1979年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画一覧 11

あにこれの全ユーザーが1979年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番の1979年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

85.9 1 1979年春(4月~6月)アニメランキング1位
機動戦士ガンダム(TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1347)
6202人が棚に入れました
スペースコロニーへの宇宙移民開始を紀元とした未来世界、宇宙世紀0079年が舞台。人類は増え続ける人口のため、半数が月軌道周辺にあるラグランジュ点に浮かぶスペースコロニー群(サイドと呼ばれる)に居住していた。その中で地球に最も遠いコロニー群サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦からの独立を求め、人型機動兵器「MS(モビルスーツ)」を駆使して独立戦争を挑んできた。開戦から僅か1ヶ月あまりで双方の陣営は総人口の半分を死に至らしめた。そんな中、サイド7に住む少年アムロ・レイは、地球連邦軍が進めていた「V作戦」に対する調査のためサイド7に侵入したジオン軍MS ザクの攻撃に巻き込まれ偶然が重なり、連邦軍の新型MS ガンダムのパイロットになってしまう。

声優・キャラクター
古谷徹、池田秀一、鈴置洋孝、鵜飼るみ子、白石冬美、井上瑤、古川登志夫、鈴木清信、戸田恵子、潘恵子、永井一郎
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

視聴メモ ※作品評価は保留中

シリーズ全体の評価との兼ね合いで本作の評価は保留中です。
ただ、本作単体としては、私自身の率直な感想として

本作と同じく1980年代初めに制作・放送された長編ロボット/メカ系アニメの中では

・長編政治劇としては『太陽の牙ダグラム』よりかなり格下で陳腐
・戦時下の日常描写は『超時空要塞マクロス』に遥かに劣る
・主人公のキャラものとしては『装甲騎兵ボトムズ』に見劣りが激しい

従って、熱狂的なガンダム・ファンの方には余り嬉しくない感想になる予定です(※個人評点としては、『美少女戦士セーラームーン』と同点の ☆ 3.7)。


◆制作情報
{netabare}
原作         矢立肇、富野喜幸
総監督        富野喜幸
脚本         星山博之、松崎健一、荒木芳久、山本優、富野喜幸、他
キャラクターデザイン 安彦良和
メカニックデザイン  大河原邦男
音楽         渡辺岳夫(作曲)、松山祐士(編曲)
アニメーション制作  日本サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価(TVシリーズ)

