1981年秋(10月~12月)に放送されたアニメ映画一覧 7

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月19日の時点で一番の1981年秋(10月~12月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

64.5 1 1981年秋(10月~12月)アニメランキング1位
宇宙戦士バルディオス(アニメ映画)

1981年12月19日
★★★★☆ 3.6 (14)
46人が棚に入れました
愛し合いながらも敵対する男女の悲劇を描いたロボットアニメの異色作。1980年から放映された同名のTV作品の劇場版。放射能に汚染されたS1星では、惑星から脱出しようとする軍部と、惑星を浄化しようとする科学者グループの対立が激しくなっていた。そんな中、科学者を父に持つマリンは、女性親衛隊長アフロディアと出会う。数日後、マリンの父を軍部が送りこんできた兵が暗殺。憎しみに燃えたマリンは敵兵を殺してしまう。だが、その兵はアフロディアの弟だった…!
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

核の保持者が核兵器を使用しない保証などどこにもないことを教えてくれたアニメ

この劇場版アニメは、
核兵器の保持者が核兵器を使用しない保証などどこにもないことを、わかりやすく教えてくれたアニメです。
それに、核以外の兵器は綺麗な兵器だと誤解されている人へ、核以外の兵器も、大切な人の命を奪う恐ろしい兵器であることを教えてくれています。

この物語を見て、思わず”正義とは何か”と考えさせられました。
しかも、物語のクライマックスに、大どんでん返しがあります。

北朝鮮とアメリカとの関係を危惧されている方々は、一度は見たほうが良いです。

以下、主人公ではなく、主人公の敵の視点で、あらすじを記載します。
このアニメを見るつもりが無い人は、下記を読んでいただければありがたいです。

{netabare}
S1星は、過去の愚かな指導者が犯した過ちにより、星全体が放射能に汚染されていた。
放射能の浸食は、年々拡大していた。このままでは死を待つばかりだ。
食糧・物資の不足を解決するため、ガットラー総統は、民族を冷凍装置で冬眠させ、新たな星を目指して亜空間飛行を行い、時空を旅した。
彼には民族を守る責任があった。
そして、苦労の末に、民族が移住できそうな星を探し当てる。それが地球だった。

地球人の科学は、S1星人の科学に比べ遥かに劣っていた。だから、ガットラー総統は、戦いによる地球人の犠牲を最小限とし、地球を征服する予定だった。
しかし、S1星出身のマリンが地球人の味方となり、S1星の科学技術を提供した。しかもマリンは、総統の腹心であるアフロディアの弟を殺した憎むべき相手である。

地球軍の戦力が増強されたため、戦いは予想以上に長引いた。
その影響で亜空間維持装置の燃料が欠乏し、冷凍保存されている民族の一部が亡くなる事故が発生しだした。
もはや猶予は無くなった。
この状況を打開するため、ガットラー総統は、北極と南極の氷を溶かし、海面を上昇させ、地球人の大多数を死に至らしめた。

  ※以下はクライマックスです。
   ビデオを見ない人だけがクリックしてください

{netabare}
海面が上昇し、地形が変わった地球を見たとき、ガットラー総統は、その地形がS1星にあまりにも酷似していることに気づいた。そして、ある懸念を抱いた。
しかし、彼には、考える余裕すら与えられなかった。
多くの同胞を殺され怒り狂った地球軍が、決死の覚悟で攻めてきたのだ。

このままでは自分たちが殺されてしまう。
恐怖に駆られた部下の一人が、ガットラー総統の制止命令も聞かず、核兵器の発射ボタンを押した。

核兵器により、地球軍の攻撃は防ぐことができた。だが、核に汚染された地球の姿は、S1星と全く同じになった。

このときガットラー総統は気づいた。
S1星で核兵器を用いた過去の愚かな指導者が・・・、忌み嫌うべき愚かな指導者が・・・、なんと自分だったことに・・・。

彼は運命を呪った。それ以上に自分を呪った。
彼は民族の繁栄のために懸命に努力してきた。
だが、民族を最も不幸にしたのも彼だった。
{/netabare}
{/netabare}

