1973年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画一覧 9

あにこれの全ユーザーが1973年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月25日の時点で一番の1973年秋(10月~12月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

69.2 1 1973年秋(10月~12月)アニメランキング1位
エースをねらえ!(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (65)
338人が棚に入れました
テニスの名門・西高の岡ひろみは、トッププレイヤーお蝶夫人に憧れて女子テニス部に入部した1年生。新任コーチ・宗方のシゴキはきついけれど、親友の牧といっしょにノンキなクラブ生活を送っていた。ところがある日、先輩たちを追い抜いて地区大会の代表選手に選ばれてしまう。実力のともなわないひろみに対して部員たちの目は冷たいが、宗方の指導はますます厳しくなっていく。そして団体決勝戦の日。途中まで健闘していたひろみだが打球が目に…!?

声優・キャラクター
高坂真琴、池田昌子、菅谷政子、中田浩二、森功至

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

トップをねらえ!で感動したのなら

トップをねらえの元ネタと表現していいでしょう。
原作は花や星が飛び交うキャピキャピ(死語)の少女漫画ですが、中身はバリバリのスポ根アニメ!
それもそのはず、あしたのジョーの出崎統演出!
花は汗に、星は雄たけびにとフュージョンしヒロインひろみの成長を描き続けます。
2期のOP、挿入歌はこれまたお勧め!
ちゃんと恋愛物語も入ってます。
熱いアニメがみたいならお勧め!
宗方コーチのラストシーンは泣けます。
「岡、エースをねらえ!」

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

巨人の星と並ぶ伝説

【巨人の星】と並び、日本のアニメだけでなく
スポーツ界にまで大きな影響を及ぼした作品ですね。
上記2作品に共通しているのが
鬼のようなしごきですね。
スポーツには根性が一番大切と言わんばかりのご時勢です。
ただ、【巨人の星】と比べると、原作が
女性なので愛憎の絡みがえぐいです。
そして語り草なのが、お蝶婦人の髪型ですね。

後、原作が漫画なのですが、、ご都合主義を強く感じたのが
男3人組の設定。
主人公が不良に絡まれるシーンなどがあるのですが、
テニス部の名選手=喧嘩が強いと言う設定にも疑問符ですが、
メガネの新聞部千葉ちゃんが空手の黒帯というのはどうか、、

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

長い時間が経った今だからこそ、本作をちゃんと観れて本当によかった!!!。

※原作未読です。

>6話(BD-BOX1巻)まで視聴して
最近のマイブームである”過去名作品のHDリマスター見たい病”が重症化し
やはりどうしても本作関係が見たくなり色々調べてみたところ
TV版としては「エースをねらえ!」と「新・エースをねらえ!」の2作品が
BD-BOX化されていることを知り、どちらを見るか迷いに迷ったのですが
結局決められず、でも特設サイトでの庵野監督のメッセージに後押しされ(←ここ重要)
結局両方とも買ってしまいましたw。

 先に届いたのが「新エース」であったため、そちらを先に視聴開始してみたところ
 どうも自分が小さかった頃に見た再放送の記憶は
 「新エース」であった可能性が高いです(主題歌の馴染み具合から)。
 で、気を良くしてそのまま観てたのですが、・・・なぜか、どうもしっくりこない><。
 なんか低学年向けというか、現代のラノベ作品的(何もしてないのにうまくいく的)というか
 なんか視聴者に媚びてる?(言葉悪くてごめんなさい><)ような感じがして
 見続けるのが若干苦痛に・・。

そんな違和感を感じていたところに、遅れて「旧エース」が届き
ちょうど「新エース」の1巻を見終えたところだったので、どちらを先に視聴するか比較のため
「旧エース」の1巻も並行して視聴開始してみました!。

するとどうでしょう。「旧エース」にはグイグイ惹きこまれるじゃないですか!!!。
まず、あの煌きと輝き(<ゝω・)ッ!☆ の描写に魅了されてしまいました!!。
そしてスタイリッシュさやバランス
物事が激動していく際の各キャラクターの心情描写や心の声
独特の手法でより一層想像力をかき立てる数々の映像表現!
・・などなど、書ききれないほどたくさんの魅力が詰まっていることに気付かされました!。

