ato00 さんの感想・評価
2.1
お試しガンダムその2
機動戦士ガンダム劇場版第2作。
TV版中盤の総集編です。
ストーリーが上滑りしていて、話に入り込めない。
退屈で、ついて行くのが厳しい状況です。
主人公アムロのヘタレにはイライラです。
少なくとも、私の好きな性格ではありませんね。
ato00 さんの感想・評価
2.1
機動戦士ガンダム劇場版第2作。
TV版中盤の総集編です。
ストーリーが上滑りしていて、話に入り込めない。
退屈で、ついて行くのが厳しい状況です。
主人公アムロのヘタレにはイライラです。
少なくとも、私の好きな性格ではありませんね。
チョビ0314 さんの感想・評価
4.0
機動戦士ガンダム三部作の二作目です。
前作からの続きですが、時間的に多少出来た余裕からか前作よりも多くのシーンが描き直されていますね。
そして新たに魅力的な好敵手が登場したり新型のモビルスーツが多数登場しますし、戦闘状況もホワイトベースを主に描く小規模な局地戦から大隊クラスの部隊と共に行われる大規模戦闘へとシフトして行きます。
Ⅰが巻き込まれていくという不条理な状況に置かれた一般人たちの心境を中心に描いていたのに対して、Ⅱは各々に芽生え始めた兵士としての自覚や葛藤等が描かれていきます。
中でもカイ・シデンの描かれ方が僕には非常に魅力的に映りました。
彼は登場人物の中でも非常にまともな神経を持っている人間で、当たり前に嫌がり、疑い、恐れ、思考し、そして不条理に対して怒ります。
特に軍隊という存在に対して人一倍疑念と嫌悪感を持っている様に描かれています。
カイはなし崩しの状況ながら自分と居場所を守る為に戦い続け、大事な人を失って傷つき、そして自分なりに戦う理由を見つけます。
自らは決して望まない「戦場」という不条理な状況において、常に当たり前の思考をした彼こそが哀・戦士であり、この機動戦士ガンダムⅡの主人公だと感じました。
ちなみにカイの想い人ミハル・ラトキエの弟と妹の未来が本当に哀しいのですが、それはまた別の話…
最後に有名な事なのでご存じの方も多いと思いますが、この頃のアニメにありがちな隠れキャラが哀・戦士にも存在しています。
最後の方にルパンと次元が居ますので、未見の方は探してみるのも一興ですよ。
nyaro さんの感想・評価
4.7
機動戦士ガンダムはTVシリーズが至高という考えもありますが、私はこの哀戦士が好きです。3作の総集編…3作目はオリジナルカットもありますけど、この作品が「ガンダム」のテーマが一番濃縮されていたと思います。
{netabare} 敵であるランバラル、ハモン…アムロとのからみで見事に戦士を描きました。肉弾戦をしかけたところに気高い誇りを感じますが、どんなに優れた戦士、人格者ではあっても戦争においてはただのコマでした。
ガンダムというマシンのスペックに負け、セイラという以前仕えた姫に気を取られ傷を負う。非常に人間らしいですが、人間の戦士の限界を見せてくれました。もちろんハモンという存在も人間ランバラルを際立たせていました。
ミハルは誰からも顧みられない存在だったのに、心を許したカイに協力したが故に、誰にも知られずに死んでゆく。もうスパイは止めようと決心したのに…残された幼い兄弟が描かれないのも救いがありません。ウッディ大尉も死んだ婚約者の想いに殉じて散ってゆきました。 {/netabare}
そう…どれも「愛」を描けているからこそ、単純な敵味方でなくそれぞれに人間を見ました。戦争の中で塵芥のごとく散って命はまさに「哀」戦士でした。この2時間に濃縮された戦争のなかの人間ドラマが非常に胸にささります。
最後のジャブローの降下からのシャアの復活は良かったですが、なんといっても最後の方に流れる「哀・戦士」ですね。このタイミングと映像が最高です。
そして、普通ならヒーローになるべき主役たちが囮になる使命を帯びて旅立ってゆく。美しいフラミンゴの群れすら何か物悲しい感じです。そして、シャアがザンジバルで旅たちセイラが「兄さん」と呟き幕を閉じる…
セイラ編と言い換えてもいいストーリー構成…ランバラルとも絡んでたんなるお飾りの女性キャラではない人間を感じさせる内容でした。
この映画はTVの総集編ではありますが、内容が濃縮しただけでなく、戦争と命というテーマが更に深く感じさせる話となっていました。
沢山のガンダムシリーズの中でも一番と言っていい内容だと思います。素晴らしい作品でした。
Mi-24 さんの感想・評価
3.0
雰囲気はいいと思うが、やはり尺が足りないか?
