1978年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメ一覧 13

あにこれの全ユーザーが1978年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月07日の時点で一番の1978年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
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年代別アニメ一覧

70.9 1 1978年冬(1月~3月)アニメランキング1位
ペリーヌ物語(TVアニメ動画)

1978年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (56)
290人が棚に入れました
「世界名作劇場」第4弾。『家なき子』の原作者エクトル・マロの姉妹編的な作品『アン・ファミーユ』をアニメ化。番組前半は相当の部分がオリジナルだ。写真家の父を旅の途中で失った少女ペリーヌと母マリ。マリは娘の後見を富豪の義父ビルフランに願おうとフランスを目指す。だが衰弱していたマリもまたパリで病死した。一人になったペリーヌは祖父の元に向かうが相手の頑なな性格を認め、素性を隠した上で祖父への献身を決意する。

声優・キャラクター
鶴ひろみ、池田昌子、巌金四郎、黒須薫、村山明、遠藤晴、丸山詠二、銀河万丈、渋沢詩子
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

世界名作劇場であると共に少女のサクセスストリー

この物語は、およそ40年前に世界名作劇場として放送されました。
原作者は、エクトール・アンリ・マロ。「家なき子」を書かれた方です。
日本では「家なき娘」として1942年に岩波書店で出版されました。

あらすじは、
旅の途中で父親を亡くした12歳のペリーヌが、母とともにボスニアからお爺さんのいるフランスのマロクールまで、ロバに家財道具を積み、子犬を連れて旅をします。
もちろん歩いての旅です。1200キロ以上の途方もなく長い道のりです。

アルプスを越え、ようやくフランスのパリまで来たとき、病弱な母が亡くなります。
母の葬式をパリで行ったペリーヌは、ロバと家財道具を借金返済のために売り払い、子犬と共にマロクールを目指し歩き続けます。

そして、ようやくマロクールに着きますが、ペリーヌはお爺さんのもとには行きません。
昔、ペリーヌの父はお爺さんとケンカをし家を飛び出していたのです。
それも、おじいさんが決めたペリーヌの父の結婚相手との結婚を嫌がり、家を飛び出してペリーヌの母と結婚したため、
お爺さんは、ペリーヌの母とペリーヌを凄く恨んでいました。

だからペリーヌは名前を偽り、お爺さんが経営する工場で働きます。
最初の仕事はトロッコ押しでした。1日中働いて、パンの1つか2つしか買えないほどの低賃金です。
ペリーヌは森の中にある狩猟小屋に住み、一人で生活します。

そんなペリーヌに転機が訪れます。{netabare}
イギリスの技師が新しい機械の導入のために工場に来たとき、通訳者が不在でした。
英語ができるペリーヌが通訳をし、経営者のお爺さんに認められます。

お爺さんはペリーヌを大変気に入り、秘書として抜擢するのです。
しかも、ペリーヌが馬車も扱えることを知り、馬車の御者としても指名します。
やがて、お爺さんは自分の家にペリーヌを住まわせます。もちろんお爺さんはペリーヌを実の孫だとは気づいていません。
そして…
{/netabare}

アニメは53話あります。1話から26話までがマロクールまでの旅です。
27話目以降がマロクールでの出来事です。
私は、27話目以降、ペリーヌが自分の知恵と勇気とで出世するところが大好きでした。

絵に癖があるので、好みで無い方も多いと思います。(私も慣れるのに時間がかかりました)

「人から愛されるためには、まず自分が人を愛さなければならない。」
ペリーヌの母がペリーヌに残してくれた言葉です。
ペリーヌは秘書として経営者であるお爺さんに提案し、工場をフランスで最高に福祉設備が整っている工場にしたのです。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 26

