1964年度に放送されたアニメ映画一覧 16

あにこれの全ユーザーが1964年度に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番の1964年度に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
王さまの剣(アニメ映画)

1964年7月18日
★★★★☆ 4.0 (4)
47人が棚に入れました
アーサー王伝説に材をとったファンタジックなアニメーション。引き抜くことができれば王になれる、という伝説をもった、岩に突き刺さった剣。国中の力自慢が試すが、誰も引き抜くことはできない。ある日、ワートという少年が、魔法使いのマーリンと出会った。マーリンは、ワートのなかに潜む、王としての資質を見いだすが……。

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
めもりい(アニメ映画)

1964年9月21日
★★★★☆ 3.6 (8)
34人が棚に入れました
 人間の記憶の不可思議さを主題にした、虫プロ制作の短編アニメ。 ナレーター(声優:近石真介)が語るナレーションに乗って、アニメ画面に実写をコラージュしたり、実写とアニメが互い違いに映ったり、目まぐるしく多様な映像が展開。それらの映像が語るのは、思い出を美化したり、不愉快なことを都合よく忘れてしまったりする人間の記憶力の不思議さだった……。 手塚治虫自身が、原案、構成、演出、作画の四役を担当。他の動画スタッフには、のちにサンライズの企画者、また玩具会社タカラ(現:タカラトミー)の関連スタッフとして活躍した沼本清海なども参加している。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

1964年 手塚治虫氏の実験的アニメ

1964年に制作された作品で、
手塚治虫氏の14作くらいある実験アニメの中の1つ。

「めもりい」なんてひらがなだと、かわいい萌えキャラでも登場しそうで
別ジャンルのアニメをイメージしそうだが、この作品はぜんぜんそんな内容じゃなく。

記憶と想い出の違いというものを、真正面から切り込んでいく。
とはいっても堅苦しいわけではなく、このテーマからどれだけ視覚的に面白く伝えるか、
ってことに手塚氏が挑戦したかったんだなと。

まず特徴的なのが語り口。
なんとなく、某製薬会社のCMみたいな雰囲気なので、
聞きやすさもあるし、どこかコミカルな感じでもあり。
手塚氏、漫画家だけでなく医学者という側面もお持ちなので、思えば納得なのだった。

それから実写を交えた映像は遊び心がいっぱい。
キャラデザも、なるたけ笑わせようっていうのが伝わってきた。

たった5分40秒という短い時間の中、コンパクトにまとまっていて
少し長いCMを見ているような感覚だった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

虚言癖 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

人の記憶力をコミカルに描いた作品

ショートアニメーション。

人の記憶力をコミカルに描いた本作。

実写を交える手法、発想、独特のナレーション。

伝えたいメッセージはわかりやすい。
人の記憶は定かではなく、さらにはあやふやで……。

どうしても教育テレビ的、
メッセージ性の押し付けになりがちな題材をコミカルに描いた。

その点は評価できる。
ただ、世相が変わるにつれ
伝えられていかない作品に価値を見出すのは難しい。

このような作品の作り手が
今後も出てくることを私的には願ってみる。
時代に合わせて、作られていく事がアニメ文化の継承になるのでは。
私はそう思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
鉄腕アトム 宇宙の勇者(アニメ映画)

1964年7月25日
★★★★☆ 3.7 (3)
29人が棚に入れました
1964年に公開された、手塚治虫の最大人気作品のひとつ『鉄腕アトム』の初の劇場アニメ化。異能の科学者・天馬博士が創造した少年ロボット、アトム。正義の心と七つの力を持つ彼は、合体・分離可能なロボット宇宙艇の誕生、地球防衛組織ナンバー7が挑む悪の宇宙人との戦い、そして謎の少年(?)ベムの出現に端を発する地球爆発の危機、それらの事件に遭遇。地球圏の正しい人々とロボットたちを守るのだった。1963年から大好評のうちにTV放映されていた、旧・虫プロダクション版『鉄腕アトム』の第46・56・71話を再編集し、さらに設定編の映像や完全新作パートを加えた劇場作品。第56話「地球防衛隊」の全編と第71話「地球最後の日」の一部はカラーで製作されていたが、TVでは白黒仕様で放送されたため、この劇場公開版で初めてカラー映像が一般公開された。

