1978年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画一覧 9

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1978年冬(1月~3月)アニメランキング1位
チリンの鈴(アニメ映画)

1978年3月11日
★★★★★ 4.3 (5)
29人が棚に入れました
『アンパンマン』『やさしいライオン』で知られる作家・やなせたかしの原作を元にした中編アニメ映画。 狼ウォーに母親を殺された子羊チリン。強くなければ生きられないと認めたチリンは、仇であるウォーを訪ね、彼のもとで獰猛で強力な動物になるべく修業を積んだ。やがて3年。狼ウォーの相棒として、周囲の動物に恐れられるようになったチリンだが、そんな彼にウォーは最後の試練を与える。それはチリンの故郷に赴き、生まれ育った牧場の仲間を襲えというものだった。 サンリオが制作した動物アニメだが、類作には見られないハードでシリアスなドラマが大きな反響を呼んだ。チリンと屈折した、しかし哀しい絆で結ばれたウォー役の声優・加藤精三の名演が印象に残る。同時上映は、サンリオ初の劇場長編アニメ『親子ねずみの不思議な旅』。

計測不能 1 1978年冬(1月~3月)アニメランキング1位
家なき子(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★☆ 4.0 (2)
17人が棚に入れました
エクトール・アンリ・マローの同題の原作を題材に、巨匠演出家・出崎統が総監督を務めた、東京ムービー新社(現・トムスエンターテインメント)の名作TVアニメの劇場版。南フランスの農村で母親の温かい愛情を受けて暮らしていた少年レミ。彼は、突如帰宅したやさぐれた養父バルブランによって老いた旅芸人ビタリスにその身を売られ、見習い芸人となる。養母との別離を深く哀しむレミ。だがレミは旅の中で、実は高潔な魂と高い教養の持ち主だったビタリスに対し、次第に敬愛の念を深めていく。やがて避寒地で有名な土地ポーに来たビタリス一座は、街頭興業で相応の成功を達成。そしてそこでレミは、土地の愛らしい少女グレースと知り合うのだが……。TVアニメシリーズの第9話「はじめての友だち、グレース」のブローアップ版。最後の「東宝チャンピオンまつり」である1978年の「春休み 東宝チャンピオンまつり」の中で公開された。

声優・キャラクター
菅谷政子、近藤洋介、武藤礼子、小原乃梨子

計測不能 1 1978年冬(1月~3月)アニメランキング1位
惑星ロボ ダンガードA・宇宙大海戦(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
13人が棚に入れました
SFロボットアニメ『惑星ロボ ダンガードA』のオリジナル劇場版の第二弾。 太陽系10番目の惑星プロメテを目指し、互いに航行を続ける大江戸博士率いる宇宙空母ジャスダムと、独裁者ドップラー総統の宇宙巨大母艦プラネスター。やがてサテライザー(ダンガードA)の操縦者・一文字タクマと大星秀人は、土星軌道周辺でドップラー軍団の貴公子トニー・ハーケンと、さらなる戦いを開始した。 完全新作の映画だが、物語内容はTVシリーズの挿話と同様の、両陣営の攻防の一幕を語るもの。ただし劇場作品らしく、クライマックスにはジャスダムとプラネスター、巨大な宇宙船同氏のすわ激突と思える図が登場。主翼を少し引っ込めたジャスダムが宇宙空間でプラネスターに接触し、打撃を与えるという迫力ある場面が描かれている。

声優・キャラクター
神谷明、柴田秀勝、富田耕生

計測不能 1 1978年冬(1月~3月)アニメランキング1位
まんが日本昔ばなし かぐや姫(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 4.3 (3)
11人が棚に入れました
1978年度の「春休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムの1本として上映された作品。内容は、TVアニメ『まんが日本昔ばなし』の第1話「かぐや姫」のブローアップ(劇場公開用に、TVアニメのフィルムを焼き直すこと)版。上映時間13分。併映は『地球防衛軍』(1957年に公開された実写映画のリバイバル版)、『ルパン三世』『家なき子』『新 巨人の星』の4本。なお、この「春休み 東宝チャンピオンまつり」をもって、東宝の定番子供向けプログラム「東宝チャンピオンまつり」は終了。東宝配給の子供向け映画は劇場版『ドラえもん』のシリーズが後を継ぐこととなる。

計測不能 1 1978年冬(1月~3月)アニメランキング1位
親子ねずみの不思議な旅(アニメ映画)