大まかな要点だけ押さえて、話がどんどん進む。
細かい事を全部すっ飛ばすので、各キャラの思惑がほとんど伝わってこない。
ato00 さんの感想・評価
2.8
劇場版銀河鉄道999の続編です。
地球でパルチザンとして戦う鉄郎の元にメッセージが。
「私はメーテル、鉄郎、スリーナインに乗りなさい。」
ふただび、旅が始まります。
本作も引き続き、グダグダストーリーでした。
子供はだませても大人はだまされません。
科学技術と人間性の対立という良い命題を扱っているのに。
残念です。
エメラルダスとハーロックは相変わらず。
広い宇宙なのに突然の登場。
彼らにはストーカー海賊の称号を進呈いたします。
そんな中でも、ED曲は異次元の仕上がり。
しっとりとしたバラード調のメロディーは胸を締め付けます。
また、黒衣をまとったスリムなメーテル。
切れ長のミステリアスな目は、愁いをたたえ、今にも吸い込まれそうです。
それに、長い長い金髪のサラ髪。
つくづく、私好みの女性と再認識しました。
nyaro さんの感想・評価
3.9
松本零士先生がお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げます。
小松左京先生とならんで日本のSFコンテンツの土台を作った最大の功労者でしょう。コミックスとしての評価が正当なんでしょうけど、私はアニメ作品の功績を非常に高く評価しています。今のSFアニメ映画というジャンルの先駆者と言っていいでしょう。
ですが「銀河鉄道999」と本作「さよなら銀河鉄道999」それと「キャプテンハーロック」などは1980年代には既に終わった作品になってしまい、歴史となりました。1000年女王などは話も聞きません。
今や松本氏の匂いのしないリメイク版の「宇宙戦艦ヤマト」の原作者として名前を残すのみです。
訃報が多すぎですね。おかげでアニメを見る気力が一時的にそこなわれてしまいました。全然見なかったわけではないんですけど、何か日本アニメのオワコン感を感じてしまい集中できなくなっていました。
ユーチューブで本作EDのメアリーマックレガーの「SAYONARA」を何度も聞いていました。そして日本のSFはこれで終わったなあと思いました。
ただ、シンギュラリティ―問題を起点にまた、優れた作品が違う形で出つつありますので、「宇宙」から「AI」にSFが生まれ変わったと言った方が良さそうですね。今のアニメは凡作も量産されていますが、中には80年代には表現できなかった深みがある作品とも時々出会います。
古いSFアニメは死んだけど、新しいSFやその他のジャンルが生まれつつある過渡期なんでしょう。
ということで、沈んでいるだけではしょうがないので、松本零士氏と古い日本アニメの追悼の意味で本作を再視聴して気分を切り替えることにしました。
本作の出来は、ストーリーそのものはお世辞にもいいとは言えません。スターウォーズの影響で父が出て来たり、友の死を無理に感動につなげたりして、安っぽい話です。
ですが日本SF史上最高の美少女キャラ。メーテルですね。これが非常にいい。メーテルのシーンだけ見ればいいと思うくらいです。
「哲郎、999に乗りなさい」というメッセージから、メーテルとの再会、そして別れ。この3つのシーンだけ別格にいいです。そして最後の「SAYONARA」
この曲と本作のEDアニメのメーテルの美しさと切なさは比類がないです。日本のアニメ史上最高の作画と曲だと思っています。
ただ、それにつながるもっと深い話だったらよかったのに、と思います。80年代の子供向けの要素がまだまだ強いので止むを得ませんが。
映像は発色…色が本当に美しい。フィルム映画だからでしょうか。デジタルの安っぽい絵でない、最高級の作画でした。デジタルが悪いと言っているのではないです。デジタルの使いかたが安っぽいのです。その点で、日本アニメの中では999とさよならの2作の画像は最高峰ですね。
