1984年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVA一覧 16

あにこれの全ユーザーが1984年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月25日の時点で一番の1984年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

64.5 1 1984年冬(1月~3月)アニメランキング1位
ダロス[DALLOS](OVA)

1983年12月21日
★★★★☆ 3.6 (16)
72人が棚に入れました
21世紀末。地球連邦政府は、人口増加、資源枯渇などの諸問題を解決するために月面開拓計画を開始した。多大な犠牲を払いながらも計画は成功、月の裏側に都市「モノポリス」が建設された。潤沢な鉱物資源は地球を甦らせ、人類に永続的繁栄を約束した。だがその一方、月面開拓民(ルナリアン)は死ぬまで外すことが出来ない頭の認識リングによって常に行動を監視された上、死者は肉体を化学処分、墓標を立てて弔うことすら許されないなど、統轄局「スカラー」の厳しい管理政策に苦しんでいた。ルナリアンが心の拠り所としたのは、モノポリス近郊に聳える巨大な機械構造物「ダロス」であった。人の顔のようにも見えるそれは、いつ、誰が建造し、何を目的に活動し続けるのかなど、全てが謎に包まれている。あたかも虚空を凛と見据えるかの如き威容に、未来永劫、地球の姿を見る事が出来ない人々は大いに畏敬の念を覚え、特に、計画初期から苦難を重ね、大事故発生時には避難壕として使用したこともある開拓民第一世代の老人たちにとっては、神に等しい存在であった。月で生まれた若い世代が台頭するにつれて反連邦政府の機運が高まる中、ルナリアン第三世代の少年シュン・ノノムラと、幼なじみのレイチェルは、自らの意志と無関係に、偶然知り合ったゲリラのリーダーであるドグ・マッコイが主導する独立運動へと巻き込まれて行く。

声優・キャラクター
佐々木秀樹、池田秀一、鵜飼るみ子、榊原良子、玄田哲章、鈴木瑞穂、中田浩二
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

血みどろの戦争の先にある未来とは

地球と月を舞台にした本格派SFアニメ。
日本で初めてのOVAで、正にその期待に応えるほどのポテンシャルを秘めていた作品だけに、未完で終わってしまったのは残念です。

あらすじ(wikipediaそのままです)
{netabare}
21世紀末。地球連邦政府は、人口増加や資源枯渇などの諸問題を解決するために月面開拓計画を開始した。
多大な犠牲を払いながらも計画は成功し、月の裏側に都市「モノポリス」が建設された。潤沢な鉱物資源は地球を甦らせ、人類に永続的繁栄を約束した。
だがその一方、月面開拓民(ルナリアン)は死ぬまで外すことが出来ない頭の認識リングによって常に行動を監視された上、死者は肉体を化学処分され、墓標を立てて弔うことすら許されないなど、統轄局「スカラー」の厳しい管理政策に苦しんでいた。


ルナリアンが心の拠り所としたのは、モノポリス近郊に聳える巨大な機械構造物「ダロス」であった。
人の顔のようにも見えるそれは、いつ、誰が建造し、何を目的に活動し続けるのかなど、全てが謎に包まれている。あたかも虚空を凛と見据えるかの如き威容に、未来永劫、地球の姿を見る事が出来ない人々は大いに畏敬の念を覚えた。
特に、計画初期から苦難を重ね、大事故発生時には避難壕として使用したこともある開拓民第一世代の老人たちにとっては、神に等しい存在であった。


月で生まれた若い世代が台頭するにつれて反連邦政府の機運が高まる中、ルナリアン第三世代の少年シュン・ノノムラと幼馴染みのレイチェルは、自らの意志と無関係に、偶然知り合ったゲリラのリーダーであるドグ・マッコイが主導する独立運動へと巻き込まれて行く。
{/netabare}


かなり気合の入ったお話だけに把握するのがちょっと面倒で、しかし台詞や状況描写だけでなくアニメーションで表現してくれるので、見ていれば伝わってくるメッセージがあります。(一応あらすじの内の一部は毎話冒頭のナレーションで説明があるので助けにはなります)


支配する側と支配される側での対立に巻き込まれるシュン少年の心境の変化、見つめる世界の先は何があるのか・・・。

残酷な現実で生き続けるのに必要なのは、何かへの信仰心か大事な家族や仲間への愛情かはたまた現実を憎しみ続ける憎悪か・・・。

シュンは反政府軍に身を置きながら、地球の人間と月の人間、両方の意見を聞き入れてどうすれば月に明るい未来があるのか考え、戦い続けます。

徹底して硬派な世界で男達の泥臭く激しい戦いが繰り広げられ、出てくるロボットも作業用の地味な装甲で決して見栄えの良いものではありませんでした。


果てしなく暗く辛いストーリーなのに魅かれてしまうのは何故か。
それは多分この作品の中枢にある「ダロス」のおかげなのだと思います。

戦争によって人間同士が殺し合う様をただ見せつけられては目を背けたくなります。

特に開拓民、被支配者層に重きを置いて描かれている戦争であるため、なおさらの生々しさ・残酷さ。

しかし神秘的な雰囲気を放ち、人間の争いなど些細な物事とあざ笑うように堂々と君臨するダロスを見ていると、人間を超えた叡智の象徴に圧倒されます。


ヒロインの声優が鵜飼るみ子さんで、主人公のライバルが池田秀一さん。その上キャラの相関図までガンダムっぽいと突っ込まれそうな感じです。

ダロスも一つ一つの台詞に重みがあって、登場人物のやり取りに緊張感があると思います。

作画もやっぱり凄いんですけど、音楽が素晴らしいと思います。物語同様に重厚さがありスケールの大きさを感じさせます。

監督が『ガッチャマン』の鳥海永行さんと『パトレイバー』の押井守さん二人の共同で、相性は悪かったそうですけど強烈な個性を放つ作品です。


この作品に明確な答えは無いと思います。最後、シュンが今の決意を示す所で物語が終わってしまいます。
見ている中で色々感じさせてくれるものはありますが、未完ではなんとも評価できかねます。
ただ、時代性もあり非常にエネルギッシュな作り手の意欲を感じ、そこに魅かれました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

