なストーリー。

計測不能 7 1988年夏(7月~9月)アニメランキング7位
テンリトル ガルフォース(OVA)

1988年7月3日
★★★★☆ 3.8 (5)
20人が棚に入れました
AIC初期の人気美少女SFアニメ『ガルフォース(宇宙章)』のキャラクターたちを三頭身キャラにしたセルフ・パロディOVA。もうじき発売の「ガルフォース(宇宙章)」正編シリーズの完結編『ガルフォース3』を控えて、撮影準備に入る10人のリトル(ちび)ガルフォースたち。実は正編世界のガルフォースたちは、このリトルな美少女たちがドラマとして演じた存在だった!? なかでもシリーズ三作を通じて重要キャラだったのは、荒くれ一匹狼のルフィー。だが実はリトル状態の彼女は可憐で気弱なお嬢様で、それがトレードマークの星のシールを頬に張ると、性格がみんなよく知るように一変するのだった! 正編の印象的なシリアスシーンの数々を実は撮影時には、あーだった、こうだった、と自ら笑いのめすショッキングな爆笑パロディ編。この後に続く正編『3』の特報も収録。

計測不能 7 1988年夏(7月~9月)アニメランキング7位
ルパン三世パイロットフィルム (その他)

1988年8月17日
★★★★☆ 3.7 (3)
18人が棚に入れました
ルパン三世原作者のモンキー・パンチは、当時放送されていたアニメに不満を持っていたため、アニメ化に反対していた。
そのため、1969年にアニメ化の説得材料として13分弱のパイロットフィルムが製作され、その作品を見たモンキー・パンチはアニメ製作にOKを出した。
その後正式スタートしたテレビシリーズと比較して、より原作の作風に近く、ケレン味やアクの強さが際立った作りになっている。
劇場公開を前提として1969年に作られたシネマスコープサイズのものと、1971年頃にテレビ用にスタンダードサイズで作り直されたものの2種類がある。
永らくその存在は忘れられていたが、1988年8月17日深夜にytvが開局30周年記念特番として放送した、アニメだいすき!スペシャル『よみうりテレビ アニメ30年史!巨人のヤマトはバカボンルパンなのだ』において初めて陽の目を見る事となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%B3%E4%B8%89%E4%B8%96_%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0

計測不能 7 1988年夏(7月~9月)アニメランキング7位
宮沢賢治 名作アニメシリーズ 風の又三郎(OVA)

1988年8月20日
★★★★☆ 4.0 (2)
17人が棚に入れました
作家・宮澤賢治が著した同題童話を約30分のOVA化。本作はコナミの「バオバブレーベル/宮沢賢治名作アニメシリーズ」のひとつとしてリリースされ、同時期には『どんぐりと山猫』も刊行。教室がたったの一つしかない山間の分教場に、高田三郎という不思議な雰囲気の少年が転校してきた。人見知りの強い村の子供たちは三郎が風の化身だと思い込み、彼を「風の又三郎」というあだ名で呼ぶことに。だが、三郎と子供たちが仲良くなったのもつかの間のこと……。本作の実制作はプロジェクトチームアルゴスが担当し、切り絵のような画面のアニメーション作りに挑戦している。監督は劇場版『幻魔大戦』などのりんたろうが手がけた。また、アニメーターの兼森義則がキャラクターデザインと作画監督を務めたほか、本編の声優として三郎の父親役を演じている。

計測不能 7 1988年夏(7月~9月)アニメランキング7位
ワット・ポーとぼくらのお話(OVA)

