1974年度に放送されたおすすめアニメ一覧 35

あにこれの全ユーザーが1974年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月25日の時点で一番の1974年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

74.3 1 1974年度アニメランキング1位
アルプスの少女ハイジ(TVアニメ動画)

1974年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (199)
1092人が棚に入れました
幼い頃に両親を亡くし、5歳になるまで母方の叔母のデーテに育てられたハイジは、デーテの仕事の都合で、アルムの山小屋にひとりで住んでいる、父方の実の祖父であるおじいさん(アルムおんじ)に預けられることになる。ヤギ飼いの少年ペーター、ペーターのおばあさん等の人々。子ヤギのユキちゃん、おじいさんが飼っている犬のヨーゼフやヤギのシロ・クマ、樅の木を初めとした、大自然に生きる動植物達。厳しくも優しく、懐の深さを感じさせるアルプスの大自然。何より、共に暮らすおじいさんを通じ、ハイジは様々な事を知り、学び、健やかに育っていく。

声優・キャラクター
杉山佳寿子、中西妙子、宮内幸平、小原乃梨子、吉田理保子

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

オール5の愛すべきアニメ♡

子供の頃からだいっ好きなアニメです。

キャラの中ではヨーゼフが一番好きで
クリスマスプレゼントにセントバーナードを頼んだんだが
当日親が買ってきたのはシマリスだったという哀しい思い出もwww
犬ですらねーじゃんっ!!。゚ヽ( ゚`Д´゚)ノ。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ(  )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚。

成人した今は自分で夢を叶えましたよ(。≖ิ‿≖ิ)ウシシ

部屋には等身大のヨーゼフのぬいぐるみもあります♡
まっ正直邪魔でソファー代わりになってまつがw
カナリ好きだという事はわかったでしょ??


皆さんこのアニメって日本で製作されたって知ってました??あの宮崎駿も参加してるんですよ♫
私は最近テレビでやってて知ったw(ヲィ


食事中に。
寝ている時のBGMとして。
おいっこ等子供が部屋に来ている時に。

てなカンジで私の部屋ではハイジが何度再生されている事か・・・

金が貯まったら一度現地に行ってきます....φ(・ω・` )マジで


子供にも安心して見せれる作品です。
大人も勿論楽しめます。

皆も観なさい!!ってかDVD買いなさいwww

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

クララが立つ結末は有名すぎるから、別にネタバレでいいよね?

名作劇場の元祖にして頂点。でもハイジは正確には名作劇場ではない。
いまや世界名だたるスタッフが3週間の海外ロケを行なった伝説の作品。現地の映像を見ればわかるがそのまま。
そのおかげで美しいアルプスの情景と音楽が劇中を終始彩る。

物語はアーデルハイドこと『ハイジ』が祖父のアルムおんじに預けられるところからはじまる。
初期はヤギ飼いのペーター、おんじとの心の交流を描く。
その後有名なクララ、大人気キャラのロッテンマイヤーさんが登場。
ハイジがクララの家に住んだり、最後には再びクララがアルムにやって来る。そこであの名シーン。

ここで重要なのはこのくだりの本質はクララが立つことではない。またクララはハイジのように自由に走れるようにはならないと聞いたことがある。まぁ演出の受け取り方次第でどちらでも解釈していいんだろうが。

彼女はハイジを通じ、アルムの人々との交友を深めることで奉仕の心と生きることの喜びを見つけ出す。立つことはそのきっかけと結果にすぎない。こちらが肝心のメインテーマ。

原作の前半だけを描いた作品だがあちらは宗教色非常にが強い。
執筆されたのが産業革命の時代であり、それに対する宗教的道徳も含めたアンチテーゼを示した。
同じような話なのだがアニメ版は無宗教、多神教な日本人らしくニュートラルな立場で、お涙頂戴でもない、非常にさわやかなテーマなのだ。
簡単に言ってしまえば説教くさくない。
世界中の人々はもうハイジといったらこの話しか思い浮かばないんじゃなかろうか。。。
原作の枠を超えて一人歩きしてしまった世界に誇る日本アニメだと思う。   


投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

Tnguc さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

【お気に入り】 心のデトックス

~
 アルプスの自然豊かな山々を駆け巡るハイジの物語。全52話。基本的にハイジが見たいこと、聴きたいこと、行きたいことを優先に物語は自由に繰り広げられる。それは、規則に縛られたフランクフルトの街でも変わることはなく、ときには人に迷惑をかけてしまう場面もあるがハイジの純粋な心はそんなことで折れ曲がることはない。それを、聞き分けのない子供と捉えるか、それとも徹底した子供の描写と捉えるかで評価が分かれるところだと思う。とくにフランクフルト編でのハイジは気が狂ったとも言える行動を起こすのでロッテンマイヤーさんと同じように嫌気がさした人もいただろう。しかし、そこだけを切り取って評価するには大変惜しい作品だと思う。気難しいけど慈愛の心を持つアルムおんじ、優しくて利口なセントバーナードのヨーゼフ、そしてアルムの雄大な山々に温かく見守れながらハイジは育まれ、その優しい心は、夕陽に照らされて金色に燃えている山のように、明るく輝いている。そんなハイジの行動は、アルムおんじの心を動かし、ペーターの心を動かし、クララの心を動かした。クララといえば、テレビで何度も取り上げられた有名なシーンがあるが、それ以外にも素晴らしいエピソードは沢山あってとても数えきれない。ペーターのおばあちゃんを通して映るハイジの優しさも、ロッテンマイヤーさんのクララに対する不器用な愛情も、ハイジとクララとペーターの深い友情も、どれもが胸を打つ素敵なエピソードの連続である。太陽の陽を浴びて健やかに成長する彼女たちを観ているだけで自然と笑顔になれる微笑ましい作品。最終回を観終えて胸がいっぱいになったとき、私の母が何度もハイジを観返していた理由が分かった気がした。子どもにも大人にも胸を張ってオススメできる不朽の名作である。

個人的評価:★★★★★(5.0点)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

69.4 2 1974年度アニメランキング2位
宇宙戦艦ヤマト(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (157)
810人が棚に入れました
西暦2199年、地球は謎の異星人国家・ガミラス帝国の侵略を受けていた。ガミラスは冥王星に前線基地を建設し、西暦2192年より、地球に対して遊星爆弾による無差別攻撃を加えていた。海は蒸発し地球は赤茶けた姿に変貌し、放射能汚染で地上の生物は死滅する。人類は地下都市を建設し、地球防衛軍を結成して抵抗を続けていたが、科学力の差の前になす術もなく、地下にも放射能汚染が進行し、人類の絶滅まであと一年余りと迫っていた。最後の地球防衛艦隊が、冥王星空域でのガミラス宇宙艦隊との交戦で壊滅し、人類生存の希望は完全に潰えたかに見えた。しかし、この海戦の最中に外宇宙から飛来した一隻の宇宙船が火星に不時着、通信カプセルが回収される。その中にはイスカンダル星から、「放射能除去装置・コスモクリーナーDを受け取りに来るように」との救援メッセージと、航海に必要な波動エンジンの設計図が納められていた。

声優・キャラクター
富山敬、納谷悟朗、仲村秀生、一龍斎春水、青野武、伊武雅刀、小林修、平井道子
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニメ草創期の名作<追記;最終回を観て>

日本アニメ草創期の宇宙冒険もの。
宇宙戦艦ヤマト2199のリメーク元です。
ガミラスの攻撃による人類滅亡まであと1年。
宇宙戦艦ヤマトはわずかな希望を抱き、ガミラスと戦いながら、救世主イスカンダルを目指します。

ストーリーとしては王道。
しかし、子供向けアニメが大半の当時としては、真新しい設定でした。
私も含め、今のオジサンたちは結構好きな人が多いかもしれません。

月から火星へのワープで服が透けるとか、波動砲発射時にはエネルギー充填120%とか、アナライザーが人間味あふれるとか、今思えば斬新ですね。

ラストのシーンは、ひたすら感動した記憶が。
あまりにもシンプルで、今でも強烈に心に残っています。

ED曲「真っ赤なスカーフ」、当時は単なる悲しい曲と思っていました。
ところが、歳を重ねた今では身に染みる曲であることに気づきました。
これほど悲壮感のあるアニソンは、タイガーマスクのED曲くらいです。

<冥王星の話>
手に汗握る冥王星での反射衛星砲をめぐる攻防戦。
戦いの大きなポイントとして、冥王星の衛星が登場します。
なんと、冥王星の衛星カロンが発見されたのは1978年。
1974年に制作されたこのアニメは、冥王星の衛星の発見を予言していたことになります。
当時、ホントびっくりしました。

<追記;最終回を観て>
今の薄汚れた眼で、最終回だけ観てみました。

ひどい作画です。
でも、突然クリアになります。
制作者の意気込みが感じられて面白いです。

ひどい演技です。
臭すぎます。
当時はそれが精一杯だんたんでしょう。

ひどい設定です。
無理やりですね。
{netabare}デスラーが消滅する場面がスイッチオンとは・・・{/netabare}
尺が取れなかったとはいえ、雑ですね。

ラスト、感動しません。
歳を感じますね。
純粋な心をもった子供の時にもどりたい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 53
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヤマト革命

時に西暦1974年9月、日曜ゴールデンタイムのTVCH覇権は妹に奪われ、
私は台所隅の小型モノクロ受像機で細々と「侍ジャイアンツ」最終回を迎える身であった、
かの名作アルプスの少女ハイジを擁し母親を味方に付け、
中学生にもなってテレビマンガ(当時はアニメという語源すら定かでなかった)、
エエ加減卒業セイ!等という理不尽な父親の目線、
ビデオ録画機一般家庭普及まだまだ先の話し、そんな時代、
そのアニメは放送された、

宇宙戦艦ヤマト
1974年2クール 企画原案 西崎義展 監督 松本零士 音楽 宮川泰 SF設定 豊田有恒 
メカニックデザイン スタジオぬえ アニメーション制作 オフィス・アカデミー


旧日本海軍最大級の戦艦、戦艦と言えば大和、
実力発揮することもなく悲劇的末路辿った戦艦である事は何となく知っていたが、
宇宙戦艦?戦艦が空でも飛ぶのだろうか?