Tnguc さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

【お気に入り】 人から愛されるには、まず・・・

~
 簡略にまとめると、この作品は大きく分けて2つの物語に分類される。前半は、主人公・ペリーヌが、ギリシャからフランス(パリ)までの道中をひたすら旅する物語であり、後半はフランスのマロクール村にてお爺さん(ビルフラン)と出会うまでの生活が描かれる。原作は主に後半にあたる部分であり、前半はほぼオリジナルストーリーだ。
 まず、前半の旅路であるが、個人的にあまり面白いとは言えない。放牧的と言えばそうなるが、各話の内容はほぼ同じような展開の繰り返しで、使い捨てのゲストキャラこそは登場するもののあまり物語のスパイスにはなっていないように思える。フランスに近づいている事実はナレーションのみで片付けられるため物語の起伏が感じられず少々退屈。そしてなによりキャラクターデザインが可愛くない。表情も硬く血の気を感じさせないため機械人形のような印象を与える上、主人公役の鶴ひろみはデビュー作ということもあって、かなりの棒読みであり、ペリーヌのイメージをより悪化させてしまった。途中から登場する少年・マルセルはそれ以上に酷い。ペット犬のバロンに至っては存在自体が不快…。
 しかし、後半のマロクールでの物語はとても素晴らしかった。これは原作の地のパワーだと思う。ペリーヌの生命力が前半の旅路で得た経験や成長に基づいて活躍する展開が心地よく描かれていて、その清々しさは昨今の異世界転生モノの主人公を彷彿させるほどであるが、前半の長い旅路の描写のおかげでペリーヌの言動には説得力と裏打ちがある。おかげで前半の物語も救われたような気がした。次第に鶴ひろみの演技にも熱が入り、作画も可愛くなっていくのが分かる。ロザリー家の人たちはとても優しく、ペリーヌは思いやりのある少女へと変貌を遂げていき、全体を通して評価するととても温かみのある作品であることに気づく。
 「フランダースの犬」や「母を訪ねて三千里」などの初期の名劇作品と比べると決して認知度は高くないが、この作品に込められた素朴な幸せの形は今でも色褪せない魅力で詰まっている。パリまでの道中は少々味気のないものだったが、ペリーヌがマロクール村で本懐を遂げた瞬間と立ち会えたとき、私のささくれた心をじんわりと潤してくれた。

個人的評価:★★★★☆(4.5点)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この作品を超える感動をまだ知りません

家族が世界名作劇場が好きで、私も色々と見せられました。
このシリーズは、物語がよく練られているものが多くて、特に日常ものが好きな方にはおすすめしたいです。

このペリーヌ物語はその中でも一番感動した作品でした。

父親が亡くなった直後から話は始まります。
1400キロ先のフランスの祖父のところまでいかなければならなくて
そこまでの旅費を稼ぐ手段を悩んだ末に、母親の出身のインド衣装を着て
写真屋をしながら旅を続けることにします。

この物語の前半は、この旅の話が大部分ですが、話としてはとても地味で、つまらなくはないのですが、この時点で脱落する人もいるかもしれません。

でも、最終話まで見終わったときに、この地味な旅の話があるからこそ、終盤の感動がとても大きく感じられたと思いました。

{netabare}フランスに着いてから、母親の体調が悪くなり、お金がどんどんなくなって馬車やロバを売ることになって、さらには看病していた母親が亡くなってしまった時は泣いてしまいました。。{/netabare}

{netabare}一人になってしまい、それでもなんとか頑張って祖父のいる村までたどり着いたけれども、祖父が大金持ちで、冷たい顔をしているのを見て、ペリーヌは祖父に孫とは名乗らず、偽名を使って村で働きながら暮らすことにします。{/netabare}

{netabare}後半のここからが、ペリーヌ物語の一番面白いところだと思います。そして自分の努力と才覚で、徐々に認められていきます。
そして、終盤に、ある出来事から、とうとう祖父にペリーヌが孫であることが知られることになります。ここの話はこの作品の一番の名シーンです。{/netabare}
今まで、色々なアニメを見てきましたが、感動という物差しでいうと、この作品を超えるものはまだ知りません。
絵柄とかは古い作品なので、敬遠されがちですが、もっと知られてもいい作品だと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 8

66.7 2 1978年冬(1月~3月)アニメランキング2位
野球狂の詩(TVアニメ動画)

1978年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (24)
106人が棚に入れました
水島新司のヒット作をアニメ化。原作初期は個性的な選手勢が主役の読み切り編だが、アニメは原作中盤からの水原勇気編からスタート。1時間枠の放映形式も話題になる。セ・リーグで下位を低迷する球団・東京メッツは、左腕投手の補強が必須と考える。メッツの老雄投手・岩田鉄五郎らは無名の投手・水原勇気をドラフトで指名するが、何と勇気は女性だった。球界を騒然とさせながらメッツのマウンドに立つ勇気が入魂の一球を投げる。

声優・キャラクター
木之内みどり、信澤三惠子、西村晃、北山年夫、納谷悟朗、雨森雅司、今西正男、山田康雄、安原義人、増岡弘、仲村秀生、富山敬、作間功
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

