1978年夏(7月~9月)に放送されたアニメ映画一覧 6

あにこれの全ユーザーが1978年夏(7月~9月)に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月24日の時点で一番の1978年夏(7月~9月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
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年代別アニメ一覧

69.6 1 1978年夏(7月~9月)アニメランキング1位
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(アニメ映画)

1978年8月5日
★★★★☆ 3.9 (60)
293人が棚に入れました
ガミラスの侵略を退けてから1年後の西暦2201年、白色彗星帝国が宇宙の各惑星にその侵略の手を伸ばしていた。地球は復興をほぼ終え、都市は活気づき平和に満ちていた。古代進も護衛艦艦長として輸送補給船団に同行していたが、偶然、発信源不明のメッセージを受信する。そのメッセージは、救いを求めるような女性の声であった。かつてのヤマト乗組員たちは、危機の正体を突き止めるためにヤマトを発進させる。テレザート星に到着した古代たちは、メッセージの発信者であったテレサを救出する。テレサは、白色彗星帝国が宇宙の星々を次々と侵略しており、次に狙っているのが地球であることを告げる。白色彗星帝国は地球に迫り、最新鋭戦艦アンドロメダを旗艦とした地球艦隊を全滅させる。ヤマトは白色彗星の渦の中心核に波動砲を打ち込む。彗星は火の玉となって炎上するが、その中から巨大な要塞、都市帝国が出現する。

声優・キャラクター
富山敬、一龍斎春水、納谷悟朗、仲村秀生、青野武、野村信次、安原義人、神谷明、林一夫、永井一郎、緒方賢一、木村幌、ささきいさお、伊武雅刀、梶哲也、峰恵研、小林修、小宮和枝、大塚周夫、阪脩、村越伊知郎、曽我部和恭、富田耕生、市川治、矢田耕司、上田みゆき、広川太一郎

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

断固、こちらが正史(笑)!

とりあえずリメイク作品にあたる『宇宙戦艦ヤマト2022 愛の戦士たち』も始まった(2017年現在)ことですし、旧作にあたる本作品について触れておきます。

TVシリーズの総集編だった劇場版『宇宙戦艦ヤマト』のヒットを受けて、完全オリジナルストーリーとして作成された劇場版ヤマト第2弾です。

ストーリーとしては、ガミラスとの戦いを描いたTVシリーズおよびその総集編だった劇場版第1作の直接の続編となります。とりあえず本作を観るならどちらかは観ておいた方が良いでしょう。ただ、新作『宇宙戦艦ヤマト2199』を観ていたらどっちも観ていなくても大丈夫だとは思います。

あらすじに関してはあにこれの「あらすじ」にまとまっている内容でだいたい問題ありません。ということで敵は白色彗星帝国です。親玉のズォーダー大帝は眉毛と髪の毛がつながった面白い顔をしていますが、メチャメチャ傲慢でおっかないです。

旧作のヤマトシリーズの特長の一つとして作曲に宮川泰(みやがわ やすし)を起用している点が挙げられると思いますが、そのおかげで楽曲面ではとても聞きどころのある作品になっています。

本作品では彗星帝国側のメインテーマというべき『白色彗星』という基本曲があって、この主旋律のアレンジがTVアニメ版の『宇宙戦艦ヤマト2』の戦闘場面でBGMとして使用されています。どちらもめっちゃカッコいい曲です。

それと地球防衛軍側の旗艦アンドロメダの名を冠する『新造戦艦アンドロメダ』も名曲ですね。

さて、タイトルに掲げた件ですが、本作を元にして映画公開翌年にTVシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2』が放送されています。

「さらば~」と「ヤマト2」は基本ストーリーは同じなのですが、ラストが大きく異なっています。まあこの違いについては多くの方がご存知だと思うのですが、「さらば~」の時間軸だとその後の続編に話がつながりません。

以後の続編は「ヤマト2」の続編ということになります。しかし個人的にはヤマトは「さらば~」で終わっておけ、という気持ちでいっぱいです。

反物質に関するあたりとかSF考証的にはグダグダで、観ていた当時にもツッコんでいた記憶はありますがストーリー的にはまあまあ面白かったです。

…しかしヤマトでも既に痛い目を見ているのに、新造戦艦のアンドロメダでも艦底を防御できる武装がないのは納得がいかない(笑)。
(↑ものすごくどうでもいい…。)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今の人が観て泣けるかどうかはアレですが

私ら昭和世代のオッサンには宇宙戦艦ヤマトってのは避けて通れない作品ですんで、誰にも読まれなくても一応敬意を表してレビュー書きます。

 松本零士という人は置いといて、アニメとしての宇宙戦艦ヤマトとしてはコレが一番泣けますわね。というか今風に言うと鬱ですわねw
勿論一作目もとてもイイですが、コレ観た後のドッとくる疲労感。
まぁ話を終焉に向かわせるために登場人物を尽く殺してるとも言えるかもしれませんが、子供時分にコレ見せられた日にゃタマランですよ。
どうも松本零士はコレに関しては原作者として否定的らしいですけど、畳みかけるような絶望感はオッサンになった今でもグッと来るんすよねぇ。
 んでラストの沢田研二の歌ですよ。

ん~昭和w
でも2199みたいなリメイクすれば別でしょうが、いい作品沢山見てる今の世代じゃコレでは泣けないかもですね。
特攻賛美って見方しちゃうとちと冷めちゃうかもしれませんが、ザ・コクピットの"音速雷撃隊"で泣ける人ならこの映画も最良の御馳走で御座います(汗)

ホント、これで終わりにしとけばよかったのにね~(汗)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大ヒットが作品の運命を狂わせる

