1973年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 9

あにこれの全ユーザーが1973年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番の1973年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

69.1 1 1973年秋(10月~12月)アニメランキング1位
エースをねらえ!(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (65)
338人が棚に入れました
テニスの名門・西高の岡ひろみは、トッププレイヤーお蝶夫人に憧れて女子テニス部に入部した1年生。新任コーチ・宗方のシゴキはきついけれど、親友の牧といっしょにノンキなクラブ生活を送っていた。ところがある日、先輩たちを追い抜いて地区大会の代表選手に選ばれてしまう。実力のともなわないひろみに対して部員たちの目は冷たいが、宗方の指導はますます厳しくなっていく。そして団体決勝戦の日。途中まで健闘していたひろみだが打球が目に…!?

声優・キャラクター
高坂真琴、池田昌子、菅谷政子、中田浩二、森功至

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

男前な少女漫画

少女漫画でありながらスポ根漫画でもある本作。
恋だの愛だのと言いながらも、物語の根底に流れるのは熱血!文字どうり命懸けでテニスに打ち込む壮絶なお話です。

偉才・出崎統監督の出世作・代表作といえば、あしたのジョーと、このエースを狙え!
スポーツにおける躍動感や技が極まったときの臨場感など、止め絵とSEで魅力的に表現してしまう、世にいう「出崎演出」が本作でも採用されています。
デジタル作画など考えられもしない時代、短い制作期間と限られた人員で、これだけ”見られる”映像を作りだした技法には脱帽するばかり。
とはいえ、やっぱり全体の作画の質としては、少々厳しいものがありますが・・・・・昔の作品のそれをどうこう言うのも詮無いことですね。


本作の特徴といえば、やはり熱血ストーリー。
鬼コーチの存在です。一に根性、二に根性、三四が無くて、五に根性。
「俺はお前の才能を見込んだんだ」、「岡、エースを狙え!」
軽い気持ちでテニス部に入った高校入学したての夢見る少女に、この一方的な理屈だけで、過酷すぎる試練を次から次へと与え続けます。
平凡で可憐な少女だった主人公は、その度に泣き崩れ、そして立ち直り強くなっていきます。
コーチも生半可でない覚悟で臨んでいるので、半ば脅迫的にやらざるを得なかったような気もしますが、その道で「一流」と呼ばれる人とは、皆そういうものなのかもしれません。
言葉は悪いですが、終盤でははもう、いろいろとテニスの為に身を犠牲にする事に酔っちゃってる・・・・マゾっぽいですw。色恋沙汰すら放棄しますからね。
少女漫画なのにヤワじゃない。
骨太でカッコイイスポーツ選手に、男も女もないってことを知らしめてくれました。


そして、やっぱりお蝶夫人。
絶対的な実力と人望・容姿・財力・華麗さを備えた完璧超人。、最初は憧れの存在でしかなかったお蝶夫人に、徐々に選手としてライバルとして意識されてゆく過程が、主人公の成長物語を絶妙に盛りたててくれます。この人物対比による状況説明って、今みても巧いなぁ、と感心。
アニメのオリジナルエピソードですが、最後はお蝶夫人と互角に勝負するまでになります。
(そして、そこでアニメは打ち切りですがw)


厳しく厚い信頼関係の師弟愛。
高みにある憧れのお姉さま。

この要素を含んだアニメや漫画がどれだけ存在することか。
その多くが、エースを狙え!から影響を受けていることは、本作を見れば疑い様もありません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

トップをねらえ!で感動したのなら

トップをねらえの元ネタと表現していいでしょう。
原作は花や星が飛び交うキャピキャピ(死語)の少女漫画ですが、中身はバリバリのスポ根アニメ!
それもそのはず、あしたのジョーの出崎統演出!
花は汗に、星は雄たけびにとフュージョンしヒロインひろみの成長を描き続けます。
2期のOP、挿入歌はこれまたお勧め!
ちゃんと恋愛物語も入ってます。
熱いアニメがみたいならお勧め!
宗方コーチのラストシーンは泣けます。
「岡、エースをねらえ!」

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

巨人の星と並ぶ伝説

【巨人の星】と並び、日本のアニメだけでなく
スポーツ界にまで大きな影響を及ぼした作品ですね。
上記2作品に共通しているのが
鬼のようなしごきですね。
スポーツには根性が一番大切と言わんばかりのご時勢です。
ただ、【巨人の星】と比べると、原作が
女性なので愛憎の絡みがえぐいです。
そして語り草なのが、お蝶婦人の髪型ですね。