話は今更見るほどの作品ではないです。ないですが、アニメ表現としての美しさ、メーテルと言うキャラ、SF的な造形、そしてエンディングは今のアニメに見習ってほしいです。
柴犬→柴猫 さんの感想・評価
3.8
1981年公開:映画館の冷房が寒く感じたあの頃
柴犬『メーテルは青春の幻影。少年が大人になる過程の一時にだけ見える幻。
好きになってもずっと側にいることは許されない儚い存在。
そして訪れる別れの時。二度と出会うことのない永遠の、そしてこの上なく美しい別れ。
少年は全てを受け入れ歩き出す。
さあ行くんだ~ その顔を上げて~♪
・・・しかしまた出会ってしまった。何故だ!?』
監督『会社命令だからさ』
そうです。
これは東映の命令で作られた映画なのです。
監督も声優さんたちも乗り気じゃなかったのです。
でもそこはプロ。
手抜きなどはなく、実際にこの映画を評価する人も少なくありません。
しかし私の場合は、ストーリーが前作の焼き直しのような展開で、
途中から醒めた目で見ている自分に気が付いてしまいます。
そして観終わった後には何の感動も余韻も残らず・・・。
やはり作られるべきではなかった作品だと思っています。
一応、興行的には成功したので、会社の判断は正しかったと言えるでしょう。
しかし数字という現実的なものを手に入れた代わりに、
(特に第1作のファンから)999という作品の美しい余韻を奪ってしまったのは間違いありません。
でこぽん さんの感想・評価
3.4
古い古い劇場版アニメです。
野球を通して努力することの大切さと、何かに懸命に打ち込む人間の眩しさを描いています。
原作は昭和の時代の月間少年ジャンプ
劇場版は原作をかなりカットしています。そして最後が原作と異なります。
それでも、それなりに感動できます。
野球の名門である青葉中から墨谷二中に転校してきた谷口タカオは、青葉では二軍の補欠でしたが、レギュラー選手だったとみんなから誤解されます。
みんなから大いに期待されるのです。
その誤解は、なかなか解けません。
だから谷口は、みんなの期待を裏切らないように、毎夜、父親と特訓するのです。
少しでも時間があれば、うまくなるように努力します
。
谷口の地道な努力を、当時のキャプテンは知っていました。
そして、3月になり、次期キャプテンに谷口が選ばれます。
キャプテンになった谷口は、さらに努力を重ねます。
谷口の懸命に努力する姿は、チームのみんなの感動を呼びます。
そして、チームのみんなにも、努力する姿勢が浸透するようになります。
伝染すると言ったほうがわかりやすいかもしれません。
努力は嘘をつかない。
弱小野球部だった墨谷二中は少しづつ力をつけ、いつの間にか地区予選の決勝戦まで進みます。
そして…
このアニメでそこそこ感動された方は、原作の漫画を読むことをお勧めします。
決して映画が良くないと言っているわけではありません。
漫画を読むとアニメの3倍以上に感動します。涙があふれそうになります。
原作者は、ちばあきおさんです。
もし、機会があれば、一度読んでみてください。
きっと心に残る書物になりますよ。(^_^)
ざんば さんの感想・評価
3.5
1981年に21エモンと一緒に放映された映画
時間は50分ほど
町の歴史を調べる宿題をするため
昔の写真を道具を使って撮っていたドラえもんとのび太
すると偶然、桃太郎の写真を発見する
さらに行き倒れていたオランダ人からも
桃太郎の写真を手に入れ、
不思議に思った5人は調べるため
タイムマシンで昔の世界に行くという話
原作は読んでたけどアニメを見たのは初めてかもね。
原作は他の作品のバケルくんというキャラが出てくるコラボ作品
なのですがアニメでは出てこなくて
いつも通りの5人で話は進みます
それに映画というよりはTVの1時間スペシャルの時に
やってそうな雰囲気があります
話はドラえもん版桃太郎って感じですね
私は原作を読んでいたので話は分かってましたが
見ていなくても勘のいい人は予想できるかもしれないです
そしてドラえもんの道具の使い方で
ここであれを使え!とか思っちゃ駄目です
