1970年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメ一覧 9

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年代別アニメ一覧

58.2 1 1970年夏(7月~9月)アニメランキング1位
クレオパトラ(アニメ映画)

1970年9月15日
★★★☆☆ 3.0 (11)
48人が棚に入れました
 虫プロとヘラルド映画提携の大人のためのアニメーション、“アニメラマ”第2作目。キャラクターデザインに小島功を起用し、原案・構成・監督は手塚治虫自身が務めた。声の出演に中山千夏、ハナ肇、なべおさみなど豪華な顔ぶれが並んでいる。作品中に当時流行したギャグや、別作品のキャラクターを登場させるといったお遊びをふんだんに盛り込んだ。人類が宇宙に進出している21世紀。パサトリネ星の住人は、地球に対して“クレオパトラ計画”なる陰謀を企んでいた。計画を察知した地球人は、その詳細を探るため、3人の精神だけを、クレオパトラが生きていた紀元前50年のエジプトへタイムスリップさせる。当時、エジプトはシーザー率いるローマ軍の侵略を受けて、危機的状況に陥っていた。容姿の醜いクレオパトラは、シーザーを色仕掛けで骨抜きにするために、整形手術を受けて絶世の美女に生まれ変わる。シーザーを始めとする男たちはたちまちクレオパトラの虜になるが、クレオパトラ自身はひとりの女性としての幸せを望むようになり…。

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

なかなか見通すには忍耐力を要する

実験アニメ的な意気込みが濃かった当時の手塚アニメ。
実験的なアニメのすべてが観辛いとは決して思わないが、時代的な古さの問題もああり、なかなかに見通すのはつらい…。



しかし、こういう非常に奇抜な線の使い方などの「実験」はその後、どういう形で手塚プロの系譜などにかかわっていくのだろうか…。気合の入った作画オタの知り合いなどにぜひとも、小一時間、講義されてみたら、おもしろそうだな、とはおもう。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アニメラマ第二作、遊び心が溢れすぎて・・・

まぁ色々と遊び心にあふれた作品です
クレオパトラが整形美人という設定がそもそもあれですがw
モブキャラにサザエさんとかバカボンとかカムイとかアトムとか出てきます
途中で忠臣蔵やりだすしさ・・・w
なんだかもうやりたい放題やっちゃってて、遊びすぎな感があります
真面目にストーリー追えなくなるぐらいやっちゃってますんで
世代の合う人じゃないと全く楽しめないと思います。

ただ世界的名画が動き出すシーンが非常に印象的で、これは美しいなぁとは思いましたね
あとクレオパトラがエロい。やたらエロい・・・

まぁアニメラマ三部作まとめて見たんですけど、一番ハードル高いかもw
世代が合えば楽しめるとは思いますけどね

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

camuson さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

印象度:30

1970年に劇場公開されたアニメ作品。
購入したアニメラマ3部作のDVDから。

1作目は、エロでも暴力でも
とにかく何でも突っ込んどけという感じで、
とっちらかっていたのですが、
2作目の本作はと言うと・・・
まったく進歩してない・・・

1作目同様中近東の歴史絵巻で、
似たような感じだけどインパクトが薄まっている感じ。
美人になってからのクレオパトラがなんか気持ち悪い。

バカボンのパパやら、ネズミ男やら、
他作家の人気キャラをモブキャラで登場させるのも、
まったく文脈と関係なく、あざとさだけが目立ちます。

そもそもSFである必要もなく、
オチも何のことやらです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

計測不能 2 1970年夏(7月~9月)アニメランキング2位
海底3万マイル(アニメ映画)

1970年7月19日
★★★★☆ 3.9 (6)
28人が棚に入れました
原作=石ノ森章太郎。監督=田宮武。地底国と海底国の戦争を描くSF冒険ファンタジー。火山見物にチーターと出かけた少年・イサム。ところが、突然、火口から巨大な火焔竜が出現し、人々を襲い始めた。イサムはとっさに、知り合ったばかりのひとりの少女を助ける。彼女は海底国“アトラス"の王女・エンジェルだった。海底人は、昔は地上に住んでいたのだが、地球征服を企んだマグマ王の攻撃から逃れるために海底に住むようになったのだ。だが同時に、マグマ一派も、マグマ王の起こした天変地異によって地上を追われ、地底に棲むようになったらしい。しかし、今またマグマ王の末裔が地上征服をたくらみ…!?