1988年8月12日
★★★★☆ 3.6 (3)
11人が棚に入れました
コナミが発売した「名作アニメーションビデオ」シリーズのファンタジーOVAで、60分近い長編作品である。いのまたむつみによる可愛らしいキャラクターデザインが見どころのひとつだが、脚本をTVアニメ『ゲッターロボ』『ビデオ戦士レザリオン』などや特撮作品も多数手がけた上原正三が執筆していることもトピック。小さな漁村ウルク村に住む少年ジャムは、村を苦しめている不漁を何とかしようと考えていた。一連の不漁は20年前に村の守り神である海の一角鯨=ワット・ポーを、鳥人がさらっていたのが原因だ。ジャムは山から聞こえてくる美しい音色に魅かれたことを機に、仲間たちとワット・ポー捜索を決意。だが山に入るや一同は大トカゲや一つ目のロボットに襲われてしまう。深い穴に落ちたジャムはやがて山の上にある湖へたどり着き、そこで笛を奏でる妖精のような美少女セレーネと出会う……。本作の監督はいのまたむつみと長年の間柄でもあるアニメーター/演出家の影山楙倫が担当。

計測不能 7 1988年夏(7月~9月)アニメランキング7位
トウキョウ・バイス(OVA)

1988年6月25日
★★★☆☆ 3.0 (2)
10人が棚に入れました
音楽会社のポリドールとMTVが制作した探偵アクションOVA。ポリドールからOVAが発売されたのはこれが最初であった。アニメの実制作と原作は山崎理や大貫健一らアニメスタジオ南町奉行所が担当している。 大学生の3人組である当麻順平、名枯山明、山咲恵子は探偵同好会ラッツのメンバー。これに順平の妹の久美子を加えた4人は、順平がふとしたことから機密データ入りのフロッピーディスクを預かったことで巨大企業の黒い陰謀に巻き込まれていく。データは次期陸上兵器の開発に関わる重要なもので、やがて順平はその新型兵器である二足歩行メカ「童留3号」と対峙することとなったが……。 順平を演じた声優・矢尾一樹は久々の熱血タイプを演じられて堪能したという。また敵の黒幕である代議士役には大御所の森山周一郎が担当。主題歌の「風のセーラ」は俳優の京本政樹が唄った。

計測不能 7 1988年夏(7月~9月)アニメランキング7位
日本のおばけ話(OVA)

1988年8月28日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
木暮正夫の文章と原ゆたかのイラストで人気を呼んだ児童向けの怪談民話集『日本のおばけ話』のOVA化。ある冬も近い晩秋。茂吉の家に集まって藁作りの仕事をしていた若者たちは、退屈だ、肝試しをしようと言い出す。裏山のお墓の松の木に昇り、一晩過ごす計画だ。だが実行となるとみんな怖じ気づき、茂吉だけが母親が止めるのも気にせず裏山に向かう。途中で段々と恐くなってきた茂吉だが……(妖怪編「きもだめしのばん」)。旅人が提灯の明りを頼りに山道を歩いて行く。するとどこからともなく、小豆をとぐような音が聞こえてきた。旅人は誰かいるのかと思って「おーい!」と声をかけるが、すると小豆をとぐ音はパタと止んだ。しかし旅人が歩き出すと、またあの音が……(おばけ編「百目のあずきとぎ」)。「妖怪編」「おばけ編」の二路線に分けたエピソードを収録。

計測不能 7 1988年夏(7月~9月)アニメランキング7位
レイナ 剣狼伝説II(OVA)

1988年9月4日
★★★★★ 5.0 (1)
6人が棚に入れました
一人で悪と戦う旅を続けながら仲間の少女戦士シュリとラルとともに、惑星B-1へ。ザルクの暗黒の魔力により凍結されたその機械の星では、兄ロム・ストールが、闇からの刺客ザルクと苦闘を続けていた。剣狼を一刻も早く届けようとするレイナだが、行く手を龍フレイムバージに乗る少女マイラに阻まれる。

計測不能 7 1988年夏(7月~9月)アニメランキング7位
聖戦士ダンバインIII 羇愁の章(OVA)

1988年8月25日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
全3巻で発売されたテレビアニメ「聖戦士ダンバイン」の総集編3巻目
最終決戦に向けて、加速度的に戦火も激しくなっていく。その中でトッド・ギネスは、ジェリル同様、自らの負のオーラ力でハイパー化を遂げてショウたちを圧倒する。だが……。
ページの先頭へ