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
人魚(アニメ映画)

1964年9月21日
★★★★☆ 3.7 (5)
26人が棚に入れました
手塚治虫が虫プロの場で作った、先行作品『おす』に続く2本目の短編実験アニメ。 そこはどこかの遠い国。空想力の豊かな一人の少年が、ある日、海辺で小さな魚を助ける。助けられた魚は少年の前で愛らしい人魚の娘の姿になった。少年は人魚を家に連れて帰り大きな水槽に入れるが、同居する両親の目にはそれは魚にしか見えなかった。やがて警官が現れ、少年を連行する。この国では自由な空想は許されないのだった。少年は厳しい拷問に耐えるが、釈放された時にはもはや人魚が魚にしか見えなくなってしまう。そんな魚を手に、少年は海へ向かうが……。「自由」をテーマにした観念色の強い作品で、少年ほかの登場人物たちはいずれもシンプルな絵柄で作画される。1960年代前半の国内外の社会問題を鋭敏に捉えた、手塚の危機意識が反映された作品という見識もある。全編を彩る音楽は、冨田勲がドビュシーの「牧神の午後の前奏曲」をもとにアレンジ。
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

空想の存在に恋することは罪なのか

以前に、手塚治虫先生の「ある街角の物語」を見ました。
非常に美しく、哀しく、しかし希望の持てる作品でした。

一方のこちら「人魚」も美しくて素敵なお話のように思えます。
しかしその全容は前者よりはるかに哀しく、残酷で、救いのない物語。
下にストーリーを書き起こしてみました。完全にネタバレなので、それでも良い方のみお読みください。


{netabare}
ある国にひとりの少年がおりました。
その少年は人一倍想像力が豊かで、いつも一人で色んな空想をしては幸せに浸っているのでした。


ある日、少年は一匹の人魚に出会いました。
一緒に海の中で戯れたり、楽器を弾いたり。楽しい日々を過ごしました。

少年は人魚を自宅に住まわせることにしました。当然両親にも紹介します。
しかし、両親は怪訝そうな顔つきをしています。そう、まるで変人でも見るように。


ある国では、自由に空想することは禁止されています。
少年は連行され、尋問を受けることになります。
「お前の見たのは只の魚だろう!正直に言え!」
少年が人魚だと言い張るとどんどんエスカレートしていく尋問、いや拷問。

ようやく解放されたときには、少年は人魚の事を思い出せなくなっていました。
悲嘆にくれる少年は、海の中へ入っていきます。
そして、なんと人魚に再会できるようになったのです。

少年は人魚と共に海の向こうへ消えてゆきます。
少年自身も人魚となって・・・。


補足:この劇中では人魚は架空の存在と考えられています。そして少年の見ていたものは紛れもなくただの魚なのです。
{/netabare}





空想は、自分だけの世界です。それはどんな理由があろうとも他人に干渉されることが許されていいはずがありません。

しかし、手塚先生が若き日を過ごした日本は自由気ままに空想することすら許されなかったのでしょう。
今でこそ漫画の神様なんて囃し立てられていますが、その地位が確立されるまでの彼に対する周囲の目はどれほど冷たかったでしょう。
そんな手塚先生の苦しみや悲しみが、この映像を見ているだけで伝わってくるようでした。


私たちが今見ているアニメだって、人の作った空想なのです。
アニメに出てくるキャラクターやマスコットに魅力を感じること、恋い焦がれること。一度くらいはあると思います。
それを異常なことだと、恥ずべきことだと非難されたら、どう感じるでしょうか。

これからの日本がそんな社会にならないことを願っています。



追記:二つ、疑問点が浮かびました。
{netabare}
1.「少年」は単なる一キャラクターか、作者の自己投影か。
手塚先生の実体験に基づいた心情を表現しているなら、後者ということになるでしょう。
しかし、あくまで社会情勢をテーマにしたということなら先ほど書いた‘手塚先生が若き日を過ごした日本~’は完全に的外れな妄想ということになります。
この所、実際はどうなのか気になります。