あと、嫌われ役?の方の描き方にも、それはそれで共感できるところがたくさんあって
決して一方的じゃない物事の描かれ方に、そこに自分の経験も重なって見えて
そこがさらにグッときたと自己分析しています。

※余談:ああ~~~
    なんか、だんだんまた「トップをねらえ!」を見たくなってきた!!。


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>最終話(26話)まで視聴して
BD-BOX1巻ごとに感想書くつもりでいたのですが
2巻に入った時点で、1話観るごとに続きが見たくてたまらなくなり
結局、感想書くより観る方を優先させてしまいました^^。

話のテンポは、自分が予想していたものよりも断然速かったです!!!。
どんどん続きを観てしまうため、26話観終えたハズなのに
13話分観た?・・くらいの体感です(つまり疲れずずっと観てられます♪)。

自分は当時の事情はよく知らないのですが、タイミング的には中途半端ではあるものの
素晴らしく良くまとまった終わり方だったので、驚かされてしまいました!(絶賛)。

ちゃんと正式にこの続き(27話~52話あたりまで)を作ってほしかったなあ・・。
他に出ている作品で補完されたらいいなあ~とも思いますが
やはり正式な「旧エース」としての27話以降が観たいです!!!!!(切望)。

「旧エース」は魅力的なキャラばかりでしたね!!!!!。
声の演技もよかった!!。
個人的なお気に入りは、意外にも、あの嫌われ役?の方でした^^。
これは今回ちゃんと観直してみて、自分自身としての最大の驚きでした!。


とにかく、本作のような過去名作品を、長い時間が経った今
改めて快適な視聴環境のもと、きちんと視聴できるようにしてくださった
たくさんの関係者の方々に、感謝感謝なのです^^。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

66.0 2 1973年秋(10月~12月)アニメランキング2位
侍ジャイアンツ(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (45)
191人が棚に入れました
巨人軍V9時代。連勝を重ねながらも、監督・川上哲治は完成され過ぎた巨人軍の規格を破壊しうる、侍のごときパワーの選手を求めていた。候補となった土佐嵐高校の投手・番場蛮に川上はその可能性を認めるが、当の蛮は巨人軍が大っ嫌いだった。だが気になる先輩・美波理香の進言で巨人に入団することになる蛮。蛮は川上監督に真っ向から挑戦するが。

声優・キャラクター
富山敬、納谷六朗、武藤礼子、吉田理保子、井上真樹夫、西尾徳、西田昭市、キートン山田、石森達幸
ネタバレ

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

威張ったヤツは嫌いだぜぇ

・・・私は昔からドラゴンズファンですよ(゜-゜)
 
子供のころに漁師の父を鯨に殺され、以来、強大なモノに異常に闘志を燃やすようになった
番場 蛮(ばんば ばん)が主人公のスポ根(?)アニメ(´ω`)
 
「バッター、キャッチャー ぶっ飛んで ボールの唸りに 地獄が見えた」と歌われる破壊的な
剛速球が武器で
「デッドボールの一つや二つ 蛙の面に ションベンだ」と歌われる殺人的な
ノーコンが特徴の左腕(゜Д゜)

V9を果たし、王者の座にあぐらをかく巨人軍にはサムライが必要だと考えた川上監督の
指示の下、白羽の矢が立ったのが番場 蛮。
{netabare} しかし、球界の巨鯨、巨人軍の指名に対し、かたくなに拒否するが、なぜかあっさり快諾(゜-゜) 
その魂胆は、鯨の腹の中に入り、内側から壊してやるというものだった。
その魂胆を知った陣営を敵に回し、地獄の特訓の日々(゜Д゜)
しかし、侍・番場 蛮はそのことごとくを乗り切り、ついには川上監督との直接対決に(゜Д゜)
対決では引き分けたものの、川上監督の懐の深さに感服し、巨人軍よりも強大な敵と
戦う決意をし、巨人軍を死に場所と決めるd(`・ω・´) {/netabare}

