1975年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画一覧 7

あにこれの全ユーザーが1975年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月03日の時点で一番の1975年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

73.9 1 1975年春(4月~6月)アニメランキング1位
ガンバの冒険(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (155)
794人が棚に入れました
港で開かれているネズミたちのパーティ。そこに傷だらけの小ネズミ、忠太が転がり込んでくる。残忍な暴力と恐怖で故郷の島を支配している巨大な白イタチ、ノロイを倒す力を貸して欲しい、という忠太の言葉に、ネズミたちは冷たかった。しかし、ガンバを始めとする勇敢な7匹の仲間が集まり、冒険の海へと船出する。

声優・キャラクター
野沢雅子、水城蘭子、内海賢二、富山敬、堀絢子、島田彰、大塚周夫
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

世界一小さくて壮大な冒険譚

その壮大さから1年(約50話)の話数かと思っていたら、見終わってみるとわずか2クール(全26話)の話数で収まっていたことに驚きでした。非常に厚みのある、それでいてよくまとまった物語であると思います。

あらすじ↓(けっこう長いです)
{netabare}
海に憧れてはるばる遠く離れた港までやってきた町ネズミの「ガンバ」と「ボーボ」。ガンバは冒険心が強く勇敢で、ボーボはぼーっとしていて食いしん坊。港で最初に二人は風来坊の不思議なネズミ「シジン」と出会う。

次に港の一角にある倉庫で開かれていた港ネズミの宴会に潜りこんだガンバたちは、港ネズミの長で腕っぷしの強い「ヨイショ」と非常に賢く知識に長けた「ガクシャ」と出会う。

そこで宴に飛び込んできた島ネズミ「忠太」から一同は衝撃的な話を聞かされる。
彼の故郷の島では残忍で強大なイタチ『ノロイ』によってネズミたちが次々と殺され、自分だけは助けを求めるため命からがら逃げ延びてきた。どうか島まで一緒に来て仲間を救ってくれというのだ。

港ネズミたちの間でもノロイの恐ろしい噂は有名で、忠太の前から一人また一人と去っていく。
港ネズミの中では最も強いヨイショでさえ、ノロイに対しては無力さを実感していた。

しかしそんなとき一人だけ忠太に力を貸すことを約束するガンバ。彼の底抜けな勇気と根性に心打たれ加勢を決心するヨイショたち。

島へ向かうための船の中で出会った「イカサマ」も途中で加わり、彼ら七匹の冒険が始まった。
{/netabare}


目的の地へ旅立ってから、彼らはいくつもの山を越え野を駆け島を巡っていきます。

何しろ彼らは小さな小さなネズミですから、その道のりは私たちには想像もできないほど果てしないものでしょう。

私たちの身近にある小物や日常品が、普段とは全く違った視点の異なる使われ方をしているのが面白いです。

行く先々で待ちうける困難。でも決してその現実から諦めたり逃げたりはしません。皆で力を合わせればどんな絶望的な状況でも勝機を掴めるという確固とした意志と絆が感じられます。

それに冒険の中で助けてくれる味方や信じあえる仲間にも出会い、意外にも賑やかな道中が続いていきワクワク感満載です。

人間ドラマならぬネズミドラマの、劇的で素晴らしい展開の数々は中弛みを感じません。


なによりこの物語においての『ノロイ』の存在が、単純な勧善懲悪でない構造を作り出していると思います。

真っ暗闇で月の光に照らされ眩くノロイはさながら神のごとき存在感を放ち、これが‘対立’でも‘戦争’でもなく神への‘反抗’であるかのような物言いでした。

後にも先にもこれほどトラウマになる敵も居ないだろうと思います。


作画は、ネズミの細かい仕草から人間のリアルな挙動にかけての描き分けが凄いっていうのもあると思うんですが、それよりも背景の緻密さが尋常じゃないです。
スタッフの中にレイアウト:芝山努 美術設定:男鹿和雄のお二人だったり、原画に川尻善昭・小林治の名前があったり、金沢比呂司さんに至っては一人原画だったり、今じゃ考えられないような豪華さ。

普通アニメで海を見ると壮大だな、とか綺麗だな、と思う事はあってもガンバのように見ていて酔いそうになる、飲み込まれそうになる怖さは味わえないです。

音楽は、山下毅雄さん。主題歌だけで凄いなーと思っちゃいます。特にED「冒険者たちのバラード」はアニメ史に残る名曲といっても過言ではないかと。
TVバージョンだけ聴くと鬱々とした気分になりますが、フルで聴くとちゃんと冒険者のための曲になっていて、出来ればTVでは二番を流してほしかったと思います(笑)

キャストはスタッフ同様勢ぞろいって感じで、その中でもガンバ役の野沢雅子さんやイカサマ役の堀絢子さん、シジン役の島田彰さん。ノロイ役の大塚周夫さん辺りが印象的です。(端役だとイエナ役の杉山佳寿子さん)
ただ、ボーボ役の水城蘭子さんに少し違和感を持ってしまった所があります。
七匹が中心になった冒険ですが、ガンバとイカサマが特に目立っていました。この二匹が主人公だと思います。



古い作品ですが、今なお通用する普遍的な冒険物語としてガンバの冒険は素晴らしい名作です。


その他思ったこと
{netabare}
EDの冒険者たちのバラードのように、まさにノロイが奏でる皆殺しのバラードになると思われた終盤。

瀕死の状態となってしまった長老ネズミの頼みでシオジ(忠太の姉)が代々島に伝わる‘早瀬川の唄’を聴かせ、長老は安らかに息を引き取る。
この唄をヒントに勝機を掴んだガンバ達が「これからいよいよ冒険者になるときが来た!」と決意を新たにするシーン。

そして最後シジンの語りで皆が冒険に出た真の理由が分かるシーン。

前者は、ついにこの長い冒険の序章に区切りを付ける流れとして申し分ないものでした。
後者は、ガンバたちにとってあくまでノロイを倒すのは冒険の過程に過ぎず、海に魅せられたから、海と旅をしたいから冒険を続ける・・・そういった想いが間接的に伝わり演出的に秀逸です。
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

真っ向提示な昭和の快作

旧作紹介するとき、当時自分は喜んで観てたけど、
今の方たちにはどうだろう?資料的価値?と言われてもね、
面白いかどうかが大事なんだしね、
時代背景やセル等技術的背景等鑑み、
当時としては~とか言い訳じみた逃げ恒常無しに、
クオリティー含め堂々と、
今の方たちにも自信持ってお勧めできる作品は、
アニメがまだ子供向けと揶揄されてた時代、
所詮子供向けって感覚に真っ向から立ち向かい、
子供達限らず世間に真剣に何かを伝えよう、
そんな気概溢れた人たちがいた、作品があった、

ガンバの冒険。
1975年東京ムービー、監督出崎統氏、作画監督椛島義夫氏、設定レイアウト 芝山努氏

ガンバというのはネズミさん、
どんな困難にも立ち向かう熱い心持った、
正義感バイタリティー行動力抜群のガンバと仲間たちの冒険活劇、
{netabare}
とある島で残忍なイタチに苦しめられてるネズミ達を助けようと、
仲間のネズミ達と共に海に出る、
航海途中様々な困難を仲間と共に切り抜け、
ついに目的の島にたどり着く、、 {/netabare}

