1982年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画一覧 14

あにこれの全ユーザーが1982年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月04日の時点で一番の1982年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

75.8 1 1982年冬(1月~3月)アニメランキング1位
機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編(アニメ映画)

1982年3月13日
★★★★☆ 4.0 (266)
1774人が棚に入れました
 劇場用作品三部作の完結編。ストーリーの本筋は戦争が終結に至るまでの過程だが、それよりも新人類“ニュータイプ”の誕生に焦点が当てられている。キャラクターデザイン及びアニメーション監督=安彦良和、監督=富野喜幸(現:富野由悠季)。主題歌の「めぐりあい」を井上大輔が歌った。ホワイトベースはジャブローを発ち、宇宙へと向かった。地球連邦の大がかりな作戦から、ジオン軍の目をそらす囮任務だった。途中、敵軍のキャメル艦隊との戦闘で機体を損傷したホワイトベースは、修理のためにサイド6に入港。そこで、アムロはサイド7で別れて以来会っていなかった父と再会する。だが、父は酸素欠乏症によって脳に障害を負い、まるで別人になってしまっていた。

声優・キャラクター
古谷徹、池田秀一、鈴置洋孝、鵜飼るみ子、白石冬美、井上瑤、古川登志夫、鈴木清信、戸田恵子、潘恵子、永井一郎
ネタバレ

K-KHMM さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

新世代のファンよ!!偏見の目を変えて、視聴せよ新世代!!!

我々、新世代ファンは「機動戦士ガンダム」をリアルで知らない世代である!
これはガンダムファンとして敗北を意味するのか!?
否!!!!始まりなのだ!!!


新世代のガンダム作品に比べ、
「機動戦士ガンダム」の作画、音楽、MS、戦闘シーンの面白さは数十分の1以下である。
にもかかわらず今日まで愛され続けてきたのは何故か!?
諸君!!「機動戦士ガンダム」が神作品だからだ!!


これらは諸君らファンが一番知っている!!
今でも愛されている要因は豊富でかつ魅力的なキャラクター達がいるからである。
ランバラル、スレッガー、リュウetcなどの男気あるカッコいい大人達、
アムロ、ブライト、カイetcの戦争によって成長していく若者達
ザビ家、シャアなどのジオン公国メンツが見せる駆け引き・・・

そして魅力は社会全体にまで膨れ上がって35余りが過ぎた。
「機動戦士ガンダム」が作り上げた数多くの名キャラ、名言名セリフ、シナリオ
を神が、ファンが、見捨てるはずがない!!


私の、新世代の愛した、21世紀ガンダム作品は叩かれた!!何故だ!?
それは「機動戦士ガンダム」の圧倒的、魅力を考えれば必然だったのだ!!


かつては21世紀ガンダムが叩かれる理由がわからず
少年の私は、むしろ「機動戦士ガンダム」を見て思った
「古臭くてつまらない。カスである!!」と!!

しかしながらも、その後年齢をかさね少年から青年になって見た時に私の考えは一転した!!
諸君らの父親世代も、少年の時は、本当の魅力など気づかず視聴していたのだ
この面白くない、古臭いと思った思い出も忘れなければならない!
それは少年の心の死によって一転するのだ!!

我々、新世代ファンは、今!偏見を捨て去り視聴しなければならない!!
「機動戦士ガンダム」を見て初めて”ガンダム”を知る事ができるのだ!!
この魅力を知ってこそ、ガンダムファン全てへの最大の喜びとなる!


新世代のファンよ!!偏見の目を変えて、視聴せよ新世代!!!
「機動戦士ガンダム」こそが35年の歴史の原点であることを忘れないで欲しいのだ。
原点を見てこそ、我ら新世代はガンダムファンとして語り合いの場を得るのである。

ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!
ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!
ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!
ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!
ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン!!
ジーク・ジオン!!ジーク・ジオン・・・・・・・・・・・


はいw有名なギレン=ザビ風にレビューを書いてみました。
かなり無茶苦茶や言い過ぎになりましたが、

つまりは
<ガンダムファンを名乗るなら見なければならない作品で
いろいろ古臭い所はあるけど、豊富なキャラの魅力ではNO1のガンダム作品という事です!!>

全43話を再編集した本作はTV版はさすがに長くて見てられない方、ガンダムの流れを簡単に知りたい方にオススメ。
レビューと評価は劇場版三作をまとめてしました!!
■概要 [ジャンル:SFロボット] [ターゲット:20代以上] [時間:137+134+141分] [監督:冨野喜幸]

