1976年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画一覧 12

あにこれの全ユーザーが1976年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月03日の時点で一番の1976年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

65.5 1 1976年秋(10月~12月)アニメランキング1位
ドカベン(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (49)
224人が棚に入れました
鷹丘中学の柔道部で活躍するドカベンこと山田太郎。実は彼はある事情から、本来は好きな野球を離れていた身上だった。だが再び野球の道を歩む彼は明訓高校に入学。“男”岩鬼や“小さな巨人”里中、“秘打男”殿馬ら個性的な仲間の集う野球部で進撃を続ける。その彼らの前に多くのライバルの影が…。

声優・キャラクター
田中秀幸、松島みのり、神谷明、肝付兼太、玄田哲章、森功至、矢田稔、安原義人、野本礼三、市川治、大竹宏、加藤春哉、伊武雅刀、兼本新吾、丸山裕子

lostmemory さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

永遠の野球作品の金字塔

まずは水島新司先生、素晴らしい作品の数々ありがとう
ございました。そして長い間本当にお疲れ様でした。
ゆっくり休んでください。

野球好きなら知らないものはいない野球作品の最高傑作の
アニメ。原作に史実なアニメ化で声優も豪華。里中が
神谷明と言って誰が信じるだろう。まだ凄く高い声が出せた
時代だ。作画も素晴らしく原作の再現度が高い。特に原作は
劇画タッチのシーンが多いがそういうシーンはアニメでも線の
数を膨大に増やして原作の再現に努めている。何より野球は漫画
でも素晴らしかったがアニメは動くのでさらに良さが引き出されて
いた。加えて声。特に岩鬼の玄田哲章さんは見事だった。
「やーまだ!!」とドカベンを呼ぶあの声はイメージに合いすぎ
だった。 ‎殿馬役の故・肝付兼太さんもさすがの田舎訛りの上手さ。
田舎訛りをやらせたら天下一品の人だった。

ドカベンの凄いところはそれまで野球作品は多数あったがほぼ全て
投手が主人公だった。今も野球作品といえば投手が主人公の作品が
多い。しかし本作は捕手であるドカベンこと山田太郎が主人公。
捕手というのは打撃よりも守備面で重要な役割がある。が、それを
漫画にしても地味になりそうなところを打者としては強打者。
守備はクレバーと上手く魅せることで魅力的な主人公にしあげた。
このドカベンというキャラを作った時点でこの作品はもう成功して
いたのかもしれない。加えて秘打と守備の名手の殿馬。
悪球打ちの岩鬼。七色の変化球の里中。対戦相手も魅力的な
キャラクターばかりだった。

明訓高校は打撃ではドカベン、岩鬼、殿馬ぐらいしか頼りになる
選手がおらず、残りは活躍シーンがほぼ無い。これにより楽勝で
相手に勝つ試合がまず無く、最後に明訓が勝つのが分かっていても
展開にハラハラする絶妙な匙加減だった。最後はドカベンで決まる…
とは限らないのも展開の上手さがあった

いかんせん話数が膨大なので再放送がほとんどされないのが
もったいない。本当に面白い作品なので機会があればぜひ見て
欲しい。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これまた想い出の作品

昔は必死で見ていたのを覚えています。
最後がアニメが原作に追いついたために酷く中途半端な終わり方でした。

なお、水島先生の野球漫画に関する思想ですが、
有名な逸話として「巨人の星」批判があります。
水島先生は当時、野球漫画の代表作のように言われていた巨人の星について
「本来は楽しいものである筈の野球を苦行のように扱っている」と批判しました。
これが思うに彼の野球や野球漫画の哲学は逸話に尽きると思います。

彼の野球漫画は基本的に「明るく楽しい野球」って感じです。
まあ、貧しい子や家庭事情が複雑な選手が多かったり、あるいは猛練習の描写とか土佐丸高校の犬神の卑劣なプレイに太郎が激怒するシーンはありますが。
まあ、基本的には、不気味さを醸し出していたように見えた土佐丸学園の選手たちが甲子園の時に泊まっていた寮を去る時に全員で寮経営者に「ありがとうございました」と言ったり
江川をモデルにした中(あたる)とかいう投手の手抜きプレイにも事情があったものだとか、
基本的には「野球やる人はみんな良い人」という書き方をされているような気がします。