「王者の星が 俺を呼ぶ 俺は侍 呼ばれたからは」と歌われた武士道で巨人軍に忠誠を誓った
サムライの破天荒で荒唐無稽な大活躍(゜∀゜)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

敦賀迷彩 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

迷っています、、

BOOK・OFFにBDBOXで約8000円で売っていました。虎の子の貯金を崩して、購入するべきか迷っています(>_<)

お話しは、スポコンアニメです。

巨人の星が原作者が原作なので、お話し内容は似通っています。
魔球、ライバル、特訓、敗れる、がキーワードでふ。
原作だと、主人公はマウンドで死にますが、アニメ版だと生きています。死ぬのは、タイガーマスクも原作だと、最後は死にます。此方も原作者は一緒です。
声優も主題歌も作画陣も豪華です。あの富野監督や宮崎監督も参加しています。

たぶん、買っちゃうんだろうなぁ、侍ジャイアンのBDBOX Orz

嗚呼、デビルマンのDVDBOXも良質箱で売ってないかなぁ~(>_<)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

凄い野球アニメだった

日本の娯楽のそれなりの部分を野球が占めていた時代。
(確か当時好きなものを
巨人・大鵬・卵焼きなどと言っていた時代)

主人公の父親は猟師で、鯨に飲まれ、
その腹を切り裂いて生還した人物だと記憶している。
チームメイトにはON砲が控えており、
当時忌み嫌われていた「4」(=死)という背番号をつけ、
架空の魔球を武器に架空のライバルをなぎ倒していくという、
恐ろしいほどまでに熱血な設定の野球マンガ。
(OPも水木のアニキが熱血してます)
魔球の中には硬球を掌で握りつぶし、
変形する事で魔球にしたり、
投げる前にマウンドでコマのように回転したり
と言う現実的ではない設定ばかり。
(もちろん最初から現実性を持たせようと言う意図など皆無)。
ただ、個人的にアニメとはこういうものだと、
(思い切り)ガツンとやられた作品のひとつ。

※原画がルパン三世(第2期)と被っていたと思う。
敵キャラは五右衛門と被る人物もいたし、
ヒロインは不二子を訪仏とさせた。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

65.3 3 1973年秋(10月~12月)アニメランキング3位
ドロロンえん魔くん(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (22)
122人が棚に入れました
永井豪原作の妖怪アクションアニメ。監督職は、長編アニメの秀作『長靴をはいた猫』の矢吹公郎。地獄と人間界の治安が乱れ、日本では不良妖怪が悪さを始めた。地獄の閻魔大王の甥えん魔くんは、名門・雪女家の令嬢の雪子姫、河童のカパエル、そしてお目付役のシャッポーと共に、妖怪パトロールの任務についた。だが悪い妖怪を成敗する一方、公害など人間界の悪しき問題や、孤独な妖怪たちの心の事情も次第に明らかになってくる。

声優・キャラクター
野沢雅子、滝口順平、坂井すみ江、肝付兼太、神山卓三、島田彰、近藤高子、桂玲子、北川国彦、柴田秀勝

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

へん~な感じが~しませんかぁ

日本は妖怪吹き溜まり(゜Д゜)
この作品と同時期に放映された「ミクロイドS」しかり、高度成長期を迎え、公害や
人々の「心」の隙間に忍び込むあやかしをテーマにした作品。
創作に事欠かない時代だったんですね(´ω`)

原作は読んでないですが、スラップスティックコメディだそうで、アニメの方は
脚本に辻真先などが参加しており、涙を誘う人情話なんかもありましたよ(´ω`)
 
近年、リメイクされた「Dororonえん魔くん」では、雪子姫のことを普通に
「雪ちゃん」って呼んでましたね(゜Д゜)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