人間は、後悔してもやり直すことができる生き物です。
だから、どんなにつらい状況でも、希望を持つことが大切だと感じました。

上記あらすじは、主人公の視点で描くと、また違った物語として映ります。
それは、差別や偏見、ねたみ、迫害など、正義の地球軍としてあるまじき意味深い内容になります。

※テレビ版は途中で放送が打ち切りになったため、クライマックスは放送されていません。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 16

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

毛色の違ったロボアニメ

ロボットアニメ的にも
少し毛色の違う話でしたね。
主題歌なんかも、アニメ的な「イケイケ」では
なく、一般歌謡曲みたいでした。
(ただ歌詞の後半にはしっかりと
主人公の所属するチームやロボットの名前が
盛り込まれているのでオリジナル)
内容も、完全にエコを扱った内容で
戦いの背景には、政治ではなく
科学(この科学とは
汚染浄化)が大きな要素を占める作品でした。

確かとんでもないネタばれのある作品でしたが
当時世界的に流行った洋画と同じオチだったので
バレバレだったはず、、、

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

きききき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

TVアニメの続編

TVアニメの大まかな流れを序盤に流してるので前作を見ていなくてもある程度理解できると思う
TVアニメが打ち切られていなかった場合のラストが描かれている
作画は前作と比べると良くなってます

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

計測不能 2 1981年秋(10月~12月)アニメランキング2位
ビアンカの大冒険(アニメ映画)

1981年12月1日
★★★★★ 4.1 (5)
48人が棚に入れました
マージェリー・シャープの原作『救助者たち』と『ミス・ビアンカの冒険』を基にラリー・クレモンズが脚色した、ウォルト・ディズニー・プロ制作によるアニメーション。ニューヨークの海に流れ着いたビンに入った手紙。みなしごペリーが悪い質屋の女主人にさらわれ“悪魔の沼"に監禁され助けを求めている。それを受け取ったネズミの国際助け合い運動のメンバーは、ミス・ビアンカとのんきなバーナードを派遣。かくして二匹は大冒険に旅立つ……。

計測不能 2 1981年秋(10月~12月)アニメランキング2位
おやゆびひめ(アニメ映画)

1981年10月9日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 2 1981年秋(10月~12月)アニメランキング2位
マンザイ太閤記(アニメ映画)

1981年11月28日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
1980年代初頭に生じた「漫才ブーム」の渦中に企画制作された、ナンセンスお笑い劇場アニメ。 戦国時代。猿好きの武将・蜂須賀小六は、猿そっくりな若者・日吉丸を拾って下僕とした。だが正式な士官を目指す日吉丸は、今川義元の足軽採用試験を受験したものの不合格。しかしめげない彼は、ブロマイドで見たお市の方に一目ボレし、今度は織田信長への士官を狙う。 監督は、漫才ブームの火付け役的な存在のひとつだった人気番組『花王名人劇場』のプロデューサー・沢田隆治が担当。人気漫才師をモデルにした各キャラクターのデザインは、人気イラストレーター・山藤章二が手がけ、それぞれのCVもザ・ぼんちや島田紳助、松本竜介など、モデルになった当人が吹き替えた。

計測不能 2 1981年秋(10月~12月)アニメランキング2位
蓮如とその母(アニメ映画)

1981年10月7日
★★★★★ 5.0 (1)
6人が棚に入れました
1981年、人形アニメーション作家の川本喜八郎が制作した初の長編アニメ作品。物語は、室町時代に浄土真宗の僧として、衰退していた本願寺を中興した蓮如の半生を描いている。さらに自らの低い身分を思って、あえて寺に捨てることしかできなかった蓮如の母の愛についても触れている。 本作は繊細な人形の動きに加えて、声優に大門正明や渡辺美佐子、池上季実子、三國連太郎といった名優たちが出演し、さらに音楽には日本が誇る偉大な作曲家・武満徹が参加することで、作品に重厚感を与えている。なお、滋賀県の地方自治体のために制作された作品であったため、一般公開されていなかったことで幻の作品とも言われていた。

計測不能 2 1981年秋(10月~12月)アニメランキング2位
白い家(アニメ映画)

1981年10月8日
★★★★★ 5.0 (1)
6人が棚に入れました
詳細不明
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