声優・キャラクター
野沢雅子、鷲津名都江、人見明

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

シリアスな設定ながら、それを感じさせない痛快娯楽作品。

地底国と海底国の存亡を懸けた戦争に主人公の男の子・イサムが巻き込まれるという、これだけ聞くととても子供向け映画とは思えない内容ですが、
アニメスタッフの尽力(?)によって、単純明快に楽しめる娯楽映画に仕上がっています。
ややデフォルメ化されたキャラクターは可愛らしく、ディズニー映画のような雰囲気で楽しめると思います。
特に海底パレードのシーンは素晴らしい出来だと思います。とても楽しげで心踊る瞬間でした。

ただ、イサム君の性格が粗暴すぎて抵抗のある人はいるかもしれません。ヒロインの子・エンジェルを躊躇なくぶっ飛ばしてます・・・この子もやや乱暴な所もあるのですが、今の主人公だったら多分反撃はしないと思います。そこは時代ですね。
あと火焔獣は可愛らしい感じはなく、普通に怖いです。ファンタジーアニメに一人だけゴジラがいるみたいでちょっと浮いてました。

色々書きましたが端的に言えば、イサムがエンジェルと出逢い、彼女と共に海底国の危機を守るため、地底国や火焔獣達と闘う冒険活劇といった感じです。
エンジェルはただ守られるだけのヒロインじゃなく、自分で考え時には果敢に行動する、この時代まだ珍しい頼もしいヒロインです。とても好感が持てます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

計測不能 2 1970年夏(7月~9月)アニメランキング2位
タイガーマスク ふく面リーグ戦(アニメ映画)

1970年7月19日
★★★★☆ 3.7 (4)
12人が棚に入れました
梶原一騎と辻なおきの原作による、プロレス格闘ロマンアニメの傑作。その劇場アニメ版の第二弾。 地方の貧しい孤児院「希望の家」に住む盲目の少女・ちづる。その目に光を宿したいと願ったタイガーマスク=伊達直人。彼は優勝賞金10万ドルを得るため、恩義ある馬場や猪木に背を向け、虎の穴の仕掛けた大イベント「覆面ワールドリーグ」に参加する。心身ともに傷つきながら、虎の穴が送り出す怪人レスラーたちに勝ち抜いていくタイガー。だが決勝戦のタッグマッチで、強豪ライオンマンとエジプトミイラを敵に回したタイガーは、謎の飛び入りレスラー「グレートゼブラ」とタッグを組むことになる。グレートゼブラ、正体不明のこの男の正体とは……!? テレビシリーズ前半のひとつの山場といえる「覆面ワールドリーグ編」。それを構成する第23~26話のエピソードを、約1時間弱の枠内に編集した内容。

計測不能 2 1970年夏(7月~9月)アニメランキング2位
巨人の星 宿命の対決(アニメ映画)

1970年8月1日
★★★★★ 5.0 (1)
12人が棚に入れました
梶原一騎、川崎のぼる原作の傑作野球劇画『巨人の星』。そのアニメ映画版・第四弾にして、本路線の最終編。 大リーグボールで快進撃を続ける飛雄馬。だが阪神タイガース在籍の天才児・花形満は、魔球の打倒を誓う。花形は実家である一流自動車メーカー「花形モーターズ」の工場内に秘密特訓場を設け、鉄バットで大重量の鉄球を打ち返す、対大リーグボール用の鍛練を重ねていた。肉体を限界まで苦しめつつ、飛雄馬との闘いに赴く貴公子・花形。大リーグボール最大の危機来たる! 1970年の「夏休み 東宝チャンピオンまつり」で公開された、TVアニメ版の再編集作品。TV版第119話「大リーグボールの死」の回を主軸に構成される。TVアニメの後半では原作通り、大リーグボール2号編、同3号編が描かれるが、「チャンピオンまつり」路線内の劇場版『巨人の星』は本作で打ち止めとなった。

計測不能 2 1970年夏(7月~9月)アニメランキング2位
マンガ人物史(TVアニメ動画)