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

※一年戦争(宇宙世紀0079年~0080年)期間中の物語

=========== 機動戦士ガンダム (1979年4月-1980年1月) ===========
{netabare}
第1話 ガンダム大地に立つ!! ☆ 中立コロニー・サイド7(極秘開発MS)、ガンダム(アムロ初搭乗)vs.偵察ザク
第2話 ガンダム破壊命令 ★ ホワイトベース(WB)出航、兄妹再会、ガンダムvs.赤い彗星
第3話 敵の補給艦を叩け! ★ 続き、ガンタンク出撃(カイ&ハヤト初搭乗)、パプア補給部隊撃滅・シャア撤退
第4話 ルナツー脱出作戦 ☆ WBルナツー入港、正規軍との不協和、シャア隊の再襲撃、カシアス艦長死亡
第5話 大気圏突入 ★ シャア隊再度の襲撃、ガンダム単機での大気圏降下  
第6話 ガルマ出撃す ☆ ザビ家の御曹司(ガルマ・ザビ大佐)、WB包囲戦
第7話 コアファイター脱出せよ ☆ 続き、避難民の座り込み騒動
第8話 戦場は荒野 ☆ 一時休戦、避難民上陸、敵攻撃隊撃破
第9話 翔べ! ガンダム ☆ アムロの搭乗拒否、対ガルマ戦、マチルダ少尉登場
第10話 ガルマ 散る ★ シャアの策謀、WB敵勢力圏を突破
第11話 イセリナ,恋のあと ☆ ジオン公国の政治的事情、ガルマの恋人
第12話 ジオンの脅威 ☆ ジオン新型MSvs.ガンダム、ガルマ・ザビの国葬
第13話 再会、母よ ☆ 母の村でのジオン兵との遭遇
第14話 時間よ、とまれ ☆ マチルダ少尉からの補給、時限爆弾解除
第15話 ククルス・ドアンの島 × ※脚本が安直
第16話 セイラ出撃 ☆ 中央アジアの戦い開始、セイラの不審行動と理由
第17話 アムロ脱走 × ジオン捕虜の脱出騒動、アムロの軍規違反 ※自分の所有物でないガンダムで離艦は窃盗では?
第18話 灼熱のアッザム・リーダー ☆ フラウボーのアムロ捜索、ジオン鉱山基地襲撃、キシリア撤退
第19話 ランバ・ラル特攻!  ★ ランバ・ラル&ハモンとの遭遇、MS同士の戦闘、アムロ帰艦・営巣入り ※脚本は悪くないが作画・演出の古さが目立つ残念回
第20話 死闘! ホワイト・ベース ★ WB白兵戦、ランバ・ラル自決 ※同上 
第21話 激闘は憎しみ深く  ☆ ハモン隊突入、リュウ戦死 ※終わりのシーンが安っぽくて残念×
第22話 マ・クベ包囲網を破れ! ☆ ブライト疲弊、WBおびき出し作戦、ミライの指揮混乱、WB大破
第23話 マチルダ救出作戦 ☆ 補給部隊の危機、ガンダム新パーツ到着
第24話 迫撃! トリプル・ドム ★ 前半はマチルダ周りの日常回、後半はジオン軍強襲(黒い三連星)・マチルダ戦死 ※作画・演出の粗雑さは残念×
第25話 オデッサの激戦 ☆ 内通者、マ・クベ大佐の水爆使用命令、ミサイル破壊、欧州戦線からのジオン軍後退
第26話 復活のシャア ☆ 北アイルランドでの補給(レビル将軍との対面) ※ここから敵役としてシャア再登場だが、脚本は粗雑
第27話 女スパイ潜入!  ☆ カイ離艦、ミハルWB潜入、カイ復帰
第28話 大西洋、血に染めて★ ミハル参戦・死亡、カイの悲嘆
第29話 ジャブローに散る!  ☆ 南米ジャブロー基地(地球連邦軍総司令部)到着、シャア隊の強襲、ウッディー大尉戦死
第30話 小さな防衛線 ☆ WB各員への辞令(アムロの反発)、チビっ子トリオ(カツ・レツ・キッカ)お手柄、シャア&セイラ再会、囮艦WB
第31話 ザンジバル、追撃! ☆ スレッガー乗艦、宇宙空間の機動部隊戦(シャア指揮艦ザンジバルvs.WB)
第32話 強行突破作戦 ☆ 続き、ムサイ(ドレン指揮艦)轟沈、WBサイド6へ
第33話 コンスコン強襲  ☆ 中立コロニー到着、ミライの婚約者(カムラン検察官)、酸素欠乏症の父との再会、コンスコン隊との戦闘
第34話 宿命の出会い ★ ララァとの出遭い、シャア&アムロの遭遇、WB出航・コンスコン隊壊滅
第35話 ソロモン攻略戦  ★ 連邦軍MS隊ソロモン要塞突入、ミネバ脱出
第36話 恐怖! 機動ビグ・ザム ★ 続き、ミライ困惑、スレッガー戦死、ドズル・ザビ戦死 ※作画・演出はイマイチで特にここから急にオカルト風になる点が×
第37話 テキサスの攻防 ☆ テキサスコロニーのMS戦(マク・ベ戦死)、ララァの精神干渉
第38話 再会、シャアとセイラ ★ アムロMS戦でシャアに完勝、兄妹の会話(過去、ニュータイプ)、ワッケン司令戦死
第39話 ニュータイプ、シャリア・ブル ☆ ニュータイプ実戦投入(ララァ少尉、木星帰りの男シャリア・ブル大尉)、シャリア・ブル&シムス技術士官戦死
第40話 エルメスのララァ ★ ギレン・ザビ総帥の目的(※「ヒトラーの尻尾」)、ララァ初陣、ララァvs.アムロ ※見せ場のはずなのに作画・演出・音楽がかなり残念×
第41話 光る宇宙 ★ キシリアのシャア問い詰め、ララァ/シャアvs.アムロ/セイラ、ララァ戦死、ザンジバル轟沈、ソーラーレイ発射 ※同上
第42話 宇宙要塞ア・バオア・クー ★ レビル総司令官&デギン・ザビ公王死亡、ギレン射殺、シャア覚醒
第43話 脱出 ★ 要塞内白兵戦、キシリア爆殺、要塞陥落、WB轟沈・クルー脱出、戦争終結{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)15、☆(並回)25、×(疑問回)3 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「翔べ! ガンダム」
ED 「永遠にアムロ」