後、原作が漫画なのですが、、ご都合主義を強く感じたのが
男3人組の設定。
主人公が不良に絡まれるシーンなどがあるのですが、
テニス部の名選手=喧嘩が強いと言う設定にも疑問符ですが、
メガネの新聞部千葉ちゃんが空手の黒帯というのはどうか、、

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

66.0 2 1973年秋(10月~12月)アニメランキング2位
侍ジャイアンツ(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (45)
191人が棚に入れました
巨人軍V9時代。連勝を重ねながらも、監督・川上哲治は完成され過ぎた巨人軍の規格を破壊しうる、侍のごときパワーの選手を求めていた。候補となった土佐嵐高校の投手・番場蛮に川上はその可能性を認めるが、当の蛮は巨人軍が大っ嫌いだった。だが気になる先輩・美波理香の進言で巨人に入団することになる蛮。蛮は川上監督に真っ向から挑戦するが。

声優・キャラクター
富山敬、納谷六朗、武藤礼子、吉田理保子、井上真樹夫、西尾徳、西田昭市、キートン山田、石森達幸
ネタバレ

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

威張ったヤツは嫌いだぜぇ

・・・私は昔からドラゴンズファンですよ(゜-゜)
 
子供のころに漁師の父を鯨に殺され、以来、強大なモノに異常に闘志を燃やすようになった
番場 蛮(ばんば ばん)が主人公のスポ根(?)アニメ(´ω`)
 
「バッター、キャッチャー ぶっ飛んで ボールの唸りに 地獄が見えた」と歌われる破壊的な
剛速球が武器で
「デッドボールの一つや二つ 蛙の面に ションベンだ」と歌われる殺人的な
ノーコンが特徴の左腕(゜Д゜)

V9を果たし、王者の座にあぐらをかく巨人軍にはサムライが必要だと考えた川上監督の
指示の下、白羽の矢が立ったのが番場 蛮。
{netabare} しかし、球界の巨鯨、巨人軍の指名に対し、かたくなに拒否するが、なぜかあっさり快諾(゜-゜) 
その魂胆は、鯨の腹の中に入り、内側から壊してやるというものだった。
その魂胆を知った陣営を敵に回し、地獄の特訓の日々(゜Д゜)
しかし、侍・番場 蛮はそのことごとくを乗り切り、ついには川上監督との直接対決に(゜Д゜)
対決では引き分けたものの、川上監督の懐の深さに感服し、巨人軍よりも強大な敵と
戦う決意をし、巨人軍を死に場所と決めるd(`・ω・´) {/netabare}

「王者の星が 俺を呼ぶ 俺は侍 呼ばれたからは」と歌われた武士道で巨人軍に忠誠を誓った
サムライの破天荒で荒唐無稽な大活躍(゜∀゜)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

みり仔 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

海老反りハイジャンプ

野球漫画にありがちな投手が主人公です。
しかし番場蛮はちょっとちがいます。
打って投げて点が取れる選手になるのが目標です!
正直よくばりですよねー
でもすっごくおもしろいです、
巨人はあんまり好きじゃないですけどw
キャラの中にはリアル選手の名前のキャラも何人か。

見所はやっぱり技のネーミングセンスですかねーww
あんなの番場蛮じゃないとありえませんwww
到底普通の人間じゃできない技が多いです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エビ投げハイジャンプ魔球VSスクリュー打法 男が燃えていた時代

1973年~1974年放送のテレビアニメ 全46話

原作 梶原一騎 井上コウ 監督 長浜忠夫 制作 東京ムービー
絵コンテは富野由悠季氏と出崎哲氏がほぼ交代で担当

一言でいえば、巨人の星(少年マガジン)の少年ジャンプバージョン
後に「アストロ球団」などの無茶な野球漫画のもとになった梶原一騎の力作。
望月三起也のアシスタントが井上コウでそのアシスタントが車田正美だそうです。

巨人の星と同様に根性の少年が巨人軍で大活躍するストーリーですが、
だいぶ印象が違う設定のため、吸引力がそれほどでもなく、
何度再放送されても全話観ることは無かったという微妙な作品。
まあ、スポ根というより、超人プロ野球アニメという感じで、
巨人の星にのめり込んでしまったものとしては、断じて認められない面があったんですね。
原作とアニメ監督は同じ人ですが。

なんといっても魔球、「ハイジャンプ魔球」「大回転魔球」「分身魔球」
ですが、草野球で真似しようという人は居ませんでした。

ただ、意外にコミカルだった巨人の星より10倍はコミカルな楽しい作品で、
見始めるとやめられない、まさに当時の少年ジャンプのイメージそのもの。
「ど根性ガエル」もジャンプでしたね。

主人公番場蛮 なにげにハーレム 母と妹 陰から見つめる女性美波理香
ライバル 
眉月光 血みどろで大回転魔球ハイジャンプ魔球を打ち込む。
大砲万作 元木こりのスラッガー 
明智学 東大卒の理論派ヒッター