2.この物語はBADエンドかHAPPYエンドか。
少年は、人魚と共に海へ消えていく・・・。その光景が何故か物悲しくて、悲劇のように捉えていたのですが、むしろ少年の想像力が蘇り空想の世界へ解放されたことは幸せかもしれません。
このアニメのテーマは「人間の空想の力こそ強さ」みたいなものらしいので、作り手としては前向きな終わり方を目指したんだと思います。
ただ自分はやはりどこか悲しい、報われないお話だと思います・・・。
{/netabare}




好みとしては「ある街角の物語」のような明るい作風が好きですが、「人魚」は好き嫌いにかかわらず見入ってしまった作品でした。

作画はアニメとして受け入れられるか厳しい位に簡略化されているので、人を選ぶでしょう。
アニメは絵より話で選ぶ、という方になら是非見てほしいと思いました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

虚言癖 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

泡となって消えたのは……

一人の少年の「自由」を奪うに至った物語。

シンプルな絵柄で見るものを選ばず、
穏やかな音楽とともにメッセージ性あふれる物語は進んでいく。

この物語に示唆されていることを読み解き、
ひも解くのはとても難しいだろう。

深読みすれば、少年の立場とその他の立場に
視点を置いて解釈することもできる。

少年が手にした[空想]は「本物」であったのではないかと。

結末も、少年が「空想」を手にして
その世界に身を落としたのか、それとも……。

面白い解釈のできる余地のある作品だと感じたが
視聴者側にゆだねる部分も多々あるため、アニメ的な面白さは薄い。

名作ともいえず、凡作とも言えない。
テーマ性を持った、作品であるゆえに価値がある作品であった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
わんわん忠臣蔵(アニメ映画)

1963年12月21日
★★★★☆ 3.6 (6)
23人が棚に入れました
 東映長編漫画映画の第7作。ディズニーの「わんわん物語」「101匹わんちゃん大行進」を意識して作られた作品だが、忠臣蔵をベースにした仇討ちものという日本人好みのアレンジになっている。原案は手塚治虫。子犬ロックの母親シロが森のギャング・虎のキラーに卑怯な手段で殺されてしまう。幼いロックは一匹でキラーに立ち向かうが、危うく命を落すところを森の仲間たちに救われる。山を下り町で暮らすことになったロックは、じきに町ののら犬たちに一目置かれるようになっていった。しかし、これを知ったキラーの手下、キツネの赤耳は策略を用いてロックを倉庫に閉じ込め、倉庫荒しの犯人に仕立て上げてしまう。倉庫番に捕まったロックは、樽に入れられて海に投げ込まれピンチにおちいる。そして森の動物たちは人間の山狩りにあってみんな動物園に入れられてしまう。獲物のいなくなったキラーは赤耳のすすめに従って自ら動物園に入る。動物園の中でも動物たちは、キラーと赤耳に苦しめられるのだが…。少女に助けられ、町に戻ってきたロックは47匹の犬と共にキラー退治に立ち上がる。

声優・キャラクター
木下秀雄、水城蘭子、山本嘉子、西村晃、加茂喜久、佐藤英夫、本間千代子、大村文武、芳川和子、堀絢子

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
鉄腕アトム 宇宙の勇者(アニメ映画)

1964年7月26日
★★★★★ 5.0 (1)
21人が棚に入れました
テレビシリーズの中から『ロボット宇宙艇』(46話)、『地球防衛隊』(56話)、『地球最後の日』(71話)の三本を劇場用に再編集したものです。『地球防衛隊』だけはもともとは『鉄腕アトム』が原作ではなく『ナンバー7』の設定をアトム用に流用したものでした。またこの『地球防衛隊』の全編と『地球最後の日』の一部のシーンはこの劇場公開の際、カラー版として再制作されました。

声優・キャラクター
清水マリ、勝田久、矢島正明

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
鉄人28号 ミラクル魔術団 海底基地(アニメ映画)

1964年7月21日
★★★★★ 5.0 (1)
16人が棚に入れました
横山光輝の代表作の一つ『鉄人28号』を原作とした、劇場アニメ映画。 大魔術師フォックスが率いる、世間で評判のミラクル魔術団。だが人気マジシャン集団は表の顔で、実は彼らは国際的な犯罪組織だった。フォックスはスーパーロケットの発明者・上野博士の誘拐を企むが、少年探偵・金田正太郎と彼の相棒、鉄人28号に阻止されてしまう。復讐を誓うフォックスとミラクル魔術団は、今度は銀座で連続爆破事件を発生させた。しかしそれは陽動作戦で、一味の本当の狙いは、またしても上野博士だった! TCJ(現エイケン)が制作したテレビアニメ版の第30・31話でアニメオリジナルストーリー(ミラクル魔術団を相手にした前後編)の映像を、一本のアニメ映画に再編集したもの。1964年の東映の児童向けプログラム「まんが大行進」の一本として上映された。