仲間のネズミも各々個性的で魅力的でね、
中でもイカサマって奴、皮肉屋だけどいい奴で、
主人公食っちまうんじゃないかってくらい抜群のキャラだった、
他にもヨイショ、情に厚く涙もろい親分肌の船長、
ガクシャ頭脳労働理論派、ガンバの親友のボーボーもいい味だしてたな、
視聴側も其々にファンいたりね、
中人もガンバの野沢雅子女史(最高だった)
イカサマ役堀絢子女史 ガクシャ役富山敬氏、ヨイショ役内海賢二氏等
今思えば層々たる皆様なんだけど、

特筆すべきはラスボス、大塚周夫氏演じる白イタチのノロイ、
当時アニメ史上最悪最凶ってくらい、
描かれ方も怪物じみてるけど凶悪さが半端ない、
惨忍な上狡猾だから始末に負えない、
徹底したネズミ目線ってのもあって、
その辺りの描写も卓越した作品で、
ネズミからすりゃ人間もえたいの知れない巨人だし、
犬やイタチも化物なんだけど、
ノロイだけは別物別格だったね、
トラウマ化した人もいたくらい(汗)、

航海途中様々な場所での色んな出会いや別れのエピソードが、
各話通して描かれてて、
中には仲間割れや裏切り、死別等酷な場面もあるけど、
ガンバがぶれないんだね、これぞ主人公、
苦難乗り越えた先に立ちふさがるノロイ、彼らの運命や如何に、

作品クオリティーも、
キャラの動き、表情、表現、カメラ、背景、色、
セル真骨頂的凄いものがある、
表情豊かって言い方あるけど顔だけじぁない、
身体の動き全部が表情で、
必要最低限枚数で最大限効果、見事という他ない、
現代アニメ観慣れた方々にもお勧めできる本作品、
機会あらば是非一見戴ければと願う所存。


冒険者たちのバラード
作詞 東京ムービー企画部
作曲 山下毅雄

逆巻く波と閃く空がガンバと仲間を打ちのめす、
度はもうこれまでだ、冒険を打ち切ろう、
けれどガンバは指差した!小さな島を、
カモメは歌う悪魔の詩を、帆柱に朝日は昇る
けれど夕日はお前と仲間のドクロを映す、

とどろく雲は怒涛の海にガンバと仲間を転がした、
これが、ほら始まりだ、何がある?何がある?
仲間の胸は高鳴った、光は其処に、
カモメは謳う歓喜の唄を、舵先に朝日は輝く、
そして夕日は、、お前と仲間の勝利を祝う。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 25

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

悪役ノロイのインパクトが凄まじい昭和の名作

このアニメは、1970年代生まれの方ならほとんどが
知っているであろう昭和の代表作である。
私自身は、インターネットで存在を知ったため
リアルタイムで視聴したことがない。
今回、見る機会がたまたまあったため
レビューを書くという意味も含め視聴した。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
港内で行われているパーティーに、ガンバとボーボが訪れた。
その後、しばらくすると傷だらけになった忠太がやってくる。
自分の故郷を支配する、白イタチ・ノロイを倒すために
協力して欲しいと懇願するためだ。ノロイの話を聞いて
逃げ出したものがほとんどであったが、ガンバ達6匹は
承諾し、7匹でノロイを倒すために出発する。

ノロイ島に到着するまでの流れが1~19話
ノロイとの決戦が20~26話である。
序盤は、7匹の個性や過去に焦点を当てているため
一部の回を除き、テンポはゆっくりしているが、
ノロイ編から雰囲気がガラッと変わる。

この作品の凄いところは、7匹の性格を上手く
活かしているところだ。原作では、15匹であったため
7匹に減らしたらしいが正解だと思う。
焦点がぶれてしまうからだ。
そのため、一部のキャラクターには原作にしか
登場しないキャラクターの性格が反映されている。

7匹の中では、ヨイショが一番好きだ。
最初の頃は、我の強い奴だと思っていたが
面倒見もよく、情に厚い。私が、仮に女だったら
惚れてしまいそうだ。
ガクシャとイカサマも好みだ。

作画も気合が入っている。当時のことを考えても
相当すごいと思う。丁寧に作りこまれていると感じた。
また、セル画の素晴らしさをあらためて感じた。

キャラクターに関しては、ノロイのインパクトがすごすぎる。
他にも、猫、犬、ザクリといった厄介なものは登場するのだが、
ノロイの前では霞んでしまう。
出だしから、こいつは明らかにやばいやつだと実感できる。
知能も非常に高く、言葉巧みに誘惑させることで
ネズミ達が疑心暗鬼になるシーンも多い。
部下にも容赦しない徹底された冷酷さ。
白に対する執着心からきているのだが、邪悪そのもの。
白い悪魔とはまさにこのこと。

ちなみに、うしおととらに登場する悪役
白面の者のモチーフになったと言われている。
モチーフにしたくなる気持ちがよくわかる。
アニメ史上最悪最強の存在として呼ばれているが
このキャラを越える悪は存在するのだろうか。
カリスマ性もある純粋な悪だと私は判断した。

個人的にはザクリ編が面白い。ノロイ程ではないが、
黒ぎつねであるがゆえにザクリの恐ろしさに
一層磨きがかかる。単独でありながらも主人公たちを
翻弄していく様は印象に残りやすい。
そこで出会ったリスたちと何回か接触するが、
その際中のやりとりも深い。
未熟ながらも考えらせられた。

10話はいらないと感じた。話も進んでいない故、
イルカがかわいいくらいの感想しかない。
25話構成でも問題ないと思う。

私の中では名作だと感じる。アドベンチャー物が好きな方
は一度視聴して見てほしい。また、悪役キャラが
好きな人もオススメする。こういったクオリティの高い
アニメを再度作って欲しいなと多々願うばかりである。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 16

66.0 2 1975年春(4月~6月)アニメランキング2位
ラ・セーヌの星(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (14)
91人が棚に入れました
18世紀、革命前夜からのフランスを舞台に、謎の美少女剣士を主人公にして描かれる史劇ロマン。セーヌ川周辺の花市場で花を売る少女シモーヌ。横暴な貴族に両親を殺された彼女は、謎の仮面の少女剣士「ラ・セーヌの星」として腐敗した貴族階級と闘う。そのシモーヌを陰ながら支援するのは、彼女を慕う青年ロベールこと「黒いチューリップ」だった。だがそんなシモーヌを待つ驚愕の真実。それは王妃マリー・アントワネットと彼女とを結ぶ数奇な血の絆だった。もともとは池田理代子の大人気少女漫画『ベルサイユのばら』のアニメ化企画が原点だが、企画が変遷していき、アニメ・オリジナル作品となった。活劇の迫力と史劇ロマン性にあふれた独特な少女アニメとして、根強い人気を保つ。

声優・キャラクター
二木てるみ、広川太一郎、武藤礼子、阪脩、水池通洋、寺島幹夫、小林清志、富山敬、野沢雅子

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

フランス革命を題材に取ったオリジナル作品

オープニングが妙な日本語だったのを覚えています。あれはフランス人でしょうか。フランス革命を題材に取ったオリジナル作品ですね。主人公はマリー・アントワネットの異母妹と言う設定で、この世の悪を「黒いチューリップ」と共に戦うと言う物です。当時のフランスは貴族の利権に関わる陰謀や、しがらみがあり、物語が進んでいくごとに、(それらの陰謀の)深みに入り込んで行く事で義理の姉であり、王妃であるマリー・アントワネットと接し、(国民の敵でありながら)特別な感情を抱くようになる。当時としては奥の深い(難しい)作品でした。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

65.2 3 1975年春(4月~6月)アニメランキング3位
勇者ライディーン(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (33)
195人が棚に入れました
富野由悠季&安彦良和が生んだロボットアニメの傑作。1万2千年の眠りから覚めた妖魔は、全世界の破壊と征服を企てる。神秘の声に導かれ、ムー帝国の血を引く“ひびき洸”は守り神ライディーンの操縦者となり地球を守る…!