梶原一騎もジャンプの連載と言うことで笑えるネタを仕込んだようだが、
出版社の方針で実在の選手を大量出演させることとなり、ちょっと中途半端になった模様。

最終回を視聴しました。
{netabare}ハイジャンプ大回転分身魔球で大リーガーを打ち取って世界一ですね。{/netabare}

この作品を最後に長浜忠夫氏はアニメ監督を引退。
翌々年「勇者ライディーン」を降板した富野由悠季氏の代役で復帰する。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27

65.3 3 1973年秋(10月~12月)アニメランキング3位
ドロロンえん魔くん(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (22)
122人が棚に入れました
永井豪原作の妖怪アクションアニメ。監督職は、長編アニメの秀作『長靴をはいた猫』の矢吹公郎。地獄と人間界の治安が乱れ、日本では不良妖怪が悪さを始めた。地獄の閻魔大王の甥えん魔くんは、名門・雪女家の令嬢の雪子姫、河童のカパエル、そしてお目付役のシャッポーと共に、妖怪パトロールの任務についた。だが悪い妖怪を成敗する一方、公害など人間界の悪しき問題や、孤独な妖怪たちの心の事情も次第に明らかになってくる。

声優・キャラクター
野沢雅子、滝口順平、坂井すみ江、肝付兼太、神山卓三、島田彰、近藤高子、桂玲子、北川国彦、柴田秀勝

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

妖怪バトル+エロ…(笑)(このすば: めぐみんの服装の元ネタ…?)

永井豪原作の同タイトルのマンガが原作ですが、この頃のアニメの常として連載とアニメ放送は同時進行でした。

そんな制作状況もあって、基本設定は原作マンガと同じですがほぼアニメオリジナル脚本だったはずです。ただ、この時期の少年サンデーはほとんど読んでいないので詳しくはわかりません。原作読んでません、すみません。

メインキャラはといえば:

[えん魔くん]
主人公。地獄の管理人である閻魔大王の甥。火炎系の能力を持つ。特に物語序盤はチャラい(笑)。杖を持っていると、必殺技「火炎車」が使える。普通に強いが、戦いでは意外と死にかける。

[雪子姫]
ヒロイン。雪女で、えん魔くんの幼馴染にしてガールフレンド。氷結・冷凍系の能力を持つ。実は普通に戦うと結構強い。作中ではなにかと脱がされるエロ担当。愛称: ユキちゃん。

[シャポー]
えん魔くんの帽子(笑)。…というのは見かけの話で、お目付け役にして相談役。知識は豊富だが、戦闘力はまったくあてにならない。
*本作品と関係はないが、このすばのめぐみんの帽子のデザインの元ネタと思われる。

[カパエル]
河童で、えん魔くんの幼馴染にして妖怪パトロール隊員。雑魚とは充分戦えるものの、基本的にはやられ役(?)。

あにこれの作品サムネイル画像に出てるのは以上ですね。あとは、人間界のキャラとしてツトムくんとハルミちゃんがいます。

さて、第1話で地獄で好き放題やっているえん魔くんですが、目に余る行動に怒った閻魔大王に追放されて人間界にやってきます。

閻魔大王からは人間界で悪さをする妖怪から人間を守るように命じられており、人間界で知り合ったツトムくんなどからもたらされる妖怪の悪事に関する情報に対して妖怪パトロールとして退治するという、1話毎完結のストーリーです。

絵的には敵妖怪との戦いがけっこうシビアで、えん魔くんなどが結構ダメージを受けていて子供にはけっこう怖い一方、平穏な時のギャグっぽい感じやユキちゃんメインのエロ描写のギャップが激しいです。

事件の始まりは些細なことのようで、毎回結構大事になっています。えん魔くんの、強引で時に斜め上のバトルっぷりはなかなか面白いですね。

OP/EDとも作品の世界観にはバッチリ合っていると思います。私は結構好きです。今でも時々観たくなるのは、『ゲゲゲの鬼太郎』よりはこっちかも。

ただ、観ても感動とかはしないです。確実に単なる娯楽作品ですね。こういう作品こそ、まさに「テレビマンガ」という呼び方がふさわしい(笑)。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

へん~な感じが~しませんかぁ

日本は妖怪吹き溜まり(゜Д゜)
この作品と同時期に放映された「ミクロイドS」しかり、高度成長期を迎え、公害や
人々の「心」の隙間に忍び込むあやかしをテーマにした作品。
創作に事欠かない時代だったんですね(´ω`)