64.4 4 1973年秋(10月~12月)アニメランキング4位
新造人間キャシャーン(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (44)
158人が棚に入れました
東(あずま)博士の開発した公害処理用ロボットBK-1が落雷によって自我に目覚め、公害の元凶となっている人間を処理すべきであると考えるようになり、「ブライキングボス」を自称し戦闘ロボット軍団「アンドロ軍団」を作り上げて世界征服を開始した。東博士の息子鉄也は、人間としての生活と引き換えに、人間と融合して完成する不死身の「新造人間」キャシャーンとなり、ロボット犬・フレンダー、恋人のルナとともにアンドロ軍団に立ち向かう。

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヤルッツェブラッケン!(゜Д゜)ゞ

カッコよかったなぁ(´∀`)
「たった一つの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体 鉄の悪魔を叩いて壊す 
キャシャーンがやらねば 誰がやる」
OPなんかでよくあるナレーションの中でも屈指の名調子ですね(´∀`)
「~がやらねば、誰がやる」ってフレーズはちょいちょい流用されてました(´ω`)
 
ラストは打ち切りで、結局キャシャーンはなにもやらなかったんだけど(゜-゜)
これはオイルショックが原因だったみたいですね(゜-゜)
 
村の勇者のストーリーが印象に残ってます(´ω`) 
 

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

機械(敵ロボット等)の設定が豊富で素晴らしかった

東博士が環境用ロボットとして作っていた
BK-1は偶然の落雷で暴走し、
自我をもってアンドロ軍団を率いて世界制覇をたくらむ。
(その名もブライキング・ボス←何故か
帽子をかぶっていた。更に葉巻も吸っていたぞー)
東先生の息子鉄也は新造人間としてアンドロ軍団を
倒す為にキャシャーンとなる。
【うーん、スゴイ設定だ】

キャシャーンは機械(敵ロボット等)の設定が
とても豊富で素晴らしかった。
まず、相棒フレンダー(犬型ロボット)の4形態変身がすごい!
(自動車、飛行機、潜水艇にちょっとした戦車)
各ロボット兵ではやっぱり基本は爪ロボット!
(ちゃんとワイヤーが付いていた)
将校の役割でもあった鞭ロボット!
そしてブライキング・ボスがフレンダーに対抗して作った
黒豹のロボット!

ただ、ストーリーはかなりどろどろとしたものだったのを
覚えている。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

あにめじさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

~~がやらねば誰がやる

タツノコ代表ヒーロー。個人的評価高いのです。

タイトルはすでに古典ネタの部類に入るかと。「○○がやらねば誰がやる」とかラノベでもアニメでも至る所に転がってます。

閑話休題

父が作り、暴走したロボット軍団(アンドロ軍団)を倒すため、命を捨てて新造人間となった主人公、唯一の友は犬アンドロイドのフレンダー。
敵は強大、頼るべき味方もなく、ひたすら孤独に戦うヒーロー。
最近のヒーローにはない、人間を超えるための悲哀と苦悩を強く打ち出した作品です。
この苦悩を抱えるヒーロー像はタツノコのお家芸となり、後のテッカマンや新しいところで言えばソウルテイカーなどに様式美的に受け継がれています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

63.2 5 1973年秋(10月~12月)アニメランキング5位
キューティーハニー(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (42)
228人が棚に入れました
ミッションスクールに通う女子高生・如月ハニーは如月博士が作ったアンドロイド。彼女は体内に装着されている空中元素固定装置の力で女戦士キューティーハニーに変身し、空中元素固定装置を奪おうとする世界の犯罪組織パンサークローと戦う。

声優・キャラクター
増山江威子、富田耕生、森功至、沢田和子、吉田理保子、つかせのりこ、渡辺典子、北浜晴子、津田延代、山本圭子、中西妙子

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

そうよ 一人なら いつまでも泣ける

・・・改めて考えたら、空中元素固定装置って究極のご都合主義だよね(゜-゜)
 
美少女戦士の元祖ですね(゜∀゜)
さすがにおいらの年代はまともに観れなかったんじゃないかな?(^_^;)
 
ちょいと調べてみたら、土曜の20:30に放映されてたんですね(゜Д゜)
本放送で観てないわけだ(゜Д゜)
メディアミックスとして企画された作品なんですね。
放送時間を考えると、もともと高年齢層をターゲットにした作品だったんですね(゜ω゜)

