1987年春(4月~6月)に放送されたアニメOVA一覧 11

あにこれの全ユーザーが1987年春(4月~6月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番の1987年春(4月~6月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

67.8 1 1987年春(4月~6月)アニメランキング1位
妖獣都市(OVA)

1987年4月25日
★★★★☆ 3.7 (55)
239人が棚に入れました
人間界と魔界の数百年に渡る凄絶な戦いは新しい局面を見せ、休戦協定の時を迎えようとしていた。要人の警護にあたった闇ガードの滝連三郎は、魔界の女・麻紀絵と共に、次々と襲い掛かる殺し屋たちと激しい戦いを繰り広げる──。原作は菊地秀行の同名小説。監督デビューとなる川尻善昭が、バイオレンス色の強いストーリーをスタイリッシュな映像美で描いてみせた。

声優・キャラクター
屋良有作、藤田淑子、永井一郎、青野武、横尾まり、大木民夫、戸谷公次、村松康雄、岸野一彦、安藤ありさ、向殿あさみ、沢木郁也、平野正人
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

首都の闇に蠢く……菊池秀行氏のエロ、グロ、バイオレンス。

菊池秀行氏の原作小説『闇ガード』シリーズは未読。

とにかく情け容赦ない描写が特徴的な本作。
都市に蔓延る欲望、あやかしを思う存分描き切ろうという菊池氏の信念。
その良き理解者である盟友・川尻善昭監督がリミッター控え目で映像化。

美女がいれば陵辱せずにはいられず、
人体はパーツごとに分解して変形、怪物化させずにはいられず、
それらを爪で切り刻んだり、銃で吹っ飛ばしたりせずにはいられない。
さらに魔性としての女の魅惑(※著しく男性目線w)がスパイス。

吹き荒れる暴虐の表現が快楽主義の体現たる“魔”の存在に嫌というくらい説得力を持たせています。

ここまで表現を振り切りながら、シナリオがちゃんと展開し、
着地している所が、原作者の豪腕を感じる部分です。
少なくとも見終わったあと俺はエロ目当てで見たのではない。
このエロもちゃんと必要だったんだ。
と無理矢理開き直ることができる程度には、着地が決まっていますw


登場人物ではジュゼッペ・マイヤート(CV永井一郎=磯野波平)が印象的。
とにかくしょーもないエロじじぃで、{netabare}護衛してやる言うてるのに、
ホテルを抜け出して風俗に行きたいと駄々をこねるw {/netabare}
こやつに比べれば、亀仙人のパフパフなんて可愛いもんですw


菊池氏を信奉する表現者は多く、例えば虚淵玄さんもその一人。
虚淵氏の脚本作品にて、路地裏で魔法少女が殺し合ったりするのは、菊池氏の影響でもあるとかw

本作は現代にも連なる毒の系譜。その一端を垣間見ることができる快作。

あっ……ひっじょ~~~にアダルトなアニメなので、お子様は見ちゃダメだよんw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

激烈!スパイダーウーメンビッグインパクト

菊池秀行原作、川尻善昭監督作品。
人間界と魔界の古きに渡る闘いは新しい局面を見せ、休戦協定の時を迎えようとしていた。要人の警護にあたることになった主人公滝連三郎は、魔界の女・麻紀絵と共に次々と襲いかかる殺し屋たちと激しい戦闘を繰り広げる…。


監督の持ち味とも言えるハードボイルド且つエロティックな演出、摩天楼から漂う妖しさ、気味の悪いグロテスクな魔物、そういった雰囲気や作風は素晴らしい。
1987年製作なので、ちょっぴり古さを感じる所もありますが、暗い中に赤色を巧く取り入れたスタイリッシュな映像は格好良く、光と影の使い方がアニメならではですね。戦闘シーンの血肉湧き踊る激しいアクションも見所です。