原作は読んでないですが、スラップスティックコメディだそうで、アニメの方は
脚本に辻真先などが参加しており、涙を誘う人情話なんかもありましたよ(´ω`)
 
近年、リメイクされた「Dororonえん魔くん」では、雪子姫のことを普通に
「雪ちゃん」って呼んでましたね(゜Д゜)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

64.4 4 1973年秋(10月~12月)アニメランキング4位
新造人間キャシャーン(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (44)
158人が棚に入れました
東(あずま)博士の開発した公害処理用ロボットBK-1が落雷によって自我に目覚め、公害の元凶となっている人間を処理すべきであると考えるようになり、「ブライキングボス」を自称し戦闘ロボット軍団「アンドロ軍団」を作り上げて世界征服を開始した。東博士の息子鉄也は、人間としての生活と引き換えに、人間と融合して完成する不死身の「新造人間」キャシャーンとなり、ロボット犬・フレンダー、恋人のルナとともにアンドロ軍団に立ち向かう。

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヤルッツェブラッケン!(゜Д゜)ゞ

カッコよかったなぁ(´∀`)
「たった一つの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体 鉄の悪魔を叩いて壊す 
キャシャーンがやらねば 誰がやる」
OPなんかでよくあるナレーションの中でも屈指の名調子ですね(´∀`)
「~がやらねば、誰がやる」ってフレーズはちょいちょい流用されてました(´ω`)
 
ラストは打ち切りで、結局キャシャーンはなにもやらなかったんだけど(゜-゜)
これはオイルショックが原因だったみたいですね(゜-゜)
 
村の勇者のストーリーが印象に残ってます(´ω`) 
 

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

機械(敵ロボット等)の設定が豊富で素晴らしかった

東博士が環境用ロボットとして作っていた
BK-1は偶然の落雷で暴走し、
自我をもってアンドロ軍団を率いて世界制覇をたくらむ。
(その名もブライキング・ボス←何故か
帽子をかぶっていた。更に葉巻も吸っていたぞー)
東先生の息子鉄也は新造人間としてアンドロ軍団を
倒す為にキャシャーンとなる。
【うーん、スゴイ設定だ】

キャシャーンは機械(敵ロボット等)の設定が
とても豊富で素晴らしかった。
まず、相棒フレンダー(犬型ロボット)の4形態変身がすごい!
(自動車、飛行機、潜水艇にちょっとした戦車)
各ロボット兵ではやっぱり基本は爪ロボット!
(ちゃんとワイヤーが付いていた)
将校の役割でもあった鞭ロボット!
そしてブライキング・ボスがフレンダーに対抗して作った
黒豹のロボット!

ただ、ストーリーはかなりどろどろとしたものだったのを
覚えている。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

当時はかなりかっこよかった

ちょいと話はそれますが、映画「ターミネーター」を見たとき、「キャシャーン」のパクリじゃないの?
と思った。(単なる妄想かもしれないが・・・)

当時、その設定の発想に驚き毎回楽しみだった。

あのOPはいまだにかっこいい!男らしい!
大きくなったらキャシャーンのようになりたい!!
と思ってました(笑)

とても画期的で斬新な設定で、ストーリーも面白かった。

愛犬!?フレンダーの変身シーンがカッコよかったなあ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

63.2 5 1973年秋(10月~12月)アニメランキング5位
キューティーハニー(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (42)
228人が棚に入れました
ミッションスクールに通う女子高生・如月ハニーは如月博士が作ったアンドロイド。彼女は体内に装着されている空中元素固定装置の力で女戦士キューティーハニーに変身し、空中元素固定装置を奪おうとする世界の犯罪組織パンサークローと戦う。

声優・キャラクター
増山江威子、富田耕生、森功至、沢田和子、吉田理保子、つかせのりこ、渡辺典子、北浜晴子、津田延代、山本圭子、中西妙子

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

そうよ 一人なら いつまでも泣ける

・・・改めて考えたら、空中元素固定装置って究極のご都合主義だよね(゜-゜)
 
美少女戦士の元祖ですね(゜∀゜)
さすがにおいらの年代はまともに観れなかったんじゃないかな?(^_^;)
 
ちょいと調べてみたら、土曜の20:30に放映されてたんですね(゜Д゜)
本放送で観てないわけだ(゜Д゜)
メディアミックスとして企画された作品なんですね。
放送時間を考えると、もともと高年齢層をターゲットにした作品だったんですね(゜ω゜)

 夏休みなんかに必ずといっていいほど再放送していました(´ω`)
思春期手前の少年のいいお供でしたよ(´ω`)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おもしろいですよ

放送開始当時、よく、アニメ化出来たなあという内容で、PTAに対する挑戦の様な内容で驚きました。
案の定、子供に見せるなとか叩かれていました。
永井豪らしく全編お色気ムンムン(死語)でスケベキャラもぞろぞろ出てきますが、ストーリーはしっかりしています。
「空中元素固定装置」なるコスチュームチェンジの理由づけもちゃんとあるし、のちにリメイク、実写化される程にはいい出来だったのだと思います。
当時、妹が歌っていてお袋に「子供がそんな歌、歌ったらあかん!」と怒られていた主題歌は、平成の世に倖田 來未がカバーしヒットしたのでご存じでしょう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

8時だよ全員集合に対抗?