タイトルバック、土の中から現れる船、艦首の穴?はナンダ?OP男声のアカペラ、
さらば地球よ、旅立つ船は、、、
白黒小型画面だけどいきなり魅せられてしまった事は覚えてる、
印象的だったのは劇中サーシャやEDイメージのスターシャ等の女性キャラ、
松本零士氏描く女性キャラは「男おいどん」から既知だったがとにかく独特で、
アニメで描かれたの初めてじゃなかったかな、
アニメにし辛い画だというのは当時ですら想ったけど、
{netabare}
遊星爆弾なるものが地球に降り注ぎ枯れ果てた海に埋もれた、{/netabare}

遥か昔の沈没船旧日本海軍戦艦大和の残骸、、、
再生?蘇り?二話で語られるのは戦艦として生まれてしまった大和の悲劇、宿命、
沈没船鉄屑大和から残骸削ぎ落とすように蘇ったヤマトは、
ノアの方舟?人類の希望?
ヤマトという艦名、当時(今でも)これはとても重要な事に感じた、
菊の御紋艦首に掲げ日本表す同義名与えられた日本の象徴船、
戦艦としての運命は悲劇だった大和がヤマトとして蘇り、
一縷の望み携え人類の存亡かけて十数万光年(←当時よく解ってない)だかの遥かな旅に出る?
こうしちゃおれん、物語佳境入りしたハイジに夢中な妹を、
人類の存亡がかかっとる!というもっともらしい理屈で(←どこが)押しのけ、
毎週家族の白い目線ものともせず視聴に至る、
波動エンジン?光の速度超える超次元航法ワープ?
波動エネルギー充填120%?タキオン粒子?電影くろすげ~じ?
艦首の穴の理由、船体そのもの砲身にするってか?なんじゃそりゃ!?
当時同時期放映されてたアニメとは明らかに異質であり謂わば画期的、衝撃的で、
とにかく毎回夢中で観てた、
音楽も素晴らしく、
破滅間近土気色地球憂う如く或いは希望というにはあまりにも果てしない、
そんな宇宙イメージそのものを詠う様な女性スキャット、
{netabare}
ヤマト発進阻止せんと目前迫る大型ミサイル主砲一閃、{/netabare}
爆炎の中旅立つヤマトBGM等涙物だった、
数年後改めオーケストラにて再録されたBGM集、
アニメ楽曲ものの草分けだが名盤だと想う、
本作低視聴率だった事もあり2クール終了という事らしかったが、
物語そのものはきちんと完結してた、

本作がヤマトブーム、ヤマト革命とも呼ばれるセンセーション巻き起こすことになるのは、
後の再放送が基端、日本全国各地でファンクラブなるものができ、
アニメ専門誌なるものが次々発刊され声優や制作サイド或いはかつての名作にも光があたる、
テレビマンガと呼ばれてたものがアニメとして一種市民権得たようなそんな時代だった、
本作TVアニメフィルムの再利用だったが1977年劇場版も公開される、
当時劇場でのアニメと言えば東映まんが祭りとかゴジラ映画の付録みたいなものばかりだったが、
本作起点に様々な長編劇場アニメも次々公開されるようになった、
本作自身もその後描き下ろしで劇場版二作三作、、、
或いはTV版ヤマト2、3等続編も制作されたが、、
商業的思惑等も垣間観えあまり触れたくないのが本音、

聞く処によると本作ハリウッドにて実写映画化決定だそうだが、
ヤマトが大和と引き離しイメージできない私にとっては、
私的残念な結果に終わった邦実写版以上に??なのが正直な処、
日本の象徴船戦艦大和の悲劇は歴史、
同戦艦からイメージされ希望の象徴として描かれた宇宙戦艦ヤマトは、
架空の産物なれど一種カルタシス的感慨懐かせる作品、
アニメ宇宙戦艦ヤマトはアメリカでも「Star Blazers」という名で放映されたそうだが、
大和でもなくヤマトでもYAMATOでもないものならやめてほしいのが正直な処、

余談的だが「宇宙戦艦ヤマト」、
ヤマトから派生したアニメブームまっただ中で制作された「機動戦士ガンダム」、
そして「新世紀エヴァンゲリオン」、
これら時代を著しく変えたと言われる革命的3作品いずれも、
初回放送時視聴率は散々殆ど話題にすらなってない、
理由?きわめて単純だが(人知れず)つまり観られてなかった知られてなかったが故、
その作品に偶然であれ何であれ、
触れ魅せられた人々(ファン)の口コミ、投書、反響、
作品本来の持つ魅力やパワーの正統認識の重要性、
「これスゲ~面白いんだけど誰も知らないんだよね~」
人知れずそのまま消滅あれば勿体ない話、
という事であにこれレビュー寄稿皆様に改め感謝な今日この頃。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 42

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

何もかも皆懐かしい

1970年代に放送されたSFアニメの先駆けともいえる作品。
地球を救う為に、はるか彼方にある惑星を目指すという壮大なストーリーは、ロマンを十分に感じ魅力的でした。
ワープしたり絶対的な破壊力の波動砲を放つヤマトを見た時は熱狂したモノです。
また敵役も含め登場キャラ達が繰り広げる人間ドラマには引き込まれ、作中に流れる宇宙を感じる音楽にはうっとり聞き惚れてしまいました。
昔のアニメなので作画が悪いのは当然ですが、第1話目のチャちな戦闘を見たときには、昔のアニメの懐かしささえ感じられました。
各話最後に表示された「地球滅亡まであと~日」という演出がとても印象的です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

67.1 3 1974年度アニメランキング3位
マジンガーZ対暗黒大将軍(アニメ映画)

1974年7月25日
★★★★☆ 3.8 (13)
66人が棚に入れました
永井豪原作のヒーローが競演するマジンガーシリーズ劇場オリジナル作品第2弾。今作のもう一方のヒーローはグレートマジンガーだが、この映画は同名のTVシリーズより1ヶ月以上も先駆けて公開されている。暗黒大将軍の命令によって、海底基地のゴーゴン大公が地球の中心都市に攻撃を仕掛けてきた。ニューヨーク、パリ、ロンドン、モスクワなど、大都市が次々と壊滅的な打撃を受けるなか、マジンガーZは東京を守るべく出撃していく。だが、超合金Zをも破壊する強敵には歯が立たず…。

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

破壊の美学、そしてニューヒーロー見参!

【視聴メモ】
1974年の『東映まんがまつり』の一作。
前年の『マジンガーZ対デビルマン』ではジェットスクランダーを放送中のTV版に先駆けて登場させ、
子供たちを歓喜させたが、今回はそれどころではなかった。
何と最終回を先に見せたのだ。
しかし『マジンガーZ対暗黒大将軍』。
このタイトルからこんな内容を想像していた子供はいなかっただろう。
途中まではいつも通り。
ピンチになっても最後は勝つ。
だが、不利な条件の重なった戦いではあっという間に大ピンチ。
というかもうボロボロ。
無敵のヒーローという地位を確立していたロボの無残な姿に映画館で見ていた私も放心状態。
ついにとどめの一撃。
「もうダメだ!見てられない!」と目を覆った瞬間に現れるグレートマジンガー!
そして流れる主題歌!
圧倒的な強さ!
固唾を呑んで見守っていた子供たちはこの瞬間、ニューヒーローに心を奪われた。
完璧なる主役交代。
70年代のロボアニメ映画の金字塔だ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

はっぽうさい さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメ史に刻まれる空前絶後の主役交代劇

マジンガーZは、ロボットアニメの金字塔であり、アニメ史においても非常に重要な作品です。

当時、駄菓子とタイアップしていたアニメ業界はどんどん縮小していたそうですが、
おもちゃ屋とタイアップして商品を売り出すという商業的展開を成功させ、
おもちゃ屋と共にアニメ業界を救ったと言われる作品でもあります。

そんなマジンガーZの放送は2年続き、当初武器も少なく、水中戦は苦戦し、
空も飛べなかったマジンガーZが追加武装、改造、紅の翼ジェットスクランダーのドッキングを経て、
強く強く、まさに無敵のロボットとなっていきました。

そこで本放送の最終回前に「東映まんがまつり」として上映されたのがこの作品
「マジンガーZ 対 暗黒大将軍」です。

上映時間は たった40分。

このわずか40分の間に、マジンガーZの勇姿と惨敗、
そして新たな主役であるグレートマジンガーの登場と、
マジンガーZの総決算とも呼べる1本となっています。

そしてなにより、製作者からのマジンガーZへの愛を感じるでしょう。
ラストシーンで佇む、
破壊されてもなお美しいマジンガーZの姿に。

主人公の兜甲児は、明るく優しい熱血漢の青年ですが、
敵勢力の強さ故に無敵であるマジンガーZの装甲も溶かされ、傷つき、修理もままならず
そして自身も、ひん死の重体である弟のシローに輸血をし、
心も体も、マジンガーZもボロボロの状態で最終決戦に挑みます。

その最終決戦前夜、兜甲児が亡き祖父と亡き父の写真を見ながら涙します。

「出撃することが恐い。
 でも僕は、マジンガーZと共に命をかけます。
 生死の間をさまようをシローを残して行く、わがままを許して下さい。」と。

そこには、あの明るい熱血漢の兜甲児の姿はありません。

そして最終決戦に挑むも敵の力は強大で、なす術もなく破壊されたその時、
「ブレーンコンドル」という掛け声とともにグレートマジンガーが颯爽と登場し、
無傷のまま敵勢力を完膚なきまでに叩きのめします。

ラストシーンでは、無傷のグレートマジンガーと半壊のマジンガーZが向かい合い、
一つの時代の終わりを感じさせます。

主役の交代劇を鮮やかに、かつお互いに華を持たせた本作のラストシーンは、
昨今のアニメシーンの中でもひときわ美しく、
アニメ史に残る偉大なシーンとなっています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