物語は単純明快、魔物との戦闘に溢れるエロス、テンポよくポンポン進みます。
上記の通り映像表現に関しては美しさに浸れる確固たるものなのですが、その展開にはもどかしさを感じてしまいました。
この作品、物語には重点を置かず「エロス」を徹底に追求したような生々しい濡れ場が際立つのです。カッコいい戦闘→濡れ場の繰り返しなんですね。

主人公のパートナー、麻紀絵は魔界の女なのに人間を助けているので、同じ種族の魔物達からは裏切り者扱いされます。二つの種族から疎まれる立場であるキャラの苦悩は少なからずあるでしょうし、ワケありなドラマ性が今後語られるに違いない!と思ったら殆ど彼女の過去は語られないのはもったいないなあと。エロに時間かけるのもいいですが、キャラの生い立ちをピックアップして欲しかったですね。
いくらなんでも1日に麻紀絵さんを酷い目に合わせ過ぎです…。
{netabare} 終盤、滝と麻紀絵をくっ付ける為に全部計画していたとかぬかしたじじいの発言。じじいも合わせて上層部たる連中は、魔界の女とはいえ女性を駒としてしか見ていないんだろうか…なんて真面目に考えてしまった。{/netabare}


ファンの方には申し訳ないのですが…暴行シーンに嫌悪感が出てしまった為好きか嫌いかの視点で見ると個人的にはハマれなかった作品です。
しかし劇中登場する敵キャラ、特にクモ女には驚愕しました。ヌルヌル律儀に艶かしく動くその様はまさに蜘蛛そのもの!カサカサやってくるスパイダーウーメンのインパクトときたら、シリアスな場面なのにも関わらず噴飯してしまいました。

「妖獣都市」、川尻監督の演出美やエログロ等語られる方面は多々あると思いますが、私にはクモ女に全部持ってかれた印象です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

すけべじじい

人間界と魔界の休戦協定のためある重要人物が来日する、主人公は裏仕事である闇ガードのためその人物を魔界の闇ガードと共に護衛する。

この手のSF作品エロが多いのはわかっていたけど、この作品は更に多い、普通最初にセックスシーン、中盤で乳首出し、終盤でセックス、この作品は序盤中盤終盤でセックス、そして乳首出しが非常に多い、それでいてストーリー自体も飽きないからなお良い。

{netabare}ただこんなキレイな終わり方するとは思わなかった、しかもほとんど人が死なない、死ぬのはいつも敵の魔物だけ、最初の蜘蛛女が化けた女性は殺しといてもよかったんじゃないかな・・・正直エロとグロさえ除けば青少年向けだと言ってもいい内容、だからこそ同年代のSF映画やOVAで評価が高いんだろうけど。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

計測不能 2 1987年春(4月~6月)アニメランキング2位
るーみっく・わーるど3 笑う標的(OVA)

1987年3月21日
★★★★☆ 3.7 (9)
54人が棚に入れました
大人気漫画家・高橋留美子の短編を原作としたOVA「るーみっく・わーるど」シリーズの第三弾。ヒロインのひとり、里美を当時のアイドル女優・松本伊代が演じている。 弓道部キャプテンの志賀譲と同じ部の同級生・里美は相思相愛の間柄。だがそんな譲をたずね、婚約者の志賀梓がやってくることになった。母親が急死したため志賀の本家を譲とともに継ごうというのだ。面白くない里美だが、当の譲は梓との関係など幼少時に親が勝手に決めたことと気にしていない。はたして梓と再会し、その妖しい美しさを認めた譲。梓は今もなお譲との婚約を真剣に受け止めていた。ともに登校する両者に対し、おかんむりの里美。だがそんな彼女に梓は、異常ともいえる敵意をあらわにしてしまう。自分の内に潜む邪まな餓鬼を必死におさえようとする梓だが……。 本作はシリーズ初の怪奇もの。原作者の高橋は漫画そのものが難産だっただけにアニメ化に対しては複雑な気持ちで見守ったという。
ネタバレ

横浜ゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ずいぶん昔ですけど ^^;