声優・キャラクター
神谷明、高坂真琴、芝田清子、井上真樹夫、山下啓介、太地琴恵、西川幾雄、木原正二郎、日比野美佐子、市川治、相模太郎、仁内建之、肝付兼太、滝口順平、加藤精三、飯塚昭三

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

歴史的価値しかありませんが、富野監督の原型が確認できます。

 古の名作…なんでしょうね。今みれば水戸黄門やウルトラマン的なワンパターンの時間の構成でした。ただ、その中にはマジンガーZからの進化やその後のロボットアニメにつながる片鱗が見えます。

 ガッチャマンの火の鳥と本作のゴッドバード…どちらが先かわかりませんが、カッコイイですね。鳥になったから何なんだよ?そのままで良くね?というのも同じですが、この水戸黄門の印籠的なパターン演出は今になって見てもなかなか痺れます。

 シャキーン様が敵ながらキャラ付けがされており、さすが富野(降板らしいですけど)作品ですね。シャアの原型でしょう。超能力設定はガンダムのニュータイプにもつながりますし(直接の影響はスターウォーズのフォースだとは思いますが)、バイクからのフェードインもガンダムのコアファイターとそっくりですね。

 また、海のトリトンに富野監督は携わっていたので、ムー大陸の系譜ですね。その点ではラーゼフォンじゃん…という印象ですね。富野はラーゼフォン関係ないですが神秘主義的な系譜と言う意味ではラーゼフォンプロトタイプですね。ロボットの造形はもとよりムー大陸的な神秘設定もそっくりでした。

 冒頭申し上げた通り、この時代のアニメですからパターン化された完全に子供向けではあります。でも、その中にも富野的な次世代につながる発想がちりばめられていました。
 
 女子が可愛くなりかけですね。これがコンバトラーVになるとかなり可愛くなります。敵のキャラクター付けとか考えるとコンバトラーの前段がこのライディーンだったということでしょうか。


 すみません。レビューが支離滅裂です。スーパーロボット大戦で分かった気になってました。一応昔見た記憶はあるのですが、ほぼストーリーは分かっていませんでした。今回Dアニメになぜか新着で出てたので、チェックしました。全部ではないですが…というより一部ですが。

 オープニングはなぜかよーく知っています。カラオケで歌う人もいるし、ユーチューブで古めのロボットアニメの主題歌を見たら、お勧めででてきました。カッコイイ曲ですよね。昔のアニメ独特のザ・アニソンという感じです。


 総評すると、古典ですね。50話あります。アニメ史研究とか、スパロボのライディーンを確認するとかで数話みればいいと思います。一応前半は富野作品ですし、シャキーンの回はチェックですね。あと終盤ではゴッドボイスですね。
 アニメの出来は大幅に譲歩して30点。ただ、歴史的価値が90点という感じです。評価点はオール3のままにしてます。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

い~の~ち~さ~ず~け~よ~!(シャーキーン…!)

オリジナルTVアニメシリーズ。

とにかく、主役ロボであるライディーンのデザインが最高にカッコいいです。これとエルガイム(Mk-Ⅱじゃない方)が私の中でのカッコいい主人公ロボ二大巨頭。

現代でいうところのメカニカルなモーショントレースによる操縦と、ボイスコマンドによる武器選択。古代ムー帝国の超科学と正しいエンジニアリングによって生まれた、一対一決闘型の決戦兵器としては極めて洗練された巨大ロボットですよね。

そしておそらくアニメ作中の変形(ライディーン(人型)→ゴッドバード(飛行機))がほぼ再現された最初のDX(デラックス)超合金が発売されたのがこのライディーンだったと思います。

OP主題歌がまた傑作で、シンプルなコード進行から「フェードイ~ン」の歌詞のところでの転調がキャッチーで名曲だと思います。(そういえばゼロテスターのOP主題歌とコード進行が似ている気がする。こっちも「生~きる命の爆発だ」のところの転調がカッコ良くてかなり好きな曲ですが…。)

ストーリーの方も、特に第1部というかプリンス・シャーキンとの決戦のところまでがとても好きです。シャーキン様、洸(あきら)の通う学校に潜入してサッカーやったりしてますしね。ああ、分かり合えたかもしれないのに、悲劇のプリンス、シャーキン…。

大帝バラオ復活後の後半ストーリーは、蛇足とまでは言いませんけど前半ほどには面白くないですね。最終決戦まで、ほぼロボットアニメ的なルーチーン…。

作画はまあ、当時アニメ並ですけどそれでもわりと良かった方じゃないですか?

投稿 : 2025/03/01
♥ : 20

紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

なつかしいな

数年前にリメイクされた『Reideen』を見たことがきっかけで本作が気に
なってどこかの動画サイトで見返して見た。
内容的、時間的に全話は無理だったので数話だけ掻い摘んで見たのだが…

この頃のアニメは、作監と脚本で出来栄えがガラッと変わるので私が見返した
のはハズレだったのかな、サイドストーリーばっかで詰まらなかった。
そこで、いい加減な話だがガキの頃に見ていた記憶を頼りにレビューを
書いてみる。

本作のあらすじのキーワードは「ラ・ムー」そうオカルトの世界で
当時1,2を争うHOTな話題だった失われた文明『ムー大陸』
ファンタジーの素材としてはいくつか有るが、ロボット物の素材になったのは
本作と本作をオマージュした『ラーゼフォン』ぐらいかな。
さらに当時のヒーロー物では珍しく敵役がヒーローの本拠地にわざわざ
攻撃し出向いてに来てやられるパターンのパイオニア的な存在。
〔マジンガーZとか仮面ライダーは敵役が町で行う悪事に介入していくタイプ〕

あと後半で使用武器や技が増強されていくのも本作あたりからだったと思う。
製作はサンライズの前身、創映社でガンダムシリーズの富野喜幸や安彦良和が
関わっているのも興味深いところ。

Wikipediaを読むと当時は色々とシナリオが迷走したみたいだが
ガキだった私がゴットバード形態とロボット形態の超合金2体を持っていたの
だから相当好きだったろうとノスタルジックに語ってみる(笑)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6

63.8 4 1975年春(4月~6月)アニメランキング4位
ゲッターロボG[ジー](TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (18)
104人が棚に入れました
大人気を博した『ゲッターロボ』の続編。活劇の中に印象的な人間ドラマを導入する前作の作風は、さらにここで完成度を高める。仲間の一人・巴武蔵の尊い犠牲を経て恐竜帝国を撃退したゲッターチームだが、新たな人類の敵=ミュータント新人類の軍事国家・百鬼帝国が台頭した。早乙女博士が用意していた新型ゲッターロボに搭乗した新生ゲッターチームは帝国の繰り出す戦闘ロボと戦う。時に悲しみと敵への憐れみの念さえ覚えながら。

声優・キャラクター
神谷明、キートン山田、八奈見乗児、富田耕生、吉田理保子、菊池紘子
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