むしろ新しい・・・尋常じゃない

尋常じゃありませーん・・・っ!!テンション!!
マジンガーZは世代的にしらずゲームから入りました。
ロボナイスデザインはリアル派だったんだっ・・・!分かれよっ・・・!
スパロボに興味を持ったのって大人は質問に答えたりしない それが基本だになってから...なんですよね
衝撃的ロンッ‥‥!ロンッ‥‥! ロォー―ンッ‥‥‥‥‥!古いものって逆に新しいですね
前衛芸術化と矜持ました
クレヨン画OPでまず度肝を抜かれます
作中のバトルが熱いっ熱すぎる!
突如出現した戦闘獣の前に成す術も無くナイス壊滅していく世界の主要都市・・・
あえて日本は残しておいてくれています
絶望的ついにきたトホホな状況・・・・・柿ピーも買えないていたらくながら少しクスリときました
主役兜甲児が、敵を前にして怯えてるんですっ・・・!・・・死にたくないって。
こういう主人公のほうが見てて気分がいい...!
死を軽く扱うアニメが多くて、主人公が危機感もってないアニメがトゥスすぎます
獣魔将軍率いる戦闘獣軍団に
Zはぼっこぼこにされてしまいます
もう一度・・・ 生き死にの博打っ・・・!ぐにゃ~だな・・・意外にもこれをスルーでENDか・・・・・?(ざわ・・・ ざわ・・・)
なんかBGMはオルゴールだし。
そこに大爆音と光の演出と共にグレートマジンガー参上理解出来ないっ…!ここからの大甘さ・・・・逆転劇!ひぃ爽快バカなっ…!とどめはモチロン何故なんだっ…!ロンッ‥‥!ロンッ‥‥! ロォー―ンッ‥‥‥‥‥!犯罪的っ・・・!犯罪的うまさっ・・・!!ところを引き際っ…!勝ち逃げ…!分相応……!全てを飲み込む…強運…!かっさらっていた感の強いグレートですが、この・・・狂人がっ・・・!映画の主役は...あくまでZである事を強調している名誉挽回のチャンスをやろうか・・・・・・?シーン
痺れました
設定など小難しくないのですんなりみれます。昭和の名作ロボ物(ブツ)も時にいかがでしょう?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

66.0 4 1974年度アニメランキング4位
破裏拳[はりけん]ポリマー(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (23)
100人が棚に入れました
70年代前半、ブルース・リー映画ブームの熱気の中で制作された、タツノコプロのSF格闘アクション。ワシンキョウ市の一角に、私立探偵事務所を構える車錠。彼は国際警察のおこぼれに預かろうという、しがない探偵だ。だがその助手で見た目も凡庸な若者・鎧武士は、実は国際警察・鬼瓦長官の実子で、変身強化服を身にまとう正義の味方ポリマーだった。頑固な父に反発する武士=ポリマーは正体を隠し、今日も世の悪と戦い続ける。
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

青いブーメランパンツが超セクシー!

何やら2017年は漫画・アニメ原作の実写映画がラッシュですね。本作も溝端淳平くんが主演で5月に公開されるとか。世界観はどうやら変えてるようです。監督は坂本浩一さんですが実写「009ノ1」を見てると全然期待できない仕上がりになりそうです。
PV見た限りではガッカリ感がしますが若い人はどう思うのかな?

本作は1974年放映。映画「燃えよドラゴン」のヒットで世間はカンフーブーム(掛け声の怪鳥音「アチャーッ!」がブレイク。でもブルース・リーは前年’73に没)。
ブームに乗ってアニメでも何か出来ないかとして作られたのがタツノコプロの「破裏拳ポリマー」。タツノコ4大等身ヒーロー(ガチャマン・キャシャーン・テッカマン)の一つとして今なお語りぐさになってます。

・ギャグ(おマヌケ演技)
・お色気(パンチラ・乳〇も見える胸チラ)
・メカ&バトルアクション(悪党メカVSポリマーのTPO形態・ムチャクチャな格闘技)
・時代劇ヒーローパターン(登場時の口上“この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ。破裏拳ポリマーここに参上ぉ!”)
と結構てんこ盛りです。
{netabare}
世界観は無国籍。架空都市アメホン国(アメリカ+ニホンの造語)ワシンキョウ市(ワシントン+トウキョウの造語)で日々起こるコスプレ犯罪者集団の悪行に鉄槌を下すポリマーの活躍がみものです。

国際警察の鬼河原虎五郎(おにがわらとらごろう)長官の息子・武士(たけし)は共に正義に熱い想いはあるものの捜査の意見が違い犬猿の仲。
鬼河原長官:捜査・検挙の為ならば犠牲も止むを得ない。
鬼河原武士:人命を優先しない捜査は許されない。
折しもオレガー・スッテル博士(俺が吸ってる?)の新発明・重化合物質「ポリマー」を鬼トカゲ団が悪用の為に奪うという情報を聞きつけ、武士は単身オレガー博士の研究所に向かうが時すでに遅く研究所は炎上。
何とか逃げ出したオレガー博士を見つけた武士だが、博士はもう虫の息。鬼トカゲ団の追手が迫る中、博士は持ち出した発明品「ポリメット」を武士に託し正義の為に使うことを願い息を引きとった。
この単独行動を鬼河原長官に咎められた武士は勘当させらることに。

武士は鎧武士(よろいたけし)と名を変え、国際警察庁本部の向かいにある車探偵事務所に探偵助手として入り普段は使えない三枚目を装い、山場になると正義の超人「ポリマー」に転身して悪党どもをなぎ倒す。しかし正体は誰にも明かさず秘密にしています。
車探偵事務所の面々は、
車錠(くるまじょう):探偵長でハードボイルド気取りのオッチョコチョイのヘボ探偵。肝っ玉も小さくハッタリの拳銃は水鉄砲かライター。いつも国際警察を出し抜いて事件を解決し、名声を取りたがっている。
男爵(だんしゃく):ヤル気のない元警察犬のセントバーナード。視聴者に対してボヤキを呟いてばかり。ポリマーの正体が武士であることを知る唯一のキャラ。でも「犬」なので周りに知らせることができない(ワンワン)
南波テル(なんばテル):車探偵事務所の入ってるビルのオーナー。探偵事務所の家賃滞納に頭を痛めるも冒険好きなので何かと一緒に行動する勝気なアクティブお姉さん。ポリマーの大ファンで「イヤーン」担当。

基本ストーリーパターンは、
国際警察の会議室に武士が盗聴器を仕掛ける→国際警察の会議室で対策会議→探偵事務所で盗み聞き→国際警察を出し抜いていち早く現場に急行する探偵事務所一行(車探偵長・武士・テル)→事件進行→悪党に捕まる車探偵長・テル。こっそり逸れる武士→悪党のアジトで探偵長・テルが処刑寸前に高笑いで現れるポリマー→チートに強いポリマーの勝利→一件落着
というような感じ。

【「ポリマー」ムチャクチャ強ェェぞ】
オレガー博士が発明した高分子重化合物「ポリマー」。ポリマー粒子で作られた「ポリメット」を武士が被り、初期声紋認証で登録された武士の掛け声「転身!ポリマー!」によりポリメットから出る粒子が武士の体全体を被覆しポリマースーツを装着した「破裏拳ポリマー」に変身。
ポリマースーツは防弾・防炎・耐圧は当たり前。人間の筋力を数倍はねあげ、普段から空手の心得のある武士は独自に「破裏拳流」をつくりあげました。
破裏拳流:相手の動きや技の[裏]から打ち[破]る[拳法]らしいですが見ている限りでは[力]のゴリ押しに見えます。あと竜巻現象の一つ「ハリケーン」と語呂を合わせていているところが面白いです。ポリマー1人に複数の悪人が飛び掛かってもボコボコにされて吹き飛ばされていく様を表しているのでしょうね(吞み込まれたら吹き飛ぶ)。
それでも数で力負けしそうな時に出す気合の掛け声「ハァァァァリィキェェェェェェン(胸や手の甲の[P]文字が光る)」は子供心にはこちらも気合が入りそうでした。
そして編み出した必殺技の数々「真空片手独楽(しんくうかたてごま)」「反動三段蹴り(はんどうさんだんげり)」「幻影破裏拳(げんえいはりけん。[質量のある残像だとっ?BY:カロッゾ])」など。
さらに「新造人間キャシャーン」の「フレンダー」の如く5つのマシン形態で突貫体当たり攻撃。これで玩具売上アピールも万全!(でも当時あまり売れなかったように思えますが・・・)
各マシン形態の名前を叫ぶと全身のポリマー粒子が形状変化。
・ポリマーホーク:音速で飛ぶ小型航空機形態。
・ポリマーグランパス:大海原をいく小型潜水艦形態。
・ポリマードリル:地中を潜るドリルタンク形態。
・ポリマーローラー:道路舗装で使うようなロードローラー形態で敵を伸し烏賊に。
・ポリマーマシン:フォーミュラカー形態。あまり出番はなかった。
そんな無敵とも思えるポリマーもいくつか弱点があるわけで、ポリマー粒子が全身を覆っているので皮膚呼吸が全くできず活動限界が46分ほど。電磁フィールドが動力源なので極低温(-50℃)や長時間電流を浴びると変身が解除されてしまうことに。

’93年頃から始まったタツノコ・リメイク祭りの一つとして梅津泰臣キャラ・新房昭之監督(物語シリーズ)で’96、7にOVA化されましたが諸般の事情でリメイクは尻切れトンボの状態で終わっちゃいました(割と面白かったのになぁ){/netabare}

OPは勢いがあっていいですね。ダンダンダンダン、ディンダダーンあたりは未だ歌いにくいですが(後期になるとシメでポリマーが叫んでたような記憶があります)
EDもたまに鼻歌しちゃったりします。

「破裏拳ポリマーここに参上!」

あ~かい正義の、影ぇ~ひーとつー

闇を破って、あらわーれる~

せ~かいに危機~が迫る時ー

うーなる鉄拳、はーりーけんーーまぁ~くぅ~~

のさばる敵をひとひねりー

てんし~ん、てんし~ん、ポリマーマシン~

悪を~~斬るっ!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タツノコプロ色が強い!

『新造人間キャシャーン』、
『科学忍者隊ガッチャマン』の
系譜を受け継ぐ、タツノコプロ色の強い作品ですね。
ただ、、『キャシャーン』がシリアスだったのに対して
この作品はコメディ路線でした。
ただ、格闘技ものをイメージしていたので
主題歌等はすごい「気合」が入っています。
【これは2つの意味で、、、
1つはささきいさお氏の声が、
もうひとつは空手等の【チェストー!!】の
掛け声的な】
だから、正直本気なのか
ギャグなのか子供には分からない微妙な作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

推理?そんなものより徒手空拳だ! 

普段は車探偵事務所の助手として働く“鎧 武士”
しかしてその実態は・・・破裏拳ポリマー!