ドカベンはそういう思想が最も出た楽しい野球作品だと思います。
アニメでも、そういう水島先生の思想をきっちり体現し捻じ曲げるような事はしなかったのは良かったです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

王道野球アニメ

 漫画はプロ野球編からしか読んだことがないので、高校時代のエピソードは断片的にしか知りませんでした。それらの補完をするという意味もあって視聴しました。

 最初に驚いたのは、野球を始めるまでが意外と長い(笑)。それでも原作よりは短くなっているようです。

 昔のアニメ作品ということもあって、ツッコミどころは満載でした。キャラクターの立ち位置や持ち物、服装がカットによって代わっていたり、前の話の最後のシーンと次の話の最初のシーンがつながっていなかったり・・・(笑)。

 主要なキャラクターの声を誰がやっているのかも全く知らなかったので、大物声優さんがやっていたことを知ってかなり驚きました。里中智の声を神谷明さんがやっていることは、近年の神谷さんしか知らない身としては全くイメージできなかったです。しかし、これが見事にハマっていました。

 他にも、王様のブラ○チのナレーションのイメージしかない田中秀幸さんによる山田太郎をはじめ、超大物声優さんたちが脇役としてゴロゴロ出演されているのは聞きどころかもしれません。

 土佐丸高校による奇行の数々は、腹を抱えて笑いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

65.0 2 1976年秋(10月~12月)アニメランキング2位
ポールのミラクル大作戦(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (14)
71人が棚に入れました
タツノコプロ制作による、異世界が舞台の冒険ファンタジー。異次元世界に現れた悪魔ベルトサタンを倒すため、妖精パックンは人間界に救いを求めた。パックンに出会った少年ポールとガールフレンドのニーナ。パックンから不思議の世界の扉を開けるアイテム・オカルトハンマーを託されたポールとニーナはベルトサタン征伐の冒険の旅に出る。が、異世界に入って早々、ニーナが敵にさらわれてしまう。ポールは不思議な世界を巡り歩くが。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

本作≒オカルト・ハンマー

あらすじはあにこれの奴を観てもらうとして、本作の肝は妖精パックンの持つオカルト・ハンマー。異世界へのゲートを開くのにも使うし、バトルで手持ちの玩具などから武器調達するのにも使う。

♪おもちゃの自動車ホンモノだい 折り紙飛行機ホンモノだい… というED歌詞の通りの憧れのアイテム。なお、パックンはピエロの人形に宿った妖精でカワイイデザインだが、放送当時や再放送があったならまだしも、今さら観るべき作品かと言われるとたぶんそんなことはないと思う。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

おもちゃの自動車本物だぃ! 折り紙飛行機本物だぃ

ヒロイックファンタジーのような、独特な世界観の作品でしたね(゜∀゜)
パラレルワールドってのも、当時は珍しかったんじゃないでしょうか?(´ω`)
 
海外輸出を意識していたそうで、そう思ってみると納得です(´ω`)
ヨーロッパでは今なお根強い人気があるそうですね(´ω`)
 
大好きな作品です。
観たことの無い方は一度ご視聴ください(´∀`)ノ

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最初は海外児童文学だと、、

今みればタツノコプロ丸出しですが、
当時原作は海外児童文学だと思っていました。
それほど設定に力が入っていました。
確か、主人公は架空の国に行き来でき、
おもちゃなどの大きさを変えて、
戦っていたはずです。

ボスキャラのベルトサタンは、
子供の頃の私のカッコいい
敵キャラの上位でした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

64.2 3 1976年秋(10月~12月)アニメランキング3位
キャンディ キャンディ(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (41)
183人が棚に入れました
キャンディは、ミシガン湖に近い孤児院「ポニーの家」で明るく元気に暮らす女の子。おとなしくて優しいアニーは同い年の親友である。5歳のある日、アニーが富豪の養女として引き取られた。キャンディはしばらくアニーと文通していたが、出自が知られることを嫌ったアニーから文通を断られ、孤児院近くにある「ポニーの丘」で泣いていたところ、スコットランドの民族衣装をまとった見知らぬ少年から声を掛けられる。「おチビちゃん、笑った顔の方がかわいいよ」キャンディは銀のバッジを落としていったその少年を「丘の上の王子さま」と名付け、彼と再会することが最大の願望のひとつとなった。

イムラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

最大にして最強の敵

<2019/9/6 初投稿>
原作未読
アニメも1話も観たことないです。
なのでレビューというより思い出話。


本放送の頃、自分は女の子向けのアニメには全く興味なし。

もっぱら宇宙鉄人キョーダインとか大鉄人ワンセブンとかに夢中な幼少期の私は、
放送時間の被るキャンディキャンディを譲らない三つ上の姉さんに毎週チャンネルバトルを挑み全戦全敗でした 笑。

当時はネットも録画もないから本放送逃すのは死活問題だったんですよ。

時には泣きながらOPだけ一緒に見た記憶もあります。
負けを心に刻まれた屈辱タイム。

なのでキャンディキャンディは当時の私にとって最大最強の敵でした(´・_・`)

でも曲は良かったよ。

それから10年以上が経ち、私は予備校の寮で楽しい浪人生活を送っていました。
ある日、友人の部屋に顔を出すと車座になって夢中で漫画を貪り読む5、6人のむさい男ども。
「何読んでんの?」と聞くと友人は眼を潤ませながら
「キャンディキャンディ。これ面白いからイムラも読んでみ」

正直ドン引き 笑。

でも普段がさつで繊細さと無縁なこいつらがこんだけ夢中になって感動する、すごい漫画なんだなと思ったことも覚えています。


とまあこんな思い出しかない私ですが、最近になってたまたま「著作権問題で本作はもう見ることができない」という話を耳にしました。

そうなると人間不思議なもので観たくなるんですよねー。
アニメをたくさん見るようになった今の自分なら楽しめるんじゃないかとも思うし。

そういえばアイドルの頃の菊池桃子さんもラジオかなんかで「アンソニー様!アンソニー様!」ってうるさかったの思い出しました。
確か本作の人気キャラ。
女の子はみんな大好きキャンディキャンディ、という印象もあります。

本当にこんだけの人気作がなぜ?と残念です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23
ネタバレ

ゆきか@ルルロロ静臨 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

懐かしのアニメ。子供向け。

母が漫画本を持っていたので高校生の頃に原作を読んだことがあり、今になってアニメも見てみようと思った。漫画は大好きで、最期まで一気に読めたが、アニメは少しつらかった。自分が大人になったことも影響しているのだろうが・・・。

まず、他の人物はまだいいとしてアニーが漫画の感じと絵が違う。。。がっかり。。。

キャンディも、昔はほがらかで可愛い!可哀想!と思っていたのに・・・自己中に見えてしまう。自分の心が汚れてしまったのだろうか・・・?

{netabare}

動物の命も大事!と言っていたと思えば、犬猫人間なんでも診ますという病院をこんなとこ呼ばわりしたり、人の話を聞かずに勘違いして先走ったり、人には文句をブーブー言うが自分は普通に密航する。自分に対して甘い。自分の気持ちを優先しすぎて、他のことが見えなくなりすぎる。謝ればすむと思っている。反省するが、学習はしない。。。あれれ??キャンディってこんな子だったっけ・・・><;
いい子なのは分かるんですが、あそこまでモテる意味もちょっと分からない。

原作では、ステアの戦争のくだりとニールがキャンディを好きになる話が好きだったけど、アニメでは両方ちゃちゃっと済まされすぎていて残念。。。

{/netabare}

でも、曲はやっぱりいいな♪そばかす~なんて~って毎回つい歌ってしまうし^^

ぜひ、漫画本を読んで欲しいと思う。

アニメは終わり方が中途半端なので・・・。
115話もあるのに、計画性がなかったのか伏線回収しきれていなかったり、急いで回収したように思わされる。

子供は、まあ伏線なんてそんなに気にしないだろうし子供に見せるのがいいかなと思う。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
ネタバレ

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

世界的大ヒットアニメは日本人の財産です なんとかしてくださいよ

1976年~1979年放送のテレビアニメ 全115話

原作 水樹杏子 いがらしゆみこ
監督 今沢哲男 設楽博 構成脚本 雪室俊一 キャラデザ 新藤満尾
制作 東映動画

なかよし連載の少女漫画のアニメ化
2人の原作者の権利をめぐる裁判により著作権が失効し、
東映アニメーションが権利を持つ「アニメ版キャンディキャンディ」の、
ソフト化及び再放送は出来ない状態にある。
原作者側は再契約すれば可能と伝えているが、現在のところ公開不能。

