1988年秋(10月~12月)に放送されたアニメ映画一覧 4

あにこれの全ユーザーが1988年秋(10月~12月)に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月12日の時点で一番の1988年秋(10月~12月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

64.9 1 1988年秋(10月~12月)アニメランキング1位
きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい(アニメ映画)

1988年10月1日
★★★★☆ 3.7 (38)
157人が棚に入れました
 2月、春日恭介と鮎川まどかが二人で受験した大学の合格発表の日。 二人で会場に向かう途中、恭介はある言葉を聞きつけた。「私の出るお芝居、見に来てくださいね!」 それは去年の夏に、檜山ひかるが恭介に言った言葉と同じものだった。
 その言葉と共に、恭介の脳裏に去年の夏の光景が再び浮かび上がってきた。それは二度と戻らない夏の、そして苦い――まどかとひかると恭介たちの三角関係の終わりが来た夏の……。 ひかるは芝居の特別公演のオーディションに応募することを決め、一方恭介とまどかは大学受験の受験勉強の最中。 その間にもひかるは「恋人ぶり」を発揮してどんどん積極的になるし、まどかはその様子を見て恭介から離れて行こうとする。しかしある日、ひかるはまどかの恭介に対する気持ちに気付いてしまう。 その頃、恭介はある決意を決めていた。それから三人の関係はだんだん揺れていき……
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ドラマのような3角関係の終止符に 原作ファンは納得できない・・・これはパラレルワールドです。(苦笑)

1988年10月1日に東宝系で公開された劇場版アニメ

DVD化されていない作品です。

原作ともテレビアニメとも異なる、恭介、まどかの大学受験の時期を中心に描かれた もう一つのストーリー

原作とは異なる もう一つのストーリーです!
(注 大事な事なので2度言います!笑)

TVシリーズで決着を見なかった三角関係の終焉がテーマ。


この作品は、今までの軽いラブコメ風とは異なり、
超能力が一切出てこない、真面目で重くシリアスな三角関係が描かれてます。


感想

酷評につき、この作品が好きな方はスルーして下さい。
{netabare}
当時見た感想は、「こんなのオレンジ☆ロードじゃない!」でした。
歳を重ね、今になって観た感想も・・・・・やっぱり同上でした。

自分は、この原作が好きでコミックもまだ持ってますが、
気まぐれ☆オレンジロードって、
まどかも恭介もひかるを大切に想っている訳で・・・
自分的には「ハッピートライアングル」(ギスギスしない3角関係)が、「きまオレ」ワールドだと思ってます。


この作品のまどかは、原作のまどかとは別人です!

まどかの「私達もう、3人では居られないんだね・・・」のセリフがありますが、原作のまどかはこんな事、絶対に言わないはず!

妹想いのまどかなら、自分の気持ちを押し殺してでもひかるに恭介をゆずるくらいの女性ですから。

恭介も、ひかるに対して酷い振り方していてビックリ。
ひかるの
「もう 私のこと 好きじゃないんですか?」
「先輩にとって私は一体何だったんですか?」
「答えてよーーー!」><
ひかるが可哀想過ぎます。

原作の恭介なら、泣きじゃくるひかるに対し、あんな「離せよ!」なんて冷たい言動はしないです。


脚本が 寺田憲史氏で、まつもと泉氏は手掛けていな事からこうなったのは仕方ないのか・・・
ε-(ーдー)ハァ
てか、寺田憲史氏って、ちゃんと原作読んだ事ないんじゃないの?って疑ってしまいます。
ε- (´ー`*) フッ


原作コミックのラストを気に入ってる自分には、
ファンにとって原作をぶち壊す残念な作品としか思えないです。
(`へ´;) 

これなら、「きまオレ」としてじゃなく、別のシリアスな作品として出せよ!っと。。。
それならば、普通によくある3角関係に終止符を打った恋愛作品として、アリだな・・・って思えるけど。

ともかく、こんなの「オレンジ☆ロード」じゃない!でした。

自分にとってこの作品は
原作でも何回かあった、恭介がパラレルワールドへ迷い込んだ別の世界の話だと思い込みますw(苦笑)

{/netabare}

この作品は、原作ファンにはオススメできません。
気になる方は・・・ どうぞ~的なw です。 ^^;

ってか、DVD化されてないから
VHSのビデオテープじゃ、今だと観たくても見れないよね・・・^^;