街にはびこる怪人たちを正義の使者ポリマーが打ち倒す、
“コメディテイスト”のSFヒーローアクション(公式)
{netabare}
ええ!? コメディアニメだったの?ポリマー!?

確かに、ギャグだけで言うとチャージマン研!に近い
圧倒的にポリマーのほうが面白いですけど。
(チャー研が1974春で、こっちが1974秋なんですね。)

タツノコイズムのカッコイイピッチリスーツに身を包み、
柔道と空手から編み出した自己流の拳法!

「破裏拳流」で悪の組織をなぎ倒す!!

ひと殴りで敵を天井に突き刺すほどのパンチ力を持ち、
特に説明もなく変身!(変形?)あらゆる環境に適応し
陸海空を網羅する。謎に包まれた無敵のヒーローなのだ!!!

なにより“強い”とにかく“強い”

RXがリボルケインを抜いた時のように。初号機が暴走した時のように。
ポリマーが、常に持ち歩く「ポリメット」をかぶったら・・

視聴者はこう思う  「・・勝ったな・・。」

実は本編でいくつか弱点が出てくるんですけど
その弱点は他のヒーローに比べて緩すぎないか?
とツッコミを入れたい(^_^;)

他にも、なんでピッチリスーツで色んな形になれるんだ?
と思ってました。そうか。。科学の力か・・
{/netabare}
天野喜孝キャラに大河原邦男メカデザインの
タツノコ黄金期の名作、破裏拳ポリマー!

『この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ!
 破裏拳ポリマー、ここに参上!』

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

65.2 5 1974年度アニメランキング5位
ゲッターロボ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (34)
192人が棚に入れました
早乙女研究所で開発されていた宇宙開発用のロボット、ゲッターロボ。しかし、太古の昔、人類よりはるか以前に地上を支配していたハチュウ人類が長き眠りより目覚めて地上奪回を目指して侵攻を始めた。ゲッターロボのエネルギー源として研究されてきた、人類にとっては未知の宇宙線、ゲッター線は実はハチュウ人類を地底へと追いやった元凶だったのである。ゲッター線開発を阻止すべく恐竜帝国の帝王ゴールは早乙女研究所を襲った。テストパイロットと共に実験機を失いピンチに陥る早乙女研究所だったが、浅間学園に通う正義感溢れる3人の高校生、流竜馬、神隼人、巴武蔵の協力によって戦闘用に改装されたゲッターロボが恐竜帝国の魔の手に立ち向かうのであった。

声優・キャラクター
神谷明、キートン山田、西尾徳、吉田理保子、富田耕生、菊池紘子、神弘無、野田圭一

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ひとつの理想は100万パワー

下校途中に雨が上がったりすると、みんなゲッター2になったよね(゜-゜)
 
謎の放射線「ゲッター線」を研究する早乙女研究所の作業用ロボットがゲッターロボ。
三機の飛行機「ゲッターマシーン」が合体することで、陸・海・空の3つの
タイプのゲッターロボになります。

ゲッター線の影響で、機体は大きさや質量まで変化し、なんとも御無体な変形をします。

おもちゃ会社は困ったでしょうね(^_^;)
 
スーパーロボットの中でも異彩を放つ作品ですね(´ω`)
ここから、様々なお話が派生してます(´ω`) 


 

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

タイトルなし

「三つの心が 一つになれぇばー」
凄い人気咲くになりました。『ゲッターロボ』のシリーズです。
「G」とか「真」とか「號」なんて有りまして、OVAもかなりの数が出ています。
kainの見たのは初代とGとリメイクの何か。
 とりあえず初代の話ね。
他のは・・・多分書かないと思うので、G以後の作品で言いたい事が有る人は、ここで存分に書き込んでいってください。

まずは歌ですね。
OP曲は凄くノリが好く始まります。
END曲もOPのように激しい曲です。

次に まだロボットモノ自体少ない頃なのに、これは いきなり合体ロボですよ!
この作品が初めてでしょうか?
 しかも三体のロボットが合体するのですが、合体する組み合わせによって、三タイプになるというのですからメッチャ凄いものです。
この時代に この発想は何年も先をいっていました。
 後の作品にも多大な影響を与えたのは間違い無いでしょう。 ドリルとかw

ストーリー自体は 今でこそ平凡ですが、当時は三人のパイロットという事で、それまでに無い話も有ったと思います。

それと主役メカが交代して、すぐに「ゲッターロボG」が始まったのですが、これも後に様々な作品がマネしていきますね。

このように、その後の多数の作品の元祖的な要素を多数創った 記念的な重要作品でもあります。

 でも「G」は個人的に あんまし ・ ・ ・

OP曲と 三段変形が好かったです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

永井豪のロボットのデザインセンス

あまり詳しくは無いので、ゲッター1~3のデザインが石川賢なのか永井豪だったのかは知らないのですがホントカッコイイと思う。
特にゲッター2ね。ドリルとデカいハサミが細身のボディに付いてる。
常人のデザインだったらドリルとハサミはゲッター3でしょw
子供の頃からゲッター2が好きでしたねぇ。
あとOPね。アツいです。これとバビル2世のopは今でもしょっちゅう某動画サイトでお世話になってます。
でも子供の頃の思い出はそれだけなんですけどね。

完全にヤラレたのは石川賢の原作漫画読んでからです。
ゲッターチームのメンバーのイカレ具合w
んで、ゲッター炉心引きずり出しての武蔵の最期。
痺れます。
だけど原作の完全に忠実なアニメ化って結局されてないんですよね。
ちと残念です。

石川賢と言えば、漫画の魔界転生。あれアニメ化したら面白いのになと思うんですが・・・・

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

64.3 6 1974年度アニメランキング6位
てんとう虫の歌(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (15)
73人が棚に入れました
『いなかっぺ大将』に続いてタツノコプロが川崎のぼるの児童向け漫画をアニメ化。健気な7人兄弟の姿を描く。 一週家は両親と7人兄弟から成る大家族。だがある日、両親は病気で死別。遺された小学6年生の長女・月見をはじめ、長男・火児、次男・水男、三男・木介、四男・金太郎、五男・土丸そして次女で末っ子の“ひよ”こと日曜子ら7人は、さまざまな現実に直面しながらも兄弟力をあわせて切り抜けてゆく。『ガッチャマン』の後を受けてスタートした本作は、前作と同様に2年ものロングラン放送となる。なお第68話には、『いなかっぺ大将』の主人公・大ちゃんがゲスト出演している。

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

てんとう虫の羽の上、仲良く並ぶ星なのさ

細かいお話は忘れてしまいましたが(^_^;)
両親を亡くした七人兄弟が一つ屋根の下、健気に生きるさまを描いたお話・・・だったような(^_^;)
 
あまり悲壮感を漂わせることなく、元気に明るい七人兄弟の心温まるハートフルホームドラマ
・・・だったような(^_^;)
 
いじめっ子が、ブラジル移民で大成したおじいちゃん家に引っ越すことになったエピソードって、この作品でしたっけ?(´・ω・`)
 
「いなかっぺ大将」だったかな?(゜-゜)
まぁ、そんな時代でしたね(´ω`)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 5

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日常系と呼ぶには設定が、、、

両親を事故で亡くした兄妹7人が
力を合わせて生活していく様を
描いた作品なのですが、、、、

日常系と呼ぶには少し設定がえぐ過ぎです。
7人の祖父は大富豪で、
7人を大切に思っているにも関わらず、
あえて自分から面倒を見ようとはせず
大豪邸の敷地内に、わざわざ7人の為に
バラック小屋を建てさせ、そこで生活させていた。

確か一番上の子で小学生6年生、
一番下の子は小学生前だったはず、、、
7人の生活費は上の姉や兄のバイト代だった。
(可愛い子には旅をさせろ、
と言うが流石にこれは、、、)

7人の名前が一週間の月、火、水、木、金、土、日に
絡めていた。
特に長女が健気だった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

64.1 7 1974年度アニメランキング7位
魔女っ子メグちゃん(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (32)
140人が棚に入れました
魔界の次期女王候補でライバル同士のメグとノン。女王にふさわしい資質を身に着ける修行のため、2人は人間界に送られ先輩魔女である神崎家と郷家の娘として暮らすこととなる。普通人を装って生活することになった2人の周囲には次々に騒動が発生し……。

声優・キャラクター
吉田理保子、つかせのりこ、大竹宏、山口奈々、はせさん治、山本圭子、千々松幸子

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

スケスケネグリジェ中学3年生

なぜかキャットファイトシーンばかり記憶に残ってる魔法少女アニメ

OPからパンチラで本編ではスケスケネグリジェ着用
主人公神崎メグの口調は「バカ野郎」「こんちくしょう」
立ってるだけでパンツが見えそうなオレンジ色のフリフリワンピースで、青いミニワンピースのノンとキャットファイト
白いパンツとブラだけで大暴れしているシーンも一度や二度ではない

72話もやってたという大人気シリーズ
サリー109話アッコ94話に次ぐ大ヒットとなった

絵もきれいで登場人物も可愛いので男女とも同じくらい人気があったシリーズ
メグちゃんの声の吉田理保子は、なんとまいっちんぐマチ子先生もやってたんです

東映魔法少女シリーズの最高傑作で異議ありませんね!!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

二つの胸の ふくらみは なんでも出来る 証拠なの

キューティーハニーの意図的な露出よりも、メグちゃんのチラリズムの方がリアルで
ドキドキしましたね(゜-゜)
年齢的にも、ちょっぴりおマセなお姉さんって感じでした(゜-゜)
 
「魔女っ子」の原点ですね。
ライバルとの競争、自己との葛藤、キャラ構成においても、後の作品に影響を及ぼした作品です(´ω`)
 
主題歌はイイですね(゜∀゜)
テンポを速くして、パンク調に歌えば、男の子でも熱唱できますd(`・ω・´)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

東映魔女っ子シリーズ最高峰作品

原作無しのオリジナルTVアニメ。

魔界の次期女王候補として修行のために人間界にやってきたメグのお話。タイトルは「魔女っ子メグちゃん」であり主人公は間違いなくメグなのだが、同じく次期女王候補であるノンの存在が本作では大きく、やや「W主人公」に近い感じもしなくもない。