-----

ここからは、より詳しく感想、魅力、批評、関係無い事についてダラダラと書いています。長いのでスルー可

■個人的感想

○3作のそれぞれの見所を簡単に
{netabare}
三作のそれぞれの見所を簡単にあげると
「第一作」
・輝いているシャア・ギレン演説・ラルの漢・アムロと母との別れ
「第二作」←1番好き!!
・ラルなどの強敵との闘い、リュウなど仲間の死によって成長していく
 アムロ、カイ、ブライトなどのホワイトベースのクルー達
・挿入歌の哀戦士
「第三作」
・アムロの覚醒や成熟したホワイトベースクルー
・ザビ家のお家争い・ソロモン攻略戦・EDのめぐりあい
などなど・・・名シーンがてんこ盛り!!{/netabare}

○好きなキャラやセリフについて
名言や名シーン、名キャラクターが多いのが本作の今でも面白い所
いくつか好きな所を♪
{netabare}

■個人的トップ3の好きなキャラ達のセリフ
ランバ=ラル、スレッガー=ロウ、ドズル=ザビから~

「見ておくがいい!! 戦いに敗れるとは こういうことだぁああ!!!」
「このランバ=ラル! たとえ素手でも 任務はやり遂げてみせる!!」
「わしの出世は 部下達の生活の安定につながる」
「今度こそという言葉は・・あまり使いたくないものだな」
「いい目をしているな」

「悲しいけど、これって戦争なのよね」
「あんたもあんただ! あんなにグダグダ言われてぇなぜ黙ってる? 」
「この人は本気なんだよぉっ。わかるゥ?そうでもなきゃ!こぉんな無茶がいえるか!?」
「人間 若いときはいろんなことがあるけど 今の自分の気持ちを、あんまり本気にしないほうがいい」

「ジオンの栄光!!この俺のプライド!!やらせはせん!やらせはせん!やらせはせんぞぉおおおおお!!!」

男らしくて、カッコいい大人、渋い大人が好きな自分にはたまりません。
上司なら死ぬまでついていきます!!

■他キャラ
ワッケイン司令
「寒い時代だと思わんか・・・?」
この時代の哀しみが伝わる渋さが好きです

ブライト=ノア
「それが甘ったれなんだ!殴られもせず一人前になった奴がどこにいるものか!」
「アムロの言う通りだ。我々が、我々が未熟だったために‥リュウを殺し、何人もの仲間を…」
「勘弁してくれ、リュウ、勘弁してくれよ!なあ…俺達、これからどうすりゃいいんだ…え?教えてくれ… 教えてくれんのだな、もう…」
ブライトもかなり好きなキャラです。周りの無茶苦茶の中で一生懸命、ホワイトベースで任務を遂行させようとする姿勢が凄いです

ギレン=ザビ
「ふっ。冗談はよせ。」
この自分は父親やってるくせに、やられないと思っている甘さが好きです

アムロ=レイ
「ぼくにはまだ帰れるところがある・・・ こんなに嬉しいことはない・・・・・」
「戦っているときはなんにもしてくれないくせに、階級章だけで・・・リュウさんやほかの人に、ありがとうの一言ぐらいあったって!!」
「人の本音というのは聞きたくありませんね」
「自分の言葉で お説教したらどうなんです?」
アムロ自体はあまり好きなキャラでは無いのですが、主人公だけあって名セリフが多い

カマリア(アムロ母)
「あ、あの人達だって子供もあるだろうに…それを…鉄砲を向けて撃つなんて‥すさんだねえ…」
アムロ
「じ じゃあ・・母さんは僕がやられても、いいって言うのかいっ!? せ・・・戦争なんだよ!!」
「母さん・・・母さんは 僕を愛してないの?」
このシーンは、どっちの気持ちもわかって、見ていて非常に辛いシーンでした。

シャア=アズナブル
「認めたくないものだな。自分自身の、若さ故の過ちというものを・・・」
シャアは1stが一番輝いていましたね。まだカッコよかった頃のシャアです!