TV版(48話)を観て、3人の恋の結末が気になる方は、この作品より原作コミックを読む方をオススメします。
(=^・ω・^)キリ




余談で・・・
まつもと泉氏 自身も 酷評している事から、DVD化されない理由の1つかもしれない・・・(-ω-) 

投稿 : 2025/03/08
♥ : 36

らすきき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

きまぐれオレンジロード

久しぶりに原作読み返したらまた見たくなって再視聴。
1時間半ぐらいの映画作品。 原作知らないでこれだけで見るのはだいぶ厳しいかな。。

前に見たのは大学生だった頃だったと思うので、それから自分も年を重ね20代後半に・・前にみた時とは感じ方もまた違うものとなりました。
原作は週刊少年ジャンプで1987年まで連載された学園ラブコメ漫画。
ジャンプのラブコメではアイズの次に好きかな。 あ、いちご100%もけっこう好きですよ(´ー`)
古い作品ですがラブコメとか三角関係もの好きならおすすめです。
TVアニメもあり漫画の最後とアニメの最後では結末が少々異なる様です。ちなみに自分はアニメは見ていませんが、アニメの方の続き的感じらしいです。まぁアニメ見てなくても原作知ってれば問題なく見れます。
話的には三角関係に決着をつける話で終始重く暗い。 ジャンプ掲載作品とは思えない、ってかもはやラブコメではないです! 原作の明るく楽しい感じが全然ないのは寂しいですが、こういう昼ドラ的ドロドロの三角関係も好きなので個人的にはOK。
決着を着けるためひかるを突き放す恭介の心の痛みもよく伝わってきましたし、それを乗り越え成長したひかるを最後に見れたのもよかったです。
主役はひかるって感じでした。 自分はひかるより断然まどか派なのですが、さすがの自分でもひかるに同情してしまったほど可哀想でした。。が、少年漫画ではこんなのは描けないでしょうから、映画でやるからにはこういう感じなのもありだなーと思いました。
また、こういう昔の作品を見ると、連絡手段が公衆電話だったり、時代の移り変わりというものを感じるといいますか、そういうのもなんとも感慨深く面白いですね。
ちなみに一番印象深いのが恭介とまどかが見てた映画がタッチの映画作品背番号のないエースだったこと・・そんなんありなのか笑

続編的なものとして映画新きまぐれオレンジロード そして、その夏の始まり へと 続きます。 大学生・社会人になった恭介とまどかの話メインです。本作以上に大人向けな作品になってます。 続けて見たいところだが明日仕事だしどうしよっかな。。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 9
ネタバレ

HIROKI0715 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

きまぐれオレンジ☆ロード

テレビアニメでは、原作コミック 1巻~18巻の内容のうちの16巻までで放送終了していて、完結まではしていませんでした。

この劇場版で完結になるのですが、アニメ版とも原作ともまったく違う内容の作品になってしまっています。

脚本のあまりの酷さに原作者のまつもと泉先生が激怒して{netabare}います。

そもそも映画を作る前にまつもと先生が脚本チェックをする約束だったのが、もう修正しようがない、映画を作り終えた頃に見せにきたからです。

その映画の内容ですが、主人公の恭介がひかるちゃんをまるでストーカー扱いしていて、あまりに酷いセリフで傷つけています。

恭介が原作とはまるで違う別人格になっていて、恭介の性格では絶対にありえない言動を行っているのです。

原作、作品自体に対する敬意がまるで感じられず、滅茶苦茶にされてしまっています。

内容から言うと、この映画はきまぐれオレンジ☆ロードではありません。

原作をまったく知らない人間が、きまぐれオレンジ☆ロードの登場人物を使って自己満足で創作しただけの別作品です。 {/netabare}

投稿 : 2025/03/08
♥ : 4

計測不能 2 1988年秋(10月~12月)アニメランキング2位
ロジャー・ラビット(アニメ映画)

1988年12月3日
★★★★★ 4.5 (8)
27人が棚に入れました
全編に渡る実写とアニメの合成が話題になった超娯楽大作。アニメーションのキャラクターが現実世界の人間と共に生活を送る、47年のハリウッドを舞台に、彼らの住む漫画の町“トゥーン・タウン"の利権をめぐる殺人事件をミステリー・タッチで描いたコメディ作品。ストーリー自体も面白いが何と言っても合成技術の素晴らしさが目をみはる出来で、ドタバタコメディのスピーディさを維持した作りは圧巻! 登場する歴代アニメキャラクターの数もハンパじゃなく、ベティ・ブープからミッキーやドナルド、はたまた「ファンタジア」のカバのバレリーナまでと、どのシーンに誰が出てくるのか探すだけでも楽しめる。合成技術の成果は、アカデミー特殊効果賞・編集賞・音響効果賞、リチャード・ウィリアムズの特別賞受賞へと実を結んでいる。