近年の多くの魔法少女ものでは人間が何らかの経緯で魔法を使えるようになることが多いですが、それらとは異なりメグもノンも生来の魔女であり、出身の魔界は明確に人間界とは異世界という設定です。

が、魔界側から人間界に人を送り込むことは可能であるらしく、メグが人間として暮らす神崎家もノンが人間として暮らす郷家も、母親役をしているのは先輩の魔女だったりします。

人間に情が移って「魔法で人間を助けてあげたい」と考えるメグも、「魔法が使えない人間は下等種族だ」と考えるノンも根底のところでは「魔女の方が人間よりも優れている」と考えているとも解釈できて、メグとノンが裏表の存在であることで本作のドラマとしての魅力が増しているように思われます。

そんなメグとノンだがライバルとして反目し合うだけではなく、大きな目的のためには協力し合える理性的な関係でもあり、ストーリー的にはかなり面白いと思います。

ただ6クール(1年半)というかなりの話数の作品であるため、改めて全話観ようとすると大変かもしれないですね…。

2017.6.23追記:
私の知る限りでは、おそらく初めての「魔法少女同士がバトルする」作品です。しかも、この時点で既に「魔法を使用しない物理攻撃も辞さない(殴る、蹴る、掴む、etc.)」という原型が出来上がっているのもさすがという他はありません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 32

63.8 8 1974年度アニメランキング8位
はじめ人間ギャートルズ(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (42)
205人が棚に入れました
漫画家・園山俊二の『はじめ人間ゴン』と『ギャートルズ』を原作とする原始時代コメディ。まだ文明の影もなく、水平線がどこまでも続くギャートルズ平原。そこに原始人=はじめ人間が暮らしていた。その中の一家族の少年ゴンは類人猿のドテチンが友だち。お酒好きで怒るとこわいが、男らしくて優しい父ちゃんから狩りを学び、立派なはじめ人間に成長していく。カタキバオレマンモスやヒネモグラたちも、この時代の愉快な仲間だ。

声優・キャラクター
丸山裕子、肝付兼太、花形恵子、たてかべ和也

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

確か、ゴンたちは原人、ドテチンは猿人という設定でした。

原始時代を舞台にしたコメディ作品です。

なんだか、漫画盤、旧作、新作で設定がいろいろ変わってますが、
現在の最新の設定ではゴンたちはクロマニヨン人、ドテチンはゴリラという設定ですが、

本来の設定はゴンは石斧要するに打製石器を使ってた原人の筈です。
現生人類とほとんど変わらない、クロマニヨン人なら、もう少し、文明度は高い筈でしょう。

あと、ドテチンですが、間違いなく「猿人」の筈でした。
ある回で、ゴンたちが利用していた温泉が(ドテチンそっくりに描かれている)猿人たちに占拠されてしまい。
ゴンの父親が「ちくしょう、最近、猿人の奴ら知恵を付けてきやがった」というセリフは今でも耳に残っています。

ちなみに現代の原始人の区分ではネアンデルタール人が属していた「旧人」という区分は無くなっていて、
猿人→原人→新人という区分になっています。
ネアンデルタール人はこんにちではクロマニヨン人と同じ新人に区分されており、脳容積はクロマニヨン人より高かったにも関わらず、
「喋る」能力がクロマニヨン人より著しく劣っていたため、クロマニヨン人に滅ぼされたというのが定説化しています。

また、作品とはあまり関係ない話しを書いてしまいましたね。失礼・・・

追加 ドテチンが猿人からゴリラに設定変更されたのは、やはりそうしないといろいろ倫理上、問題があるかららしいですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

あにめじさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

マンモーの肉。骨付きの。

マンモスを狩ってすぱーんと輪切りにするとどこを切っても金太郎飴的に真ん中に骨があって周りにお肉がついている。
あれが食べたくて食べたくて。
あと原始時代だから(なんでやねん)石のお金、しかも身長よりも大きいの。とか、叫び声が岩になって落ちてきて、遠くの人への連絡になる。とかかなりシュールな部類に入るアニメですが、おもしろかったです。

死んでしまうと魂が抜けて、羽が生えて空に飛んでいくとか。トムとジェリーなどの技法も使われていました。

EDは名曲。カバーも何回もされています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

宿題のないこの世界に行ってみたかった B

話の詳細については殆ど覚えていませんが、我々の持つ原始人のイメージはこのアニメによって形成されたといっても過言ではないでしょう。

マンモスの骨付き肉に大きな石のお金は分かるとしても、
OP歌詞の順に、(ゴン)、ドテチン、ヒネモグラ、(マンモー)、ガイコツ、って何でしょう?
いや、深い意味を求めても仕方ないのですが、原始時代関係なくないか?というキャラもちらほらと^^;
ドラえもんのコエカタマリンのように大きな固まりの声が出るのも、当時は当たり前のように見ていましたが、よく考えたら意味不明です。

30分という短い時間ですがタイムトリップをしたような気分になったものです。
ED「やつらの足音のバラード」は、子供心にもその壮大な世界観が分かるような内容でした。(大げさかな?)

猿酒がどんなものなのか飲んでみたいと思ったのは私だけではないはず!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

63.1 9 1974年度アニメランキング9位
小さなバイキングビッケ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (22)
125人が棚に入れました
スウェーデン王国の児童文学作家ルーネル・ヨンソンが1960年代に著したジュブナイル冒険譚をアニメ化。バイキング・フラーケ族の族長であるハルバルには息子がいた。その名はビッケ。身体が人並みよりも大きくて力自慢のハルバルに対し、ビッケは身体こそ小さいが大層な知恵者だった。妻のイルバに苦言を呈され、名誉回復を望むハルバルは息子のビッケに石の運びくらべで勝負をしようと提案。だがその結果は頭脳を活かしたビッケの勝利に終わり、これを機に彼はバイキングの遠征に加わることを認められた。詩人のウルメたちとともに大海に躍り出るビッケ、一行を待ち受けるものははたして。本作の製作は途中までズイヨー映像が担当し、第53話以降は日本アニメーションに委ねられている。

声優・キャラクター
栗葉子、松金よね子、富田耕生、滝口順平、八代駿、里見たかし、北村弘一、和久井節緒、西尾徳、中西妙子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

大きな功績のビッケw

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
内容としては、海賊を扱った、ほのぼの子供向けのアニメ。

主人公は、海賊の頭領の息子「ビッケ」であり、力はないが、口が達者で頭の回転が早い少年である。

そんな「ビッケ」が、力は強いがどこか間の抜けた、でも、温かな海賊達をリードし、様々な冒険を繰り広げていくアニメです。

ちなみに、「観終わった」になってますが、多分、全話は観ていないと思います。如何せん、ガキの頃で、記憶が定かではない(苦笑)

あにこれの区分に、「観てた」とか「観たことある」があれば良いんですが。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ONE PIECEの作者、尾田栄一郎さんが、本作のファンであるのは有名な話ですね。

ちょうど、1巻で、シャンクス達に可愛がられているルフィとか。ビッケは、ああいう雰囲気がしますね。

豪快で、陽気で、前向きで、時折、鋭い。

本来、略奪などを行う海賊に、「陽気」「正義」「和み」なんてイメージを付けたのは、大きかったと思います。

それに、当時の(同期は、デビルマン・ガッチャマン・ど根性ガエル・マジンガーZ・赤胴鈴之助など)冒険ファンタジーで、弱い(非力な)少年を、主人公にしたのは、珍しいというか、先見の明があったのでは?と思います。

ちなみに、日本語ではどちらも「海賊」ですが、ビッケはバイキングで、ONE PIECEはパイレーツですね。バイキングは、北欧の民族を指しますし。

なんにせよ、ビッケがなければ、(日本一売れている漫画である)ONE PIECEは生まれなかったらしいので、その功績は凄まじいものがあると思います。

だってねぇ、もし、ビッケが「ヴィンランド・サガ」のようなシリアスなストーリーで、ルフィが復讐のために生きてたら、こんなに全世代に愛される作品にはなってなかったでしょうし(笑)

あ、ヴィンランド・サガ自体は、原作全部買ってるほど、好きなんすけどね♪
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

59.2 10 1974年度アニメランキング10位
グレートマジンガー(TVアニメ動画)

1974年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (30)
139人が棚に入れました
天才・兜剣造博士は、実験中の事故で瀕死の重傷を負ったが、父・十蔵博士の手により、サイボーグとして蘇った。その後、きたるべきミケーネ帝国との戦いにそなえ、父十蔵の設計したマジンガーZをパワーアップさせたグレートマジンガーを製作。孤児の剣鉄也と炎ジュンを引き取り、パイロットとして育成しながら戦いの日に備えていた。息子・甲児がマジンガーZでドクター・ヘルと戦っている間、兜剣造はその戦いを見守るのみであった。だがドクター・ヘルの敗北後、地底に潜んでいたミケーネ帝国が地上侵略へと乗り出す。彼らの兵器「戦闘獣」の前にマジンガーZはたちまち追いつめられてしまう。この時、ついに兜剣造はグレートマジンガーを出撃させた。剣鉄也のグレートマジンガーは初出撃で戦闘獣を一蹴してその力を示した。以後、マジンガーZに代わってグレートマジンガーが地上を防衛する任に就き、ミケーネとの新たな戦いが始まったのである。

声優・キャラクター
野田圭一、中谷ゆみ、柴田秀勝、大竹宏、沢田和子、緒方賢一、加藤治、矢田耕司、キートン山田、北浜晴子、神弘無

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

必殺パワーサンダーブレーク 悪いやつらをぶちのめすグレートタイフーン嵐を呼ぶぜ

ダアッシュダアッシュダンダンダダン ダアッシュダアッシュダンダンダダン  スクランブルーーーダアッシュ
ババン ンババンババン

まあこれを書きたかっただけなんですけどね 歌はマジンガーZに続き水木一郎
はっきりいってマジンガーZは全然覚えていません 知らないのかも
と言うことはグレートマジンガーの途中からでしょうね

ウィキによると破壊の限りを尽くしたマジンガーZに比べて抑えたとある
すいません、実はあんまりは覚えていないんですよね
子供心になんで兜博士は剣哲也を可愛がって息子をどっかにやったんだろうと思ってました

剣哲也 22歳→19話から18歳 外見も変更
こんな信じられないことを当時はやってたんですね
炎ジュン いまいち可愛くないヒロイン ハーフらしいですが今見るとブラジル系っぽい  羽つけて踊ってそう

この二人がそれぞれグレートマジンガーとヴィーナスに搭乗して、ミケーネ帝国の戦闘獣と戦うわけですが、サンダーブレークがかっこよくてもう
永井豪系のロボットものでは並ぶものなしのかっこよさだったと思います

暗黒大将軍とか地獄大元帥とか七大将軍とか、懐かしいというよりはギリギリの記憶の絞り出しでなんかそんなようなって程度です

劇場版「マジンガーZ対暗黒大将軍」は昔見たのでそれが交代劇だと思ってたら、実はテレビ版マジンガーZ最終話のリメイクに近いと今知りました

全56話 たぶんほとんど見たと思うので視聴したことにしときます

スパロボでは常に最終決戦まで サンダーブレーク!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

グレート!