うまく道具を使ってくれないのは
毎度のことなので温かい目で見てください
むらさきたましい さんの感想・評価
3.7
シリアスなロボットものが多かった中、遊び心が感じられる作品でした。
敵と手を組んで戦う回があったり、なかなかできないですよね。
シリアスな内容を含みながらも、面白かったです。
テレビシリーズの後、OVAなどが出る人気シリーズになったのも分かります。
ユニバーサルスタイル さんの感想・評価
4.7
せっかく見られたのでレビューしておきます。100分超の大スケールな映画なので、見逃した部分や理解が足りない部分があるかもしれませんがお許しを。(寝ぼけてヒロインの名前を誤表記しまくってました。修正しました。)
あらすじ
{netabare}
かつて、火の女王テミスと水の王グラウコスは姉弟仲良く共存していた。
しかしそれを妬んだ風の神アルゴンが裏で暗躍し二人を仲違いさせようとする。
まんまとアルゴンの口車に乗せられ、テミスは陸に火の神殿をグラウコスは海に水の城をそれぞれ築き、以後二度と会うことはなくなった。
宇宙を支配する大神は、このいさかいの元を起こしたアルゴンに腹を立て、その力の源である目玉を抜き取り、アルゴン自身も海の底に閉じ込めた。
それから時は過ぎ、グラウコスが自分の後継者に選んだ水の子シリウスと、テミスの跡継ぎになる火の国の娘マルタはお互いの国の境界線‘タブーの水域’にて出会い、禁断の恋に落ちる。
火と水の一族が愛し合うことは許されない・・・そのため火と水が共に暮らせる星に旅立つことができる「メビウスの丘」へとシリウスとマルタは向かう。
{/netabare}
もう他の方が書いてくださっているように、ロミオとジュリエットを基にして色々な設定や要素を取り入れた純愛ファンタジーです。
舞台が星や海といった神秘的な場所であり、神話になぞらえたキャラクターが多数登場することで、全く違った雰囲気を作り出していました。
この映画の軸はもちろん二人の愛の行方ですが、それだけではありません。
シリウスの弟であるチークが兄を心から信頼している、兄弟愛。
具体的なシーン
{netabare}
かがり火に近づいて気絶したシリウスを必死に起こすチーク。
シリウスのためにマブゼからアルゴンの目玉を奪い取るチーク。
息絶える最期の瞬間までシリウスのことを気遣うチーク。
{/netabare}
マルタの侍女?ピアレが親しみを超えて感じている、同性愛。
具体的なシーン
{netabare}
シリウスと愛し合うマルタを岩陰から恨めしそうに眺めるピアレ。
かがり火の前で儀式を行うマルタをうっとりとした表情で見つめるピアレ。
マルタを奪おうとするシリウスを憎み、その命を狙おうとするピアレ。
マルタのために何の戸惑いもなく自分の命を犠牲にしてかがり火になるピアレ。
{/netabare}
これらが時によってはシリウスとマルタの愛よりも激しく強く輝き、美しく映りました。
残酷な運命によって何度も阻まれ、そのたびに傷ついていく人々。厳しい障害があっても愛で乗り越えていく姿を見せることに意味があるんだなと。
火と水の一族が繰り広げる愛の物語を、あえておとぎ話のような幻想的な題材で表現したところにこの作品の真髄があるんだなと思いました。
一見ディズニー映画のようで、純和製のサンリオ映画。今のサンリオからは想像できないような、世界を意識した長編アニメーション映画は圧巻の一言。
映像を作るにあたって当時の最新最大の技術を用いているらしく、フルアニメーションであることに加えて非常に細かく配慮が行き届いています。
特に、エンディングで映される絵は一枚一枚が全て芸術的すぎて、衝撃的でした。
音楽はあのドラクエのすぎやまこういちさんが担当し、演奏はNHK交響楽団。
映画のクオリティに負けず劣らずの迫力が凄まじいです。
声優も主人公のシリウスに古谷徹さん、ヒロインのマルタに小山茉美さん、グラウコスに内海賢二さん、ピアレに潘恵子さん。皆さん素晴らしい。