土曜の8時30分だったよね、1973年当時観てた(笑)、裏の全員集合はたしかにバケモノだったかもだけどマンネリ感もあったしね、ってよりやっぱ変身シーンだよね、当時としては脱ぎっぷり気前良かった、永井豪氏面目躍如、原作本では変身途中素っ裸になった時運悪く?空中元素固定装置壊れたりね、
こちらの成分でも「エロ」で(笑)別に異論はないし言い訳でもないんだけど、
亡くなった娘の代わりに造られたアンドロイドなんだよね、
人ではない、人になれないって処、
アンドロイドものに共通した哀愁みたいなものがあったような、
エンディングテーマもそんな感じだったかな、

元々はスッチーとかモデルとか変身願望叶えるという事で少女向けに企画されたらしい、20年時隔て1997年セーラームーンの後番組で描かれた「キューティーハニーF」で当初の企画が生かされたって事なのかな、
当時裏番組対抗上インパクト付加な意図もあってかこうなってしまった昭和の怪作だったけど、
その後OVAや実写で印象的なOPテーマ曲と共に幾度もリメイクされてるし、魅力ある作品だったって事なんじゃないかな~、
デビルマン、マジンガーZ、当時の永井豪氏は凄かった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

63.0 6 1973年秋(10月~12月)アニメランキング6位
ゼロテスター(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (12)
41人が棚に入れました
現在のサンライズの前身・創映社が、東北新社の発注で制作したSFアニメ。企画の源流は宇宙戦争版『サンダーバード』である。西暦2100年。人類は宇宙に進出していたが、外宇宙の機械化人類アーマノイドが地球を狙う。未来科学開発センターは未知の敵から人類を守るため“生命維持度ゼロ”の絶対危機を突破できる若き戦士ゼロテスターの編成を図る。やがて科学人工島に築かれるゼロテスター基地。人類の希望は彼らに託された。

声優・キャラクター
神谷明、中尾隆聖、広川太一郎

k-papa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

メカがかっこ良かった。

戦闘機のようなメカがかっこ良かった。
操縦する女の子も個人的に何故か萌えてました。

OPは初期のものが好きしたが、
後半に変わったときに妙にこどもぽくって
がっかりしてました。

メカのプラモデルも結構買いました。
その中でも一番はサンダーバードみたいな
秘密基地が最高に良かったな。
でもサンダーバードのものと型を流用した感じで
大変似てました。

その当時は知りませんでしたが、
ガンダムのおハゲ様が関与した作品のようです。
まあ、個人的にどうでも良いのですが。

それにしても内容は残念なぐらい覚えてません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

わりとガチにSFかも、な隠れた名作。

原作はない、オリジナルTVアニメ。ただ、当時のアニメ作品はみんなそうですが子供向けのTV雑誌などにコミカライズされたものは掲載されていたと思います。

「シリーズを通してのストーリー」という点では、やや迷走した感もありますがOP/ED主題歌も好きですし、登場メカもかなり好きです。

まず、作品タイトルの「ゼロテスター」。「テスター」は試験する人、挑む人的な意味での tester ですが、「ゼロ(zero)」とは何なのか…。

作中設定で「生命維持度0(ゼロ)」すなわち生命が生存可能な極限状態においての活動に挑むという無茶な人たちが「ゼロテスター」の3人(フブキ/アラシ/リサ)なのです。このあたりの話は確か作中の冒頭ナレーションで説明があります。

敵方のアーマノイドが機械生命体(ぶっちゃけ、サイボーグ的な奴ら)だったため、同様の極限環境に耐えられるゼロテスターが戦うことになったという成り行きだったように思います…。

このゼロテスター3名がテスター1号マークⅠ(ワン)/マークⅡ(ツー)/マークⅢ(スリー)のパイロットとして戦いますが、その他「テスター隊」と呼ばれるメンバーがおり、空中母艦的なテスター2号の乗員としてその戦闘をサポートします。

テスター1号も合体・分離してカッコいいのですが、この作品のサムネイル画像になっているチョウチョウウオみたいなデザインのテスター2号が私はとても好きでした。後に改装されて船体上部が左右に開き、砲塔が出てきて空中戦艦化するようになってからは特にカッコいいです。