まだ、理由も無くロボットに憧れていた頃。軽い合体を行う(単純にホバークラフトが頭に乗るだけ)マジンガーZは最高だった(100%主観)。そしてその続編としてグレート・マジンガーは放送された衝撃は今でも忘れられない。バージョンアップとはどういうものなのか、見せ付けられた。四角の頭は角上の三角へと修正され、合体もまどろこしいホバークラフト状などではなく、小型飛行機がそのまま頭部に向かってぶつかっていくのだ。よく考えれば車の同種のメジャーチェンジに似ているかもしれない。それまでの角ばったデザインから、曲線へと。そして真横に生えていた角が90度の角度を持って天空に向かっている。(しかもそれがしっかりと技と関連があるとは、、避雷針?)私にとってのヴァージョンアップの象徴とはグレートマジンガーとゲッターロボGである。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

58.8 11 1974年度アニメランキング11位
カリメロ(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (16)
111人が棚に入れました
卵の殻の帽子をかぶる黒いヒヨコのカリメロ。鳥なのに空が飛べないと劣等感を抱くが、性格はとても素直で頭も良かった。周囲の鳥や動物たちからはそのドジぶりをからかわれることもあるけど、ガールフレンドのプリシラとはとても仲良しだ。失敗なんかにクヨクヨしない。カリメロは今日もがんばる。

声優・キャラクター
三輪勝恵、野村道子、肝付兼太、八奈見乗児、野沢雅子

57.8 12 1974年度アニメランキング12位
昆虫物語 新みなしごハッチ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (14)
95人が棚に入れました
ついに最愛の母と妹アーヤに再会したハッチ。しかし幸せは永くは続かなかった。スズメバチたちの来襲によって母を失ったハッチは、アーヤを新しい女王にすべく母の故郷”美しの丘”を目指す。

声優・キャラクター
栗葉子、野村道子、北浜晴子、堀絢子、峰恵研、前田敏子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

驚愕の新展開( ; ゜Д゜)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
自分的、蜂レビュー、シリーズ完結編です(笑)

まあ、あにこれのあらすじにも載っているんで、ネタバレじゃないんでしょうね。



母親、死にます(驚)w



1期であんなに苦労して母親と再会したのに、1話目で、わりとあっさり逝きます(汗) これには幼心に、「そりゃないぜ~」と思っていた記憶が……。しかも、妹を新女王にするために、もう一度過酷な旅に出るとか、う~ん。

『前作の続編(続編はタツノコ初)。前作でめぐり会えた母が死に、本当のみなしごになったハッチが、母の遺言を元に、妹のアーヤと共に「美しの丘」へと旅立つ物語。前作より遙かに少ない26回で打ち切り終了した。』

と、Wikiにありました。そりゃそうだ(苦笑)

しかし、なんで私はこんなに「みなしごハッチ」を観ていたんでしょう? 多分これ、レンタルビデオか何かで観てたんでしょうが、ウチの親は、私に何を伝えたかったのでしょうか(苦笑)

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
最後は確か、ハッチや妹のマーヤ、あと、他の昆虫の仲間(子供)達だけで、(亡き母の故郷である)美しの丘に辿り着くんでしたっけ? そこで、若い世代による新王国樹立? その辺がテーマ性?

よく分からんが、一応ハッピーエンド。でもまあ、スタートがすでに最高にバッドスタートだからな~。その後に何をやっても悲劇にしかならんよね。

正直、蛇足。作らなくても良かったアニメなんじゃないかな~と。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

50.4 13 1974年度アニメランキング13位
チャージマン研!(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★☆☆ 2.4 (123)
343人が棚に入れました
宇宙からの侵略者を相手に、超科学の強化服を装着して戦う少年ヒーローの活躍を描くSF冒険もの。21世紀後半。地球は高度な科学文明を築いていたが、そこに侵略者・ジェラル星人の魔手が迫る。はるか200万光年の彼方から来襲した強大な侵略者相手に戦うのは、スーパーヒーロー・チャージマン研。その正体は、特殊強化服で超パワーを得た泉研少年だった。陸海空を自在に進む愛機スカイロッド号に乗った研の戦いが続く。72年の先行作『アストロガンガー』で巨大ロボットアニメを手がけたアニメ製作会社ナックが、続いて挑戦した正統派SFヒーローアニメ。平日の夕方、毎回10分で1話完結の帯アニメとして製作放映された。

ワタ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

かわいそうなボルガ博士。

40年前に放送された伝説のキチ○イアニメ。
キャスト陣の絶妙な滑舌、陰毛が映り込む背景、味わい深い余韻を残す尺余りに加え、
「倫理観?整合性?知らんな」と言わんばかりの超展開の連続など見所満載。

全65話ですが、OPEDを除けば1話5分半ほどのショートアニメなので、約6時間で完走可能。
ただし、ぶっ続けで見てしまうと「エエ゛ーイ!」と奇声を発したり
これから毎日家を焼きたくなったりするなど、精神に異常をきたしかねないので注意。

主人公・泉研のヒーローとは思えない鬼畜外道っぷりは笑えるんだけど
それ以上に、あの憎たらしい表情やポーズを見るたびにムカついてくるので
敵であるジュラル星人に肩入れしてしまうことに。
ビジュアル、やたら回りくどい作戦・・・妙に愛嬌を感じさせてくれます。

このようなキ○ガイアニメを作ったスタッフに敬意を表して
評価はオール☆1とさせて頂きます(MAD動画として見ればオール☆5)










   






   ξ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44
ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

恐怖!糞レビュー

        £

「ナレーション」
今日は「チャージマン研!」という糞アニメを紹介するんDA!
1974年の作品で全65話だけど1話実質5分半くらいのアニメなんだDA!
1話あたり50万円という低予算で作られて、
スタッフたちの熱意もまるで感じられないんDEATH! 分かるだろ?
ちなみにこの情報はwikiからパクっただけなんDA!

「タイトル」
恐怖!糞レビュー        ζ

ムスカ「レビューの途中ですが、臨時ニュースを申し上げます
今日朝方、アニメレビュー投稿サイトのあにこれに何者かによって糞レビューが投稿されました」

ムスカ「レビューの途中ですが、臨時ニュースを申し上げます
今日朝方、アニメレビュー投稿サイトのあにこれに何者かによって糞レビューが投稿されました」
(大事なことなので二度言いました)

研「パパ、これには何かある。僕調べてきます」

(アニメレビュー投稿サイトあにこれにて)
takarock「ふふふ、今日はいい糞レビューを投稿できたぜ」

研「これはひどい。お前、さてはジュラル星人だな!」

takarock「あっ!貴様はチャージマン研!!何を根拠にそんなことを!」

研「黙れ!僕の目は誤魔化されないぞ!こんなキ❍ガイレビューを書くのは
ジュラル星人に違いない!」

takarock「おのれ、こしゃくな。
糞レビューを広めることによってあにこれを滅ぼすという計画を邪魔しおって!」

研「やはりお前はジュラル星人だな!どうも怪しいと思っていたんだ!許さないぞ!」

研「チャージ ゴオォォォ!!!(やる気のない声)」

研「えい!!(光線銃発射)」

takarock(ジュラル星人A)「うわああああぁぁぁ!!」

研「  (光線銃発射)」

takarock(ジュラル星人B)「ぎゃあああああぁぁぁ!!」

takarock(ジュラル星人C)「たぁ!!(目からビーム)」

クルクル回転しながら研「それ!!(光線銃発射)」

takarock(ジュラル星人C)「いやぁぁああああ!!」        〆

(エピローグ)
研の妹キャロン「うーん、上手くレビューが書けない~」

研「お嬢さん♪ 少しはいいレビューが書けましたかね?ふふふ」

キャロン「もう~!お兄ちゃんのいじわる~!!」

研「アハハ、アハハハハ」






















(尺余り)完。                  ξ


「おまけ(シリアスギャグについて)」


{netabare}シリアスギャグとは、シリアスな話なのに何故か笑えるというタイプの笑いです。
元々は、制作側が笑わせようとする意図のない箇所を消費者があげつらって笑う、
早い話が小馬鹿にするということだと思います。
ネットの普及によって不特定多数の他者との情報の共有化が容易になったことによって
一般化した笑いのタイプだと私は思っています。
ニコニコ動画と言えば分かりやすいと思います。

シリアスギャグには、基本的に劇中にツッコミ役など存在しません。
ツッコミ役はユーザー側が担うことになります。
それも当然の話で、ツッコミ役が劇中にいるということは、
それはすなわち、制作側の意図した笑いということになるでしょうからね。
劇中のツッコミ役に頓珍漢なことを言わせてユーザー側にツッコませるというパターンも
ありますけどね。

そもそもツッコミというのはボケが生み出したズレ(ギャップ)を修正するということです。
上方漫才のツッコミ役が発する「なんでやねん」は
何故そうなるの?という意味で使われることが多いわけですが、
これをもっと突き詰めて言うと、
「通常(常識)ならこうなのに、何故そのようなズレが生じているの?」ということです。
笑いというのは、このズレ(ギャップ)なくして成立しないでしょう。

ズレの種類(お笑いのパターン)というのは、もはや出尽くされており、
このズレはこの芸人さんがやっていたパターンといった具合にすべて分類可能だと思っています。
ですので、ズレを認識できるかどうかというのは理屈によって可能ということです。
ズレを認識できるからこそ、それに対して「なんでやねん」とツッコめるわけですから、
ツッコミ役は論理的思考能力が求められることが多いということだと思います。
本作を楽しむ為には、このズレを認識できるということがまず求められます。