サウスポーな女の子

原作は1972年~1976年に渡り少年マガジン誌に連載された水島新司氏の野球劇画、アニメ化は1977年、当初は単発ものだったが翌1978年11月より現代でも珍しい毎週毎回1時間枠ものとして放映された、
あらすじ
{netabare}
架空のプロ野球球団「東京メッツ」に関わる野球狂達の物語、
{/netabare}
という事でメッツ以外の球団及び選手は実名で登場する、メッツに所属する個性的な各選手のエピソードが毎回描かれるのだが、中でも私的にユニークで印象深かったのは水原勇気というサウスポーアンダースロー投手、サウスポーでアンダースロー自体現実でも稀有なのだが加えこの投手、うら若き女の子だったりする、{netabare}
かなりな下手から体と脚のばねを使いフィニッシュスローでのけ反るようにジャンプしてしまう投法も良かったが、そもそも女性がプロ野球に登録可能なのか?その辺りのコミッショナーや各方面説得から描かれててあり得ないけれど面白かった、水原を発掘しとてつもない執念でに入団にこぎ着けたのは岩田鉄五郎、水原入団時既に50超えているが現役投手で200勝400負、水原入団後もずっと水原の面倒を見続ける老トルピッチャー、ある意味この岩田鉄五郎は作品通しての主人公と言えるかも知れない、{/netabare}
女声スキャットで表現されるOPテーマは野球狂達へ捧げる賛歌にも聞こえとても良かった、堀江美都子女史の唄う水原勇気のテーマも評判良かったが「曲の前この物語を野球を愛する全ての女性ファンに捧げる」てのもあったな~、
そういえば余談だが数年前(2008年だったか)アンダースローでナックル決め球にして独立社会人チームに入った女子高生がいたね、水原のドリームボールは揺れながら落ちるという設定だったがナックルもそんな感じで水原勇気と印象被ってて密かに応援してた、

水原や鉄五郎以外にも魅力的野球狂達が沢山登場する本作は架空の球団なれどファンも多かった。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19

犬神さん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

正統派野球アニメ

作画に関しては時代的なものもあり不満の残る部分もあります。
しかし、それをおぎなってあまりある魅力的な水島マンガのストーリー。
さらには納谷悟郎さんをはじめとしたベテラン声優陣と渡辺宙明さんの素晴らしい楽曲。
一本一時間という長い作品でありながら、サブキャラの話でも十分に見ごたえのある作品となっております。
野球好きな方だけでなく、野球をよく知らない女性にもぜひ見てもらいたい作品です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

敦賀迷彩 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

魔球の名は、ドリームボール 、、

ドリームボールは、実際に投げられるモノ、、と、原作者が言っていたのを思い出した。
旧さはありますが、お話しも、登場人物も魅力的です。特に、ヒロインの水原勇気が良いですよ。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3

65.9 3 1978年冬(1月~3月)アニメランキング3位
宇宙海賊キャプテンハーロック(TVアニメ動画)

1978年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (43)
230人が棚に入れました
西暦2977年、退廃し堕落した人類の住む地球に、宇宙から材質不明の謎の巨大物体が落下してきた。その物体は黒色で球形をしており、表面にはマヤ文明の象形文字風の意匠が円形に刻まれていた。地球政府が無視したそれは「マゾーン」という宇宙からの侵略者が打ち込んだ、惑星の所有を誇示する「ペナント」であり、その危険を警告しようとした台羽博士や、親友であるクスコ教授は侵入していたマゾーン達によって殺される。辛うじて生き延びた台羽博士の息子・正は、マゾーンに何ら手を打とうとしない地球政府に見切りをつけ、宇宙海賊として知られていたキャプテンハーロックの宇宙戦艦アルカディア号に乗り込む。台羽正という新たな仲間を加え、ハーロック及び40人の海賊とアルカディア号による、謎の侵略者マゾーン達との戦いが始まった。

声優・キャラクター
井上真樹夫、神谷明、小原乃梨子、川島千代子、北浜晴子、八奈見乗児、大竹宏、つかせのりこ、緒方賢一、北川国彦、柴田秀勝

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

堕落した地球(政治)への警鐘か

松本零士の憧れを具現化したのは
宇宙海賊キャプテンハーロック以外には
ないでしょう。古いですが・・・

松本零士自身よく,海賊マークの鉢巻きを
しているところから見ると
相当思い入れのあるキャラクター
なのでしょう。

ここから派生した宇宙海賊キャプテンハーロック
関係のアニメや映画はいろいろありますが

話の一つ一つがつながらないのは
松本零士の遊び心からなのでしょう。

2977年となっていますが,宇宙人マゾーンの地球侵略に
無関心を装い,国防長官に一任という設定や
マゾーンに対して打つ手がない,政治腐敗した政治家を
作品の中で皮肉っています。