■ギレン演説
「我々は、一人の英雄を失った。
しかし、これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ!
地球連邦に比べ、我がジオンの国力は30分の1以下である。
にもかかわらず今日まで戦い抜いて来れれたのは何故か。
諸君!我がジオン公国の戦争目的が正義だからだ。

これは諸君らが一番知っている。
我々は地球を追われ、宇宙移民者にさせられた。
そして、一握りのエリートが宇宙にまで膨れ上がった地球連邦を支配して50余年、
宇宙に住む我々が自由を要求して何度踏みにじられたか。
ジオン公国の掲げる人類ひとりひとりの自由のための戦いを神が見捨てるはずはない。

私の弟、諸君が愛してくれたガルマ・ザビは死んだ!何故だ!?
新しい時代の覇権を我ら選ばれた国民が得るは歴史の必然である。
ならば、我らは襟を正し、この戦局を打開しなければならぬ。
我々は過酷な宇宙空間を生活の場としながらも共に苦悩し、
練磨して今日の文化を築き上げてきた。

かつて、ジオン・ダイクンは人類の革新は宇宙の民たる我々から始まると言った。
しかしながら地球のモグラ共は、自分たちが人類の支配権を有すると増長し我々に抗戦する。
諸君の父も、子も、その連邦の無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ!
この悲しみも、怒りも、忘れてはならない!それを、ガルマは!死をもって我々に示してくれた!
我々は今、この怒りを結集し、連邦軍に叩きつけて、初めて真の勝利を得ることができる。
この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる。

国民よ!悲しみを怒りに変えて、立てよ国民!
我らジオン国国民こそ選ばれた民であることを忘れないで欲しいのだ。
優良種である我らこそ人類を救い得るのである。ジーク・ジオン!!」(劇場版)


「我が、忠勇なるジオン軍兵士たちよ。
今や、地球連邦軍艦隊の半数が、
我が、ソーラ・レイによって宇宙に消えた。

この輝きこそ、我らジオンの正義の証しである。
決定的打撃を受けた地球連邦軍に、いかほどの戦力が残っていようと、
それは、すでに、形骸である。あえて言おう、カスであると!!!!!

それら、軟弱の集団がこのア・バオア・クーを抜くことはできないと、私は断言する。
人類は、我ら選ばれた優良種たるジオン国国民に管理運営されて、
はじめて、永久に生き延びることができる。
これ以上、戦いを続けては、人類そのものの存亡に関わるのだ。
地球連邦の無能なる者どもに思い知らせ、
明日の未来のために我らジオン国国民は、立たねばならんのである!
ジーク・ジオン!」


正直、この演説を聞かされたら洗脳されてしまいそうなぐらい力があります

{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

チョビ0314 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

偉い人にはそれが分からんのです

ついに機動戦士ガンダム三部作の最終作です。
この三作目でガンダムのテーマの一つである「ニュータイプ」の描写がぐっと増えました。
いままでの作品との違いを冒頭の戦闘で表現していて、宇宙に帰ってきたアムロの圧倒的な進化っぷりを見せ付けることにより、「今回はニュータイプのお話だよ」とイメージさせた感じです。

さてその「ニュータイプ」超人的な戦闘能力よりも重要なのが、一足飛びの回答へを導き出す直感力と理解力、そこから生じる精神調和でして。
その特殊な精神世界の表現方法が特に顕著なのがアムロVSララァの戦闘シーンです。
TV版の流用もありますが戦闘シーンの多くが描き直されていて、特に二人が精神内で探り合うシーン等は「2001年 宇宙の旅」を彷彿とさせてくれます。
宇宙の旅という映画はその難解さや優れた特撮技術を使った無重力描写等で、当時のクリエイターに多大な影響を与えた映画です。
ガンダムⅢで最も異彩を放つデザインをしている「ボール」(あくまで個人的な感想ですが)は明らかに宇宙の旅出てきた作業ポッドと酷似してるし、ガンダムのスタッフも影響をかなり受けていたみたいですね。

当時の日本映画界では映画に制作費を掛ける事が出来ず、お金の掛かる本格的なSF作品は作りたくても作れないのが現状でしたから、絵で表現出来るアニメーションという手法で実現しようとした方々も多かったと思います。
今でも湯水のように資金を使える訳ではないですが、昨今のシン・ゴジラの成功にも見える通り、特撮やSFやアニメに対しての認知度も上がっていますので今後の発展が楽しみですね。

さて、この作品の話に戻ります。
前の二作品と比べ格段に完成度が上がっていて、多くのシーンが描き直されました。
キャラクターもより安彦良和氏のデザインを忠実に再現し、表情豊かに描き直され感情の起伏を感じられます。
モビルスーツを始めとするメカ描写もリアルに描き直されましたし、音楽もTV版より格段に質が上がって臨場感がアップしています。
更にTV版では描かれなかった部分をプラスして補完。既存のシーンも上手に再構成されましたし、細かく新たなカットも多く描かれました。
そしてこの作品で描かれたラストシーンが、以後のガンダムシリーズへの布石となったのは間違いありません。

このめぐりあい宇宙編を含めた三部作は単なるTVアニメの映画化ではなく、大人の鑑賞にも耐えうるエンターテイメント作品に生まれ変わらせる事に成功したモデルケースとして、大変意義のある作品だと考えています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

映画史に輝くロボットアニメの金字塔 俺がガンダムだ!