 夏休みなんかに必ずといっていいほど再放送していました(´ω`)
思春期手前の少年のいいお供でしたよ(´ω`)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おもしろいですよ

放送開始当時、よく、アニメ化出来たなあという内容で、PTAに対する挑戦の様な内容で驚きました。
案の定、子供に見せるなとか叩かれていました。
永井豪らしく全編お色気ムンムン(死語)でスケベキャラもぞろぞろ出てきますが、ストーリーはしっかりしています。
「空中元素固定装置」なるコスチュームチェンジの理由づけもちゃんとあるし、のちにリメイク、実写化される程にはいい出来だったのだと思います。
当時、妹が歌っていてお袋に「子供がそんな歌、歌ったらあかん!」と怒られていた主題歌は、平成の世に倖田 來未がカバーしヒットしたのでご存じでしょう。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

newfunk さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

日本セクシー系アニメの始祖

あらゆるジャンルの漫画・アニメのパイオニアであり続ける、永井豪とダイナミックプロのメディアミックス企画。

当時としては前例のない、全裸の女性がこれでもかと画面に出てくるアニメということで批判もあった様だが、作品的にはいろいろな面で爪痕を残し、革命的だったと個人的には思う。

アニメではキャラクターデザインに天才荒木伸吾を起用したことで、作品の質が数倍向上。また荒木伸吾の憂いと艶のある作画と、印象的なOP、ED曲が視聴者に与えたインパクトは大きく、キューティーハニーと言われて先ず頭に思い浮かぶのは、これらの印象だと思う。

ストーリーは、個性的なキャラクター達を活かすための副次的な素材という感じで、とにかくこの作品は如月ハニーの魅力を発揮するためにベクトルが集約されている。

登場する主要な敵キャラが全て女性(戦闘員は男性)でありながら、倒される様は全て残酷であり、これまでの常識に囚われない在りようは、観ている人の心を存分に揺さぶってくる。

とにかく日本のアニメ史を語る際には必ず触れられる時代を代表する作品であることは間違いない。
若い人が今の時代に視聴することは、価値観も常識も違うのでなかなか厳しいものもあると思うが、当時前例のない状況でこの作品が及ぼしたインパクトや影響を想像しながら視聴して頂けると有り難いと思う。

あとこのサイトで使用されている紹介イラストがリメイク作品の画像になっているので、早々にオリジナル画像に差し替えをお願いしたい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

63.0 6 1973年秋(10月~12月)アニメランキング6位
ゼロテスター(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (12)
41人が棚に入れました
現在のサンライズの前身・創映社が、東北新社の発注で制作したSFアニメ。企画の源流は宇宙戦争版『サンダーバード』である。西暦2100年。人類は宇宙に進出していたが、外宇宙の機械化人類アーマノイドが地球を狙う。未来科学開発センターは未知の敵から人類を守るため“生命維持度ゼロ”の絶対危機を突破できる若き戦士ゼロテスターの編成を図る。やがて科学人工島に築かれるゼロテスター基地。人類の希望は彼らに託された。

声優・キャラクター
神谷明、中尾隆聖、広川太一郎

61.9 7 1973年秋(10月~12月)アニメランキング7位
空手バカ一代(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (28)
73人が棚に入れました
大山倍達の興行価値に目をつけた、プロモーターのタッド若松は、沖縄でプロレスと試合をするよう勧める。多額の借金を背おっていた大山はこの話に気持がぐらつく。沖縄入りしたのは、大山のほかに、柔道の藤田修造六段もいた。巨漢プロレスラー相手に善戦した二人だったが、反則などがとび出し、試合はメチャクチャになってしまった。契約違反を問われた二人は、それでも試合を、続けることに。そして、その度に悪役外人レスラーを大山はやっつけてしまった。大山は、暗黒街のボス・劉鳳厳に命を狙われるはめになる。大山、藤田、そして山下の三人は、本土へ帰ろうとするが、藤田はショーでのケガが直らず大山も浮浪児に金を盗まれてしまい、帰ることができなかった。ある日、大山は、自殺しかけていた麗子を救う。両親を日本人によって奪われた麗子は大山を最初は信じず、日がたつうちに二人の間に愛が芽ばえて行った。