◆各作タイトル&評価(劇場版三部作)

================= 劇場版 機動戦士ガンダム(三部作) =================

(無印)        (1981年3月)(140分) ★ 4.2 ほぼTV版1~13話の内容を再編集
II  哀戦士編     (1981年7月)(134分) ★ 4.0 ほぼTV版14~31話の途中迄の内容を再編集
III めぐりあい宇宙編 (1982年2月)(141分) ★ 4.4 ほぼTV版31話途中~43話の内容を再編集
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★★★(神作)0、★★(優秀作)0、★(良作)3、☆(凡作)0、×(駄作)0 ※個人評価 ★ 4.2  ※計415分=6時間55分(約18話分)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

君は生き延びることができるか?

本日、「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」と「閃光のハサウェイ」の予告を観てものすごーーーくいろいろ言いたいのですが、まだ「あにこれ」に反映されていないので後にしましょう。

「機動戦士ガンダム」は富野由悠季がロボットアニメの乱造に切羽詰ってできた作品であり、今までのポジティブで一辺調子のヒーローものだったものを、政治的で人間関係を中心としたリアルなものに置き換えたことにより、「ハリウッド映画」的な重厚感を帯びたのである。

当時のオタクは歓喜しただろう。自分たちの生き様のようなものをそのままアニメ化されたら、そりゃ喜びますわ。

今見ると、当時のアメリカンニューシネマをそのまま「ロボットアニメ」に置き換えただけだと思いますが、それでも情報そのものが氾濫している現在と1980年代初頭では全然、影響力が違うのかと思います。

特にラストにおける新しい時代の「ニュータイプ」たちは、今まで以上に協力して分かり合うことのできる新人類になるというメッセージは2018年現在の若者にも届く素晴らしいメッセージであり、

本作が不朽の名作たる所以だと思います。

。。。。。。初代がやはり一番なのか?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

おその さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ガンダムから見えたコト

ガンダム、今見てもやっぱり面白い
ガンダム以前の巨大ロボアニメも数々ありましたがやはりガンダムからこのジャンルは確立したと思います
主人公がヒーローで敵が絶対悪がそれまでの流れだと思いますが、ガンダムは必ずしもそうとは限らない
地球連邦軍側から見ればジオンはいきなり独立宣言し宣戦布告、それを認めず開戦に至る
ジオン側から見れば連邦は地球の資源を食い尽くし独裁的に世界を治めてる

連邦何だから各コロニーにも一定の自治権はあるものの、ほぼ連邦の息のかかった知事が就いてる

サイド3(ジオン公国)だけはこれに反し公国と謳うだけあって「国王」を持つ
ニュータイプに先に目をつけたのもジオン
しかし戦場で目覚めたのは主人公であるガンダムのパイロットであるアムロ・レイ

最初に今見ても面白いと書きましたが時代が時代だけに粗も目立ちます
声優の使い回し、作画の使い回し、バズーカを持って出たガンダムが次のカットでビームライフルに変わってたり
重箱の隅をつつくのはナンセンス