ならぬこれがガンダムなんだってw

TVの総集編、Ⅰ、Ⅱとはうってかわってほぼ新作の本作品。
なぜかって、これが作りたいから予算を浮かせてⅠ、Ⅱを作ったそうです。TV後半に安彦さんが抜けたせいもあります。やはり安彦作画じゃないとってね。なんせ富野監督がTVのときに意地でスケジュールとった方だそうですから・・・。
あとブームが最高潮のうちに一気にケリをつけたかったそうな。1年でたしか作ったんですよね。

前述のようにTVでは過労で病欠してしまった安彦氏が復帰、TV後半から参戦し始めた若き板野一郎氏もアムロの如く覚醒をはじめます。そのカットはいまでも伝説。
最近のガンダムは動きが軽いとかいうオッサンがいっぱいいます。
みれば分かりますが本来のガンダムは絶妙にトロい動きで重量感と迫力をあらわします。通称ガンダムⅢの速度。
それを意識しているのがUCの一話。
でもお金がかかるんそうですよ・・あれあのシーンだけで予算なくなったとか・・・と風の噂。まぁわかっててもやれないのが現実なんでしょうか。

TV劇中ではあまりはっきりしなかったNTに関しても深く追求、
ララァとの邂逅もなかば宗教的な美しさと共に描かれます。
TVはTVでいいんですが、やはりガンダムはこれ。ガンタンクも宇宙に出てMAもどきなんていわれないし。。マクベがダメ人間でもない。Gメカと合体もしない。玩具的な描写は徹底的にオミット。極上のSF(スペースファンタジー)映画に昇華されます。
逆にコアブロックシステムは・・・・そういえばそうだったというwあの使い方は天才。


初代ガンダムにおいてはアムロたちWBクルーの主人公が非常にニュートラルな立場です。
ストーリー上ザビ家の独裁が悪とは表現されてはいますが・・
大きな動機はみんなないんです。レビルにそそのかされあれよあれよ・・・。生きるために戦ってるそれだけ。抜けようとしても行きがかり上みんなを見捨てることもできない。
母の話やミハルの話なんか完全にそうですね。
だからカイの最終決戦前の冗談も、冗談に聞こえない。
どんなすごい新兵器もってても、彼らはあくまで巻き込まれただけの傍観者なんです。
そこが古今のロボット、戦闘ア二メにおいて革命的な描写だったと思います。

オープニングからエンディングまですばらしい演出、作画で目が離せません。

追記
観るなら劇場公開時のオリジナル版を絶対推奨ですwレンタルとか特別版置いてあったりするよね・・なにからなにまで改悪もいいとこ。あれマジでヤメテ・・。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

65.6 2 1982年冬(1月~3月)アニメランキング2位
セロ弾きのゴーシュ(アニメ映画)

1982年1月23日
★★★★☆ 3.6 (14)
96人が棚に入れました
 宮澤賢治の同名小説を、「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」の高畑勲監督が独自の解釈で映像化。少人数のスタッフが、5年もの歳月をかけて完成させた、大藤賞受賞作品。金星音楽団のセロ弾き・ゴーシュは、上手にセロを演奏することができず、楽長にしかられてばかり。楽団仲間との交流もうまくこなせず、ゴーシュはますます頑なになっていく。毎晩、町はずれの水車小屋で遅くまでベートーベンの楽曲を練習し続けるゴーシュ。そんな彼を、ある夜、ネコが訪ねてくる。ネコは、ゴーシュにベートーベン以外の曲も弾いてみるように勧める。だが、ゴーシュはネコの助言など聞こうともしない。その後もカッコウや仔ダヌキ、野ネズミなどが次々とゴーシュの元を訪れては、助言をしたり、一緒に練習したりしていく。そんな動物たちと交流を深めるうち、ゴーシュの心も次第にほぐれてきて…。