まるで某ウィルスになすすべもない
現在の世の中みたいです。
(ちょっと飛躍しすぎか)

さて,宇宙海賊とはいっても彼は地球を
守る義賊です。

他に義賊の海賊というとモーレツパイレーツ
でしょうか。比較すると時代も変わったものだし
コンセプトも全然違って比較すると面白いです。

余談ですが宇宙戦艦ヤマトの原作は松本零士では
ありませんので。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4

ハックロー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

男の浪漫

松本零士作品、原作未完。
近未来の地球、発達した科学により人類(首脳陣を中心に)が怠慢なる日々を過ごしていた。
その様な人類(地球)に失望し、宇宙海賊を生業としているハーロックが地球略奪を狙うマゾーンに戦いを挑みながら、希望を探す物語である。

原作に大幅に話を追加しほぼ完結させたアニメ。まゆとゆう追加の中心人物も追加。

キャラクターが非常に魅力的でそれぞれの過去を背負い戦っている。各キャラにまつわる話はどれも感動的でいい。

地球を捨てたにも関わらず、地球を守る戦いを挑む姿はそこにわずかでも希望があるからで、孤独な戦いをするアルカディア一団はかっこいいです。

音楽もシーンつどに哀愁ある悲しいメロディーが流れ、感動的でした。

人間味のある内容で、本当にいい作品でした。
999もいいですが男ならハーロック!!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

俺の旗の下で自由に生きろ

この作品を一言で表現するなら「漢のロマン」
(漢(オトコ)とは、男の中の男というような意味)

放映:1978年3月14日~1979年2月13日
毎週火曜日19時00分‐19時30分
テレビ朝日系 全42話

監督:りんたろう
脚本:上原正三(円谷プロのウルトラシリーズも数多く手がける)
山崎晴哉(『巨人の星』『キン肉マン』など数多くのメインライター経験あり)
主題歌&挿入歌 - 作曲:平尾昌晃、編曲:横山菁児、作詞:保富康午(1曲除く)

いつの頃かは忘れたが、夕方16時台の再放送で観たのが初めて。
すごく嵌って長じてからずっと観直したかったが、最近ようやく輸入DVD-BOX入手。

これから視聴して時間かけて追記する予定です。
評価は再視聴で変動するかもです。(2015/4/19)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4

57.9 4 1978年冬(1月~3月)アニメランキング4位
魔女っ子チックル(TVアニメ動画)

1978年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (10)
46人が棚に入れました
小森チーコは今度の新学期に小学5年生に進級する女の子。ある日、ただ一人の親友であるミヨちゃんが北海道に引っ越すことになった。チーコは自分の誕生日にお別れのパーティーを開くことをミヨちゃんと約束した。しかし、誕生日の前日に断りもなくミヨちゃんは北海道に行ってしまった。このことにショックを受けたチーコは、ふと通りがかった本屋に立ち寄ったところ、綺麗な絵本が店頭に置いてあった。チーコはこの本を欲しいと感じたが、本屋の店員によれば、その本は既に売れてしまい、今朝男の人が代金を払ったとのことだった。チーコが帰宅し、父の冬吉、母の春子、妹のヒナとの家族四人で誕生パーティーを祝っている時に、冬吉から誕生日プレゼントとして手渡されたものこそが、チーコがさきほど本屋で見つけた絵本だった。店員が言った「男の人」とは父の冬吉だったのである。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

マハールターマラフーランパ! おかしな二人

魔女っ子シリーズの代表格ですね。
この作品で特出すべきは、確か永井豪とダイナミックプロが
手がけていた事。キューティーハニー絡みだったと記憶している。

絵本の中に閉じ込められていた魔女チックルを、偶然その本を読んでいたチーコが助け出し、チックルがチーコと「双子の姉妹」と言う設定の魔法をかけることで、始まる物語。
特にチックルは男勝りの勝気な性格に対して、チーコは優しく控えめな性格という設定が、「ラッキーペア」(←これは製作サイドの決めた言葉で、OPにもしっかり歌われている)だと思えるから不思議。特に控えめなチーコがチックルに対してだけは大胆なのが、良かった。
正確には覚えていないが、最終話は悲しかった記憶がある。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

計測不能 5 1978年冬(1月~3月)アニメランキング5位
チリンの鈴(アニメ映画)