そんなに見ていないのですが、2周した人がいるのでその感想を。

{netabare} キャンディばっかり贔屓されて、アニーが可愛そう。
イライザを応援してしまいます。
原作が昭和の価値観で理解できません。
アンソニーは好きじゃないです。
テリーのほうがかっこいいです。
ポニーの家で出されるマシュマロ入りココアがおいしそうだったので、私も造りました。
キャンディが金持ちになったり貧乏になったりするストーリーです。
後半がいまいちです。鬱になります。 {/netabare}

漫画家のいがらしゆみこはこのアニメ化が縁となり、アンソニー役の井上和彦と結婚したそうです。
声優と大ヒット漫画家では逆玉ですねw


   

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22

60.3 4 1976年秋(10月~12月)アニメランキング4位
まんが世界昔ばなし(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (11)
63人が棚に入れました
『まんが世界昔ばなし』は、1976年10月7日から1979年3月28日までTBS系で放送された人気アニメです。 グリム童話・アンデルセン童話など欧米の古典的童話を題材にしたものに限らず「フランダースの犬」など通常昔話には含まれない児童文学や実在の人物の伝記など世界各地の民話、伝説などを幅広いジャンルの題材を扱い人気を博しました。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

‘まんが’というより‘絵本’を見ているような感覚

世界中の童話や民話をアニメ化した作品。
只今TOKYO MXで再放送しているものを断片的に見ています。

しかし長い・・・長すぎました。
残念ながら途中で断念します。続きはまた時間があれば。
○視聴リスト
50話「そんごくう一の巻」「なぜからすはかっこうの卵のせわをするか」~
62話「不思議の国のアリス」

・・・全然見てない!(笑)
全127話らしいので、十分の一ほどしか見ておりませんでした。申し訳ありません。



原作は有名なものばかりなので子供でも分かりやすく、デフォルメされたキャラも親しみやすいです。


作画は70年代ということを考慮すれば悪くないかな、という感じです。
回によっては個性的なタッチの作画もあったりして面白いです。

『ありときりぎりす』は童話らしい柔らかい絵柄で可愛かったです。

『ロミオとジュリエット』はリアル調でしっかり描かれていて、しかもロミオ・ジュリエット共に美しく作画のクオリティは高かったです。


声優に関しては最初棒読みな気がしたのですが、 ナレーションと同じく語るような口調で発音しているからそう感じたのですね。
「絵本の読み聞かせ」と考えるとしっくりくるのではないかと思います。

キャラクターの声は「語り」「出演」などとクレジットされ、ナレーションの宮城まり子さんと名古屋章さんがまとめて担当なされていました。


その中でも宮城まり子さんは前半のエピソードをたった一人で30分間喋り続け、その上主題歌も担当しているので凄い方だと思います。

聴いている内に宮城さんの声の美しさにじーんと来るようになりました。


宮城さんは『ナイチンゲール物語』でナイチンゲールを演じたときの優しい声色なんか素晴らしかったと思います。

名古屋さんは『白鳥の湖』で演じた魔王の声に渋味と迫力があって魅かれました。



日本昔ばなしと比べるとアレンジの巧さ・作画等総合的に及ばないとは思いますが、本当に子供に向けて作っている姿勢が感じられました。


ただ、初期OPのキューピッドがアニメ調からリアル調に変わるシーンが怖すぎる・・・・(笑)
あれは子供が怖がるんじゃないかと思いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