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

宮沢賢治の傑作童話

「セロ弾きのゴーシュ」と言えば私の場合はさだまさしの楽曲で、それがきっかけで宮沢賢治を読むようになりました。
同じように「銀河鉄道999」から「銀河鉄道の夜」を知った人も多いはずです。
ちなみに青空文庫「http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card470.html」で読むことができます。
で、この「セロ弾きのゴーシュ」やはり、音楽モノは音が入るといいですね。
高畑勲監督の滋味とあいまって、想像力で補っていた世界が一気に現実味を帯び、生き返った感じです。
宮沢賢治の中では中くらいの話ですが、ジワリといい話です。
ただ、オケが「たかがアニメ」と流しているのが残念です。
(ゴメンナサイ、VPOやBPOを聴き慣れた耳には荒い演奏だったものですから・・・。)
冒頭の嵐の場面はディズニーの「ファンタジア」の方がよかったです。
とはいっても、宮沢賢治の童話は大人が読んでも感動を与えてくれますので是非一読を、いや一見を。
宮沢賢治を世に広めるためには「アメニモ負ケズ・・・」じぁダメですよ、文部科学省さん。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

64.6 3 1982年冬(1月~3月)アニメランキング3位
ドラえもん のび太の大魔境(アニメ映画)

1982年3月13日
★★★★☆ 3.5 (83)
438人が棚に入れました
春休みのある日、のび太の家に一匹の子犬が迷い込んで来た。その子犬ペコは、山と積まれた航空写真の中から、コンゴにある不思議な巨神像の写真を探し出した。 のび太、ドラえもん、スネ夫、ジャイアン、しずかたちはどこでもドアでアフリカに巨神像の謎を解きに行くことにした。巨神像はバウワンコの神といって、その実物を見た者はいないのだ。そして伝説によると、そこには犬の王国があるのだという。その巨神像を捜し求めてジャングルをつき進むドラえもんたち一行の前に、様々な障害が待っていた……。
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

犬の惑星

シリーズ3作目。
{netabare}
春休みということで、突然魔境探検をしたいと言い出すジャイアンスネ夫。野良犬ペコを拾いつつ、感化されたのび太はドラえもんを利用して巨神像を発見。探検してみることに。
どこでもドアを使えばあっという間に探検終了となってしまうので、わざわざスモールライト等の便利道具を使わないという縛りプレイで臨むというストーリー展開。

その途中、なんの罪もないゴリラやサイが痛めつけられる描写があるが、今みればこれは動物愛護の観点からアウトな表現だったと思う。

ついに到着するとそこは犬が進化を遂げた犬の王国だった。さしずめ犬の惑星とでも言うべきところで、かつ野良犬ペコはその国の王子でもあった!そこで犬同士の内紛に巻き込まれた一同は、王子の復権のために一肌脱ぐのであった。

終盤、劣勢になり、逃げろというペコに対してあえて加勢に加わるあたりの演出はなかなかかっこよかった。ジャイアンがナイス。

前2作に比べると敵の思想がはっきりしていたので内容も全体的に引き締まったものになっていたと思う。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

私の原点

劇場版ドラえもんはあまり好きではなかったので、ほとんど見てないのですが、これは結構面白かったかなと。内容もよく覚えているし、大変思い出深い作品ではあります。

アフリカの奥地にある魔境を探しに行くお話なのですが、最初は冒険譚とはほど遠く「あぁ何もでてこねー、つまんねーよ!」と言い、ドラえもんの道具で獣を呼び寄せて楽しむという・・・
この映画のポイントは「先取り予約機」でしたっけ、まぁとにかくそのアイディアに幼い頃は驚きました。要はタイムパラドックスなお話なのですが、正直見所はそれだけだった気もしなくもないです(笑)

アニメは年々進化していくものなので、おそらく出来は後年のドラえもんの方がよいと思います。
まぁ思い出補正ですね、こんな魔境もあり得るかも知れないという夢がつまっておりました。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

タイトルなし

子供の頃、何度も観ていたドラえもんの長編アニメ映画。
私達人類は簡単に言うと、猿から進化したと言われていますが、隔絶された場所で犬が進化したという設定で、そことの絡みの中で物語が構成されています。
なのでサイエンスフィクションとも言えるかもしれません。

この作品は弟が大好きで、どれくらい大好きかというと、子供の頃飼い始めた犬に、登場人物(?)のペコと同じ名前をつけたほどです。

またドラえもんのアニメ映画では、武田鉄矢氏が手掛ける歌がとても印象的で、作品の良さを更に引き立ててくれます。本作は「だからみんなで」

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

62.8 4 1982年冬(1月~3月)アニメランキング4位
1000年女王(アニメ映画)