チークを榊原郁恵さんが演じてたり、モワルを宇野重吉さんが演じてたりと謎のキャスティングもありましたが、台無しというほどではないです(笑)
誰が見ても楽しめる傑作、とまでは言えません。
使い古されたテーマから完全に脱却できているとまでは思えないので。
ディズニー映画が好きだったり、純愛系のアニメが好きだったりするなら合うかもと思います。
しかし、火の王女マルタに対するピアレの百合に似た愛のまなざしを始め、あらゆる愛のテーマに挑戦した姿勢が素晴らしかったです。
nyaro さんの感想・評価
4.3
日本ではあまり見ないフルアニメーション(1秒24コマ)の作品です。動きも色彩も素晴らしい出来です。特に手書きアニメでの炎と波の表現においては、その映像技術は日本のアニメ史に残る作品の一つだと思います。
(なお、AKIRAは2コマ落ち、つまり1秒12コマでした。通常作品は3コマ落ち1秒8コマです)
サンリオのアニメですね。本作と「星のオルフェウス」「ユニコ」などが有名…と言いたいですが、私の中ではメジャー作品なんですけど、ネット記事含めてこの作品名を単語として聞いたことがあるのはユニコくらいです。
炎と波を火と海の神の世界観に落とし込み、ギリシア神話そのものではないですが、神話的世界観とロミオとジュリエット的な悲恋の物語です。シリウスの伝説という架空の伝説が非常に効果的に使われています。プロット、構成、演出が非常によくできていて、物語そのものの出来も高い水準で仕上がっています。大人が鑑賞しても十分以上に楽しめます。
バッドエンドはあっても悲劇が最近少ない気がするので、その点で新鮮だと思います。「ウィンダリア」というOVA作品とちょっと似た感じがあります。
ディズニーアニメの「リトルマーメイド」は近い構造の話ですが、物語性においては2段も3段も本作の方が上の水準だと思います。
そう…本作はおそらくはディズニーへの挑戦という意図があったのでしょう。色彩は60年代以前のディズニーフルアニメーションの感覚に近いです。
ディズニーはモーションキャプチャ(というよりモーショントレース)を使い、人物に演技をさせてそれをアニメ化する手法でしたが、本作はそこまではやっていないです。ファンタジーなのでそもそも無理でしょう。そこの違いはありますが、日本アニメに慣れているせいか、本作の方が自然な演技だった気がします。
背景美術やキャラデザの魅力、それと画面上でのキャラの動きの量においてはやはりディズニーには負けているかなあ、という気がします。金のかけ方がそのまま質の差になっている気がします。
ということで、作品性もアニメの水準も非常に高い作品です。ただ、1981年作品ということで、アニメは子どもが見る時代。誰向けの作品か?という点では中途半端だったのでしょう。
ただ、未だにdアニで見られるので、やはりそれなりに評価をされているのでしょうか?
なお音楽のコーラスが非常に美しいのでそちらも高水準でした。
ゆーしゃん さんの感想・評価
3.5
シリウスとマルタの純愛映画でした。
とても素敵な物語でした。
なんと音楽はドラクエを手がけている、すぎやまこういちさんなんです!声優も昔聞いたことある人ばかり
原作が、ロミオとジュリエット…
見終わったあと…2人がすれ違わなかったらどんなに幸せであっただろうに…
石川頼経 さんの感想・評価
3.6
スタッフは一休さんや宇宙戦士バルディオスと大体同じようです。
黄門様と助さん格さん、そして交代制のヒロインの珍道中。
助さんの必殺剣法、流星一文字斬りは無敵。
百人力の力を出せる力襷を付けた格さんに投げられた敵は山を越えて飛んでいく。
そして、途中からは時々、妖怪との戦いになったりします。
幽々白書かよと思わせる豪快な展開です。
そして、ノリの良い主題歌はまさに名曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=5f4TbHji8II
昔は大体、そうだったのですが、一年続いた作品で
視聴率も良好だったらしいです。