戦闘描写に力を入れた続編

1975年放送のTVアニメ作品。全39話。
東映アニメーションによる1974年TVアニメ「ゲッターロボ」の続編です。

【物語】
恐竜帝国は滅んだものの、百鬼帝国が攻め込んできて人間を改造して仲間とし、版図を拡大し始めます。早乙女研究所は戦闘用として新しく開発したゲッターロボGで百鬼帝国と戦うことに。
武蔵を欠いたゲッターチームは、新しく野球部キャプテンの車弁慶を三号機パイロットとして迎えます。

百鬼帝国は恐竜帝国に輪をかけて残忍で卑怯な敵で、今作はなかなか苛烈な展開も多くなりました。
前作では日常や学校生活も結構あったのに、今作ではそれがあまり見られなくなり、半ば戦時下のようなシビアさ。
研究所の人間関係が好きなので良いんですけど、たまに彼らが高校生だと忘れそうになります…(苦笑)

【作画】
人気が出たためかすごく良くなりました。前の作画も素晴らしかったですけど。興味のある方は是非前作と今作のOPを見比べてみて下さい。
ロボット描写の方向性が特に変わっていて、今作は兵器感や機械感が強くなりました。精密さや書き込みも増し、生身のアクションも変わらず素晴らしいです。

【声優・キャラクター】
{netabare}声優さんの演技は変わらず安定しています。ヒドラー元帥の声が緒方賢一さんだと気づくのにかなり時間がかかりました。イメージが違い過ぎる…。

今作で注目は新キャラクター・車弁慶でしょうか。
子供好き動物好きで我が強いキャラ。しかも竜馬と隼人の親密さは出来上がっていて、最初はどう関係性を作るのかなと…。
最終的には皆仲良くなって、元気ちゃんの出番も増えて良かったと思います。
一言で言えば「普段は抜けているけどやる時はやる」キャラで武蔵と同じように聞こえるんですけど、実に個性的に武蔵とは全く違うキャラクターとして成立しています。武蔵がチームを和ませるキャラクターだったのに対して、弁慶はぶつかっていくキャラクター。トラブルメーカー的な所もあるにせよ、今作の半ば戦時下のようなシビアな状況でいざとなると頼りになる逞しい3号機パイロットでしたね。 {/netabare}


【全体感想】
{netabare}隼人と武蔵は脚本的には動かしやすいキャラだったんだろうなと思いました。エピソードの多様さが凄かった。
弁慶も時間はちょっとかかりましたがきちんと溶け込んでいて良かったです。
最終的には優等生的面もある竜馬は自然と敵とのドラマが多くなりましたね。

・メカバトルについて
初代は宇宙開発用のロボットを戦闘に転用しているので、地形適応力の高さを生かすのに対してGは戦闘用だから万能型必殺技持ちのドラゴンが目立った感じでした。
ライガーがあまり活躍しないって聞いてはいたけど確かに…。複数の敵相手に攪乱戦とかあればもっと生きたかも?ちょっと残念ですね。

・敵の性質の違いについて
恐竜帝国は生存をかけて戦いを挑んできたので悲壮感凄かったです。対して百鬼帝国は憎たらしいと言うか後味悪い展開が多くて、敵組織の差別化もしっかりしていて良かったです。
ヒドラー元帥の獅子身中の虫っぷりが酷く、組織全体には同情の余地が無い。角を移植されて百鬼衆になった者もいるのですり潰される百鬼衆が気の毒で…。

・ミチルさんのお相手について
ラストは隼人とミチルさんが少しいい雰囲気に。
たまにミチルさんは隼人より竜馬が好きだったんじゃ?みたいな意見を見かけますね。私は竜馬とミチルさんは全体を見ると良い仲間というか戦友と感じることが多かったです。かといって隼人と恋愛描写あったかというとあまり無いですけど。
最初にゲッターロボに乗ったいきさつが全員ミチルさんが動機になっています。個人的には一番軽々しく動きそうにないと感じたのは隼人だったんですよね。自分から壁を作っているように見える隼人が軽口叩きながら女性のために動くとなれば、実は結構本気なんじゃないかなって気はするんですよ。ミチルさんも脆い人には寄り添うタイプに見えますし。
なので、弱い所もあって無茶しがちな隼人としっかり者で気遣いのできるミチルさんがフラグ立てて終わるのは、ドラマとしては綺麗だなと思います。
とはいえ隼人を最終戦に参加させないとかそれは良いのかな…みたいなのはあるけども…

・父と子の物語
ゲッターロボには父と子の物語という側面も。
父との関係で一番不安定だったのは隼人で、和解したとはいえ幼少の頃からのわだかまりを自分の中でキレイに消化するにはまだかかるだろうと感じました。親子関係以外も苦労の多い青年ですし。
だからミチルさんや仲間が側にいる安心感が良いですね。

竜馬と弁慶は父を尊敬しているのが対比になっていて良かったです。特に竜馬は父親に認められる展開も本編内で済ませていて、とても綺麗に描かれたと思います。 {/netabare}


【ツイッター感想】
{netabare}
東映版G見てます。OPのゲットマシン発進シーンとかゲッターチームの搭乗シーンとか激しく見覚えが…川越監督ホント好きなんだな

東映版は武蔵に比べて弁慶のクセがだいぶ強い。元気ちゃんが出番が増えて可愛らしいのは良いけど。
子供好き動物好きって設定でよくここまで振り切ったキャラ作ったな…(困惑)

鬼と普通にタイマン張れる竜馬と隼人すげえ
漫画版の二人は身体能力凄いって言われまくってて実際そうだけど東映版もあんまり変わらないですね…

Gになってメカバトルの演出の印象がだいぶ変わった感じだ。初代はちょっとおもちゃっぽい感じがすごい楽しかったしそっちも凝ってたんだけど、Gは戦闘ガチ寄りというか。上手く言えないけど。

東映版G第6話、隼人めっちゃ普通の男の子だな…。次回予告でネタバレしすぎなので覚悟はしてるけどなんとも…
隼人、お父さんとは和解できそうだけど中学生くらいでお母さんも亡くしてるし今回もこんな話だし…薄幸キャラかな…?
隼人、どんなに辛くても自分から仲間に打ち明けないのは変わらないな。まあ竜馬は付き合い長いから察してる感じあるけど、弁慶はどうなんだろ。
Gは全部の形態が飛べるし戦闘中に変形あまりしないから、演出の方向性としては機体特性よりパイロットの長所を活かす感じなんだろうか…?

弁慶お父さんのことで突っ走るのは子供らしくてちょっと可愛いんだけどさすがにやりすぎ(笑)
好きな相手のことになると抑えがきかないんだなあ
いやでも身体能力も行動の早さ激しさもこの親にしてこの子ありだな…
うーんこの回はやっぱりポセイドン出してほしいよね

白骨鬼もしかして野沢雅子さん…?親子の話が多いの好きだなあ
ミチルさんの行動力がマジヒーロー。ヒロインは元気ちゃんだよねこれ?