物語に世界観にキャラに、何よりガンダムをはじめとするモビルスーツが好きになれれば
こんなに面白いアニメはない

ここから始まるガンダムシリーズ、宇宙世紀は子供心にアニメの楽しさを感じさせてくれた大切な思いで。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 50

68.0 2 1979年春(4月~6月)アニメランキング2位
ドラえもん [第2作-第1期](TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (170)
745人が棚に入れました
何もやってもドジばかりの少年「野比のび太」。お正月をのんびりと過ごしていると、机の引出しから、のび太の子孫「セワシ」と「ドラえもん」が現れる。未来の野比家では、のび太が残した借金がセワシの代まで及んで困っているという。悲惨な未来を変えるために、セワシが世話係として連れてきたドラえもんと暮らす事になるのび太。ドラえもんはポケットからひみつ道具を取り出しのび太を助けてくれる。のび太は道具に頼りがちになりながらも、時には反省し学んでいき、少しずつ未来はより良い方向へと進んでいく。

声優・キャラクター
大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、肝付兼太、たてかべ和也、よこざわけい子、白川澄子、千々松幸子、加藤正之、中庸助、太田淑子、沢りつお、加藤治、井上和彦、田中亮一、兼本新吾、渡部猛、松原雅子、鳳芳野、横尾まり、二又一成、青木和代

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

もはや輝きすぎている…ネタ的な意味で。

もはや、何も言うことがありません。

映画ドラえもん、に対してはベタ的なコメントをしようという気持ちもありつつも、
原典のドラえもんは…まあ、これはこれでSF的な意味のインパクトはけっこう小さくない、とは思いつつも、
もう、これネタ的な作品としか思えていない自分がいます。
暇な人は下記、ぐぐってみてください。

【ドラえもんネタセレクション】

1.キレイなジャイアン
:鉄板ネタ
2.ジャイアン + 恋愛サーキュレーション
:鉄板ネタのきわめて高度な達成。化物語と聞くと、いつもジャイアンのことが思い出せるようになれます。
3.ドラえもん + 毒舌
:ひどい。
4.ドラえもん + ドラゴンボール 混ぜてみた

5.のび太くん+色々と酷い


追記:
あとすっかり忘れていたけれども、
株式会社エンスカイの発売した「ドラえもん ジャイアン猛言トランプ」が欲しいです。買ってもジャマだろうけど…。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

こんなこといいな できたらいいな。

今の日本の働き盛り世代の心のふるさと。
説明不要のタイトルです。

今は新しいドラえもんが根付いていますが、
小原乃梨子さんののび太くんの声、大山のぶ代さんのドラちゃんの声、
何年経ってもこれだけは譲れない人は多いと思います。

大杉久美子さんの「どらえもんのうた」
さあ、目をつぶって頭の中でリピートして見ましよう。
過ぎ去った自分の子供時代が蘇って涙が湧いてくるでしょうね。

面白い面白くない以前に特別な存在。
最強の想い出補正アニメですね。

まあ、晩節を汚した感もありますが。
つんくが作ったED「あぁ いいな!」
よくありません。不快です。
末期は迷走していましたね。

とりあえず昔の気持ちを忘れたくない人は原作本を読みましよう。
藤子F不二雄先生の良さに改めて気づくこと間違いなしです。

1989年のインタビューで藤子F先生が、
のび太くんについて非常にいいことを言ってます。
ネットでも見られますので
是非、ご自分で検索して見られることをオススメします。

あ…漫画の宣伝になっちゃいましたが、
これでも原作者大好きですので、まあいいや!