この下だけは見ないで!イヤ!見ないで!
{netabare}
アニメだいすき!で放送されていたのをオンエアで見ましたね~
88年ですね。放送されたのは^^;
輪廻は二回目ですwww
私は十代ですっ!ガラスの十代ですっwwww
{/netabare}

高橋留美子作品るーみっくわーるどでも一番大好きです。
今ではレンタルDVDもないのかもしれません。ないな・・・
あっても、VHSがあれば幸運??
少し残念ですけどね~
良い作品がなかなか再放送されないのを考えるとね。

キッズステーションでは高橋留美子劇場やったりしてますが、
るーみっく・わーるどの放送やってくれないかな~?

マンガでは手に入るかもしれませんね。
復刻版とかありますし。

一応、初期発刊版持っていますが、かなり茶色に・・・

だからぁ~~~~~~~~~
再放送してくれよぉ~~~~~~~~~~

炎トリッパーも再放送してくれよ~~~

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

サスペンスホラーにふさわしい人物の表情の演技に注目です。

 るーみっくわーるどの1,2と素晴らしい作品でしたが、この3は出色です。話が面白いのはもちろんですが、キャラの表情の描写がとてもいいです。サスペンスホラーを表現するのにふさわしいキャラの喜怒哀楽がちゃんと描かれています。

 高橋留美子さんの1話完結ものの完成度の高さはいつも通りというかいつも以上です。暗い話は本来お得意なんでしょう…というか、楳図かずおさんがそうであった通り、ギャグとホラーは感情の正負の符合を入れ替えるだけです。ギャグが上手いということは、ホラーも上手いに決まっています。あるいは受けての感情も恐怖と笑いは紙一重なのかもしれません。

 さて、ストーリーですが、一言で言えば女の情念と執着です。内容そのものはありきたりといえばありきたり。早い段階で結末まで一直線で予想できます。飼い犬が出た時点で「あっ(察し)」という感じです。
 ただ、やっぱり舞台・世界観・キャラ設定が秀逸なので、そこの描写を堪能することができます。特にアズサは家という背景があり、過去の事件のようなこともあり、なぜ今に至ったのか、そして、孤立・孤独の中、主人公に執着する理由なども見えてきます。

 ホラー描写そのものも、おどろおどろしいデザインの化け物をこれでもか、と出すのではなく、1種類に留めてそれすら漠然としているのが凄いです。要するに本当のホラーは誰なのか、です。

 この作品、一点だけ不満があるとすると、冒頭でアズサが取りつかれるシーンですけど、代々家に伝わる家名への執着の蓄積とも取れるし、親の教育によるアズサのねじ曲がりとも取れます。何が形になったのが餓鬼なのかがもうちょっと表現されると私はもっと納得感がありました。

 さて、るーみっくわーるどの3ということですが、1,2,3とまったくジャンルが違います。そして、この完成度。さすがとしか言いようがありません。
 この作品は面白かったーというより、サスペンスホラーにふさわしい人物描写に注目でしょう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

計測不能 2 1987年春(4月~6月)アニメランキング2位
湘南爆走族 II 1/5LONELY NIGHT(OVA)

1987年4月10日
★★★★☆ 3.7 (8)
44人が棚に入れました
人気OVAシリーズの第二弾で、湘南を舞台にしたちょっと荒っぽい青春グラフィティ。 ケンカ上等な5人で構成された「湘南爆走族」のリーダー・江口洋助はある日、強引な男に言い寄られていた少女を助ける。洋助にゾッコン夢中となった彼女・都志子は熱烈なアタックをかけるものの、うまくはぐらかされてしまうのだった。一方、洋助に殴られた男は「地獄の軍団」のメンバーであり、総長の権田を始め仲間を巻き込んで復讐せんと画策する。かくして洋助と権田のタイマンが始まったが、これは双方納得ずくで挑んだ真剣勝負だった……。 主演を塩沢兼人に改め、ケンカあり恋愛ありの物語はますます絶好調。終盤の、台風で荒れる湘南を半裸のままバイクで駆け回るシーンはまさに感涙必至だ。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

