1917年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメ一覧 3

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1917年春(4月~6月)アニメランキング1位
猿と蟹(サルとカニの合戦)(アニメ映画)

1917年5月20日
★★★★☆ 3.5 (5)
20人が棚に入れました
1912年に創設された日活(当時・日本活動写真株式会社)の向島撮影所が、大正6年(1917年)に制作した本編5分の作品。本邦2作目のアニメ映画でもある。 狡猾な猿は蟹の握り飯を欲しがり、言葉巧みに自分が持っていた柿の種と取り替えさせた。だがもう捨てるばかりと思っていた柿の種は大きな木に育ち、豊かな実を宿す。猿は今度はその柿の実が欲しくなって……。 時代を超えて広く知られるおとぎ話をもとにしたアニメ映画。企画・作画・演出を手がけたのは、大正期に美術雑誌「現代の洋画」を編集発行していた洋画家・北山清太郎。日活でも活躍し、当初は映画のタイトル部を制作していた北山は、やがて同社の漫画および字幕制作部の主任に就任。1915年頃からアニメ制作の研究を始めて、翌16年には本作の撮影に入ったが、本邦最初のアニメの栄誉は天活の『芋川椋三玄関番之巻』に譲った。

計測不能 1 1917年春(4月~6月)アニメランキング1位
茶目坊新画帳 蚤夫婦仕返しの巻(アニメ映画)

1917年4月28日
★★★★☆ 3.7 (3)
14人が棚に入れました
初の国産のアニメ映画である『芋川椋三玄関番之巻』を制作したマンガ家の下川凹天によるアニメ映画。『芋川椋三玄関番之巻』、『凸凹新画帳・名案の失敗』に続く第3作目にあたり、前2作同様に浅草・キネマ倶楽部にて上映された。なお、資料、フィルム等が残っていないためストーリー等は不明。下川凹天は1916年~1917年の1年半の期間に計5本のアニメ作品を制作したが、原画をトレスするのに電球の直射光を使用したことで目を悪くし、制作会社の天然色活動写真株式会社(天活)を退職した。

計測不能 1 1917年春(4月~6月)アニメランキング1位
芋川椋三宙返りの巻(アニメ映画)

1917年5月1日
★★★★☆ 3.5 (3)
14人が棚に入れました
初の国産のアニメ映画である『芋川椋三玄関番之巻』を制作したマンガ家の下川凹天によるアニメ映画第4作。浅草・キネマ倶楽部にて上映された。資料、フィルムが現存していないため、ストーリー等の詳細は不明だが、タイトルからするに、『芋川椋三玄関番之巻』と同じく、「芋川椋三」なるキャラクターが登場するものと思われる。この当時は、国内にアニメーション制作に関するノウハウはなきに等しく、下川や同時期のアニメ作家・北山清太郎らは、外国産のアニメ映画を見つつ、手探りで撮影方法を模索していったという。
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