ズレは認識できる。ただ、それの何がおもしろいのか分からない。
どのようなズレを生じさせるかというのは発信者の感性なり個性によって様々であり、
それを受信者がおもしろいと思うかどうかというのは、これはもう好みの問題です。
発信者が意図しないで生じさせたズレは、通常天然系のお笑いと言われます。
陳腐な作画や音楽、空気を読まないキャラの言動等、
大きな括りで言えば、本作は天然系のお笑いアニメと言えるのかもしれません。
それが自分のユーモアセンスと合うかどうかは観て判断してみてください。

2つの要件を満たした場合、本作を最大限楽しむことができると思います。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 33

こたろう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

最悪・最低も、極わまるとむしろ人気になるという不思議

世に三流といわれるものは数多くあれど、三流の中でも傑出していると際立ってしまい、イジるネタとしてネット上で話題になる・・・・そういう時代ですね。
チャージマン研!は、まさにその典型例。
動画サイトなどで検索してみると、そのカルトな人気ぶりが伺えます。
「昔の作品だから仕方ない」という一言では片づけられないカオス。ネタ作品として、これ程見所が満載なのも珍しい。
ツッコミに次ぐツッコミでアッという間の5分間です。
もう、視聴してて、忙しいったらありゃしないッスw


真面目に解説するのもアホらしいですがw、一応どんな内容かと申しますと、悪い宇宙人から地球を守る正義の味方、チャージマンの活躍を描いたお話。
研という少年が変身して未来チックな乗り物や光線銃を駆使して悪と戦います。まー、”男の子用TVまんが”ではありがちな設定です。悪者が悪さをして正義の味方がやっつける、めでたしめでたし、チャンチャン♪
毎回、これを繰り返すだけの五分間のショートアニメです。(全65話)
設定や作風はごくありふれた、古臭い泡沫作品と何ら変わりはありません。

さて、そんなチャージマン研!ですが、現代になって着目されるのにはもちろん理由があります。
動画サイトで、通称「チャー研」と呼ばれて愛される本作。特筆すべきところは、やはりその品質の低さ。
崩れまくる作画、紙芝居でも再現できるような動かない動画、棒読みで早口の聞き取りづらい声優、映像とズレるテンションの低いアフレコ、気まぐれにしか入らないSE、無音になるシーンもしばしば。
毎回が放送事故?といってもいいレベルです。

映像的に酷いのもさることながら、それにも増して凄まじいのが内容の破綻ぶり。突き抜けています。
たぶん、このアニメの制作現場で重要視されていたのは、ストーリーでも作画でも演出でもなく、”五分間持たせる事”、いわゆる尺稼ぎ。ただその一点のみ。
どこかからパクってきたエピソードで合間を繋いで、時間が来たらとにかく畳む。それまでどんな話が展開されていようと、だいたい最後は「もう、めんどくせぇ」って勢いでチャージマンは敵を皆殺しにして終わります。もうね、研が変身したら問答無用の虐殺タイムの始まりです。

敵じゃない一般人でも、不都合ならもちろん見殺しにします。ヒデェ利己的な正義のヒーローですw

ネタとして笑わせようとか、奇抜なことをやってやろうという意図からくるものではなく、なんというか「子供のみるものだから、テキトーでいいや」的なやっつけ仕事の産物なんですよね、コレ。まさしく子供だまし。子供をなめんな!アニメをなめんな!!って言いたくなっちゃいますが・・・・・予算、無かったんでしょうねぇ。

そのあまりの出来の悪さに大爆笑。
悪趣味ですが、嘲笑の対象として、これほど傑出したアニメは他にみたことがありません。

視聴なさるのなら、ニコニコ動画のコメント付きで。
みんなでツッコミながらみるのが、このテの作品のお約束ですw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
ダメおやじ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (9)
50人が棚に入れました
『週刊少年サンデー』で連載され、三波伸介主演の実写映画も作られた古谷三敏によるペーソスサラリーマン漫画が原作。会社でうだつのあがらない日々を過ごすサラリーマンの天野ダメ助。だがそんな彼にとって本当に大変なのは、家で待ち受ける悪妻のオニババこと冬子や子供たちの無残なシゴキだった! 何とかいい父親でありたいと願うダメ助の思いをよそに、今日も会社から帰れば家族のいじめが……。そんなダメ助に平穏な時は来るのか? アニメ版の製作はナックが担当。テレビ東京(当時は東京12チャンネル)自身がはじめて製作に関与した作品でもある。主人公のダメ助は個性派俳優・大泉滉、その長男のタコ坊は名子役として名を馳せた雷門ケン坊が演じた。

お寿司ちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

元祖欝アニメ。儚き狂気のフルボッコ

日本における元祖欝アニメ。

赤塚作品に一種の儚さはつきものだが、
古谷三敏は、この作品で儚さと狂気を
さらに加速させた作品に仕上げている。
(初期は赤塚自身も古谷を名乗り、書いていたようだが)

社会的にも受ける精神的暴力や肉体的暴力。
そして、本来愛する者からも受ける暴力の嵐。
あまりにもツラすぎて、毎回見ていられない。
連続して見続けると何もかもが嫌になる、
本物の欝アニメ。
見ると時は、時間をおいて数話ずつ見ることを
オススメする。

ここまで精神的に追い詰めてくる作品は、
成熟し尽くしたアニメ作品の中でもなかなか見当たらない。
当時、TVで放送していたのも大らかな時代なのだろう。
特に、初期は凶暴さを越えて狂気としか言いようがない。

現在とは時代背景こそ異なるものの、
イジメや草食・肉食系とか言う言葉がある種
極まったこの現代に、不思議なほどしっくりとハマる。
逆に、当時の時代背景で、ここまでの内容の作品を
作り上げていた先見性には目を見張るものがある。
そういった意味では、この作品が奇異で異色な作品で
あったかが良く分かる。

時代を考えると、この作品に見られるような、
社会的なセオリーとの乖離や、絶対的現実こそ
シュールギャグを切り開いた道筋だったと思える。

高井研一郎(総務課山口六平太)や、
北見けんいち(釣りバカ)ら
元フジオプロのアシスタント中でも、
一番色濃く赤塚の系譜を引き継いでいたのは
古谷氏ではないだろうか?
ただ、彼自身も、現在のレモンハートにて、
ほのぼの蘊蓄路線を確立したことや、
アシが皆、同系統の漫画家になっているのを
考えると、何だかとても胸がアツくなる。

個人的には、劇場版とTV未放送の最終話を見れて
いないのが残念なところ。

漫画原作は、アニメより凶暴な部分も多いが、
逆に救いや大円団もあり、さらにカオス化している。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

楽しいの対極にある作品 D

原作未読

何のために描かれたのか理解に苦しむ作品。
いや、子供の頃は理解しようともせず、ただダメおやじが家族から虐待されているのを眺め続けていました。
見ていて楽しいと思ったことも、子供ながらに考えさせられたことも全くないにもかかわらず、見続けていた作品です。(再放送でしたが)
アニメが少ない頃だったので見てはいましたが、今ならば確実に視聴を止めるレベルでした。

近頃知ったのは、原作者は古谷三敏ですが、赤塚不二夫が大きく関わっていた作品ということです。
とすると、大人だからこそ理解できる(子供向けではない)部分が多分に含まれていたのではないかとも思えます。
しかし、それを理解したいがために、今一度見てみようという気は全く起きません。
これはある意味で凄いことだと思います^^;

作中で、息子がダメおやじの側に付いた回もありますが、それがむしろこれから始まるさらなる虐待への序曲のように受け取れるくらい、子供ながらにこの家庭からは愛情を感じ取ることができませんでした。

この作品を見ると吐き気を催したという人にも会ったことがあります。
楽しいかったという人がいたらお会いしてみたいくらいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
星の子チョビン(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (9)
45人が棚に入れました
萬画家・石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)を原作に迎え、大手芸能プロダクションの渡辺企画が製作。渡辺企画が携わっただけあって、同社にかつて在籍していたアイドル歌手の天地真理が本作のナレーションを務めている。天川博士とその孫娘ルリが夜空の星を観測していると、突如として空飛ぶ円盤が飛来。その円盤に乗っていた者こそ、妖精の星フェアリースターから脱出してきた王子チョビンだった。悪党ブルンガのために星を奪われ、さらには愛するママ上とも生き別れになってしまったチョビン。ルリたちやクマんどんら森の動物の協力を得ながらチョビンは、ママ上との再会そして故郷の平和を取り戻すため、ブルンガ一味と戦い続けるのだった。本作は国産アニメの黎明期を支えた製作会社スタジオ・ゼロの最終作としても知られている。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
ジムボタン(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (7)
36人が棚に入れました
『ネバーエンディング・ストーリー』で全世界に有名な児童文学者ミハイル・エンデが原作者の冒険ファンタジーアニメ。魔神ドリンガーの部下・海賊キャプテンキッドに母をさらわれた、なんでもランドの少年ジム。彼は不思議な力を宿すボタンを手に、ルカおじさんが作った蒸気機関車エマ号で魔神を追撃する。共に旅をするのは、悪の魔法で小鳩に姿を変えられたガールフレンドのボッコだ。果たしてジムは魔神を倒して、母を救えるか?

声優・キャラクター
太田淑子、松尾佳子、観世栄夫

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

堅い物を握り込むとパンチの威力が増すということを学んだアニメ(← 何か間違っている)

原作は『モモ』や『はてしない物語』(映画『ネバーエンディングストーリー』の原作)で有名なかのミヒャエル・エンデの『ジムボタンの冒険』という作品らしいのですが、読んだことはありませんし視聴当時はそんなことは気にもしていませんでした。

神戸ローカルなUHF局サンテレビでは、夏休みの再放送アニメとしても放送されていました。絵柄は今どきのアニメとはかけ離れていますけど、地味に作画は当時のアニメとしては良かったと思います。

とりあえず、幸せを盗む敵は魔神ドリンガー。

で、主人公のジムはそんなドリンガーの手下に母ニーナをさらわれ、ガールフレンドのポッコを小鳥に変えられてしまうわけです。

そしてジムは母ニーナを取り返しまたポッコを元の姿に戻すべく、近所の発明家のおっちゃんが作った蒸気機関車エマを駆り、武器となる家宝のボタンを手に魔法を使うドリンガー軍団に挑みます。

燃えるジム、燃えるボタン、燃える機関車エマ!