1982年3月13日
★★★★☆ 3.3 (18)
109人が棚に入れました
1999年、不気味な星、ラーメタルが地球に近づきつつあった。東京のあるマンションでは、教師をしている雪野弥生が、筑波天文台の雨森教授から、遊星ラーメタルから帰ってきた探索艇の報告を聞いた。彼女は天文学の知識を買われ、天文台の仕事を手伝っていた。実は弥生は教師の姿に変えているが、かぐや姫の昔から、1000年の間、地球を見つめてきたラーメタルの使者1000年女王だった。その時、緊急呼び出しが入り、新1000年女王から交代の宣告が伝えられた。地球にやり残したことがあると暗い表情の弥生の前に、窓の外から雨森始が顔を出した。始は弥生の受け持ちの生徒で、窓ふきのバイトをする天文少年だ。入れ違いで弥生の妹セレンが入ってきて、ラーメタルが地球を奪いとる計画だと話した。その頃、始の両親が、経営する工場の爆発で死んでしまい、叔父の雨森教授のところに身を寄せることになった。

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

映画は残念

松本作品のなかでは、キャラも設定も「999」に近い。
1000年に一度やってくる惑星という設定はよいのだが、その分、原作もTV版も観ていない私にはツッコミどころが満載である。
多分、壮大な物語を映画サイズにしたため、内容が単純になって現在のアニメ水準では忘れられそう。
単体のアニメ映画として評価するとギリギリといったところか。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

らびえぬす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

良作

このアニメ。子供の頃、観たっきりなのでかなりうろ覚え。

でも、良かったと思う。
喜太郎の曲もマッチしていて、作品としては結構レベルが高かったような気がする。

松本作品では一番好きかな

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

作画が古臭い

物語自体は竹取物語のSF版と言った感じで面白いのですが、いかんせん古いアニメなので作画にも古臭さが目立ちます。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

計測不能 5 1982年冬(1月~3月)アニメランキング5位
ニルスのふしぎな旅 劇場版(アニメ映画)

1982年1月1日
★★★★☆ 3.9 (5)
31人が棚に入れました
1980年からNHKで放映され、スタジオぴえろ製作によりアニメの劇場版として製作されながら、未公開となった幻の名作。妖精に小さくされ、動物の言葉が分かるようになった少年・ニルスが、ラップランドを目指して鳥たちと旅に出る。
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

長くてもTV版を推奨 B

劇場版だから仕方ないのですが端折りすぎ。とにかく短いです。
{netabare} こんなに短い時間で、犬猿の仲だったニルスとモルテンの間に芽生える友情を描くのは無理があると思います。
アッカ隊との別れのシーンに感情移入できないのも然りです。{/netabare}
TV版を見て既に内容を知っている人が、時間のない中でもう一度ニルスを見てみたいという用途であれば向いていると思いますが、それ以外では余りお勧めできません。
長くなってもTV版を見る方が吉だと思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

計測不能 5 1982年冬(1月~3月)アニメランキング5位
怪物くん デーモンの剣(アニメ映画)

1982年3月13日
★★★★☆ 3.5 (4)
30人が棚に入れました
 藤子不二雄A原作の人気マンガが、先のTVアニメ版の人気を受けて二度目の映画化。 怪物くんの父・怪物大王が、突然胸の痛みを訴え倒れた。対立する悪魔大王がデーモンの剣によって呪いをかけたらしいと判明し、怪物くんと三人のお供は敵地・悪魔ランドへと乗り込んでいく。そこで現れたのは悪魔大王の息子であるプリンスデモキン。彼は興味本位で、怪物くんたちをデーモンの剣がある神殿にまで招き入れるが?TVシリーズ後半にも登場するデモキンのデビュー編。今回は人間側の主役・ヒロシの出番が少なく、怪物対悪魔のバトルを主軸に物語は展開していく。

計測不能 5 1982年冬(1月~3月)アニメランキング5位
世界名作童話 アラジンと魔法のランプ(アニメ映画)