声優・キャラクター
田中信夫、神谷明、大木民夫

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大嘘おおいに結構!。やはり梶原作品でも名作な一本。

 梶原一騎作品でも特に有名なのは、「巨人の星」と「あしたのジョー」、それに続いて本作と「タイガーマスク」といったところだろう。本作は一応伝記漫画ということになってるが、もちのろん梶原さんらしい大嘘だらけでその辺をマジレスしようと思えばいくらでもツッコミ入れられるが、そんなことは承知之助で楽しむのが梶原世界であると言いたい!。


 本作は漫画の前半、つのだじろうさんが作画してた頃までのアニメ化であり、後半はないので弟子たちの話は殆どなく、大山倍達もとい飛鳥拳が海外で大活躍のところまでである。


 個人的に一番面白いのは、やはり梶原さん得意のドラマを創作している有明の件だろう。こんなん作り事の悲劇と美談だと鼻白む人間もおるだろうが、殆どヤクザな強面の梶原さん、そんな彼の中にもこういう純粋さ純情さへの希求が同時に渦巻いていると思うとやはり沁みるもんがある。単にウケ狙いに雑に創作したのではこうはいかない。本音と建前、美談はみんな偽善みたいな浅い人間観でなんでも斜めに見るようでは人間おしまい。


 ちなみにグレート東郷が登場するが、彼の正体不明の実体について書かれたものでは森達也さんの「悪役レスラーは笑う」が名著です。あと、木村政彦の件はカットされているが、その辺は勿論「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか?」をお読みください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

計測不能 8 1973年秋(10月~12月)アニメランキング8位
ミラクル少女リミットちゃん(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (8)
35人が棚に入れました
サイボーグ研究の第一人者の父の手により、死の淵からサイボーグとしてよみがえった少女リミット。元来明るく心やさしい少女であるため、学園や身近に起こるトラブルを、自身が持つ「ミラクルパワー」と「七つ道具」でそれとなく解決していた。同級生らとは、時にはけんかや仲違いもあったが、今までと変わらない日々を過ごしていた。しかし身の回りに起こる事件が不思議な解決を見せることに、内心疑問を抱く者もあった。それは、リミットが自身の正体がばれて仲間外れになるのを恐れ、正体を秘密にしていたからだ。人間ではないというコンプレックスに苦しみ悲しみにくれるリミット。父に自らの境遇を憂い、「ミラクルパワーは要らない、普通の人間になりたい」と当たることもあった。そのたびに、父の温かい励ましを受け、また身体への改良も加えられ、日々を明るく過ごすよう努めていた。父もまた、娘の願いを叶えるべく研究に尽力するのだった。

声優・キャラクター
栗葉子、柴田秀勝、山本圭子、肝付兼太、野沢雅子、山本嘉子、坪井章子、千々松幸子

計測不能 8 1973年秋(10月~12月)アニメランキング8位
冒険コロボックル(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (4)
26人が棚に入れました
著名な児童文学者さとうさとる(佐藤さとる)の原作による、現代が舞台のリアルファンタジーアニメ。フキの葉の下に住む小さな神様コロボックル。その中の3人、勇敢なボックル、ちょっとおませなラブラブ、そしてのんきなクスクスは人間社会に出かけた。そこで彼らが出会ったのは、本当ならコロボックルを認識できないはずなのに、3人の姿が見える人間の少年せいたかくんだった。彼ら4人の友情と冒険の日々が始まる。1972年放映の『おんぶおばけ』に続く、住友生命提供のファンタジーアニメ第二弾。アニメ映像の実製作には『風の谷のナウシカ』のトップクラフトなどが参加する。

声優・キャラクター
鈴木やすし、坂本新兵、小原乃梨子、長谷川諭
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