鑑賞状況についてですが観てない話も結構ありますし、
今から全部というのも…ですので、断念扱いにしました。


ではでは、これにてです。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 50

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

未来から来て 時代とすれ違い

お正月に恒例のお正月エピソードをやっていたのです。

冬休みのこどもたち。
凧上げで失敗し、コマ回しで冴えず、羽根つきでバツマークでまっくろけ、になっちゃったのび太くん。

いいことない!もーこーなったら、どらえもーん!
「もしも、凧上げもコマ回しも羽根つきもナイ世界だったらー!」
(もしもボックスの中で)

(´・_・`)…それは、現代のことでは…

もしも化した世界のこどもたち、暇を持て余しぼーっと過ごす
「ぁあ〜つまらないなぁ〜
お正月って、お年玉もらう以外にすることってないんだなぁ〜」


(´・_・`)…ゲーム、やってるよね。いまどきっこは…
…きっとアニメスタッフも、そう思ったでしょうね。



原作に忠実にすると、少々、現代との齟齬を感じるのでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

61.2 3 1979年春(4月~6月)アニメランキング3位
未来ロボ ダルタニアス(TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (12)
50人が棚に入れました
東映本社製作、サンライズ(当時は日本サンライズ)の実制作によるロボットアニメの第4作め。『コン・バトラーV』~『闘将ダイモス』の流れを汲む作品で、監督(前半)も演出家・長浜忠夫によるものだが、放送局はTV東京(当時は東京12チャンネル)へ移行した。時は1995年。宇宙からの侵略者であるザール星間帝国のため、地球は壊滅的な打撃に見舞われていた。だがそんな戦禍の中、日本では身寄りの無い子供たちが懸命に生きていた。ある時、一同は地底に地球のものでないメカを発見。それは50年前の戦時中に飛来したエリオス星の宇宙船アダルスで、奇しくも少年少女のリーダー格である楯剣人はエリオス王家の血を引く忘れ形見だった。ザールに滅ぼされたエリオスを復興するため、アダルス基地のアール博士は剣人に王族継承を願うが、堅苦しい因習を嫌う剣人は拒否。剣人たちはアダルス基地にある巨大ロボット・ダルタニアスでザールの攻撃から地球を守る。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

えっ? ライオン?(噛み付くかも?)

長浜ロマンロボット3部作(コンバトラーVから始まる
長浜忠夫総監督によるシリーズ)の延長に当たる作品ですね。

確かこの後、いくつかライオンをモチーフにしたロボットアニメ
(ゴラインオンとか)が出ましたが、これがハシリだったと思います。
もう、最初に見た時には引きましたよ。その後徐々にカッコいいな、、と
感じるようになりました。

で、プロットは確か「三銃士」をイメージしていたと思いますが、
それが主人公の生い立ちとも関係していました。
(ようは悪代官によって王位を終われた美青年の王位奪還物語)
ただ、そんな事より私の中で、この作品のイメージは
ライオン型サイボーグ ベラリオスとダルタニアスに成った時に
ベラリオスが口から吐き出す剣 火炎剣。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ガンダムの日陰作品

放送時期が「ガンダム」と重なり、子供向け設定でなおかつ美形キャラが出ない事等により、オタク予備軍を「ガンダム」にかっさられ結果、あまり話題にならなかった不遇の作品。
合体ロボで胸部にライオンの顔という設定はおそらく今作が初めてで、のちのアニメやスーパー戦隊ロボ等に影響を与えた。
プラモデル作って、合体させたりしたが、合体前の等身がぐちゃぐちゃだった記憶がある。
子供向けとしてはおもしろい作品と思う。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

57.8 4 1979年春(4月~6月)アニメランキング4位
ザ★ウルトラマン(TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (16)
86人が棚に入れました
特撮作品の老舗・円谷プロを代表する「ウルトラマン」世界のアニメ化。独自のSF設定とアニメ表現がふんだんに用意された。宇宙ステーション隊員・ヒカリ超一郎は、謎の超人ウルトラマンと合体、地球に出現する怪獣群と戦う。平常も対怪獣組織・科学警備隊の一員となって活躍するヒカリだが、やがて宇宙の巨敵ヘラーが地球にも魔手を伸ばしてきた。だがそのヘラーとは、ウルトラマンこと戦士ジョーニアスと同じ星U40の宇宙人でもあった!