1978年公開:最後のメッセージを信じ、涙を流したあの頃

初代のヒットを受けて作られた『完結編』。
この映画の公開時、最後にこんなメッセージが表示されていました。
『ヤマトを愛して下さった皆さん さようなら もう二度と姿を現すことはありません』
私はストーリーよりもこのメッセージに泣いた子供でした。
ところがわずか2カ月後に始まったテレビアニメ『ヤマト2』でその純粋な気持ちは裏切られることにw
しかしこの作品、何回見ても同じ事を思います。
『ズォーダーって馬鹿なのか?』
もうちょっと真面目にやってればあっという間に地球侵略など終わっていただろうに・・・。
だいたい参謀にいかにも無能そうなサーベラー辺りを置いている時点で酔狂な人なのかもしれません。
あ、だから全宇宙征服なんてことを考えるのか・・・。
私的にこの作品の一番の見所はアンドロメダのカッコ良さです。
活躍度を考えると無駄にカッコイイ戦艦といえなくもありませんがw
ちなみに『ヤマト2』での方が活躍します。
そして私にとって『ヤマト2』の存在価値はそれだけ。
とにかく『さらば・・・』の超絶大ヒットによってヤマトという作品は、
この後負のスパイラルへと入っていったのです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

計測不能 2 1978年夏(7月~9月)アニメランキング2位
科学忍者隊ガッチャマン(アニメ映画)

1978年7月15日
★★★★☆ 3.5 (5)
25人が棚に入れました
タツノコプロ16周年記念として制作された劇場用再編集作品。全105話におよぶTV版の長編ストーリーをおよそ2時間にするため、主人公の健とジョーにスポットをあてて再構成した。本映画の総指揮として東宝映画などの監督職で活躍してきた岡本喜八が名を連ねている。強力な鉄獣メカで地球侵略に乗り出した科学兵団ギャラクターの魔手から世界を救うため、南部博士は大鷲の健たち5人の若者から成る科学忍者隊を組織させた。

計測不能 2 1978年夏(7月~9月)アニメランキング2位
宇宙海賊キャプテンハーロック・アルカディア号の謎(アニメ映画)

1978年7月22日
★★★★☆ 3.5 (6)
18人が棚に入れました
TVアニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」唯一の劇場版。第13話の再編集に新作カットを加えた34分の中編で、TVシリーズの鍵となる重要なエピソードとして話題に。


声優・キャラクター
井上真樹夫、神谷明、小原乃梨子、川島千代子、柴田秀勝、八奈見乗児、大竹宏、緒方賢一、つかせのりこ、坪井章子

計測不能 2 1978年夏(7月~9月)アニメランキング2位
ホビットの冒険(アニメ映画)

1978年7月15日
★★★★★ 5.0 (1)
15人が棚に入れました
J・R・R・トールキンの処女長編で、代表作『指輪物語』の原型的ジュブナイル『ホビットの冒険』を原作にした、日米合作のTVスペシャルアニメ。 異世界「ミドル・アース(中つ国)」の小柄な亜人種「ホビット」族の一員ビルボ・バギンズ。彼は穏やかで保守的なホビット族の出身ながら、冒険家だった祖先の気質も継承したちょっと無鉄砲な性格だ。上流階級のビルボは、ある日、姿を消せる黄金の指輪を入手。それによって「忍びの者」だと目された彼は、魔法使いのガンダルフ、13人のドワーフとともに冒険の旅に出る。それは、かつて邪竜スマウグが奪い去ったドワーフの宝を奪還するための旅路だった。 アメリカではNBC局で放映され、日本では公開試写会が一度のみ行なわれている。物語は原作の流れをほぼ踏襲するが、1時間半弱の本編時間にストーリーを納めるため割愛された原作の場面も多い。作画面では、キャラクターが通常のアニメと異なり、実に多くの細い線で描き込まれた点が特徴。美術は、英国の挿絵画家の巨匠アーサー・ラッカムの作風をイメージしたものが求められ、水彩絵の具とガッシュを混用するという手間がかかる特殊な手法が図られた。

計測不能 2 1978年夏(7月~9月)アニメランキング2位
ピンチクリフ グランプリ(アニメ映画)

1978年7月15日
★★★★★ 4.5 (2)
12人が棚に入れました
ノルウェー製のしゃれた作品で、公開当時日本でも話題になった人形アニメの労作である。自動車修理工場の老人が、自ら造ったマシーンでグランプリ・レースに挑むというストーリーだが、冒頭からラストまですべてが人形とセットのみで撮影されたという凝り様で、1カット1カットの緻密な作りが何度観ても飽きさせない。さらに、人形アニメでは極めて難しいスピード感を徹底的に追及した演出も感動的。“パペット"ではなく、あえて“人形アニメ"と呼びたい手作り感覚の逸品。

計測不能 2 1978年夏(7月~9月)アニメランキング2位
キャンディ・キャンディ キャンディ・キャンディの夏休み(アニメ映画)

1978年7月22日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
水木杏子といがらしゆみこの原作による大ヒット少女漫画『キャンディ・キャンディ』の劇場アニメ版、その第三弾。 看護婦の少女キャンディス(キャンディ)・ホワイト・アードレーは、夏休みを利用して友人の若者たちステア、パテイ、アニー、アーチーらとロッキー山脈へハイキングに出かけた。だが突然の嵐に出くわし、一同は森の中へ避難。そこでキャンディはかつてのボーイフレンド・テリィことテリュース・G・グランチェスターのことを思い出す。やがて雨が上がり虹の出る空の下に出た一同は、山の中で可愛い小熊に対面。思わず抱き上げるキャンディだが、今度は眼前に大きな親熊が……。 15分と短い本編だが、内容は劇場版第二弾と同様、新作オリジナル。やはり一部の回想シーンに、ベースとなるTVアニメ版からの映像を流用している。夏の「東映まんがまつり」の中で公開。
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