タイトルなし

人間になりたかった猫の話が好き。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

計測不能 5 1976年秋(10月~12月)アニメランキング5位
ろぼっ子ビートン(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (9)
43人が棚に入れました
『勇者ライディーン』でも協力体制にあった東北新社とサンライズ(当時は日本サンライズ)の製作によるご町内ドタバタロボットもの。プロデューサーは後の『ガンダム』第1作を担う渋江靖夫が担当した。小学生のマーちゃんこと正夫のもとに、アメリカの叔父がロボットのプラモデルを送ってきた。組み立て式のこのロボットを町の発明家ノーベルさんと一緒に製作するマーちゃんだが、どこをどうしたかロボットは自分の意志を持つろぼっ子ビートンとして誕生。ご飯が何よりも大好きなビートンは、いい年をして子供たちと遊んでいる中年ガキ大将のガキおやじたちを相手に大活躍を見せる。本作のキャラクターデザインには安彦良和も参加。物語中盤から登場のお色気ロボット・ネンネンに話題が集まった。

ace さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

もう1つの「バカボン」

・想像以上にバカボンでした
バカボンと同じ放送局だと思われる
初代バカボン~元祖バカボンで登場した声優大集合に加え
バカボンでたびたび耳にした独特な効果音
バカボンで見たなんとも言えない背景にキャラ画
バカボンに匹敵するかもしれないイカれた展開
うん、「もう1つのバカボン」ですわこれ

・ドラえもんやハクション大魔王と言うより、「丸出だめ夫」系のアニメ
中村家に居候しているビートンと、
中村家の長男、中村まさお、こと、まーちゃんとのおもしろおかしい
日常を描く
日常とは言っても、まーちゃん&ビートン ∨S ガキオヤジの対決でほぼ埋まる

最初はロボットが小学生の家に居候するっていうんで
ドラえもんやハクション大魔王系を想像してたんですが
丸出だめ夫系でした
どういうことかというと、特別な魔法や未来道具を出すわけじゃなく
ただ主人公の親友として一緒に騒動に巻き込まれる、みたいな

丸出だめ夫の家にも「ボロット」っていうお世話ロボットがやってくる
というか設定はまったくと言っていいほど同じか
でもクソの役にも立たなかったボロットに比べて、ビートンは普通に役に立ち
戦闘力も高い

ドラえもんと同じように、お腹の部分に引き出しがついており
そこから色々なものを出すが
別に便利な道具を出すわけではなく、
自身を操作できるリモコン(ビートンの弱点)や燃料とかのただの物入れ

・ガキオヤジ・・・
本当にこういう名前
すべての回に登場する、いわゆる「バイキンマン」の立ち位置
最初みたとき老けた子供キャラかと思ったんですが、ガチでおじさん・・・
少なくとも50歳以上、精神年齢は10歳以下、身長は5才児くらい
マジでやばいおじさん

女風呂に突入するわ、中村家に盗聴器をしかけるわ、侵入するわ、ストーカーするわ
異常なほどにまーちゃんとビートンに執着する
普通に警察呼ぶべき
いわゆる「子供のイタズラ」ではない
いや、子供のイタズラでも十分やばいけど
これ本当におじさんなんですよね、なので子供のイタズラではすまない
ふつーーに犯罪行為

なぜおじさんを採用したんだ・・・・このアニメ
ガキオヤジの高級車を家来のガキレンジャー(こいつらは小学生)が運転してたりするので
別におじさんにする必要はないのでは・・・
ちなみに超金持ち

・キ◯ガイ
ガキオヤジは家の屋根に登って、まーちゃんとビートンにおしっこをひっかける回があるんです
操られてるとか、酔っ払ってるとかそういうのは一切なし
上にも書いたけど、ガキオヤジは50超えは確実な年齢、60近い
やばすぎるだろこれwwww

・やっぱ昭和っすなぁ・・・
1976年すね
この頃は元祖天才バカボン、母をたずねて三千里が放送されていた
この背景、学校、土の地面
ノスタルジー!!


◯よい

・ガキオヤジの特攻精神
こいつはいつもまーちゃんとビートンにいじわるをするが
そのせいで自分の家がめちゃくちゃになったり、高級車が粉々になったりはしょっちゅうのこと
だがそのことに1度も不満を言ったこがない!!
とにかくまーちゃん&ビートンにいじわるをする、ということに命をかけている
なかなか見上げた精神性
そのためには金に糸目はつけない

・サービスは良いほう
このアニメの女キャラは
いわゆるしずか位置のヒロインで、ガキオヤジの屋敷に住んでいるウララちゃん
後半から合流するセクシー型ロボットのネンネン
の2キャラいるんですが