声優・キャラクター
富山敬、島本須美、森川公也、二瓶正也、兼本新吾、滝口順平、千葉繁、熊倉一雄、塩見竜介、伊武雅刀、蟹江栄司

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

だれも~が~し~ってる~ ウルト~ラ~のせ~んし~(いや、誰も知らんだろ…。)

…さすがに、「誰も知らん」は言い過ぎ(笑)。

とりあえず、初代ウルトラマン~ウルトラマン80の中では唯一のアニメ作品(当然、他の「ウルトラマン」は特撮)。

本作の翌年の放送が「ウルトラマン80」で、特撮に戻ってしまいました。

本作は「ウルトラマン」なので、製作会社は円谷プロダクションということになっていたと思います。アニメ的には日本サンライズ(当時)が作っていたんでしたっけ?

特に「素晴らしい」とか「面白い」とか褒めるような点はあまりないので、わざわざ観なくても良いと思います。ただまあ、「こんな作品もあったのか」くらいの感じでのレビューです。

主人公のヒカリ超一郎が所属するのは「科学警備隊」という「科学特捜隊」(初代ウルトラマン)と「ウルトラ警備隊」(ウルトラセブン)を混ぜたような名前の組織です。

で、肉体的には「ヒカリ超一郎がウルトラマンに変身」するんですけど、「ウルトラマン」的には珍しく人間とウルトラマンがそれぞれ別人格を保っていたと思います。(他の作品で例えると『鉄腕バーディ』みたいな感じ…?)

面白いのが、変身して戦っていると当然のことながらヒカリ隊員は現場からいなくなってしまうわけで、それを作中でツッコまれて疑惑を持たれたりするあたりですかね。

ウルトラマンとしての戦い方に、あまり目新しいところはなかったですね。基本的には怪獣との格闘と、とどめの光線技。ただ、宇宙戦艦とか出てきてそれはウルトラマン的にどうなのかと…。

あとは直接アニメとは関係ない話なんですけど、他のウルトラマンが特撮なので、共演するために本作のウルトラマン(ウルトラマンジョーニアス)の特撮用スーツが作られたっていうエピソードもあります。

『ウルトラマン怪獣大決戦』などの映画で、ウルトラ兄弟と共演する特撮版ジョーニアスが見られます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

円谷プロの新挑戦・・・ではあった

ウルトラマンレオの低視聴率のため久しく新シリーズの企画が無かったウルトラマンが、アニメブームの波に乗りサンライズと組んで制作されたアニメ版ウルトラマン
ヒットした「宇宙戦艦ヤマト」にあやかってか、主人公は富山敬、ウルトラマンは伊武 雅刀、主題歌は佐々木功という消極的布陣
設定にも随所にヤマトのパクリ的部分が見え隠れし、円谷プロの本気を期待していた分、大変失望したのを覚えている。
そんな内容故か、視聴率も振るわなかった様で、中盤テコ入れ的に複数のウルトラマンが登場し、スペースオペラ的展開となるが、やはり「スターウォーズ」等の影響も見え隠れし、結果、ウルトラマンのTVアニメは失敗に終わった。
そもそも実写特撮による重厚感やリアリティーをアニメの2次元的世界で表現するには企画が薄すぎたと思う。
ちなみに当時はだれも「ザ・ウルトラマン」が本当は「ジ・ウルトラマン」であるはずとは気づいていなかったようで話題にはならなかった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

計測不能 5 1979年春(4月~6月)アニメランキング5位
新巨人の星2(TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (7)
55人が棚に入れました
右投手として復活した飛雄馬はライバルの花形・左門、南米から助っ人として阪神に入団したロメオ・南条らと激闘を繰り広げる。しかしモーションに欠陥があり、投球が見破られるという弱点が見つかったため、二軍で調整をすることに。そしてF1カーに乗り込み、162km/hのスピードの中でヒントをつかみ、後輩の丸目太と特訓の末、新魔球「大リーグボール右1号(蜃気楼ボール)」を完成させる。この魔球は目立った弱点もなく、飛雄馬は一軍に復帰、勝利を重ねていた。