計測不能 2 1984年冬(1月~3月)アニメランキング2位
銀河漂流バイファム カチュアからの便り(OVA)

1984年1月1日
★★★★☆ 3.6 (4)
30人が棚に入れました
83~84年のTVロボットアニメ『銀河漂流バイファム』の後日談を描くOVA第1作で、新作とTV版の前半部分の映像を編集。 異星人アストロゲイターことククトニアンの襲来を受けたため、宇宙船ジェイナス号に乗って殖民惑星を脱出した人々。その内の大人たちは戦いの中で次第に減っていき、途中の惑星で加わった仲間も含めて最終的に少年少女13人だけの航行となる。実はククトニアンだった少女カチュアと彼女を慕う地球の少年ジミーだけが離別し、命からがら地球へたどり着いた11人は両親と再会。子供たちだけで困難を切り抜けてきた彼らはまさに英雄扱いだった。それぞれの生活に戻る11人だが、ククト星にいるカチュアとジミーからビデオ映像が送られ、彼らは鑑賞会を開くことになる。 一同が映画という形で鑑賞する彼らの記録映像は、宇宙船ジェイナス号のコンピュータ・ボギーが残しておいたもの。

計測不能 2 1984年冬(1月~3月)アニメランキング2位
銀河漂流バイファム 集まった13人(OVA)

1984年1月1日
★★★★☆ 3.9 (5)
28人が棚に入れました
83年から放送されたロボットアニメ『銀河漂流バイファム』の後日談を描くOVA第2作で、前作「カチュアからの便り」の続編。 現在は地球で平和な日々を満喫するロディたち少年少女。彼らは仲間のカチュアとジミーが送ってきた、自分たちの冒険や異星人ククトニアンとの戦いの記録映像を鑑賞している。だが何故か、次第に彼らが歳をとっているという体の変化が発生? しかも年齢の進行は各人によって様々だった!? やがてビデオ鑑賞会の第2部が始まる中、カチュアとジミー自身も地球に到着。13人が揃い、本当の意味での再会を祝う一同だった。 本作でも新作とTV版の後半部分の映像を再編集。ラストではTV版中盤からのライバルキャラであるミューラァも登場した。

計測不能 2 1984年冬(1月~3月)アニメランキング2位
くりいむレモン POP CHASER(OVA)

1984年1月1日
★★★★☆ 4.0 (6)
23人が棚に入れました
詳細不明
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

明後日の方向へ気合いが入ってしまったHアニメ

朝っぱらからアダルトアニメのレビューを投稿!とか・・・かなり終わってますが衝動的に書きたくなってしまいました。

くりいむレモンはおじ様世代にはかなりメジャーなシリーズなんですよね。それなのにあにこれの紳士の方々は総スルーで寂しいです。もしや黒歴史?


その中でもこのPOP CHASER(ポップチェイサー)は別の意味で有名なアニメです。
何が凄いかというと、およそこんなアニメには関わるはずのないような実力派スタッフが集結しているからです。
アダルトアニメなのでクレジットでは実名は伏せていますが・・・バレバレです。wikipediaより↓
{netabare}
○島×彦(仮名)→西島克彦
チャノチロトシ→佐野浩敏
土器手某→土器手司
あんのひであき→庵野秀明

面倒なので後はwikipediaで参照お願いします。
{/netabare}


よく凄さが分からない人のために言うと、表で美少女キャラを描いていたりロボットアニメで活躍していたりしていた人が集まった結果、ド派手なロボットバトルを繰り広げるHなアニメになったのです。
今見ても戦闘シーンに関しては凄いと思います。


ただ、アダルトアニメとして見ると背徳感がなくて全然ダメです。
日本人たるもの、女性の奥ゆかしさは必要だと思っています。

それなのに、このアニメ、
{netabare}
真昼間からロボのコクピット内でエッチしてます!
女の子も嫌がるどころかノリノリだし、これはいけません。
{/netabare}

あと大概の作画はガタガタ、というか標準なのでそれもガックリします。ロボットに描きこむぐらいなら女の子の身体の方にリソースを割いてほしいもんです。


なので、実用性はほぼないです。お遊び感あふれる当時らしい雰囲気は楽しめます。うる星やつらっぽいのもスタッフ的にご愛嬌です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

計測不能 2 1984年冬(1月~3月)アニメランキング2位
くりいむレモン 黒猫館(OVA)

1984年1月1日
★★★★★ 4.4 (3)
22人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 2 1984年冬(1月~3月)アニメランキング2位
くりいむレモン 亜美III(OVA)

1984年1月1日
★★★★★ 4.1 (3)
20人が棚に入れました
詳細不明
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