本作の異色な点として、まず当時当たり前だった人型の巨大ロボットが出てきません。後に初期にはなかったゼロロボットというメカが追加されますが、四脚の作業ロボット的なデザインでちょっと重機の延長みたいな感じです。

潜水艇のテスター3号、分離式のカーゴを備えた輸送機のテスター4号、地底戦車シールドなど、どのメカも質実剛健な感じでカッコいいです。

そして最後までテスター隊の主要兵装は戦闘機であるマークⅠ~Ⅲが合体する、テスター1号とその必殺技シグマ・ゼロビームだったのでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

マーク1!マーク2!マーク3!ゼロ・チャージ!!

・・・・例によって、あんまり覚えていないんだなぁ(゜-゜)

・・・子供のころ使ってた湯飲みの柄がゼロテスターでした(゜-゜)
主題歌は今でもたまにカラオケで歌ったりします(゜-゜)
 
・・・これだけじゃダメだよね?(´・ω・`)
ってことで、ウィキのお世話に・・・(゜-゜)

・・・製作スタッフがそうそうたるメンバーですね(゜Д゜)
歴史資料として、一度は観てみたい作品です(゜ω゜)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

61.9 7 1973年秋(10月~12月)アニメランキング7位
空手バカ一代(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (29)
73人が棚に入れました
大山倍達の興行価値に目をつけた、プロモーターのタッド若松は、沖縄でプロレスと試合をするよう勧める。多額の借金を背おっていた大山はこの話に気持がぐらつく。沖縄入りしたのは、大山のほかに、柔道の藤田修造六段もいた。巨漢プロレスラー相手に善戦した二人だったが、反則などがとび出し、試合はメチャクチャになってしまった。契約違反を問われた二人は、それでも試合を、続けることに。そして、その度に悪役外人レスラーを大山はやっつけてしまった。大山は、暗黒街のボス・劉鳳厳に命を狙われるはめになる。大山、藤田、そして山下の三人は、本土へ帰ろうとするが、藤田はショーでのケガが直らず大山も浮浪児に金を盗まれてしまい、帰ることができなかった。ある日、大山は、自殺しかけていた麗子を救う。両親を日本人によって奪われた麗子は大山を最初は信じず、日がたつうちに二人の間に愛が芽ばえて行った。

声優・キャラクター
田中信夫、神谷明、大木民夫
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

【超古典】サニーがボーイだった頃

MXで再放送

50周年記念とのことでした。
さっそくですが自分が生まれる前のアニメ作品を興味本位で観たりします?
私の場合、本作品が初かもしれません。想い出/思い入れがなければ表現が洗練されてる現代の作品が見やすい。そもそも20世紀アニメのレビューはほとんど書かない私の言い訳もとい視聴理由は↓

・松ちゃんが最近マンガ読んでるわーと言ってた
・なんだかんだ劇画ものって見かけないよね?
・現代世界では居場所なさそうな梶原一騎もの
・なんとなく…

深い理由ございません。
みんな大好き極真空手の創始者大山倍達の半自伝的作品との触れ込みで当時の少年たちに多大な影響を及ぼしたとされる空手格闘物語です。
終戦直後の池袋界隈。生き残った特攻隊員“飛鳥拳”が己の拳で生の意味を探求するようなストーリーです。正直説教臭いですがアリですね。
山籠もりしたり牛や羆と闘ったり弟子を取ったりその弟子との悲しい別れから新天地アメリカに活路を見出したり、とその流れからバトルアニメの源流とアニメ史の観点からでも相応の位置づけになるのだと思います。

ただそんな理由で古い作品を観るモチベーションには繋がらないですよね?
自分の場合50年前の空気にすっかりあてられての完走です。モデルとなった大山倍達含めて制作メンバー大半が1920~1930年代生まれ。彼らが40代前後で現場責任者くらいのポジションになって振り返る青年時代“特攻隊上がり設定”“池袋の闇市”は実体験なのです。これが凄いというか趣深い。
たとえばここ最近なら、ドラクエのフィールド曲使ったトヨタのCMや、90年代J-POPや、『ハイスコアガール』あたりのネタに触れるのに近い。当時を知る者には懐かしく知らない若人にとっては新鮮。そのうち平成生まれが現場の主力になれば、ケツメやオレンジレンジだったり、六本木ヒルズだったりをアイコンとしてなにか作られてくかもしれません。その50年前ヴァージョンみたいなもんですかね。

技法なんかよりエッセンスを感じよ!
これはこれで貴重な経験でした。



※補足

■1973年(昭和48年)