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
狼少年ケン(アニメ映画)

1963年12月21日
★★★★★ 5.0 (1)
15人が棚に入れました
東映動画(現・東映アニメーション)初のTVアニメで、大人気を博した密林アドベンチャーロマン。その劇場版の第一弾。宇宙規模の天変地異により、食料難にさらされたアフリカ。そこに暮らす動物たちを救ったのは「二本足の狼」こと少年ケンだった。だが牙がないため仲間の狼から一人前と見なされないケンは、友達の狼の子供ポッポとともに、牙を与えてくれるという白銀のライオンに会いに行く。一方、ジャングルでは、エンマ族という部族にいるタマタンという魔法使いのことが話題になっていた。だがそのタマタンは実は……。TVシリーズ序盤編の第2話「白銀のライオン」と第3話「魔法使いタマタン」を編集したもの。東映動画の劇場用新作アニメ『わんわん忠臣蔵』の同時上映として東京地方のみで公開されたが、これが好反応だったので、以降の東映アニメの劇場公開は、TV作品の編集、またはブローアップ版が混在するようになる。

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
狼少年ケン アラビアの怪人 魔の岩の決闘(アニメ映画)

1964年3月22日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
東映動画(現・東映アニメーション)初のTVアニメで、大人気を博した密林アドベンチャーロマン。その劇場版の第二弾作品。ジャングルの冒険児「二本足の狼」ケン。彼は大音響がした現場を確かめに向かい、そこで大きな鳥(実は飛行機)の墜落を認める。ケンは墜落現場から、気を失った少女=カラバ国のイスラ姫を救うが、彼女は革命派の大臣に命を狙われる身だった……。カラバ国の事件を経たある日、別の問題がまた起こる。それは狼に育てられたケン同様、カモシカに育てられた少年バブからケンへの挑戦だった。友人の狼の子供ポッポを人質にされて、やむなくバブとの決闘に応じるケン。だがこの事態の裏には、ケンに恨みを抱く三匹の猛獣ゴリラ、トラ、クマの悪だくみが潜んでいるのだった。TVシリーズ第5話「アラビアの怪人」と第8話「魔の岩の決闘」の編集版。アニメ映画『西遊記』のリバイバル時の同時上映で、公開された。

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
狼少年ケン トーテンポールの魔人 ピストル騒動(アニメ映画)

1964年3月28日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
東映動画(現・東映アニメーション)初のTVアニメで、大人気を呼んだ密林アドベンチャーロマン。その劇場版の第三弾。大地震と火山の噴火の影響で、ジャングルが火の海になる。ジャングルから動物たちが逃げ出す中、「二本足の狼」ケンはある情報を得る。それは「悪魔のガンダル」と呼ばれる、元は人間だったトーテムポールが火の中で逃げられず苦しんでいるという話だった……。やがて大火災も鎮まったある日、ジャングルに銃声が轟く。ケンを目の敵にする悪漢のゴリラが、森で拾った銃を手にいばり散らしているのだ。ケンたちは物騒なものを取り上げようと、みなで知恵を絞るが……。TVシリーズ第9話「トーテムポールの魔人」と第13話「ピストル騒動」の編集版。実写の時代劇映画『隠密剣士』の同時上映として、公開された。

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
狼少年ケン おばけ嫌い ジャングル最大の作戦(アニメ映画)