不器用な漢達の恋愛模様

原作は吉田の代表作暴走族漫画。略称は『湘爆』
少年KINGに1982年から1988年迄連載された作品。

1987年実写劇場版は江口洋助/織田裕二/清水美砂
のデビュー作でその他杉浦幸/杉本彩/翔/竹内力
「噂の刑事トミー(国広富之)とマツ(松崎しげる)
等も出演している。
OVシリーズ一期には声優として浜崎あゆみもいる。
本作はアニメOVA第1作目。アニメはOVA12作迄有る。

湘南海岸を舞台に、「暴走族」と「湘南爆走族」との
抗争や登場人物やグループを中心に友情や恋愛等
を描いた作品で、ギャグやコメディの割合が多い。

不良・ヤンキー・暴走族漫画の原点ともいえる作品。
後々の同ジャンルの作品に多大な影響を与えている。


2作目は序盤からラブコメ&ギャグ路線で始まるが・・
地獄の軍団という巨大暴走族となり、末端では看板
を背に虚勢を張る物が出る・・という暴走族以外で
も良くある人間像の中で・・よりによって軍団員の
元彼女と爆走族の江口との恋愛絡みの・・これまた
あるあるなトラブルを軸に描いている。

湘爆をライバルとして認めつつ・・所謂虎の威を借り
他力本願な軍団の末端のチンピラにも・・仲間として
の筋を通す・・葛藤の中で互いの漢をかけて戦う二人。
江口と権田がメインの話。如何にも不器用な漢の話。

2本立てで、もうひとつは原沢・・純情路線♪
こういう単純なのは族も一般人もおなじだよね♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

湘南爆走族OVA第2弾

暴走族マンガの原点ともいえる『湘南爆走族』のOVA第1弾。
原作マンガは中高生の頃リアルタイムで読んでいたなぁ・・・。(あぁ、年齢がバレてしまう・・・)

湘南爆走族2代目リーダー兼波打際高校第25代目手芸部部長(!!)の江口洋助をはじめとする5人組・湘南爆走族のメンバーと仲間たち、ライバルの暴走族などとの友情や恋愛を描いた作品。
暴走族マンガらしくケンカのシーンも少しはあるけど、原作は、ほぼコメディ。


本作の前半で湘南爆走族・江口洋助と地獄の軍団・権田が本気でタイマンをします。{netabare}原作中唯一の江口と権田の真剣勝負!!{/netabare}
後半の原沢と渚のエピソードは心打たれます。

原作に忠実な本作に感謝!!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

計測不能 2 1987年春(4月~6月)アニメランキング2位
超獣機神ダンクーガ GOD BLESS DANCOUGAR(OVA)

1987年4月15日
★★★★☆ 3.6 (6)
40人が棚に入れました
前作OVAより約1年後に発売された、劇場用作品並の長尺で制作された完全新作。実際に映画公開も予定されていたが、最終的にはOVAとして発売されている。 ムゲ帝王との戦いを経て、獣戦機隊の面々にもとりあえずの日常が戻っていた。それぞれが自身の問題と向き合い悩む中、謎の組織バンディッツが破壊活動を開始。さらには巨大な敵グザートが出現し、迎撃に向かう忍たち。しかし敵は自爆してしまい、それが新たな戦いの幕を開けることとなった……。 『マシンロボ』等で人気のアニメーター・はばらのぶよしの作画センスを堪能できる一編だ。主人公たちがミュージシャンばりに演奏する終盤のライブシーンは、忍と沙羅のキスシーン同様に話題を呼んだ。

声優・キャラクター
矢尾一樹、山本百合子、中原茂、塩沢兼人、若本規夫、田中秀幸、池田勝、石丸博也

計測不能 2 1987年春(4月~6月)アニメランキング2位
超獣機神ダンクーガ 失われた者たちへの鎮魂歌(OVA)

