1933年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 2

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1933年秋(10月~12月)アニメランキング1位
お猿三吉 防空戦の巻(アニメ映画)

1933年11月11日
★★★★☆ 3.4 (5)
13人が棚に入れました
1933年に創設された独立スタジオ・日本マンガ(漫画)フィルム研究所が、同年に制作した同社第1作のトーキーアニメ。 ここは平和な猿の国。そこには三吉という、元気で人気者の猿がいた。そんなある日、海を隔てた白熊の国が、自慢の白熊空軍で侵略戦争を仕掛けてくる。三吉をリーダーとした猿たちは一致団結し、日頃の修錬ぶりを発揮。海上で敵軍を待ち伏せ、大打撃を与えるのだった。 日本マンガ(漫画)フィルム研究所の主力クリエイターには、政岡憲三のもとでチーフアニメーターを務めた瀬尾光世が就任。彼が制作(監督・作画)を担当した本作は、ハイテンポで躍動感ある快作となった。比較的平和な時期に作られたアニメ映画だけに戦意高揚の意図などは希薄で、好評の中で「お猿三吉(お猿の三吉)」はシリーズ化されていく。

計測不能 1 1933年秋(10月~12月)アニメランキング1位
お猿の大漁(アニメ映画)

1933年12月1日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
1923年の創設以来、多くの短編アニメを制作公開してきた横浜シネマ商会が1933年に完成させた、同社初のトーキーアニメ映画。 狸が凍った冬の湖面に穴を開け、釣りをしている。その脇でアイススケートをするのはお猿さんだ。やがて狸は巨大ナマズ=魚の王様を釣り上げるが、その凄まじい形相に狸と猿は逃げ帰った。悔しがる猿は仕返しを企て、水中に潜って魚の王様を探すが、しかし敵もさるもの。魚の王様は部下の小魚とともに、待ち構えていた猿を撃退する。猿は狸とともに、また新たな作戦で魚の王様に闘いを挑むが……。 作画・演出を手がける主力クリエイターは、横浜シネマ商会の主力だった村田安次。村田は戦後1947年、本作の続編にあたる『続く大漁』を制作している。
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