母と娘とヒロインの話はなかなか珍しい。白骨鬼は仲間を殺しているし帝国には帰れないのもわかっていたんだろうな。王道かつちょっと捻った関係性が面白い回だった。

恐竜帝国は結構人間くさいキャラ多くて生存競争だから仕方ない所もあって敵とはいえ愛着もあったんだけど、百鬼帝国はギスギスしてるし同情の余地がないし攻撃の容赦の無さもあって、敵を倒しても胸が痛くならない敵組織ではあるよね。

東映版G10話
百鬼帝国の攻め方がガチ。戦争の感覚がスタッフの中に残っている感じは変わらないものの、百鬼の目的は版図拡大・侵略戦争という印象のせいで猶更シビア。
敵も味方も日常描写がほとんどなくなってるのも大きい。
それにしても八奈見さんの声好き。弁慶とブライ大帝両方やってるの凄いな…。


東映版G11話
めっちゃ面白かったけどなにこの後味の悪さ…自雷鬼ぃ…
ヒドラー元帥ホント酷い…
幾重にも張られた作戦も見事だったけどメカバトルも良かった


東映版G12話
君ら本当に日本の高校生ですか?アメリカに行って作戦行動するのもだけど身体能力もだしゲリラみたいな感じになってない?

コマンドマシンの歌あったっけ…?めっちゃ良い歌声ですね。
東映版ってミチルさんとコマンドマシンの活躍が無いとゲッターチームどっかで詰みそうなんだけど当時はヒロインって皆こんな強いのかな…


東映版G13話
早乙女研究所が襲われるのはすでに様式美の域
牛若丸が主役かな?って思うくらい鷹が格好良いな…

武蔵の時には特攻はアカンという話になったと聞いたけど、もしかしてそれで鷹でやったんだろうか。ゲストキャラだとちょくちょくあるからあまり信ぴょう性無い気もするんだけど


東映版14話
今回元気ちゃんかわいいな。ていうか子供がかわいい。そしてミチルさんがセクシー。最近和子さんの登場が多くて嬉しい。
にしてもこのラスト当時としてもショッキングだったんじゃないかなあ…
ラストで処刑のシーンと花火の演出が…きついです…
早乙女研究所が動く所とかも背景動画凝ってる。


東映版G15話
ミチルさん元々スイミングやってる設定だったのか
早乙女博士の普通のお父さん的な所久々に見たな…

胡蝶さんほんと美人に描いてる。そして嫌な女に描いてる…3人とも骨抜きにされてるし誘惑の能力でもある?

ゲストの女性キャラこれまでほとんど(全員?)死んでるけど色々パターン変えてて比較がはかどる。
最初はゲストヒロインが死ぬ話多すぎてあんまり好きじゃなかったんだけど、捻り方とか工夫が見えて面白いし恐竜帝国と百鬼帝国の差分もアプローチの違いになってて良い。


東映版G16話
鉄甲鬼見覚えあるなって思ったらスパロボだ…Zだったような気がする。
回が進むにつれヒドラーがえらく小物というか酷い上官になっていくような…。無能なだけならまだしも優秀な人材が無念のうちに失われていくの見てて辛いんですけど…

Gになってからだいたい初手がドラゴンなのはバランスタイプで様子見してから攻略しやすい形態に交代するってことなのかな?
今回作劇作画ともに重要回の貫禄でしたな


東映版G17話
コロが生き残ったのは嬉しいけど百鬼とはいえ地虫鬼は生き残らせたりしないのは子供とはいえ敵だからだろうなあ。今の感覚とは逆なんだなって思う。

東映版G18話
早乙女研究所どんだけ襲撃されるんだ…

なんかこういう所リアルだよね…本拠地わかってるんだから攻撃されないわけないじゃんっていう


東映版G20話
ポセイドンがカーンっぽい姿に!!
死んだ仲間のためにゲッターに挑んだ大輪鬼良い人だ…
そしてヒドラーの評価下がるわ…
百鬼って作戦自体は良い所行くのにヒドラーが獅子身中の虫すぎる。元ネタが元ネタだけに格好良く描くのに抵抗感があるのかもしれないけど。

今回めずらしくつづいた!


東映版G21話
危機的状況がめっちゃ続く。それでも早乙女研究所って危機管理能力が凄いというか「こんなこともあろうかと…!」みたいなのが面白い
隼人、身の安全を第一に考えろって言われても絶対言う事聞かなさそう…
バッティングするポセイドン器用
この回でヒドラーが死んでればな…って思うのとヒドラー居なきゃゲッターチーム勝てないかも…って思うのと半々なのが酷い…
それはともかく久々にハーモニカ吹く隼人、照れ隠しっぽい


東映版G22話
弁慶がアホの子だった…
いざというときは結構格好良いのに(笑)

東映版G23話
雷でキャラクターの顔を白く演出するシーンが何回もあって特徴的な回だな
戦闘もお話もすごい凝ってた。最後の通信越しの会話も好き。
シャインスパークが追加されてからドラゴンだけが活躍する感じだな…


東映版G24話
最初からクライマックスって言うかいきなり漁師の親子が受難してるのなんなのもーーー
3人で潜入工作とか…いっつも思うけどゲッターチーム3人とも精神肉体共にすごいタフ…
カツヤくん敵討ちできたのは良いけどお父さん亡くなったのやっぱり悲しい
最初は武蔵と弁慶の差別化で戸惑う所も多かったけど放送が長くなるとキャラクターも動くようになるんだろうなって感じる。


東映版G25話
東山博士えらい渋い美形だな…
この回作画が良いというか、毎回良いんだけど人物の線の感じとか凄く描き慣れてる人なのかなって気がする

早乙女博士といい東山博士といいこの世界の研究者は覚悟決まりすぎ…
まあそれを言ったら人間に近い見た目の百騎兵に迷わずマシンガンぶっ放せるミチルさんもか…

ゲッターライガーの活躍が少なくて中継ぎみたいな感じになってるのは確かなんだけど、隼人が根性見せるシーンになることが多くて嫌いじゃない。ただ玩具販促アニメとしてはちょっと勿体ない感はある


東映版G26話
百鬼衆って交通事故遭うんだ…(困惑)
敵の幹部が人間社会に深く食い込んでるっていうのをやりたいんだと思うけど、下っ端じゃなく幹部っていうのがちょっと笑いを誘うな…

新宿の目ってこの頃は出来て6年くらい?コンクリート・レボルティオでも見たけど確かに印象的なオブジェだよね。アニメで使いたくなるやつ

スタッフは隼人に恨みでもあるのか(泣)
漫画版の竜二のエピソードから発案されたものなのかな…?時期を調べないとわからないけど


東映版G29話
神一家本当に災難ばっかりだね!?

竜馬が輸血に協力するときに水臭いことは言うなよって言うの良いなあ。早乙女研究所のメンバーって単純に役割が決まってる訳じゃなくて、隼人が冷静さを欠けば他の誰かがフォローするし逆もあるって感じが良い。長期アニメだから出来ること。
あれ?口笛あった??サブタイトル口笛って入ってるけど…
ED見てて口笛みたいな音が入ってるので思い出した


東映版G30話
結構前からだけど隼人って直感が強いんだよな
気に入らないっていう台詞出るとたいてい当たってる

科学考証は置いておくけど、東映版はやっぱり科学のロボットだよね。
トマホーク対決あるとは思わなかった。
百鬼帝国仲悪い…。勢力争いとかあるから尚更良い感じはないなあ


東映版G31話
竜馬とお父さんの会話とか無いのが意外。
以前の回で竜馬が早乙女研究所に残るのを許して、今回は一人前になったことを認めた流れだけど、竜馬自身が父親に認められたのを知るか否かはそれほど重要じゃないっていうのは昭和の作品だなあと思う。


東映版G32話
真夜中の哨戒任務を高校生にやらせるんじゃないよ!!
あと小さな女の子のスカートの中を見せるような作画をするんじゃないよ!!
当時は6歳やそこらの子供の下着なんて気にしなかったんだろうな…