1987年4月15日
★★★★☆ 3.4 (7)
38人が棚に入れました
アニメファンからの人気は高かったものの、残念ながら物語の終盤で放送が打ち切られてしまったTVシリーズの完結編がOVAとしてリリース。 宿敵シャピロの最期を看取り、いよいよ藤原忍率いる獣戦機隊は異世界である「ムゲの宇宙」へと突き進むことに。要塞ガンドールが放つ砲撃の勢いに乗って敵地へと殴り込みをかける彼らの愛機ダンクーガの前にまず立ちはだかったのは、かつて激戦を繰り広げたデスガイヤー将軍だ。そしてその背後には、最後の巨悪たるムゲ・ゾルバドス帝王が控えている。切り札である必殺の「断空剣」を振るって戦う忍は、宇宙の怨霊をも操る帝王の力に抗えるのだろうか? TVシリーズの総集編も回想形式で盛り込まれているが、真の目玉はムゲとの最終決戦だ。ラストバトルということで俄然力の入る、作画面のヒートアップも要チェック。

計測不能 2 1987年春(4月~6月)アニメランキング2位
重戦機エルガイム III フルメタル ソルジャー(OVA)

1987年3月28日
★★★★☆ 3.9 (7)
32人が棚に入れました
サンライズの人気SFメカロボアニメ『重戦機エルガイム』の完全新作OVA。 皇帝ポセイダルに支配される銀河の星系ペンタゴナ・ワールド。反乱軍の若き指導者ダバ・マイロードはポセイダルとその配下の幹部連・十三人衆に挑むが、仲間の女戦士レッシィが敵に捕まる。レッシィはかつて十三人衆の末席にあり、彼女を捕えたのはレッシィの叔父にして十三人衆の首席サイ・クォ・アダーだった。ダバはレッシィ救出に赴き、一方でサイはダバの器量を推し量ろうとしていた。だがそんな両人の間に割って入るのは、十三人衆きっての凶戦士プレーター・クォイズだった! 原点となるTVシリーズの前半の時勢に位置する、語られざる挿話を描いた内容。TV版には存在しなかった二人の敵幹部サイとプレーター、およびそれぞれの専用ヘビーメタル(戦闘ロボット)の新登場が、ファンの間で話題になった。

計測不能 2 1987年春(4月~6月)アニメランキング2位
重戦機エルガイム I ペンタゴナ ウインドゥ+レディ ギャブレー(OVA)

1987年3月28日
★★★★☆ 3.9 (7)
30人が棚に入れました
サンライズの人気作品『重戦機エルガイム』のTVシリーズ序盤の映像を、キャラクタードラマ主体に構成した再編集もののOVA。巻末に完全新作の短編が追加されている。 二重惑星サンズが輝く太陽系ペンタゴナ・ワールド。支配者オルドナ・ポセイダルによって自分の同胞=ヤーマン一族を抹殺された青年ダバ・マイロードは、父が遺した戦闘メカ・エルガイムでポセイダル軍に挑む。そしてそんなダバの戦いは、同じくポセイダルに反旗を翻す者たちとの共闘も現実のものとしていった。だがそんなある日、ダバを巡って仲間の女性アムとレッシィが痴話喧嘩のさなか、背の高い艶やかな青い髪の美女が登場。しかしその正体は、ダバをこの姿で籠絡に来た彼のライバル剣士ギャブレット・ギャブレーだった……。 完全新作の短編「レディーギャブレー」は、3分弱のギャグ短編。ダバの友人で相棒格の青年キャオが、女装ギャブレーを前に、妙な趣味に目覚める図が笑える。

計測不能 2 1987年春(4月~6月)アニメランキング2位
戦国奇譚 妖刀伝 破獄の章(OVA)

