1936年春(4月~6月)に放送されたアニメ映画一覧 3

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1936年春(4月~6月)アニメランキング1位
居酒屋の一夜(アニメ映画)

1936年6月6日
★★★★☆ 3.7 (4)
13人が棚に入れました
「キネマ旬報」創刊15周年記念企画「トーキー漫画ストーリー」募集の最優秀作品のアニメ化。 居酒屋で振舞酒のご相伴に預かった浮浪者は、酔って眠り込む。そんな彼は、昼間拾った「沈没船引き揚げ資金」のチラシを持っていた。海底深く眠る沈没船の宝を捜しに出かけた浮浪者は、途中で一人の武士と出会う。お互い同じ日本人同士と認めた浮浪者と武士は結託し、沈没船「モノナイ号」を目指すが、その周囲には敵の兵士が番をしていた。浮浪者は武士を囮に使い、そのスキに沈没船内の宝物を奪おうと企てるが……。 原作は、応募総数357篇の中から選ばれたストーリー。アニメの制作は横浜シネマ商会で、そこで長らく仕事をしてきた村田安司(本作でも作画と演出を担当)の同社での最後の仕事となった。

計測不能 1 1936年春(4月~6月)アニメランキング1位
森の小兎(アニメ映画)

1936年5月27日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
20世紀初頭からドキュメンタリーやアニメ映画を制作してきたオールキネマ社の、動物を擬人化したアニメ。 森の朝。ラジオ体操を済ませた小兎は、迷子の小豚を助けた。そして別の日、イタズラが好きな小兎は、豚の親子が沼に落ちているとウソをつき、力持ちの象に助けて欲しい願う。さらに小兎は鯨に会って、今度は象が向こうの沼に落ちたので助けてくれとウソをつく。小兎の言葉をともに信じた象と鯨は、その小兎が用意した綱の端をそれぞれ引っ張り、綱の向こうにいる哀れな者を救おうと、双方で力を込めた。こうして象と鯨の無自覚な綱引きが始まり、やがてその綱引きは象の仲間の森の動物や、鯨の仲間の海の魚たちをも巻き込んでいく。 子供たちに良い映画を見せる意義を掲げた組織、東京学校巡回映画連盟。その伴奏委員だった関猛が原作を提供し、自らシナリオを執筆した。
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