1982年3月13日
★★★★☆ 3.7 (3)
13人が棚に入れました
東映動画(現・東映アニメーション)が制作公開した、アラビアンナイトに材を得た劇場アニメ。 貧しい少年アラジンは、ある日、妖術使いから頼み事をされる。それは洞窟から、古いランプを回収するものだった。ランプに興味を抱いてその秘密を探ろうとしたアラジンは妖術使いに洞窟に閉じ込められるが、魔法の指輪の精に遭遇。その力で脱出した。さらにアラジンはランプには強力な魔物が宿っていると知る。魔物の力を得て高貴なブドール姫ともめでたく結ばれたアラジンだが、妖術使いはランプを奪回。姫までも拉致した。愛する姫と、強力なランプを奪われたアラジンの反撃は? オリジナルキャラクターのデザインを、ディズニーの傑作アニメ映画『白雪姫』の主力アニメーターだったデールとジェーンのベアー夫妻が担当。また主題歌を当時の人気歌手ゴダイゴが歌うなど、作品の周辺に趣向を凝らした。

jolljoll さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

古典アラジン

ディズニー版はヒロインがジャスミンですが、こちらはブドールとなっています。ディズニーより10年程前の作品ですが、こちらの方が原作に近いのでしょうか?
個人的にはこちらのお姫様の方が好きです。
冒険譚として普通に楽しんで見れます。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

計測不能 5 1982年冬(1月~3月)アニメランキング5位
ヘビー・メタル(アニメ映画)

1982年3月1日
★★★☆☆ 3.0 (2)
12人が棚に入れました
あらゆる時間・空間・次元を支配する悪の化身“ロック・ナー"が引き起こす悲劇や喜劇(?)を全7話で綴る。アメリカでカルト的人気を誇っているアダルト・コミック誌『HEAVY METAL』を基に作られたオムニバス形式のアニメーション。制作は雑誌の主催者でもあるレナード・モーゲル。いくつかの話は同誌にコミックとして載ったものを原作としている。“ロック・ナー"と呼ばれる緑色の玉をキーワードにし、著名な作家陣に短編アニメーションを好きなように作らせるという方法は面白く(87年の日本製アニメ「ロボット・カーニバル」も同趣向)、ファンにとっても嬉しいものになるはずなのだが……。全体を通して、好き勝手やっているという感じ以外に受ける印象はない。1話毎の繋ぎも、ショット的に続いているものあり、続いていないものあり、とバラバラで一貫性に欠けており、通しての演出はされているのかと頭をひねってしまう。肝心のアニメーションの出来も作画部分がお粗末で見ているのはかなり辛い。一部に「指輪物語」等で使われたロトスコープが使われている部分もあるが、これまたあまりうまく使われているとは言い難い。ただ逆に、“好き勝手さ"は半端ではなく、このノリについていくことができければ充分楽しむことはできるだろう。まさにキワモノ的作品で、“大人のアニメ"と言われるだけあり、裸のお姉さんや残虐なシーンが沢山出てくるが、笑える部分もたぶんにあり(いろんな意味で…)妙なノリの作品が好きという人には胸を張って薦められる。

計測不能 5 1982年冬(1月~3月)アニメランキング5位
忍者ハットリくん ニンニン忍法絵日記の巻(アニメ映画)

1982年3月13日
★★★★★ 5.0 (1)
12人が棚に入れました
藤子不二雄(藤子不二雄A)原作の人気忍者コメディアニメ『忍者ハットリくん』の劇場版第一弾。東京で修業中の伊賀忍者ハットリ・カンゾウとその弟シンゾウ。彼ら2人を居候させて、自分も兄弟のように暮らす小学生ケン一は、ある日、ハットリ(カンゾウ)くんが記した絵日記を盗み見てしまう。そこに書かれていたのは、シンゾウが可愛い女の子シノビノ・オヒメと仲良くなったことに始まる、機械流忍法のロボット忍者・ロボ丸とハットリくんの対決など4つの事件だった。30分枠の中に4つのショートエピソードを盛り込んだ、高密度な構成。東宝創立50周年映画の一本として、『ドラえもん のび太の大魔境』『怪物くん デーモンの剣』と同時上映で公開された。

計測不能 5 1982年冬(1月~3月)アニメランキング5位
まんが日本昔ばなし ほらふき天狗・おけさねこ(アニメ映画)

1982年3月13日
★★★★☆ 4.0 (2)
11人が棚に入れました
大人気を呼んだTVアニメシリーズ『まんが日本昔ばなし』の劇場用新作ストーリー。森の中に、本当は弱いくせに大口ばかり叩く天狗=ほらふき天狗がいた。だがほらが過ぎて、彼は怪力のこぶ天狗と闘う羽目になってしまう(「ほらふき天狗」)。野良猫のタマは、海辺で蕎麦屋の老夫婦に拾われた。大事に育てられるタマだが、老夫婦の営む蕎麦屋は次第に周囲に商売仇が増えて仕事がやりにくくなる。タマは恩を返すため美しい人間の娘に化けて、店頭で歌と踊りを披露。客集めに励むのだった(「おけさねこ」)。TV版と同様、本編約12分の挿話を2つまとめて上映。春季の「東映まんがまつり」の中で公開された。