1978年3月11日
★★★★★ 4.3 (5)
30人が棚に入れました
『アンパンマン』『やさしいライオン』で知られる作家・やなせたかしの原作を元にした中編アニメ映画。 狼ウォーに母親を殺された子羊チリン。強くなければ生きられないと認めたチリンは、仇であるウォーを訪ね、彼のもとで獰猛で強力な動物になるべく修業を積んだ。やがて3年。狼ウォーの相棒として、周囲の動物に恐れられるようになったチリンだが、そんな彼にウォーは最後の試練を与える。それはチリンの故郷に赴き、生まれ育った牧場の仲間を襲えというものだった。 サンリオが制作した動物アニメだが、類作には見られないハードでシリアスなドラマが大きな反響を呼んだ。チリンと屈折した、しかし哀しい絆で結ばれたウォー役の声優・加藤精三の名演が印象に残る。同時上映は、サンリオ初の劇場長編アニメ『親子ねずみの不思議な旅』。

計測不能 5 1978年冬(1月~3月)アニメランキング5位
家なき子(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★☆ 3.7 (3)
17人が棚に入れました
エクトール・アンリ・マローの同題の原作を題材に、巨匠演出家・出崎統が総監督を務めた、東京ムービー新社(現・トムスエンターテインメント)の名作TVアニメの劇場版。南フランスの農村で母親の温かい愛情を受けて暮らしていた少年レミ。彼は、突如帰宅したやさぐれた養父バルブランによって老いた旅芸人ビタリスにその身を売られ、見習い芸人となる。養母との別離を深く哀しむレミ。だがレミは旅の中で、実は高潔な魂と高い教養の持ち主だったビタリスに対し、次第に敬愛の念を深めていく。やがて避寒地で有名な土地ポーに来たビタリス一座は、街頭興業で相応の成功を達成。そしてそこでレミは、土地の愛らしい少女グレースと知り合うのだが……。TVアニメシリーズの第9話「はじめての友だち、グレース」のブローアップ版。最後の「東宝チャンピオンまつり」である1978年の「春休み 東宝チャンピオンまつり」の中で公開された。

声優・キャラクター
菅谷政子、近藤洋介、武藤礼子、小原乃梨子

計測不能 5 1978年冬(1月~3月)アニメランキング5位
惑星ロボ ダンガードA・宇宙大海戦(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
13人が棚に入れました
SFロボットアニメ『惑星ロボ ダンガードA』のオリジナル劇場版の第二弾。 太陽系10番目の惑星プロメテを目指し、互いに航行を続ける大江戸博士率いる宇宙空母ジャスダムと、独裁者ドップラー総統の宇宙巨大母艦プラネスター。やがてサテライザー(ダンガードA)の操縦者・一文字タクマと大星秀人は、土星軌道周辺でドップラー軍団の貴公子トニー・ハーケンと、さらなる戦いを開始した。 完全新作の映画だが、物語内容はTVシリーズの挿話と同様の、両陣営の攻防の一幕を語るもの。ただし劇場作品らしく、クライマックスにはジャスダムとプラネスター、巨大な宇宙船同氏のすわ激突と思える図が登場。主翼を少し引っ込めたジャスダムが宇宙空間でプラネスターに接触し、打撃を与えるという迫力ある場面が描かれている。

声優・キャラクター
神谷明、柴田秀勝、富田耕生

計測不能 5 1978年冬(1月~3月)アニメランキング5位
キャンディ・キャンディ 春の呼び声(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
12人が棚に入れました
水木杏子といがらしゆみこの原作による大ヒット少女漫画『キャンディ・キャンディ』の劇場アニメ版、その第二弾。 看護婦として働く少女キャンディス(キャンディ)・ホワイト・アードレーは、自分が養育された孤児院ポニーの家に久しぶりに足を向けた。院長ポニー先生たちとの再会を喜ぶキャンディだが、彼女はそこで父を亡くして施設に来たばかりの少女キャッシーに出会う。まだ周囲に溶け込めないキャッシーは、むかしキャンディ自身がよく登った大木「お父さんの木」の上でひとりたたずんでいた。そんなキャッシーにキャンディは自分の生い立ちを語り、明日を前向きに生きるよう励ます。 大好評のTVアニメシリーズと同じ世界観の劇場版で、前作の映画がそのTV版の再編集版だったのに対し、今回は初のオリジナル新作の劇場版。ただしキャンディの回想の中に、TV版の映像は相応に用いられている。春休みの「東映まんがまつり」の中で公開された。