つまりリアタイだと50歳代半ばより上の世代の先輩方が熱狂した計算になりますね。
当時を知る由もありませんがポリコレ全盛の現代の感覚を捨てると幸せな気分に浸れます。

{netabare}・ヤクザと仲良し。命名“極道空手”案もあったが“極真”で落ち着いた模様
・もちろんところかまわず煙草を吸うのは基本仕様
・わりとみんな傍若無人
・SHIROBAKO宮森氏も真っ青の交通法規無視っぷり
・警察などの公的機関も適当対応。よく言えば大岡裁き的人治主義
・パワハラ上等。一方でセクハラは無い。永井豪まで待て!
・プライバシーもへったくれもなくガシガシ懐に飛び込んでくるモブたち
・ジャップ連呼の修羅の国アメリカ(笑) スタッフが60年安保世代だもんなぁ{/netabare}

法令順守は蚊帳の外。現代のツッコミ待ち作品と比較にならない暴走ぶりは必見です。



■文化って土壌よね

興味本位でスタッフをググりまくってみた。多くは鬼籍に入られてますね。そりゃそうだ。
と思ってたら大山の弟子の一人千葉真一氏の訃報がこの再放送期間に飛び込んできました。氏は実写映画でも主演を務めていてついでにこちらも視聴済みだったりします。
氏の愛称をもじったような“Sonny Boy”なんてアニメが放送中だったり、そのサニーボーイはMADHOUSE製でファウンダーの一人出崎統氏は『空手バカ一代』のスタッフにクレジットされてたり、と意外と狭い世界と思うかなにかしらのご縁と思うか、ひとえにジャパニメーションと言われつつも歴史や繋がりや積み重ねあって今ここなのよね~が実感できたことがなによりの収穫だったかもしれません。

{netabare}この話の流れでさらに脱線すると作中で最強の柔道家木村政彦が登場したのに驚いた。ヒクソンのおとんに勝った人です。プロレス興行で力道山に負けた人でもあります。たしか彼を慕って大山が拓殖大学に入学したとかしないとか。その木村を語るうえで欠かせないのは師匠牛島辰熊だったりどんどんマニアックになっていくんですけど、牛島も木村も“鬼”と称された超実力者。牛島はあの『ゴールデンカムイ』牛山のモデルになってますよね。
書いてて自分も混乱しそうですが続けます。一般認知度なくても物語に華を添えるキャラのモデルとなりそうな実在の人物がわんさかいることを再認識します。文化土壌が芳醇である証左。ストーリーアニメが日本で発展したのも合点がいきます。
『SHIROBAKO』なんて実在のモデルだらけと言いますから(笑) たしかカレー作ってる社長もMAD HOUSEの社長さんがモデルでしたっけ? さらに『SHIROBAKO』登場の音響監督明日川源のモデルとなった明田川仁氏が手掛けてる作品の一つが前述の『ゴールデンカムイ』だったり。その明田川氏のお父さま進氏も実は音響畑の親子鷹ということで『空手バカ一代』の音監さんでした。{/netabare}


狭い世界なのはそうなんでしょう。
そんな現場で“虚”も“実”も取り込んで、磨いて重ねて今がある。
そんなことを夢想できる古典作品でした。



視聴時期:2021年4月~12月 地上波再放送

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2021.08.22 初稿

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27

岩倉ブラックキャット さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

昭和の宮本武蔵的な、求道的空手アニメ作品。

原作の漫画版を、中学時代に友達の兄から借りて出会ったのが最初だった。まさに僕の人生、生き方を変えた作品だった。アニメ版は、高校生の時にレンタルで観たが、キャラクターの名前などは変わっていたものの、おおむね原作に沿った内容だったと思う。
心身ともに弱かった僕が、この作品の主人公・大山倍達(飛鳥拳)に憧れて空手を始め、夢中になって打ちこんで全国の大会に出場できるようになった頃には、弱い心に小さな「自信」が芽生えていた。この小さなものに、今まで人生の様々な局面でどれだけ助けられただろう。この何物にも代えられない宝物を与えてくれたのが、この作品だったと言っても過言ではないと思う。
主人公はどんな苦境の中でも、苦しみ悩みもがきながらも決して諦めず、宮本武蔵を人生の師と仰ぎ、ただひたすらに強さを追い求めて乗り越えていく。
その姿は、青春のあり余るパワーを注ぐ素晴らしい方向性を示してくれた。
そんな、僕にとっては特別な作品です。出会えて、良かった。
(でも、小心者は一生小心者。三つ子の魂百まで。心の芯までは変わらないようですね。^^;)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4
ネタバレ