計測不能 5 1982年冬(1月~3月)アニメランキング5位
あさりちゃん 愛のメルヘン少女(アニメ映画)

1982年3月13日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
室山まゆみによる人気少女マンガ『あさりちゃん』を原作にしたTVアニメシリーズ。その完全新作の劇場版。巻貝小学校4年生の浜野あさりは、体育以外の勉強がまるでダメ。ママからは優等生の姉タタミと比較されて、いつもクサっていた。そんなある日、あさりが帰宅するとママが部屋をチェック。お祖母ちゃんが以前に買ってくれた名作文学全集が、まったく手付かずだと指摘する。ママは明日、お祖母ちゃんが遊びに来る前に文学全集を最低5冊読んでおくよう厳命した。だがムリに本の内容をいっきょに詰め込んだため、あさりの頭は物語の主人公たちと同化してしまい……。原作コミックスの中の一編「あさりちゃんのメルヘン劇場」のアニメ化。翌年の2月21日にTVシリーズの一本として「愛のメルヘン少女」の題名でオンエアされている。

計測不能 5 1982年冬(1月~3月)アニメランキング5位
おはよう!スパンク(アニメ映画)

1982年3月13日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
雪室俊一、たかなししずえ原作の人気少女漫画が原作のテレビアニメ『おはよう!スパンク』の劇場用新作。 森村愛子の飼い犬で、ドジだが心優しいスパンク。彼は可愛いメス犬のアンナに一目惚れした。アンナの飼い主はバイオリン好きの少年・島田翔。翔は愛子のクラスに転入生として現れ、二人は些細なことからいがみ合うが、やがて互いを異性として意識し合うようになる。だが翔は音楽の勉強のため、渡米する日が迫っていた。その事実を知った愛子は、翔のために日本での楽しい思い出を作ろうと決意するが。 テレビ版『スパンク』と同一世界観の劇場アニメだが、スパンクら動物たちの日常コメディが主体のテレビ版と異なり、映画は愛子のラブストーリーが主題。愛子の恋愛ドラマ(ただし相手役は別の少年)を主軸とする原作コミックに近い作風になっている。メインゲストの少年・翔役のCVは、当時の人気若手タレント(アイドル歌手)だった堤大二郎。

計測不能 5 1982年冬(1月~3月)アニメランキング5位
シュンマオ物語 タオタオ(アニメ映画)

1981年12月28日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
日中国交回復のシンボル的な動物・パンダを主役にした初の日中合作アニメ。 四川省のチンサ台地で、恋人のアンとともに平和に暮らす雄パンダのタオタオ。だが人間がパンダ捕獲に現れ、アンを守ってタオタオのみが捕まる。長い旅の末、ヨーロッパの動物園にやってきたタオタオは、飼育者の女性メアリー、その恋人たちとも心を通わした。だがそんな一同の上に、重く暗い戦争の影がのしかかった。 『男はつらいよ』シリーズで有名な山田洋次監督が初めてアニメ制作に参加(原案と全体の監修を担当)したことでも話題になった作品。アニメーション監督は、CMアニメーション分野で活躍したクリエイターで、映像企画制作会社・白組の代表でもある島村達雄が担当している。エアブラシや点描による作画、ミニチュア特撮や実写合成などの手法も活用された映像が印象的。美術・作画に、中国側の組織・天津市工芸美術設計院が参加している。

計測不能 5 1982年冬(1月~3月)アニメランキング5位
おこんじょうるり(アニメ映画)

1982年1月1日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
多彩な素材や技法で、多くの秀作アニメーション作品を制作した異才クリエイター・岡本忠成の代表作の一つ。原作は、さねとうあきらの創作民話。 東北の山村に、まじないで厄を祓うイタコのばあさまがいた。だが最近は失敗続きで気がふさぎ、寝込んでいる。そこに空腹の子ギツネのおこんが登場。ばあさまから食べ物をもらって元気になったおこんは、恩返しに浄瑠璃をうなると、ばあさまの気力も回復した。そこでばあさまは、おこんを背中に隠して村人の病気を治しに出かけるが……。 土人形風の張り子人形を用いた、25分の短編・人形アニメーション。心寂しい老婆と子ギツネの間に芽生えた心の交歓を描き、世代を超えた多くの観客を感涙させた作品。大藤信郎賞を受賞の他、キネマ旬報ベストテン第1位など多くの賞を受賞した傑作人形アニメ。
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