計測不能 5 1978年冬(1月~3月)アニメランキング5位
まんが日本昔ばなし かぐや姫(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 4.3 (3)
11人が棚に入れました
1978年度の「春休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムの1本として上映された作品。内容は、TVアニメ『まんが日本昔ばなし』の第1話「かぐや姫」のブローアップ(劇場公開用に、TVアニメのフィルムを焼き直すこと)版。上映時間13分。併映は『地球防衛軍』(1957年に公開された実写映画のリバイバル版)、『ルパン三世』『家なき子』『新 巨人の星』の4本。なお、この「春休み 東宝チャンピオンまつり」をもって、東宝の定番子供向けプログラム「東宝チャンピオンまつり」は終了。東宝配給の子供向け映画は劇場版『ドラえもん』のシリーズが後を継ぐこととなる。

計測不能 5 1978年冬(1月~3月)アニメランキング5位
親子ねずみの不思議な旅(アニメ映画)

1978年3月11日
★★★★★ 4.1 (2)
11人が棚に入れました
「ハローキティ」のサンリオが手がけた初の劇場用アニメ。オモチャの親子ねずみの冒険を描いた作品で、日本での公開に先がけて欧米で上映、好評を博した。父親ねずみと子ねずみ、ゼンマイ仕掛けのねずみ親子が一軒のおもちゃ屋に並べられた。だが夜中に遊んでいて壊れた親子は、これを機に温かい家族を求めて外の世界をさまようことに。その道中でカエルなど様々な生き物と知り合う親子だったが、ドブネズミのマニーが彼らを襲う…。

計測不能 5 1978年冬(1月~3月)アニメランキング5位
世界名作童話 おやゆび姫(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
アンデルセンの名作童話が原作の、東映動画(現・東映アニメーション)制作による劇場アニメ。 子供が欲しかった心優しいおばさんは、ある夜、女神から不思議なチューリップの球根を授かる。やがて球根は鮮やかな花のつぼみを結び、その中から小さな女の子「おやゆび姫」が産まれた。姫はおばさん、そして黄金虫のブンブーとともに楽しく暮らしていたが、やがて花畑の中で妖精の王子と出会った。互いに心魅かれる姫と王子だが、カエル夫婦が姫を息子ゲコオの嫁にしようと誘拐した。だが当のゲコオは姫を哀れんで逃がし、おやゆび姫は王子に会うため長い旅路に就くのだが。 演出は、叙情派の名匠として知られる芹川有吾が担当。キャラクターデザインは手塚治虫が手がけ、同氏にとっては1963年の『わんわん忠臣蔵』以来の東映動画作品への参加になった。なお手塚の絵柄を活かすため、元・東映動画出身で虫プロの現場で活躍した名アニメーター・中村和子が作画監督の一人に参加したことも特筆事項だ。

声優・キャラクター
杉山佳寿子、宮城まり子、岸田今日子、富田耕生、永井一郎、高橋和枝、野沢雅子、小原乃梨子

計測不能 5 1978年冬(1月~3月)アニメランキング5位
一休さんとやんちゃ姫(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
大人気のTVアニメシリーズ『一休さん』の劇場アニメ版・第四弾で、初めての劇場用オリジナル新作。京都の安国寺で、小坊主「一休」として修業に励む小松天皇の皇子・千菊丸。そんな一休の回りで今日も騒がしくはしゃぎ回るのは、高位の公家・五条家の末娘でまだ幼い露姫。そのまるで台風を思わせる暴れぶりから、この露姫には「やんちゃ姫」の仇名がつけられていた。そんな露姫を注意するつもりの一休は、それほど騒ぎたいなら男の格好になればいいと進言。相手がさすがにその提案ばかりは固辞するものと期待した一休だが、何とやんちゃ姫はその進言を気に入ってしまい……。 TVアニメシリーズ『一休さん』のセミレギュラーである露姫(やんちゃ姫)をストーリーのメインに据えた、約15分の完全新作。春季の「東映まんがまつり」の中で公開された。

計測不能 5 1978年冬(1月~3月)アニメランキング5位
アンとアンディーの大冒険(アニメ映画)

1978年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
R・ウィリアムズの娘が扮する少女の大切にしている人形たちが真夜中に動き出すと、画面は実写からアニメーションに。海賊の船長によって連れ去られたフランス人形バベットを救うべく、おんぼろ人形のアンとアンディ兄弟が繰り広げる冒険を描いたファンタジック・アドベンチャー。
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