ウララちゃんは異常な短いスカートを履いているくせにまったくパンチラがなく
この時代には珍しいーと思っていたら・・・いきなり豪快なパンチラをかます

そして注目すべきはネンネン
おっぱい丸出し、B地区もあり
常にパンツが見えている・・・・など
キッズ向けでこれはいいのか?と思うほどのやたらとエロいキャラ

・様々な愉快なサブキャラ
まーちゃん&ビートン、ライバルのガキオヤジ(小学生のライバルが50超えのおっさんって・・・)
の他にも様々ないいキャラが存在する

旧ジャイアン声優がついている、ガキオヤジが造りあげたでかいロボットのブリキン、
エロ担当で、いつも足手まといのネンネン、
ビートンの生みの親、ノーベルさん、
ガキオヤジの子分ガキレンジャー
いつも優しいまーちゃんの両親など、とても楽しいです!

ちなみにブリキンは最初の頃は唸り声しか出さなかったのに、後半からなぜか突然しゃべりだす

・後半うららちゃんのパンチラ解禁
前半と後半がかなり違う
後半はOPが変わるのでわかりやすい
上にもちらっと書いたが、うららちゃんは前半は鉄壁のスカートだったのに
後半は頻繁にパンチラしだす

その他にも後半から色々変わる
1-セクシーロボット、ねんねん合流
2-ブリキンがしゃべるようになる
3-ブリキンの出番が大幅に増え、それに伴いガキレンジャーほぼ消滅
4-まーちゃんのママ・パパ・妹の出番がほぼ消滅
5-OP変更

・ライバル、ガキオヤジとブリキンはビートン大好き
普段いじわるばかりしているガキオヤジとブリキンだが
ビートンの調子が悪くなると
高級油をプレゼントしたり、サビを発生させる雨を止めようと
てるてる坊主をつくったりと
かなりビートン思い
これはほろっときますね・・・

◯わるい

・ほぼ出なくなる愉快なキャラたち
毎回出ていたガキレンジャーも後半は全然でなくなる
まーちゃんの妹なんか後半ほぼ消滅
出番のあるキャラは意外と少ないです
ヒロインのうららちゃんですら後半めっきり出番がなくなる
ねんねんにヒロインの地位を奪われる

◯VERDICT

10/10

・はい、もう何回も書いてますが「バカボン」です
バカボンを見るときとまったく同じ感覚で楽しめた!
非常に良いです
ビートンは飛行可能なロボットなので
空を飛び回り、海の中、地中にも突入する
ビートンの生みの親のノーベルさんも様々な道具を造り出し大冒険に一役買う

バカボンと明確に違うのは・・・・
バカボンは毎回バカなゲスト(バカ大の先輩後輩)が登場しそいつと一緒に
バカなことをするんですが
ビートンはガキオヤジとの決闘がメイン
まぁどっちもイカれたバカアニメ・・・

「異色のバカボン作品」と思っていい

・最初のイメージとぜんぜん違う
実は、最初パッケージだけ見たときは明らかに幼児向け(?)のようなキャラに
アンパンマンとかの層がターゲットかな?と思って第1話を見たら
いきなりまーちゃんとガキオヤジがボコボコに殴られてて
「あ、これバカボン系だ!」とすぐ気づいた
ギャップにけっこう驚いた

・やばい・・・
ガキオヤジがおねしょする回があるんです・・・
ウララちゃんとかの話ではけっこう頻繁にやってるそうで
おねしょか?それ・・・
すでに書いてあるが、ガキオヤジは実年齢で50歳以上、60近いか、60以上もありえる
そのやらかしは本当におねしょか?www

・ガキオヤジの頭
ずーーーっとヘルメットをかぶっている
赤ん坊の写真でも、幼少期の回想でも、とにかくいつでも絶対にヘルメットをかぶっているため
その中身を知ることはできない・・・

だが心配いらない!みんな!
最終話でその「中身」を見ることができるぞ!!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ドーナツ! たこ焼き! いちごミルク(゜∀゜)

大好きだったなぁ(゜∀゜)
ちょっぴりエッチな描写もあったり(゜∀゜)
 
子供のころ、本気でおもちゃのロボットに計算機組み込もうとしたことがありますd(`・ω・´)
 
当時の電卓って、今のノートPCくらいの大きさだったんだよd(`・ω・´)
厚みは3倍くらいd(`・ω・´)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