ボタンを使用したジムの攻撃はボタンを握り込んで殴る「ボタンパンチ」とボタンを投げてぶつける「ボタンシュート」なのですが、このボタンパンチをきっかけに小石などの堅い物を握り込んで殴るとパンチの威力が増すという喧嘩あるあるな知識を得たのでした…。

そういえばエマって、線路関係なく走るんですよね。ゴムタイヤ換装のK100(『走れ!ケー100』という子供向けドラマに出てくる軽機関車)とは違って、動輪は普通の鉄輪なのに大丈夫なのか…?

……今頃になって、どうでも良いことが気になってしまいました(笑)。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
ゲッターロボ(アニメ映画)

1974年7月25日
★★★★☆ 3.7 (3)
24人が棚に入れました
ゲッター線をエネルギーとして活用したゲッターロボの試験中、突如恐竜型のメカに襲われた。見学中の高校生の流竜馬の目の前で破壊されるゲッターロボ。敵メカは地球征服を企む恐竜帝国で、ゲッター線が苦手なため、ゲッターロボは最大の脅威だったのだ。しかし、まだ戦闘用のゲットマシンが3機残されていた。恐竜帝国と戦うことを決意した流竜馬は、ともに戦う仲間、神隼人、巴武蔵の2人を探し出す。ゲッターロボは、恐竜帝国の野望を打ち砕くことができるのだろうか? 3機のゲットマシン(飛行型)が合体し、空中戦型のゲッター1、地上地中戦用ゲッター2、怪力の海中戦用ゲッター3の3種のロボット形態になるという、「合体・変形ロボットアニメ」の先駆けとされる『ゲッターロボ』。原作は、『マジンガーZ』でもその腕を振るった永井豪と「魔獣戦線」で知られる石川賢が手掛けた。本作は1974年に上映された作品で、TVシリーズの第6話「恐竜!東京ジャック作戦」を再編集、劇場公開版としたもの。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
星の子ポロン(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (4)
23人が棚に入れました
宇宙人の少年ポロンを主人公に、社会や生活などのルールを教える情操教育アニメ。宇宙の彼方から地球にやってきた宇宙人ポロン。動物たちを気に入って地球での暮らしをはじめるポロンだが、動物の中にはみんなが困るようなことをする連中も少なくない。そんな相手にポロンは愛のムチを加え、世の中のルールを諭すのだった。本作はニュース映画などを手がけた時報映画社のアニメ制作部門・日本動画が製作した5分番組。地方で先行放映された後、関東でオンエアという経緯を持つ。ちなみに脚本には新東宝の映画『ノンちゃん雲にのる』に参加していた村山節子も名を連ねている。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
科学忍者隊ガッチャマン(アニメ映画)

1973年12月20日
★★★★☆ 3.7 (3)
21人が棚に入れました
タツノコプロが制作した大人気のSFTVアニメ、その劇場版の第一弾。超科学兵団ギャラクターが世界征服を目論む。これに挑むのは、国際科学技術庁直下の秘密平和守備機関「科学忍者隊」。「ガッチャマン」こと大鷲のケンをリーダーとする彼らは、わずか5人の若者だった。ギャラクターのメカ鉄獣(巨大戦闘ロボ)・キングドラゴンが出現。その恐怖の火炎攻撃は、科学忍者隊の愛機である大型戦闘機ゴッドフェニックスを高熱化させての特攻戦法「科学忍法・火の鳥」さえ上回るものだった! 敗北を喫した健たちは愛機を強制冷却させる科学システムを搭載し、再びキングドラゴンに挑むが。TVシリーズ第22話「火の鳥対火喰い龍」のブローアップ版。東宝の児童向けプログラム「夏休み 東宝チャンピオンまつり」内で特撮怪獣映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』のリバイバル上映などと同時に公開された。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
マジンガーZ対ドクターヘル(アニメ映画)

1974年3月16日
★★★★☆ 4.0 (2)
19人が棚に入れました
世界制覇を目論むDr.ヘルによって殺害された祖父・兜十蔵の遺産、巨大超合金ロボット・マジンガーZを受け継ぎ、高校生の兜甲児が彼らと戦いを続ける、日本のロボットアニメの代名詞ともいえる名作『マジンガーZ』。原作は『デビルマン』でも知られる永井豪が手掛け、1973年に始まったTV放送は大ヒットを記録した。また、TVだけでなく、商品展開や雑誌との連動企画など、メディアミックスでも成功を収め、当時の子供たちはジャンボ・マシンダーや超合金などのおもちゃで遊ぶことが大流行したほど。本作はTV放送開始の翌年1974年の東映まんがまつりにて上映された映画作品で、TVの第57話「Dr. ヘル 日本占領!!」再編集版が上映された。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
アルプスの少女ハイジ(アニメ映画)

1974年3月21日
★★★★★ 5.0 (1)
19人が棚に入れました
ズイヨーが制作した大人気の名作アニメ。その最初の劇場版作品。アルプスの山小屋での祖父アルムとの生活にもすっかりなれた、少女ハイジ。季節はもう真夏で、ハイジは仲良しの少年ペーターが面倒を見ている羊たちの牧場にいた。だがそこに雷雨が到来。ハイジは初めて山の悪天候の恐怖を経験したが、嵐が去ったあと、木から落ちた一羽の小鳥のヒナを見つける。ハイジは祖父アルムおんじのもとにそのヒナを連れ帰り、自分の家族として育てようとするが……。内容は、TVシリーズの第4話「もう一人の家族」のブローアップ版。「春休み 東宝チャンピオンまつり」の一本として、「ゴジラ」映画20周年記念作品『ゴジラ対メカゴジラ』などとの同時上映で公開された。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
エースをねらえ!(アニメ映画)

1973年12月20日
★★★★☆ 3.9 (4)
18人が棚に入れました
人気少女漫画家・山本鈴美香の代表作である青春テニスコミックのアニメ化。その最初のTVシリーズの劇場版。 強豪チームとして有名な、県立西高校の女子テニス部に入部した新入生・岡ひろみ。彼女は憧れの大エースで「お蝶婦人」の異名をとる華麗な先輩テニスプレイヤー・竜崎麗華と少しだけ親しくなる。有頂天のひろみだが、迫る地区大会を前に女子テニス部が迎えた青年コーチ・宗方仁は、かつてない激しい練習と新入生に偏った特訓を実行。部員たちの不興を買った。さらに宗方は、地区大会の出場選手として、女子テニス部の主力の一人・音羽京子を差し置き、新入生のひろみを指名。不正だ、えこひいきだ、と親友・愛川マキを除く女子テニス部全員から白い目を向けられるひろみ。だがこの選手選抜に当惑するのは、誰よりもひろみ自身だった……。 TVシリーズ第一作(通称『旧エース』)の第1話「テニス王国のシンデレラ」のブローアップ版。「冬休み 東宝チャンピオンまつり」の中で上映。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
新造人間キャシャーン(アニメ映画)

1974年3月21日
★★★★☆ 4.0 (3)
18人が棚に入れました
タツノコプロが制作した、人間ドラマ味も濃厚なSFヒーローもののTVアニメ。その劇場版作品。 世界的ロボット工学の権威・東博士は、全人類のため高性能の公害処理用アンドロイドBK1号を制作した。だが落雷の衝撃で独自の自我を持ったBK1号は、殺人アンドロイド・ブライキングボスに変貌。東博士と同家の科学システムを支配下に置き、全人類を制圧する強大な悪夢のロボット兵団「アンドロ軍団」を編成した。こんななか、東博士の一人息子・鉄也は、自分の精神を超高性能ロボット「新造人間」の中に移植し、不死身の超人キャシャーンとしてアンドロ軍団と戦うことを決意する。だがそれは、再び人間に戻る可能性すら見えない、果てしなき戦いの日々の始まりなのだった……。 TVシリーズ第1話「不死身の挑戦者」のブローアップ版。「春休み 東宝チャンピオンまつり」の一本として、特撮映画『ゴジラ対メカゴジラ』などと同時上映された。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
柔道賛歌(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (6)
15人が棚に入れました
梶原一騎と貝塚ひろしが1972~1975年に週刊少年サンデーで連載していた青春柔道漫画をアニメ化。 1970年代における“スポ根”ブーム最終期の作品となった。千葉県立紅洋高校に入学した少年・巴突進太。腕っぷしにめっぽう強い突進太は多くの運動部を相手にケンカで圧勝してゆく。そんな中、柔道部の主将・大東坊に苦戦する突進太だが、巴投げを駆使して逆転。これを機に柔道部へ入部することとなった。奇しくも突進太の母親はかつて“女三四郎”と呼ばれたほどの柔道家であり、この紅洋高校には彼女に敗れて自殺した兄を持つ教師・利鎌竜平がいた。兄の復讐を果たすべく自らも柔道に打ち込み、柔道部のコーチとして突進太を狙う利鎌。突進太の柔の道ははたして……? 本作の製作はトムス・エンタテインメント(当時は東京ムービー)が担当。作画監修の楠部大吉郎をはじめ、作画監督には川尻善昭や荒木伸吾ら実力ある面々が顔を並べていたのもトピックのひとつ。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
キューティーハニー(アニメ映画)

1974年3月16日
★★★★☆ 3.7 (3)
15人が棚に入れました
永井豪が原作を提供した、スーパーヒロインアニメ。その第一弾の劇場版作品。 人間そっくりの容姿と正義の心、それに自在に変幻可能な空中元素固定装置を兼ね備えた美少女アンドロイド・如月ハニー。彼女は愛の戦士キューティハニーとして、自分の父・如月博士を殺した世界的犯罪結社「豹の爪(パンサークロー)」と戦っていた。そんなある日、豪貨客船でのファッションショーに参加することになるハニー。しかも彼女がまとうのは、世界で唯一の赤い真珠「人魚の涙」だ。だがそこにパンサークローの女性サイボーグ・シーパンサーが来襲。敵の狙いはくだんの人魚の涙だが、実はその宝石とシーパンサーの間には、意外な哀しみに満ちた悲話が横たわっていた……。 東映動画(現・東映アニメーション)が制作したTVシリーズ第一弾の第12話「赤い真珠は永遠に」のブローアップ版。「春休み 東映まんがまつり」の中で公開された。
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