東映版G33話
じりじりした展開が面白い回だった。百鬼帝国の容赦のなさもだし、竜馬が命令違反するのも好き。義侠心に駆られて出てはいるけど冷静だったし、博士がそれをわかってるのも良かった。まあ労った後にお叱りはあるんだろうけど、それも気の置けない関係って感じだ。


東映版G34話
また浅間学園の運動部が被害に遭うのか…毎回可哀想だよ~。そういえば弁慶は野球部のキャプテンでしたね…学校生活シーン少なすぎて忘れてるよ(;´Д`)

今回作画好き。格闘戦にせよ野球シーンにせよアクションが上手だ。走る動きだけでも見てて楽しい。メカも良い。

元気ちゃん見抜いた!隼人、終盤はもうクール系で性格安定してて積み重ねだなって思う。潜入工作の作戦とかも3人いるのは作劇としてはシンプルなんだけどそこが良い。

チャンバラ始まった…ちょっと格好良すぎない??やっぱりゲッターだなあ(何?)
影とはいえ敵が3人だからタイマンになるかと思ったけど混戦魅せてくれたの面白かった。


東映版ゲッター見てると昭和の子供向けは子供向けじゃないですねって言いたくなるな…これが子供向けなの昭和って恐ろしい時代ですね(白目)

生身の格闘戦は昔から大好きだけど、敵と牽制しあう一瞬とか技の応酬とかレイアウトとかで燃える人間で、作画枚数とか打ち合いが激しいとかはまた別腹だなあ。ゲッターは全体的にその辺が好みらしくて、時代もあると思うけど演出の系譜が川越監督にまで引き継がれてる感凄い良い。好き。


東映版G35話
百鬼衆の何人が改造された人間なのか不明だけど、牛餓鬼と牛剣鬼が親子そろって改造されたならめっちゃ悲しいんですが…
あとヒドラーは黙ってて

早乙女博士に牛剣鬼が百鬼帝国にしては正々堂々としたヤツとか言われちゃうの大体ヒドラーのせいでは…と思ったけどまあ百鬼は7割方卑怯ですね…

竜馬は何話か前に父親との話があったので今回にも繋がってる感じがあるの良い。息子に戦う事しか教えてこなかったって牛剣鬼にはっきり言っちゃうのは竜馬の若さだけど、自分は父親に剣道以外に精神的にもいろんなものを受け継いでいると感じるセリフだ。
同時に戦時中のことを知っているスタッフや脚本家が視聴者の子供達に伝えたいことなんだろうな…


東映版G36話
子供と動物ダブルで持ってくるとか弁慶回ラストとしては適切な判断ですね!?
ウサギに偽装した爆弾を投げ捨てるミチルさん判断早い…カッコいい…
元気ちゃんに責められた隼人の顔情けなくてめっちゃ好き(笑)


東映版G37話
あと2話~
知力、戦力、組織力を束ねた総力戦って感じ。雷電鬼めっちゃ格好良いし今回も作画すごいなあ
会話シーン見てて隼人のしゃべりって江戸っ子っぽいなあと。一番都会っ子かなあやっぱり。竜馬は九州男児だし弁慶はきっと田舎でのびのび育った子。
多分合体百鬼ロボットが最後の敵だと思うけどここで相手も合体で来るのは熱い。最終決戦って感じだ


東映版G38,39話
昭和のアニメらしく詰め込み方がすごい。チームの人間関係とか隼人やミチルさんの行動とかヒドラーの執念深さとか…
バトルも息つく暇がないし。早乙女研究所容赦なく壊されるよね…
ライガー、隼人搭乗時活躍に恵まれなかった感じが…一撃離脱戦法が一番活かせるんだろうな。ミチルさん搭乗時の方が活躍してる感悲しい

隼人の仇討ちって意味ではライガーとミチルさんの怒りとか一体感が出ててこのシーン自体はかなり好き。ただここまでに隼人とライガーがもう少し活躍が多かったらもっと良いシーンになっただろうとは思うけど

百鬼帝国の拘束具力任せに壊す隼人すげえ
隼人あの状況でよく生きてたね!?良かったけど!!

ミチルさん最後まで戦う女性だったな…

東映版G見終わって
Gになって日常描写がだいぶ減ってしまったのは勿体なかった。研究所内の関係性が好きなので気になるほどではないんだけど、4人とも高校生らしい所がもう少し見たかったかな
全体的に和やかではあったけど常に描写が戦時下みたいだからなあ…

一言で言えばとても好きだし面白かった。

今更だけどネオゲッター3の足のエネルギー噴出で敵を迎撃するシーン思い出して、ポセイドンの形状を踏襲しているのを改めて実感した。
ネオゲッターロボって並べてみるとゲッターGの形状に近いんだよね。色で混乱させられるけど、実は3形態全て似てる所が多い。見比べてみると面白い。 {/netabare}
(2021.11.21)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヴァージョンアップ

現代では第2期として、好評を得た作品の続編が多数放映されている。好評を得たからこその続編で、2期製作チームにとって1期は超えねばならい壁として立ちはだかる。特にロボット物はそのビジュアルレベルで、既に勝負が始まっている。そんな中、ヴァージョンをアップがどんなものかを見せ付けられた「双璧」がゲッターロボGとグレートマジンガーだ。この2作のヴァージョンアップの良さは共に原型(1期)の姿を残しながら、しっかりとディテールがメジャーチェンジしている事だ。2本の角であった1期に比べ、Gでは5本に増え頭全体を覆うような感じで、獅子のたてがみを彷彿とさせた。また武器の斧はありきたりの斧から双頭へと進化を遂げた。そして私がGで一番強く感じたのがマントが風にたなびいていた事である。そもそも何故ロボットにマントが必要なのか?と言うところには着目せず、激しく揺れているマントに格好良さを感じた自分が愛おしい。(まさに若気の至り)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不滅のマシン ゲッターロボ

恐竜帝国よりも強大な敵、百鬼帝国の出現により、元々戦闘用じゃなかったゲッターロボを
戦闘用としてパワーアップさせたのがゲッターロボGです(゜ω゜)

ちょいと調べてみたんですが、百鬼帝国って地下組織とかじゃなくて、れっきとした
新興国家なんですね(゜Д゜)
 
早乙女研究所が行ってるのは、紛れも無い戦争行為になっちゃうんだけど・・いいのかな?(゜Д゜)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

61.6 5 1975年春(4月~6月)アニメランキング5位
みつばちマーヤの冒険(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (18)
92人が棚に入れました
とある古城の下にみつばちの巣(お城)があった。そこで生まれ育ったマーヤはやがて、外の世界に出てみたいと思いが生まれてきたのだった。彼女は、毎日毎日同じ事の繰り返しのお城での生活が、馴染めないのだった。ある日マーヤは、隙をついて逃げ出し親友のウイリーと一緒に外の世界で生活していくことに。バッタのフィリップとの出会い、自然の中で繰り広げられる騒動などいろいろな事を通してマーヤとウイリーは、一歩ずつ成長してゆく…。

声優・キャラクター
野村道子、野沢雅子、永井一郎、麻生美代子、川路夏子、坪井章子、たてかべ和也、キートン山田

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

まぁまぁの傑作!

