1983年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVA一覧 2

あにこれの全ユーザーが1983年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月18日の時点で一番の1983年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1983年冬(1月~3月)アニメランキング1位
雨ふり小僧(OVA)

1983年1月1日
★★★★☆ 3.8 (4)
13人が棚に入れました
漫画の神様・手塚治虫が制作した短編ファンタジーアニメ。原作は手塚自身が1975年に著した同題作品である。監督も手塚によるものだが、脚本や作画監督などは『鉄腕アトム(80年版)』や『ASTRO BOY鉄腕アトム』ほか手塚アニメに携わってきた吉村昌輝が担当。 ある雨の日に少年モウ太は、雨ガサをかぶってゲタをはいていた不思議な子供と出会う。子供=雨ふり小僧はモウ太の雨ぐつが欲しくなり、雨ぐつをくれたら三つの願いをかなえてやるという。これを機に仲良くなったモウ太と雨ふり小僧だが、やがて三つ目の願いがかなえられるや、モウ太は家の都合で突然の引越しをしてしまう。それから数十年の歳月が流れ、モウ太は雨ふり小僧と出会ったあの場所へ向かうが……。 本作は手塚のアニメ短編「ライオンブックス」シリーズの第2弾として1983年の暮れに完成。一般OVAとしての発売は1989年のことだった。

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

幼心に号泣し、今見ても号泣する良いトラウマ作品。「花田少年史」もオススメ。

 手塚先生の作品って良い意味でも悪い意味でも大人で、「俺のとは違うなぁ〜」な作品が多い(それでも好きですが)。しかし、本作はシンプルに涙腺を発破しに来る隠れた傑作です。


 この手の話を更に拡大させたのが「花田少年史」ではないかと個人的には思います。雪野さんの7話「ハムカツ」、cvサトシな19話「走れメロン」、cvコナン君な21話「雪降る夜に」は大号泣三部作だと言いたい。コナン君こと高山さん演技上手すぎぃ!。


 「おジャ魔女ドレミ」もそうだが、子供のいじらしさこそこの世で一番の涙腺爆破装置である。ベタだろうが古臭いと言われようが、こういう王道を見事にやり遂げるのが一番偉い。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

計測不能 1 1983年冬(1月~3月)アニメランキング1位
緑の猫(OVA)

1983年1月1日
★★★★☆ 3.5 (5)
10人が棚に入れました
手塚治虫が1956年から1957年にかけて「おもしろブック」(集英社)の毎号の別冊付録に執筆した傑作SF連作シリーズ『ライオンブックス』。その中の同題の一編をアニメ化した作品。 愛猫「グリーン」を捜し求めて古い無人の洋館に入っていく少年サンゴ・ユノ。だがその前に立ちはだかった私立探偵・伴俊作(ヒゲオヤジ)はサンゴに拳銃を渡し、「緑の猫」を撃つように告げた。抵抗しながらも拳銃を手に館に入っていくサンゴ。中には、瞳を妖しく光らせた複数の猫たちが待っていた。サンゴがグリーンに迫る一方、館の周囲では少し離れた場所から軍隊が館に砲撃せんと準備を始めた。実は軍隊の隊長は、自分たちが一体、何を攻撃するのかすら知らない。そんな隊長に、ヒゲオヤジは館の中にいる緑の猫=グリーンの秘密を語り始める。まだ赤ん坊だったサンゴと出会い、彼の人生を狂わせて悪の道に導いた猫。その正体は……。 当初はTVシリーズ『ライオンブックス』の一編として放映される構想だったが、惜しくも番組企画が実現せず、他の手塚短編のアニメ化とあわせて後にOVA作品として発売された。監督は、手塚自身が担当したが、主力スタッフとして活躍したのは「24時間テレビ」の手塚スペシャルアニメなどで実績ある名アニメーター・西村緋禄司で、彼が脚本・演出・絵コンテ・作画監督も全て兼任。本作のアニメ化企画を提出したのも、この原作に思い入れのある西村だった。

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ヒゲオヤジ大活躍

エドガー・アラン・ポーの短編ぽいタイトルでしたが、これ下手すると1時間弱で描く内容なんじゃないかな。

テレビ用に30分弱でまとめた事によって駆け足気味のテンポだった事に加え、情報量が多めなので最低2回は観る必要があるといった印象。

それでいて、宇宙人である緑の猫の目的がなんだったのかとかが謎のため、ハッピーエンドながらスッキリしないものがありました。

ただ、子どもの為に奮闘する伴俊作ことヒゲオヤジの活躍もさることながら終盤サンゴ役の塩沢兼人氏の迫真の演技は見応えありましたね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2
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