1964年5月1日
★★★★★ 5.0 (1)
11人が棚に入れました
東映動画(現・東映アニメーション)による初のTVアニメ番組で、大人気を呼んだ密林アドベンチャーロマン。その劇場版の第四弾。ジャングルに現れた三人の人間。彼らの狙いはゾウのハンティングだった。「二本足の狼」こと少年ケンはゾウ族に警告に向かうが、ゾウのボスは狼嫌いでケンの言葉も信用しなかった。一方、ケンの仲間の子供の狼チッチとポッポは、当の人間の元へ忍び込んで……。ゾウ一族の危機が去ったのも束の間、今度はサルの軍隊が狼の領土への侵略を図る。チッチを誘拐し、侵略作戦14号を進めるサル一味を相手に、ケンと狼たちはどう出るか。TVシリーズ第12話「おばけ嫌い」と第14話「ジャングル最大の作戦」を編集した内容。『少年猿飛佐助』のリバイバル上映時に、併映で公開された。

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
狼少年ケン 月夜の出来事(アニメ映画)

1964年6月14日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
東映動画(現・東映アニメーション)による初のTVアニメ番組で、大人気を呼んだ密林アドベンチャーロマン。その劇場版の第五弾。狼とともに暮らす少年ケン。狼仲間の一匹ブラックは、お調子者だが気のいいヤツだ。そのブラックが恋をした。相手はスカーレットというメス狼で、彼女は流浪の狼一族の一員だった。だがその事実に目をつけた悪漢のゴリラとヤマネコは策謀を巡らし、ケンとブラックの一族、そしてスカーレットの一族が対立するよう仕向けた。TVシリーズ第16話「月夜の出来事」のブローアップ版。『ケン』の劇場作品はこれまでTVシリーズの2エピソード分の挿話を編集してきたが、今回は初の例外となった。本作品は、実写映画『路傍の石』の併映として公開。

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
狼少年ケン サーカスから来た仲間(アニメ映画)

1964年7月21日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
東映動画(現・東映アニメーション)による初のTVアニメ番組で、大人気を呼んだ密林アドベンチャーロマン。その劇場版の第六弾。ある日、ジャングルに飛行機が墜落する。中にはサーカスで人気者だったゴリラのモーガンが乗っていた。モーガンは狼一族に救われるが、かつて人間にひどい目にあった彼は、狼少年ケンに疑いの目を向けた。そんなモーガンを利用しようと考えたのは、ジャングルの悪漢の一角ヤマネコ。ヤマネコにそそのかされたモーガンは、ジャングルの殺し屋・牝狐のネルソンに、ケンを始末するよう話を持ちかけるが……。1964年7月の東映の児童向けプログラム「まんが大行進」の一本として『少年忍者 風のフジ丸』などといっしょに公開。

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
猛獣狩り行進曲(アニメ映画)

1964年1月1日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
少年忍者 風のフジ丸 謎のアラビヤ人形(アニメ映画)

1964年7月21日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
1964年夏に開催された「まんが大行進」(後の「東映まんがまつり」の原型となった、複数のアニメ作品を上映するプログラム)のプログラムの1本として上映された作品。内容は、TVアニメ『風のフジ丸』の初期のエピソードを再編集して、53分の長編映画に仕立てている。同時上映は同じ東映動画の『狼少年ケン』とエイケンの『鉄人28号』『エイトマン』。後の「東映まんがまつり」は、東映動画の作品を複数本公開するプログラムだが、この時期の「まんが大行進」は、東映動画作品と他社の作品が併映されていた。

計測不能 1 1964年度アニメランキング1位
エイトマン ロボット007 光線銃レーサー(アニメ映画)

1964年7月21日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
1人が棚に入れました
『ウルフガイ』『幻魔大戦』で有名な作家・平井和正と、人気劇画家・桑田次郎(二郎)の原作によるSFヒーローアニメの劇場版作品。悪人の凶弾に倒れた警視庁捜査一課の青年刑事・東八郎。彼は、謎の老科学者・谷博士によって高性能スーパーロボットの体に生前の精神を移植され、鋼鉄の男エイトマンとして復活した。普段は東の姿で私立探偵事務所を営みつつ、同時に警視庁の秘密組織・捜査第九課の要員として世界の悪に挑むエイトマン。だがそんな彼の前に、アマルコ共和国のスーパーロボット007が出現。ひそかな因縁で結ばれた強敵を辛くも打倒するエイトマン。しかし今度は、暗黒街への復讐心から強大な光線兵器レーザーを開発した女性科学者・水原博士の事件が……。 TV版エピソード第10話と第9話を、その順番で一本に再構成したブローアップ作品。1964年7月の東映のプログラム「まんが大行進」の中で上映。
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