計測不能 5 1979年春(4月~6月)アニメランキング5位
アニメーション紀行 マルコ・ポーロの冒険(TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (7)
27人が棚に入れました
 13世紀後半にアジア諸国を旅し、のちに旅行記『東方見聞録』を口述したベネチア商人マルコ・ポーロ。その生涯を映像化したTVアニメ作品。 交易商人の父ニコロと叔父マテオによって、半ば強引にシルクロードの旅に出ることになったベネチアの少年マルコ・ポーロ。彼は初めて見る砂漠の風土や異国の環境の中で数々の経験を積み、心身ともに逞しく成長していく。やがて元の国に着いた20歳のマルコは、当時の王=大ハーン・フビライの信頼を獲得。彼の勅命で元の国各地の視察を命じられた。マルコの旅はまだまだ続く。 番組内容はセルアニメーション形式で語られるマルコの伝記ドラマが主体だが、そこに番組スタッフが各挿話に関連する現地で取材した実写フィルムを挿入。旅のロマンと異国の知識を啓蒙させる、異色のアニメ+実写番組となった。小椋桂による、上質な主題歌や挿入歌の数々も印象深い

声優・キャラクター
富山敬、久松保夫、納谷悟朗、富田耕生、小池朝雄

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

土曜日の癒し

放送当時、本作を視聴してそのまま『海外ウイークリー』になだれ込むのが定番の視聴パターンでした。(← アニメと関係ないやん…。)

タイトルの通り原作はマルコ・ポーロ著『東方見聞録』ということになるんでしょうが、なにしろ読んでませんのでアニメでどのような改変があったかは不明です。

実は本作中で主人公のマルコはフビライ治世下の元に到着・滞在してまして、当時の元帝国は絶賛領土拡大中でした。南宋と戦う話とか日本に二度来た例のアレとかのお話もでてきます。

当時は「シルクロード」ブーム的なものがありまして、本作とは別に紀行番組『シルクロード』というシリーズもNHKで作成されております。

そういった取材で得た映像を使って、本編アニメの後に数分間の「シルクロード紀行」みたいなコーナーがありました。

このフォーマットが後番組の『太陽の子エステバン』に引き継がれることになりました。

面白かったし音楽も良かったと断言できますが、映像ソースが残っていないらしく映像ソフト化も再放送もされない幻の作品です。

当時見ていた方のみ向けのレビューみたいになってしまい、申し訳ありません…。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ついに観れた幻の作品

BSで何話かセレクションながら再放送されていたので視聴しました。

結論からいうと凄まじい作品。宝島や白鯨伝説等を彷彿とさせる力強い作画もさることながら壮大な男のロマン。かの有名なマルコ・ポーロの旅は苦難の連続で、特に灼熱の砂漠を進むところは印象的でした(飲み水のくだりとか乗っていたラクダが命を落としたりとか)。男臭い作品ながら途中から登場するコカチン姫が良い存在感だったかなと。

長らく幻の作品とされていたのが、こうして観られたのはただただ感動。ただ、願わくは全話再放送して欲しいことと、個人的には太陽の子エステバンのオリジナル版もいずれは観られるようになるといいなあと思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

計測不能 5 1979年春(4月~6月)アニメランキング5位
A.E.I.O.U.(アエイオウ)(TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★★★ 4.3 (3)
21人が棚に入れました
アエイオウ(原題 : A.E.I.O.U.)はイタリアの作品で、砂を使った幼児向けアニメーション。タイトルはイタリアを含めた諸国の母音の並びである。