・現在の声優界を作った伝説の声優勢ぞろい
悟空の野沢雅子、旧スネ夫の肝付、旧しずかの野村道子、旧ジャイアンのたてかべ和也
バカボンやウメ星デンカでめちゃくちゃ個性的な演技だった、声優創世紀の重鎮、永井一郎
ウメ星デンカでデンカを演じ、ハイジ、コロ助の杉山佳寿子
サザエのタラちゃんやバカボンのはじめちゃんの貴家堂子
サザエの花沢さん、ちびまる子の山田、バカボンでバカボンを演じた山本圭子
そして大山のぶ代もちょい役で出ている・・・これはめちゃくちゃ貴重!!びっくりした
日本声優創世紀の柱となった声優だらけ
すごすぎる!!
特に、旧ドラえもんメンバーがのび太の小原乃梨子を除いて揃っているのはすごい!!
小原乃梨子も自分が気づかなかっただけでいたかもしれない

ちなみに永井一郎はあの「バッカモーン!」「左様」の磯野波平です
野村道子も2代目ワカメだね
大山のぶ代は初代カツオだし
サザエさんメンバーかなり揃ってる・・・

・1970年のみなしごハッチから5年後、1975年の新ハチアニメ
みなしごハッチとは一切関係ありません
恐らくハッチのヒットから触発されて出た新ハチアニメ?
ハッチは♂だと思われるが
マーヤは♀

・昆虫が苦手な人はけっこうきついかもしれない
ハッチと違って、あまりデフォルメ化されていない
ミミズなどは「そのまんま」である
ムシが苦手な人はあまりおすすめしない

・道徳趣向が強い
生活習慣や食料の違いからトラブルになったり
容姿や特性の違いからトラブルが起きる
まさにこの世の縮図・・・
それがどうおかしいのか、それがどうダメなのか
どうすればいいのか、どうすれば解決するのか、
いわゆる「道徳」のような話が多め
そういう意味でハッチより少し子供向けかもしれない

・ハッチとの違いその1
ハッチとの最大の違いは・・・ずばり!人間が出てきます
そしてがっつり関わります
ハッチでは人間どころか、人間の痕跡すらなかったんだが
このアニメは人間も人間の家も出てきます
新鮮!

・ハッチとの違いその2
マーヤはけっこう好戦的
ここもハッチとの大きな違いかな
ハッチは平和的で温和な性格で、戦闘はできるだけ避けていた
(自分と仲間の命を狙ったり、障壁となる動物には容赦はないが・・)
マーヤは真逆
好戦的で、自分をバカにしたハエをガチで殺そうと延々追いかけ回すほどやばい
頻繁にケツから毒針を出し威嚇する
ハッチなら逃げていたであろう場面でも、マーヤは戦うことを選択する

・ハッチとの違いその3
敵対する昆虫と仲が良いことがある
ハッチでは敵対する昆虫(自分たちを捕食する昆虫たち)とは最後まで敵対しっぱなしだったが
マーヤではトンボやムカデといった自分たちを捕食する他の昆虫と仲が良い

・ハッチとの違いその4
強い!
ハッチや仲間たちはそれほど強くなかった
敵と戦うときも、道具を使用して倒していたが
マーヤたちは単体でもやたら強い・・・
蜘蛛の巣など簡単にぶち破るバッタや
主人公たるマーヤも毒針を使用し、敵を追い回す
天敵であり、最大の難敵で、絶対的な存在である人間を「ハチ」という理由だけで
追い払うことができるのも強力!!

・ハッチとの違いその5
上にもチラッと書いてるが
ハッチ世界は文明がけっこう発達していて
鉄製の武器、鎧にカブト、投石機、船など武器や乗り物があったが
マーヤ世界は武器や乗り物などはハッチに比べて多くはない
一応カブトや槍などの武具はある
あとハッチ世界に比べてだいぶしょぼいけど船や籠もあったな

・ハッチとの違いその6
ムカデやミミズ、かたつむりなど「地を這う系」の昆虫がけっこう出る
ハッチでは、よくわからない毛虫がいたくらい・・・

・ハッチとの違いその7
ガッツリ食われる
ハッチでは昆虫が他の昆虫に捕食されることはなかった、と思う、たしか・・・
いつもギリギリで助けが入ったり、間一髪逃げ出したりしてたはず
だが、今作はそうではない
ふつーに食われる様子が描かれたり、殺された毛虫が大量に横たわっていたり・・・ひえっ!

・ハッチと同じところその1
いつもいつもクモは敵
かわいそうwww
トンボやムカデだって他の昆虫を捕食するのに、なぜかそいつらは仲間

・ハッチと同じところその2
頭はいい
「陽炎」の仕組みを理解していたり、「殺虫剤」の存在を知っている
様々な知識があり、頭は人間並みにいい
ここはハッチと共通している

◯よい

・マーヤは熱血漢ならぬ、熱血少女
旧しずか役の野村道子がついている、熱血主人公!
好戦的で怒りっぽいところはあるが
困っているものがいたら、もうなにかしてあげないわけにはおられない
それが天敵カエルであっても変わりはない
どんな嘘をつかれても笑って許す

・フィリップの存在
とのさまバッタ
声優創世紀時代の重鎮、永井一郎がついている
マーヤと、マーヤの親友ウィリーの師匠で、
マーヤとウィリーの育ての親&巣の外のことを教える優しい先生がカサンドラ先生だとしたら
フィリップは厳しい自然の先生
カサンドラ先生ほど過保護ではなく、教えることを教えたら後はもう自由

カエルがハチにとってどれほど危険かを教え、
「これでカエルのことは教えた、この先は君たちの勝手さ
カエルに近づくのも遠のくのもね」
と、カエルを前に立ち去ってしまう

カサンドラ先生ほど弟子たちの命に関しさほど気にしないが、
教えることはきっちり教える
けっこうかっこいい

・おもしろおかしいウィリー
マーヤの相棒
言わずと知れた名声優、野沢雅子がついている
やっぱめちゃくちゃ声が個性的だなwww
気が弱く戦闘力も低いが頭はいい(でもマーヤのほうがいいと思う)
いつも逃げてばかりだが、仲間のピンチには震えながらでも助けに飛んでくる
マーヤが困っているとウィリーがアイデアを出し
ウィリーが困っているとマーヤが助けにくる
持ちつ持たれつのいい関係
ハッチにも相棒的な友だちはいたけど、たまにしか出てこなかった
だがマーヤはこのウィリーが常に一緒
とても楽しいいいキャラだった

だが欠点がある
「わるい」で書く


◯わるい

・別に冒険していない
ハッチでは様々な地域を飛び回っていて、まさに冒険って感じだったが
マーヤは同じ場所をぐるぐる巡ってるだけで、別に冒険していない
「日常アニメ」と言ってもいいのではないかな
よく考えたらマーヤが巣から出た目的は「巣の外を飛び回りたい」という理由だけで
別にハッチのように誰かを探したり、なにか大きな目的があるわけではない
なので毎回のように知り合いに会う
タイトルは「マーヤの冒険」というタイトルだが、「マーヤの日常」と改名してもいい

・アリの声が聞こえづらい
アリの声がめちゃ高音でかなり聞き取りづらい
これは失敗だろ
マジでわからんときがある

・うざいウィリー
マーヤの相棒
全てに怯えている
明らかにミツバチに害のない他の昆虫にも怯えている
マーヤと仲良くしている昆虫にも怯えている
怯えすぎてちっとうざい