計測不能 5 1976年秋(10月~12月)アニメランキング5位
恐竜探検隊ボーンフリー(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (9)
30人が棚に入れました
 「恐竜」シリーズ第一弾。地殻変動によって地下に生き長らえていた恐竜たちが地上に出現した。国際自然保護連盟はボーンフリー隊を組織、環境の変化や金儲けを企む悪人たちから恐竜を守ろうとする。人物シーンのみアニメーションで製作、実写と合成した意欲作で、本作や『プロレスの星 アステカイザー』など、「ウルトラ」シリーズからの脱却を図り新しい物を作ろうとした円谷プロの姿勢は評価できる。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

…っていうか、特撮だよね(笑)?

登場キャラクターはアニメ、メカや恐竜は円谷プロによる特撮という異色作品。

ですが、同じように特撮とアニメを組み合わせた作品はアイゼンボーグなど何作かは作られましたね。どれも微妙な感じですが、特撮パートのメカは本作が一番好きなのであえて、レビュー!

ということで本作ですが、「地殻変動が起きようがなんだろうが化石は化石で生きた恐竜が出てくる訳ない!」と恐竜が出てくる理由が最後まで理解できないまま、ただただ特撮パートのボーンフリー号のカッコ良さだけで観続けていました。

とにかく恐竜が現世に現れたのを良いことに密猟しようとするハンターと、ハンターから恐竜を守り保護区へ連れて行こうとするボーンフリーの面々との戦いという単純なストーリーです。

指揮車機能を持つボーンフリー1号とメカの輸送車としての機能を持つボーンフリー2号が連結してて…、ってこれあにこれでする話じゃないですね(笑)。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

stkTQ05559 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

恐竜レスキュー特撮

サンダーバードやウルトラマンコスモスが好きなら見て損はない

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

計測不能 5 1976年秋(10月~12月)アニメランキング5位
UFO戦士ダイアポロンII(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (3)
15人が棚に入れました
先に放映された巨大ロボットアニメ『UFO戦士ダイアポロン』のフィルムを相応に流用し、一部・新編集、新録音などを行なった改題作品。孤児院あおぞら学園の年長組の少年タケシ。彼はアポロン星の王子として巨大ヒーロー、ダイアポロンに変身。宇宙の侵略者ダザーン軍団と闘ってきたが、強敵を次々と打破する内にいつしかその心には奢り昂ぶりが芽生えていた。そんな心の隙を突くように襲い来る敵の軍団。だが慢心ゆえにダイアポロンへの変身を許されないタケシは、ここで初めて己の心の過ちを悟るが……。原型となる第1作がTBSで放映終了した後、テレビ東京(当時・東京12チャンネル)で本作の放映がスタート。前作のリニューアルといえる番組内容である

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

こ、こんなの知らん(汗)

あのアメフト選手みたいな強烈なデザインのダイアポロンに2が有ったとはw
しかもTBSで放送後のダイアポロンのフィルムを流用って(滝汗)

途轍もない弩級の駄作の香りがします。
気になる~

やっぱOPは
ガッシ~ン、ガッシ~ん(合身)UFO戦士、ダ~イアポロぉぉおぉぉぉン
と四門直人が熱唱してたんすかね。

あ、ダイアポロン本編も変なアニメでしたけどね。玩具も手が前に曲がらないという奇跡のデザインです。3機合体ですが、トラングーとレッガーは名を覚えてるのですが、もう一体が思い出せない・・・
そう言えば昔、OUTで芦田豊雄がコレで散々いじられてましたねw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

計測不能 5 1976年秋(10月~12月)アニメランキング5位
花の係長(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
14人が棚に入れました
『週刊ポスト』で連載された園山俊二の同名コミックを原作とするサラリーマンアニメ。日曜の夜10時台に放送という、明確に大人をターゲットとした作品であり、内容も相応に高年齢層を意識している。祖先に華族を持つ男・綾路地麻朱麿呂(あやのろじましゅまろ)……名前こそ大層だがその実像は一介のサラリーマン係長。会社で平々凡々とした日々を過ごすが、いつかは出世したい、そんな願いを心に秘めて花の係長は仕事に向き合うのだった。本作はザ・スパイダースの一員だったミュージシャンかまやつひろしが本作の歌曲を手がけている点も特筆。製作はトムス・エンタテインメント(当時は東京ムービー)が担当し、1981年には同様のスタッフやキャストによる劇場用アニメ『まんが 花の係長』も登場した