1978年3月11日
★★★★★ 4.1 (2)
11人が棚に入れました
「ハローキティ」のサンリオが手がけた初の劇場用アニメ。オモチャの親子ねずみの冒険を描いた作品で、日本での公開に先がけて欧米で上映、好評を博した。父親ねずみと子ねずみ、ゼンマイ仕掛けのねずみ親子が一軒のおもちゃ屋に並べられた。だが夜中に遊んでいて壊れた親子は、これを機に温かい家族を求めて外の世界をさまようことに。その道中でカエルなど様々な生き物と知り合う親子だったが、ドブネズミのマニーが彼らを襲う…。

計測不能 1 1978年冬(1月~3月)アニメランキング1位
キャンディ・キャンディ 春の呼び声(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
水木杏子といがらしゆみこの原作による大ヒット少女漫画『キャンディ・キャンディ』の劇場アニメ版、その第二弾。 看護婦として働く少女キャンディス(キャンディ)・ホワイト・アードレーは、自分が養育された孤児院ポニーの家に久しぶりに足を向けた。院長ポニー先生たちとの再会を喜ぶキャンディだが、彼女はそこで父を亡くして施設に来たばかりの少女キャッシーに出会う。まだ周囲に溶け込めないキャッシーは、むかしキャンディ自身がよく登った大木「お父さんの木」の上でひとりたたずんでいた。そんなキャッシーにキャンディは自分の生い立ちを語り、明日を前向きに生きるよう励ます。 大好評のTVアニメシリーズと同じ世界観の劇場版で、前作の映画がそのTV版の再編集版だったのに対し、今回は初のオリジナル新作の劇場版。ただしキャンディの回想の中に、TV版の映像は相応に用いられている。春休みの「東映まんがまつり」の中で公開された。

計測不能 1 1978年冬(1月~3月)アニメランキング1位
世界名作童話 おやゆび姫(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
アンデルセンの名作童話が原作の、東映動画(現・東映アニメーション)制作による劇場アニメ。 子供が欲しかった心優しいおばさんは、ある夜、女神から不思議なチューリップの球根を授かる。やがて球根は鮮やかな花のつぼみを結び、その中から小さな女の子「おやゆび姫」が産まれた。姫はおばさん、そして黄金虫のブンブーとともに楽しく暮らしていたが、やがて花畑の中で妖精の王子と出会った。互いに心魅かれる姫と王子だが、カエル夫婦が姫を息子ゲコオの嫁にしようと誘拐した。だが当のゲコオは姫を哀れんで逃がし、おやゆび姫は王子に会うため長い旅路に就くのだが。 演出は、叙情派の名匠として知られる芹川有吾が担当。キャラクターデザインは手塚治虫が手がけ、同氏にとっては1963年の『わんわん忠臣蔵』以来の東映動画作品への参加になった。なお手塚の絵柄を活かすため、元・東映動画出身で虫プロの現場で活躍した名アニメーター・中村和子が作画監督の一人に参加したことも特筆事項だ。

声優・キャラクター
杉山佳寿子、宮城まり子、岸田今日子、富田耕生、永井一郎、高橋和枝、野沢雅子、小原乃梨子

計測不能 1 1978年冬(1月~3月)アニメランキング1位
一休さんとやんちゃ姫(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
大人気のTVアニメシリーズ『一休さん』の劇場アニメ版・第四弾で、初めての劇場用オリジナル新作。京都の安国寺で、小坊主「一休」として修業に励む小松天皇の皇子・千菊丸。そんな一休の回りで今日も騒がしくはしゃぎ回るのは、高位の公家・五条家の末娘でまだ幼い露姫。そのまるで台風を思わせる暴れぶりから、この露姫には「やんちゃ姫」の仇名がつけられていた。そんな露姫を注意するつもりの一休は、それほど騒ぎたいなら男の格好になればいいと進言。相手がさすがにその提案ばかりは固辞するものと期待した一休だが、何とやんちゃ姫はその進言を気に入ってしまい……。 TVアニメシリーズ『一休さん』のセミレギュラーである露姫(やんちゃ姫)をストーリーのメインに据えた、約15分の完全新作。春季の「東映まんがまつり」の中で公開された。

計測不能 1 1978年冬(1月~3月)アニメランキング1位
アンとアンディーの大冒険(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
R・ウィリアムズの娘が扮する少女の大切にしている人形たちが真夜中に動き出すと、画面は実写からアニメーションに。海賊の船長によって連れ去られたフランス人形バベットを救うべく、おんぼろ人形のアンとアンディ兄弟が繰り広げる冒険を描いたファンタジック・アドベンチャー。
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