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ミッキーとバックスバニーの共演

アメリカのカトゥーンのキャラクターたちと、「パルプマガジン」と呼ばれる1920年代から1950年代にかけて流行った「探偵もの」小説の実写化を融合したディズニーの実写+アニメ作品(配給はワーナー・ブラザーズ)

まずミッキーやバックスバニーが公式で共演しているという偉業だけでなく、アメリカンアニメーションの黄金期のキャラクターたちがかなり出てきたことでも話題を呼びました。

スティーブンスピルバーグやジョージルーカスの映画はインディージョーンズにしろ、スターウォーズにしろ全て実は元ネタがあり、

1920年代にアメリカで流行った「パルプマガジン」(クエンティン・タランティーノの「パルプフィクション」の元ネタでもある)に連載されていた三文小説から全て引用しているんですね。

「パルプマガジン」で連載されていた作品はスーパーマンやスパイダーマンなどのアメリカンコミックの原点とも言える小説で、SF、西部劇、ホラー、サスペンス、恋愛、社会派ドラマなどなど全てのジャンルを網羅する世界初の大衆向け雑誌だったのです。

現在におけるハリウッド映画や日本の娯楽作品全般はここから来ているといっても過言ではありません。

中でも1920年代当時はハードボイルド「探偵もの」小説や映画が大流行。フィルムノワール(暗く陰鬱な映画の総称)もこの時にできた言葉です。

この作品はそんな時代背景を舞台に公式でパロディ化した日本で言うところのギャグマンガみたいな作品です。

奇しくもこの映画が公開された1980年代当時の日本の空気感とソックリなので、そういう浮かれた気分で見る良作コメディ映画になっています。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 4

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

実写とアニメーションの融合が絶妙。愛すべき名作。

アニメのキャラが実際に映画会社に
所属してるスターであるという設定がたまらなく好き。

映画としてはB級といってもいいが
アニメーションとしての革新だった。

人生の中でも印象的なアニメBEST50くらいに入る
ジェシカのセクシーさにやられてしまう。
私もせっせっせやりたい(笑)

イタチも好き。

セクシー&バイオレンスが子供向けでは出せない魅力。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 2

計測不能 2 1988年秋(10月~12月)アニメランキング2位
陽あたり良好! KA・SU・MI 夢の中に君がいた(アニメ映画)

1988年10月1日
★★★★☆ 3.1 (9)
23人が棚に入れました
あだち充の大人気青春コミックスの劇場版アニメーション。テレビ版で描かれた世界の後日譚を描く。下宿屋・ひだまりに住む、岸本かすみや高杉勇作たちのさわやかな青春模様を描く。かすみは国際的なバイク・レーサーを目指す克彦という年上のボーイフレンドがいたが、同級生の勇作の存在も気になっていた。そんな中、克彦が「2年後、君と結婚するために帰ってくる」との言葉を残しアメリカへと旅立っていった。それから2年、克彦が、約束通り一流のバイク・レーサーになって帰国してきた……。森尾由美、三ツ矢雄二、井上和彦、塩沢兼人ら、大人気声優が多数出演。

計測不能 2 1988年秋(10月~12月)アニメランキング2位
怪盗ジゴマ 音楽篇(アニメ映画)

1988年11月12日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
個性的なイラストやエッセイで知られる才人・和田誠の手による劇場アニメ。舞台の幕が開くとそこに街角のオルガン演奏者が立っており、彼は噂の「怪盗ジゴマ」を主題にした楽曲を歌う。やがて幕が閉じて再び開いた時、そこにいるのは可憐な女性ともう一人の男性。女性はジゴマに「歌」を奪われた歌姫であり、男は探偵だった。名医の診察によると歌姫が奪われたのはただ一曲「心の歌」だが、そのために歌姫は「さみしい女」になっていた。探偵が必死にジゴマを捜す一方、ジゴマの方もどこに「心の歌」を隠そうかと考えあぐねていた。本作のもとは、1987年の広島アニメフェスティバルの招待作品として出品された自主制作アニメだったが、それを一般公開用に、作画、撮影とも大幅に改訂。和田の実写監督作品で小泉今日子主演の青春ミステリ映画『怪盗ルビイ』の併映として公開された。
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