スガル72 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

子供の頃の空手バカ一代の思い出

【空手バカ一代】は、子供の頃結構好きでした。
スペインでは闘牛が行われているのに、なぜ日本では牛と戦ってはだめなのかと苦悩する主人公。
{netabare}結局日本で牛と戦い、熊と戦い、海外に出てレスラーやボクサーと戦います。{/netabare}
ビール瓶の上方を空手チョップで両断したりします。
特に飛び蹴りがかっこよかったです。


私が小学一年生の夏休みのとき、『空手バカ一代』が好きだった私は、たまたま二階のベランダの外に出ていました。
すると姉がふざけてベランダの窓の鍵を閉めたので、私は一人で締め出されてしまいました。
そこで私はチャンスだと思い、以前から試してみたかった飛び蹴りで、ベランダのぶ厚いガラスを蹴り破り、見事に部屋の中に着地を決めていました。
しかし、私は裸足で飛び蹴りを実行したため、ガラスを破った右足は血まみれでした。
その私の姿を見て、ひどく罪悪感に包まれている姉を、私はどうやって慰めようかと必死に考えていました。
母に病院に連れて行かれ、七針程、足の裏を縫われましたが、医者から、ここまで平然としている子は珍しいと言われました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

計測不能 8 1973年秋(10月~12月)アニメランキング8位
ミラクル少女リミットちゃん(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (8)
35人が棚に入れました
サイボーグ研究の第一人者の父の手により、死の淵からサイボーグとしてよみがえった少女リミット。元来明るく心やさしい少女であるため、学園や身近に起こるトラブルを、自身が持つ「ミラクルパワー」と「七つ道具」でそれとなく解決していた。同級生らとは、時にはけんかや仲違いもあったが、今までと変わらない日々を過ごしていた。しかし身の回りに起こる事件が不思議な解決を見せることに、内心疑問を抱く者もあった。それは、リミットが自身の正体がばれて仲間外れになるのを恐れ、正体を秘密にしていたからだ。人間ではないというコンプレックスに苦しみ悲しみにくれるリミット。父に自らの境遇を憂い、「ミラクルパワーは要らない、普通の人間になりたい」と当たることもあった。そのたびに、父の温かい励ましを受け、また身体への改良も加えられ、日々を明るく過ごすよう努めていた。父もまた、娘の願いを叶えるべく研究に尽力するのだった。

声優・キャラクター
栗葉子、柴田秀勝、山本圭子、肝付兼太、野沢雅子、山本嘉子、坪井章子、千々松幸子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

意外と、SF(人気はないかも…)。

「東映魔女っ子シリーズ」とやらにカウントされることもある本作ですが、サイボーグであるリミットちゃんは明らかに魔女ではありません(笑)。

そして他のシリーズ作品がたびたび再放送されていたのに対し、本作が再放送されていた記憶がありません。ちなみに他のシリーズ作品とは:

・魔法使いサリー
・ひみつのアッコちゃん
・魔法のマコちゃん
・さるとびエッちゃん
・魔法使いチャッピー
(この間が「ミラクル少女リミットちゃん」)
・魔女っ子メグちゃん

飼い犬(グー)もサイボーグとかキャシャーンみたいな設定ですが、お話自体もあまり「明るい話」とは言えない気がします。

サイボーグっぽい能力としては三つのミラクル超能力(ミラクルパワー: めっちゃ力持ち/ミラクルラン: 走るのめっちゃ早い/ミラクルジャンプ: ジャンプ力凄い)がありました。

それとお父さんが作った秘密道具(帽子、ミラクルペンダントなど)があって、玩具が売られていました。

「人間ではない」設定の他、作中では短命らしいことが匂わされていて主人公のリミットちゃんの人格に良い感じで影を落としています。

そこが良いといえば良いんですが、子供にはあまりウケないストーリーのような気がします。案外大人が観ると面白いかも。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

計測不能 8 1973年秋(10月~12月)アニメランキング8位
冒険コロボックル(TVアニメ動画)

1973年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (4)
26人が棚に入れました
著名な児童文学者さとうさとる(佐藤さとる)の原作による、現代が舞台のリアルファンタジーアニメ。フキの葉の下に住む小さな神様コロボックル。その中の3人、勇敢なボックル、ちょっとおませなラブラブ、そしてのんきなクスクスは人間社会に出かけた。そこで彼らが出会ったのは、本当ならコロボックルを認識できないはずなのに、3人の姿が見える人間の少年せいたかくんだった。彼ら4人の友情と冒険の日々が始まる。1972年放映の『おんぶおばけ』に続く、住友生命提供のファンタジーアニメ第二弾。アニメ映像の実製作には『風の谷のナウシカ』のトップクラフトなどが参加する。

声優・キャラクター
鈴木やすし、坂本新兵、小原乃梨子、長谷川諭
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