・絶対に「殺し」は許さないマーヤ
昆虫殺しは絶対見逃さない!!
日々パトロールのように飛び回る

マーヤは、自分と仲良くしているアリが、(初対面の)ハエを殺そうとすると
ブチギレてアリを威嚇する・・・
アリはビビってハエを逃がす・・・

アリジゴクがシロアリを殺そうとすると
ブチギレてアリジゴクの罠である穴を蜜で塞いで妨害する・・・

ハエがハチの幼虫を殺そうとすると
ブチギレてマーヤは罠を作って妨害する・・・

昆虫の卵を持ち去った他の昆虫を追い回し
「逃さない!!」とブチギレる
ちなみにこの「他の昆虫」は別に卵をパクったわけじゃなく、完全な勘違い
別の昆虫に止められてなければ、この卵は野ざらしにされ死んでいただろう・・・
ただのバカ

友だちだろうが、初対面だろうが、絶対に殺しは許さん!!
その姿はまるで警察!
師匠であるフィリップが「仕方ないことなんだよ」と、弱肉強食の真理を説明しようとすると
耳をふさいで「聞きたくない!(笑)」と逃走する・・・

また、こいつは初期、自分を他のハチと勘違いしただけのハエを刺し殺そうと追い回していたし、
上にも書いた友だちのアリがハエを逃さなかったら
好戦的なマーヤのことだし躊躇なく刺し殺していただろう・・・
そして自分に害をなすスズメバチを殺しまくるwwww

・スズメバチ、クソザコ・・・
ハッチではスズメバチは別に大した敵ではなかった
ハッチは1匹でスズメバチ数匹倒してたし
だが、このアニメではスズメバチは絶対的な天敵として長く君臨していた
終盤までは・・・・

終盤、マーヤたちの城を襲ったスズメバチ集団は都合よく弱体化し頭もパーになる
そしてマーヤが罠にはめて殺しまくるwwww
がっかりすぎるだろ
もっとどしどし戦うのかと思ったら、ただのバカになって殺られまくり
なんじゃそりゃ!!

◯THE VERDICT

9/10

まぁまぁの傑作ってとこ
個人的にハッチの方がだいぶ良かった!

・後半は徐々に失速!!
後半以外はよかったんですけどねー
最終話が迫るごとに微妙になっていった
でもま、楽しかったよ!

・人間を殺しかけるマーヤ
マジです
人間の子供を針で追いかけ回し、崖から落としかけるwwwww
こんな場面をお目にかけれるとは・・・
実質マーヤは人間に勝利したと言える

・伝説声優勢ぞろいの中でも一際目立っていたウィリーとフィリップ
野沢雅子と永井一郎ですね
個性的すぎてすごい・・・
現在の声優でここまで個性的な声を出す人はいないと思う
大山のぶ代も目立っていたが、ちょい役だったから仕方がない
今の声優は「右ならえ右!」って感じで、上手いだけで個性がないんですよね
やっぱ声優は演技力より個性だわ!!

ちまみに波平の永井一郎とフィリップの永井一郎は声の質、演技ともにまったく違う!!!
同じ声優とは思えないほど

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

陽のマーヤ、陰のハッチw

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
「みなしごハッチ」のレビューを書いた勢いで、思い、、、出した! ので(笑)

こちらはドイツの児童文学(童話)が原作だけあって、冒険活劇といった色合いが強く、普通に楽しく観られます。

個人的には、ハッチより好きかもw でも、問題提起とか様々考えると、アニメ的にスゴいのは、圧倒的にハッチなんだよな、と(そして、トラウマという意味でも、ハッチの方が記憶に残ってますw)。

以下、ハッチとマーヤの違いです。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ハッチは基本的に、一人で困難に臨みます。冒険に出たのも、生き別れた母親に会うため。ハッチは硬派な?日本男児なんですw

マーヤは色々と手助けしてもらったりして困難を乗り越えることも多いです。そもそも、「ウイリー」という、仲良しの相方が一緒ですしね。旅に出たのも、「みつばち城の生活が退屈だったから」というもの。マーヤは明るいドイツ娘ですw

TV放送的にはハッチの方が早いけど、原作の発表はマーヤの方が圧倒的に先なので、その辺のゴニョゴニョはなんとも言えないですね。

まあ、ハッチとマーヤがどのくらい違うかと言うと、ZガンダムとZZガンダムくらいの作風の違いがあります(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 18

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

雨上がりの虹はとても綺麗ですね

主題歌はチータが歌ってたんだよね(゜-゜)
 
おてんばマーヤは退屈なお城暮らしから抜け出して外の世界に冒険に出かけます(゜ω゜)

ドイツの児童文学が原作だったんですね。
あの独特な絵柄も原作の挿絵か何かが元なんでしょうか?(´ω`)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

計測不能 6 1975年春(4月~6月)アニメランキング6位
ドン・チャック物語(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (8)
46人が棚に入れました
30年以上にわたり、東京・後楽園ゆうえんち(東京ドームシティ)のマスコットキャラクターとして親しまれる「ドン・チャック」を主人公にした冒険メルヘンアニメ。ザワザワ森の中心を流れるジャブジャブ川。そこには、ドン・アリストテレスとドン・チャックというビーバーの父子が暮らしていた。家族二人きりの父親は息子の健やかな成長が何よりの楽しみだが、チャックの方は遊び盛り。ビーバーの少女ララやウサギのミミ、小熊のダイゴたち森の仲間と、今日も元気いっぱいに跳ね回る。TVアニメ版もヒットし、1976年には続編シリーズも登場した。なお、もともとの後楽園ゆうえんち版ドン・チャックは微妙に顔が違っていたが、現在はこのアニメ版のキャラクターに合わせたビジュアルがスタンダードになっている。

声優・キャラクター
沢田和子、落合美穂、雷門ケン坊

計測不能 6 1975年春(4月~6月)アニメランキング6位
少年徳川家康(TVアニメ動画)

1975年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (5)
22人が棚に入れました
昭和期を代表する時代小説家の一人・山岡荘八の大河小説『徳川家康』の序盤部分をアニメ化した作品。時は戦国時代の天文11年。三河国松平家に城主・松平広忠の嫡男として生まれた竹千代。彼は6歳の時より、強国・今川家、同じく織田家の人質となる生活を送る。少年らしい日々も過ごせない竹千代だが、そんな彼の心を支えたのは、母・於大の方の深い愛だった。やがて14歳で元服。名を松平元信と変えた竹千代の前に、時代の流れは大きな激動の運命を用意していた。全26巻におよぶ長大な原作の内、家康(元信)が岡崎城に入城する場面までが映像化された。オープニングなどには、歴代の名作・東映時代劇映画から抜粋された実写映像が用いられている。

声優・キャラクター
小宮山清、増山江威子、井上真樹夫、花形恵子、柴田秀勝、内海賢二

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

OP曲だけは歌える(中身は・・・さて?)

一度も見たことはありません。
山岡荘八の小説「徳川家康」を元にした作品なので、結構しっかりした内容なのではないかと思います。

懐かしのアニメソングCDを聞いているうちに、OP曲のメロディーを覚えてしまい、カラオケで歌えるようになりました。
作曲は渡辺岳夫。巨人の星、天才バカボン、キューティーハニー、アルプスの少女ハイジ、機動戦士ガンダム、等々を作曲した重鎮です。
曲間に台詞が入るのですが、そこを情感込めて歌うのがポイントです。
この歌を歌っても、高校以来の友人(2人)しか喜んでくれないのが難点です・・・^^;

レビューがなかったので、こんなのでも、とりあえず書いてみました。
そもそも、これDVD出ているのかしら?

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10
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