1970年夏アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
12人が棚に入れました
『おとぎマンガカレンダー』『ものしり大学明日のカレンダー』に続く、キリンビール提供の知識を啓蒙する帯アニメ路線の第三弾。東西の歴史には、本当に色々な人たちがいた。そんな彼らの実体をあらためて毎日一人ずつ考察するのは、おちゃらけたことがキライな白髪のマジメ博士。そしてもう一人、楽しく愉快なことが大好きのまだ若いひょうたん顔のオモシロ博士だ。この二人が毎回、特定の歴史上の人物について語り合い、その実像を明らかにしていく。さあ今日は、どんな人物が話題に上がるのか。アニメの製作は前2作のおとぎプロから、オフィス・ユニに交代。本路線では初のカラー番組で、高度成長時代のさなか、マンガが大学生や社会人の間で改めて市民権を持ち始めた世相を反映したコミカルな作風になっている。構成監督は、東映動画(現・東映アニメーション)の初期作品ほかで活躍の永沢詢(まこと)。

計測不能 2 1970年夏(7月~9月)アニメランキング2位
みにくいあひるの子(アニメ映画)

1970年8月1日
★★★★☆ 4.0 (2)
11人が棚に入れました
アンデルセンの有名な童話を原作にした、人形アニメーション映画。 アヒルの兄弟に混じって育つ、見るからに見栄えのよくない雛鳥。雛鳥は他と違う我が身を哀しむが、成長した彼は、自分が美しい白鳥だったのだと気づく。 1960年代から多くの人形アニメーションを制作してきた学研映画局による一本。セットにプラスチックなど素材を用いて幾何学的な抽象模様を築く一方、リアルで可愛い主人公の鳥たちとのコントラストが効果を上げた。空中を鳥が飛ぶシーンは実際に鳥のキャラクター人形を中空に吊るし、そのままコマ撮りするというかなり面倒な技法(現場の造語で「吊りメーション」)も用いられている。第二十三回大藤賞ほか複数の賞や推薦を獲得。なお本作は東宝系で公開され、同時上映は特撮怪獣映画『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦! 南海の大怪獣』。

計測不能 2 1970年夏(7月~9月)アニメランキング2位
アタックNo.1 涙の回転レシーブ(アニメ映画)

1970年8月1日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
浦野千賀子による青春バレーボール漫画の金字塔のTVアニメ化。その劇場版・第二弾。名門・富士見学園中学の女子バレーボール部で活躍する鮎原こずえと、その親友・早川みどり他の部員たち。ある日、富士見中が近隣の浜紀中学と合併することになり、同校の女子バレー部員で強豪「四天王」が乗り込んできた。こずえたちは、横暴な四天王に挑むが惜敗。だがこずえとみどりは知人の富士見大学女子バレー部の合宿に特別参加して己を磨き、共有の必殺技「木の葉落とし」に開眼した。四天王を破ったのち彼女たちと和解し、ともに頑張ろうとするこずえ。だが四天王のリーダー格・泉ユリだけは腕を痛めてバレーを引退。こずえたちを妬むユリは、女子中学バレーの東海地区大会で、相手校に母校チームの弱点まで教える裏工作まで始めていた。TV第7~14話辺りの総集編。中学時代のこずえたちが全国優勝を果たすまでを描く。「東宝チャンピオンまつり」内で上映。

声優・キャラクター
鷲津名都江、森功至、坂井すみ江、仲村秀生

計測不能 2 1970年夏(7月~9月)アニメランキング2位
ひみつのアッコちゃん 涙の回転レシーブ(アニメ映画)

1970年7月19日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
赤塚不二夫の大人気少女漫画を原作としたTVアニメ『ひみつのアッコちゃん』の第一シリーズ。その劇場版の第四弾。何にでも変身できる魔法の鏡をひそかに持つ少女・加賀美あつ子=アッコ。アッコはクラス対抗のバレーボール大会で活躍中だ。だが迫る決勝戦を前に、ママが急性肺炎を起こしてしまった。看病疲れのアッコは休校したかったが、バレーボール仲間に迷惑をかけられなかった。だがそんなアッコは、ついに体調を崩して倒れてしまう……。東映動画(現・東映アニメーション)制作のTVシリーズ第77話「涙の回転レシーブ」のブローアップ版。「夏休み 東映まんがまつり」の中で、新作長編アニメ『海底3万マイル』などと同時に公開された。
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