1971年夏(7月~9月)に放送されたアニメ映画一覧 7

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1971年夏(7月~9月)アニメランキング1位
アリババと40匹の盗賊(アニメ映画)

1971年7月18日
★★★★☆ 3.9 (4)
15人が棚に入れました
アラビアンナイトの中の一編、『アリババと40人の盗賊』を下敷きに、魔法のランプや魔法のじゅうたんなど、原作にないアイテムやエピソードを盛りこんだ痛快冒険物語。「ドラえもん」の大山のぶ代が声をあてていることでも話題となった。アリババ王国のアリババ33世は、初代アリババとは似ても似つかぬ無能者。初代が残した莫大な遺産も使い果たし、彼の手元に残ったのは薄汚いランプがひとつだけ。その中から出てきたのは1匹の魔物だった。喜ぶ33世だったが、この魔物、猫が大の苦手という弱点があったのだ。

声優・キャラクター
大山のぶ代、滝口順平、大塚周夫、富田耕生、納谷悟朗、内海賢二、田の中勇

計測不能 1 1971年夏(7月~9月)アニメランキング1位
昆虫物語 みなしごハッチ 傷だらけのバレリーナ(アニメ映画)

1971年7月24日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
1971年の「夏休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムとして上映された作品。内容はTVアニメ『昆虫物語 みなしごハッチ』の第8話「傷だらけのバレリーナ」のブローアップ(TV用のフィルムを劇場映画用に焼き直すこと)版で、上映時間は25分。ライバルのクモに傷つけられながらも、バレリーナを目指すチョウをハッチが応援していく。同時上映は『ゴジラ対へドラ』『いなかっぺ大将』『帰ってきたウルトラマン』『わらしべ長者』の4本。

計測不能 1 1971年夏(7月~9月)アニメランキング1位
いなかっぺ大将 猛獣の中にわれ一人だス オオ!ミステークだス(アニメ映画)

1971年7月24日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
1971年の「夏休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムの1本として上映された作品。内容はTVアニメ『いなかっぺ大将』の第30話Bパート「猛獣の中にわれ一人だス」と第28話Bパート「オオ! ミステークだス」のブローアップ(TV用のフィルムを映画用のサイズのフィルムに焼き直すこと)版で、上映時間は25分。同時上映は『ゴジラ対ヘドラ』『みなしごハッチ 傷だらけのバレリーナ』『帰ってきたウルトラマン』。『ゴジラ対ヘドラ』以外は、いずれもTV版をブローアップしたフィルムの上映となる。

計測不能 1 1971年夏(7月~9月)アニメランキング1位
アンデルセン物語 おやゆび姫 スキスキ花の王子さま(アニメ映画)

1971年7月18日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
アンデルセン童話が原作の、旧・虫プロのTVアニメ『アンデルセン物語』の劇場版。花の精おやゆび姫は、他者の不幸を喜ぶ森の魔女ウッドの暗躍もあって数奇な運命を辿っていた。そんな姫を、魔法大学への入学を願う妖精キャンティとその相棒ズッコが見守る。今や、世話になった野ネズミの老婆の指示でいやいやモグラ親父と婚姻を強いられるおやゆび姫は、彼女が助けたツバメの協力で結婚式当日に逃走。姫は同じ花の精の国にたどり着き、ハンサムな王子と心を通わす。だが魔女ウッドはモグラや野ネズミの一団を扇動し、おやゆび姫の奪還を図った。TVシリーズ第7~10話「おやゆび姫」全四部作のクライマックスである第10話「スキスキ花の王子」のブローアップ版。「夏休み 東映まんがまつり」内で新作長編アニメ『アリババと40匹の盗賊』ほかと同時に上映。

計測不能 1 1971年夏(7月~9月)アニメランキング1位
つるのすごもり(アニメ映画)

1971年9月1日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
舞台はツルの群れのすむ島。生まれたばかりのヒナを守るために、タカに倒されてしまった夫婦ツル。それを見た仲間のツルは、協力してタカを倒す。残されたヒナは、仲間のツルにより、元気に成長していく。日本映画放送産業労働組合が、業界内の有志に呼びかけて、3年がかりで完成させた自主制作アニメ。上映時間は17分。初上映は読売ホール(有楽町にある多目的ホール)で、その制作経緯から、商業封切館では公開されていないと思われる。演出・作画監督を担当した斉藤和男は、芝山 努(『元祖天才バカボン』『ガンバの冒険』『ドラえもん』ほかを手がけた業界のベテラン)のペンネーム。

計測不能 1 1971年夏(7月~9月)アニメランキング1位
日本むかしばなし わらしべ長者(アニメ映画)

1971年7月24日
★★★★☆ 4.0 (2)
7人が棚に入れました
1971年の「夏休み 東宝チャンピオンまつり」のプログラムとして上映された作品で、上映時間は18分。内容は同名のおとぎ話を元にした人形アニメーション。わらしべを拾った若者が、ミカン、反物、馬……と、次々に高価な品物と交換していく物語。学研映像局の制作で、第1回東京都教育映画コンクール金賞などを受賞している。同時上映は『ゴジラ対へドラ』『いなかっぺ大将』『帰ってきたウルトラマン』『みなしごハッチ』の4本。

計測不能 1 1971年夏(7月~9月)アニメランキング1位
日本漫画映画発達史・漫画映画誕生(アニメ映画)

1971年9月11日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
日本に漫画映画(国産アニメーション)が誕生しておよそ半世紀を迎える中、戦前までの本邦アニメーションの歩みを紹介する趣旨で編纂された、一種のアンソロジーアニメ映画。 映像の流れは、まず映画文化が誕生する以前からあった視覚ショー装置「ゾートロープ(和名・驚き盤)」の紹介からスタート。以下、大正三年の海外からの動画映画の本邦初上陸、国産アニメの開祖の一人・北山清太郎の『兎と亀』の映像……以下、版権ほかの事情で編集収録の叶った国産旧作アニメの主要作品が続々と映じられる。クライマックス部分はやはり政岡憲三の『くもとちゅうりっぷ』が担い、戦時中のこの傑作が、日本アニメ文化史における一つの到達点だった事実を再認識させる。 映画の制作は時代劇ロマンアニメ映画『九尾の狐と飛丸(殺生石)』を手がけた、日本動画KK。多くのアニメ業界人、研究家が、制作に協力している。
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