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

私のミッシングリンク その5

 お~れは、は~なの係~ちょお~♪ ってOPだった筈。
放送時間は夜で完全に大人向けだった気がします。私はTV見せてもえらませんでしたけど、親父たちがTVで観てる音を寝床から聞いてた懐かしい思い出。んん~昭和(汗)

どう言う内容だったのか気になりはしますが、胸の奥に思い出だけそっとしまって墓場まで持ってきましょう。

あ、親父に聞けばいいのか(汗)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

計測不能 5 1976年秋(10月~12月)アニメランキング5位
ほかほか家族(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (4)
13人が棚に入れました
季節の行事や暮らしの中の豆知識を、アニメと実写を併用した映像で視聴者に伝えるファミリー向けの情報アニメ番組。お祖母ちゃんのヨネを筆頭に、パパの豊、ママの幸子、そして長男のまことと長女のみどりが暮らす山野家。三世代が同居する同家は、賑やかな笑いが絶えない明るい家庭だ。年長者ゆえに経験豊富なお祖母ちゃん、会社勤めの身で社会の動きに敏感なパパなど、三世代の家族のそれぞれが各自の立場から持てる知識や情報を出し合って、お互いに助け合う。さて今日の山野家の話題は? 山辺家のキャラクターたちの会話を通じて、視聴者も生活の知恵を自然と身に付けていく内容で、月曜日から金曜日までの平日の夕方、5分枠の帯番組として放映された。製作は『サザエさん』のエイケンで同番組の一部スタッフが移行して担当。5年以上ロングランの人気番組となった。

声優・キャラクター
高村章子、斉藤昌、塚田正昭、戸部光代、高島雅羅、近藤高子、三田ゆう子

計測不能 5 1976年秋(10月~12月)アニメランキング5位
リトル・ルルとちっちゃい仲間(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
13人が棚に入れました
 北米の女流漫画家マージョリー・ヘンダーソンが、新聞に30年以上に渡って長期連載し、世界的な人気を博したコメディーを、日本アニメーションの制作によりTVアニメ化したもの。アメリカのとある町で、心優しい夫婦であるダディとマミィの間に生まれたひとり娘のルルは、ちょっぴりマイペースだが好奇心旺盛で毎日を楽しく過ごしていた。同じ町に住む強気な下町っ子のアニー、太っちょで心優しいトビー、金持ちの御曹司だが控えめなウィルバー、ケンカっ早いイギー……といった面々は、いずれも個性豊かなルルの友達である。彼らは今日もまた、大人顔負けのバイタリティをもっていろんな騒動を繰り広げていく。純然たる和製アニメーションながらも、原作のもつカートゥーン的な雰囲気を色濃く残したビジュアルになっている。

計測不能 5 1976年秋(10月~12月)アニメランキング5位
プロレスの星 アステカイザー(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (5)
11人が棚に入れました
永井豪・石川賢原作、円谷プロダクション製作による特撮テレビ番組で、戦闘シーンのクライマックスになると、「カイザー・イン!」の掛け声とともにセルアニメとなり、必殺技で相手を倒した後もしくは倒す直前、実写に戻る構成となっています。
アニメーションにより実写では不可能なアクションを描いており、同時期の「恐竜探険隊ボーンフリー!」と共に、特撮に替わり子供番組の中心となっていったアニメーションへの挑戦であったとされる。
アニメーションパートの制作は、土田プロダクションが担当しています。

計測不能 5 1976年秋(10月~12月)アニメランキング5位
爆走バギー大レース(TVアニメ動画)

1976年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (2)
11人が棚に入れました
スピードバギークラブに所属するハンサム、ピンキー、食いしん坊の3人組が生み出した車、それは世界にたった1台しかないスピード・バギー。この車は、マスターユニットをONにすると自分の意思で動くことができる。カーレースやカーラリーに参加しようとするが、そのマスターユニットをめぐり、悪の組織が秘密を探ろうと虎視眈々と狙っているのであった。
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