計測不能 5 1979年春(4月~6月)アニメランキング5位
くじらのホセフィーナ(TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
13人が棚に入れました
スペインの作家サンチェスシルバの著した物語で、不思議なクジラを主人公とする『さよならホセフィーナ』を原作としたファンタジーアニメ。マドリードに暮らす少年ソンティーの秘密は、家のコップの中に住む不思議なクジラ・ホセフィーナと友達という事だった。自由に空を飛び、大きさも変わり、人語も話すホセフィーナだが、なぜかその姿はソンティー以外には見えなかった。だがある日、ソンティーはホセフィーナが自分の空想の中の存在かも知れないと疑い始める。それでもホセフィーナと彼の友情は確かに本物だった。『魔法のプリンセス・ミンキーモモ』『超獣機神ダンクーガ』で知られる製作会社・葦プロの単独企画製作番組・第一弾。作画スタッフには映画『ファイナルファンタジー』の異才・金田伊功ほか当時の実力派が参加している

計測不能 5 1979年春(4月~6月)アニメランキング5位
怪盗ルパン 813の謎(TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
13人が棚に入れました
モーリス・ルブラン作「怪盗ルパン」シリーズを原作とするTVスペシャルアニメ。 ある日、パリのホテルで刺殺された老富豪ケセルバッハ。その死体に刺さるナイフには、この4年間鳴りを潜めていた怪盗アルセーヌ・ルパンの名刺があった。だが優れた推理能力を誇るパリ警視庁の刑事課長ルノルマンは、紳士怪盗ルパンの無罪を主張。一方、姿を現わしたルパンは、殺された富豪の遺品から謎の紙片「ナポレオン813」を発見。手がかりを求めて、老富豪の美しい未亡人ドロレスに接近していくが……。 ルパン譚最高傑作のひとつと言われる『813』『ルパン三つの犯罪』前後編のアニメ化。アニメ制作はタツノコプロが担当し、スマートでダンディな怪盗紳士のキャラクターを創造した。ルパン役のCV・中村嘉葎雄の好演や、田山雅充歌唱の主題歌の流麗さも印象に残る。

計測不能 5 1979年春(4月~6月)アニメランキング5位
巴里のイザベル(TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (3)
11人が棚に入れました
『野ばらのジュリー』に続く「名曲ロマンシリーズ」の第二弾。今回はショパンの『幻想即興曲ハ短調』をメインの楽曲に据えて製作放映された。ナポレオン3世のフランス軍がプロイセン軍に敗れ、パリから自由が失われた普仏戦争の時代。フランス側の議員ティエールは己の財産を堅守するため、パリの権勢をプロイセンに売り渡していた。富豪地主ロスタン家の令嬢で15歳の少女イザベルは売国奴の所業に義憤を抱き、母国の自由を取り戻す戦いに加わろうと立ち上がる。オリジナルの史劇ロマンを、監督の早川啓二とメイン文芸の首藤剛志らが構築。とくに多くの人気作を手がける脚本家・首藤にとって主人公イザベルは思い入れ深いキャラクターであり、のちの作品『戦国魔神ゴーショーグン』などでその再生といえる登場人物を活躍させている

声優・キャラクター
小山茉美、松金よね子、辻村真人、瀬能礼子、市川治、三ツ矢雄二、曽我部和恭、安原義人、沢りつお、梶哲也

計測不能 5 1979年春(4月~6月)アニメランキング5位
シートン動物記 りすのバナー(TVアニメ動画)

1979年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
11人が棚に入れました
舞台はカナダ国境に近いアメリカ北部の大自然。ある農家に母ねこに育てられた灰色リス、バナーがいた。バナーがまだ赤ん坊の時、人間のきこりに住んでいた木を切り倒されてしまい、そばにいた人間の少年に見つかりひろわれたのだった。ある夜、野焼きの火の不始末から農家が火事になってしまう。必死に逃げるバナーだったが、母ねこと離ればなれになってしまい、気づくと森の奥深くに来ていた。北アメリカの大自然を背景に動物・自然界の日々を描いた動物アニメーション。
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