1987年5月21日
★★★★☆ 3.7 (8)
21人が棚に入れました
アニメスタジオの南町奉行所が中心となって制作した伝奇忍者OVA。元々は発売元のビクターが定期刊行していた映像ソフト「アニメビジョン」に収録されていた連載小編で、それらをひとつにまとめて発売。最終的に『妖刀伝』シリーズは全3巻刊行された。 天正8年の夏。魔性の大名・織田信長が天下をおさめるべく暗躍し、綾之介たち陰流の忍者を次々と狙う。他の陰流の忍者である左近とふとしたことから斬り合う綾之介だが、そんな両者を信長の配下・朧衆が襲撃。法力を使う謎の雲水・良庵に救われた綾之介と左近は、彼の言葉に従いもうひとつの陰流である葉ケ塊の里へ向かう。そこの頭領の息子・龍馬たちに出会った綾之介たちは、陰流の三派に妖刀が代々伝えられてきたと知る。そんな葉ケ塊にも信長の放つ妖魔が……! 本作のキャラクターデザインを務めたのは南町奉行所の大貫健一。実は男装の麗人である綾之介(本名は綾女)に高い人気が集中した。

計測不能 2 1987年春(4月~6月)アニメランキング2位
花のあすか組! 新歌舞伎町ストーリー(OVA)

1987年6月12日
★★★★☆ 3.5 (4)
13人が棚に入れました
少女漫画家・高口里純の大ヒット作品で実写TV化や同・映画化もされた人気コミックの、OVA化第一弾。 全中学裏番組織、人呼んで「全中裏」。かつてその幹部・十人衆の一人の立場にありながら今は一匹狼となった不良少女・九楽あすかは、全中裏から要注意人物としてマークされていた。そんな中、関東最大の暴走族「鬼族」のレディースと、全中裏との間で抗争が勃発。だがこの闘争の裏には、あすかを潰そうとする全中裏の幹部で彼女に恨みを抱くスケバン・紅の思惑があった。 実写TV、実写映画(ともに1988年作品)に先だって制作されたOVA第一弾だが、後続の実写映像化作品に比べてずっと原作に近い雰囲気で制作されている。制作は東映アニメーション(当時・東映動画)で、監督はTVアニメ『神風怪盗ジャンヌ』のシリーズディレクターなども担当の梅澤淳稔。

計測不能 2 1987年春(4月~6月)アニメランキング2位
サーキット・エンジェル ~決意のスターティング・グリッド~(OVA)

1987年5月21日
★★★★☆ 3.4 (5)
11人が棚に入れました
『超時空ロマネスクSamy』などのオリジナルものを送り出してきたTDKコアによる約45分の青春バイクロマンOVA。80年代OVA黎明期を支えたバイクものOVAのひとつだが、劇中に登場する主人公マリコのバイクは独創的な架空のデザインで描かれている。下町の寿司屋のひとり娘・岡崎マリコ。母を亡くし、父ひとりで育てられた彼女は男勝りな性格の持ち主だ。今日もマリコは元レーサーの永瀬雷太が経営する喫茶店に入りびたり、その興味の対象は何よりもオートバイだった。父の反対をよそに、友だちの圭一たちとツーリングへ出かけるマリコだが、そのダイナミックな走りは現役のレーサーにして鍋島コンツェルンの御曹司・鍋島祥からも興味を持たれる。やがて宿泊先の露天風呂からマリコの大切にしているお守りを祥の仲間がいたずらで盗んでいった。これを取り戻そうとする圭一だが、運悪く負傷。だがこれが祥とマリコをサーキットで対決させるきっかけになるとは誰も思わなかった……。本作の実制作はスタジオ・ユニコーンが担当。監督は『無敵超人ザンボット3』や後年の『ひまわりっ!』などのプロデューサーとしても知られる栃平吉和が手がけた。主題歌を唄うバラドルの森口博子もマリコの友人ひろこ役で出演。

計測不能 2 1987年春(4月~6月)アニメランキング2位
新くりいむレモン 森山塔スペシャル 5時間目のヴィーナス(OVA)

1987年3月21日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
1995年4月7日にPC-9801VM向けに発売されたアドベンチャーゲーム。ブランドはフェアリーダスト。
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